JPH10200762A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理方法

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JPH10200762A
JPH10200762A JP9001050A JP105097A JPH10200762A JP H10200762 A JPH10200762 A JP H10200762A JP 9001050 A JP9001050 A JP 9001050A JP 105097 A JP105097 A JP 105097A JP H10200762 A JPH10200762 A JP H10200762A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gray
image data
data
density
gray image
Prior art date
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Pending
Application number
JP9001050A
Other languages
English (en)
Inventor
Akitoshi Goya
昭利 合屋
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9001050A priority Critical patent/JPH10200762A/ja
Publication of JPH10200762A publication Critical patent/JPH10200762A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー画像をグレー画像に変換する際、中間
調のグレー濃度の調整を自由に行うことができる画像処
理装置及び画像処理方法を提供すること。 【解決手段】 操作者の指示によるデータを入力する入
力部9と、カラー画像データを記憶するカラー画像記憶
部10と、カラー画像記憶部10に記憶されたカラー画
像データをグレー画像データに変換するグレー変換部1
2と、グレー変換部12により変換されたグレー画像デ
ータに対し、入力部9より入力される濃度値に従ってグ
レー画像データの濃度値を補正する濃度調整部13と、
濃度調整部13により補正されたグレー画像データを記
憶するグレー画像記憶部14と、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー画像をグレ
ー画像に変換して、モノクロ印刷用などの画像データを
得る画像処理装置及び画像処理方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】カラー画像をグレー画像に変換する処理
は、例えば、カラー画像のRGBデータのそれぞれに定
数をかけたものをグレー画像データとする処理系を持つ
システムでは、次の(数1)でグレー画像データの値を
計算している。(ただし、”RGBデータのとりうる範
囲の最大値=Grayデータのとりうる範囲の最大値”
のときa1+a2+a3=1) Gray=R×a1+G×a2+B×a3・・・(数1) 一般的には、YIQ色座標系におけるYが輝度(明る
さ)を表しているので、RGB座標系からYを求める
(数2)が用いられる場合が多い。
【0003】 Gray=R×0.3+G×0.59+B×0.11・・・(数2)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カラー
画像をグレー画像に変換する処理では、ユーザがカスタ
マイズできないものが多く、また、できるものであって
も、前述の(数1)の定数a1,a2,a3を設定でき
る程度であって、これでは画像を全体的に明るくしたり
暗くしたりすることはできるが、中間調のグレー濃度の
調整を自由に行うことができないという問題点を有して
いた。
【0005】本発明は、カラー画像をグレー画像に変換
する際、中間調のグレー濃度の調整を自由に行うことが
できる画像処理装置及び画像処理方法を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、データを入力する入力手段と、カラー画像
データを記憶するカラー画像記憶手段と、カラー画像記
憶手段に記憶されたカラー画像データをグレー画像デー
タに変換する画像変換手段と、画像変換手段により変換
されたグレー画像データに対し、入力手段より入力され
るグレー画像データの濃度値に従って、グレー画像デー
タの濃度値を補正する濃度調整手段と、濃度調整手段に
より補正されたグレー画像データを記憶するグレー画像
記憶手段と、を有する構成とした。
【0007】これにより、カラー画像をグレー画像に変
換する際、中間調のグレー濃度の調整を自由に行うこと
