JPH10207789A - 情報処理装置、情報処理方法および記憶媒体 - Google Patents
情報処理装置、情報処理方法および記憶媒体Info
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- JPH10207789A JPH10207789A JP9010328A JP1032897A JPH10207789A JP H10207789 A JPH10207789 A JP H10207789A JP 9010328 A JP9010328 A JP 9010328A JP 1032897 A JP1032897 A JP 1032897A JP H10207789 A JPH10207789 A JP H10207789A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 サスペンド時のバッテリの消費を抑えるとい
う、いわゆる0Vサスペンドの長所を維持しつつ、リジ
ューム処理の時間が短縮できるようにする。 【解決手段】 メモリ上の情報を不揮発性の記憶装置に
保存してサスペンドする機能を有する情報処理装置にお
いて、前記メモリの所定領域毎に書換えがあったときフ
ラグを立て、リジューム時に、フラグが立っている領域
があるか調べ(S25)、フラグが立っている領域のメ
モリ内容を、前記不揮発性の記憶装置から優先的に復元
する(S26)。
う、いわゆる0Vサスペンドの長所を維持しつつ、リジ
ューム処理の時間が短縮できるようにする。 【解決手段】 メモリ上の情報を不揮発性の記憶装置に
保存してサスペンドする機能を有する情報処理装置にお
いて、前記メモリの所定領域毎に書換えがあったときフ
ラグを立て、リジューム時に、フラグが立っている領域
があるか調べ(S25)、フラグが立っている領域のメ
モリ内容を、前記不揮発性の記憶装置から優先的に復元
する(S26)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置、情
報処理方法および記憶媒体に関し、特に、サスペンド機
能を持つ情報処理装置、情報処理方法および記憶媒体に
関するものである。
報処理方法および記憶媒体に関し、特に、サスペンド機
能を持つ情報処理装置、情報処理方法および記憶媒体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ノートブックパソコン等に見られ
るサスペンド機能において、メモリに電力を供給する方
法(以後、5Vサスペンドと呼ぶ)と、メモリ上の情報
をハードディスク等の外部記憶装置に保存し、メモリに
対する電力の供給を停止する方法(以後0Vサスペンド
と呼ぶ)とがある。
るサスペンド機能において、メモリに電力を供給する方
法(以後、5Vサスペンドと呼ぶ)と、メモリ上の情報
をハードディスク等の外部記憶装置に保存し、メモリに
対する電力の供給を停止する方法(以後0Vサスペンド
と呼ぶ)とがある。
【0003】5Vサスペンドでは、メモリ上に情報が残
っているので、サスペンドするために外部記憶装置にメ
モリ情報を保存する処理が必要でないためサスペンド処
理に時間がかからなく、かつ、リジューム処理において
もメモリ上に情報が既に存在するため処理に時間がかか
らないという利点がある。しかしながら、5Vサスペン
ドではメモリに常時電源を供給するためバッテリの寿命
が短くなるという問題がある。
っているので、サスペンドするために外部記憶装置にメ
モリ情報を保存する処理が必要でないためサスペンド処
理に時間がかからなく、かつ、リジューム処理において
もメモリ上に情報が既に存在するため処理に時間がかか
らないという利点がある。しかしながら、5Vサスペン
ドではメモリに常時電源を供給するためバッテリの寿命
が短くなるという問題がある。
【0004】0Vサスペンドではメモリ上の情報を外部
記憶装置等に保存してメモリへの電源供給を停止するた
め、5Vサスペンドに比べてバッテリの寿命は伸びると
いう利点があるが、サスペンド及びリジュームの処理で
外部記憶装置等にアクセスするため時間がかかるという
問題がある。
記憶装置等に保存してメモリへの電源供給を停止するた
め、5Vサスペンドに比べてバッテリの寿命は伸びると
いう利点があるが、サスペンド及びリジュームの処理で
外部記憶装置等にアクセスするため時間がかかるという
問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来例では、5Vサスペンドと0Vサスペンドにおい
て、長所と短所があり、それぞれの長所がそれぞれの短
所になっている。
従来例では、5Vサスペンドと0Vサスペンドにおい
て、長所と短所があり、それぞれの長所がそれぞれの短
所になっている。
【0006】0Vサスペンドにおけるサスペンド時間の
