JPH1020788A - 回収ラベル付き商品 - Google Patents
回収ラベル付き商品Info
- Publication number
- JPH1020788A JPH1020788A JP17955496A JP17955496A JPH1020788A JP H1020788 A JPH1020788 A JP H1020788A JP 17955496 A JP17955496 A JP 17955496A JP 17955496 A JP17955496 A JP 17955496A JP H1020788 A JPH1020788 A JP H1020788A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- label
- product
- collection
- goods
- recovery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 回収後に商品が温、冷どちらの状態で使用さ
れたのかを簡単に判別可能な回収ラベル付き商品を提供
することを課題とする。 【解決手段】 商品5 の使用後に剥離されて回収される
回収ラベル8 が商品5 の外面に剥離可能に貼着された回
収ラベル付き商品において、前記回収ラベル8 が、熱収
縮性フィルムからなるラベル基材1 を有し、該ラベル基
材1 が商品5 の加熱時に熱収縮によって外観が変化して
回収ラベル8 の回収後に加熱の有無が判別可能に設けら
れたことを解決課題とする。
れたのかを簡単に判別可能な回収ラベル付き商品を提供
することを課題とする。 【解決手段】 商品5 の使用後に剥離されて回収される
回収ラベル8 が商品5 の外面に剥離可能に貼着された回
収ラベル付き商品において、前記回収ラベル8 が、熱収
縮性フィルムからなるラベル基材1 を有し、該ラベル基
材1 が商品5 の加熱時に熱収縮によって外観が変化して
回収ラベル8 の回収後に加熱の有無が判別可能に設けら
れたことを解決課題とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、缶入り飲料等の商
品、特に温、冷どちらの状態でも使用可能な商品の使用
状態を商品の販売製造メーカーが判別可能な回収ラベル
付き商品に関する。
品、特に温、冷どちらの状態でも使用可能な商品の使用
状態を商品の販売製造メーカーが判別可能な回収ラベル
付き商品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば缶入り飲料等の商品に、剥
離可能なラベル等を貼着して、該ラベルを飲料の使用後
に剥離して応募葉書等に貼着して販売メーカー等に送付
することによって賞品等が消費者にあたるくじ用の回収
ラベル付き商品が多く販売されている。
離可能なラベル等を貼着して、該ラベルを飲料の使用後
に剥離して応募葉書等に貼着して販売メーカー等に送付
することによって賞品等が消費者にあたるくじ用の回収
ラベル付き商品が多く販売されている。
【0003】また、このような回収ラベルは懸賞くじと
して使用されると同時に、回収後に回収した業者等が商
品を購入した消費者についての情報を得るための手段と
しても使用されている。そのため、印刷等によってラベ
ルのデザインを商品毎に変更してどの種類の商品を購入
したのかをラベルの回収後に該ラベルの識別表示によっ
て判別して、売れ行きの良好な商品の種類を把握するこ
とが行われていた。
して使用されると同時に、回収後に回収した業者等が商
品を購入した消費者についての情報を得るための手段と
しても使用されている。そのため、印刷等によってラベ
ルのデザインを商品毎に変更してどの種類の商品を購入
したのかをラベルの回収後に該ラベルの識別表示によっ
て判別して、売れ行きの良好な商品の種類を把握するこ
とが行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
回収ラベルは単に印刷等が施されただけであるため、商
品の種類は識別できても、例えば缶入りコーヒー飲料等
のように温かい飲料、冷たい飲料どちらの状態でも販
売、消費される商品についての消費された時の状態は、
従来の回収ラベルでは把握することが不可能であった。
このような情報は、製造販売業者にとって季節変動等の
市場動向を把握する上で重要な情報であり、容易に把握
したいという要望が近年高まっていた。
回収ラベルは単に印刷等が施されただけであるため、商
品の種類は識別できても、例えば缶入りコーヒー飲料等
のように温かい飲料、冷たい飲料どちらの状態でも販
売、消費される商品についての消費された時の状態は、
従来の回収ラベルでは把握することが不可能であった。
このような情報は、製造販売業者にとって季節変動等の
