JPH10210784A - 圧縮機電動機制御装置 - Google Patents

圧縮機電動機制御装置

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JPH10210784A
JPH10210784A JP9009363A JP936397A JPH10210784A JP H10210784 A JPH10210784 A JP H10210784A JP 9009363 A JP9009363 A JP 9009363A JP 936397 A JP936397 A JP 936397A JP H10210784 A JPH10210784 A JP H10210784A
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JP
Japan
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voltage
circuit
output
active filter
duty
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Application number
JP9009363A
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English (en)
Inventor
Koji Hamaoka
孝二 浜岡
Keiji Ogawa
啓司 小川
Hideo Ogata
秀夫 小方
Hideji Ogawara
秀治 小川原
Yoshitaka Kubota
吉孝 窪田
Kazunori Kurimoto
和典 栗本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は従来の課題を解決するもので、入力
電圧が変動した場合においても、十分な高調波電流抑制
効果を維持したまま回路ロスも最小にできる圧縮機電動
機制御装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 アクティブフィルタに入力される電圧の
ピーク値を検出する入力電圧検出回路と、入力電圧検出
回路で検出された電圧より一定電圧高い電圧を設定する
第1電圧設定回路と、第1電圧設定回路と入力電圧が一
致するようにアクティブフィルタを制御するAFドライ
ブ回路とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷蔵庫やエアコンな
どの冷凍システムに用いられるインバータ駆動される圧
縮機用電動機の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、冷蔵庫やエアコンなどの冷凍シス
テムにおいて、圧縮機の冷凍能力をインバータによって
変化させ、状態に応じて最適な冷凍能力で運転させるこ
とにより、省エネや最適な制御が行われている。
【0003】しかしながら、インバータにおいては一般
的に整流部分はコンデンサインプット型の整流回路が用
いられているが、この整流回路の場合、電流波形が正弦
波ではなく高調波(特に基本波成分の奇数次高調波成
分)が多く含まれているため、様々な障害が発生する。
【0004】そこでこの高調波電流を少なくする技術が
現在盛んに開発が進められている。そのひとつの技術と
してアクティブフィルタがある。
【0005】例えば特開平8−33392号公報などに
圧縮機用インバータにアクティブフィルタを応用した場
合について記載されている。以下従来の圧縮機電動機制
御装置について図面を参照しながら説明する。
【0006】図2は従来の圧縮機電動機制御装置のブロ
ック図である。図2において、101は商用電源であ
り、例えば一般家庭における100V60Hzの交流電
源である。102は商用電源103を整流すると共に高
調波電流を抑制するアクティブフィルタである。アクテ
ィブフィルタは一般的には図に示すような昇圧チョッパ
が多く用いられている。
【0007】103はインバータであり、スイッチング
素子を3相ブリッジ接続した構成であり、アクティブフ
ィルタ102の直流出力を3相の任意電圧、任意周波数
の出力に変換し、圧縮機用モータ104に電力を供給す
る。
【0008】105はアクティブフィルタ制御部であり
入力電流波形が正弦波に近づくようにアクティブフィル
タ102のスイッチング素子のON/OFF制御を行
う。
【0009】また、106はインバータ制御部でありイ
ンバータ103のかくスイッチング素子のON/OFF
制御を行い、モータ104への供給電力を制御する。
【0010】アクティブフィルタ102は、昇圧チョッ
パとして動作しているときに入力電流波形が正弦波に近
づくことがよく知られている。そのため、出力の直流電
圧が常に一定になるようにアクティブフィルタ制御部1
05は制御を行っている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】この圧縮機電動機制御
装置においては、その特徴の一つである省エネ性が特に
要求されている。
