JPH10202558A - マスタスレーブ装置 - Google Patents

マスタスレーブ装置

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JPH10202558A
JPH10202558A JP2193997A JP2193997A JPH10202558A JP H10202558 A JPH10202558 A JP H10202558A JP 2193997 A JP2193997 A JP 2193997A JP 2193997 A JP2193997 A JP 2193997A JP H10202558 A JPH10202558 A JP H10202558A
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slave
slave device
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JP2193997A
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Hideaki Hashimoto
英昭 橋本
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業対象物に対して過大な力を受けたり与え
たりすることを防止できるマスタスレーブ装置を得るこ
とである。 【解決手段】 操作者1はマスタ装置26を介して作業
対象モデル3に対してモデル作業を行い、このときのマ
スタ装置26の操作量を位置情報としてマスタ側位置検
出器7、8で検出し、マスタ装置26が作業対象モデル
3から受ける反力情報をマスタ側力検出器4で検出す
る。そして、制御演算部30は、マスタ装置26の位置
情報及び作業対象モデル3から受ける反力情報、さらに
スレーブ装置27の位置情報及び作業対象物11から受
ける反力情報に基づいて、スレーブ装置27の動作位置
がマスタ装置26の操作位置に対応した位置になるよう
にスレーブ側アクチュエータ17、18を駆動するため
の指令信号を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作者がマスタ装
置を操作して各種作業をスレーブ装置に行わせるように
したマスタスレーブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】危険作業や微細作業などで、操作者が直
接作業を行うことなく、操作者がマスタ装置を操作して
スレーブ装置に行わせるマスタスレーブ方式のマスタス
レーブ装置が開発されている。特に何らかのアクチュエ
ータを利用したマスタスレーブ方式では、スレーブ装置
が作業対象物や作業環境から受ける反力情報をマスタ装
置のアクチュエータの駆動力を介して操作者に伝達し、
作業効率を高めようとするバイラテラル制御方式のマス
タスレーブ装置が使われる。
【0003】図8は、そのようなバイラテラル制御方式
のマスタスレーブ装置の構成図である。操作者1がマス
タ装置26を操作すると、その操作量は可動軸5、6の
位置情報としてマスタ側位置検出器7、8でそれぞれ検
出され、制御演算部30に入力される。そして、制御演
算部30において、スレーブ側検出器15、17で検出
されたスレーブ装置27の可動軸13、14の位置情報
と比較され、その偏差信号に基づいて制御要素51、5
2で指令信号を発生しスレーブ側ドライバ19、20を
介してスレーブ側アクチュエータ17、18を駆動す
る。これによりスレーブ装置27にて作業対象11に対
して作業を行う。
【0004】スレーブ装置27にはスレーブ側力検出器
12が設けられており、スレーブ装置27が作業対象1
1や作業環境10から受ける反力情報を検出する。この
スレーブ側検出器12で検出された反力情報Fstool
は、スレーブ側力信号変換部21で換算軸駆動力FM1、
FM2に換算され制御要素53、54に入力される。そし
て、制御要素53、54にて指令信号を発生しマスタ側
ドライバ41、42を介して、マスタ装置26のマスタ
側アクチュエータ34、35へ駆動力を発生させ、スレ
ーブ装置27が作業対象物11や作業環境10から受け
る反力情報をマスタ側の操作者に伝達するようにしてい
る。ここで、スレーブ装置27が接触し反力を受けるの
は作業対象物11や作業環境10であるが、以下の説明
では、作業環境10についての説明のない限りは、その
作業環境10も含め単に作業対象物11ということにす
る。
【0005】このように、バイラテラル制御方式のマス
