JPH1020868A - 独立型カラオケ再生装置 - Google Patents

独立型カラオケ再生装置

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JPH1020868A
JPH1020868A JP8179693A JP17969396A JPH1020868A JP H1020868 A JPH1020868 A JP H1020868A JP 8179693 A JP8179693 A JP 8179693A JP 17969396 A JP17969396 A JP 17969396A JP H1020868 A JPH1020868 A JP H1020868A
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浩 三野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運搬しやすく、ホコリや衝撃に対する防護性
の高い形態で耐久性に優れ、またカラオケを歌う人にと
っての操作性も良好な独立型カラオケ再生装置を提供す
る。 【解決手段】 本体箱部材1の頂部に回転自在に配設さ
れた回転円盤部材2と、その上面側一端部分に位置する
ほぼ水平なヒンジ軸9を中心に回動して当該回転円盤部
材の上面に起伏する蓋部材10と、蓋部材10に装着さ
れてこれを起立させたときに表示画面が現れる液晶ディ
スプレイパネル11と、回転円盤部材7の上面側に配設
されて蓋部材10を伏せたときには大部分が隠れる操作
パネル部13a,13bと、本体箱部材1の底部に取り
付けられた移動用キャスター2と、本体箱部材1の内部
空間に収納されたスピーカー4および電子回路装置5
a,5b,5cを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はカラオケ再生装置
に関し、とくに、カラオケに必要なオーディオ機能とデ
ィスプレイ機能などをすべて1つの装置ハウジングに盛
り込んだ(オールインワンタイプ)の独立型カラオケ再
生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】よく知られているように、最近のカラオ
ケシステムでは、スピーカー、マイクミキシングアン
プ、CRTディスプレイ装置、背景画像を再生するビデ
オディスクプレーヤ、カラオケデータ(伴奏音データと
歌詞データを含んでいる)を格納したハードディスク装
置、カラオケデータの再生処理部、画像表示の制御部、
操作パネルやリモコン送受信システムを含んだユーザイ
ンターフェース部、システム各部を統括して動作させる
主制御部などの機能要素で構成されている。
【0003】具体的な機器構成としては、業務用のカラ
オケ再生装置のほとんどはコンポーネント型であり、一
部に独立型のカラオケ再生装置も知られている。コンポ
ーネント型カラオケ再生装置は、店舗に合せて選定した
複数のスピーカーボックスやCRTディスプレイ装置を
適宜なレイアウトで配置し、またメインコントローラと
ミキシングアンプとビデオディスクプレーヤなどに分れ
て装置構成されている電子回路装置セットをシステムラ
ックに搭載する。そして、これらの機器を所定の信号線
で結合する。さまざまな付加機能用のオプション装置も
用意されており、必要に応じてシステムに組み合わせ
る。
【0004】独立型カラオケ再生装置は前述のような機
能要素を1つの装置ハウジングに組み込んだものであ
る。業務用の独立型カラオケ再生装置は、つぎのような
用途を考えて設計されている。
【0005】例えばホテルや旅館の宴会場とか、コミュ
ニティセンターの多目的会議室などにおいて、顧客の希
望に応じて一時的にカラオケ再生装置を利用してもらう
ような用途には独立型の装置がきわめて便利である。施
設の容量に応じた台数の独立型カラオケ再生装置を用意
し、普段は倉庫などに保管しておき、利用時にパーティ
会場などに搬入する。このような運用の仕方を想定して
いるので、カラオケを楽しむ顧客から見た機能面での評
価に加えて、装置の保守・運搬・設置などを行う運用管
理者から見た性能も重要である。つまり運搬しやすいこ
とが強く望まれるし、移動設置を繰り返すことで何かに
ぶつけたりしやすいので、壊れにくい耐久性が大切な要
素になる。また、長いあいだ倉庫などに保管したままに
なることも多いので、操作パネル部分やディスプレイの
画面にホコリがつきにくいこととか、ゴキブリやネズミ
などによって装置が故障させられないような防護性も大
切である。
【0006】業務用として設計された従来の代表的な独
立型カラオケ再生装置では、移動用のキャスターが付い
た本体箱部材の頂部にターンテーブルを設け、その上に
CRTディスプレイ装置を搭載している。また、本体箱
