JPH1021229A - 情報伝送表示装置、情報伝送表示方法およびテレビ会議装置 - Google Patents

情報伝送表示装置、情報伝送表示方法およびテレビ会議装置

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JPH1021229A
JPH1021229A JP17800596A JP17800596A JPH1021229A JP H1021229 A JPH1021229 A JP H1021229A JP 17800596 A JP17800596 A JP 17800596A JP 17800596 A JP17800596 A JP 17800596A JP H1021229 A JPH1021229 A JP H1021229A
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JP17800596A
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Yasushi Akamatsu
康至 赤松
Takanobu Natsume
高伸 夏目
Shiro Fukushima
史郎 福島
Masaaki Hayashi
雅明 林
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿の推敲作業等の進行を円滑に行なうこと
ができる情報伝送表示装置等を提供する。 【解決手段】 情報処理手段66は、入力手段58から
入力された送信停止命令に基づいて、通信手段64によ
る他の情報伝送表示装置54への情報の送信を停止する
とともに、情報の送信を停止している間は自己の情報伝
送表示装置で情報の処理を実行し、入力手段58から入
力された停止解除命令に基づいて、通信手段64による
他の情報伝送表示装置54への情報の送信を再開する。
また、情報処理手段66は、停止解除命令に基づいて、
履歴採取記憶手段68に記憶した履歴データを参照する
ことにより、情報の送信を停止している間に処理した情
報を他の情報伝送表示装置54に送信する。したがっ
て、自己の装置で複雑な編集作業等を行なう間、不要な
情報の供給を一時的に停止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、情報伝送表示装
置、情報伝送表示方法およびテレビ会議装置に関し、特
に、情報の一時的な伝送の停止に関する。
【0002】
【従来の技術】互いに離れた場所にいる作業者が、同一
の原稿の推敲作業等を共同で行なうために、テレビ会議
装置が用いられる。図31に、従来のテレビ会議装置2
0の構成を表わすブロック図を示す。テレビ会議装置2
0は、ローカルマシン22(自己側)とリモートマシン
24(相手側)とを、通信回線26を介して接続するこ
とにより構成されている。
【0003】ローカルマシン22の記憶部28には、推
敲の対象となる原稿(表示データ)がページごとに記憶
されている。原稿は通信回線26を介して、予め、リモ
ートマシン24に転送され、リモートマシン24の記憶
部38にも記憶されている。また、ローカルマシン22
の表示部34とリモートマシン24の表示部44とは、
同一ページの原稿が表示されるよう構成されている。
【0004】ローカルマシン22側の作業者が、表示さ
れている原稿に対して、円を追加する修正を行なおうと
する場合、該作業者は、入力部36を介して、円を描く
コマンドを入力する。図32に示すように、処理部30
は、このコマンドに基づいて、表示部34に円を描く。
【0005】処理部30は、図31に示すように、この
コマンドを、通信部32、通信回線26を介して、リモ
ートマシン24に送信する。リモートマシン24の処理
部40は、通信部42を介してコマンドを受信し、該コ
マンドに基づいて、図32に示すように、表示部44に
円を描く。
【0006】すなわち、ローカルマシン22側の作業者
が行なった作業が、リモートマシン24側に反映され
る。同様に、リモートマシン24側の作業者が行なった
作業も、ローカルマシン22側に反映される。このよう
にして、互いに離れた場所にいる作業者が、同一の原稿
に対する推敲作業等を共同で行なうことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のテレビ会議装置20には、次のような問題点
があった。たとえば、ローカルマシン22側の作業者
が、複雑な編集作業を行なって図形を描いたり、試行錯
誤しながら図形を描いたりする場合がある。このような
場合、リモートマシン24側の作業者に作図過程を見せ
ると、不要な情報が多いため混乱を招き、かえって推敲
作業を阻害するおそれがある。
【0008】また、ローカルマシン22側の作業者が複
雑な編集作業をしている間に、リモートマシン24側
で、別の作業を行なう場合もある。このような場合、リ
モートマシン24側の作業者は、ローカルマシン22側
における作図過程に興味はなく、作業の結果である当該
図形だけを見たいことがある。
【0009】しかし、従来のテレビ会議装置20におい
ては、ローカルマシン22側の作業者が行なった作業
が、リモートマシン24側に、全て反映される。このた
め、リモートマシン24側に作図過程を見せない方がよ
い場合や、リモートマシン24の作業者が、作業の結果
である図形だけを見たい場合であっても、ローカルマシ
ン22側の作業者が行なった複雑な編集作業の過程や試
行錯誤の過程が、全てリモートマシン24側に表示され
る。このため、不要な情報の供給により、原稿の推敲作
業の円滑な進行が阻害されていた。
【0010】この発明は、このような従来のテレビ会議
装置の問題点を解消し、原稿の推敲作業等の進行を円滑
に行なうことができる情報伝送表示装置、情報伝送表示
方法およびテレビ会議装置を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】
【0012】
【課題を解決するために案出した技術思想】原稿の推敲
作業等の進行を円滑に行なうために、入力された送信停
止命令に基づいて、他の情報伝送表示装置への情報の送
信を停止するとともに、情報の送信を停止している間は
自己の装置で情報の処理を実行し、入力された停止解除
命令に基づいて、他の装置への情報の送信を再開するこ
ととした。
【0013】すなわち、請求項に記載した発明の構成を
示す第1図に記載しているように、請求項1の情報伝送
表示装置は、命令を含む情報を入力する入力手段58、
表示データを含む情報を記憶する記憶手段60、情報に
対応する表示を行なう表示手段62、情報伝送経路56
を介して、他の情報伝送表示装置54と情報の通信を行
なう通信手段64、入力手段58から入力された命令ま
たは通信手段64により受信された命令に基づいて、情
報の記憶、表示または通信のために、情報の処理を行な
う情報処理手段66、を備えた情報伝送表示装置であっ
て、前記情報処理手段66は、入力手段58から入力さ
れた送信停止命令に基づいて、通信手段64による他の
情報伝送表示装置54への情報の送信を停止するととも
に、情報の送信を停止している間は自己の情報伝送表示
装置で情報の処理を実行し、入力手段58から入力され
た停止解除命令に基づいて、通信手段64による他の情
報伝送表示装置54への情報の送信を再開することを特
徴とする。
【0014】請求項2の情報伝送表示装置は、請求項1
の情報伝送表示装置において、前記情報処理手段66に
おける情報の処理の履歴データを採取し、記憶する履歴
