JPH10205759A - ガスコンロ - Google Patents

ガスコンロ

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JPH10205759A
JPH10205759A JP690197A JP690197A JPH10205759A JP H10205759 A JPH10205759 A JP H10205759A JP 690197 A JP690197 A JP 690197A JP 690197 A JP690197 A JP 690197A JP H10205759 A JPH10205759 A JP H10205759A
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burner
burner head
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ring
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Norihiko Matsuyuki
徳彦 松行
Yoshiteru Sugimoto
喜輝 杉本
Sadao Yoshimura
定夫 吉村
Tokuyuki Kawasaki
徳幸 川崎
Osamu Tsugou
修 都合
Hideyuki Hamanaka
英幸 浜中
Noriyuki Nishio
憲行 西尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システムキッチンのカウンタートップ(11)の
上面に十分なフラット感を付与できるようにその天板を
深く絞っても、バーナに十分な二次空気が供給されるよ
うにする。 【解決手段】 バーナヘッド(31)に外嵌状態で下方から
順次配設された天板(8)とバーナリング(4) を具備する
ガスコンロであって、前記天板(8) は、前記バーナヘッ
ド(31)との間に間隙が形成されるようにこれに外嵌する
開口(81)を有し、前記バーナリング(4) は、前記バーナ
ヘッド(31)の外周側部に外嵌状態で前記天板(8) 上に載
置されると共に前記開口(81)と連通する通気用貫通口(4
1)を有し、更に、前記通気用貫通口(41)から上方に吐出
される空気を前記バーナヘッド(31)側に向けるガイド部
材と、前記通気用貫通口(41)の下方に設けられ且つ該通
気用貫通口(41)から落下する煮こぼれを貯留する煮こぼ
れ貯留手段を具備させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はガスコンロ、特
に、天板を深く絞ってもバーナヘッドに十分な二次空気
が供給できるようにしたガスコンロに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図12は、システムキッチンのカウンタ
ートップ(11)に装着されたガスコンロ、即ち、ドロップ
インコンロの要部の断面図である。カウンタートップ(1
1)に形成された開口部(12)には、コンロ本体(2) が落と
し込み状態に装着されている。
【0003】上記コンロ本体(2) の本体ケース(26)の上
端開放部には、下方に浅く絞られた天板(24)が被蓋配設
されており、該天板(24)の底壁(240) に形成されたバー
ナ用開口(25)から上方にバーナヘッド(31)が突出してい
る。又、筒状に形成されたバーナヘッド(31)の外周には
煮こぼれを天板(24)の底壁(240) 上に案内するバーナリ
ング(4) が外嵌している。更に、該バーナリング(4) の
外周縁近傍は、天板(24)に形成されているバーナ用開口
(25)の周縁を屈曲起立させた起立板(250) に載置されて
いると共に、該起立板(250) には、バーナ燃焼時の給気
を補完する為の透孔(251) (251) が開設されている。
【0004】このものでは、五徳(5) に鍋(A) を載置し
てバーナ(3) を燃焼状態にすると、天板(24)の外周上方
部からバーナヘッド(31)に燃焼用の二次空気が供給され
て炎孔(33a) に炎(F) が形成される。一方、同図の矢印
で示すように、天板(24)の下方空間→透孔(251) →バー
ナリング(4) の外周縁と繋がる経路で二次空気が流れ、
これにより、燃焼時の給気が補完される。又、鍋(A) か
ら溢れる煮こぼれはバーナリング(4) で天板(24)の底壁
(240) 上に案内・貯留されてコンロ本体(2) 内に落ちる
のが防止される。
【0005】最近、システムキッチンに於けるカウンタ
ートップ(11)とこれに装着されたドロップインコンロの
五徳(5) の上面の高低差を少なくすることによりカウン
タートップ(11)上面をフラットな感に仕上げられるよう
にしたガスコンロが望まれている。このものでは、五徳
(5) とカウンタートップ(11)の相互間で鍋(5) を円滑に
スライドさせることができるから、調理作業がやり易い
利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
造のドロップインコンロでは、上記カウンタートップ(1
