JPH10205307A - 蒸気タービンプラントの海洋生息物除去装置 - Google Patents
蒸気タービンプラントの海洋生息物除去装置Info
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Abstract
る蒸気供給配管内で蒸気系ウォータハンマの発生防止を
有効的に図れる蒸気タービンプラントの海洋生息物除去
装置を提供する。 【解決手段】復水器1等の熱交換器に海水を使用する蒸
気タービン発電プラントであって、海水の導入配管と熱
交換後の海水の排出配管3とを連通配管8で接続すると
ともに、流路切換え用の弁9,10を設けて熱交換器、
導入配管2、排出配管3および連通配管8からなる閉ル
ープ状の循環系統を形成する。連通配管8に蒸気吹込み
による加温器11を設け、この加温器過熱蒸気を供給す
る蒸気供給配管13を接続して、蒸気加温により生じる
温水を熱交換器の非運転時に循環系統内で循環させるこ
とにより熱交換器や配管内に付着している海洋生息物を
除去する海洋生息物除去装置において、蒸気供給配管1
3に過熱度を低下させる減温器14を設ける。
Description
や原子力発電プラント等の蒸気タービンプラントにおけ
る復水器、海水クーラその他の熱交換器の熱交換媒体と
して海水を使用する場合に、その熱交換器の内部あるい
は配管等に付着する海洋生息物を死滅除去させる技術に
係り、特に蒸気吹込みによる直接熱交換式の加温器を適
用して前記熱交換器内に温水を循環させる蒸気タービン
プラントの海洋生息物除去装置に関するものである。
等の蒸気タービンプラントにおいては、ボイラや原子炉
で発生した蒸気を蒸気タービンに流入させた後、復水器
で凝縮させて復水としている。復水はポンプで昇圧し、
再びボイラまたは原子炉に供給する。
せる場合、大量の冷却媒体が必要であることから、従来
では冷却媒体として海水を利用することが多い。海水は
一般にポンプで吸い上げられ、導入配管を介して復水器
に注入され、熱交換チューブを介して蒸気を冷却する過
程を経て、排出管により海に戻される。
ており、これらの海洋生息物が熱交換チューブや導入配
管、排出配管等の管壁内面に付着する場合がある。付着
した海洋生息物が成長すると、熱交換性能を低下させた
り、管路の流動抵抗を増加させ、循環水ポンプの負荷を
増大させてプラント効率の低下等の原因となる。
や海水クーラ等の熱交換器、それらに付属する海水の導
入,排出配管内に付着する海洋生息物を死滅させて除去
する場合、従来では一般にプラント運転停止時に作業員
またはロボットによる水の噴射等の機械的作業によって
除去していた。
労力や設備が必要になるとともに、作業効率が低いこと
から、近年では他の方法が提案され、例えば導入,排水
配管に塩素を注入することにより海洋生息物を除去する
方法、または導入,排水配管の内壁に防汚塗料を塗布す
ることにより海洋生息物を除去する方法、さらに導入,
排水配管に淡水を注入することにより海洋生息物を除去
する方法、さらにまた導入,排水配管に流入する海水を
加温するか、または導入,排水配管に温水を注入するこ
とにより海洋生息物を除去する方法等が提案されてい
る。
導入,排水配管に流入する海水を加温するか、または導
入,排水配管に温水を注入することにより海洋生息物を
除去する方法は、水温を40℃以上に保持することによ
り、バイオフィルム(スライム)、稚貝等の付着生物を
死滅させる方法であり、実用に適すると考えられてい
る。
来、復水器等の熱交換器に海水を導入するための導入配
管と熱交換後の海水を海側に排出する排出配管とを連通
配管で接続するとともに、流路切換え用の弁を設けるこ
とにより、熱交換器、導入配管、排出配管および連通配
管からなる閉ループ状の循環系統を形成し、連通配管に
蒸気吹込みによる直接熱交換式の加温器を設けるととも
に、この加温器に蒸気源から過熱蒸気を供給する蒸気供
給配管を接続し、加温器で蒸気加温により生じる温水を
熱交換器の非運転時に循環系統内で循環させることによ
り熱交換器内または配管内に付着している海洋生息物を
除去する蒸気タービンプラントの海洋生息物除去装置が
提案されている。
いて、加温器用の蒸気源として蒸気タービンプラントの
蒸気を使用するのが一般的であるが、その場合には蒸気
の加熱度が大きく、加温器内部で蒸気系ウォータハンマ
が発生し、振動、騒音の発生が著しいという問題があっ
た。
トの部分運転は常時、行われるものではなく、蒸気ター
ビンプラントの運転停止期間に行われ、導入,排水配管
での海水の吸上げ、排出作用が停止した状態で行われ
る。この場合、加温器に蒸気を供給するための蒸気供給
配管内にドレンが溜まり、それが蒸気系ウォータハンマ
を発生させ、蒸気タービンプラントの配管系及び機器の
