JPH10198731A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH10198731A
JPH10198731A JP113497A JP113497A JPH10198731A JP H10198731 A JPH10198731 A JP H10198731A JP 113497 A JP113497 A JP 113497A JP 113497 A JP113497 A JP 113497A JP H10198731 A JPH10198731 A JP H10198731A
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JP113497A
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Inventor
Kimiyoshi Machii
君吉 待井
壮四郎 ▲葛▼貫
Soshiro Kuzunuki
Akihiro Katsura
晃洋 桂
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】欲しい実物に関連する情報だけを得られるよう
にすることで、ユーザが不要な情報を受け取ることを防
ぎ、ユーザの混乱を避ける。 【解決手段】通信手段と、表示手段と、記憶手段と、音
声を発するための発声手段と、キーボード・マウス・ペ
ン・マイクなどの入力手段と、商品の種類を識別するた
めの商品識別手段と、商品識別手段によって識別された
商品の中から利用者が欲しがっている商品を選別するた
めの商品選別手段と、電子化情報を記憶するための記憶
手段と、記憶手段に記憶されている商品リスト・探し物
リストと、それぞれの手段を制御するための動作制御部
とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、実物を識別する手
段を有する情報処理装置において、識別した実物に関連
する情報を提供する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】Proceedings of UIST '95 の“The Worl
d through the Computer:ComputerAugmented Interact
ion with Real World Environments”には、携帯型端末
を実物に近付けると、実物に関連する情報が携帯型端末
を通じて得られるシステムが開示されている。システム
では、異なるカラーコードを各実物に貼り付けており、
一方、携帯型端末にはCCDカメラを付けている。CC
Dカメラを実物に向け、得られた画像を処理し、カラー
コードを認識することによって、実物が何であるかを識
別し、実物に関連する情報をユーザに提供する。なお、
CCDカメラで得られた画像は、携帯型端末のディスプ
レイに表示される。例えば、CCDカメラをカレンダー
に向けると、その日の予定表がカレンダーの画像に重ね
合わされてディスプレイに表示される。また、CCDカ
メラを部屋のドアに向けると、部屋の住人の伝言ビデオ
が表示されたりする。
【0003】日経エレクトロニクス1996.1−1号
pp.102−103には、スーパーマーケット用の
カートにディスプレイを付け、売り場によって異なる情
報を表示するシステムが開示されている。カートには、
赤外線受信機とディスプレイが付けられており、棚には
赤外線発信機が付けられている。赤外線発信機は、付け
られた棚によって異なる識別コードを発信するようにな
っている。客がカートを押しながら店内を歩き、棚に近
づくと、カートについている赤外線受信機が、棚につい
ている赤外線発信機から発せられている識別コードを受
信し、識別コードに応じた案内をディスプレイに表示す
る。
【0004】特開平7−200701 号公報には、個々の顧客
に適した商品だけを掲載した、顧客固有のカタログを作
成するシステムが開示されている。システムでは、各商
品についての画像や説明文を収録した商品情報ファイル
と、各顧客に関して年令や趣味などの個人情報が収録さ
れている顧客情報ファイルと、各商品が対象としている
年令層やどんな趣味を持つ人を対象にした商品か、など
の情報が収録された商品条件ファイルを設けている。顧
客情報ファイル内の個人情報と商品条件ファイル内の条
件とを比較し、それぞれの顧客に合った商品を抽出し、
その情報がカタログとしてそれぞれの顧客に送付され
る。
