JPH10200465A - 無線通信端末装置 - Google Patents

無線通信端末装置

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JPH10200465A
JPH10200465A JP9000763A JP76397A JPH10200465A JP H10200465 A JPH10200465 A JP H10200465A JP 9000763 A JP9000763 A JP 9000763A JP 76397 A JP76397 A JP 76397A JP H10200465 A JPH10200465 A JP H10200465A
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control information
power supply
control
unit
message
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JP9000763A
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Shinya Takahashi
真也 高橋
Takashi Kono
隆 河野
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Toshiba Corp
Toshiba Communication Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Communication Technology Corp
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/02Power saving arrangements
    • H04W52/0209Power saving arrangements in terminal devices
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
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    • H04W52/0274Power saving arrangements in terminal devices managing power supply demand, e.g. depending on battery level by switching on or off the equipment or parts thereof
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】自己に対する制御情報を漏れなく確実に取得可
能とした上で、受信動作の実行時間を必要最小限に抑え
て待ち受け時間を延ばすことを可能とする。 【解決手段】受信済みの制御情報を制御情報記憶領域8
aに保存しておく。制御部16は先頭制御情報比較手段
16aにより、受信機21により新たに受信されたメッ
セージの最初のワードを制御情報記憶領域8aに記憶さ
れた制御情報と比較する。この比較の結果、新たな制御
情報と同一の制御情報が制御情報記憶領域8aに記憶さ
れていた場合、制御部16は電力供給制御手段16bに
よって、次のメッセージの受信に支障のない範囲で定め
られた所定の期間に亙り受信機21への電力供給を断
ち、制御情報取得手段16cによる制御情報の取得を行
なわない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基地局が制御チャ
ネルにおいて1メッセージ中に同一の制御情報を所定回
数繰り返し送信する例えばTACS方式の移動通信シス
テムに用いられる無線通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】AMPS(Advanced Mobile Phone Serv
ice )方式、TACS(Total AccessCommunications S
ystem)方式、あるいはE−TACS(Extended−TA
CS)方式などの、各種のAMPS方式または各種のT
ACS方式では、図5に示すように基地局BSから携帯
電話装置MSへと向かう下り制御チャネルFOCCが設
定されており、この下り制御チャネルFOCCを介し
