JPH10211231A - 使い捨ての体液吸収性着用物品 - Google Patents
使い捨ての体液吸収性着用物品Info
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- JPH10211231A JPH10211231A JP9018040A JP1804097A JPH10211231A JP H10211231 A JPH10211231 A JP H10211231A JP 9018040 A JP9018040 A JP 9018040A JP 1804097 A JP1804097 A JP 1804097A JP H10211231 A JPH10211231 A JP H10211231A
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
- A61F13/551—Packaging before or after use
- A61F13/55105—Packaging before or after use packaging of diapers
- A61F13/5512—Packaging before or after use packaging of diapers after use
Abstract
(57)【要約】
【課題】 汚れた体液吸収性着用物品を丸めておくため
に使用する伸長性の廃棄処理用帯片を伸長したときに、
その伸長によって該物品の外面シートに損傷を与えるこ
とがないようにする。 【解決手段】 体液吸収性物品の外面シート３Ｂに配設
される廃棄処理用帯片１６が、外面シート３Ｂに接合し
ている第１帯片部分１７と、外面シート３Ｂに接合して
いて第１帯片部分１７と整列関係にある第２帯片部分１
８と、一端部が第１，２帯片部分１７，１８の少なくと
も一方に連結していてその一端部の反対端部が摘持用自
由端部であり、これら両端間が伸長可能に形成されてい
る第３帯片部分１９とによって構成される。第３帯片部
分１９は、止着域２３で第１帯片部分１７と剥離可能に
止着している。第１，２帯片部分１７，１８それぞれ
は、第３帯片部分１９が第１帯片部分１７から剥離して
伸長されたときに、外面シート３Ｂに留めておかれるよ
うに作用する保持力を有し、その保持力は、第１帯片部
分１７のそれが第２帯片部分１８のそれよりも大きいか
またはそれと等しく設定されている。
に使用する伸長性の廃棄処理用帯片を伸長したときに、
その伸長によって該物品の外面シートに損傷を与えるこ
とがないようにする。 【解決手段】 体液吸収性物品の外面シート３Ｂに配設
される廃棄処理用帯片１６が、外面シート３Ｂに接合し
ている第１帯片部分１７と、外面シート３Ｂに接合して
いて第１帯片部分１７と整列関係にある第２帯片部分１
８と、一端部が第１，２帯片部分１７，１８の少なくと
も一方に連結していてその一端部の反対端部が摘持用自
由端部であり、これら両端間が伸長可能に形成されてい
る第３帯片部分１９とによって構成される。第３帯片部
分１９は、止着域２３で第１帯片部分１７と剥離可能に
止着している。第１，２帯片部分１７，１８それぞれ
は、第３帯片部分１９が第１帯片部分１７から剥離して
伸長されたときに、外面シート３Ｂに留めておかれるよ
うに作用する保持力を有し、その保持力は、第１帯片部
分１７のそれが第２帯片部分１８のそれよりも大きいか
またはそれと等しく設定されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は使い捨ての体液吸
収性物品に関し、より詳しくは、廃棄処理するときに帯
片を使用して丸めておくことができる該物品に関する。
収性物品に関し、より詳しくは、廃棄処理するときに帯
片を使用して丸めておくことができる該物品に関する。
【０００２】
【従来の技術】実開昭５８−２２９０８号公報には、汚
れた使い捨ておむつを丸めたり、折り畳んでおくために
使用する粘着性帯片を備えた使い捨ておむつが開示され
ている。この帯片を使用すると、おむつの汚れた部位が
露出しないから、衛生上からも外観上からも好ましい。
れた使い捨ておむつを丸めたり、折り畳んでおくために
使用する粘着性帯片を備えた使い捨ておむつが開示され
ている。この帯片を使用すると、おむつの汚れた部位が
露出しないから、衛生上からも外観上からも好ましい。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ＥＰ０ ７３２ ０９
４ Ａ２に開示されたおむつでは、この種帯片として、
長手方向に伸長性または伸縮性のものが使用されてい
る。そのような帯片は、使用前の寸法を比較的短くし
て、おむつ着脱の際の邪魔にならないようにすることが
できる。
４ Ａ２に開示されたおむつでは、この種帯片として、
長手方向に伸長性または伸縮性のものが使用されてい
る。そのような帯片は、使用前の寸法を比較的短くし
て、おむつ着脱の際の邪魔にならないようにすることが
できる。
【０００４】かかる伸長性または伸縮性の帯片は、それ
を使用するときに長く伸ばして丸めた物品に巻きつけ
る。帯片を伸ばしたときには、物品表面に固定されてい
る帯片の端部に、それを物品表面から剥離させようとす
る力が作用する。帯片の端部が弱く固定されていれば、
簡単に剥離して物品から外れる原因となり、強く固定さ
れていれば、時として物品の表面を構成するシートが破
れて、その破れた部位からは物品内部の汚れた吸収体が
のぞいて見えたり、汚物臭が漏れたりするという問題を
生じることがある。
を使用するときに長く伸ばして丸めた物品に巻きつけ
る。帯片を伸ばしたときには、物品表面に固定されてい