部材の内部空間にスピーカーおよび前記の電子回路装置
を収納している。さらに、ユーザインターフェースとし
ては一般のコンポーネント型と同じようなリモコンシス
テムを採用している。選曲やボリューム調整などの各種
の入力はリモコン入力器を使って行う。前記ターンテー
ブル上で前記CRTディスプレイ装置の前方位置に、リ
モコン入力器の指定席となるリモコン置き場を設けてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述した構成の従来の
独立型カラオケ再生装置では、最上部に大きくて重くて
破損しやすいCRTディスプレイ装置を搭載しているの
で、運搬作業はやりづらく、CRTのガラス画面を壊さ
ないように注意深く運搬しなければならなかった。また
CRT画面が汚れやすく、しばしばクリーニングしなけ
ればならない。
【0008】なお、前記のリモコン入力器をターンテー
ブル上の前記指定席にセットした通常の状態において、
ターンテーブルを回してCRTの向きを変えると、リモ
コン入力器の正面もCRT画面といっしょに向きを変え
る。この構成により、カラオケを歌う人が本体箱部材に
対してどの位置に立っても、その位置に合せてターンテ
ーブルを動かせば、CRTおよびリモコン入力器の正面
に向き合える。
【0009】ところが、リモコン入力器を指定席から取
り外して利用することも当然多いので、リモコン入力器
を紛失することも多くなる。この面では、本体から離れ
て入力できるというリモコンの利点と欠点とが表裏一体
である。リモコンとは別に本体にも操作パネルを設けれ
ば問題は少なくなるが、その場合でも、操作パネルを本
体に固定的に配設したのでは、ターンテーブルによるC
RTの方向転換機能との整合性がなくなるし、また本体
の操作パネルをホコリや衝撃から防護する対策も新たに
必要になる。
【0010】この発明は前述した従来の問題点に鑑みな
されたもので、その目的は、運搬しやすく、ホコリや衝
撃に対する防護性の高い形態で耐久性に優れ、またカラ
オケを歌う人にとっての操作性も良好な独立型カラオケ
再生装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の独立型カラオ
ケ再生装置は、縦長の本体箱部材と、この本体箱部材の
頂部にほぼ垂直な軸を中心に回転自在に配設された回転
円盤部材と、この回転円盤部材の上面側一端部分に位置
するほぼ水平なヒンジ軸を中心に回動して当該回転円盤
部材の上面に起伏する蓋部材と、この蓋部材に装着され
て当該蓋部材を起立させたときに表示画面が現れる液晶
ディスプレイパネルと、前記回転円盤部材の上面側に配
設されて前記蓋部材を伏せたときには大部分が隠れる操
作パネル部と、前記本体箱部材の底部に取り付けられた
移動用キャスターと、前記本体箱部材の内部空間に収納
されたスピーカーおよび電子回路装置とを備える。この
電子回路装置には、前記スピーカーを駆動するマイクミ
キシングアンプと、前記液晶ディスプレイパネルを駆動
して画像を表示する表示制御手段と、カラオケの伴奏音
と歌詞を含んだカラオケデータおよび背景画像データな
どを記憶する1系統または複数系統のデータ記憶手段
と、前記カラオケデータに従ってカラオケ伴奏音を前記
スピーカーから出力するのに同期して歌詞の文字列を前
記液晶ディスプレイパネルに表示する再生制御手段と、
前記操作パネル部からの入力に対応して各部を統括的に
制御する主制御部とを含んでいる(請求項1)。
【0012】この基本構成に加えて、望ましくは、前記
本体箱部材の背面にマイク掛けを兼ねた移動操作用ハン
ドルを取り付けたり(請求項2)、また前記本体箱部材
を傾けて正面側を持ち上げる操作時の支点となる足掛け
バー前記本体箱部材の背面下部にほぼ水平に取り付ける
(請求項3)。また、前記回転円盤部材の上面側に前記
蓋部材の外形に合せた窪み部を形成して、その窪み部に
伏せた前記蓋部材がはまり込む形態にする(請求項
4)。さらに、前記操作パネル部をシート型キーボード
と回転ツマミ部とに分けてレイアウトし、これら全体が
伏せた前記蓋部材によって隠れるようにする(請求項
5)。
【0013】また前記電子回路装置としては、電話回線
を介して伝送されてくる前記カラオケデータなどを受信
して前記記憶手段に格納するための通信カラオケ用イン
ターフェースを備えたり(請求項6)、さらには直結さ
れたパソコンなどの情報処理機器から転送されてくる前
記カラオケデータなどを前記記憶手段に格納するための
直結転送用インターフェースを備えることが望ましい
(請求項7)。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明の一実施例による独立型
カラオケ再生装置の構成を図1〜図7に示している。本
体箱部材1は変形したドラム缶のような外観で、底部に