短縮を実現する手段としては、本発明者が既に特願平7
−141943号で提案している。
短縮を実現する手段としては、本発明者が既に特願平7
−141943号で提案している。
【0007】本発明は、このような状況のもとでなされ
たもので、サスペンド時のバッテリの消費を抑えるとい
う0Vサスペンドの長所を維持しつつ、リジューム処理
時間の短縮ができる情報処理装置、情報処理方法および
記憶媒体を提供することを目的とするものである。
たもので、サスペンド時のバッテリの消費を抑えるとい
う0Vサスペンドの長所を維持しつつ、リジューム処理
時間の短縮ができる情報処理装置、情報処理方法および
記憶媒体を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では情報処理装置を次の(1)〜(6)のと
おりに、情報処理方法を次の(7)のとおりに、記憶媒
体を次の(8)のとおりに構成する。
め、本発明では情報処理装置を次の(1)〜(6)のと
おりに、情報処理方法を次の(7)のとおりに、記憶媒
体を次の(8)のとおりに構成する。
【0009】(1)メモリ上の情報を不揮発性の記憶装
置に保存してサスペンドする機能を有する情報処理装置
であって、前記メモリの所定の領域毎に書換えがあった
か否かを示すフラグと、このフラグが設定されている領
域を示す情報を前記不揮発性の記憶装置に格納する制御
手段とを備えた情報処理装置。
置に保存してサスペンドする機能を有する情報処理装置
であって、前記メモリの所定の領域毎に書換えがあった
か否かを示すフラグと、このフラグが設定されている領
域を示す情報を前記不揮発性の記憶装置に格納する制御
手段とを備えた情報処理装置。
【0010】(2)メモリの各領域に対して書換えが起
こる都度にフラグを調べ、フラグがセットされていない
ときにフラグをセットするフラグセット手段を備えた前
記(1)記載の情報処理装置。
こる都度にフラグを調べ、フラグがセットされていない
ときにフラグをセットするフラグセット手段を備えた前
記(1)記載の情報処理装置。
【0011】(3)メモリの各領域に対しての書換えが
起きる都度にフラグを調べ、フラグがセットされていな
いときに該領域を示す情報をFIFOバッファに入力す
るFIFOバッファ入力手段を備えた前記(2)記載の
情報処理装置。
起きる都度にフラグを調べ、フラグがセットされていな
いときに該領域を示す情報をFIFOバッファに入力す
るFIFOバッファ入力手段を備えた前記(2)記載の
情報処理装置。
【0012】(4)フラグがセットされた領域を示す情
報をFIFOバッファに入力する都度にFIFOバッフ
ァから削除される領域のフラグをクリアするフラグリセ
ット手段を備えた前記(3)記載の情報処理装置。
報をFIFOバッファに入力する都度にFIFOバッフ
ァから削除される領域のフラグをクリアするフラグリセ
ット手段を備えた前記(3)記載の情報処理装置。
【0013】(5)サスペンド時にFIFOバッファの
領域を示す情報を不揮発性の記憶装置に格納する手段を
備えた前記(3)または(4)記載の情報処理装置。
領域を示す情報を不揮発性の記憶装置に格納する手段を
備えた前記(3)または(4)記載の情報処理装置。
【0014】(6)リジューム時に、不揮発性の記憶装
置より復元されたフラグが設定されている領域を示す情
報で指定される領域のメモリの情報を不揮発性の記憶装
置より復元する手段と、リジューム後に不揮発性の記憶
装置に格納されている他の領域の情報を復元する手段と
を備えた前記(1)記載の情報処理装置。
置より復元されたフラグが設定されている領域を示す情
報で指定される領域のメモリの情報を不揮発性の記憶装
置より復元する手段と、リジューム後に不揮発性の記憶
装置に格納されている他の領域の情報を復元する手段と
を備えた前記(1)記載の情報処理装置。
【0015】(7)メモリ上の情報を不揮発性の記憶装
置に保存してサスペンドする機能を有する情報処理方法
において、前記メモリの所定の領域毎に書換えがあった
ときフラグを立て、リジューム時に、前記不揮発性の記
憶装置から、フラグの立っている領域から優先して復元
する情報処理方法。
置に保存してサスペンドする機能を有する情報処理方法
において、前記メモリの所定の領域毎に書換えがあった
ときフラグを立て、リジューム時に、前記不揮発性の記
憶装置から、フラグの立っている領域から優先して復元
する情報処理方法。
【0016】(8)前記(7)記載の情報処理方法を実
現するためのプログラムを記憶した記憶媒体。
現するためのプログラムを記憶した記憶媒体。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を“情報
処理装置”の実施例により詳しく説明する。なお、本発
明にはこれに限らず、情報処理方法の形で、更にこの情