【0012】しかしながら従来の構成では、次のような
課題があった。先に述べたようにアクティブフィルタ1
02においては、昇圧チョッパとして動作しているとき
に高調波電流が抑制できるという働きがあるので、昇圧
チョッパとして動作するように出力電圧の設定値を決め
る必要があった。
【0013】例えば、入力100V系においては変動許
容差を+10%と考え、110Vが入力された場合にお
いても高調波が抑制できるように165V程度に設定を
行う(入力電圧波形のピーク値+10V)のが適正であ
った。
【0014】また、このアクティブフィルタは入力電圧
と変換後の直流電圧との差が大きいほど、そのロスが大
きくなるという特性を示す。
【0015】しかしこの場合には通常の標準的な入力電
圧100Vが入った場合は入力電圧波形のピーク値(1
41V)に対して24Vも高いためその回路ロスは大き
なものになってしまう。また、更に、入力電圧が低下し
た場合に更にロスは増加することになる。
【0016】また、従来の構成では圧縮機のモータが停
止中においてもアクティブフィルタは動作しているので
更にロス増加の要因となる。
【0017】本発明は従来の課題を解決するもので、入
力電圧が変動した場合においても、十分な高調波電流抑
制効果を維持したまま回路ロスも最小にできる圧縮機電
動機制御装置を提供することを目的とする。
【0018】本発明の他の目的は、モータ停止中の余分
な入力(回路ロス)を防止し、消費電力の少ない圧縮機
電動機制御装置を提供することを目的とする。
【0019】本発明の他の目的は、圧縮機の負荷が高負
荷になったときに、回転数ダウンによる冷凍能力の低下
を防止し、高負荷時においても冷凍能力を維持すること
ができる圧縮機電動機制御装置を提供することを目的と
する。
【0020】本発明の他の目的は、運転方法が切り変わ
る近辺でも振動の発生や電流の増加を防止し、動作が安
定させることができる圧縮機電動機制御装置を提供する
ことを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、アクティブフィルタの出力電圧を電源電圧
のピーク値の一定電圧(例えば10V)大きい電圧に設
定するように構成したものである。
【0022】これにより、入力電圧が変動した場合にお
いても、回路ロスが最小であり、しかも高調波電流は十
分に抑制することが得られる。
【0023】また、モータ停止中は、アクティブフィル
タのスイッチング動作を停止させるように構成したもの
である。
【0024】これにより、モータ停止時の余分な回路ロ
スの発生が抑制でき、消費電力の低減を行うことが得ら
れる。
【0025】また、モータが最大回転数で回っているこ
とを検出し、その時にはアクティブフィルタを通常時よ
りも高い電圧に設定するように構成したものである。
【0026】これにより、高負荷時の回転数の低下が防
止でき、冷凍能力の不足を防止することが得られる。
【0027】また、アクティブフィルタの出力電圧を変
更する際、一気に変化するのではなく徐々に変わるよう
に構成したものである。
【0028】これにより、出力電圧が切り替わる際に、
騒音が発生する事を防止し、更に電流の増加を抑えるこ
とが得られる。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、交流電圧を直流電圧に変換するアクティブフィルタ
と、直流電圧を交流電圧に変換するインバータと、前記
インバータにより駆動されるモータと、前記アクティブ
フィルタに入力される電圧のピーク値を検出する入力電
圧検出回路と、前記アクティブフィルタから出力される
出力電圧を検出する出力電圧検出回路と、前記入力電圧
検出回路で検出された電圧より一定電圧高い電圧を設定
する第1電圧設定回路と、前記第1電圧設定回路と前記
出力電圧検出回路の出力が一致するように前記アクティ
ブフィルタを制御するAFドライブ回路とを有する圧縮
機電動機制御装置としたものであり、アクティブフィル
タの出力電圧を入力電圧のピーク値より一定電圧(例え
ば10V)大きい電圧に第1電圧設定回路で設定し、出
力電圧がこの第1電圧設定回路で設定された値と一致す
るようにAFドライブ回路で制御する作用を有する。
【0030】請求項2に記載の発明は、交流電圧を直流
電圧に変換するアクティブフィルタと、直流電圧を交流
電圧に変換するインバータと、前記インバータにより駆
動されるモータと、モータの目標回転数を設定する回転
数設定回路と、前記アクティブフィルタを制御するAF
ドライブ回路と、目標回転数が停止か否かを判定し停止
であると判定したときには前記AFドライブ回路の動作
を停止する停止判定回路とを有する圧縮機電動機制御装
置としたものであり、停止判定回路において回転数設定
回路の設定した目標回転数が停止(即ち0)であると判
定した場合にはアクティブフィルタの動作を停止すると
いう作用を有する。
【0031】請求項3に記載の発明は、交流電圧を直流
電圧に変換するアクティブフィルタと、直流電圧を交流
電圧に変換するインバータと、前記インバータにより駆
動されるモータと、前記アクティブフィルタに入力され
る電圧のピーク値を検出する入力電圧検出回路と、前記