採取記憶手段68を設け、前記情報処理手段66は、停
止解除命令に基づいて、履歴採取記憶手段68に記憶し
た履歴データを参照することにより、情報の送信を停止
している間に処理した情報を他の情報伝送表示装置54
に送信することを特徴とする。
【0015】請求項3の情報伝送表示装置は、請求項1
ないし請求項2のいずれかの情報伝送表示装置におい
て、前記情報処理手段66は、情報の送信を停止してい
る間に通信手段64を介して他の情報伝送表示装置54
からの情報を得、得られた情報の処理を実行することを
特徴とする。
【0016】請求項4の情報伝送表示装置は、請求項1
ないし請求項2のいずれかの情報伝送表示装置におい
て、前記情報処理手段66は、送信停止命令に基づい
て、通信手段64による他の情報伝送表示装置54から
の情報の受信をも停止することを特徴とする。
【0017】請求項5の情報伝送表示装置は、請求項2
ないし請求項4のいずれかの情報伝送表示装置におい
て、前記情報処理手段66は、入力手段58から入力さ
れた表示同期化要求命令に基づいて、情報の送信を停止
している間に処理した情報のうち当該命令により指定さ
れた情報のみを他の情報伝送表示装置54に送信するこ
とを特徴とする。
【0018】請求項6の情報伝送表示装置は、請求項2
ないし請求項5のいずれかの情報伝送表示装置におい
て、前記情報処理手段66は、通信手段64により受信
された他の情報伝送表示装置54からの表示同期化要求
命令に基づいて、情報の送信を停止している間に処理し
た情報を当該他の情報伝送表示装置54に送信すること
を特徴とする。
【0019】請求項7の情報伝送表示装置は、請求項1
ないし請求項6のいずれかの情報伝送表示装置におい
て、前記情報処理手段66は、通信手段64により受信
された他の情報伝送表示装置54からの停止解除命令に
基づいて、通信手段64による情報の送信を再開するこ
とを特徴とする。
【0020】請求項8の情報伝送表示装置は、請求項1
ないし請求項7のいずれかの情報伝送表示装置におい
て、前記情報処理手段66は、通信手段64による情報
の通信の状況を、表示手段62に表示することを特徴と
する。
【0021】請求項9の情報伝送表示装置は、請求項1
ないし請求項8のいずれかの情報伝送表示装置におい
て、前記表示手段62は、情報の送信を停止している間
に処理した情報に対応する表示を行なわない第1の表示
領域と、情報の送信を停止している間に処理した情報に
対応する表示をも行なう第2の表示領域とを備えたこと
を特徴とする。
【0022】請求項10のテレビ会議装置は、請求項1
ないし請求項9の情報伝送表示装置のうち1以上の情報
伝送表示装置を、情報伝送経路56を介して複数接続し
たことを特徴とする。
【0023】請求項11の情報伝送表示方法は、命令を
含む情報を入力し、表示データを含む情報を記憶し、情
報に対応する表示を行ない、情報伝送経路56を介し
て、他の装置54と情報の通信を行ない、入力された命
令または受信された命令に基づいて、情報の記憶、表示
または通信のために、情報の処理を行なう情報伝送表示
方法であって、入力された送信停止命令に基づいて、他
の装置54への情報の送信を停止するとともに、情報の
送信を停止している間は自己の装置で情報の処理を実行
し、入力された停止解除命令に基づいて、他の装置54
への情報の送信を再開することを特徴とする。
【0024】請求項12の情報伝送表示方法は、請求項
11の情報伝送表示方法において、情報の処理の履歴デ
ータを採取して記憶し、停止解除命令に基づいて、記憶
した履歴データを参照することにより、情報の送信を停
止している間に処理した情報を他の装置54に送信する
ことを特徴とする。
【0025】請求項13の情報伝送表示方法は、請求項
11ないし請求項12のいずれかの情報伝送表示方法に
おいて、情報の送信を停止している間に他の装置54か
らの情報を得、得られた情報の処理を実行することを特
徴とする。
【0026】請求項14の記憶媒体は、コンピュータが
実行可能なプログラムを記憶したコンピュータ可読の記
憶媒体であって、前記プログラムは、請求項1ないし請
求項13のいずれかの装置又は方法を実現するものであ
ることを特徴とする。
【0027】
【用語の定義】課題を解決するために案出した技術思想
を表現する請求項での用語の概念を、次のとおり定義す
るとともに、その用語と実施形態との関係を説明する。
【0028】「命令」:情報伝送表示装置の動作を指示
するために、入力手段、通信手段等を介して与えられる
情報をいう。実施形態では、図10に示すコマンドおよ
びコマンドに付随する描画のためのデータ等が該当す
る。
【0029】「表示データ」:情報のうち、表示手段に
表示されるデータをいい、文字データ、ドットデータ等
を含む。実施形態では、図9に示す原稿のデータが該当
する。
【0030】「情報伝送経路」:情報の伝えられる経路
をいい、情報伝達媒体、有線、無線、専用、公衆のいか
んを問わない。実施形態では、図1に示す通信回線56
が該当する。
【0031】「情報の処理の履歴データ」:既に実施し
た情報の処理に関するデータをいい、描画命令に伴う処
理のデータ、ページ送り命令に伴う処理のデータ等を含
む。実施形態では、図10に示す履歴データが該当す
る。
【0032】「情報の通信の状況」:情報伝送経路を介
して行なわれる他の情報伝送表示装置との情報のやり取
りの状況をいい、命令の通信状況、表示データの通信状
況等を含む。実施形態では、図12に示すCRT12の
ロックマーク表示域92に表示されている「ロック中」
等の状況が該当する。
【0033】
【発明の効果】請求項1の情報伝送表示装置、請求項1
0のテレビ会議装置および請求項11の情報伝送表示方
法は、入力された送信停止命令に基づいて、他の装置5
4への情報の送信を停止するとともに、情報の送信を停
止している間は自己の装置で情報の処理を実行すること
を特徴とする。
【0034】したがって、作業者は、送信停止命令を入
力することにより、自己の装置で情報の処理を実行しつ
つ、他の装置54への当該処理内容の送信を停止するこ
とができる。つまり、情報の一時的な伝送の停止を行な
うことができる。この結果、自己の装置で複雑な編集作
業等を行なう場合、不必要な作図過程を他の装置54の
作業者に見せないですむ。すなわち、不要な情報の供給
を停止することにより、原稿の推敲作業等を混乱なく進
めることができる。
【0035】請求項2の情報伝送表示装置および請求項
12の情報伝送表示方法は、情報の処理の履歴データを
採取して記憶し、停止解除命令に基づいて、記憶した履
歴データを参照することにより、情報の送信を停止して
いる間に処理した情報を他の装置に送信することを特徴
とする。
【0036】したがって、作業者は、停止解除命令を入
力することにより、情報の送信を停止している間に処理
した内容を、他の装置54へ伝送することができる。す
なわち、後に必要となった場合には、編集作業の過程を
他の装置54の作業者に見せることができる。このた
め、原稿の推敲作業等を円滑に進めることができる。
【0037】請求項3の情報伝送表示装置および請求項
13の情報伝送表示方法は、情報の送信を停止している
間に他の装置54からの情報を得、得られた情報の処理
を実行することを特徴とする。したがって、他の装置5
4における作業内容を参考にしながら、自己の装置だけ
で編集作業を行なうことができる。このため、原稿の推
敲作業等をより円滑に進めることができる。
【0038】請求項4の情報伝送表示装置は、送信停止
