JPH10201157A - モータコイル及びモータ - Google Patents

モータコイル及びモータ

Info

Publication number
JPH10201157A
JPH10201157A JP1597197A JP1597197A JPH10201157A JP H10201157 A JPH10201157 A JP H10201157A JP 1597197 A JP1597197 A JP 1597197A JP 1597197 A JP1597197 A JP 1597197A JP H10201157 A JPH10201157 A JP H10201157A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
phase
pattern
motor
slit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP1597197A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinjiro Akiba
愼二郎 秋葉
Yoshiyuki Arai
淑之 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP1597197A priority Critical patent/JPH10201157A/ja
Publication of JPH10201157A publication Critical patent/JPH10201157A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コイルの抵抗値を上げることなく、うず電流
損失を減少させ、さらに設計の自由度を広げ、抵抗値を
下げたりトルク定数を大きくしたりできるようにする。 【解決手段】 特定端子と共通端子の間に形成されるコ
イル系のそれぞれが、回路的かつ物理的に平行状態の複
数の導体による導体群により形成されているようにす
る。そして導体群内において各導体どうしが隣接する部
位での絶縁領域SL2のサイズは、導体群単位が隣接す
る部位での絶縁領域SL1のサイズよりも小さくされて
いるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモータコイル及びそ
のモータコイルを搭載したモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のモータコイルの構成の一例を図1
7から図20で説明する。これらは例えば3相駆動薄型
モータにおいてマグネットと対向した状態で配されるモ
ータコイル90の概念図であり、図17はモータコイル
のコイル形成状態のイメージ図である。図示するよう
に、端子TU、TV、TWとして、3相駆動電力が供給
される端子(3相のそれぞれを仮にU相、V相、W相と
呼ぶこととする)と、共通端子COMが設けられ、これ
らの端子間に3つのコイル系が形成されている。即ち、
U相端子TUと共通端子COMの間にU相コイル系が形
成され、V相端子TVと共通端子COMの間にV相コイ
ル系が形成され、W相端子TUと共通端子COMの間に
W相コイル系が形成される。
【0003】U相コイル系は、3つのコイルユニットU
1、U2、U3が直列接続され、V相コイル系は、3つ
のコイルユニットV1、V2、V3が直列接続され、W
相コイル系は、3つのコイルユニットW1、W2、W3
が直列接続されることで、モータコイル90の基板91
の平面上に、図17のように配列されている各コイルユ
ニットが、図20のような回路構成をとることとなる。
なお、本明細書では説明上、上記のように1つのコイル
要素(巻き始めから巻き終わりまでの1巻き単位のコイ
ル)を「コイルユニット」と呼ぶこととし、また特定端
子(U相端子TU、又はV相端子TV、又はW相端子T
W)と共通端子の間の1又は複数のコイルユニットで形
成される端子間経路を「コイル系」と呼ぶこととしてい
る。
【0004】この図17のようなモータコイル90は例
えば基板上にエッチングなどで形成されるパターンで形
成される。図18は各コイルユニットを形成するコイル
パターンCPのイメージを示しており、このように、略
3角形状のスパイラル状にパターンラインが形成される
ことで、コイル機能を実現する1つのコイルユニットが
形成される。もちろん実際には、より多重巻きのスパイ
ラル状とされる。1つのコイルユニットはパターン端部
93とスルーホール92が、特定端子(TU又はTV又
はTW)、共通端子COM、あるいは他のコイルユニッ
トのパターン端部93やスルーホール92のうちの所要
部位と接続されることで、図20の回路が形成される。
【0005】図19は基板91に形成されるコイルパタ
ーンCPのD−D断面でのイメージ(実際の断面形状は
より複雑な形状となることが多い)を示しており、パタ
ーン形成されないスリットSL(絶縁部Z)をはさんで
導体であるコイルパターンCPが形成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで一般にコイル
