JPH10202600A - 樹脂製品の切り込み加工装置及び加工方法 - Google Patents
樹脂製品の切り込み加工装置及び加工方法Info
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- JPH10202600A JPH10202600A JP866197A JP866197A JPH10202600A JP H10202600 A JPH10202600 A JP H10202600A JP 866197 A JP866197 A JP 866197A JP 866197 A JP866197 A JP 866197A JP H10202600 A JPH10202600 A JP H10202600A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、樹脂製品の切り込み加工を行う刃の
みを短時間に加熱でき、前記刃による樹脂製品の切り込
み加工を素早くなし得るとともに、切り込み加工時に溶
融樹脂による従来の不具合を解消できる樹脂製品の切り
込み加工装置及び加工方法を提供することを課題とす
る。 【解決手段】本発明、樹脂製品の切り込み加工装置は、
型台3に配置された樹脂製品2に加熱された刃4を押圧
して樹脂製品2を溶融することで切り込み20を入れる
切り込み加工装置1であって、刃4を加熱する加熱手段
5と、刃4及び樹脂製品2の切り込み部20の少なくと
も一方を冷却する冷却手段6を備えたことを特徴とす
る。
みを短時間に加熱でき、前記刃による樹脂製品の切り込
み加工を素早くなし得るとともに、切り込み加工時に溶
融樹脂による従来の不具合を解消できる樹脂製品の切り
込み加工装置及び加工方法を提供することを課題とす
る。 【解決手段】本発明、樹脂製品の切り込み加工装置は、
型台3に配置された樹脂製品2に加熱された刃4を押圧
して樹脂製品2を溶融することで切り込み20を入れる
切り込み加工装置1であって、刃4を加熱する加熱手段
5と、刃4及び樹脂製品2の切り込み部20の少なくと
も一方を冷却する冷却手段6を備えたことを特徴とす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂製品の切り込
み加工装置及び加工方法に関する。
み加工装置及び加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、型台に配置された樹脂シート材
や、樹脂製品に加熱された刃を押圧して加工することが
知られている。例えば、実開平1ー143399号公開
公報には、型刃に直接、通電することによりジュール熱
を発生させて加熱する加熱手段を設け、型台に配置され
た熱可塑性樹脂シート材に押し当てることにより所定の
形状に抜き加工したり、すじを形成するためのすじ押し
加工を行うための装置が開示されている。
や、樹脂製品に加熱された刃を押圧して加工することが
知られている。例えば、実開平1ー143399号公開
公報には、型刃に直接、通電することによりジュール熱
を発生させて加熱する加熱手段を設け、型台に配置され
た熱可塑性樹脂シート材に押し当てることにより所定の
形状に抜き加工したり、すじを形成するためのすじ押し
加工を行うための装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の装置および切断方法は以下に示す不具合を発生させ
る。すなわち、実開平1ー143399号公開公報に開
示された装置を用い、例えば図5に示されるように、熱
可塑性樹脂シート材1aに所定の形状に抜き加工を行う
場合では、加熱手段によって加熱された型刃2aが押つ
けられ、かつ接触した部分がほぼ型刃2aの形状に沿っ
て溶融した溶融樹脂10aを上方に押し退け、切断領域
11a(図6参照)を形成する。
来の装置および切断方法は以下に示す不具合を発生させ
る。すなわち、実開平1ー143399号公開公報に開
示された装置を用い、例えば図5に示されるように、熱
可塑性樹脂シート材1aに所定の形状に抜き加工を行う
場合では、加熱手段によって加熱された型刃2aが押つ
けられ、かつ接触した部分がほぼ型刃2aの形状に沿っ
て溶融した溶融樹脂10aを上方に押し退け、切断領域
11a(図6参照)を形成する。
【0004】その直後に型刃2aが引き上げらたとき、
前記型刃2aに押し退けられ切断領域11aにある溶融
樹脂10aが固化するより前にそのまま自重により下方
向に垂れるため、一旦、形成された切断領域11aの一