命令に基づいて、他の装置54からの情報の受信をも停
止することを特徴とする。したがって、他の装置54か
らの情報を断つことで、自己の装置における編集作業に
専念することができる。このため、原稿の推敲作業等を
円滑に進めることができる。
【0039】請求項5の情報伝送表示装置は、入力され
た表示同期化要求命令に基づいて、情報の送信を停止し
ている間に処理した情報のうち当該命令により指定され
た情報のみを他の装置54に送信することを特徴とす
る。
【0040】したがって、作業者は、表示同期化要求命
令を入力することにより、見せたい情報だけを選択して
送信することができる。このため、複雑な編集作業や試
行錯誤の過程を見せることなく、作業の結果だけを、他
の装置54の作業者に見せることができる。すなわち、
原稿の推敲作業等をより効率的に進めることができる。
【0041】請求項6の情報伝送表示装置は、受信され
た他の装置54からの表示同期化要求命令に基づいて、
情報の送信を停止している間に処理した情報を当該他の
情報伝送表示装置54に送信することを特徴とする。
【0042】したがって、情報の送信が停止していると
きであっても、他の装置54の作業者は、表示同期化要
求命令を送信することにより、当該送信を停止している
装置に対して、情報の送信を要求することができる。す
なわち、必要な場合には、他の作業者の編集作業の内容
を知ることで、原稿の推敲作業等を円滑に行なうことが
できる。
【0043】請求項7の情報伝送表示装置は、受信され
た他の装置54からの停止解除命令に基づいて、通信手
段64による情報の送信を再開することを特徴とする。
したがって、他の装置54の作業者は、必要な場合に
は、停止解除命令を送信することにより、情報の送信を
再開させることができる。すなわち、原稿の推敲作業等
をより円滑に行なうことができる。
【0044】請求項8の情報伝送表示装置は、情報の通
信の状況を表示することを特徴とする。したがって、作
業者は、現在、情報の送信が行なわれているか停止して
いるか、また、情報の送信を停止している場合に、他の
装置54との間で表示同期化がなされているか否かを、
容易に知ることができる。このため、原稿の推敲作業等
をより容易に進めることができる。
【0045】請求項9の情報伝送表示装置は、情報の送
信を停止している間に処理した情報に対応する表示を行
なわない第1の表示領域と、情報の送信を停止している
間に処理した情報に対応する表示をも行なう第2の表示
領域とを備えたことを特徴とする。
【0046】したがって、第1の表示領域は共用画面と
して機能させ、第2の表示領域は自己専用画面として機
能させることができる。すなわち、作業者は、第1の表
示領域を見ることにより他の装置54における作業状況
を把握し、かつ、第2の表示領域に自己の編集作業過程
のみを表示させることができる。このため、原稿の推敲
作業等がさらに容易になる。
【0047】請求項14の記憶媒体は、請求項1ないし
請求項13のいずれかの情報伝送表示装置、テレビ会議
装置または報伝送表示方法をコンピュータを用いて実現
するためのプログラム、を記憶したことを特徴とする。
【0048】したがって、コンピュータに読取らせるこ
とにより、情報伝送表示装置等を実現することができ
る。すなわち、さらに容易に、原稿の推敲作業等を行な
うことのできる情報伝送表示装置等を実現することがで
きる。
【0049】
【発明の実施の形態】図1に、この発明の一実施形態に
よるテレビ会議装置50の全体構成を示す。テレビ会議
装置50は、情報伝送表示装置(ローカルマシン)52
と他の情報伝送表示装置(リモートマシン)54とを、
情報伝送経路(通信回線)56を介して接続することに
より、構成されている。
【0050】ローカルマシン52において、入力手段5
8は、命令を含む情報を入力する。記憶手段60は、表
示データを含む情報を記憶する。表示手段62は、情報
に対応する表示を行なう。
【0051】通信手段64は、情報伝送経路56を介し
て、他の情報伝送表示装置54と情報の通信を行なう。
情報処理手段66は、入力手段58から入力された命令
または通信手段64により受信された命令に基づいて、
情報の記憶、表示または通信のために、情報の処理を行
なう。履歴採取記憶手段68は、情報処理手段66にお
ける情報の処理の履歴データを採取し、記憶する。
【0052】また、情報処理手段66は、入力手段58
から入力された送信停止命令に基づいて、通信手段64
による他の情報伝送表示装置54への情報の送信を停止
するとともに、情報の送信を停止している間は自己の情
報伝送表示装置で情報の処理を実行し、入力手段58か
ら入力された停止解除命令に基づいて、通信手段64に
よる他の情報伝送表示装置54への情報の送信を再開す
る。
【0053】また、情報処理手段66は、停止解除命令
に基づいて、履歴採取記憶手段68に記憶した履歴デー
タを参照することにより、情報の送信を停止している間
に処理した情報を他の情報伝送表示装置54に送信す
る。
【0054】また、情報処理手段66は、情報の送信を
停止している間に通信手段64を介して他の情報伝送表
示装置54からの情報を得、得られた情報の処理を実行
する。
【0055】また、情報処理手段66は、入力手段58
から入力された表示同期化要求命令に基づいて、情報の
送信を停止している間に処理した情報のうち当該命令に
より指定された情報のみを他の情報伝送表示装置54に
送信する。
【0056】また、情報処理手段66は、通信手段64
により受信された他の情報伝送表示装置54からの表示
同期化要求命令に基づいて、情報の送信を停止している
間に処理した情報を当該他の情報伝送表示装置54に送
信する。
【0057】また、情報処理手段66は、通信手段64
により受信された他の情報伝送表示装置54からの停止
解除命令に基づいて、通信手段64による情報の送信を
再開する。
【0058】さらに、情報処理手段66は、通信手段6
4による情報の通信の状況を表示手段62に表示する。
【0059】なお、この実施形態においては、リモート
マシン54の構成は、上述のローカルマシン52と、ほ
ぼ同様である。
【0060】図1のテレビ会議装置50の各機能をCP
Uを用いて実現した場合のハードウェア構成の一例を、
図2に示す。なお、図2は、テレビ会議装置50のうち
ローカルマシン52を表わしたものである。リモートマ
シン54のハードウェア構成も、図2の構成と、ほぼ同
様である。
【0061】記憶手段60であるハードディスク2に
は、推敲作業のためのプログラム、表示データ、履歴デ
ータ等が記憶されている。主メモリ4には、ハードディ
スク2に記憶されたプログラム等がロードされる。情報
処理手段66であるCPU6は、主メモリ4にロードさ
れたプログラムを実行する。
【0062】入力手段58であるキーボード8、マウス
10を介して、CPU6に命令が送られる。表示手段6
2であるCRT12は、表示データ、履歴データ等を表
示する。また、外部機器(図示せず)との間でのプログ
ラムや各種データの授受は、FDD(フレキシブルディ
スクドライブ)14を介して、フレキシブルディスク
(図示せず)により行なわれる。
【0063】通信手段64である通信制御部16は、通
信回線56(図1参照)を介して、リモートマシン54
との間で、命令、表示データ等の通信を行なう。図1の
履歴採取記憶手段68は、図2のハードディスク2およ
びCPU6に対応する。
【0064】図3〜図8は、テレビ会議装置50を用い
て、互いに離れた場所にいる作業者が、同一の原稿の推
