JPH10207578A - 筐 体 - Google Patents

筐 体

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Publication number
JPH10207578A
JPH10207578A JP9014035A JP1403597A JPH10207578A JP H10207578 A JPH10207578 A JP H10207578A JP 9014035 A JP9014035 A JP 9014035A JP 1403597 A JP1403597 A JP 1403597A JP H10207578 A JPH10207578 A JP H10207578A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hard disk
housing
fan
air
space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9014035A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsunari Miyakoshi
光成 宮腰
Masaru Yasuda
勝 安田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd, Xing Inc filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP9014035A priority Critical patent/JPH10207578A/ja
Publication of JPH10207578A publication Critical patent/JPH10207578A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造を複雑化せずに電子装置の冷却効率を向
上させる筐体を提供する。 【解決手段】 ファン108を稼働させると、ハードデ
ィスクケース100内から空気が排出され、スリット1
04から外気が吸入される。該空気は、ハードディスク
装置110を冷却しながら上昇し、ファン108によっ
て吸引され、ケース100の外に排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子装置を収容す
るための筐体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のハードディスク装置を1つ
の筐体に収容してハードディスクアレイとして使用した
り、さらにそのようなハードディスクアレイを複数使用
してきわめて大容量の記憶装置とすることが行われてい
る。
【0003】ところで、ハードディスク装置は、ハード
ディスクを回転駆動するためのモータ等による発熱量が
多く、筐体内に収容した場合には昇温しすぎるおそれが
あった。そのため、従来は、筐体の天井、底あるいは壁
に冷却用のファンを設置し、そのファンによる通風で筐
体内を一括して冷却する方法や、筐体の天井または底の
全域にダクトを設置して、ダクトに設けた噴出口からの
冷却風をハードディスクに当てて冷却する方法等が行わ
れていた。
【0004】また、ハードディスク装置に限らず、発熱
性の電子装置を収容する筐体においては、同様の冷却方
法が採用されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
冷却用ファンを設置する方法は筐体内の通風を行うだけ
なので、冷却効率があまりよくなかった。またダクトを
全域に設置する方法では風路が大きくかつ複雑になり、
ディスクアレイのような小規模の機器には適さなかっ
た。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、ハードディスク装置等の発熱性
の電子装置を収容する筐体において、構造を複雑化せず
に冷却効率を向上させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記課題
を解決するための請求項1記載の筐体は、電子装置を収
容するための筐体であって、該筐体の底の前記電子装置
のほぼ直下となる位置に配されるスリットと、前記電子
装置よりも上方に配されて前記筐体内の空気を排出する
ファンとを設けている。
【0008】この筐体においては、ファンを回転させる
と筐体内の空気が排出され、外気がスリットから吸入さ
れる。スリットからの外気は、スリットのほぼ直上にあ
る電子機器に接触し、電子機器を冷やしその熱で暖めら
れる。暖められた空気は筐体の上方に移動してファンに
よって排出される。つまり、冷却用に通風される空気の
通路内に電子装置が配置されているわけで、冷却効率は
良い。しかも、冷却のための構造は単純である。
【0009】ところで、本来発熱性の電子装置の冷却が
できればよく、筐体内全部を冷却することが目的ではな
い。また、筐体内の広い範囲を冷却するのは効率的でも
ない。そこで、請求項2記載の筐体は、請求項1記載の
筐体において、前記電子装置が配置される空間と前記筐
体内の他の空間とを遮断する壁部材を設けている。この
壁部材を設けると、例えば電源回路が配置される空間と
電子装置が配置される空間とを分離でき、電子装置が配
置される空間だけに通風して冷却することができる。よ
って、冷却効率は一層向上する。
【0010】請求項3記載の筐体は、請求項1または2
記載の筐体において、前記電子装置がハードディスク装
置であるから、ディスクアレイの冷却に好適である。請
求項4記載の筐体は、請求項3記載の筐体において、前
記筐体内に配されて前記ハードディスク装置に電力を供
給する電源ユニットの周囲を囲んで前記ハードディスク
装置側の空間と該電源ユニット側の空間とを遮断する遮
断部材と、前記スリットおよび前記ハードディスク装置
を前記遮断部材側とする位置において前記筐体の底から
該筐体の天井にかけて立設される遮断壁とを前記壁部材
として設けたので、ハードディスク装置が配される空間
は、電源ユニット等から隔絶されてきわめて限られた領
域とされる。このため、スリットからファンに向かう空
気は、このきわめて限られた領域だけを通風されること
になり、冷却効率は極めて高いものとなる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好適な一実施例を
図面を参照して説明することにより、発明の実施の形態
の説明とする。
【0012】
【実施例】図1は、本実施例の筐体としてのハードディ
スクケース100の断面構造の説明図、図2はその内部
における平面的な配置の説明図である。図1及び図2に
示すように、ハードディスクケース100の底102に
は、複数のスリット104が開けられており、背面とな
る側壁106にはファン108が取り付けられている。
【0013】ハードディスクケース100内には、電子