て、基地局BSから携帯電話装置MSへと着信通知など
の各種の制御情報が与えられるものとなっている。
【0003】上記各方式において下り制御チャネルFO
CCを伝送される信号(以下、下り制御チャネル信号と
称する)の形態は、図6に示すように定められている。
すなわち図6(b)に示すように、ビット同期用符号
(10ビット)およびワード同期用符号(11ビット)
に続いて、それぞれ実際の制御情報を示すワードAおよ
びワードB(それぞれ40ビット)を交互にそれぞれ5
回連続させる。これに、合計で43ビットのBusy/
Idleビット符号を各情報中に分散配置して、総計4
64ビットのメッセージMを形成する。そしてn個(任
意数)のメッセージM(M−1,M−2…,M−n)を
並べるとともに、その先頭に1つのシステムパラメータ
SPを付加して1つのメッセージ列が形成される。そし
て、このメッセージ列が連続して下り制御チャネル信号
が形成されている。
【0004】携帯電話装置MSでは、待ち受け状態にお
いて上記下り制御チャネル信号を受信し、各メッセージ
MのワードAまたはワードBのいずれかの内容を認識
し、自己に対する制御情報を見つけた場合にはその制御
情報の内容に応じた動作を行ない、自己に対するもので
はない制御情報は破棄する。
【0005】なお、ワードAおよびワードBのいずれを
受信するかは、各携帯電話装置MSに対して例えば端末
番号の末尾が偶数であるか奇数であるかに応じて固定的
に決められている。また、送信時に同一である5つのワ
ードは、それぞれの内容が比較されて3つ以上同一であ
るワードを有効なワードとする、いわゆる多数決処理が
行なわれる。
【0006】さて、携帯電話装置MSにおいて自己に対
する制御情報を漏れなく受け取るために、基本的には下
り制御チャネル信号を待ち受け状態において常時受信す
ることになる。
【0007】しかし、このように下り制御チャネル信号
を常時受信するためには、受信機を常時ONとしておか
なければならないことから、待ち受け時の電力消費が大
きくなり、待ち受け時間が短くなってしまう。
【0008】そこでこのような不具合を解消するための
従来技術として特開平 8-65191号公報では、自己が受信
すべきワードとは別のワードが到来する期間、すなわち
例えば自己が受信すべきワードがワードAであるときに
はワードBが到来する期間には、受信機をOFFとする
ものが示されている。またこの特開平 8-65191号公報で
は、最初の3つのワードが一致した場合には、残りの2
つのワードが到来する期間には自己が受信すべきワード
が到来する期間も含めて受信機をOFFとするようにし
ている。
【0009】しかしながら特開平 8-65191号公報の技術
であっても、3つのワードは常に受信しなければなら
ず、また受信すべきワードが到来する期間に挟まれた受
信が不要であるワードが到来する期間では、全期間に亙
って受信機をOFFできるわけではなく、次のワードを
正しく受信するために当該期間の途中から受信機をON
しなければならないことから、まだ無駄な電力消費があ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来は、
多くの期間に受信を行なっていなければならなかったた
め、無駄な電力消費が有り、待ち受け時間が短くなって
しまうという不具合があった。
【0011】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは、自己に対する
制御情報を漏れなく確実に取得することを可能とした上
で、受信動作の実行時間を必要最小限に抑えて待ち受け
時間を延ばすことができる無線通信端末装置を提供する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに本発明は、基地局の送信信号を受信するための例え
ば受信機などの受信手段と、制御情報を記憶しておくた
めの例えばメモリ部(制御情報記憶領域)などの制御情
報記憶手段と、前記受信手段により新たに受信されたメ
ッセージの最初の制御情報を前記制御情報記憶手段に記
憶された制御情報と比較する先頭制御情報比較手段と、
この先頭制御情報比較手段での比較の結果、新たに受信
したメッセージの最初の制御情報と同一の制御情報が前
記制御情報記憶手段に記憶されていた場合、次のメッセ
ージの受信に支障のない範囲で定められた所定の期間に
亙り前記受信手段への電力供給を断つ電力供給制御手段
と、前記制御情報取得手段で取得された制御情報を前記