市場動向を把握する上で重要な情報であり、容易に把握
したいという要望が近年高まっていた。
【0005】このような商品の使用時の温度を判別する
ために、従来温度によって色が変化する特殊なインキを
使用した回収ラベルも考えられていたが、特殊なインキ
を使用するためコストが高く、回収ラベルとしては適さ
なかった。
ために、従来温度によって色が変化する特殊なインキを
使用した回収ラベルも考えられていたが、特殊なインキ
を使用するためコストが高く、回収ラベルとしては適さ
なかった。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、回収後に商品が温、冷どちらの状
態で使用されたのかを簡単に判別可能な回収ラベル付き
商品を提供することを課題とする。
めになされたもので、回収後に商品が温、冷どちらの状
態で使用されたのかを簡単に判別可能な回収ラベル付き
商品を提供することを課題とする。
【0007】
(構成)本発明は、このような課題を解決するためにな
された手段としては、商品5 の使用後に剥離されて回収
される回収ラベル8 が商品5 の外面に剥離可能に貼着さ
れた回収ラベル付き商品において、前記回収ラベル8
が、熱収縮性フィルムからなるラベル基材1 を有し、該
ラベル基材1 が商品5 の加熱時に熱収縮によって外観が
変化して回収ラベル8 の回収後に加熱の有無が判別可能
に設けられたことにある。
された手段としては、商品5 の使用後に剥離されて回収
される回収ラベル8 が商品5 の外面に剥離可能に貼着さ
れた回収ラベル付き商品において、前記回収ラベル8
が、熱収縮性フィルムからなるラベル基材1 を有し、該
ラベル基材1 が商品5 の加熱時に熱収縮によって外観が
変化して回収ラベル8 の回収後に加熱の有無が判別可能
に設けられたことにある。
【0008】(作用)すなわち、本発明は、商品5 の使
用後に剥離されて回収される回収ラベル8 が熱収縮性フ
ィルムからなるラベル基材1 を有しているため、商品5
が加熱された状態で使用された時には回収ラベル8 のラ
ベル基材1 が熱収縮して外観が変化する。従って、該回
収ラベル8 が商品5 から剥離され回収された時に、特殊
な手段を必要とせずに目視するだけで外観の変化を観る
ことができ、商品5 が加熱された状態で消費されたこと
が容易に判別できる。
用後に剥離されて回収される回収ラベル8 が熱収縮性フ
ィルムからなるラベル基材1 を有しているため、商品5
が加熱された状態で使用された時には回収ラベル8 のラ
ベル基材1 が熱収縮して外観が変化する。従って、該回
収ラベル8 が商品5 から剥離され回収された時に、特殊
な手段を必要とせずに目視するだけで外観の変化を観る
ことができ、商品5 が加熱された状態で消費されたこと
が容易に判別できる。
【0009】また、前記ラベル基材1 に、切り欠き4 が
形成された場合には、ラベル基材1の熱収縮によって切
り欠き2 が開口したり、変形したりするため、回収ラベ
ル8が加熱されたことがより容易に判別できる。
形成された場合には、ラベル基材1の熱収縮によって切
り欠き2 が開口したり、変形したりするため、回収ラベ
ル8が加熱されたことがより容易に判別できる。
【0010】さらに、該ラベル基材1 の熱収縮温度にお
いて、該ラベル基材1 よりも熱収縮率の小さいか又は非
熱収縮性の識別シート層3 がラベル基材1 の裏面側に積
層された場合には、ラベル基材1 が熱収縮した時には外
面から識別シート層3 が前記切り欠き2 や或いはラベル
基材1 の端部等から目視され、より変形が判別し易くな
る。
いて、該ラベル基材1 よりも熱収縮率の小さいか又は非
熱収縮性の識別シート層3 がラベル基材1 の裏面側に積
層された場合には、ラベル基材1 が熱収縮した時には外
面から識別シート層3 が前記切り欠き2 や或いはラベル
基材1 の端部等から目視され、より変形が判別し易くな
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に従って説明する。まず、本発明の回収ラベル
付き商品の構成から説明する。図1及び図2において示
す1は、略矩形状の熱収縮性フィルムから形成されたラ
ベル基材で、該ラベル基材1は60〜80°Cに加熱す
ると一軸方向Aに収縮する性質を有するポリエチレンテ
レフタレート(PET)、ポリプロピレン、ポリ塩化ビ
ニル等から形成されている。
て、図面に従って説明する。まず、本発明の回収ラベル
付き商品の構成から説明する。図1及び図2において示
す1は、略矩形状の熱収縮性フィルムから形成されたラ
ベル基材で、該ラベル基材1は60〜80°Cに加熱す
ると一軸方向Aに収縮する性質を有するポリエチレンテ
レフタレート(PET)、ポリプロピレン、ポリ塩化ビ
ニル等から形成されている。
