JPH10207887A - 電子メール表示方法および装置 - Google Patents

電子メール表示方法および装置

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JPH10207887A
JPH10207887A JP9001124A JP112497A JPH10207887A JP H10207887 A JPH10207887 A JP H10207887A JP 9001124 A JP9001124 A JP 9001124A JP 112497 A JP112497 A JP 112497A JP H10207887 A JPH10207887 A JP H10207887A
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JP
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line
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information
head position
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Application number
JP9001124A
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English (en)
Inventor
Michinori Aragai
道典 新飼
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Canon Electronic Business Machines HK Co Ltd
Original Assignee
Canon Electronic Business Machines HK Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送受信者間で表示機能が異なっている場合で
も、一般的な規定の文字数内で記載されたテキスト情報
に対し、送信者側の1行を受信者の表示機能に合った読
み易い表示形態になるように、超過文字数を判断しシフ
トして表示することが可能な電子メール表示方法および
装置。 【解決手段】 注目行先頭位置情報Xを検出しステップ
S6と、注目行の文字数が表示器の表示桁数を超えたか
を判別するステップS7と、文字数が表示桁数を超えた
とき、超過位置情報Pを検出するステップS8と、次行
先頭位置情報Yを検出するステップS10と、該位置情
報Xと該位置情報Yを比較し、比較結果に応じて超過位
置情報Pを次行に回り込ませるシフト位置を調整して表
示するステップS11〜S15を用い、メールをわかり
易く表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パソコン通信やイ
ンターネット等で用いられる受信した電子メールを表示
することが可能な電子メール表示方法および装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、パソコンを使ったパソコン通信
や、現在流行のインターネットメールといった電子メー
ルを受信して表示する表示装置がある。このような表示
装置においては、受信したテキスト列を電子メール表示
ソフトや、ターミナルソフトを用いて、通信ネゴシエー
ション後、受け取った情報をメモリに蓄えると同時に、
テキスト情報を表示する。そして、そのテキスト情報を
表示する際も、行末を「改行」で判断し、改行と改行の
間を1行と判断している。
【0003】パソコン等においては、モニターやテレビ
を、表示装置として用いているものが存在する。
【0004】また、最近の電子メール送受信ソフトにお
いては、表示桁数を容易に変更することができるように
なっているもの、さらには、受信したメールに対してリ
プライする場合に、発言者のUID(ログインするため
の個人情報)を発言者の文の先頭に自動的に付加するも
のや、選択的に設定可能な文字列を簡単に追加できるも
のが存在する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、電子メール
の、やり取りを行う人達の使用する電子メール表示装置
のもつ表示機能はそれぞれまちまちである。このため、
標準的な電子メールのやり取りを行う場合の取り決めと
して、1行72桁(漢字を用いる場合には36文字)位
を目安にして、メール内容(テキスト情報)を記載して
いる。
【0006】このようにして記載された電子メールを機
能がまちまちな表示装置を用いて受信して表示する場
