JPH10207339A - 映像体感装置の揺動装置 - Google Patents

映像体感装置の揺動装置

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JPH10207339A
JPH10207339A JP724997A JP724997A JPH10207339A JP H10207339 A JPH10207339 A JP H10207339A JP 724997 A JP724997 A JP 724997A JP 724997 A JP724997 A JP 724997A JP H10207339 A JPH10207339 A JP H10207339A
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JP
Japan
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seat
image
arm
directions
servomotor
Prior art date
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Pending
Application number
JP724997A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Kobayashi
和男 小林
Yuji Matsuda
有司 松田
Masayuki Oshiro
昌之 大城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】既存の施設に容易に設置できる映像体感装置の
低重心揺動装置を提供する。 【解決手段】前後移動機構2の上に左右移動機構4を配
設し、さらにその上にギヤ結合された屈曲アーム機構を
3方向に配設された上下移動機構6を配設する事によ
り、揺動装置自身の高さを低く抑え、かつ大ストローク
の動作を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像に同期して座
席が動作する映像体感装置の座席を動作させる揺動装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】映像体感装置の揺動装置には、従来から
フライトシミュレータで採用されていたスチュアートプ
ラットフォーム等のパラレルリンク機構の方式がシンプ
ルで、かつ多自由度(最大6自由度)を、容易に実現する
事が可能なため、広く採用されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】映像体感装置の揺動装
置に、パラレルリンク機構を採用すると、直動式アクチ
ュエータを使用する必要が有り、動作ストロークを大き
くするためには、アクチュエータとリンクの長さが長く
なり、揺動装置自身の高さが高くなる。このため、既存
の施設への設置が非常に困難となる。
【0004】本発明は、これを解決するために、動作ス
トロークを長くかつ、装置自身の高さを低く抑える事の
できる映像体感装置の揺動装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明が適用される映像
体感装置は、映像を投射するプロジェクタと、映像を映
し出すスクリーンと、乗客が搭乗する座席と、座席に体
感のための動きを与える揺動装置と、予め与えられる動
きのプログラムを、映像からの補正信号により、動作の
補正を制御する制御装置を備える。
【0006】そして、揺動装置の前後移動方向、左右移
動方向については、サーボモータとボールスクリューで
構成された移動機構により実現される。上下移動方向に
ついては、ギヤで結合された2本のアーム3セットを3
方向に配設した屈曲アーム機構で、その下端をサーボモ
ータと減速機により回転させることにより、アームを回
転させ、上下移動機構を実現する。これら前後、左右、
上下移動機構を積層構造とする事により、揺動装置自身
の高さを低く抑え、動作ストロークを長くする事が可能
となる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明を適用する映像体感
装置のシステム構成図である。
【0008】映像体感装置1は、映像を投射するプロジ
ェクタ12と、映像を映し出すスクリーン13と、臨場
感を生成する音響装置15と、映像体感装置を制御し、
映像投射をスタートさせるマスターショーコントローラ
10と、乗客が搭乗する座席16と、座席に体感のため
の動きを与える揺動装置14と、この揺動装置に予め与
えられたプログラムと映像からの補正信号17から動作
を制御するモーションコントローラ11により構成さ