損傷を招くという問題もあった。
もので、加温用の蒸気供給系統の蒸気源から加温器に至
る蒸気供給配管内で蒸気系ウォータハンマの発生防止を
有効的に図れる蒸気タービンプラントの海洋生息物除去
装置を提供することを目的とする。
めに、請求項1の発明は、復水器その他の熱交換器にお
ける熱交換媒体として海水を使用する蒸気タービン発電
プラントであって、前記熱交換器に海水を導入するため
の導入配管と熱交換後の海水を海側に排出する排出配管
とを連通配管で接続するとともに、流路切換え用の弁を
設けることにより、前記熱交換器、導入配管、排出配管
および連通配管からなる閉ループ状の循環系統を形成
し、前記連通配管に蒸気吹込みによる直接熱交換式の加
温器を設けるとともに、この加温器に蒸気源から過熱蒸
気を供給する蒸気供給配管を接続し、前記加温器で蒸気
加温により生じる温水を前記熱交換器の非運転時に前記
循環系統内で循環させることにより前記熱交換器内また
は配管内に付着している海洋生息物を除去する蒸気ター
ビンプラントの海洋生息物除去装置において、前記蒸気
供給配管に過熱蒸気の過熱度を低下させる減温器を設け
たことを特徴とする。
ービンプラントの海洋生息物除去装置において、蒸気供
給配管に前記連通配管側からの逆流を阻止する逆止弁を
設け、この逆止弁の配置を加温器の蒸気入口に近接する
位置または直接接触する位置に設定したことを特徴とす
る。
の蒸気タービンプラントの海洋生息物除去装置におい
て、蒸気供給配管に蒸気止め弁を設けるとともに、この
蒸気止め弁の下流側位置に、管内に残留するドレンを管
外に排出するドレン排出手段を設けたことを特徴とす
る。
ービンプラントの海洋生息物除去装置において、ドレン
排出手段はドレン弁またはドレントラップであることを
特徴とする。
いずれかに記載の蒸気タービンプラントの海洋生息物除
去装置において、蒸気供給配管に蒸気流量を調節する蒸
気調節弁を設け、この蒸気調節弁は加温器への蒸気供給
初期に開度を緩やかに大きくする徐開機能を有すること
を特徴とする。
ービンプラントの海洋生息物除去装置において、蒸気調
節弁は、その出口側に位置して蒸気供給配管に設けた温
度検出器の検出信号に基づいて開操作されるものである
ことを特徴とする。
の蒸気タービンプラントの海洋生息物除去装置におい
て、蒸気供給配管の蒸気調節弁下流側に蒸気止め弁を設
け、この蒸気止め弁は加温器への蒸気供給初期に開度を
緩やかに大きくする徐開機能を有することを特徴とす
る。
プラントの海洋生息物除去装置の実施形態について、図
面を参照して説明する。なお、以下の実施形態の蒸気タ
ービンプラントは、火力発電プラントまたは原子力発電
プラントのいずれについても適用することができるもの
である。
息物除去装置の構成を示す系統図であり、復水器系統に
適用した場合を示している。なお、蒸気発生部、蒸気タ
ービン部等は省略してある。
本的に、復水器1の冷却媒体として海水を導入するため
の導入配管2と、熱交換後の海水を海側に排出する排出
配管3とを備えている。導入配管2は海側と復水器1の
一方の水室1aとを接続しており、この導入配管2には
海側から順に海水吸上げポンプ4、ポンプ吐出弁5、復
水器入口弁6が設けられている。また、排出配管3は復
水器1の他方の水室1bと海側とを接続しており、この
排出配管3には復水器出口弁7が設けられている。
出弁5下流側と、排出配管3の復水器出口弁7上流側と
が連通配管8で接続されており、この連通配管8の両接
続端部には流路切換え用の開閉弁9,10が設けられて
いる。復水器1の通常運転時には、これらの開閉弁9,
10が閉じる一方、ポンプ吐出弁5、復水器入口弁6お
よび復水器出口弁7が開となり、海水が導入配管2を開
して復水器1の一方の水室1aに導入され、復水器本体
部1cを流通する間に熱交換に供され、その後他方の水
室1bから排出管3を経て海側に排出される。
プ吐出弁5および復水器出口弁7が閉じる一方、復水器
入口弁6および開閉弁9,10が開となって、熱交換器
1、導入配管2、排出配管3および連通配管8からなる
閉ループ状の循環系統Aが形成される。
接熱交換式の加温器11および温水循環ポンプ12が設
けてあり、加温器11には、本実施形態の蒸気タービン
プラントの補助蒸気系統を蒸気源として過熱蒸気を供給
する蒸気供給配管13が接続されている。そして、復水
器1の非運転時に、連通配管8内の残留水を加温器11
で蒸気加温して温水とし、この温水を温水循環ポンプ1
2で循環系統A内で循環させることにより、熱交換器1
内または配管2,3内に付着している海洋生息物を除去
するものである。
して、蒸気供給配管13に過熱蒸気の過熱度を低下させ
る減温器14が設けられている。この減温器14は、蒸