る帯片の端部に、それを物品表面から剥離させようとす
る力が作用する。帯片の端部が弱く固定されていれば、
簡単に剥離して物品から外れる原因となり、強く固定さ
れていれば、時として物品の表面を構成するシートが破
れて、その破れた部位からは物品内部の汚れた吸収体が
のぞいて見えたり、汚物臭が漏れたりするという問題を
生じることがある。
【０００５】そこでこの発明は、廃棄処理用の帯片が、
物品から簡単に外れたり、物品表面に損傷を与えたりす
ることがないようにすることを課題にしている。
物品から簡単に外れたり、物品表面に損傷を与えたりす
ることがないようにすることを課題にしている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、この発明が前提とするのは、着用者の肌に対する当
接面と非当接面とを有し、前記当接面から着用者の体液
を吸収可能な体液吸収性物品の前記非当接面に、前記物
品廃棄処理時に該物品を小さく丸めておくことが可能で
あって、少なくとも一方向への伸長性を有する廃棄処理
用帯片を備えた使い捨ての体液吸収性着用物品を前提に
している。
に、この発明が前提とするのは、着用者の肌に対する当
接面と非当接面とを有し、前記当接面から着用者の体液
を吸収可能な体液吸収性物品の前記非当接面に、前記物
品廃棄処理時に該物品を小さく丸めておくことが可能で
あって、少なくとも一方向への伸長性を有する廃棄処理
用帯片を備えた使い捨ての体液吸収性着用物品を前提に
している。
【０００７】かかる前提において、この発明が特徴とす
るところは次のことにある。すなわち、前記帯片が、内
外面並びに第１及び第２端部を有する実質的に非伸長性
の第１帯片部分と、内外面並びに第１及び第２端部を有
する実質的に非伸長性の第２帯片部分と、内外面並びに
基端部及び自由端部を有しかつ該自由端部が該内面に止
着域を有し該基端部及び自由端部の間が伸長可能に形成
された第３帯片部分とから構成されており、前記第１及
び第２帯片部分は、それぞれの内面において前記非当接
面に接合していて、互いにそれらの長さ方向へ整列して
該第１及び第２帯片部分の両第１端部が同長さ方向に対
向しており、前記第１帯片部分の第１端部が前記第２帯
片部分の第１及び第２端部の間に連結し、前記第３帯片
部分は、前記基端部が前記第１，２帯片部分の両第１端
部の少なくとも一方に連結していて、前記自由端部の止
着域が前記第１帯片部分の第２端部近傍の外面と剥離可
能に止着しており、前記第３帯片部分が前記第１帯片部
分の第２端部近傍から剥離して伸長し、前記止着域にお
いて前記着用物品の非当接面と止着したときに、前記第
１，２，３帯片部分のそれぞれは前記第３帯片部分に生
じる伸長力に抗して前記非当接面に留めておかれるよう
に作用する保持力を有し、該保持力は、前記第１帯片部
分のそれが前記第２帯片部分のそれよりも大きいかまた
はそれと等しく設定されていること。
るところは次のことにある。すなわち、前記帯片が、内
外面並びに第１及び第２端部を有する実質的に非伸長性
の第１帯片部分と、内外面並びに第１及び第２端部を有
する実質的に非伸長性の第２帯片部分と、内外面並びに
基端部及び自由端部を有しかつ該自由端部が該内面に止
着域を有し該基端部及び自由端部の間が伸長可能に形成
された第３帯片部分とから構成されており、前記第１及
び第２帯片部分は、それぞれの内面において前記非当接
面に接合していて、互いにそれらの長さ方向へ整列して
該第１及び第２帯片部分の両第１端部が同長さ方向に対
向しており、前記第１帯片部分の第１端部が前記第２帯
片部分の第１及び第２端部の間に連結し、前記第３帯片
部分は、前記基端部が前記第１，２帯片部分の両第１端
部の少なくとも一方に連結していて、前記自由端部の止
着域が前記第１帯片部分の第２端部近傍の外面と剥離可
能に止着しており、前記第３帯片部分が前記第１帯片部
分の第２端部近傍から剥離して伸長し、前記止着域にお
いて前記着用物品の非当接面と止着したときに、前記第
１，２，３帯片部分のそれぞれは前記第３帯片部分に生
じる伸長力に抗して前記非当接面に留めておかれるよう
に作用する保持力を有し、該保持力は、前記第１帯片部
分のそれが前記第２帯片部分のそれよりも大きいかまた
はそれと等しく設定されていること。
【０００８】また、前記前提において、この発明が特徴
とするところの他の一つは次のことにある。すなわち、
前記帯片が、内外面並びに第１及び第２端部を有する実
質的に非伸長性の帯片部分と、内外面並びに基端部及び
自由端部を有しかつ該自由端部が該内面に止着域を有し
該基端部及び自由端部の間が伸長可能な伸長性帯片部分
とから構成されていて、前記非伸長性帯片部分が前記第
１，２端部それぞれの近傍において互いに離間して前記
非当接面に接合しており、前記伸長性帯片部分は、前記
基端部が前記第１帯片部分の前記第１端部に連結してい
て、前記自由端部の止着域が前記非伸長性帯片部分の第
２端部近傍の外面と剥離可能に止着しており、前記伸長
性帯片部分が前記非伸長性帯片部分から剥離して伸長
し、前記止着域において前記着用物品の前記非当接面と
止着したときに、これら両帯片部分が前記伸長性帯片部
分に生じた伸長力に抗して前記非当接面に留めておかれ
るように作用する保持力を有し、前記非伸長性帯片にお
いて前記第２端部近傍に生じる前記保持力が、前記第１
端部近傍に生じるそれよりも大きいかまたはそれと等し
く設定されていること。
とするところの他の一つは次のことにある。すなわち、
前記帯片が、内外面並びに第１及び第２端部を有する実
質的に非伸長性の帯片部分と、内外面並びに基端部及び
自由端部を有しかつ該自由端部が該内面に止着域を有し
