JPH10201068A - 組立式埋設型配線ボックスの端壁板及びその製造方法 - Google Patents
組立式埋設型配線ボックスの端壁板及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH10201068A JPH10201068A JP9014476A JP1447697A JPH10201068A JP H10201068 A JPH10201068 A JP H10201068A JP 9014476 A JP9014476 A JP 9014476A JP 1447697 A JP1447697 A JP 1447697A JP H10201068 A JPH10201068 A JP H10201068A
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- JP
- Japan
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- pipe
- wall plate
- holding
- wiring box
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 組立式埋設型配線ボックスにおける伸縮する
ダクトスリーブを簡単に接続できる接続管体を備えたも
のとし、現場施工での取扱いを容易にして簡単、短時間
で構築できるようにする。 【解決手段】 配線ボックスの開口側壁を閉塞する端壁
板1を、U型ブロックUにおける開口側面を閉塞するよ
う適宜肉厚を有するほぼ平板状の壁板本体2と、管路を
構成する管路材Pを連繋するダクトスリーブDを強制的
に挿入連結するよう保持手段15を有していて、壁板本
体2に抜脱防止手段11を介して一体状に配列固定した
適数の筒状の接続管体10とで構成する。壁板本体2
は、成型作業面で平面載置状に構枠する成型手段内で、
基板型枠パネル上に所定の配列形態で立脚状に接続管体
10を仮止め配列する管体配列固定具3と、この管体配
列固定具3に装着した鉄筋支持具50を介して配筋する
鉄筋6とをコンクリート材7によって一体状に凝固して
成る。
ダクトスリーブを簡単に接続できる接続管体を備えたも
のとし、現場施工での取扱いを容易にして簡単、短時間
で構築できるようにする。 【解決手段】 配線ボックスの開口側壁を閉塞する端壁
板1を、U型ブロックUにおける開口側面を閉塞するよ
う適宜肉厚を有するほぼ平板状の壁板本体2と、管路を
構成する管路材Pを連繋するダクトスリーブDを強制的
に挿入連結するよう保持手段15を有していて、壁板本
体2に抜脱防止手段11を介して一体状に配列固定した
適数の筒状の接続管体10とで構成する。壁板本体2
は、成型作業面で平面載置状に構枠する成型手段内で、
基板型枠パネル上に所定の配列形態で立脚状に接続管体
10を仮止め配列する管体配列固定具3と、この管体配
列固定具3に装着した鉄筋支持具50を介して配筋する
鉄筋6とをコンクリート材7によって一体状に凝固して
成る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として地中に電
力線、通信線等のための管路となる地中配線路を構成す
る場合にその分岐部、接続部等において設置される蓋掛
け式のU形構造となる埋設型配線ボックスにおいて、こ
れがプレハブ化された組立式とする場合に管路材を伸縮
自在に接続させるダクトスリーブが簡単、確実に連結さ
れるようにした組立式埋設型配線ボックスの端壁板及び
その製造方法に関する。
力線、通信線等のための管路となる地中配線路を構成す
る場合にその分岐部、接続部等において設置される蓋掛
け式のU形構造となる埋設型配線ボックスにおいて、こ
れがプレハブ化された組立式とする場合に管路材を伸縮
自在に接続させるダクトスリーブが簡単、確実に連結さ
れるようにした組立式埋設型配線ボックスの端壁板及び
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から電力線、通信線等の各種ケーブ
ルを配線管路内に収納して地中に配線敷設する場合、マ
ンホール、ハンドホール等の各種の埋設型配線ボックス
を地中配線路の分岐箇所、接続箇所の如き各要所に埋設
する一方、埋設型配線ボックス相互、埋設型配線ボック
スとユーザーの建築物等の引込部所との間を各種の鋼管
等によって接続し、これらの内部に各種ケーブルを収納
している。またこれらの埋設型配線ボックス、鋼管等は
地中に埋設されるに際し、将来的に生じ得る地震、地盤
沈下に対して十分な対応処置が予め講じられるものとな
っている。特に埋設型配線ボックスと鋼管とは例えば地
震時において夫々が重量的に異なる等によって夫々固有
の振動数のものとなって夫々が個別に振動するから、そ
れらの間で位置ずれが生じるものである。これを解消す
べく埋設型配線ボックスと鋼管等との接続部位では、可
撓性が得られるように可撓管構造のものとしたり、襞折
り構造のものとしたりし、また前後に伸縮するように二
重管のスライダー構造にしているものである。
ルを配線管路内に収納して地中に配線敷設する場合、マ
ンホール、ハンドホール等の各種の埋設型配線ボックス
を地中配線路の分岐箇所、接続箇所の如き各要所に埋設
する一方、埋設型配線ボックス相互、埋設型配線ボック
スとユーザーの建築物等の引込部所との間を各種の鋼管
等によって接続し、これらの内部に各種ケーブルを収納
している。またこれらの埋設型配線ボックス、鋼管等は
地中に埋設されるに際し、将来的に生じ得る地震、地盤
沈下に対して十分な対応処置が予め講じられるものとな
っている。特に埋設型配線ボックスと鋼管とは例えば地
震時において夫々が重量的に異なる等によって夫々固有
の振動数のものとなって夫々が個別に振動するから、そ
れらの間で位置ずれが生じるものである。これを解消す
べく埋設型配線ボックスと鋼管等との接続部位では、可
撓性が得られるように可撓管構造のものとしたり、襞折
り構造のものとしたりし、また前後に伸縮するように二
重管のスライダー構造にしているものである。
【0003】一方、埋設型配線ボックスの地中への設置
構築に際しては比較的に小型のハンドホールでは掘削し
た埋設用の穴内に投入配置後、その側壁に開穿した接続
孔に可撓性、伸縮性の接続管を取付けている。また大型
のマンホールでは同様に掘削した埋設用の穴内に断面溝
形のU型ブロック体を配置すると共に側壁構築用の型枠
を構枠するに際しその側壁部分に可撓性、伸縮性のダク
トスリーブ等を予め位置決めしておいて、その後コンク
リート材を打設して構築している。ところがこうした従
来の耐地震、耐地盤沈下対策の構造は、特にその施工に
際し埋設現場でのコンクリート材の打設、構築による場
合では、配筋作業が面倒である故に十分な耐震強度が得
られないこと、位置決めした接続管相互の間隙内へのコ
ンクリート材の打設侵入の困難性があること等の手間や
時間が掛かり、長期に亙るために例えば道路部分での工
事であると長期間交通を阻害するものとなる。同様に埋
設現場におけるボックス側壁に対する開穿、接続管の取
付けも面倒である。
構築に際しては比較的に小型のハンドホールでは掘削し
た埋設用の穴内に投入配置後、その側壁に開穿した接続
孔に可撓性、伸縮性の接続管を取付けている。また大型
のマンホールでは同様に掘削した埋設用の穴内に断面溝
形のU型ブロック体を配置すると共に側壁構築用の型枠
を構枠するに際しその側壁部分に可撓性、伸縮性のダク
トスリーブ等を予め位置決めしておいて、その後コンク
リート材を打設して構築している。ところがこうした従
来の耐地震、耐地盤沈下対策の構造は、特にその施工に
際し埋設現場でのコンクリート材の打設、構築による場
合では、配筋作業が面倒である故に十分な耐震強度が得
られないこと、位置決めした接続管相互の間隙内へのコ
ンクリート材の打設侵入の困難性があること等の手間や
時間が掛かり、長期に亙るために例えば道路部分での工
事であると長期間交通を阻害するものとなる。同様に埋
設現場におけるボックス側壁に対する開穿、接続管の取
付けも面倒である。
【0004】これらを解消すべく工場生産によってボッ
クス側壁を構成しておき、埋設現場において組立式に構
成することが提案されている。その一つとして接続管が
取付けられるボックス側壁部分を大きく開口しておき、
接続管の配置と共にモルタル材を充填するいわゆる箱抜
きタイプのものがある。また他の一つとして接続管を挿
通固定する多数のスリーブ孔を開穿しておき、スリーブ
孔内に挿通した接続管周囲にモルタル材等を充填固定す
るいわゆるスリーブ抜きタイプのものがある。更には現
場施工の容易性等を考慮してボックス側壁部分に接続管
及びダクトスリーブを一体構成して現場においてはU型
ブロック体に組み付ける一体型タイプのものがある。
クス側壁を構成しておき、埋設現場において組立式に構
成することが提案されている。その一つとして接続管が
取付けられるボックス側壁部分を大きく開口しておき、
接続管の配置と共にモルタル材を充填するいわゆる箱抜
きタイプのものがある。また他の一つとして接続管を挿
通固定する多数のスリーブ孔を開穿しておき、スリーブ
孔内に挿通した接続管周囲にモルタル材等を充填固定す
るいわゆるスリーブ抜きタイプのものがある。更には現
場施工の容易性等を考慮してボックス側壁部分に接続管
及びダクトスリーブを一体構成して現場においてはU型
ブロック体に組み付ける一体型タイプのものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ただ以上のような箱抜
きタイプのものによると開口した中間部に配筋ができな
い等によって強度が安定せず、モルタル詰め作業に手間
が掛かるばかりでなく、十分な耐震強度が得られないも
のであった。またスリーブ抜きタイプのものによると接
続管の種類が多い場合には工場生産時に手間が掛かり、
モルタル材の充填に工夫を要し、スリーブ抜きのために
孔径が小さくなり、孔ピッチを広げないとダクトスリー
ブが挿入できないものであった。更に一体型タイプのも
のによるとボックス側壁部分から多数のダクトスリーブ
が複数本状にして相当に長く突出しているために組み付
けに際し邪魔になり、またそれらを損傷することもあっ
た。
きタイプのものによると開口した中間部に配筋ができな
い等によって強度が安定せず、モルタル詰め作業に手間
が掛かるばかりでなく、十分な耐震強度が得られないも
のであった。またスリーブ抜きタイプのものによると接
続管の種類が多い場合には工場生産時に手間が掛かり、
モルタル材の充填に工夫を要し、スリーブ抜きのために
孔径が小さくなり、孔ピッチを広げないとダクトスリー
ブが挿入できないものであった。更に一体型タイプのも
のによるとボックス側壁部分から多数のダクトスリーブ
が複数本状にして相当に長く突出しているために組み付
けに際し邪魔になり、またそれらを損傷することもあっ
た。
【0006】そこで本発明は叙上のような従来存した諸
事情に鑑み創出されたもので、各種ケーブルの地中配線
用の管路を構成する場合の分岐部、接続部等において設
置されるプレハブ化された組立式埋設型配線ボックスに
おいて、地震、地盤沈下等があってもこれに追随して屈
曲、伸縮するようダクトスリーブが簡単に接続できる接
続管体を備えたものとし、特に管路の沈下対策用にも使
用して地震、地盤の不等沈下等による建物周辺や橋梁詰
部等の地中管路の抜け出しによるケーブル事故を未然に
防止できるようにし、ダクトスリーブを損傷させること
なく、現場施工においての取扱いを容易にして極めて簡
単、短時間で構築できるようにした組立式埋設型配線ボ
ックスの端壁板及びその製造方法を提供することを目的
とするものである。
事情に鑑み創出されたもので、各種ケーブルの地中配線
用の管路を構成する場合の分岐部、接続部等において設
置されるプレハブ化された組立式埋設型配線ボックスに
