JPH10199635A - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
- Publication number
- JPH10199635A JPH10199635A JP9014787A JP1478797A JPH10199635A JP H10199635 A JPH10199635 A JP H10199635A JP 9014787 A JP9014787 A JP 9014787A JP 1478797 A JP1478797 A JP 1478797A JP H10199635 A JPH10199635 A JP H10199635A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulator
- socket
- inner insulator
- connector
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
離脱時には特別な操作をすることなしにピンコンタクト
を保護する。 【解決手段】 アウターインシュレータ10と、アウタ
ーインシュレータ10に収容されるインナーインシュレ
ータ30と、アウターインシュレータ10の下部に装着
され、ピンコンタクト51が立設されるベースインシュ
レータ50と、インナーインシュレータ30に収容され
るソケット70とを備えているコネクタであって、イン
ナーインシュレータ30の中間部に複数のピンコンタク
ト51を挿通するための孔47を有するプレート46を
支持し、インナーインシュレータ30の下部に一対のL
字形状のインナーインシュレータガイド44を形成し、
ベースインシュレータ50の起立片52にインナーイン
シュレータガイド44と係合可能なL字形状の凹部62
と、矩形孔21,24内を移動可能なベースガイド5
4,55とを形成し、ソケット70にピンコネクタ51
を挿入可能なソケットコンタクト71を取り付けてい
る。
Description
関する。
表される産業機械においては、LSIの高集積度化、L
SIの搭載数の増加、SMT方式の出現、基板パターン
の微細化等により、内部実装密度が著しく向上し、1枚
の基板当たり600ピン以上というような多芯数コネク
タの要求が出てきている。
に大きな挿入力が必要となるので、てこ倍率を用いて小
さな力で大きな挿入力を得ることができるてこ倍力型が
用いられている。てこ倍率を大きくとるためにはピンコ
ンタクトを長くする必要があるが、多芯数コネクタでは
コンタクトピッチが狭いため、指で触れただけでピンコ
ンタクトが曲がってしまうことがあった。
の先端にキャップを付けてピンコンタクトを保護するこ
とが行われている。
を形成したキャップをピンコンタクト側のインシュレー
タの開口部の内周側に嵌めてピンコンタクトを保護する
ことも行われている。
キャップはピンコンタクトのインシュレータより突出す
るので、基板等に実装するとき、キャップが邪魔になっ
て取り付けることができなかったり、取り扱い難かった
りする。更に、キャップは付け忘れられることもある。
ンタクトが挿入されたとき、ソケットコンタクトによっ
て押し込まれるが、ソケットコンタクトを抜いたときに
元の開口部までキャップを移動させる機構が必要であ
る。
キャップを移動させる機構が必要であるため、高価にな
るとともに小型化し難いという問題があった。
たもので、その課題はピンコンタクトを保護するための
キャップやキャップを移動させる機構を不要とし、しか
も嵌合時にはピンコンタクトの保護が解除され、離脱時
には特別な操作をすることなしにピンコンタクトが保護
されるてこ倍力型のコネクタを提供することにある。
請求項1記載の発明のコネクタは、アウターインシュレ
ータと、このアウターインシュレータに収容されるイン
ナーインシュレータと、前記アウターインシュレータの
下部に着脱可能に取り付けられ、複数のピンコンタクト
が立設されるベースインシュレータと、前記インナーイ
ンシュレータに収容されるソケットとを備えているコネ
クタであって、前記アウターインシュレータの対向面の
それぞれに第1のばね部及び溝部が形成され、これらの
第1のばね部及び溝部の下方に横方向へ延びる矩形孔が
形成され、前記インナーインシュレータの中間部に前記
複数のピンコンタクトを挿通するための孔を有する仕切
板が支持され、前記インナーインシュレータの上部に前
記第1のばね部と係合可能な第1のロック部が形成さ
れ、前記インナーインシュレータの対向面のそれぞれに
前記第1のばね部と係合する第2のばね部が形成され、
前記インナーインシュレータの上部に前記アウターイン
シュレータの上端又は前記ソケットのガイド溝に係合可
能な第2のロック部が形成され、前記インナーインシュ
レータの下部に一対のL字形状の突片が形成され、前記