ができる画像処理装置が得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、データを入力する入力手段と、カラー画像データを
記憶するカラー画像記憶手段と、カラー画像記憶手段に
記憶されたカラー画像データをグレー画像データに変換
する画像変換手段と、画像変換手段により変換されたグ
レー画像データに対し、入力手段より入力されるグレー
画像データの濃度値に従って、グレー画像データの濃度
値を補正する濃度調整手段と、濃度調整手段により補正
されたグレー画像データを記憶するグレー画像記憶手段
と、を有する構成としたことにより、カラー画像データ
をグレー画像データに変換する際、操作者により入力さ
れるグレー画像データの濃度値に従って、グレー画像デ
ータの濃度を補正できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例における画像処理
装置のハードブロック図である。図1において、1は装
置全体の制御及び各種データ処理を行う中央処理演算装
置(以下「CPU」と称する)、2はCPU1が実行す
るプログラムを記憶する他、各種のデータを記憶するラ
ンダム・アクセス・メモリ(以下「RAM」と称す
る)、3はキーボードやマウスなどの入力装置、4はデ
ータを表示する表示装置(以下「CRT」と称する)で
ある。なお、20は各ブロック間のデータを伝送するデ
ータバスである。
【0011】5はカラー画像データを記憶するカラー画
像ファイルであり、カラー画像ファイルは、各画素毎
に、R,G,B各々8ビット(0から255の値)のデ
ータを有するカラー画像データと、ファイル名とから構
成されている。
【0012】6はグレー画像データを記憶するグレー画
像ファイルであり、グレー画像ファイルは、各画素毎
に、8ビット(0から255の値で、0は白、255は
黒となる)のデータを有するグレー画像データと、ファ
イル名とから構成されている。
【0013】7はカラー画像データをグレー画像データ
に変換するための画像変換プログラム、8はグレー画像
データに対してグレー濃度の調整を行う濃度調整プログ
ラムであって、画像変換プログラム7及び濃度調整プロ
グラム8は、それぞれRAM2に記憶されている。
【0014】図2は本発明の一実施例における画像処理
装置の機能ブロック図である。図2において、9はデー
タを入力する入力部であり、入力装置3によって実現さ
れる。10はカラー画像データを記憶するカラー画像記
憶部であって、カラー画像ファイル5によって実現され
る。14はグレー画像データを記憶するグレー画像記憶
部であって、グレー画像ファイル6によって実現され
る。15はデータを表示する表示部であり、表示装置4
によって実現される。
【0015】また、11は画像処理部であって、12は
画像変換プログラム7をCPU1が実行することによっ
て実現されるグレー変換部、13は濃度調整プログラム
8をCPU1が実行することによって実現される濃度調
整部であって、濃度調整部13は濃度調整データ13−
1を有する。
【0016】濃度調整データ13−1は、図4に示すよ
うに、0%から100%までの11段階の値を有する調
整前の濃度値と、調整前の濃度値の各値に対応してユー
ザーにより設定される調整後の濃度値とを記憶するもの
である。
【0017】以上のように構成された画像処理装置につ
いて、以下にその動作を図3のフローチャートを用いて
説明する。
【0018】図3は本発明の一実施例における画像処理
装置のフローチャートである。図3のフローチャート
は、CPU1がRAM2に記憶されているプログラムを
実行する様子を示したものである。なお、本実施例は、
RGB座標系のカラー画像をYIQ座標系のグレー画像
に変換する場合を例として示している。
【0019】まず、入力部9から処理の対象となるカラ
ー画像ファイルのファイル名の指定が行われると、カラ
ー画像記憶部10から該当するカラー画像ファイルが読
み出され、グレー変換部12へ送られる(ステップ
1)。
【0020】次に、グレー変換部12において、送られ
てきたカラー画像ファイルの中のカラー画像データをグ
レー画像データに変換する(ステップ2)。
【0021】グレー変換部12は、処理の対象となるカ
ラー画像データの各画素毎に、R,G,Bの3原色のデ
ータを1つのグレー画像データに変換する。この変換
は、次に示す(数3)により行われる。ただし、Pk:
ある画素のグレーデータ値、Pr:ある画素におけるR
の値、Pg:ある画素におけるGの値、Pb:ある画素
におけるBの値としている。
【0022】 Pk=0.3×Pr+0.59×Pg+0.11×Pb・・・(数3) この(数3)は、RGB座標系の値から、YIQ座標系
のY値(輝度を表す)を求める式として一般的に知られ
ているものであり、本実施例では、このY値をグレー画
像データの値として用いる。従って、カラー画像データ
中のある画素のRGBの値が(50,80,100)で
ある場合には、変換後のグレー画像データの値は、(数
3)を用いて、0.3×50+0.59×80+0.1