制御情報記憶手段に記憶させる制御情報記憶制御手段と
を備えた。
【0013】このような手段を講じたことにより、受信
済みの制御情報は、制御情報記憶制御手段によって制御
情報記憶手段に保存される。そして受信手段によって新
たにメッセージの先頭の制御情報が受信された際には、
その制御情報が前記制御情報記憶手段に記憶された制御
情報と比較先頭制御情報比較手段によって比較され、こ
の結果、新たに受信されたメッセージの先頭の制御情報
と同一の制御情報が前記制御情報記憶手段に記憶されて
いたら、次のメッセージの受信に支障のない範囲で定め
られた所定の期間に亙り前記受信手段への電力供給が電
力供給制御手段によって断たれる。従って、この期間に
おける前記受信手段での電力消費がなくなり、バッテリ
の負担が減少する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態につき説明する。図1は本実施形態に係る無線
通信端末装置を適用して構成されたTACS方式の携帯
電話装置の要部構成を示す機能ブロック図である。
【0015】この図に示すように本実施形態の携帯電話
装置は、アンテナ1、無線部2、受信電界強度検出部
3、制御情報分離合成部4、オーディオ部5、スピーカ
6、マイクロホン7、メモリ部8、タイマ部9、操作部
10、表示部11、電源部12、受信機用電源スイッチ
(SW)13、外部電源接続検出部14、外部電源端子
15および制御部16を有している。
【0016】基地局から送信されて到来した無線搬送波
信号は、アンテナ1で受信されたのち無線部2の受信機
21に入力される。この受信機21では、上記受信され
た無線搬送波信号が内部の周波数シンセサイザで発生し
た受信局部発振信号を用いて所望チャネルの検波および
復調がなされて、受信ベースバンド信号に変換される。
なお、上記周波数シンセサイザから発生される局部発振
周波数は、所望チャネルに応じて制御部16より指示さ
れる。また、受信機21には受信電界強度検出部3が接
続されている。この受信電界強度検出部3では、基地局
から到来した無線搬送波信号の受信電界強度が検出さ
れ、その検出値は無線チャネルの空きを判定するため、
あるいはバッテリセービング動作を実施するか否かを判
定するために制御部16に通知される。
【0017】上記受信機21から出力された受信ベース
バンド信号は、制御情報分離合成部4に入力される。制
御情報分離合成部4では、受信ベースバンド信号中にデ
ィジタル情報に対応する信号が存在する場合に、そのデ
ィジタル情報が抽出されて制御部16に与えられる。
【0018】また受信ベースバンド信号中の音声信号
は、制御情報分離合成部4を介してオーディオ部5に与
えられ、図示しない受話増幅器で増幅がなされてスピー
カ6から音声として出力される。
【0019】これに対し、マイクロホン7に入力された
送話音声は、オーディオ部5において、図示しない送話
増幅器で増幅されたのち、制御情報分離合成部4を介し
て無線部2へと与えられる。この際、音声チャネルを介
して伝送するディジタル情報が制御部16から出力され
ていたら、そのディジタル情報が制御情報分離合成部4
にて合成される。
【0020】無線部2では、制御情報分離合成部4から
ベースバンドの送信信号が与えられると、これが送信機
22で変調されるとともに、内部の周波数シンセサイザ
で発生した送信局部発振信号によって所定の無線送信チ
ャネルの周波数帯に周波数変換され、さらに所定の送信
電力レベルに増幅されて無線搬送波信号とされる。そし
て、この送信機22から出力された無線搬送波信号はア
ンテナ1から送信される。
【0021】メモリ部8は、制御部16が各種の処理を
行なう上で必要となるデータを格納しておくためのもの
である。そして本実施形態では、このメモリ部8の一部
の記憶領域が、受信済みの制御情報を記憶しておくため
の制御情報記憶領域8aに設定されている。
【0022】タイマ部9は、制御部16からの指示に応
じて起動し、一定時間Tを計時したら、その旨を制御部
16に通知する。操作部10は、ユーザが発信や着信応
答、ダイヤル番号入力、終話等の操作を行うための機能
キーおよびテンキーを備えており、ユーザによる指示入
力を受付けるためのものである。
【0023】表示部11は、制御部16の制御の下にユ
ーザに対して報知すべき種々の情報を可視表示するため
のものである。電源部12は、バッテリを有しており、
各部に電力供給を行なう。ただし、受信機21に対する