アクティブフィルタから出力される出力電圧を検出する
出力電圧検出回路と、前記入力電圧検出回路で検出され
た電圧より一定電圧高い電圧を設定する第1電圧設定回
路と、前記第1電圧設定回路で設定された電圧より高い
電圧を設定する第2電圧設定回路と、前記モータの回転
数が定回転数になるようにモータの印加電圧をパルス幅
制御で行うPWM制御回路と、前記PWM制御回路から
出力されるデューティが100%に到達しているか判定
するデューティ判定回路と、前記デューティ判定回路で
デューティが100%と判定した時に前記第2電圧設定
回路の出力を選択し、デューティが100%以外の時は
前記第1電圧設定回路の出力を選択する電圧選択回路
と、前記電圧選択回路と前記出力電圧検出回路の出力が
一致するように前記アクティブフィルタを制御するAF
ドライブ回路とを有する圧縮機電動機制御装置としたも
のであり、PWM制御回路から出力されるデューティが
100%と判定したとき、第1電圧設定回路の設定電圧
より高い電圧が設定された第2電圧設定回路による電圧
になるようにアクティブフィルタの出力電圧を変化させ
るという作用を有する。
【0032】請求項4に記載の発明は、交流電圧を直流
電圧に変換するアクティブフィルタと、直流電圧を交流
電圧に変換するインバータと、前記インバータにより駆
動されるモータと、前記アクティブフィルタに入力され
る電圧のピーク値を検出する入力電圧検出回路と、前記
アクティブフィルタから出力される出力電圧を検出する
出力電圧検出回路と、前記入力電圧検出回路で検出され
た電圧より一定電圧高い電圧を設定する第1電圧設定回
路と、前記第1電圧設定回路で設定された電圧より高い
電圧を設定する第2電圧設定回路と、前記モータの回転
数が定回転数になるようにモータの印加電圧をパルス幅
制御で行うPWM制御回路と、前記PWM制御回路から
出力されるデューティが100%に到達しているか判定
するデューティ判定回路と、前記デューティ判定回路で
デューティが100%と判定した時に前記第2電圧設定
回路の出力を選択し、デューティが100%以外の時は
前記第1電圧設定回路の出力を選択する電圧選択回路
と、前記電圧選択回路の出力に変化があった場合出力電
圧を徐々に変化させる積分回路と、前記積分回路と前記
出力電圧検出回路の出力が一致するように前記アクティ
ブフィルタを制御するAFドライブ回路とを有する圧縮
機電動機制御装置としたものであり、電圧選択回路の出
力が変化した場合、積分回路で出力電圧を徐々に変化さ
せ、この電圧変化に一致するように、アクティブフィル
タの出力電圧を制御するという作用を有する。
【0033】以下本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施例における圧縮機
電動機制御装置のブロック図である。
【0034】図1において、1は圧縮機である。2は圧
縮機1のシェルである。3はブラシレスモータで、3a
のロータと3bのステータとからなる。3aのロータは
周囲に永久磁石を配置してある(例えば4極の場合90
度毎にNSNSの極を配置)。
【0035】4はシャフトであり、ロータ3aに固定さ
れ、ロータ3aの回転時にはベアリング5の中を回転す
る。またシャフト4の下部には偏心部4aが設けてあ
る。さらにその下部には給油ポンプ6が設けてある。シ
ャフトが回転することにより、給油ポンプ6がオイルを
吸い上げ、各しゅう動部にオイルを給油する。
【0036】7はピストンであり、シャフト4の回転運
動が偏心部4aによって往復運動に変えられピストン7
がシリンダ8内を往復することにより、冷媒を圧縮す
る。圧縮された冷媒は吐出管9から出ていき、冷却シス
テム(凝縮器、膨張器、蒸発器など、図示せず)を通っ
て吸込管10より圧縮機1のシェル2内部に放出され
る。
【0037】11は商用電源であり、例えば一般家庭に
おける100V60Hzの交流電源である。12は商用
電源11を整流するアクティブフィルタあり、ここでは
昇圧チョッパを採用しており、AC100Vを入力と
し、DC電圧を出力としている。
【0038】アクティブフィルタ12は、ブリッジダイ
オード13、高周波リアクタ14、半導体スイッチング
素子15、ダイオード16、およびコンデンサ17など
から構成される。
【0039】18はインバータであり、スイッチング素
子を3相ブリッジ接続した構成であり、アクティブフィ
ルタ12の直流出力を3相の任意電圧、任意周波数の出
力に変換し、ブラシレスモータ3に電圧を供給する。
【0040】19は逆起電圧検出回路でブラシレスモー
タ3のステータ3bの巻線の逆起電圧からロータ3aの
回転の相対位置を検出する。20はインバータ18のス
イッチング素子をオン/オフさせるドライブ回路であ
る。
【0041】21は転流回路であり、ブラシレスモータ
3が定常運転しているときに逆起電圧検出回路19の出
力によりインバータ18のどの素子をオンさせるか決定
する。
【0042】22はPWM制御回路であり、インバータ
18のスイッチング素子の上側アームまたは下側アーム
のスイッチング素子のみをチョッピングし、PWM(パ
ルス幅変調)制御を行う。パルス幅のデューティ(パル