該基端部及び自由端部の間が伸長可能な伸長性帯片部分
とから構成されていて、前記非伸長性帯片部分が前記第
１，２端部それぞれの近傍において互いに離間して前記
非当接面に接合しており、前記伸長性帯片部分は、前記
基端部が前記第１帯片部分の前記第１端部に連結してい
て、前記自由端部の止着域が前記非伸長性帯片部分の第
２端部近傍の外面と剥離可能に止着しており、前記伸長
性帯片部分が前記非伸長性帯片部分から剥離して伸長
し、前記止着域において前記着用物品の前記非当接面と
止着したときに、これら両帯片部分が前記伸長性帯片部
分に生じた伸長力に抗して前記非当接面に留めておかれ
るように作用する保持力を有し、前記非伸長性帯片にお
いて前記第２端部近傍に生じる前記保持力が、前記第１
端部近傍に生じるそれよりも大きいかまたはそれと等し
く設定されていること。
【０００９】
【発明の実施の形態】この発明に係る使い捨ての体液吸
収性物品として使い捨ておむつを例に取り、添付の図面
を参照して説明すると、以下のとおりである。
収性物品として使い捨ておむつを例に取り、添付の図面
を参照して説明すると、以下のとおりである。
【００１０】図１に部分破断斜視図で示された使い捨て
おむつ１は、パンツ型のものであって、熱可塑性合成繊
維からなる不織布製の透液性内面シート２と、熱可塑性
合成樹脂フィルム製の不透液性第１外面シート３Ａと、
第１外面シート３Ａの外面にホットメルト接着剤（図示
せず）を介して間欠的に接合する不織布製の第２外面シ
ート３Ｂと、これら内面シート２と第１外面シート３Ａ
との間に介在する吸液性コア４とによって構成され、前
胴周り域（前身頃）６と、後胴周り域（後身頃）７と、
これら両域６，７間に位置する股下域８とを有する。内
面シート２と第１，２外面シート３Ａ，３Ｂとは実質的
に同形同大で、第１，２外面シート３Ａ，３Ｂは一体と
なって外面シート３を形成している。内外面シート２，
３は、コア４の周縁から延出し、その延出する部分の内
面どうしがホットメルト接着剤（図示せず）を介して互
いに接合している。また、前後胴周り域６，７の左右側
縁部は、互いに合掌状に重なり合い、上下方向へ間欠的
に配設された複数の部位９において溶着することにより
接合している。かくして、おむつ１には、胴周り開口部
１１と、左右一対の脚周り開口部１２とが形成される。
後胴周り域７の左右を二分する中心線Ｃ−Ｃ上には、汚
れたおむつ１を捨てるときに、それを丸めたり、折り畳
むために使用する廃棄処理用の帯片１６が配設されてい
る。
おむつ１は、パンツ型のものであって、熱可塑性合成繊
維からなる不織布製の透液性内面シート２と、熱可塑性
合成樹脂フィルム製の不透液性第１外面シート３Ａと、
第１外面シート３Ａの外面にホットメルト接着剤（図示
せず）を介して間欠的に接合する不織布製の第２外面シ
ート３Ｂと、これら内面シート２と第１外面シート３Ａ
との間に介在する吸液性コア４とによって構成され、前
胴周り域（前身頃）６と、後胴周り域（後身頃）７と、
これら両域６，７間に位置する股下域８とを有する。内
面シート２と第１，２外面シート３Ａ，３Ｂとは実質的
に同形同大で、第１，２外面シート３Ａ，３Ｂは一体と
なって外面シート３を形成している。内外面シート２，
３は、コア４の周縁から延出し、その延出する部分の内
面どうしがホットメルト接着剤（図示せず）を介して互
いに接合している。また、前後胴周り域６，７の左右側
縁部は、互いに合掌状に重なり合い、上下方向へ間欠的
に配設された複数の部位９において溶着することにより
接合している。かくして、おむつ１には、胴周り開口部
１１と、左右一対の脚周り開口部１２とが形成される。
後胴周り域７の左右を二分する中心線Ｃ−Ｃ上には、汚
れたおむつ１を捨てるときに、それを丸めたり、折り畳
むために使用する廃棄処理用の帯片１６が配設されてい
る。
【００１１】図２は、図１のＣ−Ｃ線に沿った帯片１６
の断面図である。帯片１６は、内外面１７Ａ，１７Ｂ並
びに第１及び第２端部１７Ｃ，１７Ｄを有する第１帯片
部分１７と、内外面１８Ａ，１８Ｂ並びに第１及び第２
端部１８Ｃ，１８Ｄを有する第２帯片部分１８と、内外
面１９Ａ，１９Ｂ並びに基端部及び自由端部１９Ｃ，１
９Ｄを有する第３帯片部分１９とを有する。これら第
１，２，３帯片部分１７，１８，１９は、同じ幅を有す
る。
の断面図である。帯片１６は、内外面１７Ａ，１７Ｂ並
びに第１及び第２端部１７Ｃ，１７Ｄを有する第１帯片
部分１７と、内外面１８Ａ，１８Ｂ並びに第１及び第２
端部１８Ｃ，１８Ｄを有する第２帯片部分１８と、内外
面１９Ａ，１９Ｂ並びに基端部及び自由端部１９Ｃ，１
９Ｄを有する第３帯片部分１９とを有する。これら第
１，２，３帯片部分１７，１８，１９は、同じ幅を有す
る。
【００１２】第１帯片部分１７は、おむつ１の上下方向
（図の左右方向）へ延びる実質的に非伸長性の材料で構
成され、内面１８Ａが第１粘着剤２１によって第２外面
シート３Ｂに接合し、おむつ１の下方に位置する第１端
部１７Ｃの一部分２４が上方へ折り返されている。かか
る折り返しで第１帯片部分１７には折曲線４１が生じて
いる。第１帯片部分１７と第２帯片部分１８とは、それ
らの第１端部１７Ｃ，１８Ｃが対向するように長さ方向
へ整列するとともに、第１帯片部分１７の第１端部１７
Ｃが第２帯片部分１８の第１，２端部１８Ｃ，１８Ｄの
間に連結している。
（図の左右方向）へ延びる実質的に非伸長性の材料で構
成され、内面１８Ａが第１粘着剤２１によって第２外面
シート３Ｂに接合し、おむつ１の下方に位置する第１端
部１７Ｃの一部分２４が上方へ折り返されている。かか
る折り返しで第１帯片部分１７には折曲線４１が生じて
いる。第１帯片部分１７と第２帯片部分１８とは、それ