気源から供給される蒸気を冷却水配管15から供給され
る冷却水により冷却して、蒸気の温度を低下させ、過熱
蒸気を飽和蒸気にすることができるものである。
の下流側部位から加温器11に向かって順に、蒸気止め
弁16、蒸気流量調節用の蒸気調節弁17、および加温
器11からの逆流を阻止するための逆止弁18が設けら
れている。
口に近接する位置、または直接接触する位置に設定され
ており、これにより逆止弁18と加温器11との間には
距離が殆どなく、加温器11側からのドレンが蒸気供給
配管13側に流入する空間が皆無、またはそれに近い状
態となっている。
温器11下流側に設けた温度検出器19からの検出信号
によって制御されるようになっている。即ち、連通配管
8内の温水温度が低い場合には開度が大きくなって加温
器11への蒸気流量を増大させ、また連通配管8内の温
水の温度が一定以上になると次第に開度が小さくなって
加温器11への蒸気流量を減少するものである。
め弁16の下流側および上流側には、それぞれ蒸気供給
配管13内に滞留するドレンを排出するためのドレン排
出装置20、21が設けられている。
から蒸気供給配管13側に海水が漏洩し、蒸気調節弁1
7の下流側に滞留するのを防止するためのものである。
このため、蒸気供給配管13における逆止弁18と蒸気
調節弁17との間に配設されている。
生息物除去運転が例えば週に1回程度行われるものであ
るため、その運転時に使用された蒸気が通常運転時に冷
却して、蒸気供給配管13内に蒸気凝縮ドレンとなって
滞留し、海洋生息物除去運転時に、その滞留ドレンに起
因して発生する蒸気系ウォータハンマの発生を防止する
ためのものである。このため、蒸気止め弁16の上流側
で常時、ドレンの排出を行い、また暖気するように蒸気
止め弁16の上流側に設けられている。なお、各ドレン
排出手段20,21としては、例えばドレン弁またはド
レントラップ等が適用できる。
場合には、上述したように蒸気タービンプラントの運転
を停止する。これにより、導入配管2のポンプ4の運転
が停止する。この状態で、ポンプ吐出弁6および復水器
出口弁7を閉じると同時に、開閉弁9,10を開とし、
温水循環ポンプ12を起動させる。
3に加熱蒸気を供給すると、その過熱蒸気は減温器14
で冷却されて飽和蒸気となり、蒸気止め弁16を介して
蒸気調節弁17に送られる。蒸気調節弁17では、加温
器11への流入蒸気量が温度検出器19の検出出力に基
づいて調節され、逆止弁18を介して蒸気が加温器11
に供給される。加温器11では、連通配管8内を循環す
る海水に直接蒸気が注入されて加温が行われ、海水が温
水となる。この結果、復水器1内の熱交換器用配管、導
入配管2、排出配管3および連通配管8によって形成さ
れる温水循環系統Aに温水が循環し、これらの配管の内
壁、配管に付属する機器等に付着している海洋生息物が
除去される。
装置によれば、加温器11に蒸気を供給するための蒸気
供給配管13に、蒸気温度を低下させて過熱蒸気を飽和
蒸気にすることができる減温器14を設けたので、蒸気
源から蒸気供給配管13を介して加温器11に供給され
る過熱蒸気が飽和蒸気になり、加温器11内で蒸気が凝
縮するときの衝撃が少なく、蒸気系ウォータハンマによ
る振動及び騒音の発生が低減できる。
上程で逆止弁18を配設したので、加温器11と逆止弁
18との間に滞留するドレン量を最小限に減少させるこ
とができ、これによっても蒸気系ウォータハンマの発生
を低減することができる。
から加温器11への間にドレンを排出するドレン排出手
段20,21を設けたので、蒸気供給配管13内のドレ
ンが予め排出でき、これによっても蒸気系ウォータハン
マの発生を有効に防止することができる。
置の構成を示している。この第2実施形態が第1実施形
態と異なる点は、蒸気調節弁17の出口近傍の配管に別
の温度検出器22を設け、蒸気調節弁17の開動初期
に、この温度検出器22の検出出力に基づいて加温器1
1への流入蒸気量を制御するようにしたことである。そ
の他の構成については、前記の第1実施形態と略同様で
あるので、同一要素に同一符号を付して重複説明を省略
する。
は、蒸気調節弁17が、加温器11に流入する蒸気量
を、加温器11の下流側に配設された温度計の検出出力
に基づいて制御するようにしていた。この場合、加温器
11に蒸気が流入する初期では温度検出器19が配設さ
れている位置における海水の温度は設定値に達していな
いため、蒸気調節弁17が全開状態になり、蒸気の急激
な凝縮による振動、騒音が発生する可能性がある。
管13の蒸気調節弁17出口近傍位置に別の温度検出器
22を設け、蒸気調節弁17の開弁動作初期において、
この温度検出器22の検出出力に基づいて蒸気調節弁1
7を徐々に開弁するように制御し、加温器11に急激に