報処理方法を実現するためのプログラムを記憶した記憶
媒体の形で実施することができる。
処理装置”の実施例により詳しく説明する。なお、本発
明にはこれに限らず、情報処理方法の形で、更にこの情
報処理方法を実現するためのプログラムを記憶した記憶
媒体の形で実施することができる。
【0018】
【実施例】図1は実施例である“情報処理装置”の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【0019】図において、1は情報処理装置全体を制御
するCPUであり、後述するフローチャートに基づく処
理を行う。2はCPU1に接続されアドレス・デコーダ
を含むメモリ・モジュール、3はフラグを保存するメモ
リ、4はフラグの書込み時と読出し時で使用するアドレ
ス・バスを変更するアドレス・バス・セレクタと最近ア
クセスされたアドレス情報を保存するFIFOバッフ
ァ、5はフラグとして書き込むデータを生成するデータ
・ジェネレータ、6はCPU1とメモリ2とデータ・ジ
ェネレータ5に接続された情報処理装置のデータ・バ
ス、7はCPU1とメモリ2とデータ・ジェネレータ5
に接続された情報処理装置の下位のアドレス・バス、8
はCPU1とメモリ2とデータ・ジェネレータ5に接続
された情報処理装置の上位のアドレス・バス、9はCP
U1のWR端子から出力される書込み信号、10はCP
U1のRD端子から出力される読出し信号、11はアド
レス・バス・ジェネレータ4から出力されるチップ・セ
レクト信号である。
するCPUであり、後述するフローチャートに基づく処
理を行う。2はCPU1に接続されアドレス・デコーダ
を含むメモリ・モジュール、3はフラグを保存するメモ
リ、4はフラグの書込み時と読出し時で使用するアドレ
ス・バスを変更するアドレス・バス・セレクタと最近ア
クセスされたアドレス情報を保存するFIFOバッフ
ァ、5はフラグとして書き込むデータを生成するデータ
・ジェネレータ、6はCPU1とメモリ2とデータ・ジ
ェネレータ5に接続された情報処理装置のデータ・バ
ス、7はCPU1とメモリ2とデータ・ジェネレータ5
に接続された情報処理装置の下位のアドレス・バス、8
はCPU1とメモリ2とデータ・ジェネレータ5に接続
された情報処理装置の上位のアドレス・バス、9はCP
U1のWR端子から出力される書込み信号、10はCP
U1のRD端子から出力される読出し信号、11はアド
レス・バス・ジェネレータ4から出力されるチップ・セ
レクト信号である。
【0020】データ・バス6、アドレス・バス7,8は
他の構成(例えば、表示装置,外部記憶装置等)にも接
続されるが、本図においては図示を省略している。
他の構成(例えば、表示装置,外部記憶装置等)にも接
続されるが、本図においては図示を省略している。
【0021】図2は電源投入時等の初期化の際、図3は
CPU1がメモリ2に対して書込みを行う際、図4は情
報処理装置がリジューム後にアイドル状態となった際の
システムが行う処理のフローチャートであり、以下これ
らのフローチャートに基づき本実施例を説明する。なお
これらの処理はCPU1により行われる。
CPU1がメモリ2に対して書込みを行う際、図4は情
報処理装置がリジューム後にアイドル状態となった際の
システムが行う処理のフローチャートであり、以下これ
らのフローチャートに基づき本実施例を説明する。なお
これらの処理はCPU1により行われる。
【0022】まず、情報処理装置の電源がONになる、
もしくはリセット等により(再)起動されたとき、シス
テムの初期化の一環として図2で表わされる初期化の処
理を行う。
もしくはリセット等により(再)起動されたとき、シス
テムの初期化の一環として図2で表わされる初期化の処
理を行う。
【0023】ステップS1において、ページ・アクセス
・フラグ3を初期化するために、アドレス・バス・セレ
クタ4のアドレス・デコーダのアドレスをページ・アク
セス・フラグ3の先頭アドレスに初期化し、データ・ジ
ェネレータ5の出力データをフラグがクリアされた状態
に初期化する。
・フラグ3を初期化するために、アドレス・バス・セレ
クタ4のアドレス・デコーダのアドレスをページ・アク
セス・フラグ3の先頭アドレスに初期化し、データ・ジ
ェネレータ5の出力データをフラグがクリアされた状態
に初期化する。
【0024】ステップS2において、アドレス・バス・
セレクタ4からページ・アクセス・フラグ3に対して、
チップ・セレクト信号11とライト・イネーブル信号1
2を出力し、データ・ジェネレータ5から出力される初
期化データをページ・アクセス・フラグ3が入力するよ
うにする。この動作をページ・アクセス・フラグ3のメ
モリ空間全てが初期化されるまで繰り返す。
セレクタ4からページ・アクセス・フラグ3に対して、
チップ・セレクト信号11とライト・イネーブル信号1
2を出力し、データ・ジェネレータ5から出力される初