タスレーブ装置では、スレーブ装置27はマスタ装置2
6からの位置情報を目標値とした位置追従型制御にて制
御されている。このため、操作者へ伝えられる反力情報
は、スレーブ装置27が位置追従制御により作業対象物
11に接触したときに初めて感じることになる。さら
に、操作者はこの反力情報を基にスレーブ装置27の位
置を変えるようにマスタ装置26を動かす。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、スレーブ装
置26の作業対象物11への接触力は、常に操作者を介
して行われることになるので、電気的な制御装置に比べ
反応速度が遅い。従って、スレーブ装置26の作業対象
物11への過大な接触を引き起こす可能性があり、作業
対象物11の破壊あるいはスレーブ装置27の故障や破
壊を招く危険性がある。
【0007】一方、操作者に伝えられる反力情報は、ス
レーブ装置27のスレーブ側力検出器12の信号を基に
マスタ装置26のマスタ側アクチュエータ34、35を
介して発生するが、この反力情報は人間が直接、作業を
行ったときに感じる反力情報に比べ、著しく少ない情報
量であり、またスレーブ側力検出器12やマスタ装置2
6のマスタ側アクチュエータ34、35を介するため、
反力の大きさや方向も正確なものではない。さらには制
御系の遅れの影響で操作時の違和感も大きい。
【0008】本発明の目的は、作業対象物に対して過大
な力を受けたり与えたりすることを防止できるマスタス
レーブ装置を得ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、操作
者が操作し移動したマスタ装置の操作位置を検出するマ
スタ側位置検出器と、マスタ装置の操作移動に従って動
作するスレーブ装置の動作位置を検出するスレーブ側位
置検出器と、スレーブ装置が作業対象物から受ける反力
情報を検出するスレーブ側力検出器と、マスタ装置の作
業エリアに設けられたスレーブ装置の作業対象物と同等
の作業対象モデルと、マスタ装置が作業対象モデルから
受ける反力情報を検出するマスタ側力検出器と、スレー
ブ装置の可動部を駆動するためのアクチュエータと、ス
レーブ側力検出器からの反力情報及びマスタ側力検出器
からの反力情報を加味してスレーブ装置の動作位置がマ
スタ装置の操作位置に対応した位置になるようにスレー
ブ装置のアクチュエータを駆動するための指令信号を算
出する制御演算部とを備えたものである。
【0010】請求項1の発明では、操作者はマスタ装置
を介して作業対象モデルに対してモデル作業を行い、こ
のときのマスタ装置の操作量を位置情報としてマスタ側
位置検出器で検出し、マスタ装置が作業対象モデルから
受ける反力情報をマスタ側力検出器で検出する。そし
て、制御演算部は、マスタ装置の位置情報及び作業対象
モデルから受ける反力情報、さらにスレーブ装置の位置
情報及び作業対象物から受ける反力情報に基づいて、ス
レーブ装置の動作位置がマスタ装置の操作位置に対応し
た位置になるようにスレーブ装置のアクチュエータを駆
動するための指令信号を算出する。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、作業対象モデルはマスタ装置とスレーブ装置との大
きさの比に応じて構成し、スレーブ装置の位置制御及び
力制御はその比に対応させて行うようにしたものであ
る。
【0012】請求項2の発明では、請求項1の発明の作
用に加え、制御演算部は、スレーブ装置の位置制御及び
力制御を、マスタ装置とスレーブ装置との大きさの比に
対応させて行う。
【0013】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
の発明において、作業対象モデルと実作業対象物との位
置ずれを検出する位置誤差検出部と、位置誤差検出部で
検出された位置ずれ量に基づいて補正量を算出し制御演
算部に出力する補正量計算部とを備えたものである。
【0014】請求項3の発明では、請求項1又は請求項
2の発明の作用に加え、位置誤差検出部は作業対象モデ
ルと実作業対象物との位置ずれを検出し、補正量計算部
は位置誤差検出部で検出された位置ずれ量に基づいて補
正量を算出し制御演算部に出力する。
【0015】請求項4の発明は、請求項1又は請求項2
の発明において、マスタ装置の可動部を駆動するための
アクチュエータを設け、制御演算部は、スレーブ装置が
作業対象物から受ける反力情報をマスタ装置のアクチュ
エータの駆動力を介して操作者に伝達すると共にスレー
ブ装置の動作位置がマスタ装置の操作位置に対応した位