おいて、地震、地盤沈下等があってもこれに追随して屈
曲、伸縮するようダクトスリーブが簡単に接続できる接
続管体を備えたものとし、特に管路の沈下対策用にも使
用して地震、地盤の不等沈下等による建物周辺や橋梁詰
部等の地中管路の抜け出しによるケーブル事故を未然に
防止できるようにし、ダクトスリーブを損傷させること
なく、現場施工においての取扱いを容易にして極めて簡
単、短時間で構築できるようにした組立式埋設型配線ボ
ックスの端壁板及びその製造方法を提供することを目的
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明に係る組立式埋設型配線ボックスの端壁板
1は、地中配線路における埋設型の配線ボックスBの本
体となるU型ブロックUの開口側面に組み付けられるも
のであって、U型ブロックUにおける開口側面を閉塞す
るよう適宜肉厚を有するほぼ平板状の壁板本体2と、管
路を構成する管路材Pが連繋されるダクトスリーブDを
強制的に挿入連結させるよう保持手段15,25,3
5,45を有していて、壁板本体2に抜脱防止手段1
1,21,31を介して一体状に配列固定された適数の
筒状の接続管体10,20,30とを備えているもので
ある。そして壁板本体2は、成型作業面で平面載置され
る基板型枠パネル81、成型される壁板本体2周囲を囲
繞固定する周囲枠体84によって構成された成型手段8
0内で、基板型枠パネル81上に所定の配列形態で立脚
状に接続管体10,20,30を仮止め配列するよう個
別タイプあるいは複数ユニットタイプの管体配列固定具
3,40と、この配列された管体配列固定具3,40の
周囲外郭を保持して基板型枠パネル81上方で固定され
る保持枠体82と、管体配列固定具3,40に装着され
る鉄筋支持具50,60,70を介して配筋される鉄筋
6とをコンクリート材7によって一体状に凝固して成る
ものとしてある。個別タイプの管体配列固定具3は、径
が異なる接続管体10,20,30夫々に対応して接続
管体10,20,30の外径に比し大きくした剛性材
に、接続管体10,20,30夫々に対応した内径に設
定された連繋挿通孔4及びコンクリート材流動孔5を開
穿して成るものとしてある。複数ユニットタイプの管体
配列固定具40は、複数の接続管体10,20,30を
纏めた状態で配列された外郭形状に比し大きくした剛性
材に、接続管体10,20,30夫々に対応した内径に
設定された多数の連繋挿通孔41及びコンクリート材流
動孔42を配列開穿すると共に、鉄筋支持具70を挿入
係合する支持具挿入孔43を配列開穿して成るものとし
てある。接続管体10は、管壁を外方に膨出して形成し
た膨出部12内にダクトスリーブD外周面に当接するO
リング13を装入してある抜脱防止手段11と、ダクト
スリーブDにおける狭窄自在な挿入端部に突設形成した
面取り状の係止突部端16を係止する係止段部を形成し
てある保持手段15とを備えているものとしてある。接
続管体20は、管壁を外方に膨出して形成した膨出部2
2内にダクトスリーブD外周面に当接するOリング23
を装入してある抜脱防止手段21と、ダクトスリーブD
における狭窄自在な挿入端部の外周側面に窪ませてある
角溝形状の係合溝部26を係合する係合突部を形成して
ある保持手段25とを備えているものとしてある。接続
管体30は、管壁を外方に膨出して形成した膨出部32
内にダクトスリーブD外周面に当接するOリングを装入
してある抜脱防止手段31と、ダクトスリーブDにおけ
る挿入端部の外周側面にネジ止め固着されるナットリン
グ36を係合する係合段部を内周側面に形成してある保
持手段35とを備えているものとしてある。また他の保
持手段45として、接続管体10,20の管壁自体を外
方に膨出して形成した抜脱防止手段(11,21)を兼
ねる膨出部46内に、接続管体10,20における前部
である挿入端部側から後部側に至るに伴ない次第に大径
となるテーパー内側面48となっている横断面でほぼ台
形状を呈すると共に一部が切欠されているC字形の抜脱
阻止リング47を配装する一方、ダクトスリーブDにお
ける挿入端部の外周側面には抜脱阻止リング47が嵌ま
り込む抜脱阻止溝部49を形成したものとすることもで
きる。鉄筋支持具50,60は、管体配列固定具3の縁
部が挿入される取付溝部52,62を有するベース部5
1,61に、鉄筋6を保持する保持溝54,64が形成
されている保持片53,63を相対峙させて立設して成
るものとし、また鉄筋支持具70は、管体配列固定具4
0に開穿されている支持具挿入孔43の縁部が挿入され
る取付溝73を周囲に形成してあると共に狭窄割溝74
が形成されている錘体状の係合ピン72をベース部71
に突設し、鉄筋6を保持する保持溝76が形成されてい
る保持片75をベース部71に相対峙させて立設して成
るものとしてある。またこの組立式埋設型配線ボックス
の端壁板1の製造方法は、成型作業面で平面載置される
基板型枠パネル81及び成型構成される壁板本体2周囲
を囲繞する周囲枠体84によって成型手段80を組み立
てる成型手段組立工程と、基板型枠パネル81上に所定
の配列形態で接続管体10,20,30を立脚状に仮止
め配列する接続管体配列工程と、基板型枠パネル81上
で固定された保持枠体82内で、配列された接続管体1
0,20,30相互をこれらの接続管体10,20,3
0夫々を個別に支持する個別タイプあるいは所定数で纏
める複数ユニットタイプの管体配列固定具3,40を介
して固定保持させる固定保持工程と、管体配列固定具
3,40に装着した鉄筋支持具50,60,70を介し
て鉄筋6を交差状に配筋する配筋工程と、成型手段80
内にコンクリート材7を打設し、接続管体10,20,
30、管体配列固定具3,40、保持枠体82、鉄筋支
持具50,60,70、鉄筋6を一体化する打設工程
と、コンクリート材7の養生、凝固後に成型手段80を
脱型する脱型工程とからなるものである。そして個別タ
イプの管体配列固定具3は、隣接配置される管体配列固
定具3相互間に配装装着される鉄筋支持具50,60を
介して連結保持されるものとすることができる。管体配
列固定具3,40は、基板型枠パネル81上に立脚状と
なる接続管体10,20,30夫々の管壁に膨出形成さ
れた抜脱防止手段11,21,31に係合保持させるも
のとすることができる。
ため、本発明に係る組立式埋設型配線ボックスの端壁板
1は、地中配線路における埋設型の配線ボックスBの本
体となるU型ブロックUの開口側面に組み付けられるも
のであって、U型ブロックUにおける開口側面を閉塞す
るよう適宜肉厚を有するほぼ平板状の壁板本体2と、管
路を構成する管路材Pが連繋されるダクトスリーブDを
強制的に挿入連結させるよう保持手段15,25,3
5,45を有していて、壁板本体2に抜脱防止手段1
1,21,31を介して一体状に配列固定された適数の
筒状の接続管体10,20,30とを備えているもので
ある。そして壁板本体2は、成型作業面で平面載置され
る基板型枠パネル81、成型される壁板本体2周囲を囲
繞固定する周囲枠体84によって構成された成型手段8
0内で、基板型枠パネル81上に所定の配列形態で立脚
状に接続管体10,20,30を仮止め配列するよう個
別タイプあるいは複数ユニットタイプの管体配列固定具
3,40と、この配列された管体配列固定具3,40の
周囲外郭を保持して基板型枠パネル81上方で固定され
る保持枠体82と、管体配列固定具3,40に装着され
る鉄筋支持具50,60,70を介して配筋される鉄筋
6とをコンクリート材7によって一体状に凝固して成る
ものとしてある。個別タイプの管体配列固定具3は、径
が異なる接続管体10,20,30夫々に対応して接続
管体10,20,30の外径に比し大きくした剛性材
に、接続管体10,20,30夫々に対応した内径に設
定された連繋挿通孔4及びコンクリート材流動孔5を開
穿して成るものとしてある。複数ユニットタイプの管体
配列固定具40は、複数の接続管体10,20,30を
纏めた状態で配列された外郭形状に比し大きくした剛性
材に、接続管体10,20,30夫々に対応した内径に
設定された多数の連繋挿通孔41及びコンクリート材流
動孔42を配列開穿すると共に、鉄筋支持具70を挿入
係合する支持具挿入孔43を配列開穿して成るものとし
てある。接続管体10は、管壁を外方に膨出して形成し
た膨出部12内にダクトスリーブD外周面に当接するO
リング13を装入してある抜脱防止手段11と、ダクト
スリーブDにおける狭窄自在な挿入端部に突設形成した
面取り状の係止突部端16を係止する係止段部を形成し
てある保持手段15とを備えているものとしてある。接
続管体20は、管壁を外方に膨出して形成した膨出部2
2内にダクトスリーブD外周面に当接するOリング23
を装入してある抜脱防止手段21と、ダクトスリーブD
における狭窄自在な挿入端部の外周側面に窪ませてある
角溝形状の係合溝部26を係合する係合突部を形成して
ある保持手段25とを備えているものとしてある。接続
管体30は、管壁を外方に膨出して形成した膨出部32
内にダクトスリーブD外周面に当接するOリングを装入
してある抜脱防止手段31と、ダクトスリーブDにおけ
る挿入端部の外周側面にネジ止め固着されるナットリン
グ36を係合する係合段部を内周側面に形成してある保
持手段35とを備えているものとしてある。また他の保
持手段45として、接続管体10,20の管壁自体を外
方に膨出して形成した抜脱防止手段(11,21)を兼
ねる膨出部46内に、接続管体10,20における前部
である挿入端部側から後部側に至るに伴ない次第に大径
となるテーパー内側面48となっている横断面でほぼ台
形状を呈すると共に一部が切欠されているC字形の抜脱
阻止リング47を配装する一方、ダクトスリーブDにお
ける挿入端部の外周側面には抜脱阻止リング47が嵌ま
り込む抜脱阻止溝部49を形成したものとすることもで
きる。鉄筋支持具50,60は、管体配列固定具3の縁
部が挿入される取付溝部52,62を有するベース部5
1,61に、鉄筋6を保持する保持溝54,64が形成
されている保持片53,63を相対峙させて立設して成
るものとし、また鉄筋支持具70は、管体配列固定具4
0に開穿されている支持具挿入孔43の縁部が挿入され
る取付溝73を周囲に形成してあると共に狭窄割溝74
が形成されている錘体状の係合ピン72をベース部71
に突設し、鉄筋6を保持する保持溝76が形成されてい
る保持片75をベース部71に相対峙させて立設して成
るものとしてある。またこの組立式埋設型配線ボックス
の端壁板1の製造方法は、成型作業面で平面載置される
基板型枠パネル81及び成型構成される壁板本体2周囲
を囲繞する周囲枠体84によって成型手段80を組み立
てる成型手段組立工程と、基板型枠パネル81上に所定
の配列形態で接続管体10,20,30を立脚状に仮止
め配列する接続管体配列工程と、基板型枠パネル81上
で固定された保持枠体82内で、配列された接続管体1
0,20,30相互をこれらの接続管体10,20,3
0夫々を個別に支持する個別タイプあるいは所定数で纏
める複数ユニットタイプの管体配列固定具3,40を介
して固定保持させる固定保持工程と、管体配列固定具
3,40に装着した鉄筋支持具50,60,70を介し
て鉄筋6を交差状に配筋する配筋工程と、成型手段80
内にコンクリート材7を打設し、接続管体10,20,
30、管体配列固定具3,40、保持枠体82、鉄筋支
持具50,60,70、鉄筋6を一体化する打設工程
と、コンクリート材7の養生、凝固後に成型手段80を
脱型する脱型工程とからなるものである。そして個別タ
イプの管体配列固定具3は、隣接配置される管体配列固
定具3相互間に配装装着される鉄筋支持具50,60を
介して連結保持されるものとすることができる。管体配
列固定具3,40は、基板型枠パネル81上に立脚状と
なる接続管体10,20,30夫々の管壁に膨出形成さ