ベースインシュレータに一対の起立片が形成され、これ
らの起立片に前記突片と係合可能なL字形状の凹部と、
前記矩形孔内を移動可能なベースガイドとが形成され、
前記ソケットに前記ピンコネクタを挿入可能なソケット
コンタクトが取り付けられていることを特徴とする。
されたとき、第1のロック部は第1のばね部と係合す
る。ソケットが更にインナーインシュレータ内に挿入さ
れると、第2のロック部が外方へ押されてアウターイン
シュレータの上端とも係合する。ソケットが更にインナ
ーインシュレータ内に挿入されると、第1のロック部と
第1のばね部との係合は解除される。ソケットが更にイ
ンナーインシュレータ内に挿入されると、第2のロック
部はアウターインシュレータの上端から外れ、ソケット
のガイド溝と係合する。このとき、アウターインシュレ
ータとインナーインシュレータとのロックが外れ、イン
ナーインシュレータはソケットと一体となってアウター
インシュレータに挿入できるようになる。ソケットが更
に挿入されると、インナーインシュレータの下端がベー
スインシュレータに突き当たるとともに、ピンコンタク
トが孔を通ってソケットコンタクトに挿入される。ベー
スガイド部を矩形孔と嵌合させた状態で、ベースインシ
ュレータを横方向へ移動して突片に突き当てると、ソケ
ットはベースインシュレータに対して離脱できない嵌合
状態となる。
面に基づいて説明する。
力型のコネクタの分解斜視図である。
10と、インナーインシュレータ30と、ベースインシ
ュレータ50と、ソケット70とから構成される。
図3は図2のIII −III 矢視断面図、図4は図2のIV−
IV矢視断面図、図5はアウターインシュレータの斜視図
である。
形の枠体であり、このアウターインシュレータ10の4
つ側壁部10a〜10dの内面にはインナーインシュレ
ータ30を上下方向へ案内するガイド溝11〜14が形
成されている。ガイド溝11とガイド溝13、ガイド溝
12とガイド溝14とが、それぞれ対向している。
b,10dには、ばね部(第1のばね部)15,16
と、ばね部15,16に連なるガイド部17,18とが
形成されていとともに、上下方向へ延びる溝部19,2
0が形成されている。
が対向し、ばね部16及びガイド部18と溝部20とが
対向する。
5,16及び溝部19,20のそれぞれの下部には、横
方向へ延びる矩形孔21〜24が形成されている。矩形
孔21と矩形孔23、矩形孔22と矩形孔24とがそれ
ぞれ対向している。
cには、ベースインシュレータ50をアウターインシュ
レータ10に挿入し易くするためのばね部25,26が
形成されている。
図7は図6のVII −VII 矢視断面図、図8は図6のA矢
視図、図9はインナーインシュレータの斜視図である。
ンシュレータ10の内側へ収容可能な平面視四角形の枠
体によって形成されている。インナーインシュレータ3
0の上下方向中間部にはプレート(仕切板)46が支持
され、このプレート46にはベースインシュレータ50
に設けられた複数のピンコンタクト51(後述)を挿通
する、下方へ向けて広がる孔47が形成されている。
a〜30dの外面にはガイド溝11〜14と係合可能な
ガイド部31〜34が形成されている。
する側壁部30b,30dには、ばね部15,16と係
合可能なロック部(第1のロック部)35,36及びば
ね部(第2のばね部)37,38とばね部39,40を
備えるロック部(第2のロック部)41,42とが、そ
れぞれ対向して形成されている。
方向へ延びるL字形状のインシュレータガイド(突片)
43,44が形成されている。
口部にはソケット70を挿入し易くするために斜め外方
へ向かうテーパ面45が形成されている。
図11はその正面図、図12はベースインシュレータの
斜視図である。
シュレータ10と同じ大きさの平面視四角形の、辺50
a〜50dからなる枠体に形成され、中央のコンタクト
実装エリアAには複数のコンタクトピン51が圧入等に
よって設けられている。
一対の辺50b,50dには起立部52,53が形成さ
れている。これらの起立部52,53にはインシュレー
タガイド43,44と係合可能なL字形状の凹部62,
63、矩形孔21〜24と嵌合可能なベースガイド部5
4,55,56,57が形成されている。なお、凹部6
2,63の開口部62a,63aはインシュレータガイ
ド43,44の横方向の長さとほぼ同じ寸法である。
は、上部にテーパ面64a,65aを有する、ばね部2
5,26と係合可能なガイド片64,65が形成されて
いる。
ットの斜視図である。
し、インナーインシュレータ30の開口部とほぼ同じ形
状の平面視四角形の直方体に形成されている。ソケット
70には上下方向へ延びる複数(図では64)の室72
が形成され、各室毎にコネクタピン51と対応するソケ
ットコンタクト71が取り付けられている。
0dには上下方向に延びるガイド溝73,74が形成さ