電力供給は、制御部16によってON/OFF制御され
る受信機用電源スイッチ13を介して行なわれる。
【0024】外部電源接続検出部14は、電源部12の
状態を監視しており、外部電源端子15を介して外部か
らの電力供給がなされている場合にその旨を検出し、制
御部16に通知する。
【0025】制御部16は、各部を総括して制御するこ
とで携帯電話装置としての動作を実現するものである。
この制御部16は、例えばマイクロコンピュータを主処
理部として有し、携帯電話装置における周知の一般的な
制御手段に加えて、先頭制御情報比較手段16a、電力
供給制御手段16b、制御情報取得手段16c、確定制
御情報比較手段16dおよび制御情報記憶制御手段16
eを有している。
【0026】ここで先頭制御情報比較手段16aは、待
ち受け状態において受信されたメッセージの最初のワー
ドに示された制御情報とメモリ部8の制御情報記憶領域
8aに記憶されている制御情報との比較処理を行なうも
のである。
【0027】電力供給制御手段16bは、先頭制御情報
比較手段16aによる比較の結果、受信電界強度検出部
3の検出結果および外部電源接続検出部14の検出結果
に基づいて、受信機用電源スイッチ13をON/OFF
制御するものである。
【0028】制御情報取得手段16cは、待ち受け状態
において受信されたメッセージからの制御情報の取得処
理を行なうものであり、最初のワードに示された制御情
報が制御情報記憶領域8aに記憶されている制御情報の
いずれとも一致しないメッセージのみから制御情報の取
得処理を行なう。
【0029】確定制御情報比較手段16dは、制御情報
取得手段16cによって正しいものとして確定された制
御情報と制御情報記憶領域8aに記憶されている制御情
報との比較処理を行なうものである。
【0030】そして制御情報記憶制御手段16eは、確
定制御情報比較手段16dによる比較の結果、制御情報
取得手段16cによって正しいものとして確定された制
御情報が制御情報記憶領域8aに記憶されている制御情
報のいずれとも異なるときに、その制御情報取得手段1
6cによって正しいものとして確定された制御情報を制
御情報記憶領域8aに記憶させる処理を行なうものであ
る。
【0031】次に以上のように構成された携帯電話装置
の動作を制御部16の処理手順に従って説明する。なお
ここでは、自己に対する制御データがワードAとして伝
送されるように定められているものとして説明する。
【0032】まず制御部16は、主電源がONされたと
きや、周知の一般的な処理を行なっている最中の所定周
期毎、あるいは特定の時刻において(該当時点が通話中
であれば通話終了後)、図2に示すような制御情報保存
処理を行なう。
【0033】制御部16は、制御情報保存処理を開始す
るとまず、データチャネルスキャン(ステップST1)
およびページングチャネルスキャン(ステップST2)
を行ない、ページングチャネルスキャンの結果から下り
制御チャネルFOCCを最も良い状態で受信できるチャ
ネルを判定し、そのチャネルを受信するように受信機2
1を設定する(ステップST3)。
【0034】かくしてこの状態では、受信機21にて下
り制御チャネルFOCCが受信され、その信号中から、
下り制御チャネルFOCCを介して伝送されてきたディ
ジタル情報が制御情報分離合成部4によって分離されて
制御部16へと与えられる。、そこで制御部16は、制
御情報分離合成部4から与えられるディジタル情報、す
なわち下り制御チャネルFOCCを介して伝送されてき
たディジタル情報(FOCC情報)の取り込みを1メッ
セージを取込むまで行なう(ステップST4およびステ
ップST5)。
【0035】そして1メッセージを取り込んだら制御部
16は、そのメッセージにおける5つのワードAを用い
て多数決処理を行ない、そのメッセージが示す制御情報
を判定する(ステップST6)。次に制御部16は、ス
テップST6で判定した制御情報(以下、確定制御情報
と称する)を制御情報記憶領域8aに記憶されている各
制御情報と比較し、確定制御情報が制御情報記憶領域8
aに既に保存したものであるか否かの判断を行ない(ス
テップST7)、まだ保存されていなければ、当該確定
制御情報を制御情報記憶領域8aに保存する(ステップ
ST8)。
【0036】一方、確定制御情報が制御情報記憶領域8
aに既に保存したものであった場合に制御部16は、メ
ッセージ列1周期分のメッセージの受信が行なわれたか