【0005】特開平7−230563 号には、IDタグ装置を
用いた管理システムが開示されている。システムでは、
IDタグ装置に対して所定の受信端末を対応づけてお
き、受信端末に対応づけられているIDタグ装置を貼ら
れた荷物が受信端末の近くに来ると、受信端末が音を発
したり振動したりして、乗客の荷物が近づいたことを知
らせる。システムの応用例として、空港での荷物輸送が
挙げられている。あらかじめ受信端末とIDカードとを
対応づけておき、受信端末を乗客に渡し、IDカードを
乗客が預けた荷物に貼る。そして、乗客が降りる空港で
は、荷物がコンベアに乗せられ、乗客は受信端末を持っ
てコンベアの前で待つ。もし乗客が預けた荷物がコンベ
ア上を流れてくると、受信端末が反応して乗客に知らせ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】第1の従来技術では、
実物の識別にカラーコードとCCDカメラを用いてい
る。この方法では、CCDカメラを、実物についている
カラーコードに向けて初めて関連情報を得ることができ
る。言い換えれば、ユーザは、実物の位置がわからなけ
れば欲しい情報が得られないことになる。また、カラー
コードどうしの距離が短く、CCDカメラが複数のカラ
ーコードを一度に撮影してしまった場合に関しては記述
がなく、ユーザはカラーコードがついている実物すべて
について関連情報を受け取ってしまう可能性もある。し
かし、その場合には、情報の中にはユーザにとって不要
な情報が混入している可能性があり、必要な情報を得る
までに、ユーザに余計な操作や心理的負担を与えること
になる。
【0007】第2の従来技術の場合、ユーザがカートを
押しながら店内を歩いていると、必要としていない商品
が陳列されている棚の前を通ることはよくあることであ
る。しかし、商品に関する案内を受け取ってしまう。し
たがって、不要な情報を処理する手間をユーザに強いる
ことになる。
【0008】第3の従来技術は、顧客に適合する情報か
どうかの判定は、システム内部の顧客情報ファイルに記
述されている情報に依存しているので、その時の顧客の
好みに適合する商品に関する情報を得るためには、何ら
かの方法で顧客情報ファイルの記述を随時変更する必要
がある。しかし、それに関する技術的な記述が開示され
てない。また、顧客情報ファイルは趣味・年収・年令な
ど、変化に時間がかかる性質の情報が格納されており、
その時点で顧客が必要としている情報は格納されていな
い。したがって、第3の従来技術では、個々の顧客のそ
の時点での好みやニーズを反映させることができない。
【0009】第4の従来技術は、実物につけるIDタグ
と受信端末とを関連づける手段については記述がない。
つまり利用者は、受信端末に関連づけられているIDタ
グに格納されている情報しか得ることができず、他のI
Dタグに格納されている情報は得ることができない。し
たがって、第3の従来技術と同様、その時点における利
用者の好みやニーズを反映させることができない。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の技術は、通信手
段と、表示手段と、電子化情報を記憶するための記憶手
段と、音声を発するための発声手段と、キーボード・マ
ウス・ペン・マイクなどの入力手段と、マイクから入力
された音声を処理する音声処理手段と、商品の種類を識
別するための商品識別手段と、商品識別手段によって識
別された商品の中から利用者が探している商品を選別す
るための商品選別手段と、電子化情報を記憶するための
記憶手段と、記憶手段に記憶されている商品リスト・探
し物リストと、それぞれの手段を制御するための動作制
御部とから構成される点にある。商品識別手段は、実物
の種類を識別するために、一定時間おきに識別のための
信号を発している。商品には、商品に固有のタグが付け
られており、タグには少なくとも商品が何であるかを示
す識別コードが格納されている。商品識別手段に実物が
近づくと、商品識別手段は、商品に付けられたタグに格
納されている情報を読み取ることができるようになって
おり、情報を商品選別手段に送る段階を有する。
【0011】商品選別手段は、情報が送られてきたとき
に探し物リストに格納されている商品名と一致するかど
うかを判定する段階を有する。もし一致すれば、動作制
御部は、商品リストから商品情報を引き出し、商品情報
を表示手段に表示したり、発声手段から音声として流し
たりする。
【0012】商品リストには、店で扱っている商品に関