れ、観客に迫力のある映像と体感のための動きが実行さ
れる。
【0009】図2は、映像体感装置の揺動装置の前後移
動機構の平面図、図3は側面図である。
【0010】前後移動機構2は、揺動装置14の最下部
に配設され、前後移動のための駆動源であるサーボモー
タ20と、サーボモータ20に、例えばプーリ27とタ
イミングベルト28を介して結合されるボールスクリュ
ー25と、これらを保持する固定ベース21と前後方向
に移動する前後軸移動ベース22と、移動ベース22を
保持するリニアガイド24とレール23で構成される。
【0011】動きのプログラムと映像からの補正信号1
7のデータから、サーボモータ20に指令値を与え、サ
ーボモータ20を回転させることにより、サーボモータ
20に結合されたボールスクリュー25が回転し、ボー
ルスクリュー25に取り付けられたナット26が前後に
移動し、さらにこのナット26に結合された移動ベース
22がレール23とリニアガイド24をガイドにして、
前後方向に移動する。
【0012】図4は、映像体感装置の揺動装置の左右移
動機構の平面図、図5は側面図である。
【0013】左右移動機構4は、揺動装置14の最下部
に配設された前後移動機構2の上に配設される。左右移
動のための駆動源であるサーボモータ42と、サーボモ
ータ42に、例えばプーリ47とタイミングベルト48
を介して結合されるボールスクリュー45と、これらを
保持する前後移動機構の移動ベース22と左右方向に移
動する左右軸移動ベース41と、左右軸移動ベース41
を保持するリニアガイド44とレール43で構成され
る。
【0014】動きのプログラムと映像からの補正信号1
7のデータから、サーボモータ42に指令値を与え、サ
ーボモータ42を回転させることにより、サーボモータ
42に結合されたボールスクリュー45が回転し、ボー
ルスクリュー45に取り付けられたナット46が左右に
移動し、さらにこのナット46に結合された左右軸移動
ベース41がレール43とリニアガイド44をガイドに
して、左右方向に移動する。
【0015】図7は、揺動装置の上下移動機構の平面
図、図8は側面図である。
【0016】上下移動機構6は、装置自身の質量が上下
移動機構6の動力源であるサーボモータ62,63,6
4に大きな負荷となる事を軽減するために、揺動装置1
4の前後移動機構2と左右移動機構4の上部に配設され
る。
【0017】駆動源であるサーボモータ62,63,6
4と、上下移動に必要な回転トルクを発生させるための
減速機65,66,67が左右軸移動ベース41上の3
方向に、3セット配設される。
【0018】サーボモータ62,63,64に、同一の
動作指令を与えると、サーボモータ62,63,64が
回転し、各々のサーボモータに結合された減速機65,
66,67が回転する。減速機65,66,67に結合
された屈曲アーム機構の下側アーム71,76,81が
回転すると、下側アーム71,76,81各々に結合さ
れたギヤ72,77,83を介して、上側アーム74,
79,82に結合されたギヤ73,78,84に回転力
が伝達され、また3方向に同一の屈曲アームのセットが
配設される事による各アームセットの回転軸の間の拘束
力により、上側アーム74,79,82は、お互いのギ
ヤ72とギヤ73、ギヤ77とギヤ78、ギヤ83とギ
ヤ84を介して、下側アーム71,76,81と反対方
向に回転し、例えば、下側アーム71,76,81がサ
ーボモータ62,63,64の後方から見て時計回りに
回転すると、上側アーム74,79,82は、互いのギ
ヤを介して、反時計回りに回転する事により、乗客用座
席下部にある上下移動ベース61を垂直上方向に移動さ
せる。
【0019】図8は、映像体感装置の揺動装置の全体構
造の平面図、図9は側面図である。
【0020】固定ベース21の上に前後移動機構2が配
設され、前後移動軸ベース22の上に左右移動機構4が
配設され、さらに左右移動軸ベース41の上にギヤ結合
された屈曲アーム3セットにより構成された上下移動機
構6が配設され、前後、左右、上下の3方向の移動自由
度を持った映像体感装置1の揺動装置14が構成され
る。
【0021】図9に示したように、前後、左右移動機構
にボールスクリューを用い、上下移動機構を屈曲アーム
構造とし、それぞれの機構を積層構造とする事により、
揺動装置自身の高さを700mm以下と抑えられる。ま
た、より大きな体感を観客に与えるための、動作加速
度、速度を大きくとるために動作ストロークを1m以上
と大きくとる事ができる。
【0022】以上説明のように本実施例による揺動装置
は、以上の様な構造を備え、揺動装置自身の高さを大幅
に抑える事ができ、かつ大きな動作ストロークを実現す
ることができ、映像体感装置を施設に設置する際には、
新たにピットを掘ったり、新たに建屋を設けたりせず、