1×100=73.2となる。
【0023】グレー変換部12は、上記したステップ2
の処理を、カラー画像データの全ての画素について行う
ことによって、グレー画像データを生成し、表示部15
に表示する。
【0024】次に、濃度調整部13は、濃度調整データ
13−1の調整後の濃度値が既に設定されているか否か
をチェックし(ステップ3)、設定済みであればステッ
プ4に進み、未設定であれば、ステップ5に進む。
【0025】図4に示す濃度調整データ13−1は、グ
レー画像データ中の各画素のグレー画像データの値を補
正するためのデータであり、100(%)という値は、
グレー画像データの値255に対応する。例えば、調整
前の濃度値10(%)に対して調整後の濃度値が15
(%)と設定されている場合は、濃度値が25.5(す
なわち、調整前の濃度値10(%)に該当する)の画素
は、25.5×(15/10)=38.25という値を
有する画素に調整される。従って、ステップ2で得られ
るグレー画像データが、明るすぎるため、コントラスト
のとれた画像とするために中間調を暗めに調整する必要
がある場合は、調整前の濃度値10(%)に対応する調
整後の濃度値を15(%)、調整前の濃度値20(%)
に対応する調整後の濃度値を30(%)というような設
定を行えばよい。これにより、図5に示すような特性を
有する濃度調整データ13−1が設定されることにな
る。
【0026】ステップ4では、ステップ2で得られたグ
レー画像データに対する濃度調整処理が行われる。ま
ず、濃度調整部13は、濃度調整データ13−1中の各
値を実際の濃度値(0から255)に変換した濃度補正
対応テーブル13−2を作成する。濃度補正対応テーブ
ル13−2は、例えば、図4に示すような設定が行われ
た場合には、図7のようになる。次に、ステップ2で得
られたグレー画像データの各画素毎に、濃度補正対応テ
ーブル13−2を用いて濃度調整を行う。濃度調整後の
グレー画像データの値は、(数4)により求められる。
【0027】 X1=A1+(B1−A1)×(X0−A0)/(B0−A0)・・・(数4 ) ただし、X0は調整前のグレー画像データの値、X1は
調整後のグレー画像データ値、A0は濃度補正対応テー
ブル13−2の調整前の濃度値におけるX0を超えない
最大値、A1はA0に対応する調整後の濃度値、B0は
濃度補正対応テーブル13−2の調整前の濃度値におけ
るX0を超える最小値、B1はそれに対応する調整後の
濃度値である。
【0028】従って、前述したグレー画像データの値7
3.2を有する画素は、(数4)を用いると、76.5
+(114.75−76.5)×(73.2−51)/
(76.5−51)=109.8という値をもつ画素に
調整される。
【0029】濃度調整部13は、グレー画像データの値
を、全ての画素について、ステップ4の処理を行い、調
整後のグレー画像データを得る。
【0030】一方、ステップ5では、表示部15に表示
されたグレー画像データを見た結果により、使用者から
の濃度調整が適当であるか否かの指示を受け付け、入力
部9より不適当である旨の指示があれば、ステップ6に
進む。ここでは、図6に示すように、表示部15に表示
されたグレー画像データに対して入力部9によるマウス
カーソルによって指示された箇所のグレー画像データの
値(0から255)を255を100(%)とした場合
の百分率で表示することにより、能動調整の適否を判断
し易くしている。なお、ステップ5において、適当であ
るとの指示ならば、ステップ8に進む。
【0031】ステップ6で、入力部9から濃度調整デー
タ13−1の調整後の濃度値の設定を受けた後、ステッ
プ7において、ステップ4と同様の濃度調整処理を行
い、ステップ8に進む。
【0032】ステップ8では、グレー画像データに変換
されたデータを表示部15に出力させると共に、画像処
理部11は、得られたグレー画像データに、入力部9か
ら入力されるファイル名を付けて、グレー画像ファイル
として登録する。
【0033】以上のように本実施例では、カラー画像を
グレー画像に変換する際に、ユーザーが中間調のグレー
濃度を調整することができ、また、調整値を一旦設定し
ておけば、それに基づくグレー画像への変換を行うこと
ができる。
【0034】また、グレー画像への変換を行う原稿の特
性が、以前に使用した原稿と極端に異なる場合には、濃
度調整データを変更することにより、容易にコントラス
トのとれたグレー画像データを得ることができる。
【0035】なお、本実施例では、カラー画像データか
らグレー画像データを得る場合の例として、RGB座標
系をYIQ座標系に変換する処理を示している、座標系
はこれに限定されるものではない。また、濃度調整デー
タの調整前の濃度値は、10刻みの値が設定されている
が、これに限定されるものではなく、別の刻み幅で設定
されていても何ら問題はない。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、データを
