JPH10200801A - バッテリー着脱機構 - Google Patents

バッテリー着脱機構

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JPH10200801A
JPH10200801A JP9004325A JP432597A JPH10200801A JP H10200801 A JPH10200801 A JP H10200801A JP 9004325 A JP9004325 A JP 9004325A JP 432597 A JP432597 A JP 432597A JP H10200801 A JPH10200801 A JP H10200801A
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battery
door
lock knob
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JP9004325A
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Shusaku Yamamoto
修作 山本
Takahiro Motobe
隆弘 本部
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッテリー収納部の小型化ができて、しかも
バッテリーの着脱が容易で、バッテリーが不意に落下す
ることを防止でき、バッテリー扉の開閉性が良いバッテ
リー着脱機構を提供することを目的とする。 【解決手段】 バッテリー収納部3は、ロックツマミ1
を有し、板バネ1dを介して本体に取り付けることで、
バッテリー収納部3の小型化ができ、ロックツマミ1
は、カメラ本体の端面に有り、ロックツマミ部1の小型
化ができ、バッテリーの着脱性を向上でき、バッテリー
扉4は、扉回転板を押し上げる凸部4aとスリット部4
bを有し、扉板5を介して扉回転板6に取り付けること
で、バッテリー扉ロックツマミ部の小型化ができ、バッ
テリーが不意に落下することを防止でき、扉回転板6
は、バッテリー扉の開閉時にクリックを与える曲げ部6
dを有し、バッテリー扉の開閉性の向上ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体にバッテリー
を内蔵できるように設けられたバッテリー収納部を備え
たビデオカメラであって、バッテリーの収納口を閉じる
バッテリー扉を備えたことを特徴とするバッテリー着脱
機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカメラは、バッテリーの容
積も含めて小型化が著しい。
【0003】図8に、上述したバッテリー着脱機構を備
えたビデオカメラのバッテリー扉を閉じた状態の構成斜
視図を示す。図9に、同じくバッテリー着脱機構を備え
たビデオカメラのバッテリー扉を開いた状態の構成斜視
図を示す。図8と図9において、バッテリー着脱機構は
本体内部に設けられ、市場では、このバッテリー着脱機
構の小型化と本体の小型化が要求されている。
【0004】以下に、従来のバッテリー着脱機構につい
て説明する。図10は従来のバッテリー着脱機構の構成
を示すものである。図10において、101はビデオカ
メラ本体のバッテリー収納部で、101aはバッテリー
収納部101側のバッテリー接続端子部で、101bは
バッテリー収納部101に取り付けられたバッテリー押
し出しバネである。102はバッテリーで、102aは
バッテリー102側の接続端子部である。103はバッ
テリーロックツマミで、103aはロックツマミ固定ピ
ースで、103bはロックツマミコイルバネである。1
04はバッテリー扉で、104aはバッテリー扉の回転
支点で、104bはバッテリー扉を開くねじりコイルバ
ネで、105が操作する指である。
【0005】以上のように構成されたバッテリー着脱機
構について、以下その動作について説明する。
【0006】従来のバッテリー着脱機構は、図10に示
すようにねじりコイルバネ104bが、バッテリー扉1
04を開き、バッテリー102を挿入すると、ロックツ
マミバネ103bの弾性を利用してバッテリーロックツ
マミ103bが、バッテリー102の端面に掛かり固定
されるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、コイルバネとロックピース固定ピースの
スペースが必要になっている、また、バッテリーを取り
出す時にロックピースの可動スペースも必要になってい
るので、バッテリーロックツマミ部が大きくなる。また
ロックピースを操作する際、指がバッテリーに当たり操
作しにくいという問題点を有していた。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、バッテリーロックツマミ部の小型化ができ、しかも
バッテリーを取り出す操作も容易にでき、さらにバッテ
リーが不意に落下することを防止するバッテリー着脱機
構を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のバッテリー着脱機構は、本体にバッテリーを