合、送信者側の1行の文字数と受信者側の1行の文字数
とが異なっていたり、また、桁数等の設定が同一でも、
表示フォントサイズが異なっていたり、さらには、受信
者側の装置の表示上の制限(例えば、ハード的に漢字2
0文字までしか表示機能が無い)などが存在すると、表
示画面が見づらくなってしまうばかりか、電子メールの
メール内容を読む場合においても、どの行までがAさん
の発言で、何処からがその前の引用文章なのかといった
判断が容易に行えないといった問題がある。
【0007】ここで、上述したような従来の問題点を、
図7〜図10に示す具体例を挙げて説明する。
【0008】図7は、ごく一般的な表示形態を示すもの
である。すなわち、パソコン等の1行の表示桁数が漢字
40桁まで表示できる表示装置を用いて、受信した電子
メール50を表示した場合の例である。
【0009】この電子メール50では、13から15行
目は、表示画面51の左端Aから半角1文字分の空けて
ある。さらに、16から17行目は、半角8文字分のス
ペースが空けてある。
【0010】図8は、図7に示した一般的な電子メール
を、表示桁数が限られていて、かつ、表示文字数が少な
い表示装置の表示画面52を用いて表示した表示形態1
の例である。
【0011】この例では、表示桁数が少ないために、何
も処理を施さずに単に受け取ったテキスト情報を表示装
置に流し込んだ場合の例である。すなわち、図7の10
行目が図8の11および12行目に対応している。ま
た、図7の13行目が図8の15および16行目に対応
している。
【0012】特に、図8の15および16行目のように
何も処理を施さなかった場合には、図7の13行目が、
単なる文字列の流し込みであるため、16行目が行の先
頭から表示されるため、次の行との兼ね合いから、表示
が見辛くなってしまうことがわかる。
【0013】次に、図9は、図7に示した電子メール5
0に、リプライした場合の電子メール55の1例であ
る。この場合には、差出人の文章(テキスト情報)が引
用されており、その差出人の文章を明示する手段とし
て、元のテキスト情報の先頭に「asada >」という見出
しが表示されている。このため、図7のテキスト情報よ
り、引用部分はさらに半角で8文字分シフトされた状態
で、表示画面56に表示されている。
【0014】図10は、図9の示した一般的な電子メー
ル55を、表示桁数が限られていて、かつ、表示文字数
が少ない表示装置の表示画面57を用いて、表示した表
示形態の例である。
【0015】この例では、図9の13行目、16行目
が、図10の各々15から16行目、20から21行目
に対応している。
【0016】さらに、図8の場合と比べた場合において
も、さらに見辛くなっていることがわかる。
【0017】上述した各例からわかるように、単に、テ
キスト列を表示装置の表示画面52,57上に流し込ん
だだけでは、各行の先頭が何処で、何処で終わっている
のか判断できず、読みづらいという問題がある。
【0018】そこで、本発明の目的は、送信者側と受信
者側と表示装置の表示機能が異なっている場合でも、一
般的な規定の文字数内で記載されたテキスト情報に対し
て、送信者側の1行の受信者の表示機能(ハード)に合
った読み易い表示形態になるように、超過文字数を判断
しシフトして表示することが可能な電子メール表示方法
および装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、受信した電子
メールのテキスト情報を表示する方法であって、前記テ
キスト情報のうち注目する注目行を読み出すステップA
と、該読み出した注目行が表示される表示器の画面端か
ら当該注目行のテキスト情報が開始する先頭位置までの
注目行先頭位置情報を検出して保持するステップBと、
前記注目行の一行分の文字数が、前記表示器の一行分の
表示桁数を超えたか否かを判別するステップCと、前記
一行分の文字数が前記一行分の表示桁数を超えたとき、
該超えた位置からの文字数に相当する超過位置情報を検
出するステップDと、前記注目行に続く次行を読み出
し、該次行が表示される前記表示器の画面端から当該次
行のテキスト情報が開始する先頭位置までの次行先頭位
置情報を検出して保持するステップEと、前記ステップ
Bにより検出された注目行先頭位置情報と前記ステップ
Eにより検出された次行先頭位置情報とを比較し、その
比較結果に応じて、前記超過位置情報を次行に回り込ま
せる位置を調整して表示するステップFとからなること
により、受信した電子メールを表示することができる。
【0020】ここで、前記ステップFは、前記ステップ
Bにより検出された注目行先頭位置情報が、前記ステッ
プEにより検出された次行先頭位置情報と等しいか否か