する情報が格納されている。情報は、通信手段を通じて
他の機器から送信され、商品リストに格納される。情報
は、少なくとも商品の商品名・商標名・仕様を含んでい
る。
【0013】探し物リストは、利用者が探している商品
を列挙したものである。利用者が本発明を実現した機器
を持って探し物リストに記述されている商品に近づく
と、商品に関する情報が表示手段に表示されたり、発声
手段から音声として流されたりする。
【0014】動作制御部は、本発明を構成するすべての
装置を制御するものである。動作制御部は、入力手段か
らの入力を受け取る段階を有し、その結果に応じて表示
装置に情報を表示する。あるいは、発声手段から音声に
よって情報を流す。また、動作制御部は、商品識別手段
から商品情報を受け取る段階を有し、記憶装置に格納さ
れている探し物リストを参照し、商品リストを参照して
商品に関連する情報を取り出し、表示装置に表示した
り、発声装置から情報を提示したりする段階を有する。
【0015】本発明によれば、商品と端末とを対応づけ
る手段を設けたことにより、利用者は自分が探している
商品を端末に教えることができるので、探している商品
に関する情報だけを受け取ることができる。探している
商品が増えたり減ったりした場合でも、利用者は自分で
端末を操作することができるので、情報を受け取り忘れ
たり余計な情報を受け取ってしまったりすることを防ぐ
ことができる。また、利用者のその時点でのニーズを反
映させることができる。
【0016】また、探している商品が店にあるかどうか
を表示する手段を設けたことにより、利用者は見つかる
はずのない商品を探して店の中を無駄に歩くことがな
い。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施例について、図面を
参照しながら示す。
【0018】図1に、本発明の全体構成を示す。図1
で、動作制御部101は、表示手段102,通信手段1
03,キーボード104,マウス105,発声手段10
6,記憶手段107,商品選別手段110,音声入力手
段111,ペン112の動作を制御するものである。
【0019】キーボード104,マウス105,ペン1
12は、利用者にデータを入力させるものであり、デー
タは、動作制御部101によって処理される。処理され
た結果は表示手段102に表示される。利用者は表示手
段102を見ることによって、処理結果を知ることがで
きる。表示手段102は、図示しない透明タブレットを
内蔵しており、ペン112からの入力を受け付けること
ができる。但し、図1の構成を携帯型端末上に実現する
場合は、キーボード104,マウス105は必ずしも必
要ではない。キーボード104の代わりに、表示手段1
02に図示しない仮想キーボードを表示してペン112
で操作するようにし、マウス105の操作はペン112
でまかなうようにしてもよい。また、データの処理結果
は発声手段106から音声として出力されてもよい。利
用者は、発声手段106から発せられる音声を聞き取る
ことによって処理結果を知ることができる。
【0020】通信手段103は、他の機器とデータを交
換するための手段である。他の機器からデータを受け取
ると、表示手段102にデータが表示されたり、発声手
段106からデータが音声として発せられたりする。デ
ータには、図1の構成が実現されている機器の周辺状況
のデータも含まれる。本実施例では、店に陳列されてい
る商品に関するデータを想定している。また、他の機器
にデータを送信することも可能である。
【0021】通信手段103から、店に陳列されている
商品のデータを受け取ると、データは商品選別手段11
0に送られる。商品選別手段110は、データに含まれ
る商品名が探し物リスト109に格納されているかどう
かを判定する。また商品選別手段110は、近くに存在
する商品の種類を識別する商品識別手段113を有して
いる。
【0022】記憶手段107は、電子化情報を格納する
ための手段である。電子化情報は木構造で格納されてお
り、関連するいくつかの電子化情報のまとまりが、ディ
レクトリという単位で格納されている。商品リスト10
8,探し物リスト109は、電子化情報である。探し物
リスト109には、利用者が欲しがっている商品の名前
が格納されている。商品リスト108には、利用者が入
った店で扱っている商品のリストが格納される。但し、
利用者が店に入る前は何も格納されず、店に入ったとき
に、店で扱っている商品の情報を受け取ると、商品に関
する情報が格納される。