部を図7に示されるように埋めて溶着部分12aを形成
する可能性がある。また、型刃2aの形状に沿って溶融
した溶融樹脂10aは、粘性が高いため、その一部が図
6に示されるように、引き上げらた型刃2aに付着し、
300℃以上に加熱されて焼け、煙を発生させる。
前記型刃2aに押し退けられ切断領域11aにある溶融
樹脂10aが固化するより前にそのまま自重により下方
向に垂れるため、一旦、形成された切断領域11aの一
部を図7に示されるように埋めて溶着部分12aを形成
する可能性がある。また、型刃2aの形状に沿って溶融
した溶融樹脂10aは、粘性が高いため、その一部が図
6に示されるように、引き上げらた型刃2aに付着し、
300℃以上に加熱されて焼け、煙を発生させる。
【0005】一方、型刃2aに直接、通電することによ
りジュール熱を発生させて加熱する従来の加熱手段の場
合には、加熱サイクル(通電開始時から350℃以上に
加熱されるまでの間)が約60秒ほどと長くなり、これ
に伴って抜き加工のサイクルタイムも長くなり製造コス
ト面で不利となる。また、前記方式の型刃2aは、先端
側より視認した形状が加熱しやすい形状に限定される。
すなわち、加熱しやすい形状とは、例えばS字形状のよ
うに1筆書きできるものであり、この逆にY字形状のよ
うに1筆書きできないものは、その全領域に均一に通電
することができず刃先端温度が不均一となるため、加工
対象製品をうまく、熱加工することが困難となる。
りジュール熱を発生させて加熱する従来の加熱手段の場
合には、加熱サイクル(通電開始時から350℃以上に
加熱されるまでの間)が約60秒ほどと長くなり、これ
に伴って抜き加工のサイクルタイムも長くなり製造コス
ト面で不利となる。また、前記方式の型刃2aは、先端
側より視認した形状が加熱しやすい形状に限定される。
すなわち、加熱しやすい形状とは、例えばS字形状のよ
うに1筆書きできるものであり、この逆にY字形状のよ
うに1筆書きできないものは、その全領域に均一に通電
することができず刃先端温度が不均一となるため、加工
対象製品をうまく、熱加工することが困難となる。
【0006】本発明は、前記問題点に鑑みなされたもの
で、前記従来の不具合を解消できる樹脂製品の切り込み
加工装置及び加工方法を提供することを課題とする。
で、前記従来の不具合を解消できる樹脂製品の切り込み
加工装置及び加工方法を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の樹脂製品の切
り込み加工装置は、型台に配置された樹脂製品に加熱さ
れた刃を押圧して該樹脂製品を溶融することで切り込み
を入れる切り込み加工装置であって、該刃を加熱する加
熱手段と、該刃及び該樹脂製品の切り込み部の少なくと
も一方を冷却する冷却手段を備えたことを特徴とする。
り込み加工装置は、型台に配置された樹脂製品に加熱さ
れた刃を押圧して該樹脂製品を溶融することで切り込み
を入れる切り込み加工装置であって、該刃を加熱する加
熱手段と、該刃及び該樹脂製品の切り込み部の少なくと
も一方を冷却する冷却手段を備えたことを特徴とする。
【0008】請求項2の樹脂製品の切り込み加工装置
は、請求項1の樹脂製品の切り込み加工装置において、
加熱手段は、前記型台に設けられた高周波誘導加熱手段
であることを特徴とする。請求項3の樹脂製品の切り込
み加工方法は、樹脂製品に加熱手段により加熱された刃
を押し当て該樹脂製品を溶融させて切り込みを入れる工
程と、該樹脂製品に該刃を押し当てた状態で冷却手段に
より該刃及び該樹脂製品の切り込み部の少なくとも一方
を冷却する工程と、該刃を該樹脂製品から抜き取る工程
と、からなることを特徴とする。
は、請求項1の樹脂製品の切り込み加工装置において、
加熱手段は、前記型台に設けられた高周波誘導加熱手段
であることを特徴とする。請求項3の樹脂製品の切り込
み加工方法は、樹脂製品に加熱手段により加熱された刃
を押し当て該樹脂製品を溶融させて切り込みを入れる工
程と、該樹脂製品に該刃を押し当てた状態で冷却手段に
より該刃及び該樹脂製品の切り込み部の少なくとも一方
を冷却する工程と、該刃を該樹脂製品から抜き取る工程
と、からなることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明、樹脂製品の切り込み加工
装置により、型台に配置された樹脂製品に加熱された刃
を押圧して樹脂製品を溶融することで切り込みを入れる
場合、刃と型台とは、相対移動できるように構成された