【0012】また、該ラベル基材1には懸賞くじ用の表
示及び商品名、任意の着色やデザイン等の表示が外面側
から目視できるように凸版輪転印刷やスクリーン印刷或
いはグラビア印刷等の印刷方法によって施されている。
示及び商品名、任意の着色やデザイン等の表示が外面側
から目視できるように凸版輪転印刷やスクリーン印刷或
いはグラビア印刷等の印刷方法によって施されている。
【0013】2は該ラベル基材1に形成された切り欠き
で、該切り欠き2はラベル基材1の熱収縮方向と直交す
るように設けられた線状の切り込み線によって形成され
ている。
で、該切り欠き2はラベル基材1の熱収縮方向と直交す
るように設けられた線状の切り込み線によって形成され
ている。
【0014】3は、ラベル基材1の裏面側に設けられ且
つ該ラベル基材1と略同形の識別シート層で、該識別シ
ート層3はラベル基材1が加熱された時に該ラベル基材
1の熱収縮を阻止しない程度の弱い接着力の接着層4を
介してラベル基材1の裏面側に積層されている。
つ該ラベル基材1と略同形の識別シート層で、該識別シ
ート層3はラベル基材1が加熱された時に該ラベル基材
1の熱収縮を阻止しない程度の弱い接着力の接着層4を
介してラベル基材1の裏面側に積層されている。
【0015】該識別シート層3は前記ラベル基材1の熱
収縮する60〜80°Cでは熱収縮しないか、或いは該
温度でラベル基材1よりも熱収縮率が小さい材質、例え
ば合成樹脂や紙、又はこれらの積層シート等のシート材
から形成されている。
収縮する60〜80°Cでは熱収縮しないか、或いは該
温度でラベル基材1よりも熱収縮率が小さい材質、例え
ば合成樹脂や紙、又はこれらの積層シート等のシート材
から形成されている。
【0016】また、該識別シート層3には前記ラベル基
材1と異なる着色が印刷によって施されている。
材1と異なる着色が印刷によって施されている。
【0017】6は、該識別シート層3の裏面側に設けら
れた接着層で、該接着層6は接着後に剥離可能な程度の
接着力を有する粘着剤等の接着剤が塗布されて形成され
ている。このような構成からなる回収ラベル8は、図1
に示すような商品としての缶入り飲料5の外面に前記接
着層6によって接着されている。
れた接着層で、該接着層6は接着後に剥離可能な程度の
接着力を有する粘着剤等の接着剤が塗布されて形成され
ている。このような構成からなる回収ラベル8は、図1
に示すような商品としての缶入り飲料5の外面に前記接
着層6によって接着されている。
【0018】上記回収ラベル付き飲料10は、店頭或いは
自動販売機等において販売されるが、該飲料が例えばコ
ーヒー等の場合には加熱して温かい飲料として販売する
場合と、冷めたい飲料として販売する場合がある。
自動販売機等において販売されるが、該飲料が例えばコ
ーヒー等の場合には加熱して温かい飲料として販売する
場合と、冷めたい飲料として販売する場合がある。
【0019】温かい飲料として販売する場合には、例え
ば自動販売機内や店頭の加熱器等で60〜80°C程度
に加熱保温されるが、この時、前記ラベル基材1は前記
のように該温度で一軸方向Aに熱収縮する。この時、ラ
ベル基材1と識別シート層3は接着層3による弱接着に
よって接着されており、且つ識別シート3はこの温度で
は収縮しない材質のシート材からなるために、ラベル基
材1のみが収縮する。
ば自動販売機内や店頭の加熱器等で60〜80°C程度
に加熱保温されるが、この時、前記ラベル基材1は前記
のように該温度で一軸方向Aに熱収縮する。この時、ラ
ベル基材1と識別シート層3は接着層3による弱接着に
よって接着されており、且つ識別シート3はこの温度で
は収縮しない材質のシート材からなるために、ラベル基
材1のみが収縮する。
【0020】よって、ラベル基材1の切り欠き2は図3
及び図4に示すように収縮によって開口して、下側の識
別シート層3の着色が該切り欠き2から目視でき、さら
にラベル基材1の上下端部1a,1b からは識別シート層3
が線状に目視でき、明らかに加熱したことが外観から判
別できる。
及び図4に示すように収縮によって開口して、下側の識
別シート層3の着色が該切り欠き2から目視でき、さら
にラベル基材1の上下端部1a,1b からは識別シート層3
が線状に目視でき、明らかに加熱したことが外観から判
別できる。
【0021】一方、冷たい飲料として販売、消費される
缶入り飲料8の回収ラベル8は外観に何ら変化を生じる
ことがない。
缶入り飲料8の回収ラベル8は外観に何ら変化を生じる
ことがない。
【0022】従って、消費者が消費後にこの回収ラベル
8を缶入り飲料5から接着層6において剥離して、懸賞
くじとして応募葉書等に貼着して製造販売元等に送付し
た場合には、該回収先において、回収ラベル8を目視す
るだけで温かい飲料として消費されたのか或いは冷たい
飲料として消費されたのかが容易に判別できる。