【0023】図2は、本発明を携帯型端末201上に実
現した場合の説明図である。表示手段102として入力
表示一体型タブレット204を、発声手段106として
スピーカ202を、通信手段103として無線LAN205を
それぞれ使用している。また、商品選別手段110が有
する商品識別手段113として、無線タグリーダ203を
使用している。利用者が携帯型端末201を持って店に
入ると、店の入り口で携帯型端末201は、無線LAN205
を通じて店内で扱っている商品に関するデータを受け取
る。データは、店内にあるホスト計算機内部に格納され
ており、客が店に入ってきたことを感知すると、データ
を携帯型端末201に送信する。データの構造は、例え
ば図3のように、商品名,商標名,製造日,生産地,重
量,サイズ、メーカーなどの情報が含まれる。但し、一
つの商品について、必ずしもこれらすべての情報が含ま
れている必要はない。
【0024】店の中に設けられたそれぞれの商品棚21
0には、無線タグ211が貼り付けられている。無線タ
グ211は、商品棚210のいくつかの場所に貼り付け
られており、無線タグの近くに陳列されている商品の名
前が格納されている。利用者が携帯型端末201を持っ
て商品棚210に近づくと、無線タグリーダ203が、
無線タグ211に格納されている商品名を読み込み、商
品棚210に陳列されている商品の種類を識別する。次
に、商品選別手段113は、商品名が探し物リスト10
9に格納されているかどうかを調べる。格納されていな
ければ特に何もしない。格納されていれば、商品に関す
る情報が入力表示一体型タブレット204に表示される。
これについては後述する。
【0025】次に、探し物リスト109の編集について
述べる。図4は、利用者が携帯型端末201を持って店
に入ったときの入力表示一体型タブレット204の表示
例である。ウィンドウ400は、探し物リスト109を
編集するためのインタフェースである。ウィンドウ40
0は、取り扱い商品フィールド401,買い物リストフ
ィールド402,追加ボタン403,削除ボタン40
4,詳細ボタン405,キャンセルボタン406,オー
ケーボタン407,商品名指定フィールド408から構
成されている。取り扱い商品フィールド401は、店で
扱っている商品の名前が表示される。買い物リストフィ
ールド402は、利用者が買いたい商品の名前が表示さ
れる。買い物リストフィールドに表示されている商品名
が、探し物リスト109に格納される。したがって、探
し物リスト109を編集するには、買い物リストフィー
ルド402を編集すればよい。
【0026】まず、追加について述べる。取り扱い商品
フィールド401から商品名をペン112で一つ選び、
追加ボタン403をペン112で押すと、商品名が買い
物リストフィールド402に追加される。この様子を示
したのが、図5である。図5では、買い物リストフィー
ルド402に「ポット」を追加する例である。利用者が
文字列501をペン112で選択すると、文字列501
は反転表示される。その状態で追加ボタン403をペン
112で押すと、買い物リストフィールド402に文字列
502が追加される。
【0027】次に、削除について述べる。買い物リスト
フィールド402から商品名をペン112で一つ選び、
削除ボタン404をペン112で押すと、商品名が買い
物リストフィールド402から削除される。この様子を
示したのが、図6である。図6では、買い物リストフィ
ールド402から「ラジカセ」を削除する例である。利
用者が文字列601をペン112で選択すると、文字列
601は反転表示される。その状態で削除ボタン404
をペン112で押すと、文字列601が買い物リストフ
ィールドから削除される。
【0028】追加あるいは削除の操作をし、買い物リス
トフィールド402の編集が終了したら、利用者はキャ
ンセルボタン406またはオーケーボタン407をペン
112で押す。キャンセルボタン406を押すと、これま
での作業内容は、どこにも保存されない。一方、オーケ
ーボタン407を押すと、これまでの作業内容は探し物
リスト109に保存される。
【0029】ここまでは、ペン112で買い物リストフ
ィールド402を編集する実施例を示したが、ペン11
2だけでなく、音声を利用してもよい。例えば図5の、
買い物リストフィールド402に商品名を追加する作業
の場合、利用者がマイク111に向かって「ポット」と言
った後、続けて「追加」と言うと、買い物リストフィー
ルド402に文字列502が追加表示される。図6の、