を判別するステップF1と、前記注目行先頭位置情報が
前記次行先頭位置情報と等しくないとき、前記注目行先
頭位置情報によって前記超過位置情報の次行への回り込
み位置を決定するステップF2aと、前記注目行先頭位
置情報が前記次行先頭位置情報と等しいとき、前記注目
行および前記次行のテキスト情報の先頭位置からの共通
する共通情報を検出し、前記注目行先頭位置情報と当該
共通情報とによって前記超過位置情報の次行への回り込
み位置を決定するステップF2bと、前記ステップF2
a又は前記ステップF2bによって、次行への回り込み
位置が調整され決定された前記超過位置情報を、前記表
示器に表示される注目行に続く行に表示するステップF
3とにより構成できる。
【0021】前記表示器に表示するテキスト情報を、標
準モードで表示するか、縮小モードで表示するかを判別
するステップGを有することができる。
【0022】また、本発明は、受信した電子メールのテ
キスト情報を表示する装置であって、前記電子メールの
やり取りを行うための通信手段と、受信した前記電子メ
ールのテキスト情報を記憶する記憶手段と、該記憶した
テキスト情報を読み出す読出手段と、該読み出したテキ
スト情報を表示する表示手段と、前記表示手段の画面端
から、当該表示手段に表示されるテキスト情報の先頭位
置までの先頭位置情報を検出する先頭位置情報検出手段
と、前記表示手段に表示される注目行、および、当該注
目行に続く次行の各テキスト情報の先頭位置からの共通
情報を検出する共通情報検出手段と、前記注目行の一行
分の文字数が、前記表示手段の一行分の表示桁数を超え
たとき、該超えた位置からの文字数に相当する超過位置
情報を検出する超過位置情報検出手段と、前記先頭位置
情報と前記共通情報とから、前記超過位置情報の次行に
おける回り込み位置を決定する回り込み位置調整手段
と、該回り込み位置が決定された超過位置情報を、前記
表示手段の注目行に続く行に表示させる表示調整手段と
を具えたことによって、電子メール表示装置を構成する
ことができる。
【0023】ここで、前記表示手段に前記テキスト情報
を表示するとき、標準表示にするか縮小表示にするかを
選択する選択手段を具えて構成することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。
【0025】まず、本発明の実施の形態を、図1〜図6
に基づいて説明する。本装置の制御系は、制御部1と、
ディスプレイ装置2と、キーボード3とにより構成され
る。
【0026】制御部1は、例えば1チップLSIなどか
ら構成される。本例では、CPU11と、本発明に係る
制御プログラム(図1参照)を格納したROM12と、
例えば、電話回線を介して選られたテキスト情報、およ
び、そのテキスト情報より得られる本発明における各種
位置情報、回り込み情報等の各種情報を記憶するための
ワークエリアとして、ならびに、スタティックエリアと
して用いられるRAM13と、ディスプレイ装置2の表
示制御を行うための表示(LCD)ドライバ14と、電
子メールを受け取るために、電話回線を介して、パソコ
ン通信やインターネットプロバイダとの接続を開始する
ためのキー操作により、通信のネゴシエーションを制御
するためのモデム15とからなる。この通信制御用のモ
デム15によって、電話回線を介して、本発明に係る電
子メール等のテキストデータを受信する。
【0027】ディスプレイ装置2は、データバスDB2
を介して表示ドライバ14に、モデム15は、電話回線
を介して一般の通信網に接続されている。
【0028】キーボード3は、各キーの操作を検出する
ためのマトリクス信号S0〜S9や、C0〜C4を発生
させるためのマトリクス回路30を有している。このマ
トリクス回路30からの出力データは、データバスDB
1を介して、制御部1に入力される。
【0029】ここで、制御部1のROM12に記憶され
る制御プログラムについて説明する。このROM12に
は、ディスプレイ装置2にテキストデータを表示する
際、表示画面の左端からテキスト行のテキスト情報の先
頭位置までの位置情報を検出する先頭位置情報検出手段
20と、注目行と次行のテキスト情報の先頭からの共通
部分を検出する共通情報検出手段21と、1行の文字数
が表示桁数を越えたことを検出する超過位置情報検出手
段22と、該文字数が表示桁数を越えた場合に、越えた
文字列を自動的に次行に回り込ませる回り込み位置調整
手段23と、回り込むべき折り返された文字列を上記位
置情報や共通情報等により、その情報分だけ表示位置を
シフトして表示する表示調整手段24とを具備してい
る。
【0030】これによって、受信者側の装置の表示上の
制限が存在する場合であっても、受け取ったテキスト情