にはうず電流損失が発生するという性質があり、うず電
流損失を少なくするには、線材や1本の直列経路でつな
がっている1つの端子から別の端子まで(即ち本明細書
でいう1つのコイル系)において、その線にかかる磁束
の方向からその線をみたときの線の幅を細くすることが
必要である。即ちコイルパターンとしてのラインの幅を
狭くするか、薄くしたり、線材で巻線コイルを形成する
場合は、より細い線材を用いるようにする。
【0007】ところが、コイルの厚みが同じであったう
えで線の幅を細くすることは、その分だけ抵抗値が上が
ってしまうことを意味する。うず電流損失が減っても抵
抗値が上がってしまうと、起動トルクが小さくなるな
ど、各種の特性が設計上での目的の特性からはずれてし
まい、実用にならないことが多い。従って所定の設計値
を実現するコイルにおいて、線を細くすることで、うず
電流損失を減少させるという手法は採用できないという
問題があった。
【0008】また、スパイラル状のコイルパターンCP
が隣接する部分の絶縁領域、即ちスリットSLのサイズ
としては、わずかな導通も許されないことから所定以上
の幅(もしくは厚さ)が必要とされている。このような
スリットSLの必要性から、基板上の所定領域内におい
てコイルパターンとして形成できるコイル巻き数や、コ
イルの抵抗値を左右するパターン幅の設定などが制限を
受けるという事情もある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みてなされたもので、コイルの抵抗値を上げるこ
となく、うず電流損失を減少させ、かつ絶縁領域サイズ
の設定により特定の領域内でより自由なコイル設計が可
能となるようにすることを目的とする。
【0010】このため本発明のモータコイルは、特定端
子と共通端子の間に形成されるコイル系が1又は複数形
成されるとともに、この1又は複数の各コイル系のそれ
ぞれが、回路的かつ物理的に平行状態の複数の導体によ
る導体群により形成されているようにする。そして導体
群内において各導体どうしが隣接する部位での絶縁領域
のサイズは、導体群単位が隣接する部位での絶縁領域の
サイズよりも小さくされているようにする。またこのよ
うなモータコイルを用いてモータを形成する。
【0011】本発明では、コイル系を回路的かつ物理的
に平行状態の複数の導体による導体群、つまり複数の平
行経路のコイルにより構成するため、個々の経路を形成
するパターンや線材を細くしても、コイル系としてみた
場合の抵抗値(断面サイズ総量)を従前通り保つことが
できる。さらに、回路的に並列接続状態とされる、導体
群の中の各導体どうしについては、仮に絶縁状態が崩れ
て部分的にショートしてしまっても、例えばコイルのト
ルク定数や抵抗値などの特性に大きな影響はない。従っ
て、導体群内における導体どうしの間のスリットについ
ては絶縁状態を維持する目的でのサイズ的な制限はな
く、導体群単位が隣接する部位でのスリット(絶縁領
域)のサイズよりも小さくできる。これによってコイル
設計の自由度が広がる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
から第4の実施の形態を、図面に基づいて説明してい
く。
【0013】<第1の実施の形態>図1〜図9は第1の
実施の形態としてのモータコイル1の構成及び作用効果
を説明するためのものである。この例は、図17〜図2
0で説明した従来例と同様に、3相駆動薄型モータにお
いてマグネットと対向した状態で配されるモータコイル
1の概念図であり、図1はモータコイル1のコイル形成
状態のイメージ図である。図示するように、3相駆動電
力が供給されるU相端子TU、V相端子TV、W相端子
TWと、共通端子COMが設けられる。そして、U相端
子TUと共通端子COMの間にU相コイル系が形成さ
れ、V相端子TVと共通端子COMの間にV相コイル系
が形成され、W相端子TUと共通端子COMの間にW相
コイル系が形成される。
【0014】U相コイル系は、3つのコイルユニットU
1、U2、U3が直列接続され、またV相コイル系は、
3つのコイルユニットV1、V2、V3が直列接続さ
れ、W相コイル系は、3つのコイルユニットW1、W
2、W3が直列接続される。
【0015】この図1のようなモータコイル1は例えば
基板上にエッチングなどで形成されるパターンで形成さ
れる。図2は各コイルユニットを形成するコイルパター
ンCPのイメージを示している。図示するように、略3
角形状のスパイラル状にパターンラインが形成されるこ
とで、コイル機能を実現する1つのコイルユニットが形
成される。1つのコイルユニットはコイルパターン端部
4とスルーホール3が、特定端子(TU又はTV又はT
W)、共通端子COM、あるいは他のコイルユニットの
コイルパターン端部4やスルーホール3のうちの所要部
位と接続される。
【0016】本例の場合は、1つのコイルユニットを構
成するコイルパターンCPが、2つの平行経路となるパ
ターンCP1、CP2により形成されていることに特徴
を有する。即ちパターンCP1とパターンCP2は、ス
リットSL2としての絶縁部分を介して平行状態に形成
され、そのパターンCP1とパターンCP2の1組がス
