JPH10205412A - 噴射装置 - Google Patents

噴射装置

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JPH10205412A
JPH10205412A JP10004021A JP402198A JPH10205412A JP H10205412 A JPH10205412 A JP H10205412A JP 10004021 A JP10004021 A JP 10004021A JP 402198 A JP402198 A JP 402198A JP H10205412 A JPH10205412 A JP H10205412A
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JP
Japan
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spring
pressure
valve
valve needle
fuel
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10004021A
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English (en)
Inventor
Roland Phillips
ローランド・フィリップス
Anthony John Williams
アンソニー・ジョン・ウィリアムス
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ZF International UK Ltd
Original Assignee
Lucas Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH10205412A publication Critical patent/JPH10205412A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M61/00Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M45/00Fuel-injection apparatus characterised by having a cyclic delivery of specific time/pressure or time/quantity relationship
    • F02M45/02Fuel-injection apparatus characterised by having a cyclic delivery of specific time/pressure or time/quantity relationship with each cyclic delivery being separated into two or more parts
    • F02M45/04Fuel-injection apparatus characterised by having a cyclic delivery of specific time/pressure or time/quantity relationship with each cyclic delivery being separated into two or more parts with a small initial part, e.g. initial part for partial load and initial and main part for full load
    • F02M45/08Injectors peculiar thereto
    • F02M45/083Having two or more closing springs acting on injection-valve
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M61/00Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
    • F02M61/16Details not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M61/02 - F02M61/14
    • F02M61/20Closing valves mechanically, e.g. arrangements of springs or weights or permanent magnets; Damping of valve lift
    • F02M61/205Means specially adapted for varying the spring tension or assisting the spring force to close the injection-valve, e.g. with damping of valve lift

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 噴射前に発生される圧力を減することができ