8を缶入り飲料5から接着層6において剥離して、懸賞
くじとして応募葉書等に貼着して製造販売元等に送付し
た場合には、該回収先において、回収ラベル8を目視す
るだけで温かい飲料として消費されたのか或いは冷たい
飲料として消費されたのかが容易に判別できる。
【0023】尚、上記実施の形態では、ラベル基材1の
下側に識別シート層3を設けたが、このような識別シー
トを設けることは条件ではなく、例えばラベル基材1を
直接接着層6を介して缶入り飲料等の商品5の外面に剥
離可能に貼着してもよい。この場合にも、ラベル基材2
が熱収縮した時に、切り欠き2の変形によって加熱され
たことが判別できる。
下側に識別シート層3を設けたが、このような識別シー
トを設けることは条件ではなく、例えばラベル基材1を
直接接着層6を介して缶入り飲料等の商品5の外面に剥
離可能に貼着してもよい。この場合にも、ラベル基材2
が熱収縮した時に、切り欠き2の変形によって加熱され
たことが判別できる。
【0024】また、識別シート層3を設ける場合に、該
識別シート層3の例えば、ラベル基材1の切り欠き2の
下側付近や周縁部等、ラベル基材1が熱収縮した時に露
出する部分に着色されていればよく、必ずしも識別シー
ト層3全面に着色されていることは条件ではない。
識別シート層3の例えば、ラベル基材1の切り欠き2の
下側付近や周縁部等、ラベル基材1が熱収縮した時に露
出する部分に着色されていればよく、必ずしも識別シー
ト層3全面に着色されていることは条件ではない。
【0025】また、上記実施の形態では、ラベル基材1
に線状の切り欠き2を設けたが切り欠き2の形状はこの
ような線状のもの以外にも点状の孔を穿設してもよく、
或いは点や線等で模様を形成してもよい。
に線状の切り欠き2を設けたが切り欠き2の形状はこの
ような線状のもの以外にも点状の孔を穿設してもよく、
或いは点や線等で模様を形成してもよい。
【0026】さらに該切り欠き2を設ける位置もラベル
基材1の端縁部等であってもよく、さらには 切り欠き
を設けずに、ラベル基材1が熱収縮によって縮み、識別
シート層3が周囲から目視できるように設けてもよい。
基材1の端縁部等であってもよく、さらには 切り欠き
を設けずに、ラベル基材1が熱収縮によって縮み、識別
シート層3が周囲から目視できるように設けてもよい。
【0027】また、上記実施の形態では、ラベル基材1
を一軸方向Aに熱収縮するように形成したが、ラベル基
材1に設けられた切り欠き2が変形又は開口するような
熱収縮方向であればよく、2軸方向に熱収縮するラベル
基材1であってもよい。要はラベル基材1の熱収縮によ
って回収ラベル8が何らかの外観変化を生じ、加熱した
ことが回収ラベル8の回収後に判別できればよいのであ
る。尚、60〜80°Cに加熱された時に5〜50%収
縮するフィルムが、飲料の加熱温度に適合しているた
め、缶入り飲料用のラベル基材として好ましい。
を一軸方向Aに熱収縮するように形成したが、ラベル基
材1に設けられた切り欠き2が変形又は開口するような
熱収縮方向であればよく、2軸方向に熱収縮するラベル
基材1であってもよい。要はラベル基材1の熱収縮によ
って回収ラベル8が何らかの外観変化を生じ、加熱した
ことが回収ラベル8の回収後に判別できればよいのであ
る。尚、60〜80°Cに加熱された時に5〜50%収
縮するフィルムが、飲料の加熱温度に適合しているた
め、缶入り飲料用のラベル基材として好ましい。
【0028】また、上記実施の形態では缶入り飲料5を
商品として使用したが、商品としては、加熱した状態で
も冷たい状態でも消費されるようなものであればどのよ
うなものでもよい。
商品として使用したが、商品としては、加熱した状態で
も冷たい状態でも消費されるようなものであればどのよ
うなものでもよい。
【0029】さらに、上記実施の形態では、ラベル基材
1を最外面に位置するよう形成したが、該ラベル基材1
の外面にさらに剥離可能な隠蔽層を設けてもよい。この
場合には、回収後に該隠蔽層を剥離することによってラ
ベル基材1の変形の有無を判別することができ、消費者
が商品を購入、使用する際には何ら違和感を与えること
なく、回収者だけが商品の加熱の有無を識別することが
できる。
1を最外面に位置するよう形成したが、該ラベル基材1
の外面にさらに剥離可能な隠蔽層を設けてもよい。この
場合には、回収後に該隠蔽層を剥離することによってラ
ベル基材1の変形の有無を判別することができ、消費者
が商品を購入、使用する際には何ら違和感を与えること
なく、回収者だけが商品の加熱の有無を識別することが
できる。
【0030】また、ラベル基材1や識別シート層3の形
状や材質等も上記実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の意図する範囲内であれば任意に変更するこ