移動用の4個のキャスター2が取り付けられている。図
4と図5に示すように、正面のサランネット3を取り外
すとバッフル面が現れ、そこに3Dシステムのスピーカ
ー4が取り付けられている。本体箱部材1の内部空間に
おける正面バッフル側の約半分はスピーカーボックスで
あり、その奥の背面側の空間には後述する電子回路装置
5a,5b,5cが収納されている。
【0015】本体箱部材1の頂部には円形枠部6が一体
に形成されており、その円形枠部6内に回転円盤部材7
が納まっている。図5に示すように、円形枠部6の内周
円に沿ってスライドガイド8が配設され、そのガイド8
により回転円盤部材7が垂直な中心軸まわり滑らかに回
転する。約300度で往復回動する。
【0016】回転円盤部材7の上面側の一端部分にはヒ
ンジ9があり、このヒンジ9に蓋部材10が取り付けら
れている。ヒンジ9の軸は水平で、蓋部材10はそのヒ
ンジ軸を中心に回動して回転円盤部材7の上面に起伏す
る。ヒンジ9には適当に大きな摩擦が作用するように設
計されており、蓋部材10は自由な角度位置に安定して
止る。
【0017】蓋部材10の外形は回転円盤部材7よりも
小さく、多くの曲線を含んだほぼ四角の外形になってい
る。回転円盤部材7の上面には蓋部材10の外形に合せ
た窪み部7a,7bが形成されており、伏せた蓋部材1
0が窪み部7a,7bにはまり込む。蓋部材10には液
晶ディスプレイパネル11が装着されていて、その表示
画面は蓋部材10の内表面にレイアウトされており、蓋
部材10を伏せると液晶ディスプレイパネル11の画面
は隠れ、蓋部材10を起こしたときに画面が現れる。ま
た、蓋部材10における液晶ディスプレイパネル11の
画面の上に位置する部分には、モニタースピーカー12
が内蔵されている。
【0018】回転円盤部材7の窪み部7a,7bには蓋
部材10を伏せたときには大部分が隠れる操作パネル部
13a,13bが配設されている。図1に示すように、
窪み部は、中央の深い窪み部7aと、手前の浅い窪み部
7bの2段になっており、浅い窪み部7bの表面にはシ
ート型キーボード13bが配設されており、深い窪み部
7aには4個の回転ツマミ13aが配設されている。回
転ツマミ13aは伴奏音ボリューム,マイクボリュー
ム,エコー,モニターボリュームの各調節ツマミであ
る。キーボード13bは、選曲入力などの各種の指令入
力を装置に与えるための入力手段である。
【0019】また、本体箱部材1の背面の上部には移動
操作用のハンドル14が水平に取り付けられている。ハ
ンドル14はコ字型の棒材からなり、その2箇所の根元
部分にマイクハンガー15が取り付けられている。図示
していないマイクを使わないときには、その首部分をC
字型のハンガー15に引っ掛けておく。マイクハンガー
15はハンドル14を中心に約180度回転自在で、図
1に示すようにハンドル14の外側に突出した状態で止
るとともに、図2に示すようにハンドル14の内側に向
いた状態に止る。図1の状態では、マイクをハンガー1
5に着脱しやすく、装置の使用状態はこの位置にする。
図2の状態では、ハンガー15に引っ掛けたマイクがハ
ンドル14の内側に収納されるので、運搬・保管時に邪
魔にならず、何かにぶつけたりする心配もない。
【0020】また図2、図3、図5に示すように、本体
箱部材1を傾けて正面側を持ち上げる操作時の支点とな
る足掛けバー16が、本体箱部材1の背面下部にほぼ水
平に取り付けられている。ハンドル14を手で持って操
作し、キャスター2により床面を走行させて本装置を移
動させていて、敷居などの段差部分を通過する際には、
バー16に足を掛けて、そこを支点にしてハンドル14
を手前に引けば、本体箱部材1が傾いて正面側のキャス
ター2が浮く。これにより段差を通過するのが簡単にな
る。
【0021】図7のブロック図はこのカラオケ再生装置
の電気的なシステム構成の概略を示している。このシス
テムは通常のパソコンに類似した構成であり、主制御部
71はCPU,RAM,ROMを中心とするコンピュー
タ本体であり、データ記憶部72は大容量の補助記憶で
あり、具体的にはハードディスク装置を使用する。主制
御部71は、操作パネル部13a,13bからの各種の
指令入力を受け付けて、その入力に応じた処理を実行す
る。
【0022】データ記憶部72には、多数の楽曲のカラ
オケデータと背景画像用の多数の静止画像データが格納
されている。カラオケデータは、例えばMIDI符号化
された伴奏音データに歌詞データを合成したデータであ
る。リクエストされたある楽曲を再生出力する場合、主
制御部71がデータ記憶部72をアクセスして該当楽曲
のカラオケデータを読み出し、伴奏音処理部73により
伴奏音のオーディオ信号を生成してミキシングアンプ7
6に入力する。アンプ76ではマイク77からの信号と
伴奏音とがミキシングされて増幅され、メインスピーカ