1)の上面に十分なフラット感を付与することができない
という問題があった。上記問題点について更に詳述す
る。図12のドロップインコンロを、上記カウンタート
プ上面をフラットな感じに仕上げるコンロに構造変更す
るには、該コンロの天板(24)を深く絞ることによって五
徳(5) とカウンタートップ(11)の上面をほぼ等しい高さ
に設定する。ところが、天板(24)を深く絞ると、該天板
(24)の上端開口部(243) に五徳(5) 上の鍋(A) の底壁が
接近するから、天板(24)の外周と鍋(A) の間隙からバー
ナヘッド(31)側に燃焼用の二次空気が侵入しにくくな
る。かかる場合、上記天板(24)の外周と鍋(A) の間隙か
らバーナヘッド(31)に繋がる経路以外に、天板(24)の下
方空間→透孔(251) →バーナリング(4) の外周縁と繋が
る経路で二次空気が天板(24)の上方に流入しているが、
同図のものでは、透孔(251) からバーナリング(4) の外
周縁に供給される空気がバーナヘッド(31)の炎孔(33a)
側に積極的に案内されることがないから、図12の構造
を有するコンロでは、天板(24)の中央凹部(242) を余り
深く絞ると適正燃焼が確保できず、カウンタートップ(1
1)上面に十分なフラット感を付与することができないの
である。
【0007】請求項1の発明は、システムキッチンのカ
ウンタートプ(11)の上面に十分なフラット感を付与でき
るようにその天板を深く絞っても、バーナに十分な二次
空気が供給されるようにすることをその課題とする。次
に、請求項3及び請求項5の発明の課題を説明する。カ
ウンタートップ(11)の上面をフラットな感じに仕上げる
場合には後述のようにコンロ本体内が高温状態になり易
いが、かかる不都合を解決するのに適した構造を有する
ガスコンロとして、二重天板式のものがある。
【0008】このものでは、所定間隔を置いて平行に設
けられた上下二枚の天板に上下に対向する第1,第2開
口を形成し、該第1,第2開口を貫通するようにバーナ
ヘッドを設けている。この二重天板形式のものでは、バ
ーナに形成される炎の輻射熱が上天板で遮断されて下天
板に伝達されるのが抑えられる。従って、五徳とカウン
タートップ(11)の上面をほぼ等しい高さに設定してフラ
ット感が生じる構成にした場合でも、上天板の遮熱効果
によって下天板の過熱が抑えられ、該下天板の下方のコ
ンロ本体内に収容されたガスコックや電子部品等が高温
に晒されることがない。よって、上記二重天板形式のガ
スコンロは、カウンタートップ(11)の上面をフラットな
感じに仕上げるのに適した構造を有している。
【0009】しかしながら、カウンタートップ(11)に形
成された開口部に上記二重天板式のガスコンロを装着し
て該カウンタートプ(11)上面にフラット感が生じるよう
にする場合には、既述と同様に、五徳上の鍋底が上天板
に接近するから、バーナへの二次空気の供給量が不足す
る。従って、この二重天板式のものでも、カウンタート
ップ(11)上面に十分なフラット感を付与することができ
ないという問題が残る。
【0010】請求項3及び請求項5の発明はかかる点に
鑑みてなされたもので、システムキッチンのカウンター
トプ(11)の上面に十分なフラット感を付与できるように
上記二重天板式のガスコンロの天板を深く絞っても、バ
ーナに十分な二次空気が供給されるようにすることをそ
の課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為に
採用した請求項1の発明の技術的手段は、『バーナヘッ
ドに外嵌状態で下方から順次配設された天板とバーナリ
ングを具備するガスコンロであって、前記天板は、前記
バーナヘッドの外周側部との間に間隙が形成されるよう
に該バーナヘッドに外嵌する開口を有し、前記バーナリ
ングは、前記バーナヘッドの外周側部に略密に外嵌した
状態で前記天板上に載置されると共に、前記開口と連通
する通気用貫通口を有し、更に、前記通気用貫通口の近
傍に設けられ且つ該通気用貫通口から上方に吐出される
空気を前記バーナヘッド側に向けるガイド部材と、前記
通気用貫通口の下方に設けられ且つ該通気用貫通口から
落下する煮こぼれを貯留する煮こぼれ貯留手段を具備す
る』ことである。
【0012】上記技術的手段は次のように作用する。天
板の下方空間→該天板に形成された開口の周縁とバーナ
ヘッドの外周側部の間隙→バーナリングに形成された通
気用貫通口と繋がる経路で燃焼用二次空気が天板の上方
に供給される。又、天板の上方に供給される上記二次空
気は、ガイド部材でバーナヘッド側に案内されて、その
炎孔部に供給される。
【0013】一方、バーナ燃焼中に鍋から溢れる煮こぼ
れのうち、バーナリング上に落ちた煮こぼれは、これに
形成された通気用貫通口から、その下方の煮こぼれ貯留
手段に落下して該部分で貯留される。尚、前記煮こぼれ
貯留手段は、請求項2の発明のように、『前記天板の上
面に形成された煮こぼれ貯留用凹部』であっても良い
が、該天板と別に設けた受け皿等であっても良い。そし
て、前記煮こぼれ貯留手段で煮こぼれが貯留されること
から、前記通気用貫通口から下方のバーナ収容部等に前