否かの判断を行ない(ステップST9)、まだメッセー
ジ列1周期分のメッセージの受信が行なわれていなけれ
ば、ステップST4以降の処理を繰り返す。そしてメッ
セージ列1周期分のメッセージの受信が終了したら、制
御部16は制御情報保存処理を終了する。
【0037】さて、通常の待ち受け状態において制御部
16は、タイマ部9がタイムアウトしたことに応じて処
理を開始し、図3に示すような処理を行なう。すなわち
制御部16はまず、受信機用電源スイッチ13をONと
し、受信機21への電源部12からの電力供給をONと
する(ステップST11)。続いて制御部16は、ビッ
ト同期用符号受信処理(ステップST12)およびワー
ド同期用符号受信処理(ステップST13)をそれぞれ
周知の手順で行なったのち、ワードAの1回目を取込む
(ステップST14)。
【0038】次に制御部16は、外部電源端子15に外
部電源が未接続であるか否かの判断(ステップST1
5)を外部電源接続検出部14の検出結果に基づいて、
また受信電界強度が一定値以上であるか否かの判断(ス
テップST16)を受信電界強度検出部3の検出結果に
基づいてそれぞれ行なう。これは、外部電源端子15に
外部電源が接続されていなければバッテリセービングの
必要があり、かつ受信電界強度が一定値以上であるとき
には誤り率が低く本発明によるバッテリセービングを支
障なく実施できるので、このような条件が整っているか
否かの判断を行なうのである。そして、上記条件が整っ
ていたら制御部16は、ワードAの1回目を制御情報記
憶領域8aに記憶された各制御情報と比較して、一致す
るものがあるか否かの判断を行ない(ステップST1
7)、ワードAの1回目と制御情報記憶領域8aに記憶
された各制御情報のいずれかとが一致したならば、今回
のメッセージで伝送される制御情報は取得済みであると
判断し、バッテリセービング動作を行なう。すなわち制
御部16は、タイマ部9を起動する(ステップST1
8)とともに、受信用電源スイッチ13をOFFとして
受信機21への電源部12からの電力供給をOFFし
(ステップST19)、こののち処理を終了してタイマ
部9のタイムアウトを待ち受ける。
【0039】ここでタイマ部9が計時する時間Tは、ワ
ードBの1回目の先端からワードBの5回目の後端まで
に相当する時間よりも若干短い時間に設定されている。
そして制御部16は、前述したようにタイマ部9がタイ
ムアウトした時点で受信機21への電源部12からの電
力供給を再度ONするので、図4に示すように、次のメ
ッセージが到達するよりも若干早い時点までの間に受信
機21への電源部12からの電力供給がOFFされる。
【0040】ところで、今回受信したワードAの1回目
が制御情報記憶領域8aに記憶された各制御情報のいず
れとも一致しなかった場合、今回到来したメッセージは
新規なものである可能性がある。そこでこのような場合
に制御部16は、受信機21への電力供給をOFFせ
ず、ワードAの2番目から5番目を取込み(ステップS
T20)、合計5つのワードAを用いて多数決処理を行
ない、そのメッセージが示す制御情報を判定する(ステ
ップST21)。そして制御部16は、ステップST2
1で得られた確定制御情報を制御情報記憶領域8aに記
憶された各制御情報と比較して、一致するものがあるか
否かの判断を行なう(ステップST22)。
【0041】ここで、確定制御情報が制御情報記憶領域
8aに記憶された各制御情報のいずれとも一致しなかっ
たならば、今回到来したメッセージは新規なものである
ので、確定制御情報を制御情報記憶領域8aに保存する
(ステップST23)。なおこのとき制御部16は、制
御情報記憶領域8aに記憶された制御情報に確定制御情
報と同種のものがなければ、確定制御情報を制御情報記
憶領域8aに新規に保存し、また制御情報記憶領域8a
に記憶された制御情報に確定制御情報と同種で内容が異
なるのものがあった場合には、その制御情報を確定制御
情報に更新する。
【0042】一方、確定制御情報が制御情報記憶領域8
aに記憶された各制御情報のいずれかに一致した場合
は、今回のメッセージで伝送される制御情報は取得済み
であるので、制御部16は制御情報記憶領域8aへの保
存は行なわない。
【0043】そして、このように確定制御情報が制御情
報記憶領域8aに記憶された各制御情報のいずれかに一
致した場合、およびステップST23での制御情報の保
存が終了した場合、制御部16はステップST12以降
の処理を繰り返す。