れた抜脱防止手段11,21,31に係合保持させるも
のとすることができる。
【0008】以上のように構成された本発明に係る組立
式埋設型配線ボックスの端壁板1及びその製造方法にあ
って、壁板本体2に一体状に配列固定された筒状の接続
管体10,20,30は、配線ボックスBの組立終了後
に、地中管路となる管路材Pを連繋するダクトスリーブ
Dを保持手段15,25,35,45を介して挿入連結
させるものとなり、地中において配線ボックスBを組み
立てる際の余分な突出物を生じさせない。また壁板本体
2に対して接続管体10,20,30は抜脱防止手段1
1,21,31を介して一体化されていることで、接続
管体10,20,30内にダクトスリーブDが挿入され
るときの衝撃、重量荷重等によっても分離、解体されな
い。壁板本体2と接続管体10,20,30とを一体化
して端壁板1を成型構成するに際し、管体配列固定具
3,40の周囲外郭を保持するよう成型面で平面載置さ
れる基板型枠パネル81上で固定した保持枠体82内
で、管体配列固定具3,40を介して接続管体10,2
0,30を立脚配列するものとしてあり、これによって
接続管体10,20,30夫々の配列を確実に保持させ
る。また管体配列固定具3,40に装着した鉄筋支持具
50,60,70を介して配筋した鉄筋6を確実に支持
させ、打設されるコンクリート材7による衝撃等によっ
ても位置ずれを生じさせず、管体配列固定具3,40に
開穿形成してあるコンクリート材流動孔5,42によっ
て、基板型枠パネル81とこの基板型枠パネル81上で
所定間隔を保持している管体配列固定具3,40との空
隙内にコンクリート材7を流し込まさせ、養生凝固では
剥離させずに強固に一体化させる。個別タイプの管体配
列固定具3は、接続管体10,20,30夫々を個別的
に保持することで、径が異なる各種の接続管体10,2
0,30等の種々に異なる組み合わせに対応させ、各別
形成の管体配列固定具3相互は鉄筋支持具50,60に
よって隣接配置させられ、コンクリート材7の打設時に
おける衝撃等によっても位置ずれが生じない。複数ユニ
ットタイプの管体配列固定具40は、複数毎に接続管体
10,20,30夫々を一括的に纏めて簡単に基板型枠
パネル81上で保持させ、コンクリート材7の打設時に
おける大きくなる衝撃等によっても相互間の位置ずれを
全く生じさせず、確実に支持したものとさせる。接続管
体10,20,30にダクトスリーブDを挿入すると
き、接続管体10,20,30夫々に形成の係合突部、
係合溝、係合段部等の保持手段15,25,35に接続
管体10,20,30の係止突部端16、係合溝、ネジ
止め固着のナットリング36等が係止、係合すること
で、また抜脱防止手段11,21,31内のOリング1
3,23,33がダクトスリーブD外周面に当接するこ
とと相俟ち接続管体10,20,30内にダクトスリー
ブDを確実に挿入保持し、ダクトスリーブDを介しての
管路材Pの連繋を確実にさせる。また保持手段45にお
ける抜脱阻止リング47は、接続管体10,20内への
ダクトスリーブDの挿入を円滑にさせるも、抜脱阻止溝
部49に係合後ではテーパー内側面48が抜脱阻止溝部
49側面に食い込み状に係合し、ダクトスリーブDの抜
脱を阻止させて挿入連結状態を維持させる。
式埋設型配線ボックスの端壁板1及びその製造方法にあ
って、壁板本体2に一体状に配列固定された筒状の接続
管体10,20,30は、配線ボックスBの組立終了後
に、地中管路となる管路材Pを連繋するダクトスリーブ
Dを保持手段15,25,35,45を介して挿入連結
させるものとなり、地中において配線ボックスBを組み
立てる際の余分な突出物を生じさせない。また壁板本体
2に対して接続管体10,20,30は抜脱防止手段1
1,21,31を介して一体化されていることで、接続
管体10,20,30内にダクトスリーブDが挿入され
るときの衝撃、重量荷重等によっても分離、解体されな
い。壁板本体2と接続管体10,20,30とを一体化
して端壁板1を成型構成するに際し、管体配列固定具
3,40の周囲外郭を保持するよう成型面で平面載置さ
れる基板型枠パネル81上で固定した保持枠体82内
で、管体配列固定具3,40を介して接続管体10,2
0,30を立脚配列するものとしてあり、これによって
接続管体10,20,30夫々の配列を確実に保持させ
る。また管体配列固定具3,40に装着した鉄筋支持具
50,60,70を介して配筋した鉄筋6を確実に支持
させ、打設されるコンクリート材7による衝撃等によっ
ても位置ずれを生じさせず、管体配列固定具3,40に
開穿形成してあるコンクリート材流動孔5,42によっ
て、基板型枠パネル81とこの基板型枠パネル81上で
所定間隔を保持している管体配列固定具3,40との空
隙内にコンクリート材7を流し込まさせ、養生凝固では
剥離させずに強固に一体化させる。個別タイプの管体配
列固定具3は、接続管体10,20,30夫々を個別的
に保持することで、径が異なる各種の接続管体10,2
0,30等の種々に異なる組み合わせに対応させ、各別
形成の管体配列固定具3相互は鉄筋支持具50,60に
よって隣接配置させられ、コンクリート材7の打設時に
おける衝撃等によっても位置ずれが生じない。複数ユニ
ットタイプの管体配列固定具40は、複数毎に接続管体
10,20,30夫々を一括的に纏めて簡単に基板型枠
パネル81上で保持させ、コンクリート材7の打設時に
おける大きくなる衝撃等によっても相互間の位置ずれを
全く生じさせず、確実に支持したものとさせる。接続管
体10,20,30にダクトスリーブDを挿入すると
き、接続管体10,20,30夫々に形成の係合突部、
係合溝、係合段部等の保持手段15,25,35に接続
管体10,20,30の係止突部端16、係合溝、ネジ
止め固着のナットリング36等が係止、係合すること
で、また抜脱防止手段11,21,31内のOリング1
3,23,33がダクトスリーブD外周面に当接するこ
とと相俟ち接続管体10,20,30内にダクトスリー
ブDを確実に挿入保持し、ダクトスリーブDを介しての
管路材Pの連繋を確実にさせる。また保持手段45にお
ける抜脱阻止リング47は、接続管体10,20内への
ダクトスリーブDの挿入を円滑にさせるも、抜脱阻止溝
部49に係合後ではテーパー内側面48が抜脱阻止溝部
49側面に食い込み状に係合し、ダクトスリーブDの抜
脱を阻止させて挿入連結状態を維持させる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明するに、図において示される符号1は本
発明に係る組立式埋設型配線ボックスの端壁板であり、
例えば地中配線路における分岐部位、ユーザーの建築物
等への引込部位、点検部位その他において埋設されるマ
ンホール、ハンドホール等となるよう構築埋設される断
面でほぼU字形の溝形を呈する埋設型の配線ボックスB
の本体となるU型ブロックUの開口側面に組み付けられ
るようになっている(図9参照)。
施の形態を説明するに、図において示される符号1は本
発明に係る組立式埋設型配線ボックスの端壁板であり、
例えば地中配線路における分岐部位、ユーザーの建築物
等への引込部位、点検部位その他において埋設されるマ
ンホール、ハンドホール等となるよう構築埋設される断
面でほぼU字形の溝形を呈する埋設型の配線ボックスB
の本体となるU型ブロックUの開口側面に組み付けられ
るようになっている(図9参照)。
【0010】この端壁板1自体は、U型ブロックUにお
ける開口側面に組み付けられることでその開口側面を相
欠き構造を介して密着して閉塞するよう適宜肉厚を有す
るほぼ平板状の壁板本体2と、管路を構成する鋼管等の
管路材Pを連繋するダクトスリーブDが強制的に挿入連
結されるよう壁板本体2に抜脱防止手段11,21,3
1を介して配列固定された適数の筒状の接続管体10,
20,30とを備えている。そして壁板本体2は基板型
枠パネル81、周囲枠体84等によって構成された成型
手段80内で、この成型手段80内で所定の配列形態で
仮止め配列させた接続管体10,20,30夫々を一体
状に固定するコンクリート材7にて凝固形成されるもの
である。
ける開口側面に組み付けられることでその開口側面を相
欠き構造を介して密着して閉塞するよう適宜肉厚を有す
るほぼ平板状の壁板本体2と、管路を構成する鋼管等の
管路材Pを連繋するダクトスリーブDが強制的に挿入連
結されるよう壁板本体2に抜脱防止手段11,21,3
1を介して配列固定された適数の筒状の接続管体10,
20,30とを備えている。そして壁板本体2は基板型
枠パネル81、周囲枠体84等によって構成された成型
手段80内で、この成型手段80内で所定の配列形態で
仮止め配列させた接続管体10,20,30夫々を一体
状に固定するコンクリート材7にて凝固形成されるもの
である。
【0011】壁板本体2は、この壁板本体2内で配列さ
れる接続管体10,20,30夫々に対して仮止め状態
で連繋させる管体配列固定具3,40と、この配列され
た管体配列固定具3,40の周囲外郭を保持して基板型
枠パネル81上方に固定される保持枠体82と、管体配
列固定具3,40に装着される鉄筋支持具50,60,
70と、鉄筋支持具50,60,70に固定される鉄筋
6と、これらの管体配列固定具3,40、鉄筋支持具5
0,60,70、鉄筋6等を埋設させて一体化させるコ
ンクリート材7とから成り、成型時に使用される成型手
段80を形成している基板型枠パネル81面上で立脚さ
れる接続管体10,20,30と一体化されるものであ
る。すなわちこの壁板本体2は図1に示すように、成型
構成される壁板本体2の高さである上下方向、幅である
水平方向夫々に対応する縦、横の長さがほぼ等しくなっ
ている平面でほぼ矩形状を呈する基板型枠パネル81上
で、この基板型枠パネル81の周囲を囲繞固定する周囲
枠体84内で成型されるのであり、コンクリート材7の
打設、凝固後に基板型枠パネル81等の成型手段80を
脱型することで製作される。
れる接続管体10,20,30夫々に対して仮止め状態
で連繋させる管体配列固定具3,40と、この配列され
た管体配列固定具3,40の周囲外郭を保持して基板型
枠パネル81上方に固定される保持枠体82と、管体配
列固定具3,40に装着される鉄筋支持具50,60,
70と、鉄筋支持具50,60,70に固定される鉄筋
6と、これらの管体配列固定具3,40、鉄筋支持具5
0,60,70、鉄筋6等を埋設させて一体化させるコ
ンクリート材7とから成り、成型時に使用される成型手
段80を形成している基板型枠パネル81面上で立脚さ
れる接続管体10,20,30と一体化されるものであ
る。すなわちこの壁板本体2は図1に示すように、成型
構成される壁板本体2の高さである上下方向、幅である
水平方向夫々に対応する縦、横の長さがほぼ等しくなっ
ている平面でほぼ矩形状を呈する基板型枠パネル81上
で、この基板型枠パネル81の周囲を囲繞固定する周囲
枠体84内で成型されるのであり、コンクリート材7の
打設、凝固後に基板型枠パネル81等の成型手段80を
脱型することで製作される。
【0012】管体配列固定具3,40は、構成される端
壁板1においての所定の配列形態で設けられる径が種々
に異なる適数の接続管体10,20,30夫々を基板型
枠パネル81上で縦横に順次に並列して立脚状にして配
置するときの配列形態を保持固定するもので、図1乃至
図6に示すように基板型枠パネル81上にスペーサー8
3を介して固定された保持枠体82によって周囲外郭が
保持されるようにして、接続管体10,20,30夫々
を個別に保持するように接続管体10,20,30毎に
形成される個別タイプのものとして、あるいは図8に示
すように多数の接続管体10,20,30を複数である
いはその全部を一括形態で纏めて保持するように形成さ
れる複数ユニットタイプのものとして形成される。
壁板1においての所定の配列形態で設けられる径が種々
に異なる適数の接続管体10,20,30夫々を基板型