記煮こぼれが落ちることがない。
【0014】上記課題を解決する為に採用した請求項3
の発明の技術的手段は、『バーナヘッドに外嵌状態で下
方から順次配設された下天板と上天板とバーナリングを
具備し、前記下天板と上天板の間には所定の間隙が形成
されているガスコンロであって、前記下天板は、前記バ
ーナヘッドの外周側部との間に間隙が形成されるように
該バーナヘッドに外嵌する第1開口を有し、前記上天板
は、前記バーナヘッドの外周側部との間に間隙が形成さ
れるように該バーナヘッドに外嵌する第2開口を有し、
前記バーナリングは、前記バーナヘッドの外周側部に略
密に外嵌した状態で前記上天板上に載置されると共に、
該上天板の前記第2開口を介して前記下天板の上面に形
成された煮こぼれ貯留用凹部に上方から対向する通気用
貫通口を有し、更に、前記通気用貫通口の近傍には該通
気用貫通口から上方に吐出される空気を前記バーナヘッ
ド側に向ける為のガイド部材が設けられている』ことで
ある。
【0015】上記技術的手段は次のように作用する。下
天板の下方空間→該下天板に形成された第1開口の周縁
とバーナヘッドの外周側部の間隙→上天板に形成された
第2開口→バーナリングに形成された通気用貫通口と繋
がる経路で燃焼用二次空気が上天板の上方に供給され
る。又、該二次空気は、請求項1の発明と同様に、ガイ
ド部材でバーナヘッド側に案内されて、その炎孔部に供
給される。
【0016】一方、鍋から溢れてバーナリング上に落ち
た煮こぼれは、これに形成された通気用貫通口から、こ
れの下方に対向する下天板上面の煮こぼれ貯留用凹部に
落下して該部分に貯留される。尚、上記請求項1及び請
求項3の発明の発明特定事項として記載した、ガイド部
材は、請求項4の発明のように、『前記通気用貫通口を
隔てて前記バーナヘッドの反対側に位置する前記バーナ
リングの下面であり、該下面は、前記バーナヘッドに近
付くに従って高くなるように傾斜している』ものであっ
てもく、又、上記ガイド部材は、前記バーナリングと独
立して設けられたものであっても良い。
【0017】請求項5の発明が採用した技術的手段は、
『バーナヘッドに外嵌状態で下方から順次配設された下
天板とバーナリングと上天板を具備し、前記下天板と前
記上天板の間には所定の間隙が形成されているガスコン
ロであって、前記下天板は、前記バーナヘッドの外周側
部との間に間隙が形成されるように該バーナヘッドに外
嵌する第1開口を有し、前記上天板は、前記バーナヘッ
ドの外周側部との間に間隙が形成されるように該バーナ
ヘッドに外嵌する第2開口を有し、前記バーナリング
は、前記バーナヘッドの外周側部に略密に外嵌した状態
で前記下天板上に載置されると共に、前記バーナヘッド
に外嵌した状態で上方から見た形状が、前記第2開口の
周縁と前記バーナヘッド外周との間隙に完全に重なり且
つ前記第1開口の周縁と前記バーナヘッド外周との間隙
に部分的に重なる形状を有し、更に該バーナリングは、
前記第2開口の周縁と前記バーナヘッドの外周との間隙
に下方から対向し且つ下天板の上面に形成された煮こぼ
れ貯留用凹部に繋がるガイド溝を有している』ことであ
る。
【0018】上記技術的手段によれば、下天板の下方空
間→該下天板に形成された第1開口の周縁とこれに重な
ったバーナリングの外周との間隙→上天板の第2開口の
周縁とバーナヘッドの外周側部の間隙→バーナヘッドの
炎孔と繋がる経路で二次空気が供給される。一方、上天
板の第2開口の周縁とバーナヘッドの外周面の間隙部に
落ちた煮こぼれは、これに下方から対向しているバーナ
リング上面のガイド溝に落下し、該ガイド溝から下天板
の煮こぼれ貯留部に案内されて該下天板上に貯留され
る。
【0019】
【発明の効果】上記発明は次の特有の効果を有する。請
求項1の発明によれば、バーナリングの通気用貫通口か
ら上方に吐出される二次空気がガイド部材でバーナヘッ
ドの炎孔側に案内される。従って、システムキッチンの
カウンタートップ上面にフラット感を付与できるように
上記天板を深く絞っても、バーナに十分な二次空気を供
給できる。又、バーナリングに形成された通気用貫通口
内に落ちた煮こぼれは、その下方の煮こぼれ貯留手段に
落下して該部分に貯留されるから、天板の下方のバーナ
配設部等に前記煮こぼれが侵入することがない。
【0020】請求項3の発明によれば、上天板に形成さ
れた第2開口からバーナリングの通気用貫通口を経て上
方に吐出される二次空気が請求項1の発明と同様にガイ
ド部材でバーナヘッドの炎孔側に案内される。従って、
二重天板式のガスコンロの天板を深く絞っても、バーナ
に十分な二次空気を供給できる。又、バーナリングの通
気用貫通口内に落ちた煮こぼれは、下天板上に貯留され
る。
【0021】請求項5の発明によれば、下天板の下方空
間の空気が、上天板の第2開口からバーナヘッドの炎孔
側に供給されるから、二重天板式のガスコンロの天板を
深く絞っても、バーナに十分な二次空気を供給できる。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、上記発明の実施の形態を説
明する。図1は、請求項3の発明及びその上位概念たる
請求項1の発明の実施の形態を示すガスコンロの分解斜
