JPH10204486A - 洗浄剤組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】皮膚刺激性が顕著に低く、経時安定性に顕著に
すぐれ、泡立ちと泡沫安定性が顕著に良く、泡のクリー
ミイ感に顕著に優れ、すすぎ時（ぬめり感がない）及び
すすぎ後（つっぱらずに、さっぱりし、且つ、しっと
り、なめらか）の感触の十分に良い洗浄剤組成物を提供
すること。 【解決手段】（Ａ）２鎖２極性基含有陰イオン界面活性
剤の１種又は２種以上０．５〜５０重量％と、（Ｂ）硫
酸基、りん酸基のいずれかの極性基を含有する１鎖１極
性基含有陰イオン界面活性剤の１種又は２種以上０．５
〜８０重量％と、（Ｃ）高級脂肪酸アルカノールアミド
０．５〜２０重量％を含有し、Ａ成分、Ｂ成分、Ｃ成分
の合計量が１〜９０重量％であり、Ａ成分／（Ｂ成分＋
Ｃ成分）の重量比が１０／１〜１／１０の範囲にあるこ
とを特徴とする洗浄剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、経時安定性にすぐ
れ、泡立ちと泡沫安定性がよく、泡のクリーミイ感に優
れ、すすぎ時にぬめり感がなく、すすぎ後の皮膚がつっ
ぱらずに、さっぱりし、なめらかな感触を与える洗浄剤
組成物に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来から身体や毛髪の洗浄に使う洗浄剤
組成物では、泡立ちや泡のクリーミイ性に優れるものが
検討されてきた。しかし、消費者の嗜好性の多様化に伴
い、現状知られている洗浄剤組成物、例えば、セッケ
ン、Ｎ−アシルアミノ酸塩、アミドエーテル硫酸塩、ア
ルキルエーテル硫酸塩、アルキルグリコシドなどの組合
せからなる洗浄剤組成物は、経時安定性、泡立ちと泡沫
安定性、泡のクリーミイ感、すすぎ時の感触（ぬめり感
がない）、すすぎ後の感触（つっぱらずに、さっぱり
し、且つ、しっとり、なめらか）の点のいずれをも十分
に満足するとはいえない。このように、泡立ちと泡沫安
定性が顕著に良く、経時安定性に顕著にすぐれ、泡のク
リーミイ感に顕著に優れ、すすぎ時及びすすぎ後の感触
の十分に良い洗浄剤組成物はいまだ開発されていないの
が実情であり、その改良が強く望まれていた。特に、す
すぎ後の感触において、つっぱらずに、さっぱりし、同
時にしっとり、なめらかという互いに相反する使用感を
与える洗浄剤組成物はいまだ開発されていないのが実情
であった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明者は、このよう
な従来技術の欠点を改良せんとして鋭意研究した結果、
後記特定の洗浄剤組成物は上記の欠点を顕著に、且つ格
段に改良することを見出し、本発明を完成するに至っ
た。すなわち、本発明の目的は、経時安定性に顕著にす
ぐれ、泡立ちと泡沫安定性が顕著に良く、泡のクリーミ
イ感に顕著に優れ、すすぎ時（ぬめり感がない）及びす
すぎ後（つっぱらずに、さっぱりし、且つ、しっとり、
なめらか）の感触の十分に良い洗浄剤組成物を提供する
にある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明の請求項１の発明
は、（Ａ）長鎖疎水基の炭素数が１８、１６、１４、１
２、１０又は８であり、極性基がカルボキシル基、硫酸
基、スルホン酸基、またはリン酸基であり、対イオンが
１価又は２価のアルカリ金属イオン、アンモニウムイオ
ン又は有機アンモニウムイオンである２鎖２極性基含有
陰イオン界面活性剤の１種又は２種以上０．５〜５０重
量％と、（Ｂ）長鎖疎水基の炭素数が１８、１６、１
４、１２、１０又は８であり、極性基が硫酸基またはリ
ン酸基であり、対イオンが１価又は２価のアルカリ金属
イオン、アンモニウムイオン又は有機アンモニウムイオ
ンである１鎖１極性基含有陰イオン界面活性剤の１種又
は２種以上０．５〜８０重量％と、（Ｃ）高級脂肪酸ア
ルカノールアミド０．５〜２０重量％を含有し、Ａ成
分、Ｂ成分、Ｃ成分の合計量が１〜９０重量％であり、
Ａ成分／（Ｂ成分＋Ｃ成分）の重量比が１０／１〜１／
１０の範囲にあることを特徴とする洗浄剤組成物であ
る。また、本発明の請求項２の発明は、高級脂肪酸塩１
〜８０重量％を含有することを特徴とする請求項１記載
の洗浄剤組成物である。さらに、本発明の請求項３の発
明は、アルキルジイミノカルボキシレート型両性界面活
性剤を除く両性界面活性剤０．５〜１０重量％を含有す
ることを特徴とする請求項１又は２記載の洗浄剤組成物
である。さらにまた、本発明の請求項４の発明は、水酸
基を３つ以上分子内に有する化合物を０．５〜４０重量
％を含有することを特徴とする請求項１、２又は３記載
の洗浄剤組成物である。

