JP3752055B2 - ガスバーナ用カバーリング及びガスコンロ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ガスバーナのバーナヘッドに外嵌状態に装着するガスバーナ用カバーリング及びこれを具備するガスコンロに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ガスコンロに組み込まれたガスバーナのバーナヘッドに外嵌状態に装着されるガスバーナ用カバーリングを具備するガスコンロとして、実開昭60−23601号公報に開示されたものがあり、このものは、ほぼ図8の如き構造を有している。
【0003】
矩形枠状の外天板(100) とその内周に載置配設された内天板(汁受皿)(101) から成る天板(1) は、本体ケーシング(K) の上面開放部に被蓋配設されていると共に、内天板(101) に開設されたバーナ挿通孔(11)には、ガスバーナ(2) のバーナヘッド(21)が上下に貫通しており、該バーナヘッド(21)とバーナ挿通孔(11)の内周縁の間には給気用間隙(13)が形成されている。
【0004】
上記ガスバーナ(2) にはガスバーナ用カバーリング(3) が外嵌装着されていると共に、同図に示される従来のガスバーナ用カバーリング(3) は、全体として上方に向けて拡大する倒立笠状に形成されており、逆テーパー状の外リング部(31)と、その内周から張り出す内リング部(32)を有している。そして、これら外リング部(31)の下端近傍には通気用貫通口(33)(33)が周方向に所定間隔を置いて配列されている。
【0005】
このものでは、ガスバーナ(2) のバーナヘッド(21)の外周に周設された係止用段部(22)にガスバーナ用カバーリング(3) の内リング部(32)の内周縁を上方から載置係合させ、これにより、ガスバーナ用カバーリング(3) を天板(1) から浮いた状態に装着する。
従って、ガスバーナ(2) の燃焼時には、矢印Aで示すように、天板(1) の下方空間→バーナヘッド(21)とバーナ挿通孔(11)の間の給気用間隙(13)→ガスバーナ用カバーリング(3) の内リング部(32)と天板(1) の間隙→通気用貫通口(33)→バーナヘッド(21)の炎孔(23)と繋がる第1経路と、矢印Bで示すように、ガスバーナ用カバーリング(3) の外周→外リング部(31)の下方→通気用貫通口(33)→バーナヘッド(21)の炎孔(23)と繋がる第2経路の、二経路を介してガスバーナ(2) へ二次空気が供給され、これにより、該ガスバーナ(2) が燃焼する。
【0006】
尚、上記に於いては、互いに分離できる外天板(100) と内天板(101) から成る天板(1) が装着されたガスコンロを例示的に説明したが、天板(1) は、全体が一体成形された形式のものであってもよい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のガスバーナ用カバーリング(3) は、バーナヘッド(21)の外周に係止用段部(22)が形成された特別な形状のガスバーナ(2) でなければ適用できず、汎用性が狭いという問題があった。
又、上記ガスバーナ用カバーリング(3) を適用するガスコンロでは、ガスバーナ(2) のバーナヘッド(21)の外周に係止用段部(22)を形成する必要があり、ガスバーナ(2) の製造効率が低下する。即ち、ガスバーナ用カバーリング(3) を例えば鋳物製のガスバーナ(2) に適用しようとすると、バーナヘッド(21)に係止用段部(22)となる部分が周設された中間品を鋳造し、その後、係止用段部(22)となる部分の鋳肌表面を切削加工して平滑面に仕上げ、ガスバーナ用カバーリング(3) の安定載置が確保できるようにしている。このことから、上記従来のガスバーナ用カバーリング(3) を適用しようとすると、係止用段部(22)を形成する為の鋳肌表面の切削作業に手間が掛り、ガスバーナ(2) の製造効率が低下するのである。又、二枚の板金を夫々絞り加工して形成した上下一対の半体を組み合わせた所謂板金バーナでは、上記ガスバーナ用カバーリング(3) を載置する為の係止用段部(22)が形成し難くい。よって、この場合も、ガスバーナ(2) の製造効率が低下する。
【0008】
請求項1〜請求項3の発明は係る点に鑑みてなされたもので、ガスコンロに組み込まれたガスバーナの形状に関わらず適用できる汎用性の広いガスバーナ用カバーリング(3) を提供することをその課題とする。