内蔵できるように設けられたバッテリー収納部を備えた
ビデオカメラであって、バッテリーの収納口を閉じるバ
ッテリー扉を備えた構成を有している。
【0010】この構成によって、バッテリー収納機構部
の小型化ができ、バッテリーを取り出す操作も容易にで
き、さらにバッテリーが不意に落下することを防止でき
るバッテリー着脱機構が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、本体にバッテリーを着脱自在にできるように設けら
れたバッテリー収納部を備えたビデオカメラであって、
前記バッテリーを本体に固定せしめるロックツマミと、
バッテリー挿入口を閉じる回動扉とを備えたものであ
り、バッテリー収納部の小型化ができ、バッテリーを取
り出す操作も容易にでき、しかもバッテリーが不意に落
下することを防止できるという作用を有する。
【0012】請求項2に記載の発明は、バッテリー収納
部は、バッテリーを固定するロックツマミを有し、左右
に移動可能にする付勢弾性体を介して本体に取り付ける
ことで、バッテリーロックツマミ部の小型化を容易にで
き、しかも部品点数を削減できるという作用を有する。
【0013】請求項3に記載の発明は、ロックツマミ
は、ビデオカメラ本体の端面に有することで、バッテリ
ーロックツマミ部の小型化を容易にでき、しかもバッテ
リーの取り出し操作性を向上できるという作用を有す
る。
【0014】請求項4に記載の発明は、バッテリー扉
は、扉回転板を押し上げる凸部とスリット部を有し、左
右に移動可能にする扉板を介して扉回転板に取り付ける
ことで、バッテリー扉ロックツマミ部の小型化を容易に
でき、しかもバッテリーが不意に落下することを防止で
きるという作用を有する。
【0015】請求項5に記載の発明は、扉回転板は、バ
ッテリー扉の開閉時にクリックを与える曲げ部を有し、
バッテリー収納部の凸部と係合するように回転軸に取り
付けることで、バッテリー扉の開閉性の向上を容易にで
き、しかもバッテリー着脱が容易にできるという作用を
有する。
【0016】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図5を用いて説明する。(実施の形態1)図1は本
発明のバッテリー着脱機構の構成を示す分解斜視図であ
り、図1において、1はバッテリー2を固定するロック
ツマミを示し、ロックツマミ1にはバッテリー2を挿入
する時に当てて案内する傾斜面1aとバッテリー2を取
り出す時に操作する凸部1bとバッテリー2を固定する
面1cと弾性を利用した付勢弾性体である板バネ1dを
有し、ビス3aで、ビデオカメラ本体のバッテリー収納
部3に取り付けられている。バッテリー2はロックツマ
ミ1の固定面1cと係合する凹部2aと本体と電気接続
するバッテリー接続部2bを有している。
【0017】3はビデオカメラ本体のバッテリー収納部
を示し、収納部3には本体接続部3bとバッテリー押し
出しバネ3cと角穴3dと軸受け部3eと回転板の曲げ
部6dに係合する凸部3fを有している。
【0018】4はバッテリー扉を示し、バッテリー扉4
には扉板5を押す凸部4aと凸部4aを容易に変動可能
にするスリット4bと収納部の角穴3dに係合する凸部
4cを有し、バッテリー扉4は回転板6を介して、扉板
5にビス4eで取り付けられている。扉板5にはバッテ
リー扉4をスライドロックさせる曲げ部5aと回転板の
穴6bに係合する凸部5bを有している。回転板6には
スリット6aと穴6bと回転支点となるカーリング部6
cと回動時にクリックを出す曲げ部6dを有し、回転板
6はビス7で軸受け部3eに回動可能に取り付けられて
いる。
【0019】以上のように構成されたバッテリー着脱機
構について、図2を用いてその動作を説明する。
【0020】図2は、バッテリーが固定された状態の平
面断面図で、ロックツマミ1は板バネ1dで矢印の方向
に付勢されているため、ロックツマミの固定面1cがバ
ッテリー2の凹部2aに係合され、バッテリー2がバッ
テリー収納部3に固定されている。この時、バッテリー
接続部2bは収納部接続部3bと導通があり、バッテリ
ー押し出しバネ3cはバッテリー2と当接し、押し出す
方向に圧力をかけている。
【0021】ここで、図3に示すように、バッテリー扉
4を左右移動してかつ回動させて開いた後、ロックツマ
ミ1を矢印方向に操作するとロックツマミ1の固定部1
cがバッテリー2の凹部2aより外れる。この時、ロッ
クツマミ1は、ビデオカメラ本体よりも外の空いた空間
1eを利用することができ、ビデオカメラ本体の小型化
ができる。またロックツマミ1を操作する空間が確保で
きるためバッテリー2を取り出す操作が安易になる。
【0022】図4は、バッテリー扉を閉じた状態の平面
断面図で、扉板5は矢印の方向に付勢されているため、
扉板の曲げ部5aが回転板のスリット6aに係合され、
バッテリー扉4がバッテリー収納部3に固定されてい
る。
【0023】ここで、図5に示すように、バッテリー扉
4のスリット部4bを上(矢印)方向に操作するとバッ
テリー扉4の凸部4aが扉板5の曲げ部5aを押し上げ