視図であり、図2は当該ガスコンロの部分断面図であ
る。
【0023】図1に示すように、本実施の形態に係るガ
スコンロは、本体ケース(26)に収容された3個のバーナ
(3) 及びグリル用部品(60)等を具備するコンロ本体(2)
と、その上端開放部を被蓋する下天板(7) と、該下天板
(7) の上面に所定間隔を置いて配設される上天板(8)
と、更に該上天板(8) の上面に載置され且つ上記3個の
バーナ(3) のバーナヘッドに外嵌されるバーナリング
(4) (4) (4) と、更に、五徳(5) を具備している。従っ
て、この実施の形態では、バーナリング(4) (4) (4) を
載置する上記天板(8) が、請求項1の発明の発明特定事
項たる天板に対応している。
【0024】以下、上記各部の詳細について説明する。 [コンロ本体(2) について]図1,図2に示すように、
コンロ本体(2) の本体ケース(26)は、上方に開放する矩
形箱状に形成されており、その上端外周にはフランジ(2
2)が周設されていると共に、該フランジ(22)の周縁部に
は、図2に示すようにゴムパッキン(23)が装着されてい
る。
【0025】又、本体ケース(26)内には、3つのバーナ
(3) (3) (3) が収容されており、該バーナ(3) は、所定
形状の板金を絞り加工して形成した上半体(35)と下半体
(36)を向い合わせて一体化させた所謂板金バーナであ
り、円筒状のバーナヘッド(31)の中央孔(32)には、バー
ナキャップ(34)が装着されており、これにより、煮こぼ
れが前記中央孔(32)を介して本体ケース(26)内に落下す
るのを防止している。又、バーナヘッド(31)の上面には
前記バーナキャップ(34)の外周底面(340) に対向するガ
ス噴出口(33)(33)が開設されており、該ガス噴出口(33)
(33)の下流側であって前記バーナヘッド(31)とバーナキ
ャップ(34)の間隙部が炎孔(33a) (33a) になっている。
【0026】更に、コンロ本体(2) 正面のグリル用開口
(61)内には、グリル用部品(60)が組み込まれてグリル部
(6) が形成されるように成っている。 [下天板(7) について]図1に示すように、上記コンロ
本体(2) の上端開口部に被蓋される下天板(7)は、その
中央部が下方に絞られていると共に、上端外周にはフラ
ンジ(74)が周設されている。
【0027】上記下天板(7) の底板(70)には、既述した
バーナ(3) (3) のバーナヘッド(31)(31)の外径よりも大
きな直径を有する3つの第1開口(71)(71)(71)が穿設さ
れており、これにより、各バーナ(3) のバーナヘッド(3
1)の外周側部に対して第1開口(71)が所定の間隙を存し
て外嵌し得る構造になっている。又、上記下天板(7) の
底板(70)は、その第1開口(71)の内周縁(72)近傍が上方
に若干曲げられており、これにより、該内周縁(72)がそ
の底板(70)より高くなっている。そして、該内周縁(72)
より外側(第1開口(71)から離反する方向)が煮こぼれ
を貯留する為の煮こぼれ貯留部となっている。これによ
り、下天板(7) 上に若干落ちる煮こぼれを底板(70)上に
溜めるようにして、該煮こぼれが第1開口(71)からコン
ロ本体(2) 内に漏出するのを防いでいる。従って、この
実施の形態では、前記煮こぼれ貯留部が、請求項1の発
明の発明特定事項たる煮こぼれ貯留手段及び、これの下
位概念として記載した請求項3の発明の発明特定事項た
る煮こぼれ貯留用凹部に対応している。
【0028】更に、下天板(7) の底板(70)の後部にはグ
リル部(6) からの燃焼排気を排出するグリル用排気口(7
5)が形成されている。 [上天板(8) について]上記下天板(7) の上面に載置さ
れる上天板(8) (請求項1の発明の発明特定事項たる天
板に対応している)は、その中央部が下方に絞れられて
いると共に、その上端から張り出す外周フランジ(84)の
外周縁には下方に屈曲し且つ複数の通気孔(87)(87)が穿
設された垂下板(83)が連設されている。そして、該垂下
板(83)には、既述下天板(7) の底板(70)の外周近傍に隆
起形成された段部(76)に載置されていると共に、該垂下
板(83)の垂下長さは所定に設定されており、これによ
り、下天板(7) と上天板(8) の底板(70)(80)の相互間に
所定の間隙(S) が形成されるようになっている。間隙
(S) を形成するのは、下天板(7) の底板(70)の過熱防止
を図ると共に、下天板(7) の底板(70)上に若干流入する
ことがある煮こぼれが下天板上に貯留できるようにする
ためである。
【0029】又、上天板(8) の底板(80)には、バーナヘ
ッド(31)の外径よりも大きな直径を有する3つの第2開
口(81)(81)(81)が穿設されており、これにより、各バー
ナ(3) のバーナヘッド(31)の外周側部に対して第2開口
(81)が所定の間隙を存して外嵌しうる構造になってい
る。従って、この実施の形態では、上記第2開口(81)が
請求項1の発明の発明特定事項たる開口に対応してい
る。又、前記各第2開口(81)の直径はこれに対応する下