報より得られる各種位置情報、共通情報、回り込み文字
列情報等を各々の検出手段によって検出した後にRAM
13に記憶することができる。
【0031】次に、本装置を用いて、受信した電子メー
ルを表示する例を、図4および図5に基づいて説明す
る。
【0032】図4の例は、前述した図7に示した一般的
な電子メール50を、表示桁数が限られていて、かつ、
表示文字数が少ないディスプレイ装置2を用いて、本発
明の処理を施して表示した1例である。
【0033】この場合、図7の10行目が、図4の11
および12行目に対応している。また、図7の13行目
が図4の15および16行目に対応している。
【0034】また、図5の例は、前述した図9に示した
一般的な電子メール55を、表示桁数が限られていて、
かつ、表示文字数が少ないディスプレイ装置2を用い
て、本発明の処理を施して、表示した1例である。
【0035】この場合には、特によるわかるが、図9の
13行目が、図5の15から16行目に対応し、図9の
16行目が、図5の20から21行目に対応している。
【0036】ここで、本例を、図8、図10の従来例と
比較する。本例の処理を用いて表示した場合、図8の表
示画面52が図4の表示画面30に、図10の表示画面
57が図5の表示画面31に変わる。これにより、送信
元の電子メールの内容と返信メールの内容とが、簡単に
判断できるようになっているばかりか、文章の繋がりも
容易に類推できるようになる。
【0037】なお、図中に示した[cr]は、電子メー
ルの各1行の区切りを明示するために示したものであ
り、実際の表示器上には表れるものではない。また、図
4および図5に示したものは、あくまで受信した電子メ
ールの全体を、わかりやすくするために記載したもので
あり、これらの文字列がすべて表示画面上に表示される
ものではない。
【0038】次に、電子メールの表示処理の例を、図1
に示すフローチャートと図2(電子メールのテキスト
列)を用いて説明する。
【0039】電子メールは、図2に示すような、テキス
ト(例えば、JISコード)列A,B,Cであり、その
中に含まれる改行コードを1行の区切りとして表示して
いくものである。
【0040】ステップS1では、表示状態が通常の表示
モードか否かの判断を行う。もし、通常表示モードでな
ければ、ステップS2の縮小表示状態モードに行く。そ
して、ステップS3で、フォントサイズを、例えば通常
用いるサイズの1/4角サイズに設定する。さらに、ス
テップS4で、一般的に用いられる表示画面の感覚で表
示を行う。
【0041】一方、ステップS1で、通常表示モードで
あれば、注目行(A)のテキスト列を読み込む。この場
合、読み込むテキスト列は、例えば改行迄を1行と判断
している。続いて、ステップS6では、読み込んだテキ
スト列の先頭の文字列が、表示器2の左端に当る部分か
ら位置(X)を検出し、メール(ここでは、RAM13
とする)上に保持する。
【0042】ステップS7では、読み込んだテキスト列
の1行の文字数を検出保持し、その文字数が、ハード側
のディスプレイ装置2上の表示限界文字数より長いか否
かの判断を行う。
【0043】ステップS7で、もし、1行の文字数が、
表示限界文字数を越えていなかったらステップS9にい
く。ステップS9では、通常表示モード、縮少表示モー
ドのいずれの場合であっても、1行の折り返しが無い訳
であるから、読み込んだ1行をそのまま流し込むことに
よって表示する。そして、ステップS16にいき、全て
の行で終了したか否かを判断する。
【0044】一方、ステップS7で、もし、1行の文字
数が、表示限界文字数を越えていた場合にはステップS
8にいき、読み込んだ1行の表示限界位置を越える文字
位置(P)を記憶する。
【0045】そして、ステップS10では、注目行
(A)に続く次の行(B)を読み込み、ステップS6の
場合と同様に、読み込んだテキスト列の先頭の文字列
が、表示器の左端に当る部分からの位置(Y)を検出
し、メモリ上に保持する。
【0046】ステップS11では、ステップS6で得た
情報(X)と、ステップS10で得た情報(Y)とを比
較する。ここで、注目行(A)と次の行(B)の先頭位
置が各々異なっていた場合には、ステップS13に跳
ぶ。
【0047】一方、ステップS11で、先頭位置情報
(X)、(Y)が、同じ値であった場合には、ステップ
S12にいき、(A)行と(B)行のテキスト列の内容
を先頭から比較し、先頭文字から同一の文字が存在する
か(例えば、リプライメールの場合に、発信者の名前等
を引用した文字列の検出のため)を判断する。
【0048】ステップS12で、(A)行、(B)行に
同一文字列が存在していなかった場合には、ステップS
13で、注目している(A)行のハード上の表示桁数を