枠パネル81上で縦横に順次に並列して立脚状にして配
置するときの配列形態を保持固定するもので、図1乃至
図6に示すように基板型枠パネル81上にスペーサー8
3を介して固定された保持枠体82によって周囲外郭が
保持されるようにして、接続管体10,20,30夫々
を個別に保持するように接続管体10,20,30毎に
形成される個別タイプのものとして、あるいは図8に示
すように多数の接続管体10,20,30を複数である
いはその全部を一括形態で纏めて保持するように形成さ
れる複数ユニットタイプのものとして形成される。
【0013】個別タイプの管体配列固定具3は図1、図
6に示すように、径が異なる接続管体10,20,30
夫々に対応して接続管体10,20,30の外径に比し
大きくした一辺を有する平面でほぼ正方形状の所定肉厚
の剛性プレート例えば鋼板材に、同様に径が異なる接続
管体10,20,30夫々における後述の抜脱阻止手段
11,21,31の外径に比し大きくはない内径に設定
された連繋挿通孔4及びコンクリート材流動孔5を開穿
して成るものである。連繋挿通孔4は接続管体10,2
0,30自体の外径にほぼ対応した内径を有しており、
基板型枠パネル81上に立脚配列させた接続管体10,
20,30夫々に管体配列固定具3自体を嵌め合わせる
ようにして配置させるものとしてある。コンクリート材
流動孔5は配置させた管体配列固定具3自体の下方すな
わち基板型枠パネル81側にコンクリート材7を流動案
内して管体配列固定具3の上下方に空洞(巣)を形成さ
せずに管体配列固定具3とコンクリート材7との相互を
剥離させない強固な一体化を図るものとするのであり、
図示例にあってはほぼ正方形状の管体配列固定具3自体
の隅角部夫々にほぼ三角形状にして開穿されているので
ある。なおこの管体配列固定具3自体はコンクリート材
7の打設時に接続管体10,20,30をしっかりと配
列位置決めさせていると共に、コンクリート材7を管体
配列固定具3自体の下方に流動案内させればよいから、
管体配列固定具3自体が円盤状、八角形状、六角形状そ
の他の形状に形成されたり、コンクリート材流動孔5自
体の形状が円形その他の形状に形成されたり等の適宜な
選定は可能である。
6に示すように、径が異なる接続管体10,20,30
夫々に対応して接続管体10,20,30の外径に比し
大きくした一辺を有する平面でほぼ正方形状の所定肉厚
の剛性プレート例えば鋼板材に、同様に径が異なる接続
管体10,20,30夫々における後述の抜脱阻止手段
11,21,31の外径に比し大きくはない内径に設定
された連繋挿通孔4及びコンクリート材流動孔5を開穿
して成るものである。連繋挿通孔4は接続管体10,2
0,30自体の外径にほぼ対応した内径を有しており、
基板型枠パネル81上に立脚配列させた接続管体10,
20,30夫々に管体配列固定具3自体を嵌め合わせる
ようにして配置させるものとしてある。コンクリート材
流動孔5は配置させた管体配列固定具3自体の下方すな
わち基板型枠パネル81側にコンクリート材7を流動案
内して管体配列固定具3の上下方に空洞(巣)を形成さ
せずに管体配列固定具3とコンクリート材7との相互を
剥離させない強固な一体化を図るものとするのであり、
図示例にあってはほぼ正方形状の管体配列固定具3自体
の隅角部夫々にほぼ三角形状にして開穿されているので
ある。なおこの管体配列固定具3自体はコンクリート材
7の打設時に接続管体10,20,30をしっかりと配
列位置決めさせていると共に、コンクリート材7を管体
配列固定具3自体の下方に流動案内させればよいから、
管体配列固定具3自体が円盤状、八角形状、六角形状そ
の他の形状に形成されたり、コンクリート材流動孔5自
体の形状が円形その他の形状に形成されたり等の適宜な
選定は可能である。
【0014】また複数ユニットタイプの管体配列固定具
40は図8に示すように、成型構成する端壁板1におけ
る全体正面形状にほぼ対応した形状、あるいは複数の接
続管体10,20,30を纏めた状態で配列された外郭
形状に比し大きくした所定肉厚の剛性プレート例えば鋼
板材に、径が異なる接続管体10,20,30夫々に対
応した内径に設定された多数の連繋挿通孔41及びコン
クリート材流動孔42を配列開穿すると共に、後述の鉄
筋支持具70を例えば強制的に挿入係合する支持具挿入
孔43を配列開穿して成るものとしたのである。この管
体配列固定具40においての連繋挿通孔41は、例えば
図8に示すように配列される接続管体10,20,30
夫々の径の異なる大小、所定の配列形態等に対応して例
えばCADシステムで設計、作図された後にそれに対応
して作動されるプラズマ切断機等によって自動的に切抜
き形成されるものとしてある。このときの管体配列固定
具40自体は、図示のように接続管体10,20,30
の全部を一括配置する1枚板として、あるいは図示を省
略したが複数の接続管体10,20,30の幾つかを纏
めた単位ユニット板として形成される。
40は図8に示すように、成型構成する端壁板1におけ
る全体正面形状にほぼ対応した形状、あるいは複数の接
続管体10,20,30を纏めた状態で配列された外郭
形状に比し大きくした所定肉厚の剛性プレート例えば鋼
板材に、径が異なる接続管体10,20,30夫々に対
応した内径に設定された多数の連繋挿通孔41及びコン
クリート材流動孔42を配列開穿すると共に、後述の鉄
筋支持具70を例えば強制的に挿入係合する支持具挿入
孔43を配列開穿して成るものとしたのである。この管
体配列固定具40においての連繋挿通孔41は、例えば
図8に示すように配列される接続管体10,20,30
夫々の径の異なる大小、所定の配列形態等に対応して例
えばCADシステムで設計、作図された後にそれに対応
して作動されるプラズマ切断機等によって自動的に切抜
き形成されるものとしてある。このときの管体配列固定
具40自体は、図示のように接続管体10,20,30
の全部を一括配置する1枚板として、あるいは図示を省
略したが複数の接続管体10,20,30の幾つかを纏
めた単位ユニット板として形成される。
【0015】そしてまた保持枠体82は例えばチャンネ
ル材にて形成されており、基板型枠パネル81上で配列
される接続管体10,20,30を保持する複数あるい
は1枚の管体配列固定具3,40が配置されたときの最
外周縁である周囲外郭における長さに対応した長さに設
定されて使用され、最外周縁位置に対応して基板型枠パ
ネル81上でスライド等によって位置決め調整されて固
定されるものとしてある。この保持枠体82自体は、打
設されるコンクリート材7による衝撃等によっても管体
配列固定具3,40等に位置ずれを生じさせずにこれら
をしっかりと保持すると共に壁板本体2内に埋設される
ように、基板型枠パネル81上に立設配置した適当高さ
のスペーサー83を介して保持固定されているものであ
る。
ル材にて形成されており、基板型枠パネル81上で配列
される接続管体10,20,30を保持する複数あるい
は1枚の管体配列固定具3,40が配置されたときの最
外周縁である周囲外郭における長さに対応した長さに設
定されて使用され、最外周縁位置に対応して基板型枠パ
ネル81上でスライド等によって位置決め調整されて固
定されるものとしてある。この保持枠体82自体は、打
設されるコンクリート材7による衝撃等によっても管体
配列固定具3,40等に位置ずれを生じさせずにこれら
をしっかりと保持すると共に壁板本体2内に埋設される
ように、基板型枠パネル81上に立設配置した適当高さ
のスペーサー83を介して保持固定されているものであ
る。
【0016】また鉄筋支持具50,60,70は、管体
配列固定具3,40に係合装着されることで端壁板1内
で例えば格子状に交差配筋されることになる鉄筋6を保
持固定するのであり、管体配列固定具3,40、接続管
体10,20,30等に対する鉄筋6の配筋状況等によ
って適宜な構造、形状のものが選定使用される。
配列固定具3,40に係合装着されることで端壁板1内
で例えば格子状に交差配筋されることになる鉄筋6を保
持固定するのであり、管体配列固定具3,40、接続管
体10,20,30等に対する鉄筋6の配筋状況等によ
って適宜な構造、形状のものが選定使用される。
【0017】例えば図1乃至図6、図7(A)に示され
る鉄筋支持具50は、管体配列固定具3の肉厚に相当す
る幅員で側方に開口された取付溝部52を左右に有する
ベース部51に、鉄筋6が嵌め入れられることで鉄筋6
を保持する保持溝54が形成されている保持片53を前
後に相対峙させて立設して成るものとしたのである。こ
の鉄筋支持具50は、図示のように接続管体10,2
0,30の配列に対応して配置される管体配列固定具3
相互間に、取付溝部52内に管体配列固定具3の縁部が
挿入されることで介在されるものであり、管体配列固定
具3相互を連結し、また位置決めをも行なうものとして
ある。
る鉄筋支持具50は、管体配列固定具3の肉厚に相当す
る幅員で側方に開口された取付溝部52を左右に有する
ベース部51に、鉄筋6が嵌め入れられることで鉄筋6
を保持する保持溝54が形成されている保持片53を前
後に相対峙させて立設して成るものとしたのである。こ
の鉄筋支持具50は、図示のように接続管体10,2
0,30の配列に対応して配置される管体配列固定具3
相互間に、取付溝部52内に管体配列固定具3の縁部が
挿入されることで介在されるものであり、管体配列固定
具3相互を連結し、また位置決めをも行なうものとして
ある。
【0018】図7(B)に示される鉄筋支持具60は、
管体配列固定具3の肉厚に相当する幅員で側方及び下方
夫々に開口された取付溝部62を左右に有するベース部
61に、鉄筋6が嵌め入れられることで鉄筋6を保持す
る保持溝64が形成されている保持片63を前後に相対
峙させて立設して成るものとしたのである。この鉄筋支
持具60は、側方及び下方夫々に向けて開口されている
いずれかの取付溝部62によって管体配列固定具3の縁
部に装着されるもので、鉄筋6を下方あるいは側方から
保持するものとしてある。なおこの鉄筋支持具60と前
記の鉄筋支持具50とを併用することも可能であり、い
ずれか一方のみの使用に限定されるものではない。
管体配列固定具3の肉厚に相当する幅員で側方及び下方
夫々に開口された取付溝部62を左右に有するベース部
61に、鉄筋6が嵌め入れられることで鉄筋6を保持す
る保持溝64が形成されている保持片63を前後に相対
峙させて立設して成るものとしたのである。この鉄筋支
持具60は、側方及び下方夫々に向けて開口されている
いずれかの取付溝部62によって管体配列固定具3の縁
部に装着されるもので、鉄筋6を下方あるいは側方から
保持するものとしてある。なおこの鉄筋支持具60と前
記の鉄筋支持具50とを併用することも可能であり、い
ずれか一方のみの使用に限定されるものではない。
【0019】図7(C)に示される鉄筋支持具70は、
管体配列固定具40の盤面に当接されるベース部71の
底部に、管体配列固定具40の肉厚に相当する幅員の取
付溝73を周囲に形成してあると共に狭窄割溝74が形
成されている錘体状の係合ピン72を突設し、またベー
ス部71に、鉄筋6が嵌め入れられることで鉄筋6を保
持する保持溝76が形成されている保持片75を前後あ
るいは左右に相対峙させて立設して成るものとしたので
ある。この鉄筋支持具70は、管体配列固定具40に開
穿されている支持具挿入孔43に、狭窄割溝74による
狭窄作用を利用して係合ピン72にて強制的に挿入する
ことで管体配列固定具40上にセットでき、上方に向け
られた保持溝76内に鉄筋6を嵌め入れることで鉄筋6
を保持するものとしてある。
管体配列固定具40の盤面に当接されるベース部71の
底部に、管体配列固定具40の肉厚に相当する幅員の取
付溝73を周囲に形成してあると共に狭窄割溝74が形
成されている錘体状の係合ピン72を突設し、またベー