天板(7) の第1開口(71)の直径よりも大きく設定されて
いる。
【0030】更に、上記上天板(8) の底板(80)は、その
第2開口(81)の内周縁(82)近傍が上方に若干曲げられて
おり、これにより、該内周縁(82)が底板(80)より高く成
っている。これにより、上記内周縁(82)より外側(第2
開口(81)から離反する方向)が煮こぼれを貯留する煮こ
ぼれ貯留部となっている。 [バーナリング(4) について]上記上天板(8) 上に載置
されるバーナリング(4) は、図4,図5に示すように、
中央部に装着孔(40)が穿設された円形のもので、該装着
孔(40)の直径はバーナヘッド(31)の外周側部の直径と実
質的に一致している。これにより、バーナリング(4) を
バーナヘッド(31)に略密に外嵌し得るようにしてバーナ
ヘッド(31)の外周側部とバーナリング(4) の境界に煮こ
ぼれが侵入するのを防止できるようにしている。尚、鋳
物バーナではバーナヘッド(31)の形状を種々設定し易い
が、本実施の形態のように板金バーナのバーナヘッド(3
1)では製作上の制限から一般的には単純な円筒状に形成
されている。従って、単純円筒状の上記バーナヘッド(3
1)自体でバーナリング(4) を支持することがでないこと
から、該バーナリング(4)は上記のように上天板(8) 上
に載置されている。又、バーナリング(4) はバーナヘッ
ド(31)に挿抜自在に外嵌されている。
【0031】このバーナリング(4) の半径方向の中程に
は、円周方向に配列された複数のスリット状の通気用貫
通口(41)(41)が穿設されている。そして、バーナリング
(4)をバーナヘッド(31)に外嵌した状態では、図3に示
すように、前記通気用貫通口(41)(41)が上天板(8) の第
2開口(81)を介して下天板(7) の底板(70)に上方から対
向するようになっている。即ち、下天板(7) の上面であ
って第1開口(71)から離反するに伴って低く成った領域
に前記通気用貫通口(41)(41)が対向しており、これによ
り、該通気用貫通口(41)から侵入した煮こぼれが上記底
板(70)上に貯留されるようになっている。よって、この
実施の形態では、上記したように、下天板(7) の上面で
あって第1開口(71)から離反するに伴って低く成った領
域が、請求項1及び請求項3の発明の発明特定事項たる
煮こぼれ貯留手段及び煮こぼれ貯留用凹部に対応する。
【0032】又、通気用貫通口(41)(41)の配列域の内側
と外側に位置する内リング部(43)と外リング部(44)は、
前者の内リング部(43)が後者の外リング部(44)よりも下
方に落ち込むように曲げ加工されており、これにより、
通気用貫通口(41)がバーナヘッド(31)側を向くように構
成されている。又、前記外リング部(44)は、外周部から
通気用貫通口(41)に近づくに従って次第に高くなるよう
に傾斜している。よって、後述するように、バーナ(3)
への燃焼用二次空気が前記外リング部(44)の底面に当た
った場合は、これが通気用貫通口(41)側からバーナヘッ
ド(31)の炎孔(33a) に向うように案内されて該炎孔(33
a) 側に吹き出す。
【0033】尚、バーナリング(4) は、その外リング部
(44)が上天板(8) に載置されることによって、内リング
部(43)は下天板(7) の内周縁(72)から離れて位置してお
り、この間隙部が二次空気の通気路となっている。 [五徳(5) について]五徳(5) は、下天板(7) の外周起
立部(73)の内側に沿うように配設される矩形枠体(51)
と、その上辺からバーナヘッド(31)近傍に延びる爪片(5
2)(52)から構成されている。 [ガスコンロの動作について]上記ガスコンロは、シス
テムキッチンのカウンタートップ(11)に形成された開口
部(12)に落とし込んで使用する。即ち、図2,図3に示
すように、コンロ本体(2) の胴部を上記カウンタートッ
プ(11)の開口部(12)に落とし込むと共に、該コンロ本体
(2) の本体ケース(26)の上端外周に張り出したフランジ
(22)を、カウンタートップ(11)に開設された開口部(12)
の周縁に係合させて使用する。
【0034】コンロ本体(2) の操作つまみ(56)を操作す
ると、バーナヘッド(31)の炎孔(33a) からガスが噴出す
ると共に、図示しない点火装置が動作して燃焼動作が開
始する。すると、ドラフト現象によって、図3の矢印
(X) で示すように、下天板(7)の下方空間→第1開口(7
1)→バーナリング(4) の通気用貫通口(41)→バーナヘッ
ド(31)の炎孔(33a) と繋がる経路で燃焼用の二次空気が
供給されてバーナヘッド(31)の炎孔(33a) 部分に炎(F)
が形成される。この時、下天板(7) と上天板(8)の間に
流入した二次空気は、バーナヘッド(31)に接近する伴っ
て高くなるように傾斜したバーナリング(4) の外リング
部(44)下面に案内されて炎孔(33a) 側に移動するから、
該外リング部(44)は、請求項1,請求項3の発明の発明
特定事項として記載した、ガイド部材として機能する。
【0035】尚、図6に示すように、上天板(8) の底板