置になるようにスレーブ装置のアクチュエータを駆動す
るための指令信号を算出するバイラテラル制御部と、ス
レーブ側力検出器からの反力情報及びマスタ側力検出器
からの反力情報を加味してスレーブ装置の動作位置がマ
スタ装置の操作位置に対応した位置になるようにスレー
ブ装置のアクチュエータを駆動するための指令信号を算
出するメイン制御部と、バイラテラル制御部とメイン制
御部とを切換えるための切換部とを備えたものである。
【0016】請求項4の発明では、請求項1又は請求項
2の発明の作用に加え、作業モデルがある場合にはメイ
ン制御部で制御を行い、作業対象モデルが無い場合には
切換部によりバイラテラル制御部に切り換えてバイラテ
ラル部で制御する。
【0017】請求項5の発明は、請求項1又は請求項2
の発明において、操作者がマスタ装置及び作業対象モデ
ルを使って行った作業情報を記憶するための記憶装置を
設けたものである。
【0018】請求項5の発明では、マスタ装置と作業対
象モデルとを使った作業情報を記憶装置に記憶し、制御
演算部は、必要に応じて記憶装置に記憶された位置情報
及び力情報を基にスレーブ装置を動作させる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明の第1の実施の形態に係わるマスタ
スレーブ装置のブロック構成図である。図1では、マス
タ装置26は2つの可動軸5、6を持ち、同様にスレー
ブ装置27は2つの可動軸13、14を持つマスタスレ
ーブ装置を示している。
【0020】マスタ装置26の作業エリアには、スレー
ブ装置27の作業対象物11や作業環境10と同等の作
業対象モデル3や作業環境モデル2が設けられている。
ここで、作業対象物11や作業環境10については、作
業環境10についての説明のない限りは、その作業環境
10も含め単に作業対象物11ということにし、同様
に、作業対象モデル3や作業環境モデル2についても、
作業環境モデル2についての説明のない限りは、その作
業環境モデル2も含め単に作業対象モデル3ということ
にする。
【0021】操作者1は、マスタ装置26の作用機構を
介して作業対象モデル3に対してモデル作業を行い、こ
のときのマスタ装置26の移動量を可動軸5、6の位置
情報として位置検出器7、8で検出する。また、マスタ
側力検出器4で反力情報FMtoolを検出する。これら位
置検出器7、8で検出された可動軸5、6の位置情報、
及びマスタ側力検出器4で検出された反力情報FMtool
は制御演算部30に入力される。
【0022】制御演算部30では、位置検出器7、8及
びマスタ側位置検出器7、8で検出された可動軸5、6
の位置情報をスレーブ装置27の位置目標値とする。ま
た、マスタ側力検出器4で検出された反力情報FMtool
をマスタ側力信号変換器9で変換した換算軸駆動力FM
1、FM2を、スレーブ側側力検出器12で検出された反
力情報FMtoolをスレーブ側力信号変換器21で変換し
た換算軸駆動力FS1、FS2の目標値とする。
【0023】そして、制御要素22、24では、それぞ
れの目標値PM1、PM2とスレーブ側位置検出器15、1
6で検出された可動軸13、14の位置情報PS1、PS2
との偏差に基づいて指令信号を演算する。同様に、制御
要素23、25では、それぞれの目標値FM1、FM2とス
レーブ側力信号変換器21で変換した換算軸駆動力FS
1、FS2との偏差に基づいて指令信号を演算する。そし
て、それらの指令信号をそれぞれ加算してスレーブ側ド
ライバ19、20に出力し、スレーブ側アクチュエータ
17、18を駆動する。これにより、マスタ装置26で
作業対象モデル3に対して操作したと同様に、スレーブ
装置27は実作業対象11に対して作業を行うことにな
る。これにより、操作者1は、予め用意された環境モデ
ル2や作業対象モデル3からの反力情報をマスタ装置2
6の操作端を持って操作することで直接感じることがで
きる。
【0024】このときの反力情報FMtoolはマスタ装置
26の先端部に設けられたマスタ側力検出器4により検
出される。この第1の実施の形態では、説明を簡単にす
るため、図1の面内の2次元座標系のXY平面28によ
って反力情報FMtoolが表される場合について説明す
る。すなわち、反力情報FMtoolが下記の(1)式で示
されるものとする。但しTは行列の転置を表す添え字で
ある。
【0025】
【数1】
【0026】この反力情報は仮想仕事の原理によれば、
可動軸5、6がこの反力と釣り合うために必要な軸駆動
力τは、マスタ装置26の先端位置と可動軸5、6の位