る噴射装置を提供することにある。 【解決手段】 座と係合可能である弁針25からなる噴
射装置が開示される。ばね36が針25をその座に向か
って押圧し、ばね36がばね受け40に係合する。圧力
支持部材46が該圧力支持部材に印加される圧力の作用
によりばね受け40に対して摺動可能である。圧力支持
部材46は弁針25をその座に向かって押圧するために
前記弁針25と連係する表面と係合し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は関連のエンジンのシ
リンダへ圧力下の燃料を供給するのに使用するための噴
射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3はカム装置4の作用により孔3内で
往復動し得るプランジヤ2を含んでいる燃料ポンプ1か
らなる公知の燃料噴射装置を図示している。復帰ばね5
が孔3から外にプランジヤ2を偏倚している。孔3は流
出弁6のポートと連通し、流出弁の他のポートは逆止弁
7を介して燃料源と連通している。
【0003】装置はさらに、座と係合して偏倚される針
を含んでいる2段階持ち上げ噴射装置8からなり、針は
該針への圧力下の燃料の印加が前記針を座から持ち上げ
ようとするように向けられる表面を含んでいる。これら
の表面はポンプ1の孔3から燃料ライン9を介して燃料
を供給する。
【0004】針は第1ばね11に係合するばね受け10
を支持し、第1ばね11の他端は圧力支持部材12に係
合している。ばね11から離れて向かい合っている部材
12の表面は、通路13を介して、流出弁6の前記他方
のポートにおいて圧力に曝されている。第2ばね14
は、その座から離れる針の予め定めた運動の量が発生し
た後、さらに他の運動が第1ばねおよび第2ばね14の
両方によつて対向され、かくしてより大きな燃料圧力が
かかるさらに他の運動を引き起こすために針に印加され
ねばならない。
【0005】使用において、図3に示した位置におい
て、孔3は燃料で充填され、かつプランジヤは内方に向
かって動いている。流出弁6は開かれ、かくしてプラン
ジヤ2の内方運動は結果として燃料が流出弁6および通
路13を通って部材12に移動されることを生じる。燃
料の圧力がいつたん予め定めた圧力を超えると、部材1
2は第1ばね11の作用に抗して持ち上がり、かかる運
動は燃料がバネ室15へかつそこから通路16を通って
低圧容器へ逃げ出すのを許容する。部材12を動かすの
に必要な燃料圧力は針を動かすのに必要とされる圧力よ
り低く、かくして流出弁6が開く一方、噴射は開始しな
い。噴射を開始するために、流出弁6は閉じられる。部
材12に印加される燃料圧力は降下し、そして部材12
は第1ばね11の作用によりその休止位置へ動く。プラ
ンジヤ2の連続する内向運動は孔3内の燃料を加圧し、
かくして噴射装置の針に印加される燃料圧力が増加し、
そしてその増加は第1ばね11の作用に抗してかつ結果
として両方のばね11,14の作用に抗してその座から
の針の運動を結果として生じるのに十分である。針の運
動はばね受け10によつて支持されるロツド10aを部
材12と係合して動かさせる。
【0006】噴射を終了するためには、流出弁6が開か
れ、かくして燃料が高圧で通路13に供給されるのを許
容する。部材12に印加される燃料の圧力は部材12お
よびロツド10aを動かさせ、それは針に印加された減
少された圧力の作用に抗して針をその座に向かって動か
すのにばね14を助け、かつまた燃料を通路16へ流れ
させる。プランジヤ2の連続する内向運動はそれゆえ燃
料を流出弁6を介して低圧容器へ移動する。プランジヤ
がいつたんその内向運動を完了すると、プランジヤ2は
ばね5の作用により孔から撤退させられ、かかる運動は
燃料を逆止弁7および流出弁6を介して孔3へ引き出
す。
【0007】図3に示した装置において、部材は通路1
3とばね室15との間の制限された連通を設ける開口を
備えているが、この開口は省略され得る。
【0008】
【発明が解決すべき課題】上記従来装置において、第1
ばね11の作用に抗して部材12の運動を生ずるために
噴射前に発生されねばならない圧力は比較的高いことが
理解される。
【0009】本発明の目的は、この圧力が減少される装
置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、弁針お
よび圧力支持部材からなり、前記弁針がばね受けに係合
するように配置されている第1ばねによつて座と係合し
て偏倚され、そして前記圧力支持部材が、使用におい
て、該圧力支持部材に印加される圧力下の燃料の作用に
より前記ばね受けに対して摺動可能であり、かつ前記弁
針をその座に向かって押圧するために前記弁針と連係す
る表面と係合し得ることを特徴とする噴射装置が提供さ
れる。
【0011】圧力支持部材がばね受けと別個である装置
を設けることは噴射の開始前のポンピングの間中、圧力
支持部材の運動がばね受けを動かすことなしに発生する
装置を設けることを可能にし、それゆえ、かかる運動は
ばね受けに作用するばね力によつて影響を及ぼされな
い。
【0012】好都合には、ばね受けは圧力支持部材の運
動の範囲の間中固定のままになつている。