【0044】なお、外部電源端子15に外部電源が接続
されている場合、バッテリセービングの必要性が低い。
また、受信電界強度が弱いときには、伝送誤りが発生し
やすくなる。そこで、ステップST15にて外部電源端
子15に外部電源が接続されていると判断したとき、あ
るいはステップST16にて受信電界強度が一定値以上
ではないと判断した場合に制御部16は、ステップST
17乃至ステップST19の処理を行なうことなく、無
条件にステップST20以降の処理を行なう。
【0045】以上のように本実施形態によれば、受信済
みの制御情報を制御情報記憶領域8aに保存しておき、
新しく到来したメッセージの先頭のワードがその保存し
てある制御情報と同一であれば、新しく到来したメッセ
ージが示す制御情報は既に受信済みであると判断して受
信を中止し、以降における当該メッセージの到来期間の
ほとんど期間に受信機21への電力供給をOFFするの
で、消費電力を大幅に低減することができ、待ち受け時
間を延長することができる。
【0046】また本実施形態によれば、外部電源端子1
5に外部電源が接続されている場合には、バッテリセー
ビングを行なう必要性が低いので、常に全てのワードを
受信して多数決処理を行なうことで、制御情報をより確
実に取得可能となっている。
【0047】また本実施形態によれば、受信電界強度が
弱い場合には、常に全てのワードを受信して多数決処理
を行なうことで、伝送誤りの影響を低減して制御情報を
より確実に取得することが可能となっている。
【0048】また本実施形態によれば、主電源がONさ
れたときや、所定周期毎、あるいは特定の時刻に、1メ
ッセージ列の全ての情報を取込み、このメッセージ列に
含まれる各メッセージが示す制御情報に、制御情報記憶
領域8aに記憶されている制御情報を更新するようにし
ているので、制御情報記憶領域8aに記憶されている制
御情報が取得してから長時間が経ってしまったものとな
り、新たに受信したワードの比較対象として不適切なも
のとなってしまうことを防止することができる。
【0049】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではない。例えば上記実施形態では、本発明の無線
通信端末装置をTACS方式の携帯電話装置として実現
する例を挙げているが、AMPS系やTACS系の様々
な方式の移動通信システムで用いられる無線通信端末装
置であれば、本発明の適用が可能である。また、AMP
S系やTACS系以外であっても、基地局が端末に向け
て同一の制御情報を複数回繰り返し送信する移動通信シ
ステムで用いられる無線通信端末装置であれば、本発明
の適用が可能である。
【0050】また上記実施形態では、外部電源が接続さ
れている場合や、受信電界強度が一定値以上ではない場
合には、受信機21への電力供給を継続するものとして
いるが、これらのときにも、受信機21への電力供給を
断って消費電力のさらなる低減を図るようにしても良
い。
【0051】また上記実施形態では、メッセージの最初
の制御情報と同一の制御情報が制御情報記憶領域8aに
記憶されていなかった場合には、受信機21への電力供
給を常時ONとするものとなっているが、このときに例
えば特開平 8-65191号公報に示されているような周知の
方法によって受信機21への電力供給をON/OFFす
るようにしても良い。このほか、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で種々の変形実施が可能である。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、基地局の送信信号を受
信するための例えば受信機などの受信手段と、制御情報
を記憶しておくための例えばメモリ部(制御情報記憶領
域)などの制御情報記憶手段と、前記受信手段により新
たに受信されたメッセージの最初の制御情報を前記制御
情報記憶手段に記憶された制御情報と比較する先頭制御
情報比較手段と、この先頭制御情報比較手段での比較の
結果、新たに受信したメッセージの最初の制御情報と同
一の制御情報が前記制御情報記憶手段に記憶されていた
場合、次のメッセージの受信に支障のない範囲で定めら
れた所定の期間に亙り前記受信手段への電力供給を断つ
電力供給制御手段と、前記制御情報取得手段で取得され
た制御情報を前記制御情報記憶手段に記憶させる制御情
報記憶制御手段とを備えたので、自己に対する制御情報
を漏れなく確実に取得することを可能とした上で、受信