とができる。
状や材質等も上記実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の意図する範囲内であれば任意に変更するこ
とができる。
【0031】
【発明の効果】叙上のように、本発明の回収ラベル付き
商品は、ラベルの回収後に製造販売元等の回収先におい
てそのラベルが貼着されていた商品が温、冷どちらの状
態で消費されたかが特殊な手段を用いることなく容易に
目視によって判別できるため、消費者データの把握が容
易且つ経済的に行える。
商品は、ラベルの回収後に製造販売元等の回収先におい
てそのラベルが貼着されていた商品が温、冷どちらの状
態で消費されたかが特殊な手段を用いることなく容易に
目視によって判別できるため、消費者データの把握が容
易且つ経済的に行える。
【図1】本発明の回収ラベル付き商品の実施の形態の一
例を示す正面図。
例を示す正面図。
【図2】図1のX−X線要部拡大断面図。
【図3】商品を加熱した状態を示す正面図。
【図4】図3のY−Y線要部拡大断面図。
1 ラベル基材 2 切り欠き 3 識別シート層 5 缶入り飲料(商品) 8 回収ラベル
Claims (3)
- 【請求項1】 商品(5) の使用後に剥離されて回収され
る回収ラベル(8) が商品(5) の外面に剥離可能に貼着さ
れた回収ラベル付き商品において、前記回収ラベル(8)
が、熱収縮性フィルムからなるラベル基材(1) を有し、
該ラベル基材(1) が商品(5) の加熱時に熱収縮によって
外観が変化して回収ラベル(8) の回収後に加熱の有無が
判別可能に設けられたことを特徴とする回収ラベル付き
商品。 - 【請求項2】 前記ラベル基材(1) に、切り欠き(4) が
形成されている請求項1に記載の回収ラベル付き商品。 - 【請求項3】 前記ラベル基材(1) の熱収縮温度におい
てラベル基材(1) よりも熱収縮率が小さいか又は非熱収
縮である識別シート層(3) がラベル基材(1) の裏面側に
積層され、且つラベル基材(1) の熱収縮時に、該識別シ
ート層(3) が外面側から目視可能に設けられている請求
項1又は請求項2に記載の回収ラベル付き商品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17955496A JPH1020788A (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | 回収ラベル付き商品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17955496A JPH1020788A (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | 回収ラベル付き商品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1020788A true JPH1020788A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=16067778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17955496A Pending JPH1020788A (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | 回収ラベル付き商品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1020788A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9221573B2 (en) | 2010-01-28 | 2015-12-29 | Avery Dennison Corporation | Label applicator belt system |
-
1996
- 1996-07-09 JP JP17955496A patent/JPH1020788A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9221573B2 (en) | 2010-01-28 | 2015-12-29 | Avery Dennison Corporation | Label applicator belt system |
US9637264B2 (en) | 2010-01-28 | 2017-05-02 | Avery Dennison Corporation | Label applicator belt system |
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