ス周期中のオン周期の割合)を上/下させることで出力
電圧を上昇/下降させることができる。この出力電圧の
変化でブラシレスモータの回転数の制御を行う。
【0043】23は回転数検出回路であり、逆起電圧検
出回路19の出力信号をカウントまたは周期測定をする
ことにより、ブラシレスモータ3の回転数を検出する。
【0044】24は冷凍システムの状態を検出する状態
検出回路であり、例えば冷蔵庫においては庫内温度セン
サや冷却器温度センサなどである。もちろん温度のみで
はなく圧力などのセンサであっても構わない。
【0045】25は回転数設定回路で、状態検出回路2
4において検出された状態を把握し現在どの程度の回転
数で回るべきかを決定する。
【0046】26は比較器であり、回転数設定回路25
での目標回転数と回転数検出回路23での実回転数とを
比較し、その結果をPWM制御回路22に送出する。
【0047】27は入力電圧検出回路で、商用電源11
を整流するブリッジダイオード13の出力電圧を入力と
している。ここでの電圧波形は入力の正弦波を全波整流
した脈動電圧波形となる。この電圧波形のピーク値の検
出を行う。
【0048】28は第1電圧設定回路であり、入力電圧
検出回路27で検出された入力電圧波形のピーク値に対
して、一定電圧(約10V)高い電圧を設定する。
【0049】29は第2電圧設定回路であり、第1電圧
設定回路で設定される電圧より十分に高い電圧(例えば
250V)を予め設定しておく。
【0050】30はデューティ判定回路であり、PWM
制御回路22の出力デューティを判定するものであり、
出力Lの時はデューティが100%になれば出力をHに
し、出力Hの時はデューティが60%以下になれば出力
をLにするヒステリシスを持った動作を行う。
【0051】31は電圧選択回路であり、デューティ判
定回路30の出力がLの時は第1電圧判定回路28の出
力を選択し、デューティ判定回路30の出力がHの時H
第2電圧判定回路29の出力を選択し、出力する。
【0052】32は積分回路であり、電圧選択回路31
の出力が変化した時にその出力変化を徐々に行わせるた
めの積分回路である。この積分回路の時定数はモータの
回転数制御の時定数に比べて同じもしくは大きく設定し
ている。
【0053】33は出力電圧検出回路であり、アクティ
ブフィルタ12の出力電圧を検出する。34は比較器で
あり、出力電圧検出回路33の出力と積分回路32の出
力とを比較し、その偏差を出力とする。
【0054】35はAFドライブ回路であり、比較器3
4の出力偏差が0になるようにアクティブフィルタ12
の半導体スイッチング素子15のON/OFF制御を行
い、出力電圧が所望の値になるように動作する。
【0055】36は停止判定回路であり、回転数設定回
路25で設定された回転数が0即ち停止であるときにA
Fドライブ回路35に動作を停止するように信号を送出
する。
【0056】以上のように構成された圧縮機電動機制御
装置について、以下その動作を図1を用いて説明する。
【0057】まず、インバータ18について動作の説明
を行う。ブラシレスモータ3が停止状態から起動をさせ
るときには逆起電圧が発生していないため、位置検出は
不可能である。従ってインバータ18から強制的に低周
波数、低デューティの出力を出し、強制的に回転をスタ
ートさせる(一般的に低周波同期起動と呼ばれる)。
【0058】その後、加速を行いある程度回転が上昇
(10r/sec程度)してくると、ブラシレスモータ
3のステータ巻線に逆起電圧が発生し、逆起電圧検出回
路19による位置検出が可能となる。
【0059】逆起電圧検出回路19からの位置検出信号
を転流回路21で加工し、ドライブ回路20に与えるこ
とにより通常のDCモータとしての運転(位置信号によ
る閉ループ制御)を行うこととなる。
【0060】DCモータとしての運転においては電圧を
変化させることで回転数制御が可能であり、PWM制御
回路19からのデューティを大きくすると回転数が上昇
し、逆にデューティを小さくすると回転数が下降するこ
ととなる。
【0061】PWM制御はパルス幅変調と呼ばれ、電圧
の調整をデューティにより調整するものであり、デュー
ティとはON周期/キャリア周期であり0〜100%の
値をとる。
【0062】キャリア周期はキャリア周波数で決まって
おり、一般的には数kHzから数十kHzである。また
デューティの値が大きければ電圧は高くなる。
【0063】実際の回転数は逆起電圧検出回路19でロ
ータ3aの相対位置が検出できることからこのパルスを
一定時間(例えば1秒間)計数することによって、回転
数を検出することができる。この検出は回転数検出回路
23で行っている。
【0064】もちろんこの場合、パルスを計数するのみ
ではなくパルスの幅を測定することによっても回転数が
検出できることは言うまでもない。
【0065】また、状態検出回路24で検出された冷凍
システムの状態(温度、圧力など)によって、回転数設
定回路25で最適な回転数を設定する。例えば所望温度
に対して、検出した温度が離れていれば回転数を高く設
定して冷凍能力を上げたり、検出した温度が近づいてい