リットSL1としての絶縁部分を介してスパイラル状に
形成されている。つまり2重螺旋形態となっている。そ
して螺旋状のパターンCP1によるコイルと、螺旋状の
パターンCP2によるコイルは、回路的には並列接続さ
れた状態となり、また図からわかるように物理的にも平
行状態で隣接したものとなる。
【0017】図3は基板2に形成されるコイルパターン
CPのA−A断面でのイメージ(実際の断面形状はより
複雑な形状となることが多い)を示しており、パターン
形成がされていないスリットSL1(絶縁部Z)をはさ
んで、導体であるコイルパターンCPが形成されるとと
もに、コイルパターンCPについても、スリットSL2
(絶縁部Z)を挟んで平行経路としてのパターンCP
1、CP2が形成される。図2、図3からわかるよう
に、導体となるパターンライン間のスリットの幅につい
ては、パターンCP1、CP2による導体群となるコイ
ルパターンCP単位が隣接する部分でのスリットSL1
の幅よりも、導体群内のパターンCP1とパターンCP
2の間のスリットSL2の幅の方が狭いものとされてい
る。
【0018】1つのコイルユニットがこのように形成さ
れることで、モータコイル1としての回路構成は図4の
ようになる。即ちU相端子TUと共通端子COMの間に
配されるU相コイル系は、3つのコイルユニットU1、
U2、U3が直列接続されるが、各コイルユニットU
1、U2、U3は、それぞれがパターンCP1とパター
ンCP2による2つの平行接続のコイル要素により形成
されることになり、従ってU相コイル系全体でみると、
2つの平行経路のコイルにより構成されていることにな
る。V相端子TVと共通端子COMの間に配されるV相
コイル系、及びW相端子TWと共通端子COMの間に配
されるW相コイル系についても、それぞれ同様に2つの
平行経路のコイルにより構成されていることになる。
【0019】このようなモータコイル1によれば、うず
電流損失を低減できるとともに抵抗値を上げないように
することができる。ある交番磁界の中を導体が通過して
いくときにはうず電流が発生し、これがロスとなるが、
導体が細長い線状のものであった場合、このうず電流損
失としては線の幅の2乗に比例した量が発生することに
なる。これを本例に当てはめて考えると、線の幅とはパ
ターンCP1、CP2の幅となる。仮にパターンCP
1、CP2の幅が、それぞれ図16に示したコイルパタ
ーンCPの幅の1/2であるとすると、うず電流損失は
(1/2)×(1/2)として1/4となり、つまり従
来のモータコイルと同タイプのモータコイルであったと
すると、うず電流損失は1/4に低減される。
【0020】また、本例でのコイルパターンCPは並列
のパターンCP1、CP2の合成と考えることができ、
従って本例のコイルユニットでのコイルパターンCPの
幅は、図16で説明した従来のコイルユニットでのコイ
ルパターンCPの幅と同じと考えることができる。従っ
てコイルユニットでみて抵抗値が上がってしまうことも
ない。
【0021】さらに本例は、上述のように、物理的かつ
回路的に並列となるパターンCP1とCP2の間のスリ
ットSL2が、コイルパターンCP単位が隣接する部位
のスリットSL1よりも狭く設定されていることに特徴
を有しているものである。コイルパターンCP単位でみ
た場合のスリットSL1は、わずかな導通も許されない
ことが要求される絶縁部となる。物理的にスパイラル状
に形成されるが、物理的に隣接する部分が電気的には並
列部分とはならない、コイルパターンCP単位でみた場
合の絶縁部であるスリットSL1については、そのスリ
ットSL1における或る部分が導通してしまっては、コ
イル特性が崩れるか、場合によってはコイル機能が失わ
れるためである。従ってスリットSL1の幅は、電気的
絶縁性が維持されるに十分な幅が設定される。
【0022】ところが本例における、パターンCP1、
CP2は回路的にもともと並列であり、従って一部が短
絡されてしまっても特性上大きな影響はない。即ちスリ
ットSL2には厳密な絶縁性は求められないことにな
る。このため絶縁性を保持するためのスリットSL1の
幅よりも狭く設定することができる。
【0023】仮にスリットSL2の一部で絶縁性が崩れ
てしまった場合の状態を図5、図6、図7で説明する。
図5においてショート部分STは、パターン成型時の状
況や製造後の各種の原因により、パターンCP1とパタ
ーンCP2の間で導通が生じてしまっている部位を模式
的に示している。図5のB−B断面の様子を図6に示す
が、図示するようにパターンCP1、CP2が導通して
しまっている(絶縁部Zが介在しない)部分が生じてい
る。
【0024】これを回路上で示すと図7(a)のように
なり、コイルユニット内の2つの平行コイルの一部が短
絡していることになる。図7(a)のコイルユニットU
3のように2つの部分でショート部分STが発生してい
る場合、その等価回路は図7(b)のようになる。
【0025】即ち、コイル系全体でみた場合は、スリッ
トSL2の一部の絶縁破壊としてのショート部分STが
発生しても、コイルの巻数や抵抗値には総合的な影響は
ほとんどなく、コイルのトルク定数や抵抗値、渦電流損