る。この時、扉板の曲げ部5aが回転板のスリット6a
から外れる。更に、横方向に操作力を与えるとバッテリ
ー扉4は横方向に移動可能となる。このように、上方向
と横方向に操作することでバッテリー扉が不意に開くこ
とを防止でき、更には、バッテリーが不意に落下するこ
とを防止できる。また、バッテリー扉のロックツマミ部
の小型を可能にし、ビデオカメラ本体の小型化が安易に
なる。
【0024】図6は、バッテリー扉を閉じた状態の平面
断面図で、回転板6の曲げ部6dは矢印の方向に付勢さ
れているため、回転板6の曲げ部6dがバッテリー収納
部3の凸部3fに係合され、バッテリー扉4がバッテリ
ー収納部3に固定されている。
【0025】ここで、図7に示すように、バッテリー扉
4をスライドして回転すると回転板6の曲げ部6dの角
度に合わせて止まり、途中でクリックを有する。バッテ
リー扉の開閉性の向上を容易にでき、しかもバッテリー
着脱が容易になる。
【0026】なお、以上説明した実施の形態において、
付勢弾性体は板バネ1dとしたが、コイルバネで構成し
てもよい。また、ロックツマミ1とバッテリー収納部3
は別部品にしたが、一体にしても同様の効果が得られる
ことはいうまでもない。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明は、バッテリーロッ
クツマミ部の小型化を容易にでき、バッテリー収納部の
小型化ができる、ビデオカメラ本体の小型化ができる。
また、バッテリー扉の開閉性の向上を容易にでき、しか
もバッテリー着脱が容易にでき、さらにバッテリーが不
意に落下することを防止できる優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるバッテリー着脱
機構の分解斜視図
【図2】同、バッテリーが固定された状態の平面断面図
【図3】同、バッテリーが着脱される状態の平面断面
【図4】同、バッテリー扉を閉じた状態の平面断面図
【図5】同、バッテリー扉を移動した状態の平面断面図
【図6】同、バッテリー扉を閉じた状態の平面断面図
【図7】同、バッテリー扉を移動した状態の平面断面図
【図8】同、バッテリー着脱機構を備えたビデオカメラ
のバッテリー扉を閉じた状態の構成斜視図
【図9】同、バッテリー着脱機構を備えたビデオカメラ
のバッテリー扉を開いた状態の構成斜視図
【図10】従来のバッテリー着脱機構の構成図
【符号の説明】
1 ロックツマミ 1a バッテリー2を挿入する時に当てて案内する傾斜
面 1b バッテリー2を取り出す時に操作する凸部 1c バッテリー2を固定する面 1d 弾性を利用する板バネ 2 バッテリー 2a ロックツマミの固定面1cと係合する凹部 2b 本体と電気接続するバッテリー接続部 3 ビデオカメラ本体のバッテリー収納部 3a ビス 3b 本体接続部 3c バッテリー押し出しバネ 3d 角穴 3e 軸受け部 3f 回転板の曲げ部6dに係合する凸部 4 バッテリー扉 4a 扉板5を押す凸部 4b スリット 4c 収納部の角穴3dに係合する凸部 4e ビス 5 扉板 5a バッテリー扉4をスライドロックさせる曲げ部 5b 回転板の穴6bに係合する凸部 6 回転板 6a スリット 6b 穴 6c カーリング部 6d クリックを出す曲げ部 7 ビス 101 ビデオカメラ本体のバッテリー収納部 101a バッテリー収納部101側のバッテリー接続
端子部 101b バッテリー押し出しバネ 102 バッテリー 102a バッテリー102側の接続端子部 103 バッテリーロックツマミ 103a ロックツマミ固定ピース 103b ロックツマミコイルバネ 104 バッテリー扉 104a バッテリー扉の回転支点 104b バッテリー扉を開くねじりコイルバネ 105 操作する指

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体にバッテリーを内蔵できるように設
    けられたバッテリー収納部を備えたビデオカメラであっ
    て、前記バッテリーの収納口を閉じるバッテリー扉を備
    えたことを特徴とするバッテリー着脱機構。
  2. 【請求項2】 バッテリー収納部は、バッテリーを固定
    するロックツマミを有し、左右に移動可能にする付勢弾
    性体を介して本体に取り付けることを特徴とする請求項
    1記載のバッテリー着脱機構。
  3. 【請求項3】 ロックツマミは、ビデオカメラ本体の端
    面に有することを特徴とする請求項2記載のバッテリー
    着脱機構。
  4. 【請求項4】 バッテリー扉は、扉回転板を押し上げる
    凸部とスリット部を有し、左右に移動可能にする扉板を
    介して扉回転板に取り付けることを特徴とする請求項4
    記載のバッテリー着脱機構。
  5. 【請求項5】 扉回転板は、バッテリー扉の開閉時にク
    リックを与える曲げ部を有し、バッテリー収納部の凸部
    と係合するように回転軸に取り付けることを特徴とする
    請求項1記載のバッテリー着脱機構。
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