れば回転数を低くして冷凍能力を適切な値にするなどが
考えられる。
【0066】比較器26で、回転数設定回路25で設定
された目標回転数と、回転数検出回路23で検出された
実回転数とを比較し、その結果をPWM制御回路22に
送出する。
【0067】この結果を受けて、PWM制御回路22に
おいては、目標回転数>実回転数のときにはデューティ
を大きくし、目標回転数<実回転数のときはデューティ
を小さくし、目標回転数=実回転数のときはデューティ
を変化させないという制御を行い、実回転数が目標回転
数と一致するようにする。
【0068】次に、アクティブフィルタ12の動作につ
いて説明を行う。まず、アクティブフィルタの基本動作
について簡単に説明する。一般的なコンデンサインプッ
ト型整流回路においては既によく知られているように、
入力電圧波形のほぼピーク付近で充電動作が行われるた
め、電流はほぼピーク付近に集中した波形となる。この
電流は高調波電流を多く含むため様々な障害を起こすこ
とがある。
【0069】こん高調波電流を抑制するために、アクテ
ィブフィルタが使用される。これは半導体スイッチング
素子をONにすると、入力の電圧に関係なく、高周波リ
アクタ14に電流が流れ、エネルギーを蓄積する。
【0070】次に半導体スイッチング素子15をOFF
にする事により、高周波リアクタ14に蓄えられたエネ
ルギーはダイオード16を通してコンデンサ17へ電流
として流れ込む。
【0071】この動作を高速(10kHzから100k
Hz程度)で繰り返すことにより、入力電流は電圧波形
に関係なくほぼ正弦波波形に近いものとなり、高調波電
流が抑制される。
【0072】この高調波電流を抑制するためには直流部
電圧を通常の全波整流で得られる電圧(AC100V時
は約141V)より10V以上高い電圧(151V)に
設定する必要がある。これはアクティブフィルタが昇圧
チョッパとして動作したときに高調波抑制効果があるこ
とを示す。
【0073】ブリッジダイオード13によって商用電源
11の電圧は全波整流され、ブリッジダイオード13の
出力では商用電源の周波数の2倍の周波数(60Hzの
場合は120Hz)の脈流の直流波形が観測される。こ
の脈流の直流波形のピーク値を入力電圧検出回路27で
検出する。
【0074】入力電圧検出回路27で検出されたピーク
電圧値は第1電圧設定回路28に送出される。第1電圧
設定回路28においては、検出されたピーク電圧値より
も約10V高い電圧値を設定する。即ち、第1電圧設定
回路では入力電圧の値により常に一定値高い電圧に設定
されることになる。
【0075】次に、デューティ判定回路でデューティが
まだ十分余裕があると判定すれば、即ち出力がLの時
は、電圧選択回路は常に第1電圧設定回路28の出力を
選択し、出力を積分回路32に送出する。
【0076】そして積分回路32の出力はこの状態が一
定時間(時定数よりも十分大きい時間)以上続いていれ
ば、第1電圧設定回路28の出力電圧に一致する。
【0077】この積分回路32の出力と出力電圧検出回
路33の出力とを比較器34で比較し、その差がなくな
るように、AFドライブ回路35は半導体スイッチング
素子15のON/OFF制御を行う。
【0078】この結果、アクティブフィルタ12の出力
電圧は常に第1電圧設定回路28で設定された入力電圧
のピーク値に比べ約10V高い電圧に設定されるように
なる。これは入力電圧が変動したときも常に約10V高
い電圧に設定される。
【0079】次にモータ停止時の動作について説明を行
う。状態検出回路24で検出された状態を回転数設定回
路25が判定し、停止であるとされた時(例えば庫内の
温度が十分に冷えて、それ以上冷却が必要ない状態な
ど)には、インバータ13の動作を停止させ、モータを
停止させてから、停止判定回路36は停止であると判定
する。
【0080】停止判定回路36は停止と判定したときに
は、その出力信号はAFドライブ回路35に送出され、
AFドライブ回路35は半導体スイッチング素子15を
OFF状態として停止させ、アクティブフィルタ12の
動作を停止させる。
【0081】アクティブフィルタ12の動作を停止させ
ると、この回路はブリッジダイオード13、ダイオード
16およびコンデンサ17により、通常の全波整流回路
を構成し、出力電圧を出力することになり、電源(直流
電圧から低圧回路制御用の電源を作り出すスイッチング
電源など。図示せず)は通常通り動作させることができ
る。
【0082】次に圧縮機1の負荷が増大したときの動作
について説明する。圧縮機1の負荷は周囲の温度条件等
によって大きく変化する。例えば周囲の温度が非常に高
く、庫内の温度も高いときには圧縮機1の負荷が大きく
なることはよく知られている。
【0083】負荷が高くなったときに、ブラシレスモー
タ3は回転数が低下していくことがよく知られている。
そこで回転数が一致するように、PWM制御回路22は
デューティを増加させて回転数を調整する。
【0084】しかしながら、デューティ100%以上は
調整できないため、デューティ100%で回転数が確保
できない状態においては、回転数が負荷の増大に応じて
低くなってしまい、その結果冷凍能力が小さくなる。