動作の実行時間を必要最小限に抑えて待ち受け時間を延
ばすことができる無線通信端末装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る無線通信端末装置を
適用して構成されたTACS方式の携帯電話装置の要部
構成を示す機能ブロック図。
【図2】図1中の制御部16の制御情報保存処理におけ
る処理手順を示すフローチャート。
【図3】図1中の制御部16の待ち受け時における処理
手順を示すフローチャート。
【図4】図1中の受信機21に対する電力供給をOFF
する期間の一例を示す図。
【図5】基地局から携帯電話装置への下り制御チャネル
を介しての制御情報の伝送状況を示す図。
【図6】下り制御チャネルFOCCを伝送される信号の
形態を示す図。
【符号の説明】
1…アンテナ 2…無線部 3…受信電界強度検出部 4…制御情報分離合成部 5…オーディオ部 6…スピーカ 7…マイクロホン 8…メモリ部 8a…制御情報記憶領域 9…タイマ部 10…操作部 11…表示部 12…電源部 13…受信機用電源スイッチ(SW) 14…外部電源接続検出部 15…外部電源端子 16…制御部 16a…先頭制御情報比較手段 16b…電力供給制御手段 16c…制御情報取得手段 16d…確定制御情報比較手段 16e…制御情報記憶制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河野 隆 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の21 東 芝コミュニケーションテクノロジ株式会社 内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局が制御チャネルにおいて1メッセ
    ージ中に同一の制御情報を所定回数繰り返し送信する移
    動通信システムに用いられる無線通信端末装置におい
    て、 前記基地局の送信信号を受信するための受信手段と、 前記制御情報を記憶しておくための制御情報記憶手段
    と、 前記受信手段により新たに受信されたメッセージの最初
    の制御情報を前記制御情報記憶手段に記憶された制御情
    報と比較する先頭制御情報比較手段と、 この先頭制御情報比較手段での比較の結果、新たに受信
    したメッセージの最初の制御情報と同一の制御情報が前
    記制御情報記憶手段に記憶されていた場合、次のメッセ
    ージの受信に支障のない範囲で定められた所定の期間に
    亙り前記受信手段への電力供給を断つ電力供給制御手段
    と、 前記先頭制御情報比較手段での比較の結果、新たに受信
    したメッセージの最初の制御情報と同一の制御情報が前
    記制御情報記憶手段に記憶されていない場合にのみ、そ
    のメッセージから制御情報を取得する制御情報取得手段
    と、 この制御情報取得手段で取得された制御情報を前記制御
    情報記憶手段に記憶させる制御情報記憶制御手段とを具
    備したことを特徴とする無線通信端末装置。
  2. 【請求項2】 先頭制御情報比較手段での比較の結果、
    新たに受信したメッセージの最初の制御情報と同一の制
    御情報が制御情報記憶手段に記憶されていなかった場
    合、制御情報取得手段で取得された制御情報と前記制御
    情報記憶手段に記憶された制御情報とを比較する確定制
    御情報比較手段を設け、 かつ制御情報記憶制御手段は、前記確定制御情報比較手
    段での比較の結果、前記制御情報取得手段で取得された
    制御情報と同一の制御情報が前記制御情報記憶手段に記
    憶されていなかった場合にのみ、その前記制御情報取得
    手段で取得された制御情報を前記制御情報記憶手段に記
    憶させるものとしたことを特徴とする請求項1に記載の
    無線通信端末装置。
  3. 【請求項3】 制御情報記憶制御手段は、制御情報取得
    手段で取得された制御情報と同種で別内容のものが制御
    情報記憶手段に記憶された制御情報にある場合に、その
    制御情報記憶手段に記憶された制御情報を前記制御情報
    取得手段で取得された制御情報に更新することを特徴と
    する請求項2に記載の無線通信端末装置。
  4. 【請求項4】 基地局はメッセージを複数個並べたメッ
    セージ列として送信するものであり、 電力供給制御手段は、所定の周期毎または所定時点に、