置の間のヤコビ行列JMを使うと、次の(2)式のよう
に算出できる。
【0027】
【数2】
【0028】この第1の実施の形態でのヤコビ行列を図
2を用いて説明する。図2に示す座標系で手先位置47
は、下記の(3)式で示されその時間微分は(4)式で
示される。そこで、ヤコビ行列JMは(5)式と表せ
る。
【0029】
【数3】
【0030】(1)式の計算は、このヤコビ行列JMと
反力情報FMtoolとを使ってマスタ側力信号変換部9で
行われる。図1ではこの計算で位置検出装置7、8、1
5、16の信号も使うが、図面を簡単にするためその信
号線の表記を省略している。同時に操作者1の作業時の
マスタ装置26の可動軸5、6の位置情報は位置検出装
置7、8で検出されている。
【0031】一方、スレーブ装置27は先端部にスレー
ブ側力検出器12が備えられており、作業環境10や作
業対象物11からの反力情報Fstoolが得られる。マス
タ装置26と同様に、スレーブ側力信号変換部21で換
算軸駆動力FS1、FS2が得られる。スレーブ装置26の
可動軸13、14にはスレーブ側アクチュエータ17、
18と可動軸の位置情報を検出するためのスレーブ側位
置検出装置15、16が備えられている。スレーブ装置
27のスレーブ側アクチュエータ17、18はスレーブ
側ドライバ19、20により駆動される。
【0032】スレーブ側ドライバ15、17に対する制
御入力τs1、τs2は、マスタ装置26からの位置情報P
M1、PM2、及び力情報FM1、FM2を目標値とし、スレー
ブ装置26の位置情報PS1、PS2、及び力情報FS1、F
S2をフィードバック量とし、位置系の制御要素22、2
4の比例定数及び力系の制御要素23、25の比例定数
を使って、下記の(6)式に示すように表される。これ
により、操作者1がマスタ装置26と環境モデル2や作
業対象モデル3によって行った作業をスレーブ装置27
で実現することができる。
【0033】
【数4】
【0034】このように、この第1の実施の形態では、
操作者1は途中に制御を介さず、直接に環境モデル2や
作業対象モデル3からの反力を感じることができるた
め、バイラテラル制御におけるスレーブ装置26からの
反力情報を使ったアクチュエータの制御を介した伝達の
ために感じられる違和感が無くなる。また、バイラテラ
ル制御ではマスタ装置26にもアクチュエータ34、3
5が必要であったが、第1の実施の形態では、マスタ装
置26にアクチュエータが必要でなくなるため、マスタ
装置26の軽量化やスリム化が可能となる。
【0035】一方、スレーブ装置27は、マスタ装置2
6からの位置情報と反力情報とを使って、スレーブ装置
27の位置及びスレーブ装置の先端反力それぞれがこれ
らに追従するように制御系が組まれているので、作業対
象物11や作業環境10への過剰な接触で発生する過大
反力を抑制できる。従って、操作者に大きな反力を感じ
させたり、あるいは作業対象物11や作業環境10の破
壊あるいはスレーブ装置27の破壊の危険性を減ずるこ
とができる。
【0036】また作業内容に応じて制御定数を変えるこ
とで、位置重視型あるいは力重視型のシステムにするこ
とができる。このため、剛体の取り扱いから柔軟物の取
り扱いまで、広い作業対象を扱える。なお、この第1の
実施の形態における反力情報を得る力検出器4、12の
装着位置は、装置先端に限定されるものでなく、操作者
の操作感を実現するために可動軸やリンク部に取り付け
ることも可能である。
【0037】次に、本発明の第2の実施の形態を説明す
る。図3は本発明の第2の実施の形態を示す構成図であ
る。この第2の実施の形態は、作業対象モデル3及び作
業環境モデル2として、マスタ装置26とスレーブ装置
27との大きさの比に応じて構成した相似作業対象モデ
ル3’及び相似作業環境モデル2’としたものである。
それに伴い、スレーブ装置26の位置制御及び力制御は
その比に対応させて行う。
【0038】マスタスレーブ装置27における作業で
は、作業対象物11が大型であったり微細なものであっ
たりする。そこで、第2の実施の形態では、相似作業環
境モデル2’及び相似作業対象モデル3’を用意し、そ
うした場合でも、作業環境10や作業対象物11に対し
て操作者が扱いやすい大きさとし、操作者の操作を円滑
に行えるようにする。
【0039】図3において、マスタ装置26とスレーブ
装置27とは異構造のものを示している。すなわち、マ
スタ装置26は第1の実施の形態と同様なものを用いて
いるが、スレーブ装置27は直動軸を直角に配して、X
Y平面28上の任意のところに先端を持っていくいわゆ