敲作業等を共同で行なう場合のフローチャートである。
図2〜図8に基づいて、図9〜図26を参照しつつ、こ
の場合の処理について説明する。
【0065】ハードディスク2には、表示データである
原稿のデータがページごとに記憶されている。図9はこ
のような原稿の1ページ分を例示した図面である。図9
に示す原稿には、絵および文章が記載されている。図3
のフローチャートに示すように、CPU6は、まず、原
稿の全ページ分のデータを、通信制御部16、通信回線
56(図1参照)を介して、リモートマシン54(図1
参照)に転送する(ステップS2)。
【0066】リモートマシン54は、原稿の全ページ分
のデータを受付けたことを確認して、受付信号をローカ
ルマシン52に返す(ステップS18)。このようにし
て、ローカルマシン52とリモートマシン54との間で
同一の原稿を保持することが可能となる。なお、この実
施形態においては、ローカルマシン52とリモートマシ
ン54との間で、原稿の同一ページが表示されるよう構
成されている。
【0067】つぎにCPU6は、命令であるコマンドの
受付を開始する(ステップS4)。CPU6は受付けた
コマンドの種類を判断し(ステップS6)、受付けたコ
マンドがロックコマンドではない場合すなわち描画コマ
ンド等である場合、当該コマンドを通信制御部16、通
信回線56(図1参照)を介して、リモートマシン54
に送信する(ステップS8)。
【0068】つぎにCPU6は、当該コマンドをハード
ディスク2に履歴登録する(ステップS10)。ハード
ディスク2に登録されたローカルマシン52側の、コマ
ンドの履歴データの構造の一例を図10に示す。履歴デ
ータは、「履歴No.」、コマンドの「種類」、描画図形
や文章記載枠等の「サイズ」、図形等が表示されるCR
T12上の「位置」、ビットマップデータや文章の内容
を記憶しているファイル名等を表わす「備考」、コマン
ドが入力されたマシンを表わす「入力マシン」、および
送信状態か送信停止状態かを表わす「ロック状態」の各
欄を備えている。なお、この実施形態においては、「入
力マシン」欄において、「A」はローカルマシン52を
表わし、「B」はリモートマシン54を表わす。
【0069】つぎにCPU6は、当該コマンドを実行す
る(ステップS12)。当該コマンドが、たとえば円の
描画コマンドである場合は、CPU6は、図11に示す
ように、ローカルマシン52のCRT12に、円を表示
する。同時に、CPU6は、CRT12の一部に設けら
れた履歴表示域90に、現在までの履歴データを表示す
る。したがって、この時点では、履歴表示域90には、
図10に示す履歴データの履歴No.1だけが表示され
る。
【0070】上述のステップS4〜ステップS12の処
理を繰り返すことにより、推敲作業が進行する。推敲作
業において、円および三角の図形の描画コマンドがロー
カルマシン52から入力された場合、履歴データは図1
0のようになる。さらに、この描画コマンドが実行され
ると、CRT12は図11に示す状態となる。
【0071】CPU6は、キーボード8等から推敲作業
終了命令が入力されたか否かを監視しており(ステップ
S14)、推敲作業終了命令を検知すると、リモートマ
シン54に、推敲作業の終了信号を送信し(ステップS
16)、推敲作業を終了する。
【0072】一方、リモートマシン54は、ステップS
8においてローカルマシン52から送信されたコマンド
を受付ける(ステップS20)。リモートマシン54
は、ローカルマシン52同様、受付けたコマンドを履歴
登録し(ステップS22)、当該コマンドを実行する
(ステップS24)。
【0073】このように、ローカルマシン52から転送
された描画コマンド等に対応して、上述のステップS2
0〜ステップS24の処理を繰り返すことで、ローカル
マシン52においてなされた推敲作業が、そのまま、リ
モートマシン54においてもなされることになる。
【0074】すなわち、図11に示すように、リモート
マシン54のCRT112に、円および三角が表示され
る。またCRT112の一部に設けられた履歴表示域1
90に、現在までの履歴データが表示される。この時点
における、リモートマシン54側のコマンドの履歴デー
タは、図10に示すローカルマシン52側の履歴データ
と同じである。
【0075】リモートマシン54は、ローカルマシン5
2から送信される推敲作業終了命令を監視しており(ス
テップS26)、推敲作業終了命令を検知すると、推敲
作業を終了する。
【0076】なお、リモートマシン54側からもコマン
ドを入力することができる(ステップS20)。リモー
トマシン54は、入力されたコマンドを履歴登録すると
ともに(ステップS22)、実行する(ステップS2
4)。説明の便宜上、図3には示していないが、リモー
トマシン54側から入力された描画コマンド等は、ロー
カルマシン52側にも転送され、ローカルマシン52側
においても実行される。
【0077】つぎに、推敲作業中にロックコマンドが入
力された場合の処理について説明する。ローカルマシン
52側の作業者が、これから行なう描画作業をリモート
マシン54側に見せたくない場合には、送信停止命令で
あるロックコマンドを入力する。この実施形態において
は、図11に示すローカルマシン52側のCRT12の
ロックマーク表示域92に表示された「ロック」マーク
を、マウス10でクリックすることによりロックコマン
ドを入力するよう構成している。
【0078】CPU6は、入力されたコマンドがロック
コマンドであると判断した場合(図3、ステップS
6)、図4に示すように、当該ロックコマンドをリモー
トマシン54に送信するとともに(ステップS28)、
自己のマシンに対してロック状態を設定する(ステップ
S30)。
【0079】ロック状態が設定されると、図12に示す
ように、ローカルマシン52側のCRT12のロックマ
ーク表示域92およびリモートマシン54側のCRT1
12のロックマーク表示域192に、「ロック中」マー
クが表示される。また、以後ローカルマシン52に入力
されたコマンドはリモートマシン54に送信されず、ロ
ーカルマシン52でのみ処理される。
【0080】すなわち、キーボード8等からコマンドが
入力されると、CPU6は、そのコマンドを受付ける
(ステップS32)。CPU6は、入力コマンドの種類
を判断し(ステップS34)、判断の結果、コマンド
が、後述する解除コマンドでも同期化コマンドでもない
場合、たとえば描画コマンドであった場合には、ハード
ディスク2に、コマンドの履歴を登録する(ステップS
36)。
【0081】この場合、ロック状態において入力された
コマンドであること、つまり、リモートマシン54に送
信されていないコマンドであることを示すため、該当す
るコマンドの履歴データの「ロック状態」欄に「ロッ
ク」フラグが立てられる(図13参照)。
【0082】つぎにCPU6は、当該描画コマンドを実
行する(ステップS38)。上述のステップS32〜ス
テップS38を繰り返すことにより、図14に示すよう
に、ローカルマシン52の作業者は、自己のCRT12
内でのみ、描画作業を進めることができる。なお、図1
3は、図14の状態におけるローカルマシン52側の履
歴データである。
【0083】一方、リモートマシン54は、ローカルマ
シン52から送信されたロックコマンドを受信し(ステ
ップS40)、ロック状態の設定を行なう(ステップS
42)。
【0084】上述のように、ロック状態設定後にローカ
ルマシン52側に入力された描画コマンド(図14の例
では、四角の描画コマンド、および、ひし形の描画コマ