ものであればよく、例えば、いずれか一方を他方に接近
および後退する方向に往復移動可能に構成したもの、両
者を往復移動可能に構成したものなどを用いることがで
きる。
装置により、型台に配置された樹脂製品に加熱された刃
を押圧して樹脂製品を溶融することで切り込みを入れる
場合、刃と型台とは、相対移動できるように構成された
ものであればよく、例えば、いずれか一方を他方に接近
および後退する方向に往復移動可能に構成したもの、両
者を往復移動可能に構成したものなどを用いることがで
きる。
【0010】刃を加熱する加熱手段としては、刃に、う
ず電流を生成させることによって、刃そのものを発熱
(ジュール熱を発生)させる高周波誘導加熱手段を用い
ることができる。高周波誘導加熱手段は、例えば、誘導
加熱コイルと高周波電源とからなり、誘導加熱コイルか
ら20KW〜50KWの高周波を出力できる性能を備え
たものが用いられる。
ず電流を生成させることによって、刃そのものを発熱
(ジュール熱を発生)させる高周波誘導加熱手段を用い
ることができる。高周波誘導加熱手段は、例えば、誘導
加熱コイルと高周波電源とからなり、誘導加熱コイルか
ら20KW〜50KWの高周波を出力できる性能を備え
たものが用いられる。
【0011】誘導加熱コイルは、高周波が刃に届き、か
つ刃を目的とする温度に急速に加熱できる位置範囲に設
けられる。前記位置範囲は、高周波を出力できる性能に
対応して最適な位置に設定できる。樹脂製品の切り込み
加工を行う刃としては、高周波誘導加熱によって温度3
50〜400℃に急速加熱できるような材質の導体が用
いられる。前記導体としては鉄系、ビスマス系、コバル
ト系、マンガン系などの比抵抗が比較的高いものを用い
ることができる。
つ刃を目的とする温度に急速に加熱できる位置範囲に設
けられる。前記位置範囲は、高周波を出力できる性能に
対応して最適な位置に設定できる。樹脂製品の切り込み
加工を行う刃としては、高周波誘導加熱によって温度3
50〜400℃に急速加熱できるような材質の導体が用
いられる。前記導体としては鉄系、ビスマス系、コバル
ト系、マンガン系などの比抵抗が比較的高いものを用い
ることができる。
【0012】切り込み加工対象とする樹脂製品と前記樹
脂製品を配置する型台は、前記高周波誘導加熱手段によ
って誘導加熱されない材質のものである。前記高周波誘
導加熱手段によれば、刃の加熱時に、台に配置された樹
脂製品を加熱することなく、刃のみを加熱することがで
きる。この場合、樹脂製品の融点より高い温度に加熱さ
れた刃を押し当てることによって、押し当て部分のみの
狭い領域を瞬時に溶融し、かつ切断するため、切断面が
従来の場合よりも鮮明となり、しかも、刃を押し当てた
領域以外は加熱されにくく、冷却工程で前記溶融した部
分を素早く冷却し、かつ樹脂が垂れたり、刃に付着した
りしない硬さにまで冷却できる。
脂製品を配置する型台は、前記高周波誘導加熱手段によ
って誘導加熱されない材質のものである。前記高周波誘
導加熱手段によれば、刃の加熱時に、台に配置された樹
脂製品を加熱することなく、刃のみを加熱することがで
きる。この場合、樹脂製品の融点より高い温度に加熱さ
れた刃を押し当てることによって、押し当て部分のみの
狭い領域を瞬時に溶融し、かつ切断するため、切断面が
従来の場合よりも鮮明となり、しかも、刃を押し当てた
領域以外は加熱されにくく、冷却工程で前記溶融した部
分を素早く冷却し、かつ樹脂が垂れたり、刃に付着した
りしない硬さにまで冷却できる。
【0013】前記刃を冷却する冷却手段としては、水、
エアなどの冷却媒体と、冷却媒体を供給する供給部とか
らなる。エアの場合の噴出圧力は3〜6Kg/cm2 で
ある。
エアなどの冷却媒体と、冷却媒体を供給する供給部とか
らなる。エアの場合の噴出圧力は3〜6Kg/cm2 で
ある。
【0014】
【実施例】本発明、樹脂製品の切り込み加工装置及び加
工方法の実施例を図1〜図4に基づいて説明する。実施
例では、図1に示す樹脂製品の切り込み加工装置1を用
い、樹脂製品の切り込み加工方法が施される。
工方法の実施例を図1〜図4に基づいて説明する。実施
例では、図1に示す樹脂製品の切り込み加工装置1を用
い、樹脂製品の切り込み加工方法が施される。
【0015】加工装置1は、加工対象となる樹脂製品2
を配置する型台3と、樹脂製品2に切り込みを入れる刃
4と、刃4を加熱する加熱手段としての高周波誘導加熱
装置5と、樹脂製品2を冷却する冷却手段6(図1〜図
3参照)と、よりなる。樹脂製品2は、非切断対象とし