る直交型である。
【0040】第1の実施の形態と同様に、操作者1が相
似作業環境モデル2’や相似作業対象モデル3’を使っ
て疑似作業を行う。このとき、マスタ側力検出器4から
はマスタ装置26の先端の反力情報FMtoolが得られ、
位置検出装置7、8からは可動軸5、6の位置情報が得
られる。この場合、マスタ側力検出器4からの反力情報
FMtoolはマスタ側力信号変換部9’において、その相
似の比に応じた値の換算軸駆動力FM1、FM2に変換され
る。同様に、位置検出装置7、8からの可動軸5、6の
位置情報も位置信号変換部29によりその相似の比に応
じた値の位置情報PM1、PM2に変換される。
【0041】いま、相似作業対象モデル3’と作業対象
物11の長さの比が1:k(簡単のために質量比はXY
平面28上の面積比と同じく1:k2とする)であった
とする。この状態で、例えば作業対象物11を持ち上げ
る作業であったとすると、重力方向を−Y方向として、
操作者1は作業対象モデルを持ち上げる。その力がマス
タ側力検出器4で下記の(7)式で示されるように検出
されたとすると、実作業対象物11では、これのK2
の力を出すようにすれば良いので、(2)式の目標トル
ク計算において下記の(8)式を使って計算する。
【0042】
【数5】
【0043】これにより、スレーブ装置26に相似作業
対象物モデル3’での作業が可能になる。また、位置計
算の場合も同様に換算する。
【0044】この第2の実施の形態では、操作者1は常
に扱いやすい大きさの相似作業環境モデル2’や相似作
業対象モデル3’上でモデル作業を行うことができるの
で、スレーブ装置27で行う作業対象物11が大型対象
物や大重量対象物あるいは微細対象物などであっても、
理想的な力加減で取り扱うことが可能となる。
【0045】次に、本発明の第3の実施の形態を説明す
る。図4は本発明の第3の実施の形態を示す構成図であ
る。この第3の実施の形態は、図1に示した第1の実施
の形態に対し、作業対象モデル3と実作業対象物11と
の位置ずれを検出する位置誤差検出部31と、位置誤差
検出部31で検出された位置ずれ量に基づいて補正量を
算出し制御演算部30に出力する補正量計算部32とを
備えたものである。なお、図4では位置検出器、アクチ
ュエータ、ドライバ、力信号検出器、力信号変換部等の
図示を省略している。
【0046】作業環境モデル10や作業対象モデル11
を使ったマスタスレーブ装置においては、モデルと実対
象との位置ずれがあった場合には、位置制御系及び力制
御系の制御定数によっては作業時間を要する可能性があ
る。そこで、この第3の実施の形態では、マスタ装置2
6のマスタ側力検出器4の検出信号及び位置検出器7、
8の検出信号、スレーブ装置27のスレーブ側力検出器
12の検出信号及びスレーブ側位置検出器15、17の
検出信号を使ってモデルと実対象の位置ずれ量を補正す
る。
【0047】図4において、スレーブ側においての実作
業環境10の位置に対し、マスタ側では作業環境モデル
2’が仮想対象位置10’と認識し、また、スレーブ側
においての実作業対象物11の位置に対し、マスタ側で
は作業対象モデル3’が仮想対象位置11’と認識して
いる場合には、モデルと実対象とに位置ずれが発生して
いる。
【0048】このような状態の場合、位置検出誤差検出
部31はその位置誤差を検出し、補正量計算部32でそ
の補正量を計算して制御演算部30に対し出力する。す
なわち、位置誤差検出部31には、マスタ側から目標値
が入力され、スレーブ側からスレーブ検出信号が入力さ
れる。図5は位置誤差検出部31の処理内容を示すフロ
ーチャートである。説明を簡単にするために、実時間サ
ンプリング制御内で位置誤差検出が行われており、また
スレーブ装置27のマスタ装置26に対する位置制御遅
れや力制御遅れは無いものとし、また操作者1の作業対
象モデル3上での操作、スレーブ装置27の作業対象物
11との接触時に接触が離れるような振動が無いものと
する。
【0049】まず、マスタ側目標値Pd、Fd及びスレー
ブ側現在値Ps、Fsを読み込み、また前回の読み込み値
Pd-1、Fd-1、Ps-1、Fs-1もメモリ等に記憶してお
き、これを同時に読み込む(S1)。次に、マスタ装置
26のモデルとスレーブ装置27側の実環境に位置誤差
ずれがあるか否かの判定を行う。すなわち、マスタ装置
26の先端がモデルに接触した瞬間(Fd-1=0、Fd≠
0)にスレーブ側がまだ接触していない(Fs=0)か
否かを判定する(S2)。接触していない場合はステッ
プS3に進み、接触している場合にはステップS4に進