ンド)は、リモートマシン54に送信されず、したがっ
て、図14に示すように、リモートマシン54のCRT
112には、四角、ひし形が表示されない。また、図1
4の状態におけるリモートマシン54側の履歴データ
は、図10のままである。
【0085】ただし、リモートマシン54自身は、コマ
ンドの入力を受付けることができる。リモートマシン5
4側で入力されたコマンドを受付け(ステップS4
4)、判断の結果(ステップS46)、受付けたコマン
ドの種類が、後述する解除コマンドでも同期化コマンド
でもない場合、たとえば、星形の描画コマンドである場
合は、当該コマンドをローカルマシン52に送信すると
ともに(ステップS48)、図15に示すように、自己
の履歴データに登録し(ステップS50)、当該コマン
ドを実行する(ステップS52)。すなわち、図16に
示すように、リモートマシン54のCRT112に、星
形の図形が追加表示される。
【0086】ステップS48において送信された、星形
の描画コマンドは、ローカルマシン52で受付けられ
(ステップS32)、図17に示すように、ローカルマ
シン52の履歴データに登録されるとともに(ステップ
S36)、実行される(ステップS38)。すなわち、
図18に示すように、ローカルマシン52のCRT12
にも、星形の図形が表示される。
【0087】このように、この実施形態においては、ロ
ック状態であっても、リモートマシン54から入力され
た描画コマンド等は、ローカルマシン52にも転送さ
れ、実行されるよう構成している。ただし、ロック状態
の場合に、リモートマシン54から入力された描画コマ
ンド等が、ローカルマシン52に転送されないよう構成
することもできる。この場合、図4のフローチャートか
ら、ステップS48を削除した構成にしておけばよい。
【0088】つぎに、ロック状態において、ローカルマ
シン52から停止解除命令である解除コマンド入力され
た場合の処理について説明する。ロック状態において、
ローカルマシン52の作業者は、解除コマンドを、マウ
ス10等を用いて入力することにより、ロック状態を解
除することができる。
【0089】図4において、入力されたコマンドが解除
コマンドであるとCPU6が判断した場合(ステップS
34)、図5に示すように、自己の履歴データ(図13
参照、なお、以下、説明の便宜上、図17の履歴データ
に示される星形の図形は描かれなかったものとする。)
から、「ロック」フラグの立てられたコマンドを検索す
る(ステップS54)。
【0090】つぎにCPU6は、ロック解除信号ととも
に、検索した「ロック」フラグ付きのコマンドを、リモ
ートマシン54に送信するとともに(ステップS5
6)、ロック解除設定処理を行なう(ステップS5
8)。すなわち、CPU6は、図19に示すように、履
歴データの「ロック」フラグを消去し、以後入力された
コマンドをリモートマシン54に送信するよう設定す
る。その後、CPU6は、制御を図3のステップS14
に戻す。
【0091】一方、リモートマシン54は、ロック解除
信号とともに、「ロック」フラグ付きのコマンドを受信
し(ステップS60)、受信した「ロック」フラグ付き
のコマンドを、「ロック」フラグなしのコマンドとし
て、履歴登録する(ステップS62)。したがって、リ
モートマシン54側の履歴データは、図19に示すロー
カルマシン52側の履歴データと同じになる。すなわ
ち、図20に示すように、リモートマシン54側のCR
T112の履歴表示域190には、ローカルマシン52
側のCRT12の履歴表示域90に表示される履歴デー
タと同じデータが表示される。
【0092】つぎにリモートマシン54は、前ステップ
において履歴登録されたコマンドを実行する(ステップ
S64)。すなわち、図21に示すように、四角の図形
とひし形の図形とが追加され、ローカルマシン52(図
20参照)と同じ状態になる。その後、リモートマシン
54の制御は、図3のステップS26に戻される。
【0093】このように、ロック状態となっている場
合、ローカルマシン52の作業者は、解除コマンドを入
力することにより、ロック状態を解除することができ
る。
【0094】つぎに、ロック状態において、ローカルマ
シン52から、表示同期化要求命令である同期化コマン
ドが入力された場合の処理について説明する。ロック状
態を維持しつつ、「ロック」フラグ付きのコマンドをリ
モートマシン54に送信し実行させることにより、リモ
ートマシン54側にもローカルマシン52側と同様の表
示を行なわせること(同期化)ができる。
【0095】ローカルマシン52の作業者は、図22に
示すように、CRT12の履歴表示域90に表示された
「ロック」フラグ付きのコマンドの中から、リモートマ
シン54との間で同期化したいコマンド(たとえば、図
13に示す履歴No.3の「四角」の描画コマンド)を、
マウス10等を用いて選択する。
【0096】この選択動作を検知して、CPU6は、同
期化コマンドが入力されたものと判断する(図4、ステ
ップS34)。この判断にしたがって、CPU6は、図
6に示すように、同期化コマンドをリモートマシン54
に送信し(ステップS66)、リモートマシン54が同
期化を承諾するか否かの回答を待つ。
【0097】リモートマシン54は、ローカルマシン5
2から送信された同期化コマンドを受信すると(ステッ
プS74)、図22に示すように、同期化コマンドを承
諾するか否かを選択するための選択画面を、CRT11
2に表示する。
【0098】リモートマシン54側の作業者は、マウス
等を用いて、「はい」または「いいえ」を入力する。リ
モートマシン54はこの入力を判断し(ステップS7
6)、同期化コマンドを承諾すると判断した場合は、ロ
ーカルマシン52に対し承諾信号を送信する(ステップ
S80)。同期化コマンドを拒否すると判断した場合
は、拒否信号を送信し(ステップS78)、その後、制
御を図4のステップS44に戻す。
【0099】ローカルマシン52のCPU6は、リモー
トマシン54からの回答を受信すると(ステップS6
8)、回答の内容を判断する(ステップS70)。CP
U6は、同期化の要求を承諾する旨の回答を得た場合、
同期化の対象となるコマンド(上述の例では四角の描画
コマンド)を、リモートマシン54に送信し(ステップ
S72)、図23に示すように、自己の履歴データのう
ち四角の描画コマンドの「ロック」フラグを解除する。
CPU6は、その後、制御を図4のステップS32に戻
す。ステップS70において、同期化の要求を拒否する
旨の回答を得た場合、CPU6は、何もせずに、制御を
図4のステップS32に戻す。
【0100】リモートマシン54は、ローカルマシン5
2から送信された四角の描画コマンドを受信し(ステッ
プS82)、図24に示すように、自己の履歴データと
して登録する(ステップS84)とともに、この描画コ
マンドを実行する(ステップS86)。これにより、図
25に示すように、リモートマシン54のCRT112
には、四角の図形が表示される。リモートマシン54
は、その後、制御を図4のステップS44に戻す。
【0101】このように、ロック状態を維持しつつ、ロ
ーカルマシン52側の作業者は、「ロック」フラグ付き
のコマンドのうち指定したコマンドを、リモートマシン
54に送信し実行させることができる。
【0102】つぎに、ロック状態において、リモートマ
シン54から解除コマンド入力された場合の処理につい
て説明する。ロック状態であっても、リモートマシン5
4からロック状態の解除を要求することができる。リモ
ートマシン54の作業者により解除コマンドが入力され
