JPH10197832A - コンタクトレンズ取り外し具 - Google Patents

コンタクトレンズ取り外し具

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JPH10197832A
JPH10197832A JP152497A JP152497A JPH10197832A JP H10197832 A JPH10197832 A JP H10197832A JP 152497 A JP152497 A JP 152497A JP 152497 A JP152497 A JP 152497A JP H10197832 A JPH10197832 A JP H10197832A
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JP
Japan
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lens
contact lens
peripheral surface
suction cup
suction
Prior art date
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Application number
JP152497A
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English (en)
Inventor
Jiro Koike
二朗 小池
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Abstract

(57)【要約】 【課題】誰でも簡単に、レンズ、特にソフトレンズを取
り外すことができるコンタクトレンズ取り外し具を提供
する。 【解決手段】コンタクトレンズ取り外し具は,シリコン
ゴム製の吸盤部1と、L字形の頸部21を持つ合成樹脂
製の操作部2とから成っている。吸盤部1の周面11の
下方の変形部12は、他の部分に比べて薄く成形されて
いる。薄く成形された変形部12は、吸着面13とソフ
トレンズ3の間の空間の気圧が下がるにつれ、ソフトレ
ンズ3の周面を他の周面部分より引きつける。その結
果、吸盤部1の変形部12は、他の周面部分に比べてよ
り大きく変形し、ソフトレンズ3の周面の下部31をめ
くり上げ、レンズを取り外しやすくする