入力する入力手段と、カラー画像データを記憶するカラ
ー画像記憶手段と、カラー画像記憶手段に記憶されたカ
ラー画像データをグレー画像データに変換する画像変換
手段と、画像変換手段により変換されたグレー画像デー
タに対し、入力手段より入力されるグレー画像データの
濃度値に従って、グレー画像データの濃度値を補正する
濃度調整手段と、濃度調整手段により補正されたグレー
画像データを記憶するグレー画像記憶手段と、を有する
構成としたことにより、カラー画像データをグレー画像
データに変換する際、操作者により入力されるグレー画
像データの濃度値に従って、グレー画像データの濃度を
補正できるので、操作者の求める濃度のグレー画像の中
間調が容易に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における画像処理装置のハー
ドブロック図
【図2】本発明の一実施例における画像処理装置の機能
ブロック図
【図3】本発明の一実施例における画像処理装置のフロ
ーチャート
【図4】本発明の一実施例における濃度調整テーブルを
示す図
【図5】本発明の一実施例における調整前後の濃度対応
を示す図
【図6】本発明の一実施例における画像濃度確認画面を
示す図
【図7】本発明の一実施例における濃度補正対応テーブ
ルを示す図
【符号の説明】
1 中央処理演算装置(CPU) 2 ランダム・アクセス・メモリ(RAM) 3 入力装置 4 表示装置(CRT) 5 カラー画像ファイル 6 グレー画像ファイル 7 画像変換プログラム 8 濃度調整プログラム 9 入力部 10 カラー画像記憶部 11 画像処理部 12 グレー変換部 13 濃度調整部 14 グレー画像記憶部 15 表示部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/60 H04N 1/40 D 1/407 101E

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データを入力する入力手段と、 カラー画像データを記憶するカラー画像記憶手段と、 前記カラー画像記憶手段に記憶されたカラー画像データ
    をグレー画像データに変換する画像変換手段と、 前記画像変換手段により変換されたグレー画像データに
    対し、前記入力手段より入力されるグレー画像データの
    濃度値に従って、グレー画像データの濃度値を補正する
    濃度調整手段と、 前記濃度調整手段により補正されたグレー画像データを
    記憶するグレー画像記憶手段と、を有することを特徴と
    する画像処理装置。
  2. 【請求項2】前記入力手段から入力されるグレー画像デ
    ータの濃度値は、グレー画像データの濃度を百分率(パ
    ーセント)で示した値であることを特徴とする請求項1
    記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】データを入力する入力装置と、データを記
    憶する記憶装置と、データを表示する表示装置とを有す
    る装置を制御するための方法であって、 記憶装置に記憶されているカラー画像データを読み出
    し、 読み出したカラー画像データをグレー画像データに変換
    し、 入力装置から入力される指示に従って、グレー画像デー
    タを調整するのか否かを判断し、 グレー画像データを調整するのであれば、入力装置から
    入力されるグレー画像データの濃度値に従って補正を行
    い、 補正したグレー画像データを表示装置に出力する、よう
    に制御することを特徴とする画像処理方法。
  4. 【請求項4】データを入力する入力装置と、データを記
    憶する記憶装置とを有する装置を制御するための方法で
    あって、 記憶装置に記憶されているカラー画像データを読み出
    し、 読み出したカラー画像データをグレー画像データに変換
    し、 入力装置から入力される指示に従って、グレー画像デー
    タを調整するのか否かを判断し、 グレー画像データを調整するのであれば、入力装置から
    入力されるグレー画像データの濃度値に従って補正を行
    い、 補正したグレー画像データを記憶装置に記憶させる、よ
    うに制御することを特徴とする画像処理方法。
JP9001050A 1997-01-08 1997-01-08 画像処理装置及び画像処理方法 Pending JPH10200762A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101216069B1 (ko) 2011-05-06 2012-12-27 삼성탈레스 주식회사 영상 변환 방법 및 장치
JP2015185884A (ja) * 2014-03-20 2015-10-22 シャープ株式会社 画像処理装置

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