ス部71に、鉄筋6が嵌め入れられることで鉄筋6を保
持する保持溝76が形成されている保持片75を前後あ
るいは左右に相対峙させて立設して成るものとしたので
ある。この鉄筋支持具70は、管体配列固定具40に開
穿されている支持具挿入孔43に、狭窄割溝74による
狭窄作用を利用して係合ピン72にて強制的に挿入する
ことで管体配列固定具40上にセットでき、上方に向け
られた保持溝76内に鉄筋6を嵌め入れることで鉄筋6
を保持するものとしてある。
【0020】また鉄筋6は各種のコンクリート製品、コ
ンクリート構築物等に埋め込まれる公知のものであり、
壁板本体2自体に引張強度、曲げ強度等を与えるのであ
り、コンクリート材7は、セメント、骨材、混和材料等
を混練して成る公知のものである。
ンクリート構築物等に埋め込まれる公知のものであり、
壁板本体2自体に引張強度、曲げ強度等を与えるのであ
り、コンクリート材7は、セメント、骨材、混和材料等
を混練して成る公知のものである。
【0021】一方、接続管体10,20,30は、ダク
トスリーブDが端壁板1自体の外方側から挿入されるダ
クトスリーブDの挿入端を端壁板1自体の内方側に突出
させることなく、また挿入後では外方側に抜け出させる
ことなくしっかりと嵌め入れ保持するもので、接続管体
10,20,30自体における壁板本体2の内側面側で
の端縁面は壁板本体2内側面とほぼ面一状になり、壁板
本体2の外側面側では壁板本体2から若干突出された状
態で壁板本体2と一体化されている。そのため接続管体
10,20,30自体は、ダクトスリーブDの外径に相
当する内径を有する例えば鋼管にて形成され、壁板本体
2に対して一体化させる抜脱防止手段11,21,31
と、挿入したダクトスリーブDを抜け出させずに保持す
る保持手段15,25,35,45とを備えているので
ある。
トスリーブDが端壁板1自体の外方側から挿入されるダ
クトスリーブDの挿入端を端壁板1自体の内方側に突出
させることなく、また挿入後では外方側に抜け出させる
ことなくしっかりと嵌め入れ保持するもので、接続管体
10,20,30自体における壁板本体2の内側面側で
の端縁面は壁板本体2内側面とほぼ面一状になり、壁板
本体2の外側面側では壁板本体2から若干突出された状
態で壁板本体2と一体化されている。そのため接続管体
10,20,30自体は、ダクトスリーブDの外径に相
当する内径を有する例えば鋼管にて形成され、壁板本体
2に対して一体化させる抜脱防止手段11,21,31
と、挿入したダクトスリーブDを抜け出させずに保持す
る保持手段15,25,35,45とを備えているので
ある。
【0022】図2に示される接続管体10は、壁板本体
2の内側面側寄りに位置させて管壁を外方に膨出して形
成した膨出部12内にダクトスリーブD外周面に当接す
るOリング13を装入することで抜脱防止手段11と
し、また壁板本体2の内側面側の端部をラッパ状に僅か
に拡開すると共に内側面に係止段部を形成することで保
持手段15としたものである。そしてこの保持手段15
に対応するよう、ダクトスリーブDの挿入端部には、保
持手段15の係止段部に係止する係止突部端16を外周
縁部に面取り状に突設形成すると共に挿入端部自体を狭
窄させるようにダクトスリーブD自体の長さ方向に沿う
複数の挿入スリット17を切欠配設してあるものであ
る。こうすることでダクトスリーブDの挿入端部におけ
る面取り状の係止突部端16を接続管体10の後端部に
位置合わせして挿入することで、挿入端部自体が挿入ス
リット17による狭窄作用で狭窄されて接続管体10内
部に進入し、保持手段15位置に到達すると同時に拡開
して係止突部端16が保持手段15に係止して一体状に
嵌め入れ保持されるものである。
2の内側面側寄りに位置させて管壁を外方に膨出して形
成した膨出部12内にダクトスリーブD外周面に当接す
るOリング13を装入することで抜脱防止手段11と
し、また壁板本体2の内側面側の端部をラッパ状に僅か
に拡開すると共に内側面に係止段部を形成することで保
持手段15としたものである。そしてこの保持手段15
に対応するよう、ダクトスリーブDの挿入端部には、保
持手段15の係止段部に係止する係止突部端16を外周
縁部に面取り状に突設形成すると共に挿入端部自体を狭
窄させるようにダクトスリーブD自体の長さ方向に沿う
複数の挿入スリット17を切欠配設してあるものであ
る。こうすることでダクトスリーブDの挿入端部におけ
る面取り状の係止突部端16を接続管体10の後端部に
位置合わせして挿入することで、挿入端部自体が挿入ス
リット17による狭窄作用で狭窄されて接続管体10内
部に進入し、保持手段15位置に到達すると同時に拡開
して係止突部端16が保持手段15に係止して一体状に
嵌め入れ保持されるものである。
【0023】図3に示される接続管体20は、同様に壁
板本体2の内側面側寄りに位置させて管壁を外方に膨出
して形成した膨出部22内にダクトスリーブD外周面に
当接するOリング23を装入することで抜脱防止手段2
1とし、また壁板本体2の内側面側の端部近傍に接続管
体20自体の内方に断面で角溝形状の係合突部を突出形
成することで保持手段25としたものである。そしてこ
の保持手段25に対応するよう、ダクトスリーブDの挿
入端部には、保持手段21の係合突部に係止する角溝形
状に窪ませてある係合溝部26を外周側面に形成すると
共に挿入端部自体を狭窄させるようにダクトスリーブD
自体の長さ方向に沿う複数の挿入スリット27を切欠配
設し、また挿入端縁を断面で円弧状に削成してあるもの
である。こうすることでダクトスリーブDの挿入端部を
接続管体20の後端部に位置合わせして挿入すると、挿
入端縁が保持手段25位置に到達したときには挿入端部
自体が挿入スリット27による狭窄作用で狭窄されて保
持手段25を乗り越えて係合溝部26が保持手段25の
係合突部に係合して一体状に嵌め入れ保持されるもので
ある。
板本体2の内側面側寄りに位置させて管壁を外方に膨出
して形成した膨出部22内にダクトスリーブD外周面に
当接するOリング23を装入することで抜脱防止手段2
1とし、また壁板本体2の内側面側の端部近傍に接続管
体20自体の内方に断面で角溝形状の係合突部を突出形
成することで保持手段25としたものである。そしてこ
の保持手段25に対応するよう、ダクトスリーブDの挿
入端部には、保持手段21の係合突部に係止する角溝形
状に窪ませてある係合溝部26を外周側面に形成すると
共に挿入端部自体を狭窄させるようにダクトスリーブD
自体の長さ方向に沿う複数の挿入スリット27を切欠配
設し、また挿入端縁を断面で円弧状に削成してあるもの
である。こうすることでダクトスリーブDの挿入端部を
接続管体20の後端部に位置合わせして挿入すると、挿
入端縁が保持手段25位置に到達したときには挿入端部
自体が挿入スリット27による狭窄作用で狭窄されて保
持手段25を乗り越えて係合溝部26が保持手段25の
係合突部に係合して一体状に嵌め入れ保持されるもので
ある。
【0024】図4に示される接続管体30は、壁板本体
2の内側面側寄りに位置させて管壁を外方に膨出して形
成した膨出部32内にダクトスリーブD外周面に当接す
るOリング33を装入することで抜脱防止手段31と
し、また壁板本体2の内側面側の端部をラッパ状に僅か
に拡開すると共に、接続管体30内に挿入されたダクト
スリーブDの挿入端部に形成されているオネジ部にネジ
止め固着されるナットリング36が係合される係合段部
を内周側面に形成することで保持手段35としたもので
ある。こうすることでダクトスリーブDの挿入端部を接
続管体30の後端部に位置合わせして挿入することによ
り挿入端部のオネジ部が保持手段35位置の前方に突出
後にナットリング36をネジ止めして、このナットリン
グ36を保持手段35の係合段部に係合するものとすれ
ばよいものであり、簡素、廉価な構成によって接続管体
30にダクトスリーブDを接続することがてきる。
2の内側面側寄りに位置させて管壁を外方に膨出して形
成した膨出部32内にダクトスリーブD外周面に当接す
るOリング33を装入することで抜脱防止手段31と
し、また壁板本体2の内側面側の端部をラッパ状に僅か
に拡開すると共に、接続管体30内に挿入されたダクト
スリーブDの挿入端部に形成されているオネジ部にネジ
止め固着されるナットリング36が係合される係合段部
を内周側面に形成することで保持手段35としたもので
ある。こうすることでダクトスリーブDの挿入端部を接
続管体30の後端部に位置合わせして挿入することによ
り挿入端部のオネジ部が保持手段35位置の前方に突出
後にナットリング36をネジ止めして、このナットリン
グ36を保持手段35の係合段部に係合するものとすれ
ばよいものであり、簡素、廉価な構成によって接続管体
30にダクトスリーブDを接続することがてきる。
【0025】また図5にあっては別の保持手段45が示
されており、これは接続管体10,20の管壁自体を外
方に膨出して形成した膨出部46内に、接続管体10,
20における前部である挿入端部側から後部側に至るに
伴ない次第に大径となるテーパー内側面48となってい
る横断面でほぼ台形状を呈すると共に一部が切欠されて
いるC字形の、いわばカットリング状になっている抜脱
阻止リング47を配装する一方、ダクトスリーブDにお
ける挿入端部の外周側面には抜脱阻止リング47が嵌ま
り込む抜脱阻止溝部49を形成したものである。こうす
ることでダクトスリーブDの挿入端部を接続管体10,
20の後端部に位置合わせして挿入すると、挿入端縁が
膨出部46位置の抜脱阻止リング47に到達したときに
はこの抜脱阻止リング47を拡開させることで挿入端部
自体の挿入を続行させても、抜脱阻止溝部49が抜脱阻
止リング47に噛み合うと抜脱阻止リング47における
テーパー内側面48の鋭角部分が抜脱阻止溝部49に係
合し、ダクトスリーブDを接続管体10,20に対して
しっかりと保持させるのである。なおこのときの膨出部
46は打設されるコンクリート材7と噛み合い状に一体
になることで上記の抜脱防止手段11,21,31を兼
ねることができるものである。
されており、これは接続管体10,20の管壁自体を外
方に膨出して形成した膨出部46内に、接続管体10,
20における前部である挿入端部側から後部側に至るに
伴ない次第に大径となるテーパー内側面48となってい
る横断面でほぼ台形状を呈すると共に一部が切欠されて
いるC字形の、いわばカットリング状になっている抜脱
阻止リング47を配装する一方、ダクトスリーブDにお
ける挿入端部の外周側面には抜脱阻止リング47が嵌ま
り込む抜脱阻止溝部49を形成したものである。こうす
ることでダクトスリーブDの挿入端部を接続管体10,
20の後端部に位置合わせして挿入すると、挿入端縁が
膨出部46位置の抜脱阻止リング47に到達したときに
はこの抜脱阻止リング47を拡開させることで挿入端部
自体の挿入を続行させても、抜脱阻止溝部49が抜脱阻
止リング47に噛み合うと抜脱阻止リング47における
テーパー内側面48の鋭角部分が抜脱阻止溝部49に係
合し、ダクトスリーブDを接続管体10,20に対して
しっかりと保持させるのである。なおこのときの膨出部
46は打設されるコンクリート材7と噛み合い状に一体
になることで上記の抜脱防止手段11,21,31を兼
ねることができるものである。
【0026】更にまた前記の成型手段80は、壁板本体
2の成型製作時に成型作業面上に配置される基板型枠パ
ネル81と、鉄筋支持具50,60を介して配列保持さ
れる個別タイプの管体配列固定具3、複数ユニットタイ
プの管体配列固定具40夫々を周囲から保持固定する前
記の保持枠体82更には基板型枠パネル81上面に対し
ての管体配列固定具3,40との所定間隔を保持位置決
めさせるよう基板型枠パネル81上に立脚されるスペー
サー83と、成型構成される壁板本体2の周囲となる基
板型枠パネル81の周囲を囲繞する周囲枠体84とを備
えて成るものである。