(80)に形成された第2開口(81)の内周縁がバーナリング
(4) の通気用貫通口(41)まで延びている場合は、前記二
次空気は前記底板(80)の下面に案内されて通気用貫通口
(41)から吐出するから、この場合は、上記第2開口(81)
近傍に於ける前記底板(80)の下面が上記ガイド部材とし
て機能する。
【0036】一方、五徳(5) に載置された鍋(A) から煮
こぼれが生じると、その殆どは上天板(8) の底板(80)に
落下して該部分で貯留される。一方、バーナリング(4)
の内リング部(43)上に落ちた煮こぼれは、その外周側に
流動して通気用貫通口(41)から、その下方の下天板(7)
の底板(70)上に漏出する。すると、該下天板(7) に形成
された第1開口(71)の内周縁(72)部分は底板(70)より高
くなっているから、前記煮こぼれが該下天板(7) の底板
(70)上に溜る。この場合、炎孔(33a) に形成された炎
(F) の輻射熱は上天板(8) で遮断されるから、下天板
(7) に溜っている上記煮こぼれが過熱されにくくなり、
これにより、前記煮こぼれが下天板(7) に焦げ付く心配
が少なくなる。
【0037】従って、上記煮こぼれを清掃するときに
は、バーナリング(4) をその外リング部(44)を持ってバ
ーナヘッド(31)から抜き取ると共に、上天板(8) を取り
外してこれらを洗浄し、更に、下天板(7) の底板(70)上
に溜っている煮こぼれを拭き取るだけで、これらの清掃
が簡単に行える。又、下天板(7) と上天板(8) の二重天
板構造によって、下天板(7) の底板(70)の温度上昇が抑
えられ、従って、コンロ本体(2) 内が高温状態になるの
が防止できて該コンロ本体(2) 内の制御用電子部品等が
熱的悪影響を受けにくくなる。
【0038】次に、請求項1及びその下位概念たる請求
項2の発明に対応する実施の形態を図7〜図9に従って
説明する。下天板(7) の第1開口(71)と上天板(8) の第
2開口(81)の直径はバーナヘッド(31)の外径より大きく
設定されてこれら第1開口(71)及び第2開口(81)の内周
縁(72)(82)とバーナヘッド(31)の外周側部との間に間隙
が形成される点は、既述実施の形態と同様である。尚、
このものでは、上天板(8) の第2開口(81)の直径と下天
板(7) の第1開口(71)の直径は何れが大きくてもよい。
又、本実施の形態では、既述した実施の形態と同様に、
上天板(8) とこれに形成された第2開口(82)が、請求項
1の発明の発明特定事項たる天板及び開口に夫々対応し
ている。
【0039】一方、この実施の形態に係るバーナリング
(4) は、図4,図5のものとほぼ同一構造を有するが、
図7,図8に示すように、内リング部(43)の外周縁(43
0) が外リング部(44)の内周縁(440) より外側まで延長
されてアンダーカット状に形成されている。このバーナ
リング(4) を製作するには、図9に示すように、先ず、
外リング部(44)の内側に通気用貫通口(41)を介して連続
する内リング部(43)の更に内側に上方湾曲部(46)が形成
された中間品(イ) を一旦製作する。その後、上記上方湾
曲部(46)を同図の矢印(Y) で示すように下方に強制的に
押し下げて(ロ) の状態とし、この状態で第1〜第3型(1
00) (101) (102) で挟んで、更に上記湾曲部(46)を押し
下げると、内リング(43)に相当する部分が外リング(44)
の下方に侵入してアンダーカット部(45)が形成される。
その後、内リング(43)に相当する部分の内側をプレスで
打ち抜くと、図8の如きバーナリング(4) が完成する。
【0040】そして、このものでは、上記バーナリング
(4) の内リング部(43)の外周縁(430) は、図7に示すよ
うに、上天板(8) の底板(80)に形成された第2開口(81)
の内周縁(82)より外方たる煮こぼれ貯留部まで延びてい
る。そして、バーナリング(4) はその外リング部(44)の
外周端で上天板(8) に載置されていると共に、内リング
(43)は上天板(8) の第2開口(81)の内周縁(82)より上方
に位置して通気用の間隙が形成されている。即ち、上天
板(8) 上面の煮こぼれ貯留部の上方対向部に通気用貫通
口(41)(41)が位置していると共に、該通気用貫通口(41)
(41)は第2開口(81)に連通した状態になっている。
【0041】従って、このものでは、図7の矢印(C) で
示すように、バーナリング(4) の内リング(43)に落ちた
煮こぼれは通気用貫通口(41)から上天板(8) の底板(80)
上に全て落下する。よって、この実施の形態では、前記
煮こぼれ貯留部が、請求項1の発明の発明特定事項たる
煮こぼれ貯留手段及び、これの下位概念として記載した
請求項2の発明の発明特定事項たる煮こぼれ貯留用凹部
に対応している。
【0042】又、このものでは、通気用貫通口(41)が外
リング部(44)で隠れて上方に露出しないから、見苦しく
ならない利点がある。又、バーナ燃焼時の二次空気は、
下天板(7) の底板(70)の下方空間→第1開口(71)→上天
板(8) の第2開口(81)→バーナリング(4) の外リング部