ー4およびモニタースピーカー12から発音する。この
処理と同期して、主制御部74は歌詞画像処理部74と
ともに、伴奏音データに付帯している歌詞データを順次
処理し、伴奏音の再生タイミングと同期して歌詞文字列
の画像を表示制御部78を介して液晶ディスプレイパネ
ル11に表示する。さらにこれらと並行して、主制御部
71は背景画像処理部75とともに、データ記憶部72
から静止画像データを適宜に読み出して、液晶ディスプ
レイパネル11に背景画像として表示する。
【0023】なお、背景画像処理部75には外部映像入
力端子Tinがあり、ここにビデオカメラ,VTR,ビデ
オディスクプレーヤー,テレビチューナー,CD−RO
Mプレーヤーなどの外部の映像出力機器を接続すること
で、これら外部機器から供給する画像を液晶ディスプレ
イパネル11に表示できる。外部からの映像を表示する
モードでは、データ記憶部72の静止画像データの再生
画像は表示されない。なお、外部映像入力端子Tinに接
続するCD−ROMプレーヤーなどを主制御部71で制
御するために端子Tinと対をなす制御信号出力端子Cou
t がある。
【0024】この実施例の独立型カラオケ再生装置は通
信カラオケシステムに対応している。つまり、電話回線
に直接またはモデムを介して接続する通信インターフェ
ース79を備えており、カラオケソフト提供業者のホス
ト装置と主制御部71とが電話回線を通じて交信し、ホ
スト装置から配信される最新のカラオケデータなどを受
け取ってデータ記憶部72に格納する。この通信インタ
ーフェース79とは別に、カラオケデータの供給機とな
るパソコンなどの情報処理機器を直接的に主制御部71
に結合するためのSCSIあるいはRS−232Cなど
のパソコンインターフェース80を備えており、ここに
パソコンやCD−ROMプレーヤなどを接続して、カラ
オケデータや静止画像データを受け取ってデータ記憶部
72に格納できる。
【0025】図7における主制御部71,データ記憶部
72,伴奏音処理部73,歌詞画像処理部74,背景画
像処理部75,ミキシングアンプ76,表示制御部7
8,通信インターフェース79,パソコンインターフェ
ース80、それに電源回路や空冷ファンなどの電子回路
装置がいくつかのシャーシ,ケースに分れて実装され、
図5および図6に示す電子回路装置5a,5b,5cよ
うに、本体箱部材1の背面側の内部空間に収納してい
る。これら電子回路装置5a,5b,5cと操作パネル
部13a,13bやスピーカー4それに液晶ディスプレ
イパネル11とモニタースピーカー12などはそれぞれ
本体箱部材1の内部配線で接続されている。とくに、操
作パネル部13a,13bや液晶ディスプレイパネル1
1とモニタースピーカー12は回転円盤部材7および蓋
部材10に装備されているので、これの回転を妨げない
とともに回転により断線が起きないように充分に余裕の
ある長さのケーブルで配線されている。
【0026】
【発明の効果】
(1)本体箱部材の頂部に小型軽量で超薄型の液晶ディ
スプレイパネルが起伏・折り畳み自在に取り付けられて
いるので、装置全体の重量が軽くなり、これを伏せれば
邪魔な突出物がなくなり、きわめて運搬しやすいし、何
かにぶつけてディスプレイ部分などを壊す恐れもない。
【0027】(2)本体箱部材の頂部に回転円盤部材が
あり、それに液晶ディスプレイパネルを装備した蓋部材
がヒンジで取り付けられ、蓋部材を伏せるとディスプレ
イ画面および操作パネル部が隠れるので、運搬時の破損
に対する防護性や耐久性が高いし、ステージや倉庫など
に長いあいだ置きっぱなししていても、表示部分と操作
部分がホコリなどで汚れることが少ない。
【0028】(3)回転円盤部材をまわせば、ディスプ
レイパネルの画面の向きが変わるだけでなく、いっしょ
に操作パネル部も向きを変えて、カラオケを歌う人が本
体箱部材に対してどの位置に立っていても、その人は画
面と操作部の正面に向き合え、操作性が良好である。こ
の操作部は本体から分離するリモコン入力器ではないの
で、リモコンのように紛失する煩わしさがない。もちろ
ん、この発明はリモコン入力器を設けることを除外して
いるものではないが、その場合でも、回転円盤部材に固
設する操作部とリモコンとは別ものである。
【0029】(4)通信インターフェースやパソコンイ
ンターフェースを介して外部から本体内蔵のデータ記憶
部にカラオケデータを転送できるので、ときどき最新の
楽曲を補充することで、カラオケソフト的に陳腐化しな
いですむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による独立型カラオケ再生
装置の使用状態の斜視図である。
【図2】同上装置の平面図である。
【図3】同上装置の側面図である。
【図4】同上装置の一部分解斜視図である。