【0013】以下に、本発明を、添付図面を参照して、
例として説明する。
【0014】
【発明の実施の形態】図1に示される噴射装置はポンプ
20および流出弁21を含んでいる燃料装置の1部を形
成するのに向けられ、ポンプ20は流出弁21を介して
入口22から燃料が供給されるように配置されており、
1方向弁23が入口22と流出弁21との間に配置され
ている。
【0015】噴射装置は、それに設けられた盲孔を有す
るノズル本体24からなり、弁針25がノズル本体24
の孔内に摺動可能になつている。弁針25は孔の盲端に
近接して画成される座と係合可能であり、ノズル本体2
4は座の下流で盲孔と連通する出口開口を含んでいる。
それゆえ、理解されることは、座との弁針25の係合は
孔と出口との間の連通を制御するということである。孔
は供給通路を介してポンプ20の出口と連通する。
【0016】ノズル本体24は貫通孔を含む間隔部片2
7に当接し、突起が間隔部片の貫通孔に突出する弁針2
5の一端から延びている。ばね受け28は突起の端部と
係合している。
【0017】ノズルホルダ30が間隔部片27に当接
し、ノズルホルダ30はばね室32を画成する比較的大
きな直径の孔を有している。延長ロツド34がばね受け
28に当接しかつばね室32内に延び、延長ロツド34
はばね受け28によつて支持されるシム部片38と、間
隔部片27から離れたばね室32の端部に当接する第2
ばね受け40との間に係合される第1ばね36用のガイ
ドを形成している。第2ばね42が第2ばね受け40
と、図1に示される位置において、間隔部片27の一端
によつて画成される段部に当接するシム部片44との間
に係合される。ばね受け28の寸法は、その座から離れ
る弁針25の運動時、ばね受け28が第2ばね42を圧
縮するためにシム部片44と係合し得るようになつてい
る。
【0018】ばね受け28から離れて向かい合っている
第2ばね受け40の面は圧力支持部材46がその中で摺
動可能である凹所を備えており、圧力支持部材46は第
2ばね受け部材40に設けられた開口を貫通する延長ロ
ツド34と係合可能になつている。圧力支持部材46
は、使用において、圧力支持部材46を座に向かって動
かすために高圧の燃料が印加されることができ、かつそ
れゆえその座に向かう弁針25の運動を結果として生じ
るように配置されている。第2ばね受け40は制限され
たチヤンネル48を含みそれにより流出弁20から噴射
装置に供給される燃料が低圧排出管へ逃出することがで
きる。また、ばね室32およびばね受け28が燃料を低
圧排出管へ逃出させるために配置される室から燃料を逃
出させるために、複数の通路が噴射装置に設けられる。
【0019】使用において、図1に示された位置におい
て、流出弁21が閉じられ、その流出弁部材21aがポ
ンプからの燃料が通路47および圧力支持部材46に供
給されるのを阻止するためにその座に係合し、そしてポ
ンプのプランジヤ20aはポンプ20から燃料を移動す
るために内向方向に動いておりかつそれゆえ結果として
供給ライン26に高圧で供給されている燃料を生じる。
供給ライン26に供給された燃料は、力が弁針25に印
加され、この弁針25が結果として第1および第2ばね
36,42の作用に抗してその座から離れて持ち上げら
れるように十分に高い圧力である。図示されるように、
弁針25は延長ロツド34が圧力支持部材46に当接す
る完全に持ち上げられた位置を占有している。
【0020】噴射を終了するためには、流出弁21が流
出弁部材21aをその座から離して動かすように作動さ
れ、かくしてポンプ20からの高圧の燃料を圧力支持部
材46に印加させる。理解されることは、圧力支持部材
46に印加された燃料圧力は弁針25の角度を付けた推
力面に印加される圧力と実質上等しく、ばね36,42
の作用とともに、圧力支持部材46および弁針25の推
力面の面積の差は、圧力支持部材46の運動および弁針
25の運動が発生するようになつており、弁針25はそ
の座と係合して動いているということである。
【0021】図1に示した位置から離れる圧力支持部材
46の運動は燃料を制限された通路48を通って低圧排
出管へ流れさせる。理解されることは、通路48が制限
されているので、十分に高い圧力が前述されたように、
弁針25の運動を結果として生じるように圧力支持部材
46に印加されるということである。針25は該針がそ
の座に係合するその閉止位置をいつたん占有すると、こ
の方向への圧力支持部材の運動はさらには発生しない。
【0022】ポンピングプランジヤが連続して内向きに
運動する結果として燃料は流出弁21を通って圧力支持
部材46へかつ制限された通路48を通って低圧排出管
へ移動され続ける。次に、プランジヤは内向運動を完了
しかつばね(図示せず)の作用により外向運動を開始す
る。ポンピングプランジヤのかかる外向運動は結果とし
て流出弁21を通って入口22から燃料を引き出す。ま
た、制限された量の燃料が制限された通路を通って発生
し得るが、理解されることは、制限された通路48の断
面積が比較的小さいので、この通路を通って供給される
燃料の量は、とくに高速において、ポンプ20のポンピ
ング室を充填するのに不十分であるということである。
ポンピングプランジヤが外向きに動く結果としてばね2
3bの作用に抗して座から離して弁部材23aを持ち上