請求項4〜請求項6の発明は、ガスバーナ(2) を特別な形状にすることなくガスバーナ用カバーリング(3) を装着し得るガスコンロを提供することをその課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する為の請求項1の発明の技術的手段は、
『ガスコンロ本体の上面の天板に形成されたバーナ挿通孔の周縁部との間に間隙を存して該バーナ挿通孔を上下に貫通するバーナヘッドに上方から外嵌され且つ前記間隙を覆う態様で配設されるカバーリング本体を具備し、
前記カバーリング本体下面と前記天板上面との間に間隙が形成される態様で該カバーリング本体を前記天板上に載置する為の複数の脚(41)(41)が前記カバーリング本体に周方向に間隔を置いて配設されているガスバーナ用カバーリングであって、
前記複数の脚 (41)(41) はカバーリング本体の一部を絞り加工により下方に突出させて形成されており、
前記絞り加工により形成されたカバーリング本体の上面の凹窪は、カバーリング本体の半径方向の外向きに開放している』ことである。
【0010】
上記手段によれば、下方に突出する複数の脚(41)(41)によって、カバーリング本体が天板上に載置される。又、この載置状態ではカバーリング本体下面と天板上面との間に間隙が形成される。
従って、天板の下方空間から天板のバーナ挿通孔(11)の内周とバーナヘッド(21)の外周との間隙を経由してカバーリング本体と天板の上下間隙に燃焼用二次空気が流れ込み、更に、前記上下間隙からカバーリング本体の上方空間に二次空気が流れてバーナヘッド(21)の炎孔に供給される。
【0011】
請求項2の発明は、
『ガスコンロ本体の上面の天板に形成されたバーナ挿通孔の周縁部との間に間隙を存して該バーナ挿通孔を上下に貫通するバーナヘッドに上方から外嵌され且つ前記間隙を覆う態様で配設されるカバーリング本体を具備し、
前記カバーリング本体に於ける内周部近傍の形状は、該カバーリング本体の中心に向って高くなる笠状に形成され、
前記カバーリング本体下面と前記天板上面との間に間隙が形成される態様で該カバーリング本体を前記天板上に載置する為の複数の脚(41)(41)が、前記カバーリング本体の内周から外側にずれた位置に於いて周方向に間隔を置いて配設されており、
前記脚 (41)(41) はカバーリング本体の一部を絞り加工により下方に突出させて形成され、
前記絞り加工により形成されたカバーリング本体の上面の凹窪は、カバーリング本体の半径方向の外向きに開放している』ことである。
このものでは、上記請求項1の発明と同様の作用に加えて、更に、次の作用を奏する。即ち、カバーリング本体に於ける内周部近傍の形状は、カバーリング本体の中心に向って高くなる笠状に形成されている。
従って、カバーリング本体の内周下面に脚(41)(41)が突出している場合は、該脚(41)(41)の先端がカバーリング本体の内周からその中心向きに若干突出した状態になる。
よって、カバーリング本体をバーナヘッドに外嵌した状態では、前記脚(41)(41)の先端がバーナヘッドの外周に当接することとなり、カバーリング本体内周からの脚(41)(41)の突出分だけ、これらカバーリング本体内周とバーナヘッドの間の間隙が大きくなる。
これに対し、上記技術的手段によれば、カバーリング本体の内周から外側にずれた位置に脚(41)(41)が配設されているから、該脚(41)(41)の先端がカバーリング本体の内周から中心向きに突出することがない。
よって、カバーリング本体の内周とバーナヘッドの外周の間隙が上記のように大きくなることがない。
【0012】
請求項3の発明のように、
『前記カバーリング本体には前記天板の上面の煮こぼれ貯留用の凹部に対向する位置に通気用貫通口(33)が開設されていると共に、
該カバーリング本体は、前記通気用貫通口(33)の外側の外リング部(36)が上方に向って外側に広がる倒立笠状に形成され、
前記通気用貫通口(33)の内側の内リング部(35)は該内リング部(35)の中心に向って高くなる笠状に形成されている』ものでは、
天板の下方空間やカバーリング本体の外周から該カバーリング本体の下方に流入した空気が通気用貫通口(33)を介してバーナヘッド(21)の炎孔に供給される。
即ち、既述従来例で説明したのと同様の二経路を介してバーナヘッドへ二次空気が供給される。