【０００５】

【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を説明す
る。本発明における２鎖２極性基含有陰イオン界面活性
剤は、長鎖疎水基の炭素数が１８、１６、１４、１２、
１０又は８であって、この型の分子構造を有していれば
よい。例示するとＮ，Ｎ’−ビス〔２−ラウラミドエチ
ル）エチレンジアミン−Ｎ，Ｎ’−ジ（酢酸ナトリウ
ム）が挙げられる。この化合物の分子構造において疎水
基の異なる同族体との混合体としても本発明の目的の範
囲内で配合される。ここで用いる対イオンとしては１価
又は２価のアルカリ金属イオン、アンモニウムイオン又
は有機アンモニウムイオンが適用される。ただし、有機
アンモニウムイオンとしては、リジン、アルギニン等の
塩基性アミノ酸も該当する。Ｎ，Ｎ’−ビス〔２−ラウ
ラミドエチル）エチレンジアミン−Ｎ，Ｎ’−ジ（酢酸
ナトリウム）の他、さらに具体的に例示すると、、Ｎ，
Ｎ’−ビス〔２−ミリストイラミドエチル）エチレンジ
アミン−Ｎ，Ｎ’−ジ（酢酸ナトリウム）、Ｎ，Ｎ’−
ビス〔２−パルミトイラミドエチル）エチレンジアミン
−Ｎ，Ｎ’−ジ（酢酸ナトリウム）、Ｎ，Ｎ’−ビス
〔２−ラウラミドエチル）エチレンジアミン−Ｎ，Ｎ’
−ジ（プロピオン酸ナトリウム）、Ｎ，Ｎ’−ビス〔２
−ミリストイラミドエチル）エチレンジアミン−Ｎ，
Ｎ’−ジ（プロピオン酸ナトリウム）、Ｎ，Ｎ’−ビス
〔２−パルミトイラミドエチル）エチレンジアミン−
Ｎ，Ｎ’−ジ（プロピオン酸ナトリウム）、Ｎ，Ｎ’−
ビス（ラウロイルアミド）エタン−Ｎ，Ｎ’−ジ（酢酸
ナトリウム）、Ｎ，Ｎ’−ビス（ミリストイルアミド）
エタン−Ｎ，Ｎ’−ジ（酢酸ナトリウム）、Ｎ，Ｎ’−
ビス（パルミトイルアミド）エタン−Ｎ，Ｎ’−ジ（酢
酸ナトリウム）、Ｎ，Ｎ’−ビス（ラウロイルアミド）
エタン−Ｎ，Ｎ’−ジ（プロピオン酸ナトリウム）、
Ｎ，Ｎ’−ビス（ミリストイルアミド）エタン−Ｎ，
Ｎ’−ジ（プロピオン酸ナトリウム）、Ｎ，Ｎ’−ビス
（パルミトイルアミド）エタン−Ｎ，Ｎ’−ジ（プロピ
オン酸ナトリウム）、Ｎ，Ｎ’−ビス（ラウロイルアミ
ド）ブタン−Ｎ，Ｎ’−ジ（酢酸カリウム）、Ｎ，Ｎ’
−ビス（ミリストイルアミド）ブタン−Ｎ，Ｎ’−ジ
（酢酸カリウム）、Ｎ，Ｎ’−ビス（パルミトイルアミ
ド）ブタン−Ｎ，Ｎ’−ジ（酢酸カリウム）、Ｎ，Ｎ’
−ビス（ラウロイルアミド）エタン−Ｎ，Ｎ’−ジ（エ
タンスルホン酸カリウム）、Ｎ，Ｎ’−ビス（ミリスト
イルアミド）ブタン−Ｎ，Ｎ’−ジ（エタンスルホン酸
カリウム）、Ｎ，Ｎ’−ビス（パルミトイルアミド）エ
タン−Ｎ，Ｎ’−ジ（エタンスルホン酸ナトリウム）が
挙げられる。また、４，７−ジオクタノイル−４，７−
ジアザデカン−１，１０−ジスルホン酸ジナトリウム、
３，６−ジオクタノイル−３，６−ジアザデカン−１，
８−ジスルファートも挙げられる。なお、本発明に適用
される２鎖２極性基含有陰イオン界面活性剤としては、
ここに示した化合物ないし同族体、およびその混合物に
限られることなく、印刷物（例えば、特開平８−１０３
６４６号公報）として公知になっているものも含まれ
る。２鎖２極性基含有陰イオン界面活性剤の１種又は２
種以上の含有量は、０．５〜５０重量％である。