げるのに十分な1方向弁23を横切る圧力差が発生しか
つそれゆえ燃料が入口22から流出弁21を通ってポン
ピングプランジヤ20aに流れるのを許容する。
【0023】ポンピング室のかかる充填はプランジヤ2
0aがその最も外方の位置に達するまで継続しその後プ
ランジヤ20aの内向運動がカム装置(図示せず)の作
用により発生し、かかる内向運動は結果として圧力支持
部材46に印加されるように流出弁21を通って移動さ
れる燃料を生じる。圧力支持部材46がばね偏倚されな
いので、公知の装置と違って、圧力支持部材46への燃
料の供給は該部材46に燃料が制限された通路48を通
って低圧排出管へ流れることができる位置を占有させ、
かくしてプランジヤの内向運動によつて発生される燃料
圧力は比較的低い。
【0024】次に、流出弁21が閉じられその後低圧排
出管への燃料の流れは終了し、かつプランジヤの継続す
る内向運動は結果として噴射装置に印加される燃料の圧
力を増加させる。前述されたごとく、ポンプ20によつ
て噴射装置に印加される燃料の圧力は結果としてばね3
6,42の作用に抗して弁針25に印加されている力を
発生する。弁針25がその座に係合するとき、ばね受け
28はシム部材44から間隔が置かれ、かくしてまず、
弁針25に作用する燃料圧力は第1ばね36の作用に抗
してのみ作用する。理解されれることは、第1の、比較
的低い圧力が弁針25をその座から離して持ち上げるの
に十分であり、弁針25のかかる運動はばね受け28が
シム部材44に係合するまで継続している。弁針25を
さらに運動させると、弁針25は第1ばね36および第
2ばね42の両方に抗して作用しかくして弁針25に印
加されるようなより高い圧力を必要とする。弁針25の
運動はそれゆえ十分に高い圧力がプランジヤをさらに内
向きに動かすことによりり発生される角度付きの推力面
に印加されるまで終了する。結局、十分に高い圧力が図
1に示した位置への弁針の継続する運動を許容するよう
に達成される。針25は前述された方法において達成さ
れる噴射の終了が要求されるまで図1に示した位置に留
まる。
【0025】図2に示した装置は図1の装置と同様であ
るが、正確に言えば、流出弁21と直接連通するように
入口22および1方向弁23を配置しており、1方向弁
23は噴射装置構体の1部分を形成し、1方向弁の弁部
材23aは該弁部材23aと圧力支持部材46との間に
係合されるばね23bによつて座と係合して偏倚されて
いる。この実施例において図示されるように、圧力支持
部材46は弁部材23a用のガイドを画成する上方に延
びている壁46aを含んでいる。圧力支持部材46はさ
らに、クリヤランスにより、第2ばね受けの開口を貫通
しかつ延長ロツド34に係合する下方に延びる突起46
bを含んでいる。
【0026】圧力支持部材46は座と係合し、かくして
圧力支持部材46の位置は通路47とばね室32との間
の連通を制御する。図2に示したように、通路32aは
ばね室32と連通し、この通路が、使用において、低圧
排出管と連通する。
【0027】座の上流で、通路47は制限された通路4
8を介して低圧排出管と連通する。この連通が安定して
いることが理解される。
【0028】この実施例の作動は、ポンプ20の充填の
間中、弁要素23aがばね23bの作用に抗して動き、
かくして小さい追加の力を弁針25に働かすことを除い
て前述された実施例の作動と同じである。弁針25が噴
射サイクルのこの部分の間中座に係合するので、針25
に働かされた追加の力は顕著な作用を有しない。
【0029】加えて、噴射の終了において、圧力支持部
材46はまず着座させられかくして燃料圧力がその露出
された上面にのみ作用する。次に、圧力支持部材46が
その座からいつたん持ち上げられると、燃料はばね室3
2を通って低圧排出管に逃出することができる。圧力支
持部材46はその座に向かってばね偏倚されないので、
通路47に維持される圧力は低い。
【0030】図2の装置は制限された通路48を省略す
るように変更されることができ、それに代えて、図1の
装置の制限された通路と同様に第2のばね受け部材40
に制限された通路を設け、該通路に燃料がその座から圧
力支持部材46が持ち上げられるとき流れることが可能
である。かかる変更において、圧力支持部材46は第2
のばね受け部材40内に密接に嵌合すべきである。
【0031】理解されることは、これらの実施例は両方
とも、圧力支持部材46が弁針の位置を制御するのに使
用されるばねによつて座と係合してばね偏倚されないの
で、噴射の終了前後のポンプ20のポンピング室内の圧
力が減少されるという利点を有しているということであ
る。結果として、寄生の動力損失が減少され、かつ流出
弁を閉じるのに必要とされる力が減少される。加えて、
ばねの一方のみによるよりむしろ両方のばねの作用とと
もに圧力支持部材46の運動は発生する座との係合に弁
針の運動を結果として引き起こし、一方弁針25に印加
される圧力は他の場合であるより大きい。また、圧力支
持部材はばね負荷の作用に抗して動かないので、噴射の
終了が改善される。
【0032】
【発明の効果】叙上のごとく、本発明は、弁針および圧
力支持部材からなり、前記弁針(25)がばね受けに係
合するように配置されている第1ばねによつて座と係合