2の成型製作時に成型作業面上に配置される基板型枠パ
ネル81と、鉄筋支持具50,60を介して配列保持さ
れる個別タイプの管体配列固定具3、複数ユニットタイ
プの管体配列固定具40夫々を周囲から保持固定する前
記の保持枠体82更には基板型枠パネル81上面に対し
ての管体配列固定具3,40との所定間隔を保持位置決
めさせるよう基板型枠パネル81上に立脚されるスペー
サー83と、成型構成される壁板本体2の周囲となる基
板型枠パネル81の周囲を囲繞する周囲枠体84とを備
えて成るものである。
【0027】基板型枠パネル81は成型すべき端壁板1
の大きさにほぼ対応した所定肉厚の平板状に形成されて
おり、端壁板1自体における成型荷重に十分に耐え得る
ものとしてある。スペーサー83は保持枠体82、管体
配列固定具3,40等を基板型枠パネル81の上方で保
持するのである。なおスペーサー83は例えば図3、図
5に示すように基板型枠パネル81上面に立脚状に固定
されることで管体配列固定具3,40を基板型枠パネル
81に対して所定間隔で保持させ、その後に接続管体1
0,20,30を管体配列固定具3,40の上方から挿
入して嵌め入れることができる。もとより図2、図4に
示すように基板型枠パネル81上面に立脚配置した接続
管体10,20,30夫々における抜脱防止手段11,
21,31に連繋挿通孔4,41の孔縁を係止すること
で管体配列固定具3,40は保持されることになるか
ら、この場合にはスペーサー83を省略することができ
る。
の大きさにほぼ対応した所定肉厚の平板状に形成されて
おり、端壁板1自体における成型荷重に十分に耐え得る
ものとしてある。スペーサー83は保持枠体82、管体
配列固定具3,40等を基板型枠パネル81の上方で保
持するのである。なおスペーサー83は例えば図3、図
5に示すように基板型枠パネル81上面に立脚状に固定
されることで管体配列固定具3,40を基板型枠パネル
81に対して所定間隔で保持させ、その後に接続管体1
0,20,30を管体配列固定具3,40の上方から挿
入して嵌め入れることができる。もとより図2、図4に
示すように基板型枠パネル81上面に立脚配置した接続
管体10,20,30夫々における抜脱防止手段11,
21,31に連繋挿通孔4,41の孔縁を係止すること
で管体配列固定具3,40は保持されることになるか
ら、この場合にはスペーサー83を省略することができ
る。
【0028】次に成型手段80を使用した端壁板1の成
型製作手順を説明すると、個別タイプの管体配列固定具
3を使用する場合には図1、図6に示すように、適当な
成型作業面上に周囲を周囲枠体84にて囲繞した基板型
枠パネル81を配置し、製作すべき端壁板1における大
小が異なる複数の接続管体10,20,30等の配列形
態に基づきそれらに対応した所定大きさの管体配列固定
具3を選定すると共に、縦横の方向で鉄筋支持具50,
60等を介在させて位置決めしながら配列する。このと
き基板型枠パネル81上面に立脚配置したスペーサー8
3を介して管体配列固定具3を保持することで、管体配
列固定具3の配置後で接続管体10,20,30を嵌め
入れることができ、また基板型枠パネル81上面に立脚
配列した接続管体10,20,30夫々に管体配列固定
具3を嵌め入れて抜脱防止手段11,21,31に保持
させることでスペーサー83を不要とすることができ
る。なお管体配列固定具3と接続管体10,20,30
を嵌め入れ組み合わせた後にその上下の転換等によって
スペーサー83を介してあるいは介さずに基板型枠パネ
ル81上に配列することもできる。次いで鉄筋支持具5
0,60の保持溝54,64内に鉄筋6を嵌め入れるこ
とで、更には嵌め入れることで配筋した鉄筋6上に他の
鉄筋6を交差させ、必要があれば交差部位で適宜に縛結
することにより縦横方向で鉄筋6を配筋するのである。
一方、配置した管体配列固定具3の最外周縁である周囲
外郭に沿って、基板型枠パネル81上でスペーサー83
を介して保持枠体82を配置固定して押し止めることで
接続管体10,20,30、管体配列固定具3等の位置
決め後にコンクリート材7を振動機等によって振動を与
えて満遍なく充填されるようにして打設し、適当な養生
期間の経過後に成型手段80を解体して脱型するのであ
る。
型製作手順を説明すると、個別タイプの管体配列固定具
3を使用する場合には図1、図6に示すように、適当な
成型作業面上に周囲を周囲枠体84にて囲繞した基板型
枠パネル81を配置し、製作すべき端壁板1における大
小が異なる複数の接続管体10,20,30等の配列形
態に基づきそれらに対応した所定大きさの管体配列固定
具3を選定すると共に、縦横の方向で鉄筋支持具50,
60等を介在させて位置決めしながら配列する。このと
き基板型枠パネル81上面に立脚配置したスペーサー8
3を介して管体配列固定具3を保持することで、管体配
列固定具3の配置後で接続管体10,20,30を嵌め
入れることができ、また基板型枠パネル81上面に立脚
配列した接続管体10,20,30夫々に管体配列固定
具3を嵌め入れて抜脱防止手段11,21,31に保持
させることでスペーサー83を不要とすることができ
る。なお管体配列固定具3と接続管体10,20,30
を嵌め入れ組み合わせた後にその上下の転換等によって
スペーサー83を介してあるいは介さずに基板型枠パネ
ル81上に配列することもできる。次いで鉄筋支持具5
0,60の保持溝54,64内に鉄筋6を嵌め入れるこ
とで、更には嵌め入れることで配筋した鉄筋6上に他の
鉄筋6を交差させ、必要があれば交差部位で適宜に縛結
することにより縦横方向で鉄筋6を配筋するのである。
一方、配置した管体配列固定具3の最外周縁である周囲
外郭に沿って、基板型枠パネル81上でスペーサー83
を介して保持枠体82を配置固定して押し止めることで
接続管体10,20,30、管体配列固定具3等の位置
決め後にコンクリート材7を振動機等によって振動を与
えて満遍なく充填されるようにして打設し、適当な養生
期間の経過後に成型手段80を解体して脱型するのであ
る。
【0029】また図8に示される一括タイプの管体配列
固定具40を使用する場合には、製作すべき端壁板1に
おける接続管体10,20,30の配列形態に基づき多
数の連繋挿通孔41が開穿されている管体配列固定具4
0に対して夫々の連繋挿通孔41に接続管体10,2
0,30を嵌め入れ組み合わせるのであり、このとき上
記と同様にスペーサー83を介して基板型枠パネル81
上で管体配列固定具40を位置決めするか、配列位置決
めされる接続管体10,20,30に管体配列固定具4
0を組み合わせるかするのである。次いで支持具挿入孔
43に強制的に挿入した鉄筋支持具70の保持溝76内
に鉄筋6を嵌め入れる等によって上記と同様に縦横方向
で鉄筋6を配筋するのである。一方、必要があれば管体
配列固定具40の周縁に沿って保持枠体82を配置固定
した後に、周囲枠体84にて囲繞した基板型枠パネル8
1上にコンクリート材7を振動機等によって振動を与え
て満遍なく充填されるようにして打設し、適当な養生期
間の経過後に成型手段80を解体して脱型するのであ
る。
固定具40を使用する場合には、製作すべき端壁板1に
おける接続管体10,20,30の配列形態に基づき多
数の連繋挿通孔41が開穿されている管体配列固定具4
0に対して夫々の連繋挿通孔41に接続管体10,2
0,30を嵌め入れ組み合わせるのであり、このとき上
記と同様にスペーサー83を介して基板型枠パネル81
上で管体配列固定具40を位置決めするか、配列位置決
めされる接続管体10,20,30に管体配列固定具4
0を組み合わせるかするのである。次いで支持具挿入孔
43に強制的に挿入した鉄筋支持具70の保持溝76内
に鉄筋6を嵌め入れる等によって上記と同様に縦横方向
で鉄筋6を配筋するのである。一方、必要があれば管体
配列固定具40の周縁に沿って保持枠体82を配置固定
した後に、周囲枠体84にて囲繞した基板型枠パネル8
1上にコンクリート材7を振動機等によって振動を与え
て満遍なく充填されるようにして打設し、適当な養生期
間の経過後に成型手段80を解体して脱型するのであ
る。
【0030】こうして製作された端壁板1は図9に示す
ように地中管路における配線ボックスBの構成部材の一
部として使用される。すなわち設置場所で掘削形成され
た掘削穴の底部上に基礎砕石、調整砂等を介して敷設し
た適宜大きさの例えば矩形状の敷板B1の上に構築され
るのであり、この敷板B1上に均しモルタルを介して所
定空間容量に対応して必要があれば適数で連結された状
態でU型ブロックUが載置され、その開口側面に端壁板
1が組み付けられるものである。その後で端壁板1にお
ける接続管体10,20,30内に端壁板1の外側方か
らダクトスリーブDを挿入して保持手段15,25,3
5,45等を介してこれらを一体化する。そして一体化
したダクトスリーブDには、このダクトスリーブD自体
の後部に形成した大径のスライド連結部D1に例えばス
ライド可能にした管路材Pを、あるいは屈曲性がある管
路材Pをスライド自在に挿入するのである。こうするこ
とで例えば建物周辺、橋梁詰部等に設置しておいて地
震、地盤の不等沈下等に伴なう地中管路の抜け出しによ
るケーブル事故等を防止できるものである。なお図中符
号B2は舗装止めプレート枠、B3は蓋、B4はU型ブ
ロックUに端壁板1を取り付け固定するスタッドボル
ト、ナット等のネジ止め手段、B5はケーブル引き込み
金物である。
ように地中管路における配線ボックスBの構成部材の一
部として使用される。すなわち設置場所で掘削形成され
た掘削穴の底部上に基礎砕石、調整砂等を介して敷設し
た適宜大きさの例えば矩形状の敷板B1の上に構築され
るのであり、この敷板B1上に均しモルタルを介して所
定空間容量に対応して必要があれば適数で連結された状
態でU型ブロックUが載置され、その開口側面に端壁板
1が組み付けられるものである。その後で端壁板1にお
ける接続管体10,20,30内に端壁板1の外側方か
らダクトスリーブDを挿入して保持手段15,25,3
5,45等を介してこれらを一体化する。そして一体化
したダクトスリーブDには、このダクトスリーブD自体
の後部に形成した大径のスライド連結部D1に例えばス
ライド可能にした管路材Pを、あるいは屈曲性がある管
路材Pをスライド自在に挿入するのである。こうするこ
とで例えば建物周辺、橋梁詰部等に設置しておいて地
震、地盤の不等沈下等に伴なう地中管路の抜け出しによ
るケーブル事故等を防止できるものである。なお図中符
号B2は舗装止めプレート枠、B3は蓋、B4はU型ブ
ロックUに端壁板1を取り付け固定するスタッドボル
ト、ナット等のネジ止め手段、B5はケーブル引き込み
金物である。
【0031】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているた
め、各種ケーブルの地中配線用の管路を構成する場合の
分岐部、接続部等において設置されるプレハブ化された
組立式埋設型配線ボックスにおいて、従来であれば一体
化されているために突出形成されていたダクトスリーブ
Dを組立後に接続させる分離形式のものとすると共にそ
のダクトスリーブDを簡単に接続できる接続管体10,
20,30を備えたものとしてあるから、現場施工にお
いての取扱いを容易にして極めて簡単、短時間で構築で
きるものである。しかもこれによって特に管路の沈下対
策用にも使用して地震、地盤の不等沈下等による建物周
辺や橋梁詰部等の地中管路の抜け出し、破損その他によ
るケーブル事故等を未然に防止できるのである。
め、各種ケーブルの地中配線用の管路を構成する場合の
分岐部、接続部等において設置されるプレハブ化された
組立式埋設型配線ボックスにおいて、従来であれば一体
化されているために突出形成されていたダクトスリーブ
Dを組立後に接続させる分離形式のものとすると共にそ
のダクトスリーブDを簡単に接続できる接続管体10,