【図5】同上装置の内部構造を表わした側面図である。
【図6】同上装置の内部構造を表わした背面図である。
【図7】同上装置の電子回路システムのブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 本体箱部材 2 キャスター 3 サランネット 4 スピーカー 5a,5b,5c 電子回路装置 6 円形枠部 7 回転円盤部材 8 スライドガイド 9 ヒンジ 10 蓋部材 11 液晶ディスプレイパネル 12 モニタースピーカー 13a,13b 操作パネル部 14 ハンドル 15 マイクハンガー 16 足掛けバー 71 主制御部 72 データ記憶部 73 伴奏音処理部 74 歌詞画像処理部 75 背景画像処理部 76 ミキシングアンプ 77 マイク 78 表示制御部 79 通信インターフェース 80 パソコンインターフェース

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦長の本体箱部材と、この本体箱部材の
    頂部にほぼ垂直な軸を中心に回転自在に配設された回転
    円盤部材と、この回転円盤部材の上面側一端部分に位置
    するほぼ水平なヒンジ軸を中心に回動して当該回転円盤
    部材の上面に起伏する蓋部材と、この蓋部材に装着され
    て当該蓋部材を起立させたときに表示画面が現れる液晶
    ディスプレイパネルと、前記回転円盤部材の上面側に配
    設されて前記蓋部材を伏せたときには大部分が隠れる操
    作パネル部と、前記本体箱部材の底部に取り付けられた
    移動用キャスターと、前記本体箱部材の内部空間に収納
    されたスピーカーおよび電子回路装置とを備え、 前記電子回路装置は、前記スピーカーを駆動するマイク
    ミキシングアンプと、前記液晶ディスプレイパネルを駆
    動して画像を表示する表示制御手段と、カラオケの伴奏
    音と歌詞を含んだカラオケデータおよび背景画像データ
    などを記憶する1系統または複数系統のデータ記憶手段
    と、前記カラオケデータに従ってカラオケ伴奏音を前記
    スピーカーから出力するのに同期して歌詞の文字列を前
    記液晶ディスプレイパネルに表示する再生制御手段と、
    前記操作パネル部からの入力に対応して各部を統括的に
    制御する主制御部とを含んでいる、 ことを特徴とする独立型カラオケ再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記本体箱部材の背
    面上部にはマイク掛けを兼ねた移動操作用ハンドルが取
    り付けられていることを特徴とする独立型カラオケ再生
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記本体箱部材を傾
    けて正面側を持ち上げる操作時の支点となる足掛けバー
    が前記本体箱部材の背面下部にほぼ水平に取り付けられ
    ていることを特徴とする独立型カラオケ再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記回転円盤部材の
    上面側には前記蓋部材の外形に合せた窪み部が形成され
    ており、その窪み部に伏せた前記蓋部材がはまり込むこ
    とを特徴とする独立型カラオケ再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記操作パネル部は
    シート型キーボードと回転ツマミ部とからなり、これら
    全体が伏せた前記蓋部材によって隠れることを特徴とす
    る独立型カラオケ再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記電子回路装置
    は、電話回線を介して伝送されてくる前記カラオケデー
    タなどを受信して前記記憶手段に格納するための通信カ
    ラオケ用インターフェースを備えていることを特徴とす
    る独立型カラオケ再生装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記電子回路装置
    は、直結されたパソコンなどの情報処理機器から転送さ
    れてくる前記カラオケデータなどを前記記憶手段に格納
    するための直結転送用インターフェースを備えているこ
    とを特徴とする独立型カラオケ再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114158211A (zh) * 2021-11-25 2022-03-08 广州林电智能科技有限公司 一种便携式直播一体机

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