期化データをページ・アクセス・フラグ3が入力するよ
うにする。この動作をページ・アクセス・フラグ3のメ
モリ空間全てが初期化されるまで繰り返す。
【0025】ステップS3においてFIFOバッファの
初期化を行う。
初期化を行う。
【0026】ステップS4において、アドレス・バス・
セレクタ4を高位のアドレス・バス8を選択し、データ
・ジェネレータ5はフラグをセットした状態にするよう
にしてフラグ・モードに設定する。
セレクタ4を高位のアドレス・バス8を選択し、データ
・ジェネレータ5はフラグをセットした状態にするよう
にしてフラグ・モードに設定する。
【0027】図3は、情報処理装置が通常の動作を行っ
ている場合、CPU1がメモリ2に対して書込みを行う
ときにその書込みが行われたページのページ・アクセス
・フラグ3をセットする手順を示すフローチャートであ
る。
ている場合、CPU1がメモリ2に対して書込みを行う
ときにその書込みが行われたページのページ・アクセス
・フラグ3をセットする手順を示すフローチャートであ
る。
【0028】CPU1がメモリ2に対して書込みを行う
とき、ライト信号9を出力する。ステップS11ではこ
のライト信号9がCPU1から出力されるのを待つルー
プである。CPU1からライト信号9が出力されるとア
ドレス・バス・セレクタ4内のFIFOバッファに保存
された最近アクセスした5か所の高位のアドレスと現在
CPU1から出力されている高位のアドレス8を比較
し、もし同じなら処理を中断し、ライト信号9が出力さ
れるのを待つループであるステップS11に戻る。
とき、ライト信号9を出力する。ステップS11ではこ
のライト信号9がCPU1から出力されるのを待つルー
プである。CPU1からライト信号9が出力されるとア
ドレス・バス・セレクタ4内のFIFOバッファに保存
された最近アクセスした5か所の高位のアドレスと現在
CPU1から出力されている高位のアドレス8を比較
し、もし同じなら処理を中断し、ライト信号9が出力さ
れるのを待つループであるステップS11に戻る。
【0029】比較された結果、違うアドレスであった場
合、ステップS14においてアドレス・バス・セレクタ
4からチップ・セレクト信号11とライト信号12を出
力し、ステップS15においてデータ・ジェネレータ5
に設定されているフラグを立てた状態のデータをページ
・アクセス・フラグ3に入力する。
合、ステップS14においてアドレス・バス・セレクタ
4からチップ・セレクト信号11とライト信号12を出
力し、ステップS15においてデータ・ジェネレータ5
に設定されているフラグを立てた状態のデータをページ
・アクセス・フラグ3に入力する。
【0030】ステップS16においてFIFOバッファ
4内の一番古いページのアドレスをページ・アクセス・
フラグのアドレス・バス15にセットし、ステップS1
7においてアドレス・バス・セレクタ4からチップ・セ
レクト信号11とライト信号12を出力し、ステップS
18においてデータ・ジェネレータ5に設定されてい
る、フラグをクリアした状態のデータをページ・アクセ
ス・フラグ3に入力する。
4内の一番古いページのアドレスをページ・アクセス・
フラグのアドレス・バス15にセットし、ステップS1
7においてアドレス・バス・セレクタ4からチップ・セ
レクト信号11とライト信号12を出力し、ステップS
18においてデータ・ジェネレータ5に設定されてい
る、フラグをクリアした状態のデータをページ・アクセ
ス・フラグ3に入力する。
【0031】ステップS19でCPU1から出力されて
いる高位のアドレス8をFIFOバッファ4に入力し、
一番古いアドレスを廃棄する。
いる高位のアドレス8をFIFOバッファ4に入力し、
一番古いアドレスを廃棄する。
【0032】情報処理装置がサスペンド状態になると
き、ページ・アクセス・フラグ3およびFIFOバッフ
ァ4に記録されている情報はフラッシュメモリやハード
ディスクといった不揮発性の記憶媒体に保存され、リジ
ューム時に復元されるようになっている。
き、ページ・アクセス・フラグ3およびFIFOバッフ
ァ4に記録されている情報はフラッシュメモリやハード
ディスクといった不揮発性の記憶媒体に保存され、リジ
ューム時に復元されるようになっている。
【0033】図4は情報処理装置がリジューム時に行う
処理を示すフローチャートである。
処理を示すフローチャートである。
【0034】情報処理装置がユーザによってリジューム
するとき、ステップS21においてページ・アクセス・
フラグ3をCPU1からメモリとして読み出せるように
下位のアドレス・バス7を選択し、高位のアドレス・バ
ス8があらかじめ決められた特定のページ(例えばD0
00)の時、ページ・アクセス・フラグ3に対してチッ
プ・セレクト信号11を出力するように設定する。ま
た、データ・ジェネレータ5を通じてCPU1のリード