む。
【0050】ステップS3では、マスタ装置26の先端
がモデルに接触していない(Fd=0)のに、実環境下
ではスレーブ装置27が実対象に接触した(Fs-1=
0、Fs≠0)か否かを判定する。そして、ステップS
3の条件が成立しないときは位置ずれ無しとして処理を
終了し、ステップS3が成立するときは、ステップ4に
進み、マスタ側目標値Pdとスレーブ装置26の現在位
置Psとの差から位置誤差Perrを算出する。
【0051】図4において、補正量計算部32では、位
置誤差検出部31で計算された位置誤差から、位置目標
値に与える補正値を計算する。そして、制御演算部30
では位置目標値に対し、ここで算出された補正値を加減
して使うことになる。以上の説明では、第1の実施の形
態に対し位置誤差検出部31及び補正量計算部32を設
けたものを示したが、図3に示した第2の実施の形態に
対しても同様に適用できることは言うまでもない。
【0052】この第3の実施の形態によれば、実時間で
マスタ側のモデルとスレーブ側の実環境の位置ずれが補
正できる。また空間上で補正量を分布的に可変にしてお
けば、モデルと実環境の形状誤差に対しても対応可能と
なる。
【0053】次に、本発明の第4の実施の形態を説明す
る。図6は本発明の第4の実施の形態に係わるマスタス
レーブ装置の構成図である。この第4の実施の形態は、
図1に示した第1の実施の形態に対し、マスタ装置26
の可動部を駆動するためのアクチュエータ34、35を
設け、制御演算部30は、スレーブ装置26が作業対象
物11から受ける反力情報をマスタ装置26のアクチュ
エータ34、35の駆動力を介して操作者1に伝達する
と共にスレーブ装置27の動作位置がマスタ装置26の
操作位置に対応した位置になるようにスレーブ装置27
のアクチュエータ19、20を駆動するための指令信号
を算出するバイラテラル制御部39と、スレーブ側力検
出器21からの反力情報及びマスタ側力検出器4からの
反力情報を加味してスレーブ装置27の動作位置がマス
タ装置26の操作位置に対応した位置になるようにスレ
ーブ装置27のアクチュエータ19、20を駆動するた
めの指令信号を算出するメイン制御部38と、バイラテ
ラル制御部39とメイン制御部38とを切換えるための
切換部37と、マスタ側位置検出器7、8、マスタ側力
検出器9、スレーブ側位置検出器15、16、スレーブ
側力検出器21からの信号を入力しバイラテラル制御部
39又はメイン制御部38に出力する入力部36と、バ
イラテラル制御部39又はメイン制御部38の演算結果
を出力する出力部40とを備えたものである。
【0054】上述の第1の実施の形態乃至第3の実施の
形態では、作業対象物11や作業環境10が予め判って
おり、そのモデルが作成可能であることを前提としてい
るが、この第4の実施の形態では作業対象物11や作業
環境10が未知の場合、あるいは作業対象物10が破損
等でモデルと合わなくなった場合にも応用できるように
したものである。
【0055】図4において、マスタ装置26にはマスタ
側アクチュエータ34、35及びそのドライバ41、4
2が追加して設けられている。また、制御演算部30
は、第1の実施の形態における制御演算機能を行うメイ
ン制御部38と、従来例でのバイラテラル制御機能を行
うバイラテラル制御部39とを有している。そして、切
換部37により、状況に応じてメイン制御部38とバイ
ラテラル制御部39とを切り換え使用する。なお、入力
部36は、マスタ側位置検出器7、8、マスタ側力検出
器9、スレーブ側位置検出器15、16、スレーブ側力
検出器21からの信号を入力し、切換器37の切り換え
状態によりバイラテラル制御部39又はメイン制御部3
8のいずれかに入力信号を出力する。また、出力部40
はバイラテラル制御部39又はメイン制御部38の演算
結果を出力するものである。
【0056】この第4の実施の形態では、従来のバイラ
テラル制御も使えるようにしているので、作業対象物1
1や作業環境10が未知の場合、あるいは作業対象物1
0が破損等でモデルと合わなくなった場合にも応用で
き、より活用の範囲を広げている。
【0057】次に、本発明の第5の実施の形態を説明す
る。図7は、本発明の第5の実施の形態に係わるマスタ
スレーブ装置の構成図である。この第5の実施の形態
は、図1に示した第1の実施の形態に対し、操作者1が
マスタ装置26及び作業対象モデル3を使って行った作
業情報を記憶するための記憶装置44を設けたものであ
る。
【0058】すなわち、通常運転時には、マスタ信号処
理部43からの信号を切換部45で選択してメイン制御