(44)下面→通気用貫通口(41)→炎孔(33a) と流れる。即
ち、前記二次空気がこれの流れの方向を規制するガイド
部材としての外リング部(44)下面に案内されて炎孔(33
a) 側に移動し、これにより、該炎孔(33a) に於けるガ
スの適正燃焼が確保される。
【0043】次に、請求項5の発明に対応する実施の形
態を図10,図11に基づいて説明する。下天板(7) と
上天板(8) の第1開口(71)及び第2開口(81)の直径はバ
ーナヘッド(31)の外径より大きく設定されてこれら第1
開口(71)及び第2開口(81)の内周縁(72)(82)とバーナヘ
ッド(31)の外周側部との間に間隙が形成される点は、既
述実施の形態と同様であるが、このものでは、上天板
(8) の第2開口(81)の直径は下天板(7) の第1開口(71)
の直径よりも小さくなっている。
【0044】一方、この実施の形態に係るバーナリング
(4) は、下天板(7) の内周縁(72)上に載置されると共
に、その平面形状は三角状に形成されており、その中央
には、既述実施の形態のものと同様に、バーナヘッド(3
1)の外周に略密に嵌合する装着孔(40)が形成されてい
る。そして、平面三角形状に形成されたバーナリング
(4)の外周の三辺部と装着孔(40)の周縁は、上方に屈曲
されて起立片(47)(48)が形成されている。又、起立片(4
7)(47)(47)(48)に挟まれたガイド溝(49)部分の上面に
は、上天板(8) に形成された第2開口(81)の内周縁(82)
が上方から対向している。従って、バーナヘッド(31)に
外嵌した状態にあるバーナリング(4) を上方から見た場
合には、該バーナリング(4) が上天板(8) の第2開口(8
1)の周縁とバーナヘッド(31)の外周との間隙に完全に重
なった状態になる。
【0045】又、バーナリング(4) の外周部の起立片(4
7)(47)と下天板(7) の第1開口(71)の内周縁(72)の間に
は、バーナ(3) への二次空気が上昇する通気用間隙(K)
が形成されている。即ち、バーナヘッド(31)に外嵌した
バーナリング(4) を上方から見た場合には、第1開口(7
1)の周縁とバーナヘッド(31)の外周との間隙に部分的に
重なった状態になっている。そして、バーナリング(4)
の上面のガイド溝(49)の3つの開放端は、下天板(7) の
上面、即ち、前記第1開口(71)から離反するに伴って低
くなる領域、即ち、煮こぼれ貯留用凹部に繋がってい
る。
【0046】このものでは、図10の矢印(B) で示すよ
うに、下天板(7) の下方空間→第1開口(71)→上天板
(8) の第2開口(81)→炎孔(33a) と二次空気が供給され
る。一方、五徳(5) 上に載置された鍋(A) からの煮こぼ
れは、上天板(8) の底板(80)上に貯留されると共に、第
2開口(81)から落下した煮こぼれは、バーナリング(4)
のガイド溝(49)からその下流端開放部(46)を経て下天板
(7) の底板(70)上に流動し、該底板(70)上に溜る。
【0047】尚、図10,図11のものにおいて、ガイ
ド溝(49)を装着孔(40)から外方へ行くに従って低くなる
下り勾配にすると、該ガイド溝(49)に落下した煮こぼれ
は前記勾配によって自然に外方に流動する。従って、か
かるものでは上記した起立片(48)は不要となる。又、上
記のものでは、バーナリング(4) の平面形状を略三角状
に形成したが、これを四角状又は五角状の多角形状にし
ても良く、要は、下天板(7) の第1開口(71)とバーナリ
ング(4) の外周の間に通気用の間隙(K) が形成できれば
よい。
【0048】尚、上記実施の形態は、システムキッチン
のカウンタートップ(11)に装着する形式のドロップイン
コンロを例示的に説明したが、調理台等に載置して使用
するテーブルコンロに本願発明を適用できることは言う
までもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明及びその下位概念たる請求項3
の発明の実施の形態に係るガスコンロの分解斜視図
【図2】図1のガスコンロの要部断面図
【図3】図2のガスコンロの要部の拡大断面図
【図4】図1に現れるバーナリング(4) の平面図
【図5】図4のV−V断面図
【図6】図1に於けるバーナリング配設部の変形例の説
明図
【図7】請求項請求項1の発明及びその下位概念たる請
求項2の発明の実施の形態に係るガスコンロの要部断面
【図8】図7に現れるバーナリング(4) の断面斜視図
【図9】図8のバーナリング(4) の製造方法説明図
【図10】請求項5の発明の実施の形態に係るガスコン
ロの要部断面図
【図11】図10に現れるバーナリング(4) の配設部の
平面図
【図12】従来例の説明図