信号をページ・アクセス・フラグ3のアウトプット・イ
ネーブル信号13に入力するように設定する。
するとき、ステップS21においてページ・アクセス・
フラグ3をCPU1からメモリとして読み出せるように
下位のアドレス・バス7を選択し、高位のアドレス・バ
ス8があらかじめ決められた特定のページ(例えばD0
00)の時、ページ・アクセス・フラグ3に対してチッ
プ・セレクト信号11を出力するように設定する。ま
た、データ・ジェネレータ5を通じてCPU1のリード
信号をページ・アクセス・フラグ3のアウトプット・イ
ネーブル信号13に入力するように設定する。
【0035】ステップS22において、CPU1があら
かじめ決められた特定のページ(例えばD000)内の
フラグの空間から、メモリからデータを読み出すのと同
様にページ・アクセス・フラグ3からデータを読み出
す。このときメモリ2からデータを読み出さないように
メモリ2へのアウトプット・イネーブル信号14は出力
しない。ステップS22の処理を最初のページから最後
のページまでフラグが立っているかどうかを調べる。も
し、フラグが立っていた場合そのページを記憶し、フラ
グをクリアする。
かじめ決められた特定のページ(例えばD000)内の
フラグの空間から、メモリからデータを読み出すのと同
様にページ・アクセス・フラグ3からデータを読み出
す。このときメモリ2からデータを読み出さないように
メモリ2へのアウトプット・イネーブル信号14は出力
しない。ステップS22の処理を最初のページから最後
のページまでフラグが立っているかどうかを調べる。も
し、フラグが立っていた場合そのページを記憶し、フラ
グをクリアする。
【0036】次に、ステップS23においてアドレス・
バス・セレクタ4を高位のアドレス・バス8を選択し、
データ・ジェネレータ5はフラグをセットした状態にす
るようにしてフラグ・モードに設定する。
バス・セレクタ4を高位のアドレス・バス8を選択し、
データ・ジェネレータ5はフラグをセットした状態にす
るようにしてフラグ・モードに設定する。
【0037】ステップS24においてすべてのページの
フラグの検索が終了した場合、処理を終了する。
フラグの検索が終了した場合、処理を終了する。
【0038】ステップS25において、ステップS22
においてフラグが立っているかどうかを調べ見つからな
かった場合、ステップS22の処理を続行する。もし、
ステップS22においてフラグが立っているページが見
つかっていた場合、ステップS26においてフラグが立
っていたページのメモリ2の内容をハードディスク等の
外部記憶装置から読み出して復元し、ステップS22の
処理を続行する。
においてフラグが立っているかどうかを調べ見つからな
かった場合、ステップS22の処理を続行する。もし、
ステップS22においてフラグが立っているページが見
つかっていた場合、ステップS26においてフラグが立
っていたページのメモリ2の内容をハードディスク等の
外部記憶装置から読み出して復元し、ステップS22の
処理を続行する。
【0039】情報処理装置がアイドル状態のとき、もし
くはプログラムがまだ復元していないページのメモリを
アクセスしようとしたとき、該ページ、若しくはまだ復
元していないページのメモリを随時復元することで、ア
イドル中にすべてのページの復元を行うことができる。
くはプログラムがまだ復元していないページのメモリを
アクセスしようとしたとき、該ページ、若しくはまだ復
元していないページのメモリを随時復元することで、ア
イドル中にすべてのページの復元を行うことができる。
【0040】以上説明したように、本実施例によれば、
リジュームするとき、ハードディスク上に保存されてい
るメモリの情報をフラグの立っている領域から復元する
ので情報処理装置を使用可能とする時間が短縮できる。
リジュームするとき、ハードディスク上に保存されてい
るメモリの情報をフラグの立っている領域から復元する
ので情報処理装置を使用可能とする時間が短縮できる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
情報処理装置がサスペンド状態からリジュームすると
き、ハードディスク等の不揮発性の記憶装置に保存され
ているメモリの情報を必要な領域から復元し、情報処理
装置を使用可能とするための時間が短縮できる。さらに
携帯用の情報処理装置などでは携帯して使用するための
リジューム時の待ち時間が短縮できる。
情報処理装置がサスペンド状態からリジュームすると
き、ハードディスク等の不揮発性の記憶装置に保存され
ているメモリの情報を必要な領域から復元し、情報処理
装置を使用可能とするための時間が短縮できる。さらに
携帯用の情報処理装置などでは携帯して使用するための
リジューム時の待ち時間が短縮できる。
【図1】 実施例の構成を示すブロック図