れている。このガイド溝73,74の下端はロック部4
1,42と係合可能なテーパ面73a,74aが形成さ
れている。
ーインシュレータとを組み立てた状態を示す平面図、図
16〜図24はコネクタの挿入動作を説明する概念図で
ある。なお、図16〜図20においてはピンコンタク
ト、ソケットコンタクト及びベースインシュレータは省
略されている。
0の開口に挿入したとき、斜向かいに設けられたロック
部35,36とアウターインシュレータ10のばね部1
5,16とが係合している(図15及び図16参照)。
インナーインシュレータ30内に挿入されると、ロック
部41,42が外方へ押されてアウターインシュレータ
10の上端と係合する。このとき、ロック部35,36
とアウターインシュレータ10のばね部15,16との
係合状態は依然として保持されている(図17参照)。
インナーインシュレータ30内に挿入されると、ロック
部35,36とアウターインシュレータ10のばね部1
5,16との係合状態は解除されるが、ロック部41,
42とアウターインシュレータ10の上端との係合状態
は保持されている(図18参照)。
インナーインシュレータ30内に挿入されると、ロック
部41,42はアウターインシュレータ10の上端から
外れ、ソケット70のテーパ面73a,74aと係合す
る(図19参照)。
インナーインシュレータ30との係合状態が解除される
ので、インナーインシュレータ30とソケット70とは
一体となってアウターインシュレータ10へ挿入され
る。
挿入されると、インナーインシュレータ30の下端はベ
ースインシュレータ50のプレート46に突き当たって
止る(図20参照)。
状態への動作を図21〜図24を参照して詳述する。な
お、図19と図21、図20と図24とはそれぞれ同一
状態である。
ータガイド43,44と凹部62,63の開口部62
a,63aとは係合しているため、ベースインシュレー
タ50は横(図の右)方向へ移動できない。
47内に位置しており、ソケットコンタクト71に挿入
されていない。
0とインナーインシュレータ30とが一体となってアウ
ターインシュレータ10内を移動し、ピンコンタクト5
1が孔47を介してソケットコンタクト71に挿入され
始める。
44と凹部62,63の開口部62a,63aとは係合
しているため、ベースインシュレータ50は横(図の
右)方向へ移動できない。
ンシュレータ30のインシュレータガイド43,44の
下端がベースインシュレータ50に突き当たって止って
おり、ベースガイド部54,55,56,57が矩形孔
21〜24に嵌合している。
す状態からベース50を右方向へ移動させてインシュレ
ータガイド43,44に突き当てコネクタを嵌合状態と
している。なお、ベース50の移動量はインシュレータ
ガイド43,44によって制限されている。
インシュレータガイド43,44と凹部62,63との
係合によって、上下方向へ移動できない。
孔21〜24との係合によって上下方向へ移動できな
い。
のテーパ面73a,74aとが係合してソケット70を
インナーインシュレータ30から抜くことができない
(図20参照)。
動作させることによって行うことができる。
できる。
ソケットコンタクト71との対向面をプレートによって
覆われるので、従来のようにキャップやキャップを移動
させる機構を設けることなく指等の接触からピンコンタ
クトを保護することができ、曲げることがない。
設けられたロック部39、40によって、インナーイン
シュレータ30をアウターインシュレータ10に斜めに
なることなく真直ぐに挿入できる。
2,63に挿入されたとき、開口部62a,63aと係
合しながら挿入されるので、インナーインシュレータ3
0の位置決めを正確に行うことができる。
タクト71に入らない限り、ピンコンタクト51とソケ
ットコンタクト71との嵌合を行うことができないた
め、コネクタは不完全な嵌合を防止することができる。
矩形孔21〜24との嵌合状態を解除しない限りソケッ
ト70をインナーインシュレータ30から抜くことはで
きないため、コネクタは確実に嵌合される。
発明のコネクタによれば、コネクタの離脱時にはピンコ
ンタクトはソケットコンタクトに挿入されるまで仕切板
で保護され、キャップやキャップを移動させる機構を有
しないため、特別な操作をすることなしにピンコンタク
トの損傷を防止することができ、コネクタの嵌合時には
ピンコンタクトは仕切板に形成した孔を挿通して(すな
わち、保護が解除されて)ソケットコンタクトに挿入す
ることができる。
ンタクトに入らない限り、ピンコンタクトとソケットコ
ンタクトとの嵌合を行うことができないため、コネクタ
は不完全な嵌合を防止することができる。
態を解除しない限りソケットをインナーインシュレータ
から抜くことはできないため、コネクタは確実に嵌合さ
れる。
分解斜視図である。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