20,30を備えたものとしてあるから、現場施工にお
いての取扱いを容易にして極めて簡単、短時間で構築で
きるものである。しかもこれによって特に管路の沈下対
策用にも使用して地震、地盤の不等沈下等による建物周
辺や橋梁詰部等の地中管路の抜け出し、破損その他によ
るケーブル事故等を未然に防止できるのである。
【0032】すなわちこれは本発明において、地中配線
路における埋設型の配線ボックスBの本体となるU型ブ
ロックUにおける開口側面を閉塞する壁板本体2と、管
路材Pを連繋するダクトスリーブDが強制的に挿入連結
されるよう保持手段15,25,35,45を有してい
て、壁板本体2に抜脱防止手段11,21,31を介し
て一体状に配列固定された適数の筒状の接続管体10,
20,30とを備えているものとしたからであり、また
基板型枠パネル81、周囲枠体84による成型手段80
を組み立てる成型手段組立工程と、基板型枠パネル81
上に接続管体10,20,30を配列する接続管体配列
工程と、周囲外郭を保持枠体82にて保持した管体配列
固定具3,40を介して保持枠体82内で接続管体1
0,20,30相互を固定保持させる固定保持工程と、
鉄筋支持具50,60,70を介して鉄筋6を配筋する
配筋工程と、コンクリート材7を打設して一体化する打
設工程と、養生、凝固後に成型手段80を脱型する脱型
工程とからなるものとしたからであり、これらによっ
て、堅牢な端壁板1を構成できると共に、掘削した埋設
穴内での配線ボックスBの組立、この組立後の管路材P
の連繋作業等を容易にし、しかも地中管路におけるケー
ブル事故等を防止し得るのである。
路における埋設型の配線ボックスBの本体となるU型ブ
ロックUにおける開口側面を閉塞する壁板本体2と、管
路材Pを連繋するダクトスリーブDが強制的に挿入連結
されるよう保持手段15,25,35,45を有してい
て、壁板本体2に抜脱防止手段11,21,31を介し
て一体状に配列固定された適数の筒状の接続管体10,
20,30とを備えているものとしたからであり、また
基板型枠パネル81、周囲枠体84による成型手段80
を組み立てる成型手段組立工程と、基板型枠パネル81
上に接続管体10,20,30を配列する接続管体配列
工程と、周囲外郭を保持枠体82にて保持した管体配列
固定具3,40を介して保持枠体82内で接続管体1
0,20,30相互を固定保持させる固定保持工程と、
鉄筋支持具50,60,70を介して鉄筋6を配筋する
配筋工程と、コンクリート材7を打設して一体化する打
設工程と、養生、凝固後に成型手段80を脱型する脱型
工程とからなるものとしたからであり、これらによっ
て、堅牢な端壁板1を構成できると共に、掘削した埋設
穴内での配線ボックスBの組立、この組立後の管路材P
の連繋作業等を容易にし、しかも地中管路におけるケー
ブル事故等を防止し得るのである。
【0033】また壁板本体2には、配線ボックスBの組
立後でダクトスリーブDが強制的に挿入連結される筒状
の接続管体10,20,30を抜脱防止手段11,2
1,31を介して一体状に配列固定してあるから、掘削
穴内での配線ボックスBの組み立てに際しての端壁板1
自体には邪魔になる余分な突起物等が存しないことでこ
れの取扱いを容易にすると共に、損傷される虞れもない
のである。しかも接続管体10,20,30内にダクト
スリーブDを挿入連結するに際し、相当に重量があるダ
クトスリーブD自体の壁板本体2、接続管体10,2
0,30等に対しての衝撃、重量荷重等によっても両者
が分離、解体されることもないのである。
立後でダクトスリーブDが強制的に挿入連結される筒状
の接続管体10,20,30を抜脱防止手段11,2
1,31を介して一体状に配列固定してあるから、掘削
穴内での配線ボックスBの組み立てに際しての端壁板1
自体には邪魔になる余分な突起物等が存しないことでこ
れの取扱いを容易にすると共に、損傷される虞れもない
のである。しかも接続管体10,20,30内にダクト
スリーブDを挿入連結するに際し、相当に重量があるダ
クトスリーブD自体の壁板本体2、接続管体10,2
0,30等に対しての衝撃、重量荷重等によっても両者
が分離、解体されることもないのである。
【0034】一方、壁板本体2と接続管体10,20,
30とを一体化して端壁板1を成型構成するに際し、成
型作業面で平面載置される基板型枠パネル81上で管体
配列固定具3,40を介して接続管体10,20,30
を立脚配列するから、接続管体10,20,30夫々の
配列を確実に保持させ、打設されるコンクリート材7に
よる衝撃等によっても位置ずれを生じさせないものであ
る。また配筋される鉄筋6は、管体配列固定具3,40
に装着した鉄筋支持具50,60,70を介して支持さ
れるから、打設されるコンクリート材7による衝撃等に
よっても同様に位置ずれを生じさせず、コンクリート製
品としての引っ張り強度等も十分に確保されるものであ
る。
30とを一体化して端壁板1を成型構成するに際し、成
型作業面で平面載置される基板型枠パネル81上で管体
配列固定具3,40を介して接続管体10,20,30
を立脚配列するから、接続管体10,20,30夫々の
配列を確実に保持させ、打設されるコンクリート材7に
よる衝撃等によっても位置ずれを生じさせないものであ
る。また配筋される鉄筋6は、管体配列固定具3,40
に装着した鉄筋支持具50,60,70を介して支持さ
れるから、打設されるコンクリート材7による衝撃等に
よっても同様に位置ずれを生じさせず、コンクリート製
品としての引っ張り強度等も十分に確保されるものであ
る。
【0035】またコンクリート材7の打設に際し、管体
配列固定具3,40の上方からコンクリート材7を打設
するとしても、この管体配列固定具3,40に開穿形成
してあるコンクリート材流動孔5,42によって、成型
手段80における基板型枠パネル81とこの基板型枠パ
ネル81上で所定間隔を保持している管体配列固定具
3,40との空隙内にコンクリート材7を十分に流し込
まさせ、内部に空洞を形成させることもなく、養生凝固
ではコンクリート材7を剥離させずに全体を強固に一体
化させることができる。
配列固定具3,40の上方からコンクリート材7を打設
するとしても、この管体配列固定具3,40に開穿形成
してあるコンクリート材流動孔5,42によって、成型
手段80における基板型枠パネル81とこの基板型枠パ
ネル81上で所定間隔を保持している管体配列固定具
3,40との空隙内にコンクリート材7を十分に流し込
まさせ、内部に空洞を形成させることもなく、養生凝固
ではコンクリート材7を剥離させずに全体を強固に一体
化させることができる。
【0036】個別タイプの管体配列固定具3は、接続管
体10,20,30夫々を個別的に保持するようになっ
ているから、径が異なる各種の接続管体10,20,3
0等の種々に異なる組み合わせに対応でき、地中管路の
種々な構成に対処可能なものである。しかもこの各別形
成の管体配列固定具3相互は、この管体配列固定具3の
周囲外郭が保持枠体82にて保持されると共に管体配列
固定具3の側縁に装着される鉄筋支持具50,60によ
って隣接配置されるのであり、しかもこの鉄筋支持具5
0,60に鉄筋6を配筋支持していることと相俟ち、コ
ンクリート材7の打設時における衝撃等によっても位置
ずれが生じず、接続管体10,20,30等の仮止め配
列形態をも維持するのである。
体10,20,30夫々を個別的に保持するようになっ
ているから、径が異なる各種の接続管体10,20,3
0等の種々に異なる組み合わせに対応でき、地中管路の
種々な構成に対処可能なものである。しかもこの各別形
成の管体配列固定具3相互は、この管体配列固定具3の
周囲外郭が保持枠体82にて保持されると共に管体配列
固定具3の側縁に装着される鉄筋支持具50,60によ
って隣接配置されるのであり、しかもこの鉄筋支持具5
0,60に鉄筋6を配筋支持していることと相俟ち、コ
ンクリート材7の打設時における衝撃等によっても位置
ずれが生じず、接続管体10,20,30等の仮止め配
列形態をも維持するのである。
【0037】一方、複数ユニットタイプの管体配列固定
具40は、複数の接続管体10,20,30夫々を適当
数であるいは全体数を一括的に纏め、更に場合によって
は幾つかの管体配列固定具40の周囲外郭を保持枠体8
2によって保持することで纏めた状態で簡単に基板型枠
パネル81上で保持させることができ、纏めた形態での
配列組み合わせの設定を容易に行なうことができ、しか
もコンクリート材7の打設時における大きくなる衝撃等
によっても位置ずれが生じず、配列位置の保持を一層確
実なものとできるのである。またこの管体配列固定具4
0に開穿されている支持具挿入孔43を介しての狭窄作
用で強制的に装着される鉄筋支持具70によって鉄筋6
を配筋支持できるのである。
具40は、複数の接続管体10,20,30夫々を適当
数であるいは全体数を一括的に纏め、更に場合によって
は幾つかの管体配列固定具40の周囲外郭を保持枠体8
2によって保持することで纏めた状態で簡単に基板型枠
パネル81上で保持させることができ、纏めた形態での
配列組み合わせの設定を容易に行なうことができ、しか
もコンクリート材7の打設時における大きくなる衝撃等
によっても位置ずれが生じず、配列位置の保持を一層確
実なものとできるのである。またこの管体配列固定具4
0に開穿されている支持具挿入孔43を介しての狭窄作
用で強制的に装着される鉄筋支持具70によって鉄筋6
を配筋支持できるのである。
【0038】更に接続管体10,20,30には係合突
部、係合溝、係合段部等による保持手段15,25,3
5を形成してあるから、ダクトスリーブDを挿入すると
きに、このダクトスリーブDに形成の係止突部端16、
係合溝、ネジ止め固着されるナットリング36等が係
止、係合するのであり、また抜脱防止手段11,21,
31内のOリング13,23,33がダクトスリーブD
外周面に当接することと相俟ち接続管体10,20,3
0内にダクトスリーブDを確実に挿入保持でき、ひいて
はダクトスリーブDを介しての管路材Pの連繋を確実に
させることができる。
部、係合溝、係合段部等による保持手段15,25,3
5を形成してあるから、ダクトスリーブDを挿入すると
きに、このダクトスリーブDに形成の係止突部端16、
係合溝、ネジ止め固着されるナットリング36等が係
止、係合するのであり、また抜脱防止手段11,21,
31内のOリング13,23,33がダクトスリーブD
外周面に当接することと相俟ち接続管体10,20,3
0内にダクトスリーブDを確実に挿入保持でき、ひいて
はダクトスリーブDを介しての管路材Pの連繋を確実に
させることができる。
【0039】そしてまたテーパー内側面48となってい
る横断面でほぼ台形状を呈すると共に一部が切欠されて
いるC字形の抜脱阻止リング47を保持手段45に配装
してあるから、この抜脱阻止リング47は接続管体1
0,20内へのダクトスリーブDの挿入を円滑にさせる
も、抜脱阻止溝部49に係合後ではテーパー内側面48
が抜脱阻止溝部49側面に食い込み状に係合し、ダクト
スリーブDの抜脱を阻止させるものとなるから、ダクト
スリーブDの挿入連結状態を維持させることができる。
しかも、この抜脱阻止リング47が装入されている膨出
部46は、接続管体10,20の管壁自体を外方に膨出
して形成してあるから、抜脱防止手段11,21を兼ね
ることもでき、構成の簡素化に役立つ。
る横断面でほぼ台形状を呈すると共に一部が切欠されて
いるC字形の抜脱阻止リング47を保持手段45に配装
してあるから、この抜脱阻止リング47は接続管体1
0,20内へのダクトスリーブDの挿入を円滑にさせる
も、抜脱阻止溝部49に係合後ではテーパー内側面48
が抜脱阻止溝部49側面に食い込み状に係合し、ダクト
スリーブDの抜脱を阻止させるものとなるから、ダクト
スリーブDの挿入連結状態を維持させることができる。