買い物リストフィールド402から商品名を削除する場
合も同様である。利用者がマイク111に向かって「ラ
ジカセ」と言った後、続けて「削除」と言うと、文字列
601は買い物リストフィールド402から削除され
る。利用者がマイクに向かって発した音声は、音声処理
手段114によって処理され、動作制御部101が解釈
できる形になる。
【0030】また、店に入る前に買い物リストフィール
ド402を編集することもできる。図7は、店に入る前
に買い物リストフィールド402を編集する例である。
店に入る前なので、商品リストフィールド401には何
も表示されていない。利用者はペン112で商品名指定
フィールド408に商品名を入力し、その後で追加ボタ
ン403をペン112で押すと、買い物リストフィール
ド402に商品名が追加される。商品名指定フィールド
408へは、入力表示一体型タブレット204に表示さ
れたソフトキーボード(図示しない)をペン112で操
作することによって入力したり、キーボード104から
入力したりしてもよい。または、商品名指定フィールド
408にペン112で手書き入力し、手書き入力された
文字を認識させてもよい。削除の場合は、上述したとお
り、削除したい商品名を買い物リストフィールド402
から選択し、削除ボタン404を押す。買い物リストフ
ィールド402の編集が終わると、利用者はキャンセル
ボタン406またはオーケーボタン407を押す。キャ
ンセルボタン406とオーケーボタン407の機能は上
述したとおりである。また、上述したような、音声によ
る編集も可能である。
【0031】買い物リストフィールド402の編集が終
わってから店に入ると、上述したように、店で扱ってい
る商品のリストが商品リストフィールド401に表示さ
れる。一方、買い物リストフィールド402には、利用
者が編集した買い物リストがそのまま残っている。しか
し、買い物リストフィールド402に表示されている商
品名のうち、店で扱っていない商品については、例えば
図8の文字列801,文字列802のように網かけ表示
される。これによって利用者は、探し物リスト109に
格納されている商品のうちで、店で扱っていない商品名
を知ることができる。すなわち、利用者が探している商
品が店にあるかどうかを知ることができる。
【0032】次に、店内の商品に関する情報の表示につ
いて述べる。利用者は、携帯型端末201を持って店内
を歩き回る。もし買い物リスト402に表示されている
商品に近づくと、図3に示されているデータが、入力表
示一体型タブレット204に表示される。その一例を図
9に示す。入力表示一体型タブレット204にウィンド
ウ900が表示される。商品名フィールド901に商品
の商品カテゴリ名、商標フィールド902には商標名、
メーカフィールド903には商品のメーカ名、製造日フ
ィールド904には商品の製造日、生産地フィールド9
05には商品が製造された場所、重量フィールド906
には商品の重量、サイズフィールド907には商品のサイ
ズがそれぞれ表示される。図9ではデータをすべて文字
列で表示しているが、例えば商標フィールド902に
は、商品のロゴマークや外観の写真などを表示したりし
てもよい。
【0033】ウィンドウ900では、一つの商品につい
てのみ情報を提供しているが、利用者は他の商品に関す
る情報が欲しくなる場合がある。その例を図10,図1
1に示す。図10では、メーカ名を指定し、メーカのビ
デオカメラに関する情報を得ようとするところである。
利用者は、ペン112でメーカフィールド903をタッ
プすると、メーカ選択フィールド1001が現れる。図
10では、前記メーカ選択フィールド1001から文字
列1002「T社」を選択したところを示している。す
ると、メーカがT社であるビデオカメラに関する情報が
ウィンドウ900に現れる。その例が図11である。図1
1では、T社製のビデオカメラ「よくみえ〜る」に関す
る情報を表示している。しかし、T社製の他のビデオカ
メラに関する情報を得たい場合もある。それには、商標
フィールド902をペン112でタップする。すると、
上述のメーカ指定の場合と同様に商標を選択するための
フィールドが現れ、フィールドから商標を選択して関連
情報を得ることができる。店内の商品に関する情報の表
示の別の例を、図12を参照しながら示す。ウィンドウ
400で、取り扱い商品フィールド401から商品名を
一つ選び、詳細ボタン405を押す。図12の例では、
取り扱い商品フィールド401からビデオカメラを選ん
でいる。すると、図9のウィンドウ900が現れ、商品