部38に入力し所定の作業を行う。その際に、その作業
情報を記憶装置44に記憶する。そして、切換部45に
て記憶装置44に切り換え、記憶装置44に記憶された
作業情報をメイン制御部38に入力する。これにより、
スレーブ装置27は、記憶装置44に記憶された位置情
報及び力情報を基に動作することになる。従って、マス
タ装置26と作業対象モデル3とを使って模擬作業情報
を実施して記憶装置に記憶しておくと、教示装置として
使うことが可能となり、また、マスタ装置26による作
業とスレーブ装置27の実作業が実時間である必要が無
くなる。
【0059】図7において、操作者1がマスタ装置26
及びモデル2、3を使って目的作業を行ったときのデー
タを記憶装置44に蓄える。そして、切換部45によっ
て記憶装置44からのデータでメイン制御部38にてス
レーブ装置27を制御することも可能にしている。
【0060】この第5の実施の形態によれば、作業対象
物11が無くても予め操作者1がモデル作業を行えるの
で、作業効率の向上ができる。また、スレーブ装置27
を一種の力覚センサ付きの産業用ロボットとみれば、そ
のティーチング装置として用いることができる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
作業対象物に対して過大な力を受けたり与えたりするこ
とを防止できる。
【0062】すなわち、請求項1の発明によれば、スレ
ーブ装置においてはマスタ装置の位置からの目標値に加
えてマスタ装置のモデルからの反力情報を使った目標値
を使うので、作業対象物や作業環境に対して過大な力を
受けたり与えたりする接触を避けることができる。ま
た、マスタ装置においては、操作者はモデルからの反力
をマスタ装置から直接受けるため、バイラテラル制御に
おける検出能力や制御系に起因する操作時の違和感かな
い。さらには、マスタ側アクチュエータが不要であるた
め、小型軽量で安価のマスタ装置を構成できる。
【0063】また、請求項2の発明によれば、マスタ装
置及び作業対象モデルを操作者が扱いやすい相似の大き
さにしておき、スレーブ装置が実作業に合わせた大きさ
で構成されているので、スレーブ装置においてはマスタ
装置の位置からの目標値に加えてマスタ装置のモデルか
らの反力情報を使った目標値を使うことで、作業対象物
や作業環境に対して過大な力を受けたり与えたりする接
触を避けることができる。また、マスタ装置において
は、操作者はモデルからの反力情報をマスタ装置から直
接受けるため、バイラテラル制御における検出能力や制
御系に起因する操作時の違和感がない。
【0064】請求項3の発明によれば、スレーブ装置側
の位置誤差補正を行うことにより、モデルと実対象の位
置や形状の誤差の影響を吸収することができるので、こ
の影響による作業対象物や作業環境に対して過大な力を
受けたり与えたりする接触を避けることができる。
【0065】請求項4の発明によれば、マスタ装置の可
動部にもアクチュエータを備えてマスタスレーブ制御方
式も実現できるようにし、マスタ装置側に作業対象モデ
ルが無い場合には、切換部によりバイラテラル制御を行
えるようにしているので、モデルがない場合でも、バイ
ラテラル制御型のマスタスレーブ装置として、作業を行
うことができる。つまり、突発的な作業への対応も可能
となる。
【0066】請求項5の発明によれば、マスタ装置と作
業対象モデルを使った作業情報を記憶装置に記憶し、ス
レーブ装置はこの記憶装置に記憶された位置情報及び力
情報を基に動作させるので、記憶装置に模擬作業情報を
記憶した場合には、マスタ装置とモデルは教示装置とし
て使うことが可能となる。また、マスタ装置での作業情
報を予め記憶している場合には、マスタ装置による作業
とスレーブ装置の実作業が実時間である必要が無くな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わるマスタスレ
ーブ装置の構成図。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるマスタ側力
信号部でのヤコビ行列算出の説明図。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係わるマスタスレ
ーブ装置の構成図。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係わるマスタスレ
ーブ装置の構成図。
【図5】本発明の第3の実施の形態における位置誤差検
出部の処理内容を示すフローチャート。
【図6】本発明の第4の実施の形態に係わるマスタスレ