【０００６】本発明に適用される１鎖１極性基含有陰イ
オン界面活性剤としては、長鎖疎水基の炭素数が１８、
１６、１４、１２、１０又は８であり、極性基が硫酸基
またはリン酸基であり、対イオンが１価又は２価のアル
カリ金属イオン、アンモニウムイオン又は有機アンモニ
ウムイオンであるアルキル硫酸塩、ポリオキシエチレン
アルキル硫酸塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレ
ンアルキルリン酸塩などが挙げられる。アルキル硫酸塩
のアルキル基の炭素数は８〜１８が望ましい。ポリオキ
シエチレンアルキル硫酸塩のアルキル基の炭素数は１０
〜１４が望ましく、ポリオキシエチレン付加モル数は２
〜４が望ましく、さらに望ましくは３である。アルキル
リン酸塩のアルキル基の炭素数は８〜１８が望ましい。
ポリオキシエチレンアルキルリン酸塩のアルキル基の炭
素数は８〜１８が望ましく、ポリオキシエチレン付加モ
ル数は２〜１０が望ましく、さらに望ましくは２〜６で
ある。このような１鎖１極性基含有陰イオン界面活性剤
の群から選択される１種又は２種以上の本発明の洗浄剤
組成物中の含有量は、０．５〜８０重量％である。

【０００７】本発明における高級脂肪酸アルカノールア
ミドは、炭素数が８から２０までの高級脂肪酸とジエタ
ノールアミン、モノエタノールアミン、イソプロパノー
ルアミンなどのアルカノールアミンとの縮合生成物を意
味する。いわゆる２：１型、１：１型を問わない。これ
を構成する高級脂肪酸としてはヤシ油脂肪酸などの混合
系も適用される。高級脂肪酸アルカノールアミドの含有
量は本発明の洗浄剤組成物中０．５〜２０重量％であ。

【０００８】本発明の洗浄剤組成物において、Ａ成分、
Ｂ成分、Ｃ成分及びＤ成分の合計量は、洗浄剤組成物中
１〜９０重量％である。洗浄剤組成物中Ａ成分、Ｂ成
分、Ｃ成分及びＤ成分の合計量が１重量％未満であると
十分な泡立ちと泡沫安定性が得られない。その合計量が
９０重量％を超えるとそれに見合った効果（物理的安定
性）が低下する。本発明の洗浄剤組成物において、Ａ成
分／（Ｂ成分＋Ｃ成分）の重量比は１０／１〜１／１０
の範囲である。Ａ成分／（Ｂ成分＋Ｃ成分）の重量比が
１０／１を超えると、洗浄剤組成物としての物理的安定
性が低下する。その比が１／１０未満であると、十分な
泡立ちと泡沫安定性が得られない。