越える文字位置(P)より、それに続く文字列を、先に
得た情報(X)を基に、(X)桁数分だけシフトして表
示する。そして、ステップS16にいき、全ての行で終
了したか否かを判断する。
【0049】一方、ステップS12で、(A)行、
(B)行のテキスト列の中に、同一の文字列が存在して
いた場合には、ステップS14にいく。このステップS
14では、(A)行、(B)行に含まれている同一文字
列情報(Q)を、メモリに記憶保持する。
【0050】ステップS15では、ステップS6、ステ
ップS8、ステップS14で得られた各種情報(X)、
(P)、(Q)より、(A)行の折り返し点(P)より
以降の文字列を、(X)+(Q)文字数分だけ、シフト
して表示する。
【0051】そして、ステップS16にいき、すべての
行の処理が終了したか否かの判断を行い、さらに続く行
が存在する場合には、ステップS5に戻る。もし、すべ
ての行の処理が終了している場合には、本発明の表示処
理方式を施した表示を行う。
【0052】次に、前述した図5の例の変形例を、図6
に基づいて説明する。
【0053】前述した図5の例では、1行の文字数がハ
ード上の表示制限を越えた場合に、折り返した文字列の
表示先頭位置を、合わせ込むために、その位置までにス
ペースを埋め込むように記載してきたが、本例では、そ
のスペースに限らず、差出人の名前を引用した文字列を
埋め込んだものである。
【0054】すなわち、表示画面32に示すように、文
字列asada>を、行16,18,21,23,25
の各行のスペースに埋め込む。これにより、図5の例に
比べて、受信した電子メール55を一段と読み易くする
ことができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
実際に表示する際に、送信者側と受信者側の装置が異な
っている場合でも、上記情報を基に自動判断が可能とな
り、送信者側の1行を受信者のハードに合った表示形態
になるように合わせ込むことが出来るため、電子メール
の受取側の表示の見易さが増すばかりか、引用されてい
る文字列の判断も容易に行うことができ、使い易く操作
性のよい制御装置を提供することが可能となる。
【0056】さらに、表示桁数の少ない、限られた表示
装置を用いて、一般的に使われている桁数の電子メール
を受信した場合でも、各々の発言の区切りが類推できる
ばかりか、使用者は、何の違和感もなく、送信者のメー
ルの内容を理解でき、読み易さ、さらには仕様感といっ
た操作性も著しく向上する。
【0057】また、発信メールに対して、リプライメー
ルと言う構成で簡単に説明を加えてきたが、電子メール
を使う世界では、リプライのリプライと言ったメールが
飛びかっており、それらについて考えた場合でも、今ま
で以上に有効で、さらに解りやすくかつ読みやすくする
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である電子メールの表示方
式の処理方法を示すフローチャート図である。
【図2】図1における文字列の処理過程を示す説明図で
ある。
【図3】本発明の制御系の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】本発明の処理方式を用いて、受信した電子メー
ルを限られた表示装置の桁数内に、見易く表示した場合
の表示例を示す説明図である。
【図5】本発明の処理方式を用いて、受信した電子メー
ルに対するリプライメールを限られた表示装置の桁数内
に、見易く表示した場合の表示例を示す説明図である。
【図6】本発明の処理方式を用いて、受信した電子メー
ルに対するリプライメールを、限られた表示装置の桁数
内に、見易く表示した場合の別の表示例を示す説明図で
ある。
【図7】従来技術を用いて、パソコン等の表示装置の画
面を用いて受信した電子メールを表示した場合の表示例
を示す説明図である。
【図8】従来技術を用いて、受信した電子メールを、限
られた表示装置の桁数内に表示するために、受信したテ
キスト列を1行単位で流し込んで表示した場合の表示例
を示す説明図である。
【図9】従来技術を用いて、パソコン等の表示装置を画
面を用いて受信した電子メールにリプライを行った場合
の電子メールを表示した場合の表示例を示す説明図であ
る。
【図10】従来技術を用いて、受信した電子メールに対
するリプライメールを、限られた表示装置の桁数内に表
示するために、受信したテキスト列を1行単位で流し込
んで表示した場合の表示例を示す説明図である。
【符号の説明】
2 表示手段(表示器) 13 記憶手段 15 通信手段 20 先頭位置情報検出手段 21 共通情報検出手段 22 超過位置情報検出手段 23 回り込み位置調整手段 24 表示調整手段 X 注目行先頭位置情報 Y,Z 次行先頭位置情報 P 超過位置情報 Q 共通情報