ーブ装置の構成図。
【図7】本発明の第5の実施の形態に係わるマスタスレ
ーブ装置の構成図。
【図8】従来のバイラテラル制御方式のマスタスレーブ
装置の構成図。
【符号の説明】
1 操作者 2 作業環境モデル 3 作業対象モデル 4 マスタ側力検出器 5、6 可動軸 7、8 マスタ側位置検出器 9 マスタ側力信号変換部 10 作業環境 11 作業対象 12 スレーブ側力検出器 13、14 可動軸 15、16 スレーブ側位置検出器 17、18 スレーブ側アクチュエータ 19、20 スレーブ側ドライバ 21 スレーブ側力信号変換部 22、23、24、25 制御要素 26 マスタ装置 27 スレーブ装置 28 XY平面 29 位置信号変換部 30 制御演算部 31 位置誤差検出部 32 補正量計算部 34、35 マスタ側アクチュエータ 36 入力部 37 切換部 38 メイン制御部 39 バイラテラル制御部 40 出力部 41、42 マスタ側ドライバ 43 マスタ信号処理部 44 記憶装置 45 切換部 47 手先位置 51、52 制御要素 53、54 制御要素

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作者が操作し移動したマスタ装置の操
    作位置を検出するマスタ側位置検出器と、前記マスタ装
    置の操作移動に従って動作するスレーブ装置の動作位置
    を検出するスレーブ側位置検出器と、前記スレーブ装置
    が作業対象物から受ける反力情報を検出するスレーブ側
    力検出器と、前記マスタ装置の作業エリアに設けられた
    前記スレーブ装置の作業対象物と同等の作業対象モデル
    と、前記マスタ装置が前記作業対象モデルから受ける反
    力情報を検出するマスタ側力検出器と、前記スレーブ装
    置の可動部を駆動するためのアクチュエータと、前記ス
    レーブ側力検出器からの反力情報及び前記マスタ側力検
    出器からの反力情報を加味して前記スレーブ装置の動作
    位置が前記マスタ装置の操作位置に対応した位置になる
    ように前記スレーブ装置のアクチュエータを駆動するた
    めの指令信号を算出する制御演算部とを備えたことを特
    徴とするマスタスレーブ装置。
  2. 【請求項2】 前記作業対象モデルはマスタ装置とスレ
    ーブ装置との大きさの比に応じて構成し、前記スレーブ
    装置の位置制御及び力制御はその比に対応させて行うよ
    うにしたことを特徴とする請求項1に記載のマスタスレ
    ーブ装置。
  3. 【請求項3】 前記作業対象モデルと実作業対象物との
    位置ずれを検出する位置誤差検出部と、前記位置誤差検
    出部で検出された位置ずれ量に基づいて補正量を算出し
    前記制御演算部に出力する補正量計算部とを備えたこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載のマスタスレ
    ーブ装置。
  4. 【請求項4】 前記マスタ装置の可動部を駆動するため
    のアクチュエータを設け、前記制御演算部は、前記スレ
    ーブ装置が前記作業対象物から受ける反力情報を前記マ
    スタ装置のアクチュエータの駆動力を介して操作者に伝
    達すると共に前記スレーブ装置の動作位置が前記マスタ
    装置の操作位置に対応した位置になるように前記スレー
    ブ装置のアクチュエータを駆動するための指令信号を算
    出するバイラテラル制御部と、前記スレーブ側力検出器
    からの反力情報及び前記マスタ側力検出器からの反力情
    報を加味して前記スレーブ装置の動作位置が前記マスタ
    装置の操作位置に対応した位置になるように前記スレー
    ブ装置のアクチュエータを駆動するための指令信号を算
    出するメイン制御部と、前記バイラテラル制御部と前記
    メイン制御部とを切換えるための切換部とを備えたこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載のマスタスレ
    ーブ装置。
  5. 【請求項5】 操作者が前記マスタ装置及び前記作業対
    象モデルを使って行った作業情報を記憶するための記憶
    装置を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に
    記載のマスタスレーブ装置。
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