ての表面層21および軟質層22と、切断対象層23と
の3層からなる。表面層21の厚さは1mm、軟質層2
2の厚さは3mm、切断対象層23の厚さは3mmであ
る。
を配置する型台3と、樹脂製品2に切り込みを入れる刃
4と、刃4を加熱する加熱手段としての高周波誘導加熱
装置5と、樹脂製品2を冷却する冷却手段6(図1〜図
3参照)と、よりなる。樹脂製品2は、非切断対象とし
ての表面層21および軟質層22と、切断対象層23と
の3層からなる。表面層21の厚さは1mm、軟質層2
2の厚さは3mm、切断対象層23の厚さは3mmであ
る。
【0016】型台3は、誘導加熱されにくい材質、例え
ばアルミ製のものである。刃4は、図略の保持部材によ
り垂直方向に保持された駆動制御装置42により往復移
動(矢印S1、S2方向参照)可能に制御され、かつそ
の先端部40を型台3に対して接近および遠ざかる方向
に移動できるようになっている。駆動制御装置42は、
エアシリンダー420と、エアシリンダー420に出没
自在に保持されたピストン軸421と、ピストン軸42
1の先端に連結された刃取り付けプレート422と、よ
りなる。刃取り付けプレート422には、型台3に対向
する側に刃4の後端部41が取り付けられている。
ばアルミ製のものである。刃4は、図略の保持部材によ
り垂直方向に保持された駆動制御装置42により往復移
動(矢印S1、S2方向参照)可能に制御され、かつそ
の先端部40を型台3に対して接近および遠ざかる方向
に移動できるようになっている。駆動制御装置42は、
エアシリンダー420と、エアシリンダー420に出没
自在に保持されたピストン軸421と、ピストン軸42
1の先端に連結された刃取り付けプレート422と、よ
りなる。刃取り付けプレート422には、型台3に対向
する側に刃4の後端部41が取り付けられている。
【0017】高周波誘導加熱装置5は、前記型台3内に
配設され内部に冷媒流路50(図2参照)をもつ銅管製
の誘導加熱コイル51と、誘導加熱コイル51に電流を
供給する高周波電源52とよりなる。誘導加熱コイル5
1は、樹脂製品2を配置する型台3の表面30から深さ
2mmの位置に配設される。誘導加熱コイル51は、高
周波電源52から供給される電流によって磁力線を発生
させる。この磁力線の発生領域に、導体である刃4が位
置することにより、刃4にうず電流が流れ、かつ刃4は
ジュール熱により発熱する。高周波電源52は、30K
Wの高周波を誘導加熱コイル51から出力できる性能を
備えたものである。
配設され内部に冷媒流路50(図2参照)をもつ銅管製
の誘導加熱コイル51と、誘導加熱コイル51に電流を
供給する高周波電源52とよりなる。誘導加熱コイル5
1は、樹脂製品2を配置する型台3の表面30から深さ
2mmの位置に配設される。誘導加熱コイル51は、高
周波電源52から供給される電流によって磁力線を発生
させる。この磁力線の発生領域に、導体である刃4が位
置することにより、刃4にうず電流が流れ、かつ刃4は
ジュール熱により発熱する。高周波電源52は、30K
Wの高周波を誘導加熱コイル51から出力できる性能を
備えたものである。
【0018】冷却手段6は、冷却媒体60(図3参照)
と、一端を図略の供給源に接続するとともに他端に冷却
媒体噴出口610をもつ冷却媒体通路を形成する冷却媒
体供給管61とよりなる。冷却媒体60としては、エア
が用いられる。冷却媒体供給管61は、図略の駆動制御
装置により往復移動(矢印S1、S2方向参照)可能に
制御され、かつ冷却媒体噴出口610を樹脂製品2の切
り込み領域20に接近させた位置(図3参照)に移動さ
せたり、この逆に、遠ざけた位置(図1、図2参照)に
移動させたりできるようになっている。なお、冷却媒体
供給管61は、刃4の往復移動に連動させるようにして
もよい。
と、一端を図略の供給源に接続するとともに他端に冷却
媒体噴出口610をもつ冷却媒体通路を形成する冷却媒
体供給管61とよりなる。冷却媒体60としては、エア
が用いられる。冷却媒体供給管61は、図略の駆動制御
装置により往復移動(矢印S1、S2方向参照)可能に
制御され、かつ冷却媒体噴出口610を樹脂製品2の切
り込み領域20に接近させた位置(図3参照)に移動さ
せたり、この逆に、遠ざけた位置(図1、図2参照)に
移動させたりできるようになっている。なお、冷却媒体
供給管61は、刃4の往復移動に連動させるようにして
もよい。
【0019】前記、冷却媒体供給管61の冷却媒体噴出
口610を樹脂製品2の切り込み領域20に接近させた