失の量など、特性上の影響はない。従って、スリットS
L2については仮に絶縁が崩れてもいい程度の狭い幅に
設定してもよいことになる。
【0026】このようにスリットSL2を狭くできるこ
とから、設計事情に応じて図8や図9に示すような方式
を採用できることになる。まず図8は、スリットSL2
をスリットSL1より狭くする分だけ、パターンCP
1、CP2の幅(断面積)を大きくする例である。
【0027】図8(a)は、スリットSL2をスリット
SL1と同サイズとした場合の状態を示しており、一
方、図8(b)は、スリットSL2をスリットSL1よ
り狭くした分だけ、パターンCP1、CP2の断面積が
大きくされている状態を示している。図8(a)(b)
のいずれの場合も、コイルパターンCPを2つのパター
ンCP1、CP2の平行経路で形成しているため、上述
のように抵抗値を上げないで渦電流損失を効果的に低減
させるという効果が得られる。ところがスリットSL2
を狭くすること有効に用いた図8(b)の場合は、パタ
ーンCP1、CP2の断面積が図8(a)の場合より大
きくなっていることから、抵抗値を下げることができ
る。なお、コイルパターンCP1、CP2の幅が広くな
ったことにより、渦電流損失の低減効果は、図8(a)
よりは小さくなるが、図17〜図20で説明した従来タ
イプに比べて著しい低減効果があることは変わりない。
【0028】次に図9は、スリットSL2をスリットS
L1より狭くする分だけ、コイルパターンの位置を詰め
ていく例である。図9(a)は、スリットSL2をスリ
ットSL1と同サイズとした場合の状態を示しており、
一方、図9(b)は、スリットSL2をスリットSL1
より狭くした分だけ、コイルパターン(パターンCP
1、CP2)の配置位置が詰められている状態を示して
いる。パターンCP1、CP2の断面積は、図9(a)
(b)で同サイズとされている。
【0029】この図9(a)(b)のいずれの場合も、
コイルパターンCPを2つのパターンCP1、CP2の
平行経路で形成しているため、上述のように抵抗値を上
げないで渦電流損失を効果的に低減させるという効果が
得られる。またパターンCP1、CP2の断面積が図9
(a)(b)で同サイズであるため、渦電流損失の低減
効果は同等であり、いずれも図17〜図20で説明した
従来タイプに比べて著しい低減効果がある。また、抵抗
値も同等となる。ところがスリットSL2を狭くするこ
と有効に用いた図9(b)の場合は、パターンCP1、
CP2の配置位置が詰められていくことにより、基板上
の特定の領域内で、より多重巻きが可能となる。つまり
巻き数をかせぐことでトルク定数を大きく設定すること
が可能となるという利点が生ずる。
【0030】<第2の実施の形態>図10〜図14で、
第2の実施の形態として、モータ20及びそのモータ2
0に採用されるモータコイル10の構成を説明する。図
10は、例えばヘッドホンステレオCDプレーヤなどの
機器において、例えばスピンドルモータなどとして採用
される扁平ブラシレスモータの構造を示している。
【0031】このモータ20では、シャーシ25に対し
てモータコイル10が固定されている。そしてモータコ
イル10の上下に、上マグネット28が固着された上ヨ
ーク26と下マグネット29が固着された下ヨーク27
が配され、上ヨーク26と下ヨーク27が、モータコイ
ル10を間隙を持って挟み込む状態にされている。上ヨ
ーク26と下ヨーク27はホイール22に固定される。
ホイール22にはシャフト21が圧入されてあり、この
シャフト21を中心にホイール22及び上ヨーク26と
下ヨーク27が回転できるようにされている。
【0032】シャフト21は、スラスト方向はスラスト
受け23に当接され、またラジアル方向は、ホイール2
2のバーリング部に圧入されている軸受け24によって
支えられている。また、ホイール22と、それに固定さ
れている上ヨーク26、下ヨーク27が、スラスト方向
にがたつかないように、ホイール22に取り付けられた
吸引マグネット30によりホイール22がシャーシ25
側(スラスト受け23側)に引っ張られるようにされて
いる。
【0033】モータコイル10は、図11(a)に示す
ように、上コイル部11と下コイル部12の2層構造と
されている。上コイル部11及び下コイル部12におけ
るコイルユニットの配設状態は図11(b)(c)に示
される。即ち、上コイル部11には9個のコイルユニッ
ト(U1a〜U3a、V1a〜V3a、W1a〜W3
a)が図示する順序で設けられ、また下コイル部12に
も9個のコイルユニット(U1b〜U3b、V1b〜V
3b、W1b〜W3b)が図示する順序で設けられてい
る。
【0034】そしてモータコイル10には、3相駆動電
力が供給されるU相端子TU、V相端子TV、W相端子
TWと、共通端子COMが設けられ、U相端子TUと共
通端子COMの間にU相コイル系が形成され、V相端子
TVと共通端子COMの間にV相コイル系が形成され、
W相端子TUと共通端子COMの間にW相コイル系が形
成される。図10のモータ20は、図示しない駆動回路
から、モータコイル10のU相端子TU→V相端子TV
→W相端子TU→U相端子・・・・の順に駆動電流が流