インシュレータとを組み立てた状態を示す平面図であ
る。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 アウターインシュレータと、このアウタ
ーインシュレータに収容されるインナーインシュレータ
と、前記アウターインシュレータの下部に着脱可能に取
り付けられ、複数のピンコンタクトが立設されるベース
インシュレータと、前記インナーインシュレータに収容
されるソケットとを備えているコネクタであって、 前記アウターインシュレータの対向面のそれぞれに第1
のばね部及び溝部が形成され、これらの第1のばね部及
び溝部の下方に横方向へ延びる矩形孔が形成され、 前記インナーインシュレータの中間部に前記複数のピン
コンタクトを挿通するための孔を有する仕切板が支持さ
れ、前記インナーインシュレータの上部に前記第1のば
ね部と係合可能な第1のロック部が形成され、前記イン
ナーインシュレータの対向面のそれぞれに前記第1のば
ね部と係合する第2のばね部が形成され、前記インナー
インシュレータの上部に前記アウターインシュレータの
上端又は前記ソケットのガイド溝に係合可能な第2のロ
ック部が形成され、前記インナーインシュレータの下部
に一対のL字形状の突片が形成され、 前記ベースインシュレータに一対の起立片が形成され、
これらの起立片に前記突片と係合可能なL字形状の凹部
と、前記矩形孔内を移動可能なベースガイドとが形成さ
れ、 前記ソケットに前記ピンコネクタを挿入可能なソケット
コンタクトが取り付けられていることを特徴とするコネ
クタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01478797A JP3300244B2 (ja) | 1997-01-10 | 1997-01-10 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01478797A JP3300244B2 (ja) | 1997-01-10 | 1997-01-10 | コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10199635A true JPH10199635A (ja) | 1998-07-31 |
JP3300244B2 JP3300244B2 (ja) | 2002-07-08 |
Family
ID=11870776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01478797A Expired - Fee Related JP3300244B2 (ja) | 1997-01-10 | 1997-01-10 | コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3300244B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007335281A (ja) * | 2006-06-16 | 2007-12-27 | Smk Corp | 電子部品取付用ソケット |
-
1997
- 1997-01-10 JP JP01478797A patent/JP3300244B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007335281A (ja) * | 2006-06-16 | 2007-12-27 | Smk Corp | 電子部品取付用ソケット |
JP4516938B2 (ja) * | 2006-06-16 | 2010-08-04 | Smk株式会社 | 電子部品取付用ソケット |
US7883351B2 (en) | 2006-06-16 | 2011-02-08 | Sony Corporation | Socket for mounting electronic component |
TWI400837B (zh) * | 2006-06-16 | 2013-07-01 | Sony Corp | Electronic parts for installation of the socket |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3300244B2 (ja) | 2002-07-08 |
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JP3300244B2 (ja) | コネクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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