とき、その間隔は約5mmである。前記冷却媒体噴出口
610からの冷却媒体60の噴出圧力は4Kg/cm2
である。前記のように構成された加工装置1を用い、樹
脂製品の切り込み加工方法が施される。
口610を樹脂製品2の切り込み領域20に接近させた
とき、その間隔は約5mmである。前記冷却媒体噴出口
610からの冷却媒体60の噴出圧力は4Kg/cm2
である。前記のように構成された加工装置1を用い、樹
脂製品の切り込み加工方法が施される。
【0020】加工方法は、切り込みを入れる工程、冷却
する工程、抜き取る工程が順に実施される。切り込みを
入れる工程では、高周波電源52から誘導加熱コイル5
1に電流が供給される。すると、誘導加熱コイル51
は、磁力線を発生させる。この磁力線の発生領域P(図
1の破線参照)に、刃4の先端部40が位置することに
より、先端部40にうず電流が流れ、かつ先端部40は
ジュール熱により発熱し、前記誘導加熱コイル51への
電流供給開始時点より約10秒後に、約350℃にまで
昇温する。
する工程、抜き取る工程が順に実施される。切り込みを
入れる工程では、高周波電源52から誘導加熱コイル5
1に電流が供給される。すると、誘導加熱コイル51
は、磁力線を発生させる。この磁力線の発生領域P(図
1の破線参照)に、刃4の先端部40が位置することに
より、先端部40にうず電流が流れ、かつ先端部40は
ジュール熱により発熱し、前記誘導加熱コイル51への
電流供給開始時点より約10秒後に、約350℃にまで
昇温する。
【0021】この状態の刃4の先端部40は、駆動制御
装置42のエアシリンダー420を駆動させることによ
ってピストン軸421及び刃取り付けプレート422の
矢印S1方向の移動に伴って連動する。すなわち、刃4
の先端部40は、予め、型台3に配置された樹脂製品2
に対し、接近する方向に往移動し、切断対象層23の真
上から垂直に押し当てられる。
装置42のエアシリンダー420を駆動させることによ
ってピストン軸421及び刃取り付けプレート422の
矢印S1方向の移動に伴って連動する。すなわち、刃4
の先端部40は、予め、型台3に配置された樹脂製品2
に対し、接近する方向に往移動し、切断対象層23の真
上から垂直に押し当てられる。
【0022】一方、冷却手段6の冷却媒体供給管61
も、前記刃4の往移動に伴って冷却媒体噴出口610を
切断対象層23に接近する方向に往移動する。そして樹
脂製品2の切断対象層23は、押し当てられた刃4の先
端部40から伝達された熱で溶融されながら、切断され
ていく。一方、刃4の先端部40による切断対象層23
の切断が完了した時点で、駆動制御装置42のピストン
軸421の移動を停止させるとともに、誘導加熱コイル
51への供給電流が停止され、先端部40のジュール熱
による発熱は皆無となる。これと同時に、冷却する工程
に移行する。
も、前記刃4の往移動に伴って冷却媒体噴出口610を
切断対象層23に接近する方向に往移動する。そして樹
脂製品2の切断対象層23は、押し当てられた刃4の先
端部40から伝達された熱で溶融されながら、切断され
ていく。一方、刃4の先端部40による切断対象層23
の切断が完了した時点で、駆動制御装置42のピストン
軸421の移動を停止させるとともに、誘導加熱コイル
51への供給電流が停止され、先端部40のジュール熱
による発熱は皆無となる。これと同時に、冷却する工程
に移行する。
【0023】冷却する工程では、冷却媒体供給源からの
冷却媒体60が冷却媒体供給管61に供給され、かつそ
の冷却媒体噴出口610を介して前記切断対象層23の
溶融した樹脂230に向かって噴出する(図3参照)。
このため、溶融した樹脂230は、刃4とともに一気に
冷却されて固化し、刃4の先端部40に付着せず、従来
のように高熱の刃に溶融樹脂が付着することによる溶融
樹脂の焼け及び焼けによる発煙を発生させない。
冷却媒体60が冷却媒体供給管61に供給され、かつそ
の冷却媒体噴出口610を介して前記切断対象層23の
溶融した樹脂230に向かって噴出する(図3参照)。
このため、溶融した樹脂230は、刃4とともに一気に
冷却されて固化し、刃4の先端部40に付着せず、従来
のように高熱の刃に溶融樹脂が付着することによる溶融
樹脂の焼け及び焼けによる発煙を発生させない。
【0024】抜き取る工程では、駆動制御装置42のピ
ストン軸421を矢印S2方向に移動することにより、
刃4を複移動させてその先端部40を切断対象層23か
ら抜き取る(離脱させる)。この場合、前記切り込みを