【符号の説明】 (2) ・・・コンロ本体 (3) ・・・バーナ (4) ・・・バーナリング (5) ・・・五徳 (7) ・・・下天板 (8) ・・・上天板 (11)・・・カウンタートップ (12)・・・開口 (26)・・・本体ケース (40)・・・装着孔 (41)・・・通気用貫通口 (43)・・・内リング部 (44)・・・外リング部 (47)(48)・・・起立片 (49)・・・ガイド溝 (71)・・・第1開口 (81)・・・第2開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川崎 徳幸 名古屋市中川区福住町2番26号 リンナイ 株式会社内 (72)発明者 都合 修 名古屋市中川区福住町2番26号 リンナイ 株式会社内 (72)発明者 浜中 英幸 名古屋市中川区福住町2番26号 リンナイ 株式会社内 (72)発明者 西尾 憲行 名古屋市中川区福住町2番26号 リンナイ 株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーナヘッドに外嵌状態で下方から順次
    配設された天板とバーナリングを具備するガスコンロで
    あって、 前記天板は、前記バーナヘッドの外周側部との間に間隙
    が形成されるように該バーナヘッドに外嵌する開口を有
    し、 前記バーナリングは、前記バーナヘッドの外周側部に略
    密に外嵌した状態で前記天板上に載置されると共に、前
    記開口と連通する通気用貫通口を有し、 更に、前記通気用貫通口の近傍に設けられ且つ該通気用
    貫通口から上方に吐出される空気を前記バーナヘッド側
    に向けるガイド部材と、 前記通気用貫通口の下方に設けられ且つ該通気用貫通口
    から落下する煮こぼれを貯留する煮こぼれ貯留手段を具
    備するガスコンロ。
  2. 【請求項2】 前記煮こぼれ貯留手段は、前記通気用貫
    通口に下方から対向するように前記天板の上面に形成さ
    れた煮こぼれ貯留用凹部である請求項1のガスコンロ。
  3. 【請求項3】 バーナヘッドに外嵌状態で下方から順次
    配設された下天板と上天板とバーナリングを具備し、前
    記下天板と上天板の間には所定の間隙が形成されている
    ガスコンロであって、 前記下天板は、前記バーナヘッドの外周側部との間に間
    隙が形成されるように該バーナヘッドに外嵌する第1開
    口を有し、 前記上天板は、前記バーナヘッドの外周側部との間に間
    隙が形成されるように該バーナヘッドに外嵌する第2開
    口を有し、 前記バーナリングは、前記バーナヘッドの外周側部に略
    密に外嵌した状態で前記上天板上に載置されると共に、
    該上天板の前記第2開口を介して前記下天板の上面に形
    成された煮こぼれ貯留用凹部に上方から対向する通気用
    貫通口を有し、 更に、前記通気用貫通口の近傍には該通気用貫通口から
    上方に吐出される空気を前記バーナヘッド側に向ける為
    のガイド部材が設けられているガスコンロ。
  4. 【請求項4】 前記ガイド部材は、前記通気用貫通口を
    隔てて前記バーナヘッドの反対側に位置する前記バーナ
    リングの下面であり、該下面は、前記バーナヘッドに近
    付くに従って高くなるように傾斜している請求項1から
    請求項3の何れかに記載のガスコンロ。
  5. 【請求項5】 バーナヘッドに外嵌状態で下方から順次
    配設された下天板とバーナリングと上天板を具備し、前
    記下天板と前記上天板の間には所定の間隙が形成されて
    いるガスコンロであって、 前記下天板は、前記バーナヘッドの外周側部との間に間
    隙が形成されるように該バーナヘッドに外嵌する第1開
    口を有し、 前記上天板は、前記バーナヘッドの外周側部との間に間
    隙が形成されるように該バーナヘッドに外嵌する第2開
    口を有し、 前記バーナリングは、前記バーナヘッドの外周側部に略
    密に外嵌した状態で前記下天板上に載置されると共に、
    前記バーナヘッドに外嵌した状態で上方から見た形状
    が、前記第2開口の周縁と前記バーナヘッド外周との間
    隙に完全に重なり且つ前記第1開口の周縁と前記バーナ
    ヘッド外周との間隙に部分的に重なる形状を有し、更に
    該バーナリングは、前記第2開口の周縁と前記バーナヘ
    ッドの外周との間隙に下方から対向し且つ下天板の上面
    に形成された煮こぼれ貯留用凹部に繋がるガイド溝を有
    しているガスコンロ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100507692B1 (ko) * 2001-11-13 2005-08-11 린나이코리아 주식회사 가스곤로
JP2010249429A (ja) * 2009-04-16 2010-11-04 Paloma Ind Ltd 五徳、煮こぼれカバー及びガスこんろ
CN103267287A (zh) * 2013-05-28 2013-08-28 徐建波 一种鼓风式燃气灶具的高效燃烧器
CN106765083A (zh) * 2016-12-01 2017-05-31 中山金木楠智能家居有限公司 一种全上进风式灶具燃烧器及灶具
CN114321917A (zh) * 2022-01-26 2022-04-12 佛山市顺德区美的洗涤电器制造有限公司 燃烧器以及燃气灶

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