【0085】そこで、デューティ判定回路30でデュー
ティが100%に到達したことを判定し、出力をHに切
り換える。これを受け、電圧選択回路31は第2電圧設
定回路29の設定値を出力するようになる。
【0086】ここで第2電圧設定回路29の電圧設定値
は、前述の通り第1電圧設定回路28で設定される電圧
値に比べ十分高い電圧に設定しており、例えば250V
に設定している。
【0087】この結果、アクティブフィルタ12の出力
電圧はこれまでより十分に高い電圧(例えば250V)
が出力されることとなる。
【0088】この時、積分回路32は入力で電圧変化
(第1電圧設定回路28の設定値から第2電圧設定回路
29への変化)に対して徐々に変化させる役目を行い、
アクティブフィルタ12の出力電圧と回転数制御の時間
変化が十分に吊り合うように時定数を調整している。
【0089】このように出力電圧を高くすることによ
り、負荷の大きな状態においても十分に回転数を維持で
きるようになる。
【0090】次にこの状態から負荷が軽くなった場合に
は、デューティ判定回路30の出力が自動的にLの出力
に戻り、電圧選択回路31の出力が第1電圧設定回路2
8の設定値に切り換えられ、もとの状態に戻ることにな
る。
【0091】上のように本実施例における圧縮機電動機
制御装置は、交流電圧を直流電圧に変換するアクティブ
フィルタ12と、直流電圧を交流電圧に変換するインバ
ータ18と、インバータ18により駆動させるモータ3
と、アクティブフィルタ12に入力される電圧のピーク
値を検出する入力電圧検出回路27と、アクティブフィ
ルタ12から出力される出力電圧を検出する出力電圧検
出回路33と、入力電圧検出回路27で検出された電圧
より一定電圧高い電圧を設定する第1電圧設定回路28
と、第1電圧設定回路28と出力電圧検出回路33の出
力が一致するようにアクティブフィルタ12を制御する
AFドライブ回路35とを有することにより、アクティ
ブフィルタの出力電圧を入力電圧のピーク値より一定電
圧(例えば10V)大きい電圧に第1電圧設定回路で設
定し、出力電圧がこの第1電圧設定回路で設定された値
と一致するようにAFドライブ回路で制御することがで
きるので、入力電圧が変動した場合においても、回路ロ
スが最小であり、しかも高調波電流は十分に抑制するこ
とができる。
【0092】また、モータ3の目標回転数を設定する回
転数設定回路25と、アクティブフィルタ12を制御す
るAFドライブ回路35と、目標回転数が停止か否かを
判定し停止であると判定したときにはAFドライブ回路
35の動作を停止する停止判定回路36とを設けること
により、停止判定回路36において回転数設定回路25
の設定した目標回転数が停止(即ち0)であると判定し
た場合にはアクティブフィルタ12の動作を停止するこ
とにより、モータ停止時の余分な回路ロスの発生が抑制
でき、消費電力の低減を行うことができる。
【0093】また、アクティブフィルタ12に入力され
る電圧のピーク値を検出する入力電圧検出回路27と、
アクティブフィルタ12から出力される出力電圧を検出
する出力電圧検出回路33と、入力電圧検出回路27で
検出された電圧より一定電圧高い電圧を設定する第1電
圧設定回路28と、第1電圧設定回路28で設定された
電圧より高い電圧を設定する第2電圧設定回路29と、
モータ3の回転数が定回転数になるようにモータの印加
電圧をパルス幅制御で行うPWM制御回路22と、PW
M制御回路22から出力されるデューティが100%に
到達しているか判定するデューティ判定回路30と、デ
ューティ判定回路30でデューティが100%と判定し
た時に第2電圧設定回路29の出力を選択し、デューテ
ィが100%以外の時は第1電圧設定回路28の出力を
選択する電圧選択回路31と、電圧選択回路31と出力
電圧検出回路33の出力が一致するようにアクティブフ
ィルタ12を制御するAFドライブ回路35とを設ける
ことにより、PWM制御回路22から出力されるデュー
ティが100%と判定したとき、第1電圧設定回路28
の設定電圧より高い電圧が設定された第2電圧設定回路
29による電圧になるようにアクティブフィルタ12の
出力電圧を変化させることにより、高負荷時の回転数の
低下が防止でき、冷凍能力の不足を防止することが得ら
れる。
【0094】また、アクティブフィルタ12に入力され
る電圧のピーク値を検出する入力電圧検出回路27と、
アクティブフィルタ12から出力される出力電圧を検出
する出力電圧検出回路33と、入力電圧検出回路27で
検出された電圧より一定電圧高い電圧を設定する第1電
圧設定回路28と、第1電圧設定回路28で設定された
電圧より高い電圧を設定する第2電圧設定回路29と、
モータ3の回転数が定回転数になるようにモータの印加
電圧をパルス幅制御で行うPWM制御回路22と、PW
M制御回路22から出力されるデューティが100%に
到達しているか判定するデューティ判定回路30と、デ
ューティ判定回路30でデューティが100%と判定し
た時に第2電圧設定回路29の出力を選択し、デューテ
ィが100%以外の時は第1電圧設定回路28の出力を
選択する電圧選択回路31と、電圧選択回路31の出力