入れる工程で溶融した樹脂230が冷却する工程で冷却
されて固化しているため自重により垂れることがなく、
かつ垂れることにより前記切断対象層23の切断領域2
0を埋めて溶着する不具合を発生させない。
ストン軸421を矢印S2方向に移動することにより、
刃4を複移動させてその先端部40を切断対象層23か
ら抜き取る(離脱させる)。この場合、前記切り込みを
入れる工程で溶融した樹脂230が冷却する工程で冷却
されて固化しているため自重により垂れることがなく、
かつ垂れることにより前記切断対象層23の切断領域2
0を埋めて溶着する不具合を発生させない。
【0025】さらに、本実施例における樹脂製品の切り
込み加工装置及び加工方法によれば、刃4の先端部40
は、先端側より視認した形状がどのような複雑な形状
(例えば、刃に直接、通電することによりジュール熱を
発生させて加熱する方式の従来の加熱手段では均一な加
熱が困難としていたY字形状のように1筆書きできない
形状、その他スリット形状)であっても、誘導加熱コイ
ル51による磁力線の発生領域P内に位置させることに
より、目的とする温度に加熱できる。
込み加工装置及び加工方法によれば、刃4の先端部40
は、先端側より視認した形状がどのような複雑な形状
(例えば、刃に直接、通電することによりジュール熱を
発生させて加熱する方式の従来の加熱手段では均一な加
熱が困難としていたY字形状のように1筆書きできない
形状、その他スリット形状)であっても、誘導加熱コイ
ル51による磁力線の発生領域P内に位置させることに
より、目的とする温度に加熱できる。
【0026】このため、本実施例の場合では、刃4の先
端部40が前記複雑な形状であっても、高周波誘導加熱
装置5により目的とする温度に均一にかつ急速に加熱で
き、かつ前記先端部40の形状に沿って樹脂製品2を容
易に短時間で切り込み加工できる。また、樹脂製品2
は、高周波誘導加熱装置5により加熱されずに、切り込
みに必要とする熱を押し当てられた刃4の先端部40か
らの熱伝達によって必要最小限の熱量を付与されるた
め、切り込み領域以外に高温が付与されず、冷却手段6
による冷却時に、急速に冷却できる。
端部40が前記複雑な形状であっても、高周波誘導加熱
装置5により目的とする温度に均一にかつ急速に加熱で
き、かつ前記先端部40の形状に沿って樹脂製品2を容
易に短時間で切り込み加工できる。また、樹脂製品2
は、高周波誘導加熱装置5により加熱されずに、切り込
みに必要とする熱を押し当てられた刃4の先端部40か
らの熱伝達によって必要最小限の熱量を付与されるた
め、切り込み領域以外に高温が付与されず、冷却手段6
による冷却時に、急速に冷却できる。
【0027】従って、本実施例における樹脂製品の切り
込み加工装置及び加工方法は、樹脂製品の切り込み加工
に伴う溶融樹脂による刃への付着による焼け及び焼けに
伴う発煙、溶融樹脂の自重による垂れによる切り込み領
域の溶着などを解消できるとともに、切り込み加工のサ
イクルタイムを前記従来の場合よりも短縮でき、製造コ
スト面で有利なものとなる。
込み加工装置及び加工方法は、樹脂製品の切り込み加工
に伴う溶融樹脂による刃への付着による焼け及び焼けに
伴う発煙、溶融樹脂の自重による垂れによる切り込み領
域の溶着などを解消できるとともに、切り込み加工のサ
イクルタイムを前記従来の場合よりも短縮でき、製造コ
スト面で有利なものとなる。
【0028】
【発明の効果】請求項1の樹脂製品の切り込み加工装置
によると、刃を目的とする温度に加熱手段により加熱で
きる。そして所定型台に配置された樹脂製品に対し、予
め加熱手段により加熱された刃を用いて樹脂製品を押圧
して溶融することで切り込みを入れた直後に、加熱され
た状態にある刃あるいは溶融状態にある切り込み部分の
樹脂のいずれか一方、あるいは両方を、冷却手段によっ
て急速に冷却できる。
によると、刃を目的とする温度に加熱手段により加熱で
きる。そして所定型台に配置された樹脂製品に対し、予
め加熱手段により加熱された刃を用いて樹脂製品を押圧
して溶融することで切り込みを入れた直後に、加熱され
た状態にある刃あるいは溶融状態にある切り込み部分の
樹脂のいずれか一方、あるいは両方を、冷却手段によっ
て急速に冷却できる。
【0029】このため、請求項1の樹脂製品の切り込み
加工装置を用いた場合には、従来のように、溶融した樹
脂の一部が加熱された状態にある刃に付着し焼け及び焼
けにより発煙したり、一旦、切断された領域の一部が、
溶融した樹脂の自重による垂れ流れによって埋まり、か
