JPH10208856A - 面状発熱体 - Google Patents
面状発熱体Info
- Publication number
- JPH10208856A JPH10208856A JP1380297A JP1380297A JPH10208856A JP H10208856 A JPH10208856 A JP H10208856A JP 1380297 A JP1380297 A JP 1380297A JP 1380297 A JP1380297 A JP 1380297A JP H10208856 A JPH10208856 A JP H10208856A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- length
- steel
- low voltage
- voltage
- brass
- Prior art date
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- Pending
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- Surface Heating Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電力の消費量が少なく、低電圧で効率の良い
発熱を可能にした面状発熱体を提供することである。 【技術手段】鋼又はステンレス又は真鍮から例えば幅が
10mmで、厚さが0.3mm 、そして長さを任意とするテープ
状に薄く形成することで、電力の消費量が少なく、低電
圧にて効率的に発熱し得るようにしたことである。
発熱を可能にした面状発熱体を提供することである。 【技術手段】鋼又はステンレス又は真鍮から例えば幅が
10mmで、厚さが0.3mm 、そして長さを任意とするテープ
状に薄く形成することで、電力の消費量が少なく、低電
圧にて効率的に発熱し得るようにしたことである。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は、構造物の屋根融雪
用ヒータ、床暖房用ヒータ、或いはマット用ヒータ（カ
ーペットを含む）等に用いられる面状発熱体に関する。
用ヒータ、床暖房用ヒータ、或いはマット用ヒータ（カ
ーペットを含む）等に用いられる面状発熱体に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来からこの種の面状発熱体は幅広い分
野において用いられている。
野において用いられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来から知
られている面状発熱体はニクロム線から薄板に形成して
なることから、電力の消費量が大きく経済的ではなかっ
た。又、面状発熱体として、カーボンからなるものも知
られているが、このカーボン製の面状発熱体においては
そのカーボンと混合する抵抗物質によっては発熱状態を
左右する抵抗値が安定しないばかりか、その抵抗値を均
一にすることが困難である。又、該気温や圧力によって
抵抗値が変動し易い等の問題があった。
られている面状発熱体はニクロム線から薄板に形成して
なることから、電力の消費量が大きく経済的ではなかっ
た。又、面状発熱体として、カーボンからなるものも知
られているが、このカーボン製の面状発熱体においては
そのカーボンと混合する抵抗物質によっては発熱状態を
左右する抵抗値が安定しないばかりか、その抵抗値を均
一にすることが困難である。又、該気温や圧力によって
抵抗値が変動し易い等の問題があった。
【０００４】本発明はこの様な従来事情に鑑みてなされ
たもので、その目的とする処は、電力の消費量が少な
く、低電圧で効率の良い発熱を可能にした面状発熱体を
提供することである。
たもので、その目的とする処は、電力の消費量が少な
く、低電圧で効率の良い発熱を可能にした面状発熱体を
提供することである。
【０００５】
【課題を達成するための手段】課題を達成するために本
発明は、鋼又はステンレス又は真鍮から例えば幅が10mm
で、厚さが0.3mm 、そして長さを任意とするテープ状に
薄く形成することで、電力の消費量が少なく、低電圧に
て効率的に発熱し得るようにしたことである。又、長さ
を短くすれば、低電圧（例えば、50Ｖ以下の低電圧）で
使用でき、長さを長くすれば、普通の電圧（例えば、 1
00Ｖ、 200Ｖ等）で広い面積で使用できるようにするこ
とである。
発明は、鋼又はステンレス又は真鍮から例えば幅が10mm
で、厚さが0.3mm 、そして長さを任意とするテープ状に
薄く形成することで、電力の消費量が少なく、低電圧に
て効率的に発熱し得るようにしたことである。又、長さ
を短くすれば、低電圧（例えば、50Ｖ以下の低電圧）で
使用でき、長さを長くすれば、普通の電圧（例えば、 1
00Ｖ、 200Ｖ等）で広い面積で使用できるようにするこ
とである。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の実施の具体例を図面に基
づいて説明する。図１はで、鋼又はステンレス又は真鍮
から例えば幅（Ｗ）が10mmで、厚さ（Ｈ）が0.3mm 、そ
して長さ（Ｌ）を任意例えば６ｍとするテープ状に薄く
形成してなる。
づいて説明する。図１はで、鋼又はステンレス又は真鍮
から例えば幅（Ｗ）が10mmで、厚さ（Ｈ）が0.3mm 、そ
して長さ（Ｌ）を任意例えば６ｍとするテープ状に薄く
形成してなる。
【０００７】而して、本発明では幅（Ｗ）が10mm、厚さ
（Ｈ）が0.3mm 、長さ（Ｌ）６ｍに形成した面状発熱体
１を用いて、該面状発熱体１に13Ｖで11アンペアの低電
圧を通電した実験を行った結果、通電を開始してから30
秒で外気温プラス30℃まで発熱することが分かった。つ
まり、低電圧で効率の良い発熱が得られることが分かっ
た。