又、外リング部が上方に向って広がる倒立笠状に形成されているから、燃焼時の炎が前記カバーリング本体の形状に倣って上方に広がる状態に形成される。
よって、天板に炎が接近することによる該天板の過熱が防止できる。
更に、笠状に形成された内リング部と倒立笠状に形成された外リング部の境界部には通気用貫通口(33)(33)が開設されているから、カバーリング本体の上面に落ちた煮こぼれは通気用貫通口(33)から、その下方の天板上に排出される。
【0013】
請求項4の発明の技術的手段は、
『バーナヘッド(21)に外嵌状態で下方から順次配設された天板とガスバーナ用カバーリング(3)を具備するガスコンロであって、
前記天板は、前記バーナヘッド(21)の外周側部との間に間隙が形成されるように該バーナヘッド(21)に外嵌するバーナ挿通孔を有し、
前記ガスバーナ用カバーリング(3)は、前記間隙を覆う態様で前記バーナヘッド(21)に上方から外嵌するカバーリング本体を具備し、
前記カバーリング本体下面と前記天板上面との間に間隙が形成される態様で該カバーリング本体を前記天板上に載置する為の複数の脚(41)(41)が前記カバーリング本体に周方向に間隔を置いて配設されているガスコンロであって、
前記複数の脚 (41)(41) はカバーリング本体の一部を絞り加工により下方に突出させて形成されており、
前記絞り加工により形成されたカバーリング本体の上面の凹窪は、カバーリング本体の半径方向の外向きに開放している』ことである。
【0014】
上記技術的手段によれば、脚(41)(41)で載置されたカバーリング本体下面と天板上面の間に間隙が確保でき、請求項1の発明と同様ガスバーナ(2) の炎孔に二次空気が供給される。
上記請求項4の発明においても、請求項3の発明と同様に、『前記カバーリング本体には前記天板の上面の煮こぼれ貯留用の凹部に対向する位置に通気用貫通口(33)が開設されていると共に、該カバーリング本体は、前記通気用貫通口(33)の外側の外リング部(36)が上方に向って外側に広がる倒立笠状に形成され、前記通気用貫通口(33)の内側の内リング部(35)は該内リング部(35)の中心に向って高くなる笠状に形成されている(請求項5の発明)』ものとすることができ、かかる場合は請求項3の発明の作用で説明した二経路と同様の経路を介してガスバーナ(2) の炎孔に二次空気が供給される。
【0015】
請求項6の発明のように、
請求項4又は請求項5の発明において、『前記天板のバーナ挿通孔の周縁部が立ち上がっており、
前記ガスバーナ(2) は板金を絞り加工して形成した板金バーナであり、 前記天板の上面、又は、前記ガスバーナ用カバーリング(3) の構成壁と前記天板の間に一部侵入状態に配設された補助天板の上面は撥水コーティングされている』ものとすることができる。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1〜請求項3の発明では、ガスバーナ用カバーリング(3)を脚(41)(41)で天板上に載置されることによりカバーリング本体下面と天板上面との間に間隙を確保することができるから、既述従来のように係止用段部(22)が形成されているガスバーナ(2)でなくても適用することができ、ガスコンロに組み込まれたガスバーナ(2)の形状に関わらず適用できる汎用性の広いガスバーナ用カバーリング(3)が提供できる。
【0017】
請求項2の発明では、カバーリング本体内周とバーナヘッド外周の間隙が既述したように大きくならないから、これらの境界部から下方に煮こぼれが漏れる不都合を確実に防止できる。
請求項4〜請求項6の発明は、ガスバーナ(2) を特別な形状にすることなくガスバーナ用カバーリング(3) を装着し得るガスコンロが提供できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に、上記発明の実施の形態を説明する。
[ガスバーナ用カバーリング(3) について]
図1は、本願発明の実施の形態を説明するガスバーナ用カバーリング(3) の平面図であり、図2はそのII−II線の断面図である。
【0019】
ガスバーナ用カバーリング(3) は板金に打抜加工及び絞り加工を施して形成したもので、逆テーパー状の外リング部(36)とその内周に張り出す内リング部(35)から成るカバーリング本体と、前記内リング部(35)の下面に突設された脚(41)(41)を具備し、全体形状は上方に向けて拡大する倒立笠状に形成されている。又、前記外リング部(36)の下端には、複数の通気用貫通口(33)(33)が円周方向に並ぶ態様で配設されている。
