JPH10203617A - 錠剤用の緩衝投入装置 - Google Patents

錠剤用の緩衝投入装置

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JPH10203617A
JPH10203617A JP841497A JP841497A JPH10203617A JP H10203617 A JPH10203617 A JP H10203617A JP 841497 A JP841497 A JP 841497A JP 841497 A JP841497 A JP 841497A JP H10203617 A JPH10203617 A JP H10203617A
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JP
Japan
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chute
tablet
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tablets
height
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JP841497A
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English (en)
Inventor
Shigeru Kubo
茂 久保
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Nippon Aluminium Co Ltd
Original Assignee
Nippon Aluminium Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 錠剤の割れや欠けを生じることなく、円滑に
容器底部から錠剤を充填することができる緩衝投入装置
を提供することである。 【解決手段】 容器の上部供給口から底部側へと延びる
支柱20の周りに螺旋状シュート板21を形成し、該シ
ュート板21を、支柱長さ方向全長に亙って筒形ケース
22により囲んでいる。螺旋状シュート板21による螺
旋状搬送経路の途中には、間隔をおいて複数の段部25
-1,2,3,4を形成し、各段部25-1,2,3,4から下流側に一
定距離離れた各筒形ケース壁面部分に、錠剤排出用の窓
孔24-1,2,3,4をそれぞれ形成している。最下段の窓孔
24-1のシュート面に対する高さは、シュート面上を流
下する錠剤が零れ落ちない程度の高さとし、該最下段の
窓孔24-1から上段の窓孔24-2,3,4に行くに従い、順
次各シュート面に対する窓孔高さを高くし、堆積する錠
剤が下段から順次排出されるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、容器の上部供給
口から投入される錠剤を、容器底部側へとシュート面上
を流下させる錠剤用の緩衝投入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種緩衝投入装置は、たとえば医薬用
錠剤の製造過程において、打錠成形後の錠剤を糖衣加工
あるいはコーティング加工等の工程に移行する場合に、
割れや欠けが生じないように容器内に充填するために用
いられており、図6に示すように、一般に支柱1に螺旋
状シュート板3を一体形成したものが普及している。シ
ュート板3にはその端縁に沿って側壁5が形成されてい
る。
【0003】前工程から錠剤がコンベヤ6で搬送され、
容器7の上部供給口から投入されると、シュート板3上
を滑りながら流下し、シュート板下端Pから容器底部へ
と落下される。これにより、錠剤の実質的な落下距離を
短くし、割れや欠け等を防止している。先行技術文献と
しては、特開昭50−152470号公報がある。
【0004】別の従来例としては、図7に示すように、
ちり取り形の平板状シュート板8をジグザク状に配置し
たものがあり、先行技術文献としては実開昭51−85
479号公報がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】緩衝投入装置は、容器
に常時備え付けられているものではなく、錠剤供給時に
容器蓋の代わりに容器上端に装着して使用するものであ
る。したがって、容器内に錠剤を満杯にした時点で容器
から抜き取り、容器蓋と交換する。
【0006】図6の螺旋状シュート方式では、供給初期
においては、錠剤はシュート板3を上端から下端Pまで