つ溶着するなどの不具合を発生させない。請求項1の樹
脂製品の切り込み加工装置によると、加熱手段として用
いた型台に設けられた高周波誘導加熱手段によって、刃
を目的とする温度(例えば、常温から350℃にまで昇
温)に加熱するに極めて短時間(例えば、10秒程度)
ですむ。さらに高周波誘導加熱手段を用いた加熱である
ため、樹脂製品を加熱することがなく、かつ刃のみを目
的とする温度に加熱することができる。
加工装置を用いた場合には、従来のように、溶融した樹
脂の一部が加熱された状態にある刃に付着し焼け及び焼
けにより発煙したり、一旦、切断された領域の一部が、
溶融した樹脂の自重による垂れ流れによって埋まり、か
つ溶着するなどの不具合を発生させない。請求項1の樹
脂製品の切り込み加工装置によると、加熱手段として用
いた型台に設けられた高周波誘導加熱手段によって、刃
を目的とする温度(例えば、常温から350℃にまで昇
温)に加熱するに極めて短時間(例えば、10秒程度)
ですむ。さらに高周波誘導加熱手段を用いた加熱である
ため、樹脂製品を加熱することがなく、かつ刃のみを目
的とする温度に加熱することができる。
【0030】請求項3の樹脂製品の切り込み加工方法
は、切り込みを入れる工程、刃を冷却する工程、刃を樹
脂から抜き取る工程が順に実施される。切り込みを入れ
る工程では、樹脂製品に加熱手段により加熱された刃を
押し当て樹脂製品を溶融させて切り込みを入れることが
できる。刃を冷却する工程では、樹脂製品に刃を押し当
てた状態で冷却手段により加熱された状態にある刃ある
いは溶融状態にある切り込み部分の樹脂のいずれか一
方、あるいは両方を、急速に冷却することができる。
は、切り込みを入れる工程、刃を冷却する工程、刃を樹
脂から抜き取る工程が順に実施される。切り込みを入れ
る工程では、樹脂製品に加熱手段により加熱された刃を
押し当て樹脂製品を溶融させて切り込みを入れることが
できる。刃を冷却する工程では、樹脂製品に刃を押し当
てた状態で冷却手段により加熱された状態にある刃ある
いは溶融状態にある切り込み部分の樹脂のいずれか一
方、あるいは両方を、急速に冷却することができる。
【0031】抜き取る工程では、刃あるいは切り込み部
分の樹脂のいずれか一方、あるいは両方が冷却された状
態で、刃を樹脂から抜き取ることができる。
分の樹脂のいずれか一方、あるいは両方が冷却された状
態で、刃を樹脂から抜き取ることができる。
【図1】実施例の樹脂製品の切り込み加工装置の概略を
斜視して示す斜視図。
斜視して示す斜視図。
【図2】図1の加工装置を用いた加工方法における切り
込みを入れる工程で刃を加熱する状態を示す要部の断面
図。
込みを入れる工程で刃を加熱する状態を示す要部の断面
図。
【図3】図1の加工装置を用いた加工方法における冷却
する工程で刃及び樹脂製品を冷却する状態を示す要部の
断面図。
する工程で刃及び樹脂製品を冷却する状態を示す要部の
断面図。
【図4】図1の加工装置を用いた加工方法における抜き
取る工程で刃を樹脂製品の切り込み部より上方向に復移
動させて抜き取った状態を示す要部の断面図。
取る工程で刃を樹脂製品の切り込み部より上方向に復移
動させて抜き取った状態を示す要部の断面図。
【図5】従来の樹脂製品の切断加工状態を示す断面図。
【図6】従来の樹脂製品の切断済領域より型刃を上方向
に復移動させて抜き取った状態を示す断面図。
に復移動させて抜き取った状態を示す断面図。
【図7】従来の樹脂製品の切断済領域より型刃が引き上
げらたとき、型刃に押し退けられていた溶融樹脂が固化
するより前にそのまま自重により下方向に垂れ、一旦、
形成された切断済領域の一部を埋めて溶着した状態を示
す断面図。
げらたとき、型刃に押し退けられていた溶融樹脂が固化
するより前にそのまま自重により下方向に垂れ、一旦、
形成された切断済領域の一部を埋めて溶着した状態を示
す断面図。
1…樹脂製品の切り込み加工装置 2…樹脂製品 3…型台 4…刃 4
0…刃の先端部 5…加熱手段である高周波誘導加熱装置 5
1…誘導加熱コイル 52…高周波電源 6…冷却手段 60…冷媒 61…冷却媒体供給管 610…冷却媒体噴出口
0…刃の先端部 5…加熱手段である高周波誘導加熱装置 5
1…誘導加熱コイル 52…高周波電源 6…冷却手段 60…冷媒 61…冷却媒体供給管 610…冷却媒体噴出口
Claims (3)
- 【請求項1】型台に配置された樹脂製品に加熱された刃
を押圧して該樹脂製品を溶融することで切り込みを入れ
る切り込み加工装置であって、 該刃を加熱する加熱手段と、該刃及び該樹脂製品の切り