名フィールド901は「ビデオカメラ」という文字列が
表示され、ビデオカメラに関する情報を表示しているこ
とを利用者に知らせる。ウィンドウ900の操作につい
ては、上述したとおりである。
【0034】利用者が買い物を終えて店を出るときに
は、図13のウィンドウ1300が現れ、商品リスト1
08にロードされた情報をそのまま保持するか破棄する
かを利用者に問い合わせる。利用者がもしノーボタン1
302を押すと、商品リスト108にロードされた情報
は破棄される。利用者がイエスボタン1301を押す
と、商品リスト108の情報は記憶手段107に保存さ
れる。
【0035】利用者が再び同じ店に入ったときには、店
で扱っている商品情報を受け取って、取り扱い商品フィ
ールド401に表示すると同時に、商品情報を記憶手段
107に保存された情報と比較し、店で新たに扱っている
商品を強調表示したり、既に扱わなくなったり品切れに
なったりした商品を網かけ表示したりすることもでき
る。これを図14に示す。文字列1401「ラジカセ」
が網かけ表示になっているので、店ではラジカセを扱わ
なくなったあるいは品切れということを意味している。
したがって、買い物リストフィールド402でも文字列
1403のように「ラジカセ」が網かけ表示になってい
る。また、文字列1402「冷蔵庫」が太字で下線が引
いてあるので、店では冷蔵庫を新たに取り扱うようにな
ったことを意味している。
【0036】次に、探し物リスト109の作り方のもう
一つの例を、図15を参照しながら示す。この例は、作
りたい料理に必要な材料を買うという場合である。ま
ず、携帯型端末201の入力表示一体型タブレット20
4にウィンドウ1500が表示される。ウィンドウ15
00には、料理名フィールド1501,必要な材料リス
ト1502,材料名リスト1503がある。また、必要
な材料リスト1502を編集するために、削除ボタン1
504,追加ボタン1505,オーケーボタン150
6,キャンセルボタン1507を設けている。
【0037】まずユーザは、料理名フィールド1501
に料理名を入力する。料理名の入力は、ペン112によ
って料理名フィールドに手書き入力してもよいし、図1
5(b)のようにメニュー1510から料理名を選択し
てもよい。図15(a)の例では、料理名フィールド1
501に「カレーライス」と入力している。料理名フィ
ールド1501に料理名を入力すると、必要な材料リス
ト1502に、料理を作るのに必要な材料名が表示され
る。図15(a)の例では、カレーライスに必要な材料
として、必要な材料リスト1502に「たまねぎ」「に
んじん」「ルー」「らっきょ」「豚肉」を表示してい
る。これらの材料名は、例えば記憶手段107に電子化
された料理教本をあらかじめ格納しておき、料理教本か
ら得ることができる。もし、必要な材料リスト1502
に示されている材料に過不足が生じている場合、ユーザ
は、必要な材料リスト1502を編集する。必要な材料
リスト1502に不要な材料があった場合、ユーザは、
必要な材料リスト1502から作りたい料理に不要な材
料名を選択し、必要な材料リスト1502から削除され
る材料の候補となる(以下、削除候補)。この状態で削
除ボタン1504が押されると、必要な材料リスト15
02から削除候補が削除される。また、必要な材料リス
ト1502に足りない材料があった場合、ユーザは材料
名リスト1503から必要な材料名を選択し、必要な材料リ
スト1502に追加される材料の候補(以下、追加候
補)となる。この状態で追加ボタン1505が押される
と、必要な材料リスト1502に追加候補が追加表示さ
れる。必要な材料リスト1502の編集が終了した後、
オーケーボタン1506が押されると、必要な材料リス
ト1502の内容が探し物リスト109に保存される。
キャンセルボタン1507が押されると、必要な材料リ
スト1502の内容は保存されない。
【0038】この処理が終了した後で携帯型端末200
を持って店に入り、必要な材料リスト1502に表示さ
れている材料に近づくと、その材料に関する情報が入力
表示一体型タブレット204に表示されたり、スピーカ
202から音声で流されたりする。
【0039】
【発明の効果】自分が探している実物に関してのみ関連
情報を得ることができ、不要な情報を受け取ったり、必
要な情報を受け取り忘れたりすることがないので、ユー
ザの混乱を避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブロック図。