そのシュート面上を滑り、下端Pから容器底部に落下供
給されることになるが、底部に堆積する錠剤の高さが上
記下端Pを越えると、シュート板3のシュート面上には
下側から連続的に錠剤が停滞していき、その錠剤の停滞
が上端まで達すると、今度は、停滞している錠剤の上側
を新たな錠剤が滑り落ち始める。
【0007】ところが、シュート板3内に停滞している
錠剤の高さ(嵩)が増えてくると、その上面を滑り落ち
る錠剤は遠心力により側壁5を乗り越えて落下する。こ
の落下は、搬送経路の始端部近傍、すなわち高い位置で
生じ易く、落下距離が大きくなって、割れや欠けが発生
する原因となる。また、シュート面上の堆積高さについ
ては、錠剤の上を錠剤が滑り落ちる時には、錠剤間の摩
擦や側壁との間の摩擦により、底部側よりも上部供給口
側の方が堆積しやすく、嵩高となり易く、これによって
高い位置からの落下現象の増加を助長している。
【0008】また、容器満杯時には、投入装置は錠剤の
中に完全に埋まった状態となっているので、真っすぐ上
方に引き抜くことは抵抗が大きくて困難であり、引抜き
作業に手間がかかると共に錠剤が傷つく原因ともなる。
【0009】図7のジグザグ配置の平板状シュート板8
を使用した方式では、錠剤搬送中における高い位置から
の落下は生じないが、装置自体の配置スペースが大きく
なり、しかも満杯後に引き抜く場合には、上記螺旋状シ
ュート方式よりも大きな抵抗がかかり、引抜き作業に非
常に手間がかかり、強い力で引き抜くと、錠剤を傷付け
ることになる。
【0010】
【発明の目的】容器の底部から上端部に至るまで、割れ
や欠けを生じることなく効率よく錠剤を供給することが
でき、かつ、満杯後に容器から引き抜く時に、錠剤を傷
付けることなく、軽い操作力で簡単に引き抜くことがで
きる緩衝投入装置を提供することである。また、簡単に
製造できるようにすることも目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本願請求項1記載の発明は、容器の上部供給口から
投入される錠剤を、容器底部側へとシュート面上を流下
させる錠剤用の緩衝投入装置において、容器の上部供給
口から底部側へと延びる支柱と、該支柱の周りに形成さ
れた螺旋状シュート板と、該シュート板の外周を全長に
亙って囲む筒形ケースとを備え、螺旋状シュート板によ
る螺旋状搬送経路の途中に、搬送方向に間隔をおいて複
数の段部を形成し、各段部から下流側に一定距離離れた
筒形ケース壁面部分に、錠剤排出用の窓孔をそれぞれ形
成し、最下段の窓孔のシュート面に対する高さは、シュ
ート面上を流下する錠剤が零れ落ちない程度の高さと
し、該最下段の窓孔から上段の窓孔に行くに従い、順次
各シュート面に対する窓孔高さを高くしていることを特
徴としている。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の錠
剤用の緩衝投入装置において、支柱と螺旋状シュート板
よりなるシュート本体は、各段部を境とした同一仕様の
複数のシュートユニットを、同一軸芯上に積み重ねて結
合することにより構成してあることを特徴としてる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、錠剤収容用の容器11の
上端供給口16に、容器自体の蓋の代わりに本願を適用
した緩衝投入装置15を有する供給用の蓋12を取り付
けた状態を示している。緩衝投入装置15は、蓋12に
フランジ17を介して貫通状態で固着されており、容器
11内を垂直下方へと延びて容器底部から所定の高さH
0で下向きに開口し、緩衝投入装置15の上端入口は、
錠剤搬送パイプ19に接続している。緩衝投入装置15
は供給蓋12と共に容器内から上方へと引き抜き可能と
なっている。
【0014】図2は、緩衝投入装置単体の透視図であ
り、緩衝投入装置15は、上下方向に延びる円柱状の支
柱20と、該支柱20の外周に一体成形された螺旋状シ
ュート板21と、該螺旋状シュート板21の外周を囲む
透明アクリル樹脂製の筒形ケース22とから構成されて
いる。支柱20とシュート板21とは、表面が滑らかで
摩擦係数の少ないポリアセタール等の硬質樹脂により一
体成形されて、シュート本体23を構成しており、筒形
ケース22は、シュート板21の外周に嵌着されると共
にシュート板21の軸方向全長に亙ってこれを覆う長さ
を有している。
【0015】螺旋状シュート板21は全体として支柱上
端から下端まで至っているが、軸方向に等間隔をおいた
4カ所で分断されることにより、5つの螺旋状シュート
板部分21-1,2,3,4,5に分割されている。各分断箇所で