高温蒸気が大量に流入することを防止するものである。
おける蒸気調整弁22の制御特性を示している。図3は
蒸気調節弁17の弁開度特性を従来例と比較して示し、
図4は温度検出器22により検出される蒸気調節弁17
の出口近傍の温度上昇特性を従来例と比較して示してい
る。
器22の検出出力に基づいて、その蒸気調節弁17を徐
開することにより、図3に曲線aで示すように、蒸気調
節弁17の開度が徐々に大きくなるので、これに伴って
蒸気調節弁17の出口近傍の温度は図4に曲線dで示す
ように緩慢に増加することとなり、加温器11に急激に
高温蒸気が流入されるのを抑制することができる。な
お、図3に曲線cで示すように、蒸気調節弁17の開度
を段階滴に徐々に大きく設定してもよい。
生息物除去装置における蒸気調節弁17の弁開度特性で
あり、図4の曲線eは図3の曲線bに対応する蒸気調節
弁17下流側における温度上昇特性である。これらの曲
線b,eに示すように、従来では、加温器11に急激に
高温蒸気が流入される可能性があったものである。
給配管13に設けた温度検出器22の検出信号に基づい
て蒸気調節弁17の開度を設定し、これにより徐開機能
を付与したことにより、海洋生息物除去運転の起動時に
おける蒸気の急激な凝縮に起因する振動、騒音の発生を
防止することができる。
7の機能に加え、または代えて、蒸気供給配管13の上
流側に配設される蒸気止め弁16に対し、加温器11へ
の蒸気供給初期に開度を緩やかに大きくする徐開機能を
付与してもよい。この機能は、海洋生息物除去運転の起
動時に、蒸気止め弁16の出口近傍に配設した温度検出
器22の検出出力をモニタしながら、徐々に開弁指令を
出力する図示しない制御装置によって行うことができ
る。
態の場合と同様の効果が得られるものである。
ば、蒸気源から蒸気供給配管を介して加温器に供給され
る過熱蒸気を減温器によって飽和蒸気とすることができ
るので、加温器内で蒸気が腹水するときの衝撃が少な
く、蒸気系ウォータハンマによる振動及び騒音の発生が
低減される。
レン量を最小限に減少させることができるので、蒸気系
ウォータハンマの発生を低減することができる。また、
蒸気供給系統の配管内のドレンが排出することによって
も、蒸気系ウォータハンマの発生を防止することができ
る。
導入,排水配管内の海水温度が急激に上昇するのを防止
することにより、海洋生息物除去運転の起動時における
蒸気衝突による衝撃を減少させ、振動及び騒音の発生を
低減することもできる。
ントの海洋生息物除去装置の構成を示す系統図。
ントの海洋生息物除去装置の構成を示す系統図。
の弁開度特性を従来例と比較して示す特性図。
る蒸気調節弁の出口近傍の温度上昇特性を従来例と比較
して示す特性図。
Claims (7)
- 【請求項1】 復水器その他の熱交換器における熱交換
媒体として海水を使用する蒸気タービン発電プラントで
あって、前記熱交換器に海水を導入するための導入配管
と熱交換後の海水を海側に排出する排出配管とを連通配
管で接続するとともに、流路切換え用の弁を設けること
により、前記熱交換器、導入配管、排出配管および連通
配管からなる閉ループ状の循環系統を形成し、前記連通
配管に蒸気吹込みによる直接熱交換式の加温器を設ける
とともに、この加温器に蒸気源から過熱蒸気を供給する
蒸気供給配管を接続し、前記加温器で蒸気加温により生
じる温水を前記熱交換器の非運転時に前記循環系統内で
循環させることにより前記熱交換器内または配管内に付
着している海洋生息物を除去する蒸気タービンプラント
の海洋生息物除去装置において、前記蒸気供給配管に過
熱蒸気の過熱度を低下させる減温器を設けたことを特徴
とする蒸気タービンプラントの海洋生息物除去装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の蒸気タービンプラントの
海洋生息物除去装置において、蒸気供給配管に前記連通
配管側からの逆流を阻止する逆止弁を設け、この逆止弁
の配置を加温器の蒸気入口に近接する位置または直接接
触する位置に設定したことを特徴とする蒸気タービンプ
ラントの海洋生息物除去装置。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の蒸気タービンプ
ラントの海洋生息物除去装置において、蒸気供給配管に
蒸気止め弁を設けるとともに、この蒸気止め弁の下流側
位置に、管内に残留するドレンを管外に排出するドレン
排出手段を設けたことを特徴とする蒸気タービンプラン
トの海洋生息物除去装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の蒸気タービンプラントの
海洋生息物除去装置において、ドレン排出手段はドレン