らの第１端部１７Ｃ，１８Ｃが対向するように長さ方向
へ整列するとともに、第１帯片部分１７の第１端部１７
Ｃが第２帯片部分１８の第１，２端部１８Ｃ，１８Ｄの
間に連結している。
【００１３】第２帯片部分１８は、非伸長性材料で構成
されていて、内面１８Ａが第２粘着剤２２によって第２
外面シート３Ｂの外面に接合している。第１端部１８Ｃ
の内面１８Ａには、第１，２粘着剤２１，２２を介して
第１帯片部分１７の折り返し部分２４が接合している。
折り返し部分２４がこのように接合することで、折曲線
４１が第２帯片部分１８によって被覆されている。被覆
された折曲線４１は角張ることがなく、徒に着用者の肌
を刺激することがない。
されていて、内面１８Ａが第２粘着剤２２によって第２
外面シート３Ｂの外面に接合している。第１端部１８Ｃ
の内面１８Ａには、第１，２粘着剤２１，２２を介して
第１帯片部分１７の折り返し部分２４が接合している。
折り返し部分２４がこのように接合することで、折曲線
４１が第２帯片部分１８によって被覆されている。被覆
された折曲線４１は角張ることがなく、徒に着用者の肌
を刺激することがない。
【００１４】第３帯片部分１９は、伸長性シート材料か
らなる伸長部２７と非伸長性シート材料からなる非伸長
部２８とで構成され、これら両部２７，２８が第４粘着
剤（または接着剤）２９を介して接合している。第３帯
片部分１９の基端部１９Ｃは、伸長部２７の下端部分
（図の右端部分）であって、第１，２帯片部分１６，１
７のうちの少なくとも一方の第１端部１７Ｃまたは１８
Ｃに連結する。図では、該基端部１９Ｃが第２粘着剤２
２を介して第１端部１８Ｃに連結している。第３帯片部
分１９の自由端部１９Ｄは、非伸長部２８を含む部分で
あって、第１帯片部分１７の第２端部１７Ｄよりもおむ
つ１の上方へ延出し、摘持することが容易である。自由
端部１９Ｄの内面１９Ａの一部には第３粘着剤２３が塗
布されてなる止着域２５が形成されていて、この止着域
２５が、第１帯片部分１７の外面１７Ｂと剥離可能に止
着している。
らなる伸長部２７と非伸長性シート材料からなる非伸長
部２８とで構成され、これら両部２７，２８が第４粘着
剤（または接着剤）２９を介して接合している。第３帯
片部分１９の基端部１９Ｃは、伸長部２７の下端部分
（図の右端部分）であって、第１，２帯片部分１６，１
７のうちの少なくとも一方の第１端部１７Ｃまたは１８
Ｃに連結する。図では、該基端部１９Ｃが第２粘着剤２
２を介して第１端部１８Ｃに連結している。第３帯片部
分１９の自由端部１９Ｄは、非伸長部２８を含む部分で
あって、第１帯片部分１７の第２端部１７Ｄよりもおむ
つ１の上方へ延出し、摘持することが容易である。自由
端部１９Ｄの内面１９Ａの一部には第３粘着剤２３が塗
布されてなる止着域２５が形成されていて、この止着域
２５が、第１帯片部分１７の外面１７Ｂと剥離可能に止
着している。
【００１５】図３は、帯片１６を使用して丸められたお
むつ１の斜視図である。帯片１６は、自由端部１９Ｄを
摘持して第１帯片部分１７の外面１７Ｂから剥離し、図
２の矢印Ｐ方向（図１のおむつの上方向）へ引っ張ると
伸長部２７が伸びるから、その伸びた帯片１６を丸めた
おむつ１に巻きつけるようにして止着域２５をおむつ１
の適宜の部位、例えば第２外面シート３Ｂに止着する。
このようにすることで、排泄物で汚れたおむつ１が、汚
れた部位を露出させることなく廃棄できる。
むつ１の斜視図である。帯片１６は、自由端部１９Ｄを
摘持して第１帯片部分１７の外面１７Ｂから剥離し、図
２の矢印Ｐ方向（図１のおむつの上方向）へ引っ張ると
伸長部２７が伸びるから、その伸びた帯片１６を丸めた
おむつ１に巻きつけるようにして止着域２５をおむつ１
の適宜の部位、例えば第２外面シート３Ｂに止着する。
このようにすることで、排泄物で汚れたおむつ１が、汚
れた部位を露出させることなく廃棄できる。
【００１６】帯片１６において、第３帯片部分１９の伸
長部２７は、非伸長部２８と第２帯片部分１８とに対し
て実質的に剥離することがないように強く接合してい
る。第２帯片部分１８と第１帯片部分１７も同様に実質
的に剥離することがないように接合している。
長部２７は、非伸長部２８と第２帯片部分１８とに対し
て実質的に剥離することがないように強く接合してい
る。第２帯片部分１８と第１帯片部分１７も同様に実質
的に剥離することがないように接合している。
【００１７】ただし、第１帯片部分１７と第２帯片部分
１８とが第２外面シート３Ｂの外面に接合する状態は、
次のとおりである。第３帯片部分１９が、第１帯片部分
１７から剥離してＰ方向へ伸長され、止着域２５におい
て丸めてあるおむつ１の第２外面シート３Ｂに圧着され
ると、第１，２，３帯片部分１７，１８，１９は、それ
ぞれ第２外面シート３Ｂに留まろうとする。そのときに
各部分１７，１８，１９が有する保持力は、Ｈ1，Ｈ2,
Ｈ3であって、それらはＨ1≧Ｈ2、より好ましくはＨ3＞
Ｈ1≧Ｈ2のように設定されている。加えて、第２帯片部
分１８の保持力Ｈ2は、帯片１６をＰ方向へ引っ張った
ときに、第２外面シート３Ｂが破れる前に第２帯片部分
１８が剥離し、第２外面シート３Ｂに殆ど損傷を与える
ことがないように設定されている。また、第１帯片部分
１７の保持力Ｈ1は、保持力Ｈ2と同じであるかまたはそ
れよりも大きく設定されている。帯片１６は、第２帯片
部分１８が剥離すると、第１帯片部分１７を介して第２
外面シート３Ｂに保持される。その状態で帯片１６がさ
らにＰ方向へ引っ張られていると、第１帯片部分１７
は、その一部が第２外面シート３Ｂから剥離することが
ある。ただし、その剥離が進めば、引っ張られている帯