に変化があった場合出力電圧を徐々に変化させる積分回
路32と、積分回路32と出力電圧検出回路33の出力
が一致するようにアクティブフィルタを制御するAFド
ライブ回路35とを設けることにより、電圧選択回路3
1の出力が変化した場合、積分回路32で出力電圧を徐
々に変化させ、この電圧変化に一致するように、アクテ
ィブフィルタ12の出力電圧を制御することができるの
で、出力電圧が切り替わる際に、騒音が発生する事を防
止し、更に電流の増加を抑えることができるようにな
る。
【0095】また、デューティ判定回路36の出力によ
り、デューティの判定基準を変化させるというヒステリ
シスを設けることにより、負荷の大きい部分での誤切り
替わりの防止ができ、安定した運転を供給できることに
なる。
【0096】また、積分回路32の時定数を回転数制御
の時定数に比べ、同等またはそれ以上にすることによ
り、より切り替わり時の回転数変動を防止でき、振動の
少なく電流の少ない効果が得られる。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように本発明の圧縮機電動
機制御装置は、交流電圧を直流電圧に変換するアクティ
ブフィルタと、直流電圧を交流電圧に変換するインバー
タと、インバータにより駆動されるモータと、アクティ
ブフィルタに入力される電圧のピーク値を検出する入力
電圧検出回路と、アクティブフィルタから出力される出
力電圧を検出する出力電圧検出回路と、入力電圧検出回
路で検出された電圧より一定電圧高い電圧を設定する第
1電圧設定回路と、第1電圧設定回路と出力電圧検出回
路の出力が一致するようにアクティブフィルタを制御す
るAFドライブ回路とを有することにより、アクティブ
フィルタの出力電圧を入力電圧のピーク値より一定電圧
(例えば10V)大きい電圧に第1電圧設定回路で設定
し、出力電圧がこの第1電圧設定回路で設定された値と
一致するようにAFドライブ回路で制御することができ
るので、入力電圧が変動した場合においても、回路ロス
が最小であり、しかも高調波電流は十分に抑制すること
ができる。
【0098】また、モータの目標回転数を設定する回転
数設定回路と、アクティブフィルタを制御するAFドラ
イブ回路と、目標回転数が停止か否かを判定し停止であ
ると判定したときにはAFドライブ回路の動作を停止す
る停止判定回路とを設けることにより、停止判定回路に
おいて回転数設定回路の設定した目標回転数が停止(即
ち0)であると判定した場合にはアクティブフィルタの
動作を停止することにより、モータ停止時の余分な回路
ロスの発生が抑制でき、消費電力の低減を行うことがで
きる。
【0099】また、アクティブフィルタに入力される電
圧のピーク値を検出する入力電圧検出回路と、アクティ
ブフィルタから出力される出力電圧を検出する出力電圧
検出回路と、入力電圧検出回路で検出された電圧より一
定電圧高い電圧を設定する第1電圧設定回路と、第1電
圧設定回路で設定された電圧より高い電圧を設定する第
2電圧設定回路と、モータの回転数が定回転数になるよ
うにモータの印加電圧をパルス幅制御で行うPWM制御
回路と、PWM制御回路から出力されるデューティが1
00%に到達しているか判定するデューティ判定回路
と、デューティ判定回路でデューティが100%と判定
した時に第2電圧設定回路の出力を選択し、デューティ
が100%以外の時は第1電圧設定回路の出力を選択す
る電圧選択回路と、電圧選択回路と出力電圧検出回路の
出力が一致するようにアクティブフィルタを制御するA
Fドライブ回路とを設けることにより、PWM制御回路
から出力されるデューティが100%と判定したとき、
第1電圧設定回路の設定電圧より高い電圧が設定された
第2電圧設定回路による電圧になるようにアクティブフ
ィルタの出力電圧を変化させることにより、高負荷時の
回転数の低下が防止でき、冷凍能力の不足を防止するこ
とが得られる。
【0100】また、アクティブフィルタに入力される電
圧のピーク値を検出する入力電圧検出回路と、アクティ
ブフィルタから出力される出力電圧を検出する出力電圧
検出回路と、入力電圧検出回路で検出された電圧より一
定電圧高い電圧を設定する第1電圧設定回路と、第1電
圧設定回路で設定された電圧より高い電圧を設定する第
2電圧設定回路と、モータ3の回転数が定回転数になる
ようにモータの印加電圧をパルス幅制御で行うPWM制
御回路と、PWM制御回路から出力されるデューティが
100%に到達しているか判定するデューティ判定回路
と、デューティ判定回路でデューティが100%と判定
した時に第2電圧設定回路の出力を選択し、デューティ
が100%以外の時は第1電圧設定回路の出力を選択す
る電圧選択回路と、電圧選択回路の出力に変化があった
場合出力電圧を徐々に変化させる積分回路と、積分回路
と出力電圧検出回路の出力が一致するようにアクティブ
フィルタを制御するAFドライブ回路とを設けることに
より、電圧選択回路の出力が変化した場合、積分回路で
出力電圧を徐々に変化させ、この電圧変化に一致するよ
うに、アクティブフィルタの出力電圧を制御することが
できるので、出力電圧が切り替わる際に、騒音が発生す