弁またはドレントラップであることを特徴とする蒸気タ
ービンプラントの海洋生息物除去装置。 - 【請求項5】 請求項1から4までのいずれかに記載の
蒸気タービンプラントの海洋生息物除去装置において、
蒸気供給配管に蒸気流量を調節する蒸気調節弁を設け、
この蒸気調節弁は加温器への蒸気供給初期に開度を緩や
かに大きくする徐開機能を有することを特徴とする蒸気
タービンプラントの海洋生息物除去装置。 - 【請求項6】 請求項5記載の蒸気タービンプラントの
海洋生息物除去装置において、蒸気調節弁は、その出口
側に位置して蒸気供給配管に設けた温度検出器の検出信
号に基づいて開操作されるものであることを特徴とする
蒸気タービンプラントの海洋生息物除去装置。 - 【請求項7】 請求項5または6記載の蒸気タービンプ
ラントの海洋生息物除去装置において、蒸気供給配管の
蒸気調節弁下流側に蒸気止め弁を設け、この蒸気止め弁
は加温器への蒸気供給初期に開度を緩やかに大きくする
徐開機能を有することを特徴とする蒸気タービンプラン
トの海洋生息物除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00959697A JP3754518B2 (ja) | 1997-01-22 | 1997-01-22 | 蒸気タービンプラントの海洋生息物除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00959697A JP3754518B2 (ja) | 1997-01-22 | 1997-01-22 | 蒸気タービンプラントの海洋生息物除去装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10205307A true JPH10205307A (ja) | 1998-08-04 |
JP3754518B2 JP3754518B2 (ja) | 2006-03-15 |
Family
ID=11724713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP00959697A Expired - Fee Related JP3754518B2 (ja) | 1997-01-22 | 1997-01-22 | 蒸気タービンプラントの海洋生息物除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3754518B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010060504A3 (en) * | 2008-11-27 | 2011-03-17 | The Provost, Fellows And Scholars Of The College Of The Holy And Undivided Trinity Of Queen Elizabeth Near Dublin | Energy accumulation system and method |
JP2012127548A (ja) * | 2010-12-14 | 2012-07-05 | Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd | シェル・プレート式熱交換器と、これを備えた発電プラント |
-
1997
- 1997-01-22 JP JP00959697A patent/JP3754518B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010060504A3 (en) * | 2008-11-27 | 2011-03-17 | The Provost, Fellows And Scholars Of The College Of The Holy And Undivided Trinity Of Queen Elizabeth Near Dublin | Energy accumulation system and method |
JP2012127548A (ja) * | 2010-12-14 | 2012-07-05 | Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd | シェル・プレート式熱交換器と、これを備えた発電プラント |
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---|---|
JP3754518B2 (ja) | 2006-03-15 |
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