片６の緊張が弛緩して、やがてその剥離が停止する。こ
れらの保持力Ｈ1，Ｈ2，Ｈ3は、各帯片１７，１８，１
９が第１，２，３粘着剤２１，２２，２３によって第２
外面シート３Ｂに接合することで発生する。各保持力Ｈ
1，Ｈ2，Ｈ3の大小は、各粘着剤２１，２２，２３の粘
着力や塗布面積によって調整することができる。ただ
し、第３帯片部分１８の保持力Ｈ3は、止着域２５を圧
着するときの力の影響を受ける。第３帯片部分１９の止
着域２５は、僅かな力で圧着されてもＨ3＞ Ｈ1≧Ｈ2な
る条件を満たすことができるように構成されていること
が好ましい。
１８とが第２外面シート３Ｂの外面に接合する状態は、
次のとおりである。第３帯片部分１９が、第１帯片部分
１７から剥離してＰ方向へ伸長され、止着域２５におい
て丸めてあるおむつ１の第２外面シート３Ｂに圧着され
ると、第１，２，３帯片部分１７，１８，１９は、それ
ぞれ第２外面シート３Ｂに留まろうとする。そのときに
各部分１７，１８，１９が有する保持力は、Ｈ1，Ｈ2,
Ｈ3であって、それらはＨ1≧Ｈ2、より好ましくはＨ3＞
Ｈ1≧Ｈ2のように設定されている。加えて、第２帯片部
分１８の保持力Ｈ2は、帯片１６をＰ方向へ引っ張った
ときに、第２外面シート３Ｂが破れる前に第２帯片部分
１８が剥離し、第２外面シート３Ｂに殆ど損傷を与える
ことがないように設定されている。また、第１帯片部分
１７の保持力Ｈ1は、保持力Ｈ2と同じであるかまたはそ
れよりも大きく設定されている。帯片１６は、第２帯片
部分１８が剥離すると、第１帯片部分１７を介して第２
外面シート３Ｂに保持される。その状態で帯片１６がさ
らにＰ方向へ引っ張られていると、第１帯片部分１７
は、その一部が第２外面シート３Ｂから剥離することが
ある。ただし、その剥離が進めば、引っ張られている帯
片６の緊張が弛緩して、やがてその剥離が停止する。こ
れらの保持力Ｈ1，Ｈ2，Ｈ3は、各帯片１７，１８，１
９が第１，２，３粘着剤２１，２２，２３によって第２
外面シート３Ｂに接合することで発生する。各保持力Ｈ
1，Ｈ2，Ｈ3の大小は、各粘着剤２１，２２，２３の粘
着力や塗布面積によって調整することができる。ただ
し、第３帯片部分１８の保持力Ｈ3は、止着域２５を圧
着するときの力の影響を受ける。第３帯片部分１９の止
着域２５は、僅かな力で圧着されてもＨ3＞ Ｈ1≧Ｈ2な
る条件を満たすことができるように構成されていること
が好ましい。
【００１８】図４は、帯片１６の態様の一例を示す図２
と同様の図面である。この帯片１６では、第１帯片部分
１７が第１粘着剤２１と第５粘着剤３５とを介して第２
外面シート３Ｂに接合している。また、第１帯片部分１
７の下方（図の右方）に位置する一部分２４が第２帯片
部分１８に熱溶着によって接合し、第３帯片部分１９の
基端部１９Ｃもまた第２帯片部分１８に熱溶着で接合し
ていて、これら帯片部分１７，１８，１９は互いに実質
上剥離することがない。第２外面シート３Ｂに対する第
１帯片部分１７の保持力Ｈ1は、第１粘着剤２１と第５
粘着剤３５とによる保持力ｈ1，ｈ5の和と考えることが
できる。第１粘着剤２１は、第２帯片部分１８が剥離し
た後でもまだ帯片１６がＰ方向へ強く引っ張られている
ときには、第２外面シート３Ｂから剥離し得る程度の保
持力ｈ1を有する。一方、第５粘着剤３５の保持力ｈ
5は、第１粘着剤２１の保持力ｈ1よりも強いかまたは同
程度である。帯片１６は、それが強く引っ張られておむ
つ１に巻きつけられているときに、第２粘着剤２２と第
１粘着剤２１とが順次剥離すると、巻きつけられていた
長さが第１帯片部分１７の第１粘着剤２１から第５粘着
剤３５へ至るまでの長さＬだけ伸びるから、その伸びた
分だけ帯片１６が弛緩する。帯片１６は、その弛緩によ
る効果と第５粘着剤３５の強い保持力ｈ5とによって、
おむつ１から剥離することがない。
と同様の図面である。この帯片１６では、第１帯片部分
１７が第１粘着剤２１と第５粘着剤３５とを介して第２
外面シート３Ｂに接合している。また、第１帯片部分１
７の下方（図の右方）に位置する一部分２４が第２帯片
部分１８に熱溶着によって接合し、第３帯片部分１９の
基端部１９Ｃもまた第２帯片部分１８に熱溶着で接合し
ていて、これら帯片部分１７，１８，１９は互いに実質
上剥離することがない。第２外面シート３Ｂに対する第
１帯片部分１７の保持力Ｈ1は、第１粘着剤２１と第５
粘着剤３５とによる保持力ｈ1，ｈ5の和と考えることが
できる。第１粘着剤２１は、第２帯片部分１８が剥離し
た後でもまだ帯片１６がＰ方向へ強く引っ張られている
ときには、第２外面シート３Ｂから剥離し得る程度の保
持力ｈ1を有する。一方、第５粘着剤３５の保持力ｈ
5は、第１粘着剤２１の保持力ｈ1よりも強いかまたは同
程度である。帯片１６は、それが強く引っ張られておむ
つ１に巻きつけられているときに、第２粘着剤２２と第
１粘着剤２１とが順次剥離すると、巻きつけられていた
長さが第１帯片部分１７の第１粘着剤２１から第５粘着
剤３５へ至るまでの長さＬだけ伸びるから、その伸びた
分だけ帯片１６が弛緩する。帯片１６は、その弛緩によ
る効果と第５粘着剤３５の強い保持力ｈ5とによって、
おむつ１から剥離することがない。
【００１９】図５は、帯片１６のさらに他の態様を示す
図４と同様の図面である。ただし、この帯片１６は、第
１帯片部分１７と図４の第３帯片部分１９に相当する伸
長性帯片部分１９とだけで構成されている。第１帯片部
分１７の構成は、図４のそれと同じであるが、伸長性帯
片部分１９は、伸長部２７が第１帯片部分１７の折り返
された部分２４に接合している。第１帯片部分１７は、
互いに離間して配設された第１粘着剤２１と第５粘着剤