【0020】
*外リング部(36)について
上方に向けて拡大する逆テーパー状の外リング部(36)の外周縁には、カーリング部(37)が形成されている。
外リング部(36)の下端には、円弧状の通気用貫通口(33)(33)が円周方向に90度ピッチで開設されており、該通気用貫通口(33)(33)を介して燃焼用二次空気が後述のガスバーナ(2) の炎孔(23)部に供給されるようになっている。又、上記通気用貫通口(33)(33)は、後述する天板(62)の上面に形成された煮こぼれ貯留用の凹部に対向する位置に開設されている。
【0021】
*内リング部(35)について
上記外リング部(36)の下部の通気用貫通口(33)(33)の内側に張り出した内リング部(35)は、該内リング部(35)の中心に向けて若干高くなるように傾斜しており、該内リング部(35)の上面に落ちた調理時の煮こぼれが、上記通気用貫通口(33)(33)側に自然に流れるようになっている。又、内リング部(35)の内径は、後述するガスバーナ(2) のバーナヘッド(21)の外径とほぼ一致する寸法に設定されており、これにより、該内リング部(35)がバーナヘッド(21)に略密に外嵌するようになっている。
【0022】
又、上記内リング部(35)には、絞り加工によって下方に突出させた半円筒状の脚(41)(41)が、90度ピッチで配設されており、該脚(41)(41)は内リング部(35)の内周縁と外周縁を繋ぐ態様で形成されている。
従って、脚(41)の上面の凹窪部に落ちた煮こぼれも通気用貫通口(33)に流入する。
尚、この実施の形態に係るガスバーナ用カバーリング(3)では、内リング部(35)の内径と外径は夫々約85mmと約110mmに、外リング部(36)の外径は約178mmに、通気用貫通口(33)の開口幅は約11mmに、更に、内リング部(35)の下面からの脚(41)の突出高さは約3mmに、夫々設定されている。
又、内リング部(35)の内周と外周の半径差たる幅は後述するバーナヘッッド(21)の外周と天板(62)のバーナ挿通孔(620)の周縁との間隙W(図4参照)よりも広くなっている。
【0023】
又、上記実施の形態に係るガスバーナ用カバーリング(3) では、四個の脚(41)(41)が設けられているが、120度ピッチで配列された三個の脚(41)(41)を形成してもよく、又、五個以上の脚(41)(41)を所定ピッチで形成してもよい。
[コンロ本体について]
図3は、上記ガスバーナ用カバーリング(3) を装着したガスコンロの構造の一例を示す断面図である。
【0024】
このガスコンロは、システムキッチンのカウンタートップに形成された開口に落とし込み状態に装着する所謂ドロップインコンロを例示的に示したものであり、ガスコンロ本体を構成する本体ケーシング(51)と、該本体ケーシング(51)内に配設されたガスバーナ(2) と、上記本体ケーシング(51)の上端開放部を被蓋する天板(62)と、該天板(62)の上面に所定間隔を置いて配設された補助天板(61)と、更に、五徳(7) を具備している。
【0025】
本体ケーシング(51)は、上方に開放する矩形箱状に形成されており、その上端外周から張り出したフランジ(52)部分が、システムキッチンのカウンタトップ(91)に形成された開口(92)の周縁部に、パッキン(53)を介して係止されるように成っている。
上記本体ケーシング(51)に組み込まれたガスバーナ(2) は、所定形状の板金をプレスで絞り加工して形成した上半体(24)と下半体(25)を向い合わせて一体化させた所謂板金バーナであり、円筒状のバーナヘッド(21)には、下面外周近傍に形成された放射状に延びる多数の細溝(29)(29)(29)を具備するバーナキャップ(28)が装着されている。バーナキャップ(28)にはバーナヘッド(21)の中央孔(27)を覆う傘(28a) が備えられており、これにより、煮こぼれが前記中央孔(27)を介して本体ケーシング(51)内に落下するのが防止されている。又、上記バーナヘッド(21)の上面には、前記バーナキャップ(28)に対向するガス噴出口(26)(26)が形成されている。又、前記ガス噴出口(26)(26)の下流側であって、バーナキャップ(28)下面の細溝(29)(29)とバーナヘッド(21)によって囲まれる細い通路の下流端が炎孔(23)(23)となっている。