【０００９】本発明の洗浄剤組成物には高級脂肪酸石鹸
を含有させることができる。ここで適用される高級脂肪
酸石鹸のアルキル基の炭素数は１０〜２２であり、対イ
オンは１価又は２価のアルカリ金属イオン、アンモニウ
ムイオン又は有機アンモニウムイオンの中から任意に選
択される。本発明の洗浄剤組成物に高級脂肪酸石鹸が含
有するとき、石鹸特有のさっぱりした感触と本発明に係
る２鎖２極性基含有陰イオン界面活性剤特有のしっとり
した感触が相乗的に泡特性と使用感触を向上させる。本
発明の洗浄剤組成物中の高級脂肪酸石鹸の含有量は、１
〜８０重量％である。この含有量が１重量％未満である
と石鹸を含有させる効果が生じない。また、８０重量％
を超えるとそれに見合った効果が得られない。

【００１０】本発明の洗浄剤組成物には請求項１の構成
成分に加えて、特定の両性界面活性剤を含有させること
ができる。両性界面活性剤の配合は泡特性においてリッ
チ感を増すものであり、用途によっては配合することが
望ましい。両性界面活性剤として、２鎖型化合物である
レシチンを除く、イミダゾリン系両性界面活性剤、ベタ
イン系両性界面活性剤などの通常の１鎖１極性基含有両
性界面活性剤の群から適宜選択される。含有量は、本洗
浄剤組成物中０．５〜１０重量％である。

【００１１】本発明の洗浄剤組成物には水酸基を３つ以
上分子内に有する化合物を０．５〜４０重量％を含有さ
せることができる。水酸基を３つ以上分子内に有する化
合物を例示すると、グリセリン、ジグリセリン、１，３
−ブチレングリコールなどの多価アルコール、糖化合物
などであるが，これらに限定されない。この配合は洗浄
剤組成物としての物理的安定性を増すものであり、用途
によっては配合することが望ましい。

【００１２】本発明の洗浄剤組成物は上記の如くの組成
からなるが、必要に応じて他の界面活性剤、乳化助剤、
香料、着色剤、防腐剤、顔料等を本発明の目的を達成す
る範囲内で適宜配合することもできる。本発明の洗浄剤
組成物は、洗顔クリーム、液状洗顔料、ボディシャンプ
ー、シャンプー、クレンジングローション、固形石鹸等
の洗浄を目的とする通常の化粧品系洗浄剤組成物に適用
される。

【００１３】

【実施例】以下、実施例にて本発明を説明するが、本発
明はこの実施例によって限定されない。なお、配合量は
重量％である。実施例と比較例の洗浄剤組成物の性能評
価は、該洗浄剤組成物を使って被験者１０名が洗髪した
際の官能評価で行った。すなわち、被験者の頭部を２分
して一方は標準試料Ａを３ｇ、他方は試験試料３ｇを使
って洗髪し、洗髪時のｉ．泡立ちと泡沫安定性、ii．泡
のクリーミイ感、iii ．すすぎ時の感触（ぬめり感の有
無）、iv．すすぎ後の感触（皮膚がつっぱらず、さっぱ
りし、なめらかさの程度）の４項目について被験者らの
申告で採点した。採点基準は、ＡよりＢが非常に良いと
＋３点、ＡよりＢが良いと＋２点、ＡよりＢがやや良い
と＋１点、ＡとＢが同等では０点、ＡよりＢが悪いと−
２点、ＡよりＢが非常に悪いと−３点とした。そして、
被験者２０名から得られた合計が４０〜３０点を５、２
９〜２０点を４、１９〜−１０点を３、−１１〜−２０
点を２、−２１点以下を１として表に示した。皮膚刺激
性（ｖ）はクローズドパッチテストにより評価した。す
なわち、２０名の健康な男女の上腕部に試料濃度が０．
１％になるように調整した水溶液を用いて２４時間クロ
ーズドパッチテストを行い、肉眼判定により評価した。
皮膚に全く変化が見られない場合を１点、明らかに紅斑
が見られる場合を２点として２０名の平均値を求めて、
次の３段階で評価した。

【００１４】 皮膚刺激性が低い（平均値０．５未満）：○ 皮膚刺激性が中程度（平均値０．５以上１．０未満）：
△ 皮膚刺激性が強い（平均値１．０以上）：×

【００１５】なお、標準試料Ａは、ポリオキシエチレン
（３）ドデシル硫酸ナトリウム１５％、Ｎ−ラウロイル
グルタミン酸トリエタノールアミン５％、ヤシ油脂肪酸
ジエタノールアミド５％を水に加えてクエン酸でｐＨを
７に調整した洗浄剤組成物である。