は、軸方向に一定の段差Tを隔てて上下の螺旋状シュー
ト板部分がオーバーラップしている。5つの螺旋状シュ
ート板部分21-1,2,3,4,5はそれぞれ1ピッチずつ、す
なわち1周360°ずつ形成されているが、各分断箇所
においてそれぞれ中心角90°の範囲でオーバーラップ
していることにより、実質的にシュート板21による螺
旋状搬送経路全長は4ピッチとなり、4つの段部25-
1,2,3,4を介して支柱周りを螺旋状に4周する長さとな
っている。段差Tは、段部25-1,2,3,4を落下する錠剤
に衝撃があまりかからないように、たとえば30〜40
mm程度に設定されている。
【0016】筒形ケース22には、上下方向にそれぞれ
所定の間隔(等間隔ではない)をおいて4つの窓孔24
ー1,2,3,4が形成されており、それらは周方向に等間隔
(90°間隔)をおいて配置されている。
【0017】図4は螺旋状シュート板21及び筒形ケー
ス22を螺旋状に切断して展開し、軸芯側から見た展開
図である。この図4において、各シュート板部分21-
1,2,3,4,5の勾配θはたとえば30°に設定されてい
る。最上段の第5のシュート板部分21-5により構成さ
れる第5の搬送経路M5は、支柱周り一周分、すなわち
中心角360°に相当する距離であるが、第4,第3,
第2及び第1の各シュート板部分21-4,3,2,1により構
成される第4,第3,第2及び第1の搬送経路M4,3,2,
1は、それぞれ中心角90°相当のオーバーラップDが
存在することにより、中心角270°に相当する距離と
なっている。
【0018】筒ケース22に形成された4つの窓孔24
-1,2,3,4は、各シュート板部分21-1,2,3,4と平行な平
行四辺形に形成されており、それらの周方向の位置は、
それぞれ第1,第2,第3及び第4の各搬送経路M1,
2,3,4の範囲内であって、かつ各段部25-1,2,3,4か
らそれぞれ所定距離dを保つように設定されている。該
所定距離dは、対応する各段部25-1,2,3,4でジャンプ
する錠剤の飛距離を確保しうる程度であって、ジャンプ
によって各窓孔24−1,2,3,4から錠剤が飛び出さない
ように設定されている。具体的にはd=60mm程度に設
定されている。また、各窓孔24-1,2,3,4の周方向幅の
中心線Cは、対応する各段部25-1,2,3,4から下流方向
へ中心角で120°離れた位置に位置しており、該中心
線Cから幅方向の両側に均等に開口している。具体的な
各窓孔24−1,2,3,4の周方向の幅Eはたとえば60mm
程度に設定され、窓孔24ー1,2,3,4の上下方向の幅(短
辺の長さ)Fは30mmに設定されている。
【0019】各シュート板部分21-1,2,3,4のシュート
面から各窓孔24ー1,2,3,4の下端縁までの高さh1,2,
3,4は、最下段の第1の窓孔24-1から上段にゆくに従
い順次高くなっており、具体的には次のように設定され
ている。第1の窓孔24-1は、第1のシュート板部分2
1-1のシュート面上を滑べり落ちる錠剤が外に漏れない
程度の高さ、たとえば20mmに設定されており、第2、
第3及び第4の窓孔24-2,3,4の高さh2,3,4は、それ
ぞれ前段の窓孔高さに対して概ね段差Tよりも少し小さ
い値、たとえば30mmずつ高くなっている。したがって
具体的には、h2=50mm、h3=80mm、h4=110m
mに設定されている。
【0020】図3は緩衝投入装置15の具体構造を示し
ており、シュート本体23は、同一仕様の5つの螺旋状
シュートユニット30から構成されており、各シュート
ユニット30は軸芯孔32を有すると共に、その上下方
向長さを1ピッチとする前記螺旋状シュート板部分21
-1,2,3,4がそれぞれ形成されており、またその上下両端
には芯合わせ用の円柱状凸部34と円状の凹部35がそ
れぞれ形成されている。
【0021】5つのシュートユニット30を、凸部34
と凹部35の嵌合を利用して同一軸芯につなぎ合わせ、
連結ロッド37を軸芯孔32内に差し込んでキャップ3
8を最上段のシュートユニット30の凸部34に嵌合
し、連結ロッド37の下端ねじ部にナット40を螺着す
ることにより、5つのシュートユニット30を1本のユ
ニット本体23として結合する。この場合、各接続部に
おいて、上段側のシュート板部分と下段側のシュート板
部分を90°ずつオーバーラップさせることにより、前
記図4に示すような段差Tを有する段部25-1,2,3,4を
それぞれ形成する。
【0022】作用を説明する。図1の搬送パイプ19か
ら緩衝投入装置15の上端開口へ連続的に投入される錠
剤は、供給当初は、図4において、第5,第4,第3,