【0026】
*天板及び補助天板について
図3に例示したガスコンロは、天板(62)の上に補助天板(61)が重ねられた二重天板式のガスコンロである。
本体ケーシング(51)の上端開口部に被蓋配設される天板(62)は、その中央部が下方に絞られていると共に、上端外周にはフランジ(63)が周設されている。又、天板(62)の上面はフッ素コーティングの如き撥水コーティングが施されて汚れを付着し難くくしている。
【0027】
上記天板(62)の底板(64)には、既述したガスバーナ(2) のバーナヘッド(21)の外径よりも大きな直径を有するバーナ挿通孔(620) が開設されており、これにより、ガスバーナ(2) のバーナヘッド(21)の外周側部に対してバーナ挿通孔(620) が所定の間隙Wを存して外嵌し得る構造になっている。
又、上記天板(62)の底板(64)は、そのバーナ挿通孔(620) の内周縁(621) 近傍が上方に若干曲げられており、これにより、該内周縁(621) がその外周の底板(64)上面より高くなっている。そして、該内周縁(621) より外側(バーナ挿通孔(620) から離反する方向)が、既述した煮こぼれ貯留用の凹部となっている。
【0028】
上記天板(62)に載置された補助天板(61)は、その上面がフッ素コーティングの如き撥水コーティングがされている。又、補助天板(61)の中央部は下方に絞られていると共に、その外周上端から張り出す外周フランジ(65)の外周縁は下方に屈曲されて垂下板(66)となっている。そして、該垂下板(66)は、上記天板(62)の底板(64)の外周近傍に隆起形成された段部(67)に載置されており、該補助天板(61)下面と天板(62)上面との間には、遮熱用間隙(S) が形成されている。又、上記補助天板(61)の底板(60)には、天板(62)のバーナ挿通孔(620) より一回り大きなバーナ挿通孔(610) が開設されており、該バーナ挿通孔(610) の近傍がガスバーナ用カバーリング(3) の外リング部(36)(請求項6の発明の「構成壁」に対応する)と天板(62)の間に侵入した状態になっている。従って、バーナ燃焼時に於ける炎からの輻射熱がガスバーナ用カバーリング(3) で遮断され、これにより、該ガスバーナ用カバーリング(3) の下方に位置する補助天板(61)の構成壁が異常加熱され難くくなる。よって、該補助天板(61)の表面のフッ素コーティングが熱的損傷を受けにくくなる。
【0029】
このものでは、上記天板(62)のバーナ挿通孔(620) より一回り大きなバーナ挿通孔(610) がガスバーナ(2) のバーナヘッド(21)の外周部に所定の間隙を存して外嵌し得る構造になっている。又、上記補助天板(61)の底板(60)は、そのバーナ挿通孔(610) の内周縁(611) 近傍が上方に若干曲げられており、これにより、該内周縁(611) が底板(60)より若干高くなっている。これにより、内周縁(611) より外側(バーナ挿通孔(610) から離反する方向)に煮こぼれが貯留されるようになっている。
[五徳(7) について]
五徳(7) は、天板(62)の外周起立部(69)の内側に沿うように形成された段部(67)に載置される枠体(71)と、その上辺からバーナヘッド(21)近傍に伸びる爪片(72)(72)から構成されている。
[ガスコンロの組み立て作業]
上記各部品を用いてガスコンロを組み立てるには、ガスバーナ(2) が組み込まれた本体ケーシング(51)の上端開口部に天板(62)を被蓋する。すると、天板(62)の底板(64)に形成されたバーナ挿通孔(620) がガスバーナ(2) のバーナヘッド(21)の外周に所定の間隙Wを置いて外嵌した状態になる。次に、バーナ挿通孔(610) がバーナヘッド(21)に外嵌するように補助天板(61)を天板(62)上に載置する。
【0030】