３５とによって第２外面シート３Ｂに接合している。第
５粘着剤３５の保持力ｈ5は、第１粘着剤２１のそれよ
りも強いかまたは同程度である。第１粘着剤２１は、伸
長性帯片部分１９が伸長されて過度な緊張状態にあると
きに第２外面シート３Ｂから剥離し、その帯片部分１９
を弛緩させることができる。ただし、第１帯片部分１７
は、図４の場合と同様に第５粘着剤３５の保持力ｈ5に
よっておむつ１から剥れることがないように固定されて
いる。この帯片１６では、第１帯片部分１７の折り返し
によって生じた折曲線４１が肌に直接触れる可能性があ
るので、その折曲線４１が角張って徒に肌を刺激するこ
とがないように、第１帯片部分１７には特に柔軟な素材
を使用することが好ましい。。
図４と同様の図面である。ただし、この帯片１６は、第
１帯片部分１７と図４の第３帯片部分１９に相当する伸
長性帯片部分１９とだけで構成されている。第１帯片部
分１７の構成は、図４のそれと同じであるが、伸長性帯
片部分１９は、伸長部２７が第１帯片部分１７の折り返
された部分２４に接合している。第１帯片部分１７は、
互いに離間して配設された第１粘着剤２１と第５粘着剤
３５とによって第２外面シート３Ｂに接合している。第
５粘着剤３５の保持力ｈ5は、第１粘着剤２１のそれよ
りも強いかまたは同程度である。第１粘着剤２１は、伸
長性帯片部分１９が伸長されて過度な緊張状態にあると
きに第２外面シート３Ｂから剥離し、その帯片部分１９
を弛緩させることができる。ただし、第１帯片部分１７
は、図４の場合と同様に第５粘着剤３５の保持力ｈ5に
よっておむつ１から剥れることがないように固定されて
いる。この帯片１６では、第１帯片部分１７の折り返し
によって生じた折曲線４１が肌に直接触れる可能性があ
るので、その折曲線４１が角張って徒に肌を刺激するこ
とがないように、第１帯片部分１７には特に柔軟な素材
を使用することが好ましい。。
【００２０】この発明において、帯片１６は、パンツ型
の使い捨ておむつ１の他に開放型のおむつやトレニング
パンツ、失禁パンツ、生理用ナプキン、吸尿パッド、包
帯等の使い捨ての体液吸収性着用物品に使用できる。伸
長性帯片部分１９の伸長部２７は、弾性的に伸縮しても
よいし、非弾性的に伸長してもよい。第１粘着剤２１や
第２粘着剤２２が第２外面シート３Ｂから剥離可能であ
るためには、それら第１，２粘着剤２１，２２の粘着力
を調整する他に、第２外面シート３Ｂに適宜の表面処理
を施して剥離性を調整することもできる。おむつ１の外
面シート３は、図示例のプラスチックフィルム３Ａと不
織布３Ｂの積層品ではなくて、プラスチックフィルム３
Ａまたは不織布３Ｂだけであってもよい。帯片１６の伸
長方向は、図示例のようなおむつ１の上方向の他に、そ
の反対の下方向や、左右いずれかの横方向であってもよ
い。
の使い捨ておむつ１の他に開放型のおむつやトレニング
パンツ、失禁パンツ、生理用ナプキン、吸尿パッド、包
帯等の使い捨ての体液吸収性着用物品に使用できる。伸
長性帯片部分１９の伸長部２７は、弾性的に伸縮しても
よいし、非弾性的に伸長してもよい。第１粘着剤２１や
第２粘着剤２２が第２外面シート３Ｂから剥離可能であ
るためには、それら第１，２粘着剤２１，２２の粘着力
を調整する他に、第２外面シート３Ｂに適宜の表面処理
を施して剥離性を調整することもできる。おむつ１の外
面シート３は、図示例のプラスチックフィルム３Ａと不
織布３Ｂの積層品ではなくて、プラスチックフィルム３
Ａまたは不織布３Ｂだけであってもよい。帯片１６の伸
長方向は、図示例のようなおむつ１の上方向の他に、そ
の反対の下方向や、左右いずれかの横方向であってもよ
い。
【００２１】第３帯片部分１９の第３粘着剤２３は、商
品名マジックテープやベルクロテープで知られるメカニ
カルファスナに代えることができる。ただし、代える場
合には、第１帯片部分１７や第２外面シート３Ｂにメカ
ニカルファスナの止着が可能な素材を使用する。
品名マジックテープやベルクロテープで知られるメカニ
カルファスナに代えることができる。ただし、代える場
合には、第１帯片部分１７や第２外面シート３Ｂにメカ
ニカルファスナの止着が可能な素材を使用する。
【００２２】
【発明の効果】この発明に係る使い捨ての体液吸収性着
用物品では、該物品を丸めて廃棄するときに使用する伸
長可能な帯片の一部分が該物品の外面シートに対して剥
離可能な状態で取り付けられているから、帯片が過度な
緊張状態にあるときには、その部分が外面シートから剥
離して帯片を弛緩させ、外面シートに生じるかもしれな
い破れその他の損傷を未然に防ぐことができる。
用物品では、該物品を丸めて廃棄するときに使用する伸
長可能な帯片の一部分が該物品の外面シートに対して剥
離可能な状態で取り付けられているから、帯片が過度な
緊張状態にあるときには、その部分が外面シートから剥
離して帯片を弛緩させ、外面シートに生じるかもしれな
い破れその他の損傷を未然に防ぐことができる。
【図１】使い捨ておむつの部分破断斜視図。
【図２】図１のＣ−Ｃ線部分断面図。
【図３】丸められたおむつの斜視図。
【図４】発明の一実施態様を示す図２と同様の図面。
【図５】発明の他の一実施態様を示す図２と同様の図
面。
面。
１ おむつ １６ 帯片 １７ 第１帯片部分 １８ 第２帯片部分 １９ 第３帯片部分（伸長性帯片部分） ２３ 止着域 ２８ 自由端部 １７Ａ，１８Ａ，１９Ａ 内面 １７Ｂ，１８Ｂ，１９Ｂ 外面 １７Ｃ，１８Ｃ 第１端部 １７Ｄ，１８Ｄ 第２端部 １９Ｃ 基端部 １９Ｄ 自由端部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成９年５月７日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項２