る事を防止し、更に電流の増加を抑えることができるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例における圧縮機電動機制御装置のブロッ
ク図
【図2】従来の圧縮機電動機制御装置のブロック図
【符号の説明】
3 ブラシレスモータ 12 アクティブフィルタ 18 インバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川原 秀治 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 窪田 吉孝 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 栗本 和典 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電圧を直流電圧に変換するアクティ
    ブフィルタと、直流電圧を交流電圧に変換するインバー
    タと、前記インバータにより駆動されるモータと、前記
    アクティブフィルタに入力される電圧のピーク値を検出
    する入力電圧検出回路と、前記アクティブフィルタから
    出力される出力電圧を検出する出力電圧検出回路と、前
    記入力電圧検出回路で検出された電圧より一定電圧高い
    電圧を設定する第1電圧設定回路と、前記第1電圧設定
    回路と前記出力電圧検出回路の出力が一致するように前
    記アクティブフィルタを制御するAFドライブ回路とを
    有する圧縮機電動機制御装置。
  2. 【請求項2】 交流電圧を直流電圧に変換するアクティ
    ブフィルタと、直流電圧を交流電圧に変換するインバー
    タと、前記インバータにより駆動されるモータと、モー
    タの目標回転数を設定する回転数設定回路と、前記アク
    ティブフィルタを制御するAFドライブ回路と、目標回
    転数が停止か否かを判定し停止であると判定したときに
    は前記AFドライブ回路の動作を停止する停止判定回路
    とを有する圧縮機電動機制御装置。
  3. 【請求項3】 交流電圧を直流電圧に変換するアクティ
    ブフィルタと、直流電圧を交流電圧に変換するインバー
    タと、前記インバータにより駆動されるモータと、前記
    アクティブフィルタに入力される電圧のピーク値を検出
    する入力電圧検出回路と、前記アクティブフィルタから
    出力される出力電圧を検出する出力電圧検出回路と、前
    記入力電圧検出回路で検出された電圧より一定電圧高い
    電圧を設定する第1電圧設定回路と、前記第1電圧設定
    回路で設定された電圧より高い電圧を設定する第2電圧
    設定回路と、前記モータの回転数が定回転数になるよう
    にモータの印加電圧をパルス幅制御で行うPWM制御回
    路と、前記PWM制御回路から出力されるデューティが
    100%に到達しているか判定するデューティ判定回路
    と、前記デューティ判定回路でデューティが100%と
    判定した時に前記第2電圧設定回路の出力を選択し、デ
    ューティが100%以外の時は前記第1電圧設定回路の
    出力を選択する電圧選択回路と、前記電圧選択回路と前
    記出力電圧検出回路の出力が一致するように前記アクテ
    ィブフィルタを制御するAFドライブ回路とを有する圧
    縮機電動機制御装置。
  4. 【請求項4】 交流電圧を直流電圧に変換するアクティ
    ブフィルタと、直流電圧を交流電圧に変換するインバー
    タと、前記インバータにより駆動されるモータと、前記
    アクティブフィルタに入力される電圧のピーク値を検出
    する入力電圧検出回路と、前記アクティブフィルタから
    出力される出力電圧を検出する出力電圧検出回路と、前
    記入力電圧検出回路で検出された電圧より一定電圧高い
    電圧を設定する第1電圧設定回路と、前記第1電圧設定
    回路で設定された電圧より高い電圧を設定する第2電圧
    設定回路と、前記モータの回転数が定回転数になるよう
    にモータの印加電圧をパルス幅制御で行うPWM制御回
    路と、前記PWM制御回路から出力されるデューティが
    100%に到達しているか判定するデューティ判定回路
    と、前記デューティ判定回路でデューティが100%と
    判定した時に前記第2電圧設定回路の出力を選択し、デ
    ューティが100%以外の時は前記第1電圧設定回路の
    出力を選択する電圧選択回路と、前記電圧選択回路の出
    力に変化があった場合出力電圧を徐々に変化させる積分
    回路と、前記積分回路と前記出力電圧検出回路の出力が
    一致するように前記アクティブフィルタを制御するAF
    ドライブ回路とを有する圧縮機電動機制御装置。
JP9009363A 1997-01-22 1997-01-22 圧縮機電動機制御装置 Pending JPH10210784A (ja)

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