次に、ガスバーナ(2) のバーナヘッド(21)にガスバーナ用カバーリング(3) の内リング部(32)を外嵌させる。すると、ガスバーナ用カバーリング(3) の内リング部(35)の内径はバーナヘッド(21)の外径にほぼ一致する寸法に設定されているから、内リング部(35)がバーナヘッド(21)に密に外嵌した状態になり、これにより、前記間隙Wは内リング部(35)で覆われて煮こぼれが本体ケーシング(51)内に漏れるのが防止される。又、ガスバーナ用カバーリング(3) をバーナヘッド(21)に外嵌装着すると、図4に示すように、内リング部(35)の下面から突出する脚(41)(41)が天板(62)に形成されたバーナ挿通孔(620) の内周縁(621) 上に載置された状態になり、更に、この載置状態では、図3に示すように、ガスバーナ用カバーリング(3) の内リング部(35)下面と天板(62)の上面の間に通気路(43)となる間隙が形成される。よって、上記構造のガスバーナ用カバーリング(3) によれば、図8に示す従来のものと相違して係合段部(22)がバーナヘッド(21)の外周に形成されていない場合でも、該ガスバーナ用カバーリング(3) の下面を底板(64)から浮かせた状態に装着することができ、汎用性の広いガスバーナ用カバーリング(3) となる。
【0031】
又、天板(62)上面のバーナ挿通孔(620) の近傍に複数の突出部を設け、図8の如き従来のガスコンロ用カバーリング(3) を前記複数の突出部に載置させることによって該ガスコンロ用カバーリング(3) を天板上面から浮かした状態に装着する場合には、前記突出部が天板(62)に形成されていない形式のガスコンロにはガスコンロ用カバーリング(3) を適正に装着できない。これに対し、上記実施の形態のようにガスコンロ用カバーリング(3) の下面に脚(41)(41)を具備するものでは、天板(62)の上面に上記突出部が形成されていなくてもガスコンロに組み込むことができ、かかる点からも、汎用性が広いガスバーナ用カバーリング(3) となる。
[ガスコンロの動作について]
上記ガスコンロは、図3に示すように、ガスコンロの本体ケーシング(51)の上端周縁のフランジ(52)を係止させ、これにより、本体ケーシング(51)の胴部を上記開口(92)に落とし込んだ状態にして使用する。
【0032】
操作つまみ(58)が操作されてガスバーナ(2) が燃焼状態になると、ドラフト現象によって、図3の矢印Xで示すように、天板(62)の下方空間→天板(62)のバーナ挿通孔(620) →ガスバーナ用カバーリング(3) の内リング部(35)下面と天板(62)上面の間隙→ガスバーナ用カバーリング(3) の通気用貫通口(33)→バーナヘッド(21)の炎孔(23)と繋がる第1の経路と、同図の矢印Yで示すように、ガスバーナ用カバーリング(3) の外周縁からその下方空間→通気用貫通口(33)→炎孔(23)と繋がる第2の経路の、二経路を介してガス燃焼用の二次空気が供給されてバーナヘッド(21)の炎孔(23)部分に炎が形成される。
【0033】
上記炎からの輻射熱は、ガスバーナ用カバーリング(3) で遮断されて、補助天板(61)が異常加熱されることがなく、該補助天板(61)表面のフッ素コーティングが熱的損傷を受け難くくなる。この場合、上記構造のガスバーナ用カバーリング(3) では、外リング部(36)が倒立笠状に形成されているので、ガスバーナ(2) の炎は前記外リング部(36)に沿って上方に広がるように形成され、該外リング部(36)によって炎を補助天板(61)から十分に離すことができる。従って、補助天板(61)表面のフッ素コーティングが一層熱的損傷を受け難くくなる。
【0034】
一方、五徳(7) に載置された図示しない鍋から煮こぼれが生じると、その殆どは補助天板(61)の底板(60)に落下して該部分で貯留される。一方、ガスバーナ用カバーリング(3) の上に落ちた煮こぼれは、外リング部(36)や内リング部(35)の上面で案内されて通気用貫通口(33)から天板(62)上に流動し、該天板(62)の底板(64)上に貯留される。
【0035】
図5は、ガスバーナ用カバーリング(3)の他の実施の形態を示す平面図である。
このものは、脚(41)(41)の形状を除いて図1,図2のものと同様に形成されている。
即ち、上方に向けて拡大する逆テーパ状の外リング部(36)の内周に張り出した内リング部(35)の下面外周部には、外周に近づくに従って低くなるように絞られた四個の脚(41)(41)(上面側は凹窪部になっている)が90度ピッチで配列されている。
そして、これらの脚(41)(41)は図6に示すように内リング部(35)の外周にのみ、即ち、カバーリング本体の内周から外側にずれた位置に形成されている。
【0036】
このものでは、上記脚(41)(41)がガスコンロ本体の天板(62)上に乗り、これにより、ガスバーナ用カバーリング(3)の下面と天板(62)や補助天板(61)の上面との間に、二次空気を通気用貫通口(33)側に導く間隙が形成される。