【図2】 初期化処理のフローチャート
【図3】 フラグのセットの処理を示すフローチャート
【図4】 リジューム時の処理を示すフローチャート
1 CPU 2 メモリモジュール 3 ページ・アクセス・フラグを保存するメモリ 5 データ・ジェネレータ
Claims (8)
- 【請求項1】 メモリ上の情報を不揮発性の記憶装置に
保存してサスペンドする機能を有する情報処理装置であ
って、前記メモリの所定の領域毎に書換えがあったか否
かを示すフラグと、このフラグが設定されている領域を
示す情報を前記不揮発性の記憶装置に格納する制御手段
とを備えたことを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項2】 メモリの各領域に対して書換えが起こる
都度にフラグを調べ、フラグがセットされていないとき
にフラグをセットするフラグセット手段を備えたことを
特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 【請求項3】 メモリの各領域に対しての書換えが起き
る都度にフラグを調べ、フラグがセットされていないと
きに該領域を示す情報をFIFOバッファに入力するF
IFOバッファ入力手段を備えたことを特徴とする請求
項2記載の情報処理装置。 - 【請求項4】 フラグがセットされた領域を示す情報を
FIFOバッファに入力する都度にFIFOバッファか
ら削除される領域のフラグをクリアするフラグリセット
手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の情報処理
装置。 - 【請求項5】 サスペンド時にFIFOバッファの領域
を示す情報を不揮発性の記憶装置に格納する手段を備え
たことを特徴とする請求項3または請求項4記載の情報
処理装置。 - 【請求項6】 リジューム時に、不揮発性の記憶装置よ
り復元されたフラグが設定されている領域を示す情報で
指定される領域のメモリの情報を不揮発性の記憶装置よ
り復元する手段と、リジューム後に不揮発性の記憶装置
に格納されている他の領域の情報を復元する手段とを備
えたことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 【請求項7】 メモリ上の情報を不揮発性の記憶装置に
保存してサスペンドする機能を有する情報処理方法にお
いて、前記メモリの所定の領域毎に書換えがあったとき
フラグを立て、リジューム時に、前記不揮発性の記憶装
置から、フラグの立っている領域から優先して復元する
ことを特徴とする情報処理方法。 - 【請求項8】 請求項7記載の情報処理方法を実現する
ためのプログラムを記憶した記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9010328A JPH10207789A (ja) | 1997-01-23 | 1997-01-23 | 情報処理装置、情報処理方法および記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9010328A JPH10207789A (ja) | 1997-01-23 | 1997-01-23 | 情報処理装置、情報処理方法および記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10207789A true JPH10207789A (ja) | 1998-08-07 |
Family
ID=11747154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9010328A Withdrawn JPH10207789A (ja) | 1997-01-23 | 1997-01-23 | 情報処理装置、情報処理方法および記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10207789A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009110467A (ja) * | 2007-11-01 | 2009-05-21 | Nec Corp | メモリ制御装置、システム、プログラム、および、方法 |
-
1997
- 1997-01-23 JP JP9010328A patent/JPH10207789A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009110467A (ja) * | 2007-11-01 | 2009-05-21 | Nec Corp | メモリ制御装置、システム、プログラム、および、方法 |
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