装置としての複数のハードディスク装置110がスリッ
ト104のほぼ直上に配置されている。詳細の図示は省
略するが、ハードディスク装置110は、記録媒体とな
るハードディスク、ハードディスクを回転駆動するモー
タ、書き込み及び読み出しのためのヘッド等を備えてい
る。また、各ハードディスク装置110と対になる中継
基板112が設けられている。これら中継基板112
は、ハードディスク装置110と外部(例えばアレイコ
ントローラ)との通信を行うためのものである。なお、
ハードディスク装置110および中継基板112は、図
示しない支持部材によって支持されている。
【0014】さらに、ハードディスクケース100内に
は、ハードディスク装置110、中継基板112および
ファン108に電力を供給するための電源ユニット11
4が設置されている。電源ユニット114の周囲には壁
部材としての遮断部材116が配され、電源ユニット1
14は、ハードディスクケース100の底102、側壁
106および遮断部材116によって周囲を囲まれてい
る。また、中継基板112と直交する方向に沿って壁部
材としての遮断壁118が立設されており、遮断壁11
8によりハードディスクケース100内の空間が分断さ
れている。すなわち、ハードディスク装置110が配置
されている空間は、電源ユニット114が配置されてい
る空間および遮断壁118を挟んで反対側になる空間と
は隔絶されている。
【0015】ハードディスクケース100内の配置を整
理すると、ハードディスクケース100の底102にス
リット104が設けられ、そのスリット104のほぼ直
上にハードディスク110が配置されており、ハードデ
ィスク装置110が配置されている空間は、遮断部材1
16および遮断壁118によって電源ユニット114が
配置されている空間および遮断壁118を挟んで反対側
になる空間とは隔絶されてきわめて限定された空間にな
っている。また、ファン108は、この限定された空間
内の空気をハードディスクケース100の外に排出する
ことになる。
【0016】次に、このハードディスクケース100に
おけるハードディスク装置110の冷却について説明す
る。このハードディスク装置110を動作させるとモー
タ等の熱によりハードディスク装置110が発熱しそれ
によってハードディスクケース100内の空気が暖めら
れる。そこで、ファン108を稼働させると、ハードデ
ィスクケース100内から空気が排出され、スリット1
04から外気が吸入される(図1、矢印P参照)。スリ
ット104からの空気は、ハードディスク装置110に
接触してハードディスク装置110を冷却するが、空気
自身はハードディスク装置110からの熱によって暖め
られて上昇する(図1、矢印Q参照)。そして、ファン
108によって吸引され(図1、矢印R参照)、ハード
ディスクケース100の外に排出される(図1、矢印S
参照)。また、遮断部材116および遮断壁118が存
在するために、風路は、スリット104→ハードディス
ク装置110の周囲→上昇→ファン108となる。前述
したように、この風路はきわめて限定された空間である
から、スリット104から吸入されてファン108によ
って排出さえる空気によって、ハードディスク装置11
0を集中的に且つ効率よく冷却することができる。
【0017】このような効率的な冷却を実現するための
構成としては、少なくともハードディスク装置110の
直下のスリット104とハードディスク装置よりも上方
に配されたファン108があればよいから構成は複雑化
しない。また遮断部材116および遮断壁118により
冷却効率を一層向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のハードディスクケースの断面構造の
説明図である。
【図2】 実施例のハードディスクケースの内部におけ
る平面的な配置の説明図である。
【符号の説明】
100…ハードディスクケース(筐体) 102…底 104…スリット 106…側壁 108…ファン 110…ハードディスク装置(電子装置) 112…中継基板 114…電源ユニット 116…遮断部材(壁部材) 118…遮断壁(壁部材)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子装置を収容するための筐体であっ
    て、 該筐体の底の前記電子装置のほぼ直下となる位置に配さ
    れるスリットと、 前記電子装置よりも上方に配されて前記筐体内の空気を
    排出するファンとを設けたことを特徴とする筐体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の筐体において、 前記電子装置が配置される空間と前記筐体内の他の空間
    とを遮断する壁部材を設けたことを特徴とする筐体。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の筐体において、 前記電子装置がハードディスク装置であることを特徴と
    する筐体。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の筐体において、 前記筐体内に配されて前記ハードディスク装置に電力を
    供給する電源ユニットの周囲を囲んで前記ハードディス
    ク装置側の空間と該電源ユニット側の空間とを遮断する
    遮断部材と、 前記スリットおよび前記ハードディスク装置を前記遮断
    部材側とする位置において前記筐体の底から該筐体の天
    井にかけて立設される遮断壁とを前記壁部材として設け
    たことを特徴とする筐体。
JP9014035A 1997-01-28 1997-01-28 筐 体 Pending JPH10207578A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9014035A JPH10207578A (ja) 1997-01-28 1997-01-28 筐 体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9014035A JPH10207578A (ja) 1997-01-28 1997-01-28 筐 体

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JPH10207578A true JPH10207578A (ja) 1998-08-07

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ID=11849894

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JP9014035A Pending JPH10207578A (ja) 1997-01-28 1997-01-28 筐 体

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