尚、上記脚(41)(41)は、天板(62)に形成されたバーナ挿通孔(620)の内周縁(621)(底板(64)より立ち上がっている)に載置されるものであってもよいが、前記内周縁(621)部から外れた底板(64)部分に載置されるものであってもよい。
前記脚(41)(41)が上記内周縁(621)部から外れた底板(64)部分に載置される場合には、前記内周縁(621)の立ち上がり高さよりも前記脚(41)(41)の突出長さを大きくすればよい。
【0037】
図5に示すガスバーナ用カバーリング(3)では、脚(41)(41)が内リング部(35)の外周部にのみ形成されているから、図1に示す第1番目の実施の形態に係るガスバーナ用カバーリング(3)に比べて次の効果がある。
即ち、図1のものでは、板金をプレス抜きすることによって、内リング部(35)の中央孔や通気用貫通口(33)(33)に相当する孔を有する中間品を造り、これを絞り加工して脚(41)(41)等を形成するのが一般的である。ところが、図1のものでは、脚(41)(41)が内リング部(35)の内周まで達するように形成されており、更に内リング部(35)が外側が下がった笠状になっているから、該脚(41)(41)の内側端部が内リング部(35)の内周から若干突出した状態になる。
従って、図7に示すように、脚(41)の内側端部がバーナヘッド(21)の外周に当接し、脚(41)の内側端部以外の内リング部(35)の内周とバーナヘッド(21)の間に間隙(G)が形成され、該間隙(G)を介して煮汁がコンロ本体内に漏れ易くなる。
これに対し、脚(41)(41)が内リング部(35)の外周部のみに設けられている図5のガスバーナ用カバーリング(3)では、内リング部(35)の内周が真円状に形成されているから、バーナヘッド(21)の胴部と内リング部(35)の間に間隙が生じないようにすることができる。
尚、図1のものでも、脚(41)(41)が内リング部(35)の内周から突出する部分を削り取ることも可能であるが、この場合はその作業に手間が係り、製造効率が低下する。
【0038】
尚、上記実施の形態では、天板(62)の上に補助天板(61)が載置された形式のガスコンロにガスバーナ用カバーリング(3) を装着したが、補助天板(61)を具備しない天板(62)のみから成る一重天板式のガスコンロに上記ガスバーナ用カバーリング(3) を適用できることは言うまでもない。
又、上記ガスコンロでは、全体が一体に形成された天板(62)が組み込まれているが、図8のように、矩形枠状の外天板とその内周に嵌入配設される内天板で構成された内外分離型の天板を組み込んだガスコンロとしてもよい。
【0039】
更に、上記実施の形態では、システムキッチンのカウンタートップに装着する所謂ドロップインコンロを例示して説明したが、テーブルコンロ等の通常のガスコンロに本願発明を適用することも可能である。
又、ガスバーナ用カバーリング(3) を図3に於ける補助天板(61)上に載置する場合は、この補助天板(61)が、請求項1,2,及び請求項4の天板に対応することとなる。
【0040】
又、上記実施の形態では、外リング部(36)は倒立笠状に形成されているが、これが水平又は外側に向って低くなる笠状に形成されていてもよい。
上記各実施の形態では、内リング部(35)の外周に外リング部(36)が張り出すと共に通気用貫通口(33)を備えているが、該外リング部(36)を有しないものでは、通気用貫通口(33)も不要であり、この場合、前記外リング部(36)及び通気用貫通口(33)を有しないものが請求項1,請求項2,請求項4に記載のカバーリング本体に対応する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1番目の実施の形態に係るガスバーナ用カバーリング(3) の平面図
【図2】図1のII−II線断面図
【図3】図1のガスバーナ用カバーリング(3) を装着したガスコンロの一部切欠の断面図
【図4】対向する脚(41)(41)部分を通る切断線で切断したガスバーナ用カバーリング(3) を装着した状態の要部断面図
【図5】第2番目の実施の形態に係るガスバーナ用カバーリング(3) の平面図
【図6】図5のガスバーナ用カバーリング(3) に現れる脚(41)部分の部分拡大図
【図7】図1のガスバーナ用カバーリング(3) とバーナヘッド(21)の嵌合部の拡大図