既設の場所に容易に設置する事ができる。
【0023】
【発明の効果】本発明の揺動装置は、以上の様な構造を
備え、揺動装置自身の高さを大幅に抑える事ができ、か
つ大きな動作ストロークを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】映像体感装置のシステム構成図。
【図2】本発明による揺動装置の前後移動機構の平面
図。
【図3】本発明による揺動装置の前後移動機構の側面
図。
【図4】本発明による揺動装置の左右移動機構の平面
図。
【図5】本発明による揺動装置の左右移動機構の側面
図。
【図6】本発明による揺動装置の上下移動機構の平面
図。
【図7】本発明による揺動装置の上下移動機構の側面
図。
【図8】本発明による揺動装置の全体構造の平面図。
【図9】本発明による揺動装置の全体構造の側面図。
【符号の説明】
1…体感映像装置、 2…揺動装置の前後移動機構、
4…揺動装置の左右移動機構、 6…揺動装置の上下移
動機構、 20…サーボモータ、 21…固定ベース、
22…前後軸移動ベース、 24…リニアガイド、
26…ボールスクリュー、 41…左右軸移動ベース、
42…サーボモータ、 44…リニアガイド、 45
…ボールスクリュー、 61…上下軸移動ベース、 6
2,63,64…サーボモータ、 65,66,67…
減速機、 71,76,81…下側アーム、 74,7
9,82…上側アーム。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像を投影するプロジェクタと、その映像
    が映し出されるスクリーンと映像を観賞する乗客の搭乗
    する座席と、その座席の下に配設され、映像に同期させ
    て、座席を前後,左右,上下の3方向に動作させる揺動
    装置を有する映像体感装置において、サーボモータとサ
    ーボモータに結合されたボールスクリューにより前後,
    左右方向の動作を生成し、サーボモータとサーボモータ
    に結合した減速機と屈曲アームを3方向に配設し、上下
    方向の動作を生成する事ができる映像体感装置の揺動装
    置。
  2. 【請求項2】座席の下部、等方向3方向にギヤが結合さ
    れたアームをギヤを下方向に3本配設し、更にギヤが結
    合されたアームを、ギヤがかみ合うように3方向に結合
    し、下側アームのギヤ結合部と反対側(アーム下側)に減
    速機とサーボモータを3方向に配設した屈曲アーム機構
    において、下側アームをサーボモータと減速機により回
    転させ、アームからギヤを介して上側アームをモータの
    回転方向と逆方向に回転させることと、3方向に配設さ
    れたアーム間の拘束力により、座席を上下方向に大スト
    ローク移動させることができる請求項1記載の映像体感
    装置の揺動装置。
  3. 【請求項3】座席下部3方向に配設された屈曲アーム機
    構の上側アーム上部(ギヤ結合部の反対側)の回転軸より
    も、下側アームの減速機結合軸(ギヤ結合部の反対側)を
    上下移動ベースの中心より外側に配設することにより、
    揺動装置自身の高さを低く抑える事ができ、上下軸の動
    作開始時の始動トルクを抑える事ができる請求項2記載
    の映像体感装置の揺動装置。
  4. 【請求項4】座席下部に上下移動機構を配設し、その下
    に左右移動機構を配設し、更にその下に前後移動機構を
    配設する事により、前後方向を長ストローク移動するよ
    うなアプリケーションにも対応できる請求項1記載の映
    像体感装置の揺動装置。
  5. 【請求項5】映像を投影するプロジェクタと、その映像
    が映し出されるスクリーンと映像を観賞する乗客の搭乗
    する座席と、その座席の下に配設され、映像に同期させ
    て、座席を前後,左右,上下の3方向に動作させる揺動
    装置を有する映像体感装置において、前後移動機構2の
    上に左右移動機構を配設し、さらにその上にギヤ結合さ
    れた屈曲アーム機構を3方向に配設された上下移動機構
    を配設する事により、揺動装置自身の高さを低く抑えた
    映像体感装置の揺動装置。
JP724997A 1997-01-20 1997-01-20 映像体感装置の揺動装置 Pending JPH10207339A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116105469A (zh) * 2022-09-08 2023-05-12 安徽晶赛科技股份有限公司 一种可伐环烘干装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050705