されることによりホイール22が回転されることにな
る。
【0035】U相コイル系は、6つのコイルユニットU
1a、U2a、U3a、U1b、U2b、U3bが直列
接続されて形成される。またV相コイル系は、6つのコ
イルユニットV1a、V2a、V3a、V1b、V2
b、V3bが直列接続され、W相コイル系は、6つのコ
イルユニットW1a、W2a、W3a、W1b、W2
b、W3bが直列接続されて形成される。
【0036】この図11のようなモータコイル10にお
ける各コイルユニットは、上述した第1の実施の形態の
場合と同様に、基板上のコイルパターンCPとして図1
2のような形状となる。即ち、1つのコイルユニットを
構成するコイルパターンCPが、2つの平行経路となる
パターンCP1、CP2により2重螺旋形態に形成され
ている。図13にコイルパターンCPのB−B断面での
イメージを示す。なおこのB−B断面はスルーホール3
の近辺での断面イメージとなる。コイルパターンCPに
ついては、スリットSL1(絶縁部Z)をはさんで、導
体であるコイルパターンCPが形成されるとともに、コ
イルパターンCPについても、スリットSL2(絶縁部
Z)を挟んで平行経路としてのパターンCP1、CP2
が形成される。そしてこのような断面イメージがみられ
るコイルユニットが上コイル部11と下コイル部12で
2層に形成されるため、図示するように断面において2
つのコイルユニットが観察されることになる。
【0037】導体となるパターンライン間のスリットの
幅については、パターンCP1、CP2による導体群と
なるコイルパターンCP単位が隣接する部分でのスリッ
トSL1の幅よりも、導体群内のパターンCP1とパタ
ーンCP2の間のスリットSL2の幅の方が狭いものと
されている。
【0038】コイルユニットがこのように形成されると
ともに、上下2層のコイル部11,12が形成される本
例では、モータコイル10としての回路構成は図14の
ようになる。即ちU相端子TUと共通端子COMの間に
配されるU相コイル系は、6つのコイルユニットがU1
a、U1b、U2b、U2a、U3a、U3bの順番に
直列接続される。そして各コイルユニットU1a、U1
b、U2b、U2a、U3a、U3bは、それぞれがパ
ターンCP1とパターンCP2による2つの平行接続の
コイル要素により形成されることになり、従ってU相コ
イル系全体でみると、2つの平行経路のコイルにより構
成されていることになる。V相端子TVと共通端子CO
Mの間に配されるV相コイル系、及びW相端子TWと共
通端子COMの間に配されるW相コイル系についても、
それぞれ同様に2つの平行経路のコイルにより構成され
ていることになる。
【0039】このようなモータコイル10を採用したモ
ータ20によれば、うず電流損失を低減できるとともに
抵抗値を上げないようにすることができ、つまり所要の
目的の設計値を実現する際に、損失を低減でき、動作効
率を向上させることができる。さらに本例も、スリット
SL2がスリットSL1より狭く設定されていることに
特徴を有している。スリットSL2が狭いことで、仮に
或るコイルユニットにおいてパターンCP1、CP2の
一部の絶縁が破壊され、図14に破線で示すようにショ
ート部分STが発生したとしても、特に大きな影響がな
いことは上述した第1の実施の形態の場合と同様であ
る。そしてこのようにスリットSL2を狭くできること
から、図8、図9で説明したように抵抗値を下げたり、
トルク定数を大きくすることなどが可能となる。
【0040】<第3の実施の形態>第3の実施の形態と
してのモータコイル30の回路構成を図15に示す。図
15は上記第1の実施の形態の図4と比較してその違い
がわかるように、1つのコイルユニットがn個の平行経
路のコイル(パターンCP1、CP2・・・CPn)で
形成され、U相、V相、W相の各コイル系において、そ
のような各コイルユニットが直列接続されている例であ
る。この場合、コイルユニットのコイルパターンは、図
示は省略するが、n重螺旋状のパターンにより形成され
ることになる。
【0041】上述してきた各例では、コイル系が2つの
平行経路のコイルにより構成されるものとしたが、もち
ろん本例のように3つ以上の平行経路のコイルが形成さ
れるようにしてもよい。そしてより多数の平行経路を形
成すれば、抵抗値をあげないまま1つの経路での線材の
幅をより小さくすることができ、渦電流損失をより抑え
ることができる。
【0042】さらに平行経路のコイルを形成する パタ
ーンCP1、CP2・・・CPnの間の絶縁部は、上述
した各例におけるスリットSL2と同様に、コイルパタ
ーンCP単位での隣接部分のスリットSL1よりも狭く
設定している。従って場合によっては図15の破線で示
すショート部分STが発生し、パターンCP1、CP2
・・・CPnの間の一部で絶縁が保たれなくなる場合が
あるが、これは渦電流損失の低減効果や、抵抗値に大き
な影響をあたえない。そしてスリットSL2を狭くして
もよいことを利用して上記図8、図9で説明したような
配置方式をとることで、抵抗値を下げたりトルク定数を
大きくすることなどが実現できる。
【0043】<第4の実施の形態>第4の実施の形態と