た場合、リモートマシン54は、これを解除コマンドで
あると判断する(図4、ステップS46)。
【0103】この判断にしたがって、リモートマシン5
4は、図7に示すように、解除コマンドをローカルマシ
ン52に送信し(ステップS100)、ローカルマシン
52が当該解除コマンドを承諾するか否かの回答を待
つ。
【0104】ローカルマシン52のCPU6は、リモー
トマシン54から送信された解除コマンドを受信すると
(ステップS88)、ロック状態の解除の要求を承諾す
るか否かを選択するための選択画面(図示せず)を、C
RT12に表示する。
【0105】ローカルマシン52側の作業者は、マウス
10等を用いて、上記選択を行なう。CPU6はこの選
択入力を判断し(ステップS90)、解除要求を承諾す
る場合は、自己の履歴データ(図13参照)から「ロッ
ク」フラグ付きのコマンドを検索し(ステップS9
2)、該当するコマンドをリモートマシン54に送信す
る(ステップS94)。CPU6は、図19に示すよう
に、履歴データの「ロック」フラグを消去し、その後、
制御を図3のステップS14に戻す。
【0106】ステップS90において解除要求を拒否す
る場合、CPU6は、拒否信号を送信し(ステップS9
8)、その後、制御を図4のステップS32に戻す。
【0107】リモートマシン54は、ローカルマシン5
2からの回答を受信すると(ステップS102)、回答
の内容を判断する(ステップS104)。リモートマシ
ン54は、ステップS102で描画コマンド等を受信し
た場合は、解除の要求を承諾する旨の回答であると判断
し、受信したコマンド(四角およびひし形の描画コマン
ド)を、自己の履歴データとして登録(図19参照)す
るとともに(ステップS106)、この描画コマンドを
実行する(ステップS108)。これにより、図21に
示すように、CRT112に四角の図形とひし形の図形
とが追加される。その後、リモートマシン54の制御
は、図3のステップS26に戻される。
【0108】リモートマシン54は、ステップS102
で解除の要求を拒否する旨の回答を得た場合、何もせず
に、制御を図4のステップS44に戻す。
【0109】このように、ロック状態であっても、リモ
ートマシン54からロック状態の解除を要求することが
できる。
【0110】つぎに、ロック状態において、リモートマ
シン54から同期化コマンドが入力された場合の処理に
ついて説明する。ロック状態を維持しつつ、ローカルマ
シン52側の「ロック」フラグ付きのコマンドを、ロー
カルマシン52から送信してもらい、これを実行するこ
とで、リモートマシン54側にもローカルマシン52側
と同様の表示を行なうこと(同期化)ができる。
【0111】リモートマシン54の作業者により同期化
コマンドが入力された場合、リモートマシン54は、こ
れを同期化コマンドであると判断する(図4、ステップ
S46)。この判断にしたがって、リモートマシン54
は、図8に示すように、同期化コマンドをローカルマシ
ン52に送信し(ステップS120)、ローカルマシン
52が同期化を承諾するか否かの回答を待つ。
【0112】ローカルマシン52のCPU6は、リモー
トマシン54から送信された同期化コマンドを受信する
と(ステップS110)、図26に示すように、表示の
同期化を承諾するか否かを選択するための選択画面を、
CRT12に表示する。
【0113】ローカルマシン52側の作業者は、マウス
10等を用いて、「はい」または「いいえ」を入力す
る。CPU6はこの入力を判断し(ステップS11
2)、同期化コマンドを承諾する場合は、自己の履歴デ
ータ(図13参照)から「ロック」フラグ付きのコマン
ドを検索し(ステップS114)、該当するコマンドを
リモートマシン54に送信する(ステップS116)。
CPU6は、図19に示すように、自己の履歴データの
「ロック」フラグを消去し、その後、制御を図4のステ
ップS32に戻す。
【0114】ステップS112において同期化コマンド
を拒否する場合、CPU6は、拒否信号を送信し(ステ
ップS118)、その後、制御を図4のステップS32
に戻す。
【0115】リモートマシン54は、ローカルマシン5
2からの回答を受信すると(ステップS122)、回答
の内容を判断する(ステップS124)。リモートマシ
ン54は、ステップS122で描画コマンド等を受信し
た場合は、同期化の要求を承諾する旨の回答であると判
断し、受信したコマンド(四角およびひし形の描画コマ
ンド)を、自己の履歴データとして登録(図19参照)
するとともに(ステップS126)、この描画コマンド
を実行する(ステップS128)。これにより、図21
に示すように、CRT112に四角の図形とひし形の図
形とが追加される。その後、リモートマシン54の制御
は、図4のステップS44に戻される。
【0116】リモートマシン54は、ステップS122
で同期化の要求を拒否する旨の回答を得た場合、何もせ
ずに、制御を図4のステップS44に戻す。
【0117】このように、ロック状態を維持しつつ、ロ
ーカルマシン52側の「ロック」フラグ付きのコマンド
を送信してもらい、これを実行することができる。
【0118】なお、上述の実施形態においては、リモー
トマシン54側から入力された解除コマンドに基づい
て、ロック状態を解除するよう構成したが、リモートマ
シン54側からの解除コマンドを受付けないよう構成す
ることもできる。
【0119】また、上述の実施形態においては、リモー
トマシン54側から入力された同期化コマンドに基づい
て、同期化を行なうよう構成したが、リモートマシン5
4側からの同期化コマンドを受付けないよう構成するこ
ともできる。
【0120】また、上述の実施形態においては、ローカ
ルマシン52側から入力された同期化コマンドに基づい
て、同期化を行なうよう構成したが、ローカルマシン5
2側からの同期化コマンドを受付けないよう構成するこ
ともできる。
【0121】つぎに、図3および図27〜図28に、こ
の発明の他の実施形態によるテレビ会議装置を用いて、
原稿の推敲作業等を行なう場合のフローチャートを示
す。図3および図27〜図28のフローチャートに表わ
される処理を行なうためのテレビ会議装置の全体構成
は、図1に示すテレビ会議装置50と、ほぼ同様であ
る。
【0122】ただし、この実施形態においては、表示手
段62は、情報の送信を停止している間に処理した情報
に対応する表示を行なわない第1の表示領域と、情報の
送信を停止している間に処理した情報に対応する表示を
も行なう第2の表示領域とを備えている。
【0123】なお、この実施形態におけるテレビ会議装
置の各機能をCPUを用いて実現した場合のハードウェ
ア構成の一例は、図2に示す構成と同様である。図2、
図3および図27〜図28に基づいて、図29〜図30
を参照しつつ、この場合の処理について説明する。図3
のフローチャートに示す処理、すなわち、ロックコマン
ドが入力される前の処理は、前述の実施形態の場合と同
様である。
【0124】図27に示すように、推敲作業中にロック
コマンドが入力された場合の処理は、前述の実施形態の
図4に示す処理とほぼ同様である。ただし、図27に示
す処理においては、ロックコマンドが入力された場合、
図29に示すように、CRT12に、第2の表示領域で
ある専用画面94を開く(ステップS202)点で、図
4に示す処理と異なる。
【0125】すなわち、この実施形態においては、ロッ
クコマンドが入力される前は、CRT12には、第1の
表示領域である共用画面96と、履歴表示域90とが開
かれており、ロックコマンドが入力されると、さらに、