第2及び第1のシュート板部分21−5,4,3,2,1の表面
を順次滑り落ちて下端開口41まで至り、下端開口41
から容器底部へと落下供給される。底部までの高さH0
は、割れや欠けが生じない高さ15cm程度に設定されて
いるので、落下による割れや欠けは生じない。また、途
中に複数の段部25ー1,2,3,4を配置しているので、搬
送途中で摩擦により途中停滞することもない。
【0023】図5のAに示すように、容器底部の錠剤が
高さH0まで堆積して、下端開口41が錠剤により塞が
れると、錠剤の形状、特に偏平状の錠剤は、第1シュー
ト板部分21-1のシュート面上にこれと平行に堆積して
ゆき、この堆積した錠剤上を新たな錠剤が流れ落ちて行
くことになる。第1シュート板部分21-1の堆積が第1
の窓孔24-1の下端縁高さh1を越え始めると、錠剤は
その遠心力により第1の窓孔24-1からケース22内へ
と排出され、一部は筒形ケース22内へと堆積してゆ
く。
【0024】第1シュート板部分21-1のシュート面上
の堆積高さが第1の段部25-1の高さdを越えると、第
2のシュート板部分21-2のシュート面上にもこれと平
行に錠剤が停滞し始め、また、第1のシュート板部分2
1-1における堆積高さがH1まで達すると、第1の窓孔
24-1からの排出は終了する。
【0025】図5のBに示すように、第1の窓孔24-1
が閉塞後、第2のシュート板部分21-2のシュート面上
の堆積高さが高くなり、第3のシュート板部分21-3の
シュート面上にも堆積し始めて、第2のシュート板部分
21-2のシュート面上における堆積高さがh2を越え始
めると、錠剤はその遠心力により第2の窓孔24-2から
ケース22外へと排出され、一部は筒形ケース22内へ
と堆積してゆく。この時、筒形ケース22外では既に第
1の窓孔24-1の上端縁に対応する高さ程度まで錠剤は
堆積しているので、第2の窓孔24-2から排出される錠
剤の実際の落下距離は短く、したがって割れ等が生じる
ことはない。第2のシュート板部分21-2のシュート面
上における堆積高さがH2まで達すると、第2の窓孔2
4-2からの排出は終了する。
【0026】同様に、第2の窓孔24-2の閉塞後は、第
3の窓孔24-3から排出され、第3の窓孔24-3の閉塞
後は第4の窓孔24-4から排出され、最終的に容器内が
満杯となる。
【0027】また、4つの窓孔24-1,2,3,4は搬送経路
に沿って270°間隔で配置されてるので、錠剤が排出
される窓孔が順次上段側に移行するに伴い、排出方向が
実質的に搬送方向とは反対側へと90°ずつ変更されて
ゆくことになり、筒形ケース22の四方にほぼ均等に排
出することができる。
【0028】図3に示すように、シュート本体23は、
1ピッチのシュートユニット30を、軸方向に複数つな
ぎ合わせる構造なので、シュートユニット30の数及び
連結ロッド37の長さを変更することにより、各種仕様
に応じたシュート本体を構成することができる。また、
接続される上下段のシュートユニット30の周方向のオ
ーバーラップ量を調節することにより、段部間の周方向
の間隔やそれに伴う窓孔間の周方向の間隔を変更するこ
ともできる。
【0029】
【その他の実施の形態】
(1) シュート本体の構造としては、図3に示すよう
にユニット分割型の他に、支柱上端から下端まで一体形
とすることもでき、その場合には、各段部においては、
オーバーラップ形式ではなく、段壁を介して上段シュー
ト板部分の下流端縁と下段シュート板の上流端縁を直接
接続してなる構造とすることもできる。
【0030】(2)段部及び窓孔の数はそれぞれ4個ず
つに限定されるものではなく、2個、3個あるいは5個
以上とすることもでき、それらは等間隔あるいは不等間
隔のいずれでも任意に配置することが可能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本願発明によると、 (1)筒形ケース22で螺旋状搬送経路を囲み、螺旋状
搬送経路の途中に複数の段部25-1,2,3,4を形成し、段
部25-1,2,3,4で区切られた搬送経路部分の筒形ケース
側壁にそれぞれ窓孔24-1,2,3,4を形成しているので、
錠剤供給中、筒形ケース22の下端開口が錠剤に塞がれ
た直後に、最下段のシュート板部分から最上段のシュー
ト板部分に至るまでを、短時間で錠剤が連続的に埋め尽
くして停滞してしまうということはなくなる。すなわ
ち、筒形ケース22で囲まれた搬送経路内で段部25-
1,2,3,4を形成していることにより、錠剤供給がすすむ
に従い、最下段のシュート板部分21-1から順次一定量
ずつシュート面上に錠剤を堆積させることができると共