してのモータコイル40の回路構成を図16に示す。図
16(a)は図15と同様にコイルユニットが直列接続
され、U相、V相、W相の各コイル系が形成されている
状態を示している。そしてこの例では、各コイルユニッ
ト内において、あえてパターンCP1、CP2・・・C
Pnの間でショート部分STが形成されるようにするも
のであり、これによって形成される各コイルユニット
(U1〜U3、V1〜V3、W1〜W3)の回路構成例
を図16(b)に示す。即ち、パターンCP1、CP2
・・・CPnの間で図5に示したようなショート部分S
Tが形成されるようにパターンデザインを行い、図16
(b)のような回路が形成されるようにするものであ
る。
【0044】パターンCP1、CP2・・・CPnの間
でショート部分STが形成されても問題ないことはこれ
までの各例で述べたとおりである。もちろんパターンC
P1、CP2・・・CPnの物理的な間隙部分として配
されるスリットSL2は、コイルパターンCP単位でみ
た物理的な間隙部分となるスリットSL1よりも狭くす
ることを利用して、上記各例と同様に、図8、図9のよ
うに抵抗値を下げたりトルク定数を大きくしたりするこ
とができる。さらに、あえてショート部分STを作るこ
とは、逆に言えば、コイルパターンのデザイン上で、パ
ターンCP1、CP2・・・CPnの間について物理的
な事情などから絶縁状態を維持できないような事が生じ
たときに、無理にデザイン変更等をすることなく、その
部分を短絡させればよいということになる。つまりこの
点でも設計の自由度が広がることになる。
【0045】<その他変形例>以上、図面を用いて各種
実施の形態の例をあげてきたが、本発明としてはさらに
多様な例が考えられる。コイルパターンCPは幅方向で
2分割して平行経路を形成する例を説明したが、厚み方
向で2分割(もちろん3分割以上でも可)するようにし
てもよい。もちろん分割した部分でのスリットの幅もし
くは厚みは、絶縁性維持が要求されないため狭くもしく
は薄くでき、これによって多様な設計ができる。
【0046】また上記各実施の形態の例では複数の経路
が回路的にも物理的にも平行な状態となるようにして説
明したが、抵抗値を上げずに渦電流損失を低減させるこ
とをを目的とするならば、あくまでも回路的に並列に複
数の経路が形成されればよいものである。例えば図16
の例において、各コイルユニット群(U1、U2、U
3)(V1、V2、V3)(W1、W2、W3)は、そ
れぞれ立体的にはどのような配置であってもよい。
【0047】もちろん本発明は3相駆動タイプのモータ
コイルに限られるものではない。また上記各例はコイル
が基板上のパターンにより形成されるものとしたが、線
材を巻いて作られるコイルであっても本発明は適用でき
る。この場合は、より細い線材を複数本並列に巻回して
いけばよいとともに、平行経路を構成する各線材の間に
機能する絶縁被覆は、高度な絶縁維持特性を要求されな
いことから線材の細径化などもはかることができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、特定端子
と共通端子の間に形成されるコイル系のそれぞれが、複
数の平行経路のコイルにより構成されているようにした
ため、、個々の経路を形成するパターンや線材を細くし
ても、コイル系としてみた場合の抵抗値を従前通り保つ
ことができる。従って、抵抗値をあげないまま渦電流損
失を大きく減少させることができるとともに、これによ
って動作の効率化、モータとしての省電力化が実現でき
るという効果がある。さらに、導体群内において各導体
どうしが隣接する部位での絶縁領域のサイズは、導体群
単位が隣接する部位での絶縁領域のサイズよりも小さく
されている。すなわち導体どうしが隣接する部位での絶
縁領域のサイズを小さくした分だけ導体の断面サイズを
大きくして抵抗値を下げたり、あるいはサイズを小さく
した分だけ詰めた配置を行ってコイル巻き数を多くする
ことでトルク定数を上げるなどの効果を実現でき、すな
わち設計の自由度を大きく広げるとともに、所望の特性
のモータコイルを容易に実現できるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のモータコイルの説
明図である。
【図2】第1の実施の形態のモータコイルのコイルユニ
ットの説明図である。
【図3】第1の実施の形態のA−A断面のイメージの説
明図である。
【図4】第1の実施の形態のモータコイルの回路構成の
説明図である。
【図5】第1の実施の形態でのショート部分発生状態の
説明図である。
【図6】第1の実施の形態のショート部分発生状態のB
−B断面の説明図である。
【図7】第1の実施の形態でのショート部分発生状態の
回路構成の説明図である。
【図8】実施の形態でのスリットサイズの設定による効
果の説明図である。
【図9】実施の形態でのスリットサイズの設定による効
果の説明図である。
【図10】第2の実施の形態のモータの構造の説明図で
ある。
【図11】第2の実施の形態のモータコイルの説明図で
ある。
【図12】第2の実施の形態のモータコイルのコイルユ
ニットの説明図である。