【００１６】実施例１〜１５，比較例１〜１２ 表１、表２に本発明の洗浄剤組成物（試験試料）の組成
を示す。ここに示す配合物は次のものを示す。 （１）配合される２鎖２極性基含有陰イオン界面活性剤 Ａ１：Ｎ，Ｎ’−ビス（ラウロイルアミド）エタン−
Ｎ，Ｎ’−ジ（酢酸ナトリウム） Ａ２：Ｎ，Ｎ’−ビス（ラウロイルアミド）エタン−
Ｎ，Ｎ’−ジ（プロピオン酸ナトリウム） （２）配合される１鎖１極性基含有陰イオン界面活性剤 Ｂ１：ポリオキシエチレン（３）ドデシル硫酸ナトリウ
ム Ｂ２：ドデシルリン酸ナトリウム （３）配合される高級脂肪酸アルカノールアミド Ｃ１：ラウリン酸ジエタノールアミド （４）配合される高級脂肪酸石鹸 Ｄ１：ヤシ油脂肪酸カリウム （５）配合される両性界面活性剤 Ｅ１：ココアミドプロピルジメチル酢酸ベタイン （６）配合される水酸基を３つ以上分子内に有する化合
物 Ｆ１：グリセリン

【００１７】

【表１】

【００１８】

【表２】

【００１９】

【表３】

【００２０】以上の結果から、実施例の洗浄剤組成物を
使って洗顔した場合は、標準試料を使った場合よりも前
記評価項目のすべてですぐれていることがわかる。前記
標準試料は、公知の代表的なモデルと言えるから、本発
明の洗浄剤組成物は従来品より優れていることがわか
る。一方、本発明の洗浄剤組成物の構成成分及び配合量
比などの必須要件のうちいずれか一つが欠ける比較例の
洗浄剤組成物の性能は本発明の洗浄剤組成物のそれより
も大幅に悪いことがわかる。

【００２１】

【発明の効果】以上記載の如く、本発明は、皮膚刺激性
が低く、経時安定性にすぐれ、泡立ちと泡沫安定性が良
く、泡のクリーミイ感に優れ、すすぎ時（ぬめり感がな
い）及びすすぎ後（つっぱらずに、さっぱりし、且つ、
しっとり、なめらか）の感触の十分に良い洗浄剤組成物
を提供することはあきらかである。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 （Ａ）長鎖疎水基の炭素数が１８、１
   ６、１４、１２、１０又は８であり、極性基がカルボキ
   シル基、硫酸基、スルホン酸基、またはリン酸基であ
   り、対イオンが１価又は２価のアルカリ金属イオン、ア
   ンモニウムイオン又は有機アンモニウムイオンである２
   鎖２極性基含有陰イオン界面活性剤の１種又は２種以上
   ０．５〜５０重量％と、（Ｂ）長鎖疎水基の炭素数が１
   ８、１６、１４、１２、１０又は８であり、極性基が硫
   酸基またはリン酸基であり、対イオンが１価又は２価の
   アルカリ金属イオン、アンモニウムイオン又は有機アン
   モニウムイオンである１鎖１極性基含有陰イオン界面活
   性剤の１種又は２種以上０．５〜８０重量％と、（Ｃ）
   高級脂肪酸アルカノールアミド０．５〜２０重量％を含
   有し、Ａ成分、Ｂ成分、Ｃ成分の合計量が１〜９０重量
   ％であり、Ａ成分／（Ｂ成分＋Ｃ成分）の重量比が１０
   ／１〜１／１０の範囲にあることを特徴とする洗浄剤組
   成物。
2. 【請求項２】 高級脂肪酸塩１〜８０重量％を含有する
   ことを特徴とする請求項１記載の洗浄剤組成物。
3. 【請求項３】 両性界面活性剤０．５〜１０重量％を含
   有することを特徴とする請求項１又は２記載の洗浄剤組
   成物。
4. 【請求項４】 水酸基を３つ以上分子内に有する化合物
   を０．５〜４０重量％を含有することを特徴とする請求
   項１、２又は３記載の洗浄剤組成物。