（Ｈ）が0.3mm 、長さ（Ｌ）６ｍに形成した面状発熱体
１を用いて、該面状発熱体１に13Ｖで11アンペアの低電
圧を通電した実験を行った結果、通電を開始してから30
秒で外気温プラス30℃まで発熱することが分かった。つ
まり、低電圧で効率の良い発熱が得られることが分かっ
た。
【０００８】図２乃至図３は、上記の如く構成した本発
明面状発熱体１の長いものを絶縁樹脂フィルム（例え
ば、塩化ビニール樹脂フィルム、ポリエチレン樹脂フィ
ルム等）内に蛇行状に埋め込み配線した使用の一例を示
す。ところで、鋼又はステンレス又は真鍮は、固有抵抗
値が低い抵抗値であると言うことの他に、長さを調節す
れば、電圧を変えられると言う性能を有しているので、
実験したところ、長さを短くすれば、低電圧（例えば、
50Ｖ以下の低電圧）で使用でき、長さを長くすれば、普
通の電圧（例えば、 100Ｖ、 200Ｖ等）で使用すること
ができる知見を得た。長さ調節手段は、長い面状発熱体
１を所望の長さに切断して行う。上記の図２、図３は、
この知見に基づいて広い面積にて発熱が得られるフイル
ムヒータ２とした使用例を示す。
明面状発熱体１の長いものを絶縁樹脂フィルム（例え
ば、塩化ビニール樹脂フィルム、ポリエチレン樹脂フィ
ルム等）内に蛇行状に埋め込み配線した使用の一例を示
す。ところで、鋼又はステンレス又は真鍮は、固有抵抗
値が低い抵抗値であると言うことの他に、長さを調節す
れば、電圧を変えられると言う性能を有しているので、
実験したところ、長さを短くすれば、低電圧（例えば、
50Ｖ以下の低電圧）で使用でき、長さを長くすれば、普
通の電圧（例えば、 100Ｖ、 200Ｖ等）で使用すること
ができる知見を得た。長さ調節手段は、長い面状発熱体
１を所望の長さに切断して行う。上記の図２、図３は、
この知見に基づいて広い面積にて発熱が得られるフイル
ムヒータ２とした使用例を示す。
【０００９】
【発明の効果】本発明の面状発熱体は叙上の如く構成し
てなるから、下記の作用効果を奏する。鋼又はステンレ
ス又は真鍮からテープ状に薄く形成した。つまり、発熱
を左右する抵抗値を決定する断面積をテープ状に薄くし
てなることから、低電圧にて効率的に発熱される。そし
て、鋼又はステンレス又は真鍮のテープ状に薄いものを
使用したので、発熱温度の上昇と共に、電流値が下が
り、節電に寄付することができる。又、鋼又はステンレ
ス又は真鍮の固有抵抗値が低い抵抗値であることによ
り、高電流が流れ、周知のニクロム線よろも早く発熱す
る。従って、本発明によれば、電力の消費量が少なく、
効率的に発熱が得られると共に、節電が可能になると言
う現在社会の電力消費を反映した画期的な面状発熱体を
提供することができる。
てなるから、下記の作用効果を奏する。鋼又はステンレ
ス又は真鍮からテープ状に薄く形成した。つまり、発熱
を左右する抵抗値を決定する断面積をテープ状に薄くし
てなることから、低電圧にて効率的に発熱される。そし
て、鋼又はステンレス又は真鍮のテープ状に薄いものを
使用したので、発熱温度の上昇と共に、電流値が下が
り、節電に寄付することができる。又、鋼又はステンレ
ス又は真鍮の固有抵抗値が低い抵抗値であることによ
り、高電流が流れ、周知のニクロム線よろも早く発熱す
る。従って、本発明によれば、電力の消費量が少なく、
効率的に発熱が得られると共に、節電が可能になると言
う現在社会の電力消費を反映した画期的な面状発熱体を
提供することができる。
【図１】 本発明面状発熱体の一部を示した斜視図
【図２】 本発明面状発熱体をフイルム内に埋め込み配
線した使用の一例を示した平面図
線した使用の一例を示した平面図
【図３】 図２のIII −III 線拡大断面図
１…面状発熱体
Claims (2)
- 【請求項１】 鋼又はステンレス又は真鍮からテープ状
に薄く形成したことを特徴とする面状発熱体。 - 【請求項２】 請求項１記載の面状発熱体において、 長さの調節可能なことを特徴とする面状発熱体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1380297A JPH10208856A (ja) | 1997-01-28 | 1997-01-28 | 面状発熱体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1380297A JPH10208856A (ja) | 1997-01-28 | 1997-01-28 | 面状発熱体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10208856A true JPH10208856A (ja) | 1998-08-07 |
Family
ID=11843398
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1380297A Pending JPH10208856A (ja) | 1997-01-28 | 1997-01-28 | 面状発熱体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10208856A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2013129474A1 (ja) * | 2012-02-29 | 2015-07-30 | 株式会社フロウエル | 溶着装置 |
-
1997
- 1997-01-28 JP JP1380297A patent/JPH10208856A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2013129474A1 (ja) * | 2012-02-29 | 2015-07-30 | 株式会社フロウエル | 溶着装置 |
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