専用画面94も開かれる。ロック状態においてローカル
マシン52側から入力された描画コマンド等により生成
された図形等(図29の例では、四角およびひし形)
は、共用画面96には表示されず、専用画面94にのみ
表示される。
【0126】また、図28に示すように、ロック状態に
おいて解除コマンドが入力された場合の処理は、前述の
実施形態の図5に示す処理とほぼ同様である。ただし、
図28に示す処理においては、CPU6は、解除コマン
ドが入力された場合、自己の履歴データ(図13参照)
に登録された「ロック」フラグ付きのコマンドを、CR
T12の共用画面96に対し、実行する(ステップS2
24)点で、図5に示す処理と異なる。
【0127】すなわち、図30に示すように、専用画面
94の内容が、そのまま共用画面96にコピーされるこ
とになる。CPU6は、その後、専用画面94を閉じる
(ステップS228)。
【0128】このように、この実施形態においては、通
常状態では、共用画面96を用いて推敲作業等を行な
い、ロック状態では、共用画面96はそのまま表示させ
るとともに、自分だけの編集用の専用画面94をも開く
よう構成している。したがって、他のマシンの推敲作業
を共用画面96で確認しつつ、専用画面94を使用して
自分だけで複雑な図形の編集作業等を行なうことができ
る。
【0129】なお、この実施形態においては、前述の実
施形態と異なり、同期化コマンドおよびリモートマシン
54側からの解除コマンドを想定していないが、前述の
実施形態のように、これらのコマンドの一部または全部
を想定して構成することもできる。また、ロック状態に
おいてリモートマシン54側から入力された描画コマン
ド等を、ローカルマシン52側へ送信しないよう構成し
たが、当該コマンドをローカルマシン52側へ送信する
よう構成することもできる。
【0130】また、この実施形態においては、専用画面
94と共用画面96とを同一のCRT12上に表示する
よう構成したが、専用画面94と共用画面96とを異な
るCRT上に表示するよう構成することもできる。
【0131】なお、上述の各実施形態においては、ロッ
ク状態であるか否か等、情報の通信の状況をCRTに表
示するよう構成したが、情報の通信の状況をCRTに表
示しないよう構成することもできる。
【0132】また、上述の各実施形態においては、解除
コマンドの実行時に、「ロック」フラグ付きのコマンド
をリモートマシン54に送信し、リモートマシン54に
おいて送信されたコマンドを実行するよう構成したが、
解除コマンドの実行時に、「ロック」フラグ付きのコマ
ンドをリモートマシン54において実行しないよう構成
することもできる。
【0133】また、上述の各実施形態においては、コマ
ンドとして、原稿に円等の図形を追加する描画コマンド
を含むよう構成したが、コマンドはこれらに限定される
ものではなく、文章を追加するコマンドやページ送りコ
マンドなど、全てのコマンドを含むよう構成することも
できる。
【0134】また、上述の各実施形態においては、同種
の情報伝送装置を2つ接続することにより、テレビ会議
装置を構成したが、同種の情報伝送装置を3つ以上接続
して、テレビ会議装置を構成することもできる。さら
に、テレビ会議装置は、異種の情報伝送装置を含むよう
構成することもできる。
【0135】また、上述の各実施形態においては、CP
U6は、ハードディスク2に記憶されたプログラムにし
たがい、各部を制御する。このプログラムは、FDD1
4を介して、プログラムが記憶されたフレキシブルディ
スクから読み出されてハードディスク2にインストール
されたものである。なお、フレキシブルディスク以外
に、CD−ROM、ICカード等のプログラムを記憶し
たコンピュータ可読の記憶媒体から、ハードディスク2
にインストールさせるようにしてもよい。さらに、通信
回線を用いてダウンロードするようにしてもよい。
【0136】また、上述の各実施形態においては、プロ
グラムをフレキシブルディスクからハードディスク2に
インストールさせることにより、フレキシブルディスク
に記憶させたプログラムを間接的にコンピュータに実行
させるようにしている。しかし、これに限定されること
なく、フレキシブルディスクに記憶させたプログラムを
FDD14から直接的に実行するようにしてもよい。な
お、コンピュータによって、実行可能なプログラムとし
ては、そのままのインストールするだけで直接実行可能
なものはもちろん、一旦他の形態等に変換が必要なもの
(例えば、データ圧縮されているものを、解凍する
等)、さらには、他のモジュール部分と組合わせて実行
可能なものも含む。
【0137】なお、上述の各実施形態においては、CP
U6を用いて、図1に示すテレビ会議装置50の各機能
を実現した場合を例に説明したが、当該各機能の一部ま
たは全部を、ハードウェアロジックにより実現するよう
構成することもできる。
【0138】また、上述の各実施形態においては、この
発明をテレビ会議装置に適用した場合を例に説明した
が、この発明はテレビ会議装置に限定されるものではな
く、情報伝送表示装置、情報伝送表示装置一般に適用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態によるテレビ会議装置5
0の全体構成を示す図面である。
【図2】図1のテレビ会議装置50の各機能をCPUを
用いて実現した場合のハードウェア構成の一例を示す図
面である。
【図3】テレビ会議装置50を用いて、互いに離れた場
所にいる作業者が、同一の原稿の推敲作業等を共同で行
なう場合のフローチャートの一部である。
【図4】テレビ会議装置50を用いて、互いに離れた場
所にいる作業者が、同一の原稿の推敲作業等を共同で行
なう場合のフローチャートの一部である。
【図5】テレビ会議装置50を用いて、互いに離れた場
所にいる作業者が、同一の原稿の推敲作業等を共同で行
なう場合のフローチャートの一部である。
【図6】テレビ会議装置50を用いて、互いに離れた場
所にいる作業者が、同一の原稿の推敲作業等を共同で行
なう場合のフローチャートの一部である。
【図7】テレビ会議装置50を用いて、互いに離れた場
所にいる作業者が、同一の原稿の推敲作業等を共同で行
なう場合のフローチャートの一部である。
【図8】テレビ会議装置50を用いて、互いに離れた場
所にいる作業者が、同一の原稿の推敲作業等を共同で行
なう場合のフローチャートの一部である。
【図9】原稿の1ページ分を例示した図面である。
【図10】履歴データのデータ構造の一例を示す図面で
ある。
【図11】CRT12およびCRT112の画面を表わ
す図面である。
【図12】CRT12およびCRT112の画面を表わ
す図面である。
【図13】履歴データのデータ構造の一例を示す図面で
ある。
【図14】CRT12およびCRT112の画面を表わ
す図面である。
【図15】履歴データのデータ構造の一例を示す図面で
ある。
【図16】CRT12およびCRT112の画面を表わ
す図面である。
【図17】履歴データのデータ構造の一例を示す図面で
ある。
【図18】CRT12およびCRT112の画面を表わ
す図面である。
【図19】履歴データのデータ構造の一例を示す図面で
ある。
【図20】CRT12およびCRT112の画面を表わ
す図面である。
【図21】CRT112の画面を表わす図面である。
【図22】CRT12およびCRT112の画面を表わ
す図面である。
【図23】履歴データのデータ構造の一例を示す図面で
ある。
【図24】履歴データのデータ構造の一例を示す図面で
ある。