して偏倚され、そして前記圧力支持部材が、使用におい
て、該圧力支持部材に印加される圧力下の燃料の作用に
より前記ばね受けに対して摺動可能であり、かつ前記弁
針をその座に向かって押圧するために前記弁針と連係す
る表面と係合し得る構成としたので、圧力支持部材の運
動がばね受けを動かすことなしに発生する装置を設ける
ことを可能にし、それゆえ、かかる運動はばね受けに作
用するばね力によつて影響を及ぼされない噴射装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による噴射装置の概略断面
図である。
【図2】代替の装置を示す図2と同様な図である。
【図3】公知の装置を示す概略図である。
【符号の説明】
23 1方向弁(逆止弁) 23a 弁部材 23b 弁ばね 25 弁針 32 ばね室 34 ロツド 36 第1ばね 40 ばね受け 42 第2ばね 46 圧力支持部材 46b 突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ローランド・フィリップス イギリス国 ユービー4 95エックス,ミ ドルセックス,ヘイズ,イーディング,キ ルパトリック・ウェイ 12 (72)発明者 アンソニー・ジョン・ウィリアムス イギリス国 ティーダブリュー7 6イー ジー,ミドルセックス,アイルワース,ワ ートン・ロード 95

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁針(25)および圧力支持部材(4
    6)からなり、前記弁針(25)がばね受け(40)に
    係合するように配置されている第1ばね(36)によつ
    て座と係合して偏倚され、そして前記圧力支持部材(4
    6)が、使用において、該圧力支持部材(46)に印加
    される圧力下の燃料の作用により前記ばね受け(40)
    に対して摺動可能であり、かつ前記弁針(25)をその
    座に向かって押圧するために前記弁針(25)と連係す
    る表面と係合し得ることを特徴とする噴射装置。
  2. 【請求項2】 前記ばね受け(40)が前記圧力支持部
    材(46)の運動の範囲の間中固定のままであることを
    特徴とする請求項1に記載の噴射装置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記ばね受け(40)に設けた
    開口を貫通するように配置されているロツド(34)か
    らなり、該ロツド(34)が前記圧力支持部材(46)
    と係合可能でかつ前記弁針(25)と連係する前記表面
    を画成することを特徴とする請求項1または2に記載の
    噴射装置。
  4. 【請求項4】 前記圧力支持部材(46)が前記ばね受
    け(40)に設けた開口を貫通しかつ前記弁針(25)
    と連係する前記表面と係合可能である突起(46a)を
    備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の
    噴射装置。
  5. 【請求項5】 弁ばね(23b)によつて座に向かって
    偏倚される弁部材(23a)を含んでいる入口逆止弁
    (23)からなり、前記弁ばね(23b)が前記圧力支
    持部材(46)に係合していることを特徴とする請求項
    1〜4の中のいづれか1項に記載の噴射装置。
  6. 【請求項6】 前記圧力支持部材(46)が、前記第1
    ばね(36)がその中に配置されるばね室(32)に向
    かう燃料の流れを制御するために係合可能である座を含
    むことを特徴とする請求項1〜5の中のいづれか1項に
    記載の噴射装置。
  7. 【請求項7】 前記ばね受け(40)に係合する第2ば
    ね(42)を含み、該第2ばね(42)は前記弁針(2
    5)が予め定められた位置を超えてその座から持ち上げ
    られるとき前記弁針(25)をその座に向かって押圧し
    て前記第1ばね(36)を支援することを特徴とする請
    求項1〜6の中のいづれか1項に記載の噴射装置。
JP10004021A 1997-01-11 1998-01-12 噴射装置 Withdrawn JPH10205412A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9700491-5 1997-01-11
GBGB9700491.5A GB9700491D0 (en) 1997-01-11 1997-01-11 Injector

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10205412A true JPH10205412A (ja) 1998-08-04

Family

ID=10805825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10004021A Withdrawn JPH10205412A (ja) 1997-01-11 1998-01-12 噴射装置

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