JPH10201395A - 活魚水槽用冷却装置および活魚水槽 - Google Patents

活魚水槽用冷却装置および活魚水槽

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JPH10201395A
JPH10201395A JP2316097A JP2316097A JPH10201395A JP H10201395 A JPH10201395 A JP H10201395A JP 2316097 A JP2316097 A JP 2316097A JP 2316097 A JP2316097 A JP 2316097A JP H10201395 A JPH10201395 A JP H10201395A
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JP
Japan
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water
live fish
cooling
heat exchanger
fish tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP2316097A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Watanabe
雅己 渡辺
Hiroshi Torigoe
啓 鳥越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Radiator Co Ltd
Original Assignee
Toyo Radiator Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Radiator Co Ltd filed Critical Toyo Radiator Co Ltd
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Publication of JPH10201395A publication Critical patent/JPH10201395A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 活魚用水槽の収容水を攪拌装置を設置するこ
となく効率よく冷却できる冷却装置およびそれを使用し
た活魚水槽を提供する。 【解決手段】 この冷却装置は、活魚水槽1内に配置さ
れる冷却用熱交換体3と、その冷却用熱交換体3の下方
に配置される酸素放出部6を備えている。そして酸素放
出部6から放出される空気バブルの上昇力により、冷却
用熱交換体3の周囲の収容水2が上昇し、さらにその収
容水2が活魚水槽1内を対流する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、活魚水槽の水温を
所定値に維持するために使用される冷却装置およびその
冷却装置を備えた活魚水槽に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から活魚の運搬や保管用としていわ
ゆる活魚水槽が使用されているが、活魚水槽内の水の適
温は収容する活魚の種類により異なる。一般に食用に供
される活魚に適した水温は常温より低めであり、特に夏
期には冷却装置により冷却して適温を維持することが多
い。さらに、経済的要請により水槽内の活魚の収容密度
は一般に高くなる傾向にあり、そのため空気バブルを水
槽内に放出して酸素の積極的な供給を図っている。従来
使用されている活魚水槽用の冷却装置は、水槽内に配置
される冷却パイプからなる熱交換体を有し、該熱交換体
に冷凍機などの冷却装置から供給される冷媒を循環させ
て収容水を冷却するものである。また水槽内に酸素を強
制的に供給する酸素供給装置は、水槽内に配置される多
孔ノズル等の酸素放出部を有し、コンプレッサ等の空気
圧縮装置から供給される空気を該多孔ノズルから放出す
るものが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の熱交換
体および酸素放出部は、それぞれの目的が異なるため、
水槽内の別個の位置に配置される。そして冷却された低
温の水が下層に停滞しがちであるため、水温の均一化を
図る目的で熱交換体付近の収容水が水槽内に循環する攪
拌装置を設けている。しかしながら水槽内に攪拌装置を
設けると水槽内の活魚に悪い影響を及ぼすばかりでな
く、水槽内の有効容積を減じると共に、設備費と運転コ
ストも増加するという問題があった。特に輸送用に使用
される活魚水槽の場合には、水槽が大きくなること及び
重量の増加は極めて重要な問題である。そこで本発明
は、このような問題を解決する活魚水槽用の冷却装置、
およびその冷却装置を使用した活魚水槽の提供を課題と
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、上記課題を解
決するための請求項1に記載の第1の発明は、活魚水槽
内に配置される冷却用熱交換体と、その冷却用熱交換体
の下方に配置される酸素放出部を備えてなる活魚水槽用
冷却装置である。上記冷却装置によれば、冷却用熱交換
体の下方に配置された酸素放出部から放出される気体の
上昇作用により、冷却用熱交換体の周囲の収容水に下方
から上方へ上昇する流れを生じさせ、その収容水の流れ
はさらに水槽内へ拡散する。そのため冷却用熱交換体に
より冷却された収容水は、特別な攪拌装置を設けなくて
も効率よく水槽内を拡散し、収容水の温度を均一化する
ことができる。さらに供給された酸素も、水槽内に均一