に、最下段の窓孔24-1から順次錠剤を筒形ケース外部
へと排出させることができ、高い落下距離による錠剤落
下を防ぐことができる。これにより供給時における錠剤
の割れや欠けを防ぐことができると共に、充填作業効率
も向上する。しかも、螺旋状搬送経路外周を筒形ケース
22で囲んでいることにより、満杯後に緩衝投入装置を
容器から抜く時に、錠剤による抵抗が少なく、軽く抜く
ことができ、装置取出作業が楽になると共に錠剤を傷付
けることも少ない。
【0032】(2)各シュート板部分に対する各窓孔の
高さは、上段にゆくに従い順次高くなるように構成して
いるので、シュート板部分に該板と平行に堆積した錠剤
の上側を滑る錠剤は、確実に下側の窓孔から順次筒ケー
ス外部に排出されてゆくことになり、割れ防止効果及び
充填作業効率が一層向上する。
【0033】(3)請求項2記載の発明のように、シュ
ート本体23を、複数のシュートユニット30の組合わ
せ構造とすると、螺旋状シュート板等の製造加工が容易
になり、製作コストを低減することができると共に、シ
ュートユニット30の数を変更することにより、各種仕
様に応じたシュート本体23を簡単に提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明を適用した緩衝投入装置を取り付け
た容器の全体断面図である。
【図2】 本願発明を適用した緩衝投入装置の正面図で
ある。
【図3】 図2の緩衝投入装置の分解正面図である。
【図4】 図2の緩衝投入装置を螺旋状に切り開いて軸
芯側から見た展開図である。
【図5】 錠剤供給工程を示しており、Aは第1の窓孔
から排出されている状態、Bは第2の窓孔から排出され
ている状態を示す図4の部分図である。
【図6】 従来例の縦断面図である。
【図7】 別の従来例の斜視図である。
【符号の説明】
20 支柱 21 シュート板 22 筒形ケース 23 シュート本体 24 窓孔 25 段部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器の上部供給口から投入される錠剤
    を、容器底部側へとシュート面上を流下させる錠剤用の
    緩衝投入装置において、容器の上部供給口から底部側へ
    と延びる支柱と、該支柱の周りに形成された螺旋状シュ
    ート板と、該シュート板の外周を全長に亙って囲む筒形
    ケースとを備え、螺旋状シュート板による螺旋状搬送経
    路の途中に、搬送方向に間隔をおいて複数の段部を形成
    し、各段部から下流側に一定距離離れた筒形ケース壁面
    部分に、錠剤排出用の窓孔をそれぞれ形成し、最も下段
    の窓孔のシュート面に対する高さは、シュート面上を流
    下する錠剤が零れ落ちない程度の高さとし、該最下段の
    窓孔から上段の窓孔に行くに従い、順次各シュート面に
    対する窓孔高さを高くしていることを特徴とする錠剤用
    の緩衝投入装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の錠剤用の緩衝投入装置に
    おいて、支柱と螺旋状シュート板よりなるシュート本体
    は、各段部を境とした同一仕様の複数のシュートユニッ
    トを、同一軸芯上に積み重ねて結合することにより構成
    してあることを特徴とする錠剤用の緩衝投入装置。
JP841497A 1997-01-21 1997-01-21 錠剤用の緩衝投入装置 Pending JPH10203617A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003126679A (ja) * 2001-08-07 2003-05-07 Haldor Topsoe As 触媒充填方法と装置
US6877598B2 (en) 2002-09-20 2005-04-12 Yamanouchi Pharmaceutical Co., Ltd. Apparatus and method for transferring formed pieces
KR101469057B1 (ko) * 2013-05-22 2014-12-05 엠제이씨 주식회사 스파이럴 슈트
JP2016501807A (ja) * 2012-10-17 2016-01-21 イエフペ エネルジ ヌヴェルIfp Energies Nouvelles 水蒸気改質交換器−反応器のためのバヨネット管に触媒を濃密に装填する取り外し可能ならせん要素を用いたシステム

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