しかも、この抜脱阻止リング47が装入されている膨出
部46は、接続管体10,20の管壁自体を外方に膨出
して形成してあるから、抜脱防止手段11,21を兼ね
ることもでき、構成の簡素化に役立つ。
【図1】本発明の実施の一形態における組立式埋設型配
線ボックスの端壁板を製作するときの各部材の配置を表
わす一部切欠斜視図である。
線ボックスの端壁板を製作するときの各部材の配置を表
わす一部切欠斜視図である。
【図2】同じく端壁板の要部側断面図である。
【図3】同じく他の例における端壁板の要部側断面図で
ある。
ある。
【図4】同じく他の例における端壁板の要部側断面図で
ある。
ある。
【図5】同じく他の例における端壁板の要部側断面図で
ある。
ある。
【図6】同じく成型時における各部材の配置例の平面図
である。
である。
【図7】(A)、(B)、(C)夫々は同じく鉄筋支持
具を示す斜視図である。
具を示す斜視図である。
【図8】同じく他の実施の形態における複数ユニットタ
イプの管体配列固定具の平面図である。
イプの管体配列固定具の平面図である。
【図9】同じく組立式埋設型配線ボックスの一例におけ
る分解斜視図である。
る分解斜視図である。
B…配線ボックス B1…敷板 B2…舗装止めプレート枠 B3…蓋 B4…ネジ止め手段 B5…ケーブル
引き込み金物 D…ダクトスリーブ D1…スライド
連結部 P…管路材 U…U型ブロッ
ク 1…端壁板 2…壁板本体 3…管体配列固定具 4…連繋挿通孔 5…コンクリート材流動孔 6…鉄筋 7…コンクリート材 10…接続管体 11…抜脱防止
手段 12…膨出部 13…Oリング 15…保持手段 16…係止突部
端 17…挿入スリット 20…接続管体 21…抜脱防止
手段 22…膨出部 23…Oリング 25…保持手段 26…係合溝部 27…挿入スリット 30…接続管体 31…抜脱防止
手段 32…膨出部 33…Oリング 35…保持手段 36…ナットリ
ング 40…管体配列固定具 41…連繋挿通
孔 42…コンクリート材流動孔 43…支持具挿
入孔 45…保持手段 46…膨出部 47…抜脱阻止リング 48…テーパー
内側面 49…抜脱阻止溝部 50…鉄筋支持具 51…ベース部 52…取付溝部 53…保持片 54…保持溝 60…鉄筋支持具 61…ベース部 62…取付溝部 63…保持片 64…保持溝 70…鉄筋支持具 71…ベース部 72…係合ピン 73…取付溝 74…狭窄割溝 75…保持片 76…保持溝 80…成型手段 81…基板型枠
パネル 82…保持枠体 83…スペーサ
ー 84…周囲枠体
引き込み金物 D…ダクトスリーブ D1…スライド
連結部 P…管路材 U…U型ブロッ
ク 1…端壁板 2…壁板本体 3…管体配列固定具 4…連繋挿通孔 5…コンクリート材流動孔 6…鉄筋 7…コンクリート材 10…接続管体 11…抜脱防止
手段 12…膨出部 13…Oリング 15…保持手段 16…係止突部
端 17…挿入スリット 20…接続管体 21…抜脱防止
手段 22…膨出部 23…Oリング 25…保持手段 26…係合溝部 27…挿入スリット 30…接続管体 31…抜脱防止
手段 32…膨出部 33…Oリング 35…保持手段 36…ナットリ
ング 40…管体配列固定具 41…連繋挿通
孔 42…コンクリート材流動孔 43…支持具挿
入孔 45…保持手段 46…膨出部 47…抜脱阻止リング 48…テーパー
内側面 49…抜脱阻止溝部 50…鉄筋支持具 51…ベース部 52…取付溝部 53…保持片 54…保持溝 60…鉄筋支持具 61…ベース部 62…取付溝部 63…保持片 64…保持溝 70…鉄筋支持具 71…ベース部 72…係合ピン 73…取付溝 74…狭窄割溝 75…保持片 76…保持溝 80…成型手段 81…基板型枠
パネル 82…保持枠体 83…スペーサ
ー 84…周囲枠体
Claims (13)
- 【請求項1】 地中配線路における埋設型の配線ボック
スの本体となるU型ブロックの開口側面に組み付けられ
る組立式埋設型配線ボックスの端壁板であって、U型ブ
ロックにおける開口側面を閉塞するよう適宜肉厚を有す
るほぼ平板状の壁板本体と、管路を構成する管路材が連
繋されるダクトスリーブを強制的に挿入連結させるよう
保持手段を有していて、壁板本体に抜脱防止手段を介し
て一体状に配列固定された適数の筒状の接続管体とを備
えていることを特徴とする組立式埋設型配線ボックスの
端壁板。 - 【請求項2】 壁板本体は、成型作業面で平面載置され
る基板型枠パネル、成型される壁板本体周囲を囲繞固定
する周囲枠体によって構成された成型手段内で、基板型
枠パネル上に所定の配列形態で立脚状に接続管体を仮止
め配列するよう個別タイプあるいは複数ユニットタイプ
の管体配列固定具と、この配列された管体配列固定具の
周囲外郭を保持して基板型枠パネル上方で固定される保
持枠体と、管体配列固定具に装着される鉄筋支持具を介
して配筋される鉄筋とをコンクリート材によって一体状
に凝固して成る請求項1記載の組立式埋設型配線ボック
スの端壁板。 - 【請求項3】 個別タイプの管体配列固定具は、径が異
なる接続管体夫々に対応して接続管体の外径に比し大き
くした剛性材に、接続管体夫々に対応した内径に設定さ
れた連繋挿通孔及びコンクリート材流動孔を開穿して成
るものとしてある請求項2記載の組立式埋設型配線ボッ
クスの端壁板。 - 【請求項4】 複数ユニットタイプの管体配列固定具
は、複数の接続管体を纏めた状態で配列された外郭形状
に比し大きくした剛性材に、接続管体夫々に対応した内
径に設定された多数の連繋挿通孔及びコンクリート材流
動孔を配列開穿すると共に、鉄筋支持具を挿入係合する
支持具挿入孔を配列開穿して成るものとしてある請求項
2記載の組立式埋設型配線ボックスの端壁板。 - 【請求項5】 接続管体は、管壁を外方に膨出して形成
した膨出部内にダクトスリーブ外周面に当接するOリン
グを装入してある抜脱防止手段と、ダクトスリーブにお
ける狭窄自在な挿入端部に突設形成した面取り状の係止
突部端を係止する係止段部を形成してある保持手段とを
備えている請求項1乃至4のいずれか記載の組立式埋設
型配線ボックスの端壁板。 - 【請求項6】 接続管体は、管壁を外方に膨出して形成
した膨出部内にダクトスリーブ外周面に当接するOリン
グを装入してある抜脱防止手段と、ダクトスリーブにお
ける狭窄自在な挿入端部の外周側面に窪ませてある角溝
形状の係合溝部を係合する係合突部を形成してある保持
手段とを備えている請求項1乃至4のいずれか記載の組
立式埋設型配線ボックスの端壁板。 - 【請求項7】 接続管体は、管壁を外方に膨出して形成
した膨出部内にダクトスリーブ外周面に当接するOリン
グを装入してある抜脱防止手段と、ダクトスリーブにお
ける挿入端部の外周側面にネジ止め固着されるナットリ
ングを係合する係合段部を内周側面に形成してある保持
手段とを備えている請求項1乃至4のいずれか記載の組
立式埋設型配線ボックスの端壁板。 - 【請求項8】 保持手段として、接続管体の管壁自体を
外方に膨出して形成した抜脱防止手段を兼ねる膨出部内
に、接続管体における前部である挿入端部側から後部側
に至るに伴ない次第に大径となるテーパー内側面となっ
ている横断面でほぼ台形状を呈すると共に一部が切欠さ
れているC字形の抜脱阻止リングを配装する一方、ダク
トスリーブにおける挿入端部の外周側面には抜脱阻止リ
ングが嵌まり込む抜脱阻止溝部を形成したものとする請
求項1乃至4のいずれか記載の組立式埋設型配線ボック
スの端壁板。 - 【請求項9】 鉄筋支持具は、管体配列固定具の縁部が
挿入される取付溝部を有するベース部に、鉄筋を保持す
る保持溝が形成されている保持片を相対峙させて立設し
て成る請求項2乃至8のいずれか記載の組立式埋設型配
線ボックスの端壁板。 - 【請求項10】 鉄筋支持具は、管体配列固定具に開穿
されている支持具挿入孔の縁部が挿入される取付溝を周
囲に形成してあると共に狭窄割溝が形成されている錘体
状の係合ピンをベース部に突設し、鉄筋を保持する保持
溝が形成されている保持片をベース部に相対峙させて立
設して成る請求項2または4乃至8のいずれか記載の組
立式埋設型配線ボックスの端壁板。 - 【請求項11】 成型作業面で平面載置される基板型枠
パネル及び成型構成される壁板本体周囲を囲繞する周囲
枠体によって成型手段を組み立てる成型手段組立工程
と、基板型枠パネル上に所定の配列形態で接続管体を立
脚状に仮止め配列する接続管体配列工程と、基板型枠パ
ネル上で固定した保持枠体内で、配列された接続管体相
互をこれらの接続管体夫々を個別に支持する個別タイプ
あるいは所定数で纏める複数ユニットタイプの管体配列
固定具を介して固定保持させる固定保持工程と、管体配
列固定具に装着した鉄筋支持具を介して鉄筋を交差状に
配筋する配筋工程と、成型手段内にコンクリート材を打
設し、接続管体、管体配列固定具、保持枠体、鉄筋支持
具、鉄筋を一体化する打設工程と、コンクリート材の養
生、凝固後に成型手段を脱型する脱型工程とからなるこ
とを特徴とした組立式埋設型配線ボックスの端壁板の製
造方法。 - 【請求項12】 個別タイプの管体配列固定具は、隣接
配置される管体配列固定具相互間に配装装着される鉄筋
支持具を介して連結保持される請求項11記載の組立式
埋設型配線ボックスの端壁板の製造方法。 - 【請求項13】 管体配列固定具は、基板型枠パネル上
に立脚状となる接続管体夫々の管壁に膨出形成された抜
脱防止手段に係合保持させる請求項11または12記載
の組立式埋設型配線ボックスの端壁板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9014476A JPH10201068A (ja) | 1997-01-10 | 1997-01-10 | 組立式埋設型配線ボックスの端壁板及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9014476A JPH10201068A (ja) | 1997-01-10 | 1997-01-10 | 組立式埋設型配線ボックスの端壁板及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10201068A true JPH10201068A (ja) | 1998-07-31 |
Family
ID=11862121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9014476A Pending JPH10201068A (ja) | 1997-01-10 | 1997-01-10 | 組立式埋設型配線ボックスの端壁板及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10201068A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111430625A (zh) * | 2020-04-21 | 2020-07-17 | 福建飞毛腿动力科技有限公司 | 一种实验型快速组成模块的便捷结构及其安装方法 |
-
1997
- 1997-01-10 JP JP9014476A patent/JPH10201068A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111430625A (zh) * | 2020-04-21 | 2020-07-17 | 福建飞毛腿动力科技有限公司 | 一种实验型快速组成模块的便捷结构及其安装方法 |
CN111430625B (zh) * | 2020-04-21 | 2024-06-11 | 福建飞毛腿动力科技有限公司 | 一种实验型快速组成模块的便捷结构及其安装方法 |
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