【図8】従来例の説明図
【符号の説明】
(2) ・・・ガスバーナ
(21)・・・バーナヘッド
(33)(33)・・・通気用貫通口
(35)・・・内リング部
(36)・・・外リング部
(41)(41)・・・脚
(62)・・・天板
(620) ・・・バーナ挿通孔
Claims (6)
- ガスコンロ本体の上面の天板に形成されたバーナ挿通孔の周縁部との間に間隙を存して該バーナ挿通孔を上下に貫通するバーナヘッドに上方から外嵌され且つ前記間隙を覆う態様で配設されるカバーリング本体を具備し、
前記カバーリング本体下面と前記天板上面との間に間隙が形成される態様で該カバーリング本体を前記天板上に載置する為の複数の脚(41)(41)が前記カバーリング本体に周方向に間隔を置いて配設されているガスバーナ用カバーリングであって、
前記複数の脚 (41)(41) はカバーリング本体の一部を絞り加工により下方に突出させて形成されており、
前記絞り加工により形成されたカバーリング本体の上面の凹窪は、カバーリング本体の半径方向の外向きに開放していることを特徴とするガスバーナ用カバーリング。 - ガスコンロ本体の上面の天板に形成されたバーナ挿通孔の周縁部との間に間隙を存して該バーナ挿通孔を上下に貫通するバーナヘッドに上方から外嵌され且つ前記間隙を覆う態様で配設されるカバーリング本体を具備し、
前記カバーリング本体に於ける内周部近傍の形状は、該カバーリング本体の中心に向って高くなる笠状に形成され、
前記カバーリング本体下面と前記天板上面との間に間隙が形成される態様で該カバーリング本体を前記天板上に載置する為の複数の脚(41)(41)が、前記カバーリング本体の内周から外側にずれた位置に於いて周方向に間隔を置いて配設されており、
前記脚 (41)(41) はカバーリング本体の一部を絞り加工により下方に突出させて形成され、
前記絞り加工により形成されたカバーリング本体の上面の凹窪は、カバーリング本体の半径方向の外向きに開放していることを特徴とするガスバーナ用カバーリング。 - 前記カバーリング本体には前記天板の上面の煮こぼれ貯留用の凹部に対向する位置に通気用貫通口(33)が開設されていると共に、
該カバーリング本体は、前記通気用貫通口(33)の外側の外リング部(36)が上方に向って外側に広がる倒立笠状に形成され、
前記通気用貫通口(33)の内側の内リング部(35)は該内リング部(35)の中心に向って高くなる笠状に形成されている請求項1又は請求項2のガスバーナ用カバーリング。 - バーナヘッド(21)に外嵌状態で下方から順次配設された天板とガスバーナ用カバーリング(3)を具備するガスコンロであって、
前記天板は、前記バーナヘッド(21)の外周側部との間に間隙が形成されるように該バーナヘッド(21)に外嵌するバーナ挿通孔を有し、
前記ガスバーナ用カバーリング(3)は、前記間隙を覆う態様で前記バーナヘッド(21)に上方から外嵌するカバーリング本体を具備し、
前記カバーリング本体下面と前記天板上面との間に間隙が形成される態様で該カバーリング本体を前記天板上に載置する為の複数の脚(41)(41)が前記カバーリング本体に周方向に間隔を置いて配設されているガスコンロであって、
前記複数の脚 (41)(41) はカバーリング本体の一部を絞り加工により下方に突出させて形成されており、
前記絞り加工により形成されたカバーリング本体の上面の凹窪は、カバーリング本体の半径方向の外向きに開放していることを特徴とするガスコンロ。 - 前記カバーリング本体には前記天板の上面の煮こぼれ貯留用の凹部に対向する通気用貫通口(33)が開設されていると共に、
該カバーリング本体は、前記通気用貫通口(33)の外側の外リング部(36)が上方に向って外側に広がる倒立笠状に形成され、
前記通気用貫通口(33)の内側の内リング部(35)は該内リング部(35)の中心に向って高くなる笠状に形成されている請求項4のガスコンロ。 - 前記天板のバーナ挿通孔の周縁部が立ち上がっており、
前記ガスバーナ(2)は板金を絞り加工して形成した板金バーナであり、
前記天板の上面、又は、前記ガスバーナ用カバーリング(3)の構成壁と前記天板の間に一部侵入状態に配設された補助天板の上面は撥水コーティングされている請求項4又は請求項5のガスコンロ。
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