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した電子メールのテキスト情報を表
    示する方法であって、 前記テキスト情報のうち注目する注目行を読み出すステ
    ップAと、 該読み出した注目行が表示される表示器の画面端から当
    該注目行のテキスト情報が開始する先頭位置までの注目
    行先頭位置情報を検出して保持するステップBと、 前記注目行の一行分の文字数が、前記表示器の一行分の
    表示桁数を超えたか否かを判別するステップCと、 前記一行分の文字数が前記一行分の表示桁数を超えたと
    き、該超えた位置からの文字数に相当する超過位置情報
    を検出するステップDと、 前記注目行に続く次行を読み出し、該次行が表示される
    前記表示器の画面端から当該次行のテキスト情報が開始
    する先頭位置までの次行先頭位置情報を検出して保持す
    るステップEと、 前記ステップBにより検出された注目行先頭位置情報と
    前記ステップEにより検出された次行先頭位置情報とを
    比較し、その比較結果に応じて、前記超過位置情報を次
    行に回り込ませる位置を調整して表示するステップFと
    からなることにより、受信した電子メールを表示するこ
    とを特徴とする電子メール表示方法。
  2. 【請求項2】 前記ステップFは、 前記ステップBにより検出された注目行先頭位置情報
    が、前記ステップEにより検出された次行先頭位置情報
    と等しいか否かを判別するステップF1と、 前記注目行先頭位置情報が前記次行先頭位置情報と等し
    くないとき、前記注目行先頭位置情報によって前記超過
    位置情報の次行への回り込み位置を決定するステップF
    2aと、 前記注目行先頭位置情報が前記次行先頭位置情報と等し
    いとき、前記注目行および前記次行のテキスト情報の先
    頭位置からの共通する共通情報を検出し、前記注目行先
    頭位置情報と当該共通情報とによって前記超過位置情報
    の次行への回り込み位置を決定するステップF2bと、 前記ステップF2a又は前記ステップF2bによって、
    次行への回り込み位置が調整され決定された前記超過位
    置情報を、前記表示器に表示される注目行に続く行に表
    示するステップF3とからなることを特徴とする請求項
    1記載の電子メール表示方法。
  3. 【請求項3】 前記表示器に表示するテキスト情報を、
    標準モードで表示するか、縮小モードで表示するかを判
    別するステップGを有することを特徴とする請求項1又
    は2記載の電子メール表示方法。
  4. 【請求項4】 受信した電子メールのテキスト情報を表
    示する装置であって、 前記電子メールのやり取りを行うための通信手段と、 受信した前記電子メールのテキスト情報を記憶する記憶
    手段と、 該記憶したテキスト情報を読み出す読出手段と、 該読み出したテキスト情報を表示する表示手段と、 前記表示手段の画面端から、当該表示手段に表示される
    テキスト情報の先頭位置までの先頭位置情報を検出する
    先頭位置情報検出手段と、 前記表示手段に表示される注目行、および、当該注目行
    に続く次行の各テキスト情報の先頭位置からの共通情報
    を検出する共通情報検出手段と、 前記注目行の一行分の文字数が、前記表示手段の一行分
    の表示桁数を超えたとき、該超えた位置からの文字数に
    相当する超過位置情報を検出する超過位置情報検出手段
    と、 前記先頭位置情報と前記共通情報とから、前記超過位置
    情報の次行における回り込み位置を決定する回り込み位
    置調整手段と、 該回り込み位置が決定された超過位置情報を、前記表示
    手段の注目行に続く行に表示させる表示調整手段とを具
    えたことを特徴とする電子メール表示装置。
  5. 【請求項5】 前記表示手段に前記テキスト情報を表示
    するとき、標準表示にするか縮小表示にするかを選択す
    る選択手段を具えたことを特徴とする請求項4記載の電
    子メール表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013047861A (ja) * 2011-08-29 2013-03-07 Konica Minolta Business Technologies Inc 文書管理システム、画像形成装置およびプログラム

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