【図13】第2の実施の形態のC−C断面のイメージの
説明図である。
【図14】第2の実施の形態のモータコイルの回路構成
の説明図である。
【図15】第3の実施の形態のモータコイルの回路構成
の説明図である。
【図16】第4の実施の形態のモータコイルの回路構成
の説明図である。
【図17】従来のモータコイルの説明図である。
【図18】従来のモータコイルのコイルユニットの説明
図である。
【図19】従来のモータコイルのD−D断面のイメージ
の説明図である。
【図20】従来のモータコイルの回路構成の説明図であ
る。
【符号の説明】
1,10,30,40 モータコイル、2 基板、3
スルーホール、20モータ、21 シャフト、22 ホ
イール、26 上ヨーク、27 下ヨーク、28 上マ
グネット、29 下マグネット、CP,CP1,CP2
コイルパターン、SL1,SL2 スリット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年2月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来のモータコイルの構成の一例を図1
7から図20で説明する。これらは例えば3相駆動薄型
モータにおいてマグネットと対向した状態で配されるモ
ータコイル90の概念図であり、図17はモータコイル
のコイル形成状態のイメージ図である。図示するよう
に、端子TU、TV、TWとして、3相駆動電力が供給
される端子(3相のそれぞれを仮にU相、V相、W相と
呼ぶこととする)と、共通端子COMが設けられ、これ
らの端子間に3つのコイル系が形成されている。即ち、
U相端子TUと共通端子COMの間にU相コイル系が形
成され、V相端子TVと共通端子COMの間にV相コイ
ル系が形成され、W相端子TWと共通端子COMの間に
W相コイル系が形成される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】<第1の実施の形態>図1〜図9は第1の
実施の形態としてのモータコイル1の構成及び作用効果
を説明するためのものである。この例は、図17〜図2
0で説明した従来例と同様に、3相駆動薄型モータにお
いてマグネットと対向した状態で配されるモータコイル
1の概念図であり、図1はモータコイル1のコイル形成
状態のイメージ図である。図示するように、3相駆動電
力が供給されるU相端子TU、V相端子TV、W相端子
TWと、共通端子COMが設けられる。そして、U相端
子TUと共通端子COMの間にU相コイル系が形成さ
れ、V相端子TVと共通端子COMの間にV相コイル系
が形成され、W相端子TWと共通端子COMの間にW相
コイル系が形成される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】そしてモータコイル10には、3相駆動電
力が供給されるU相端子TU、V相端子TV、W相端子
TWと、共通端子COMが設けられ、U相端子TUと共
通端子COMの間にU相コイル系が形成され、V相端子
TVと共通端子COMの間にV相コイル系が形成され、
W相端子TWと共通端子COMの間にW相コイル系が形
成される。図10のモータ20は、図示しない駆動回路
から、モータコイル10のU相端子TU→V相端子TV
→W相端子TU→U相端子・・・・の順に駆動電流が流
されることによりホイール22が回転されることにな
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】この図11のようなモータコイル10にお
ける各コイルユニットは、上述した第1の実施の形態の
場合と同様に、基板上のコイルパターンCPとして図1
2のような形状となる。即ち、1つのコイルユニットを
構成するコイルパターンCPが、2つの平行経路となる
パターンCP1、CP2により2重螺旋形態に形成され
ている。図13にコイルパターンCPのC−C断面での
イメージを示す。なおこのC−C断面はスルーホール3
の近辺での断面イメージとなる。コイルパターンCPに
ついては、スリットSL1(絶縁部Z)をはさんで、導
体であるコイルパターンCPが形成されるとともに、コ
イルパターンCPについても、スリットSL2(絶縁部
Z)を挟んで平行経路としてのパターンCP1、CP2
が形成される。そしてこのような断面イメージがみられ
るコイルユニットが上コイル部11と下コイル部12で
2層に形成されるため、図示するように断面において2
つのコイルユニットが観察されることになる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定端子と共通端子の間に形成されるコ
    イル系が1又は複数形成されるとともに、この1又は複
    数の各コイル系のそれぞれが、回路的かつ物理的に平行
    状態の複数の導体による導体群により形成されており、 前記導体群内において各導体どうしが隣接する部位での
    絶縁領域のサイズは、導体群単位が隣接する部位での絶
    縁領域のサイズよりも小さくされていることを特徴とす
    るモータコイル。
  2. 【請求項2】 特定端子と共通端子の間に形成されるコ