    次のメッセージ列が到来する期間には先頭制御情報比較
    手段での比較の結果に拘りなく受信手段への電力供給を
    継続し、 また制御情報記憶制御手段は、前記電力供給制御手段に
    より1つのメッセージ列が到来する期間に亙り前記受信
    手段への電力供給が継続されているときに前記受信手段
    により受信された前記1つのメッセージ列の各メッセー
    ジから制御情報取得手段で取得された制御情報に前記制
    御情報記憶手段に記憶された制御情報の全てを更新する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記
    載の通信制御装置。
  5. 【請求項5】 電力供給制御手段は、 先頭制御情報比較手段により、新たに受信したメッセー
    ジの最初の制御情報と同一の制御情報が前記制御情報記
    憶手段に記憶されていると判定された時点からカウント
    動作を開始し、前記メッセージの2番目の制御情報の先
    頭から次のメッセージの先頭までの時間よりも若干短い
    所定時間をカウントするカウント手段と、 このカウント手段がカウント動作を行なっている期間
    に、前記受信手段への電力供給を断つ電力供給停止手段
    とからなることを特徴とする請求項1乃至請求項4のい
    ずれかに記載の無線通信端末装置。
  6. 【請求項6】 受信手段による受信レベルを検出する受
    信レベル検出手段を備え、 電力供給制御手段は、前記受信レベル検出手段により検
    出される受信レベルが所定レベル以下であるときには、
    先頭制御情報比較手段での比較の結果に拘りなく前記受
    信手段への電力供給を継続し、 また制御情報取得手段は、前記受信レベル検出手段によ
    り検出される受信レベルが所定レベル以下であるときに
    は、先頭制御情報比較手段での比較の結果に拘りなくメ
    ッセージ中の前記所定回数の制御情報が示す制御情報を
    取得することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいず
    れかに記載の無線通信端末装置。
  7. 【請求項7】 外部からの電力供給の有無を検出する外
    部電力供給検出手段を備え、 電力供給制御手段は、前記外部電力供給検出手段により
    外部からの電力供給がなされていることが検出されてい
    るときには、先頭制御情報比較手段での比較の結果に拘
    りなく前記受信手段への電力供給を継続し、 また制御情報取得手段は、前記外部電力供給検出手段に
    より外部からの電力供給がなされていることが検出され
    ているときには、先頭制御情報比較手段での比較の結果
    に拘りなくメッセージ中の前記所定回数の制御情報が示
    す制御情報を取得することを特徴とする請求項1乃至請
    求項6のいずれかに記載の無線通信端末装置。
  8. 【請求項8】 適用される移動通信システムは、各種の
    AMPS(AdvancedMobile Phone Service )方式また
    は各種のTACS(Total Access Communications Syst
    em)方式に準拠したものであることを特徴とする請求項
    1乃至請求項7のいずれかに記載の無線通信端末装置。
JP9000763A 1997-01-07 1997-01-07 無線通信端末装置 Pending JPH10200465A (ja)

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JP2009105928A (ja) * 2008-12-12 2009-05-14 Nintendo Co Ltd 携帯型デ―タ送受信端末装置及びそれを用いた携帯型通信システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009105928A (ja) * 2008-12-12 2009-05-14 Nintendo Co Ltd 携帯型デ―タ送受信端末装置及びそれを用いた携帯型通信システム
JP4691592B2 (ja) * 2008-12-12 2011-06-01 任天堂株式会社 携帯型デ―タ送受信端末装置及びそれを用いた携帯型通信システム

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