【補正方法】変更
【補正内容】
Claims (5)
- 【請求項１】 着用者の肌に対する当接面と非当接面と
を有し、前記当接面から着用者の体液を吸収可能な体液
吸収性物品の前記非当接面に、前記物品廃棄処理時に該
物品を小さく丸めておくことが可能であって、少なくと
も一方向への伸長性を有する廃棄処理用帯片を備えた使
い捨ての体液吸収性着用物品において、 前記帯片は、内外面並びに第１及び第２端部を有する実
質的に非伸長性の第１帯片部分と、内外面並びに第１及
び第２端部を有する実質的に非伸長性の第２帯片部分
と、内外面並びに基端部及び自由端部を有しかつ該自由
端部が該内面に止着域を有し該基端部及び自由端部の間
が伸長可能に形成された第３帯片部分とから構成されて
おり、 前記第１及び第２帯片部分は、それぞれの内面において
前記非当接面に接合していて、互いにそれらの長さ方向
へ整列して該第１及び第２帯片部分の両第１端部が同長
さ方向に対向しており、前記第１帯片部分の第１端部が
前記第２帯片部分の第１及び第２端部の間に連結し、前
記第３帯片部分は、前記基端部が前記第１，２帯片部分
の両第１端部の少なくとも一方に連結していて、前記自
由端部の止着域が前記第１帯片部分の第２端部近傍の外
面と剥離可能に止着しており、 前記第３帯片部分が前記第１帯片部分の第２端部近傍か
ら剥離して伸長し、前記止着域において前記着用物品の
非当接面と止着したときに、前記第１，２，３帯片部分
のそれぞれは前記第３帯片部分に生じる伸長力に抗して
前記非当接面に留めておかれるように作用する保持力を
有し、該保持力は、前記第１帯片部分のそれが前記第２
帯片部分のそれよりも大きいかまたはそれと等しく設定
されていることを特徴とする前記着用物品。 - 【請求項２】 前記第３帯片部分の止着域は、前記第３
帯片部分の保持力が、前記第１，２帯片部部いずれの保
持力よりも高くなり得るように構成されている請求項１
記載の着用物品。 - 【請求項３】 前記第２帯片部分の保持力は、前記第３
帯片部分の伸長に伴い該第２帯片部分が所要程度の緊張
状態になると前記非当接面から剥離し得るように形成さ
れている請求項１または２記載の着用物品。 - 【請求項４】 着用者の肌に対する当接面と非当接面と
を有し、前記当接面から着用者の体液を吸収可能な体液
吸収性物品の前記非当接面に、前記物品廃棄処理時に該
物品を小さく丸めておくことが可能であって、少なくと
も一方向への伸長性を有する廃棄処理用帯片を備えた使
い捨ての体液吸収性着用物品であって、 前記帯片は、内外面並びに第１及び第２端部を有する実
質的に非伸長性の帯片部分と、内外面並びに基端部及び
自由端部を有しかつ該自由端部が該内面に止着域を有し
該基端部及び自由端部の間が伸長可能な伸長性帯片部分
とから構成されていて、前記非伸長性帯片部分が前記第
１，２端部それぞれの近傍において互いに離間して前記
非当接面に接合しており、 前記伸長性帯片部分は、前記基端部が前記第１帯片部分
の前記第１端部に連結していて、前記自由端部の止着域
が前記非伸長性帯片部分の第２端部近傍の外面と剥離可
能に止着しており、 前記伸長性帯片部分が前記非伸長性帯片部分から剥離し
て伸長し、前記止着域において前記着用物品の前記非当
接面と止着したときに、これら両帯片部分が前記伸長性
帯片部分に生じた伸長力に抗して前記非当接面に留めて
おかれるように作用する保持力を有し、前記非伸長性帯
片部分において前記第２端部近傍に生じる前記保持力
が、前記第１端部近傍に生じる保持力よりも大きいかま
たはそれと等しく設定されていることを特徴とする前記
物品。 - 【請求項５】 前記伸長性帯片部分の前記止着域は、前
記伸長性帯片部分の保持力が、前記非伸長性帯片部分の
前記第１端部近傍に生じる保持力よりも高くなり得るよ
うに構成されている請求項１記載の着用物品。
Priority Applications (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01804097A JP3217289B2 (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 使い捨ての体液吸収性着用物品 |
| TW088203048U TW427154U (en) | 1997-01-31 | 1998-01-23 | Disposable diaper |
| SG1998000176A SG65046A1 (en) | 1997-01-31 | 1998-01-23 | Disposable body fluids absorbent garment with disposal securing means |
| MYPI98000304A MY119787A (en) | 1997-01-31 | 1998-01-23 | Disposable body fluids absorbent garment with disposal securing means |
| CNB981056385A CN1141925C (zh) | 1997-01-31 | 1998-01-26 | 一次性使用的体液吸收性穿用物品 |
| IDP980114A ID19828A (id) | 1997-01-31 | 1998-01-27 | Pakaian penyerap cairan tubuh sekali pakai dengan alat pengaman buangan |