    イル系が1又は複数形成されるとともに、この1又は複
    数の各コイル系のそれぞれが、回路的かつ物理的に平行
    状態の複数の導体による導体群により形成されており、
    前記導体群内において各導体どうしが隣接する部位での
    絶縁領域のサイズが、導体群単位が隣接する部位での絶
    縁領域のサイズよりも小さくされているモータコイルを
    有し、その1又は複数のコイル系に駆動電力を与えるこ
    とで駆動されることを特徴とするモータ。
JP1597197A 1997-01-14 1997-01-14 モータコイル及びモータ Withdrawn JPH10201157A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1597197A JPH10201157A (ja) 1997-01-14 1997-01-14 モータコイル及びモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1597197A JPH10201157A (ja) 1997-01-14 1997-01-14 モータコイル及びモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10201157A true JPH10201157A (ja) 1998-07-31

Family

ID=11903608

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1597197A Withdrawn JPH10201157A (ja) 1997-01-14 1997-01-14 モータコイル及びモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10201157A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000074212A1 (en) * 1999-05-27 2000-12-07 Abb Ab An electric machine with low eddy current losses
CN108711985A (zh) * 2018-08-23 2018-10-26 上海适达动力科技股份有限公司 绕组定子及电动机
JP2019030113A (ja) * 2017-07-28 2019-02-21 公明 岩谷 ディスク型コイル及びそれを用いた回転電気機械

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000074212A1 (en) * 1999-05-27 2000-12-07 Abb Ab An electric machine with low eddy current losses
JP2019030113A (ja) * 2017-07-28 2019-02-21 公明 岩谷 ディスク型コイル及びそれを用いた回転電気機械
CN108711985A (zh) * 2018-08-23 2018-10-26 上海适达动力科技股份有限公司 绕组定子及电动机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4885574B2 (ja) スロットレスモータ
US8716910B2 (en) Stator winding connection arrangement
US11557934B2 (en) Interior bus bar for electric machine winding
JP2007228708A (ja) 回転電機
JP3167679B2 (ja) ステータの巻回方法
US8981613B2 (en) Electric rotating machine
WO2005034307A1 (ja) 電磁モータ
JP2003088007A (ja) コアシート、ステータ及び該ステータを用いた回転磁界型電動機
JPH10201157A (ja) モータコイル及びモータ
WO2018220936A1 (ja) モータ
JP6946992B2 (ja) 回転電機
JP6892953B2 (ja) モータ
JP6684749B2 (ja) モータ
JP3819350B2 (ja) 電動機及びその製造方法
JPH10201155A (ja) モータコイル及びモータ
JP2008305626A (ja) 配線用シートおよび電動機
US20230085682A1 (en) Stator and motor
WO2023228518A1 (ja) アキシャルギャップ型モータ
JP2000125495A (ja) インナーロータ型の固定子
JP2001069710A (ja) スロットレスモータ
JP2024011223A (ja) 回転電機
JPH0419982Y2 (ja)
JP2018207615A (ja) モータ
JP3568450B2 (ja) ステータの巻回方法
JP2018207619A (ja) モータ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040406