込み部の少なくとも一方を冷却する冷却手段を備えたこ
とを特徴とする樹脂製品の切り込み加工装置。 - 【請求項2】加熱手段は、前記型台に設けられた高周波
誘導加熱手段であることを特徴とする請求項1記載の加
工装置。 - 【請求項3】樹脂製品に加熱手段により加熱された刃を
押し当て該樹脂製品を溶融させて切り込みを入れる工程
と、該樹脂製品に該刃を押し当てた状態で冷却手段によ
り該刃及び該樹脂製品の切り込み部の少なくとも一方を
冷却する工程と、該刃を該樹脂製品から抜き取る工程
と、からなることを特徴とする樹脂製品の切り込み加工
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP866197A JPH10202600A (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | 樹脂製品の切り込み加工装置及び加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP866197A JPH10202600A (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | 樹脂製品の切り込み加工装置及び加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10202600A true JPH10202600A (ja) | 1998-08-04 |
Family
ID=11699128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP866197A Pending JPH10202600A (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | 樹脂製品の切り込み加工装置及び加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10202600A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002172589A (ja) * | 2000-12-11 | 2002-06-18 | Inoac Corp | 表皮材の溝部形成方法 |
KR101192654B1 (ko) * | 2011-12-02 | 2012-10-19 | (주)알타비즈 | 고주파 절단 장치 및 이를 이용하여 제조된 크리너 겸용 보호 패드 및 이를 이용한 크리너 겸용 보호 패드의 제조 방법 |
JP2016503130A (ja) * | 2012-10-23 | 2016-02-01 | トランスオーシャン イノベーション ラブス リミテッド | 掘削パイプの誘導的剪断 |
CN115229887A (zh) * | 2022-07-25 | 2022-10-25 | 东华大学 | 一种管道类支架的热固化切割处理装置及其使用方法 |
-
1997
- 1997-01-21 JP JP866197A patent/JPH10202600A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002172589A (ja) * | 2000-12-11 | 2002-06-18 | Inoac Corp | 表皮材の溝部形成方法 |
JP4575584B2 (ja) * | 2000-12-11 | 2010-11-04 | 株式会社イノアックコーポレーション | 表皮材の製造方法 |
KR101192654B1 (ko) * | 2011-12-02 | 2012-10-19 | (주)알타비즈 | 고주파 절단 장치 및 이를 이용하여 제조된 크리너 겸용 보호 패드 및 이를 이용한 크리너 겸용 보호 패드의 제조 방법 |
KR101248544B1 (ko) * | 2011-12-02 | 2013-04-02 | (주)알타비즈 | 고주파 절단 장치와 이를 이용한 적층 시트의 절단 방법 및 이를 이용하여 제조된 크리너 패드 및 크리너 패드의 제조 방법 |
JP2016503130A (ja) * | 2012-10-23 | 2016-02-01 | トランスオーシャン イノベーション ラブス リミテッド | 掘削パイプの誘導的剪断 |
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