【図25】CRT12およびCRT112の画面を表わ
す図面である。
【図26】CRT12およびCRT112の画面を表わ
す図面である。
【図27】この発明の他の実施形態によるテレビ会議装
置を用いて、互いに離れた場所にいる作業者が、同一の
原稿の推敲作業等を共同で行なう場合のフローチャート
の一部である。
【図28】この発明の他の実施形態によるテレビ会議装
置を用いて、互いに離れた場所にいる作業者が、同一の
原稿の推敲作業等を共同で行なう場合のフローチャート
の一部である。
【図29】他の実施形態におけるCRT12の画面を表
わす図面である。
【図30】他の実施形態におけるCRT12の画面を表
わす図面である。
【図31】従来のテレビ会議装置20の構成を表わすブ
ロック図である。
【図32】ローカルマシン22およびリモートマシン2
4の表示状態を表わす図面である。
【符号の説明】
54・・・・・他の情報伝送表示装置 58・・・・・入力手段 64・・・・・通信手段 66・・・・・情報処理手段 68・・・・・履歴採取記憶手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 雅明 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】命令を含む情報を入力する入力手段、 表示データを含む情報を記憶する記憶手段、 情報に対応する表示を行なう表示手段、 情報伝送経路を介して、他の情報伝送表示装置と情報の
    通信を行なう通信手段、 入力手段から入力された命令または通信手段により受信
    された命令に基づいて、情報の記憶、表示または通信の
    ために、情報の処理を行なう情報処理手段、 を備えた情報伝送表示装置であって、 前記情報処理手段は、 入力手段から入力された送信停止命令に基づいて、通信
    手段による他の情報伝送表示装置への情報の送信を停止
    するとともに、情報の送信を停止している間は自己の情
    報伝送表示装置で情報の処理を実行し、 入力手段から入力された停止解除命令に基づいて、通信
    手段による他の情報伝送表示装置への情報の送信を再開
    することを特徴とする情報伝送表示装置。
  2. 【請求項2】請求項1の情報伝送表示装置において、 前記情報処理手段における情報の処理の履歴データを採
    取し、記憶する履歴採取記憶手段を設け、 前記情報処理手段は、 停止解除命令に基づいて、履歴採取記憶手段に記憶した
    履歴データを参照することにより、情報の送信を停止し
    ている間に処理した情報を他の情報伝送表示装置に送信
    することを特徴とするもの。
  3. 【請求項3】請求項1ないし請求項2のいずれかの情報
    伝送表示装置において、 前記情報処理手段は、 情報の送信を停止している間に通信手段を介して他の情
    報伝送表示装置からの情報を得、 得られた情報の処理を実行することを特徴とするもの。
  4. 【請求項4】請求項1ないし請求項2のいずれかの情報
    伝送表示装置において、 前記情報処理手段は、 送信停止命令に基づいて、通信手段による他の情報伝送
    表示装置からの情報の受信をも停止することを特徴とす
    るもの。
  5. 【請求項5】請求項2ないし請求項4のいずれかの情報
    伝送表示装置において、 前記情報処理手段は、 入力手段から入力された表示同期化要求命令に基づい
    て、情報の送信を停止している間に処理した情報のうち
    当該命令により指定された情報のみを他の情報伝送表示
    装置に送信することを特徴とするもの。
  6. 【請求項6】請求項2ないし請求項5のいずれかの情報
    伝送表示装置において、 前記情報処理手段は、 通信手段により受信された他の情報伝送表示装置からの
    表示同期化要求命令に基づいて、情報の送信を停止して
    いる間に処理した情報を当該他の情報伝送表示装置に送
    信することを特徴とするもの。
  7. 【請求項7】請求項1ないし請求項6のいずれかの情報
    伝送表示装置において、 前記情報処理手段は、 通信手段により受信された他の情報伝送表示装置からの
    停止解除命令に基づいて、通信手段による情報の送信を
    再開することを特徴とするもの。
  8. 【請求項8】請求項1ないし請求項7のいずれかの情報
    伝送表示装置において、 前記情報処理手段は、 通信手段による情報の通信の状況を、表示手段に表示す
    ることを特徴とするもの。
  9. 【請求項9】請求項1ないし請求項8のいずれかの情報
    伝送表示装置において、 前記表示手段は、 情報の送信を停止している間に処理した情報に対応する
    表示を行なわない第1の表示領域と、 情報の送信を停止している間に処理した情報に対応する
    表示をも行なう第2の表示領域とを備えたことを特徴と
    するもの。
  10. 【請求項10】請求項1ないし請求項9の情報伝送表示
    装置のうち1以上の情報伝送表示装置を、情報伝送経路
    を介して複数接続したことを特徴とするテレビ会議装
    置。
  11. 【請求項11】命令を含む情報を入力し、 表示データを含む情報を記憶し、 情報に対応する表示を行ない、 情報伝送経路を介して、他の装置と情報の通信を行な
    い、 入力された命令または受信された命令に基づいて、情報
    の記憶、表示または通信のために、情報の処理を行なう
    情報伝送表示方法であって、 入力された送信停止命令に基づいて、他の装置への情報
    の送信を停止するとともに、情報の送信を停止している
    間は自己の装置で情報の処理を実行し、 入力された停止解除命令に基づいて、他の装置への情報
    の送信を再開することを特徴とする情報伝送表示方法。
  12. 【請求項12】請求項11の情報伝送表示方法におい
    て、 情報の処理の履歴データを採取して記憶し、 停止解除命令に基づいて、記憶した履歴データを参照す
    ることにより、情報の送信を停止している間に処理した
    情報を他の装置に送信することを特徴とするもの。
  13. 【請求項13】請求項11ないし請求項12のいずれか
    の情報伝送表示方法において、 情報の送信を停止している間に他の装置からの情報を
    得、 得られた情報の処理を実行することを特徴とするもの。
  14. 【請求項14】コンピュータが実行可能なプログラムを
    記憶したコンピュータ可読の記憶媒体であって、 前記プログラムは、請求項1ないし請求項13のいずれ
    かの装置又は方法を実現するものであることを特徴とす
    る記憶媒体。
JP17800596A 1996-07-08 1996-07-08 情報伝送表示装置、情報伝送表示方法およびテレビ会議装置 Pending JPH1021229A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007509408A (ja) * 2003-10-23 2007-04-12 マイクロソフト コーポレーション グラフィックスリモーティングシステムのための同期化されたグラフィックスデータおよびリージョンデータ
JP2016186710A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 京セラ株式会社 表示装置および共有表示システム

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