【図2】本発明の一実現例を示す説明図。
【図3】商品リストのデータ項目とそのサイズを示す説
明図。
【図4】探し物リストを編集するためのウィンドウを示
す説明図。
【図5】探し物リストの編集例(商品名追加)を示す説
明図。
【図6】探し物リストの編集例(商品名削除)を示す説
明図。
【図7】探し物リストの編集例(商品名追加)を示す説
明図。
【図8】探し物リストの表示例を示す説明図。
【図9】商品情報を表示するウィンドウの一例を示す説
明図。
【図10】ウィンドウの表示を変更する操作の例を示す
説明図。
【図11】ウィンドウの表示を変更した結果を示す説明
図。
【図12】商品情報を表示させるための操作の例を示す
説明図。
【図13】商品情報を保存するかどうかを利用者に確認
するためのウィンドウを示す説明図。
【図14】商品情報の表示例の説明図。
【図15】探し物リストを編集するウィンドウの一例を
示す説明図。
【符号の説明】
101…動作制御部、102…表示手段、103…通信
手段、104…キーボード、105…マウス、106…
発声手段、107…記憶手段、108…商品リスト、1
09…探し物リスト、110…商品選別手段、111…
マイク、112…ペン、113…商品識別手段。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力手段と、表示手段と、他の機器と情報
    をやり取りするための通信手段と、実物の種類を識別す
    るための実物識別手段と、実物に関する情報を記憶する
    ための実物記憶手段と、特定の実物を記憶する探し物記
    憶手段と、電子化情報を記憶するための記憶手段と、前
    記それぞれの手段を制御するための動作制御部とを有
    し、 前記動作制御部は前記実物識別手段で識別された実物が
    前記探し物記憶手段に記述されているかどうかを判定
    し、前記実物が前記探し物記憶手段に存在している場合
    は前記実物に関連する情報を前記表示手段に表示し、 前記探し物記憶手段に格納する情報を前記入力手段から
    入力されることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記動作制御部は、前
    記通信手段によって他の機器から受け取った情報を前記
    表示手段に表示し、前記情報から任意のものを選択した
    後、前記情報処理装置に対してコマンドを発行すること
    によって前記探し物記憶手段と格納する情報を設定する
    情報処理装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記動作制御
    部は前記探し物記憶手段に格納されている情報を前記表
    示装置に表示する段階を有するものであって、前記探し
    物記憶手段に格納されていて前記実物記憶手段に格納さ
    れていない情報の表示方法と、前記探し物記憶手段と前
    記実物記憶手段の両方に格納されている情報の表示方法
    とを異なるものにすることを有する情報処理装置。
  4. 【請求項4】請求項1,2または3において、前記動作
    制御は前記実物記憶手段に格納されている情報を前記表
    示装置に表示するものであって、前記表示装置に表示す
    る情報を任意に設定することを有する情報処理装置。
  5. 【請求項5】請求項1,2,3または4において、前記
    動作制御部は前記実物記憶手段に格納されている情報を
    前記記憶手段に格納する段階を有するものであって、前
    記記憶手段に格納された前記情報のうち、前記実物記憶
    手段に格納されている情報の表示方法と前記実物記憶手
    段に格納されていない情報の表示方法とを異なるものに
    する情報処理装置。
  6. 【請求項6】請求項1,2,3,4または5において、
    前記動作制御部は音声を処理するための音声処理手段と
    を有するものであって、前記探し物記憶手段に格納する
    情報の設定を音声によって行う情報処理装置。
  7. 【請求項7】請求項1,2,3,4,5または6におい
    て、前記動作制御部は複数の構成要素から構成される実
    物を指定すると前記構成要素を表示するものであって、
    前記探し物記憶手段に格納する情報の設定を前記構成要
    素から選択することによって行う情報処理装置。
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