に分散される。
【0005】請求項2に記載の第2の発明は、第1の発
明における冷却用熱交換体と酸素放出部を所定の位置関
係に保持する保持手段が設けられる。このように構成す
ることにより、冷却用熱交換体と酸素放出部の位置関係
を常に所定の値に確実に維持することができる。請求項
3に記載の第3の発明は、第1の発明または第2の発明
の冷却装置を備えた活魚水槽であり、該活魚水槽は特別
な攪拌装置を設けること無く、収容水の均一な冷却およ
び酸素の均一な供給が併せて可能となる。さらに設備全
体が簡単になり、重量が減少すると共に水槽内の容積も
有効に活用できる。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、図面により本発明の実施の
形態を説明する。図1は本発明の冷却装置を備えた活魚
水槽の模式的な図である。活魚水槽1は上方が開口さ
れ、内部に収容水2が収容される。そして活魚水槽1に
は図示しない給水部から補給水が供給されると共に、そ
の一部が図示しない排水部から取り出され、濾過装置に
より濾過されて再び活魚水槽1に循環される。冷却用熱
交換体3は、コイル状に形成された金属製の冷却パイプ
により構成され、該冷却パイプ中に冷却装置4から供給
される冷媒が循環する。なお、5は冷却用熱交換体3と
冷却装置4を接続する循環配管である。
【0007】冷却用熱交換体3の下方に酸素放出部6が
配置される。酸素放出部6は金属製またはプラスチック
製の硬質なパイプに多数の孔を穿設した多孔ノズル等に
より構成され、配管8によりコンプレッサ等の空気圧縮
装置7に接続されている。循環配管5および配管8の少
なくとも活魚水槽1内に位置する部分は硬質な材料で作
られ、一定形状に保持される。そして循環配管5および
配管8の活魚水槽1から上方へ延長される部分が、保持
手段9により保持される。保持手段9は、活魚水槽1内
の冷却用熱交換体3とその下方に配置される酸素放出部
6の相対位置関係を確実に維持するものである。なお、
保持手段9は取付部10を有し、該取付部10により保
持手段9が活魚水槽1に着脱自在に取り付けられるよう
になっている。
【0008】次に上記冷却装置の作用を説明すると、先
ず冷却用熱交換体3と酸素放出部6を所定位置関係で保
持した保持手段9を、活魚水槽1に掛け止めるようにし
て取り付ける。その状態で冷却用熱交換体3と酸素放出
部6は図1のように活魚水槽1内に配置され、冷却用熱
交換体3の下方に酸素放出部6が位置される。上記操作
の前または後に活魚水槽1内に収容水2を供給する。そ
して冷却装置4および空気圧縮装置7を運転して収容水
2を冷却すると共に、酸素放出部6から空気バブルを放
出して収容水2に酸素を供給する。空気バブルは図示の
ように冷却用熱交換体3の周囲を盛んに上昇し、活魚水
槽1内の収容水を矢印のように上昇させ、さらに横方向
へ移動させる。そして横方向へ移動した収容水は、矢印
のように下降して再び酸素放出部6の近傍へ戻る対流を
形成する。このようにして冷却用熱交換体により冷却さ
れた収容水は、効率よく活魚水槽内を拡散し、収容水の
温度を均一化する。さらに酸素も水槽内に均一に供給す
ることができる。
【0009】
【発明の効果】以上のように第1の発明の活魚水槽用冷
却装置によれば、冷却用熱交換体の下方に配置された酸
素放出部から放出される気体の上昇作用により、冷却用
熱交換体の周囲の収容水に下方から上方へ上昇する流れ
を生じさせ、その流れが活魚水槽内に拡散する。そのた
め冷却用熱交換体により冷却された収容水は、特別な攪
拌装置を設けなくても、効率よく活魚水槽内を拡散して
収容水の温度を均一化することができる。さらに酸素も
活魚水槽内に均一に供給することができる。
【0010】また、第2の発明の冷却装置によれば、第
1の発明における冷却用熱交換体と酸素放出部を所定の
位置関係に保持する保持手段が設けられ、それにより冷
却用熱交換体と酸素放出部を確実に所定の位置関係に維
持することができる。さらに、第3の発明は、第1の発
明または第2の発明の冷却装置を備えた活魚水槽であ
り、特別な攪拌装置を設けること無く、収容水の均一冷
却および酸素の均一供給が併せて可能となる。さらに設
備全体が簡単になり、重量が減少すると共に水槽内の容
積を有効に活用できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷却装置を備えた活魚水槽の模式的な
図。
【符号の説明】
1 活魚水槽 2 収容水 3 冷却用熱交換体 4 冷却装置 5 循環配管 6 酸素放出部 7 空気圧縮装置 8 配管 9 保持手段 10 取付部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 活魚水槽1内に配置される冷却用熱交換
    体3と、該冷却用熱交換体3の下方に配置される酸素放
    出部6を備えてなる活魚水槽用冷却装置。
  2. 【請求項2】 冷却用熱交換体3と酸素放出部6を所定
    の位置関係に保持する保持手段9が設けられる請求項1
    に記載の活魚水槽用冷却装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の冷却装
    置を備えた活魚水槽。
JP2316097A 1997-01-21 1997-01-21 活魚水槽用冷却装置および活魚水槽 Pending JPH10201395A (ja)

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Cited By (7)

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