| US09/014,615 US6371949B1 (en) | 1997-01-31 | 1998-01-28 | Disposable body fluids absorbent garment with disposal securing means |
| EP98300647A EP0861642B1 (en) | 1997-01-31 | 1998-01-29 | Disposable body fluids absorbent garment with disposal securing means |
| KR1019980002481A KR100530946B1 (ko) | 1997-01-31 | 1998-01-30 | 일회용 체액 흡수성 착용물품 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01804097A JP3217289B2 (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 使い捨ての体液吸収性着用物品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10211231A true JPH10211231A (ja) | 1998-08-11 |
| JP3217289B2 JP3217289B2 (ja) | 2001-10-09 |
Family
ID=11960577
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01804097A Expired - Lifetime JP3217289B2 (ja) | 1997-01-31 | 1997-01-31 | 使い捨ての体液吸収性着用物品 |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6371949B1 (ja) |
| EP (1) | EP0861642B1 (ja) |
| JP (1) | JP3217289B2 (ja) |
| KR (1) | KR100530946B1 (ja) |
| CN (1) | CN1141925C (ja) |
| ID (1) | ID19828A (ja) |
| MY (1) | MY119787A (ja) |
| SG (1) | SG65046A1 (ja) |
| TW (1) | TW427154U (ja) |
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| WO2001013842A1 (en) * | 1999-08-26 | 2001-03-01 | The Procter & Gamble Company | Fastener device and disposable product using the same |
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| US8152787B2 (en) | 2008-05-30 | 2012-04-10 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Personal wear absorbent article with disposal tab |
| US8162912B2 (en) * | 2008-05-30 | 2012-04-24 | Kimberly Clark Worldwide, Inc. | Personal wear absorbent article with disposal tab |
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| JP6105274B2 (ja) * | 2012-12-20 | 2017-03-29 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 廃棄用の留め具を有する使い捨て吸収性物品 |
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| US20150032078A1 (en) | 2013-07-29 | 2015-01-29 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Absorbent article having a fastening system with a visual cue |
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| US9597237B2 (en) | 2013-12-31 | 2017-03-21 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc | Absorbent article having a fastening system |
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| GB1449265A (en) | 1973-11-19 | 1976-09-15 | Int Playtex Inc | Bulk package for individual dispensing of substantially wet sheets from stacks load handling mechanism for a storage and retrieval system |
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