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装着されたコンタ
クトレンズを簡単に取り外すことができる道具に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】眼鏡は簡単にかけたり外したりできると
いう長所を持っているが、視界が狭かったり、物が小さ
く見えたり、寒いところから暖かいところに入ったとき
にレンズが曇ったりするという欠点があった。そのた
め、近年は眼球の角膜に密接させて、近視あるいは遠視
を矯正するコンタクトレンズ(以下、レンズという)を
用いる人が増えてきた。中でも、固い材質の合成樹脂で
作られたハードコンタクトレンズ(以下、ハードレンズ
という)に比較して、やわらかく目に優しいソフトコン
タクトレンズ(以下、ソフトレンズという)を使う人が
増えてきた。
【0003】しかし、上記レンズは、洗浄や保管などの
日頃の手入れ,角膜への取り付け・取り外しなど、眼鏡
に比べて扱いにくいという欠点があった。特に、レンズ
を、要領よく取り外すのは、毛管現象によって入り込む
涙の薄い層によって角膜に密着しているレンズを、要領
よく取り外すのは、装着するより難しかった。そのた
め、不器用な人や慣れない人は外すのに苦労したり、無
理に外そうとして眼球の表面を傷つけたりするというこ
とがあった。
【0004】レンズの取り外しをする道具としては、従
来から、レンズの直径より小さな吸盤を用いたものがあ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、レンズは上記
のように涙の薄い層によって角膜に密着しているので、
慣れない人がこの吸盤をレンズに押しつけ、そのままま
っすぐ引くだけではレンズがうまく外れないという問題
があった。
【0006】本発明は、上記の問題点にかんがみて提案
されたもので、誰でも簡単に、レンズ、特にソフトレン
ズを取り外すことができるコンタクトレンズ取り外し具
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1のコンタクトレンズ取り外し具において
は、少なくとも周面部分がコンタクトレンズに当接して
コンタクトレンズを吸着する吸着面を形成した吸盤部を
前面に形成し、吸着面を操作する操作部を裏面に設けて
なるコンタクトレンズ取り外し具の吸盤部に、周面の一
部を肉薄にした変形部を設けた。
【0008】また、請求項2のコンタクトレンズ取り外
し具においては、請求項1に記載のコンタクトレンズ取
り外し具の操作部に吸盤部への負圧制御をする負圧調節
部を設けた。上記コンタクトレンズ取り外し具は、主
に、ソフトレンズの取り外しに使用されるが、ハードレ
ンズに用いても、また装着のときにも用いてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係るコンタクトレ
ンズ取り外し具を、その実施の形態を示した図面に基づ
いて詳細に説明する。図1は本発明にかかるコンタクト
レンズ取り外し具の実施の形態の一例を示した斜視図,
図2は図1の吸盤部の正面からの拡大図,図3及び図4
は図1のコンタクトレンズ取り外し具を用いてコンタク
トレンズを外すときの説明図(断面図)である。
【0010】本発明にかかるコンタクトレンズ取り外し
具は,図1及び図2に示すように、シリコンゴム製の吸
盤部1と、L字形の頸部21を持つ合成樹脂製の操作部
2とから成っている。吸盤部1の周面11の下方の変形
部12は、他の部分に比べて薄く成形されている。ま
た、操作部2は吸引部22の外側を押さえたり離したり
することによって、頸部21のパイプ21aを介して空
気を出し入れする。パイプ21aの先端の開口部21b
は、吸盤部1の吸着面13に開口している。操作部2は
全体が肉厚に成型されているので変形しにくい。
【0011】次に、図3及び図4を用いて、角膜4に装
着されているソフトレンズ3を、上記コンタクトレンズ
取り外し具で外す方法について説明する。先ず、操作部
2を軽くつまみ吸引部22を押し縮めた状態で、図3に
示すように、吸盤部1の周面11だけがソフトレンズ3
の表面に当接するように当て付ける。次に、操作部2を
つまんでいた力を抜いて吸引部22内を負圧状態にする
と、開口部21bから空気が吸引部22に入り、吸着面
13はソフトレンズ3側に吸い寄せられ、図4のように
変形する。
【0012】すなわち、吸盤部1の変形部12は、周面
の他の部分に比較して薄く成形されているので、吸着面
13とソフトレンズ3の間の空間の気圧が下がるにつ
れ、大気圧と吸盤部1の弾性復元力とが釣り合う位置ま
で、ソフトレンズ3の表面を引きつける。その結果、吸
盤部1の変形部12は、他の周面部分に比べてより大き
く変形し、ソフトレンズ3の表面を引きつける。このよ
うにして吸盤部1の変形部12に当接しているソフトレ
ンズ3の周面の下部31がめくれ上がり、涙によって密
着していたソフトレンズ3と角膜4との間に空気が入
り、レンズを簡単に取り外すことができるようになる。
【0013】吸盤と持ち手の軸が一直線になっている従
来のレンズ取り外し具は、目に近づけるとそれを持つ手
が見えて威圧感がある。しかし、上記コンタクトレンズ
取り外し具は、頸部21がL字形に成型されているの
で、全体を支えている手は目には見えず、威圧感を与え
ることがない。
【0014】本発明に係るコンタクトレンズ取り外し具
は、上記の実施の形態に限定されない。例えば、上記コ
ンタクトレンズ取り外し具では、周面の一部だけを薄く
成型した吸盤に連通する吸引部を備えた操作部を設けた
が、吸引部は設けなくとも構わない。この吸盤を、角膜
に取り付けたレンズに軽く押しつけ、次にまっすぐ引っ
張ることによって、薄い変形部分が他の周面部分より大
きく変形する。その結果変形部分が当接している側の縁
がめくれ上がり、そこから角膜との間に空気が入るの
で、レンズが簡単に外れる。
【0015】吸盤部と操作部とを同じ材質、例えばシリ
コンゴムで一体に成型してもよいのはもちろんである。
【0016】
【発明の効果】請求項1に係るコンタクトレンズ取り外
し具によれば、吸盤部の周面の一部を肉薄にした変形部
を設けたので、レンズをまっすぐ引いても、変形部に当
接するレンズ部分が浮き上がり、簡単にレンズを外すこ
とができる。また、請求項2のコンタクトレンズ取り外
し具によれば、請求項1に記載のコンタクトレンズ取り
外し具の操作部に吸盤部への負圧制御をする負圧調節部
を設けたので、その負圧を調節してより確実にレンズを
外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるコンタクトレンズ取り外し具の
実施の形態の一例を示した斜視図である。
【図2】図1のコンタクトレンズ取り外し具の吸盤部の
正面からの部分拡大図である。
【図3】
【図4】図1のコンタクトレンズ取り外し具を用いてコ
ンタクトレンズを外すときの説明図である。
【符号の説明】
1 吸盤部 11 周面 12 変形部 13 吸着面 2 操作部 21 頸部 22 吸引部(負圧調節部) 3 ソフトレンズ(コンタクトレンズ) 4 角膜

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも周面部分がコンタクトレンズに
    当接してコンタクトレンズを吸着する吸着面を形成した
    吸盤部を前面に形成し、吸着面を操作する操作部を裏面
    に設けてなるコンタクトレンズ取り外し具において、 周面の一部を肉薄にした変形部を吸盤部に設けたことを
    特徴とするコンタクトレンズ取り外し具。
  2. 【請求項2】操作部に吸盤部への負圧制御をする負圧調
    節部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のコンタ
    クトレンズ取り外し具。
JP152497A 1997-01-08 1997-01-08 コンタクトレンズ取り外し具 Pending JPH10197832A (ja)

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JP152497A JPH10197832A (ja) 1997-01-08 1997-01-08 コンタクトレンズ取り外し具

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JPH10197832A true JPH10197832A (ja) 1998-07-31

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JP152497A Pending JPH10197832A (ja) 1997-01-08 1997-01-08 コンタクトレンズ取り外し具

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100436076B1 (ko) * 2001-05-26 2004-06-12 주식회사 그린에치티 콘택트렌즈 세척장치
JP5726355B1 (ja) * 2014-06-11 2015-05-27 株式会社モナコ社 ソフトコンタクトレンズ取外器具及びソフトコンタクトレンズ取外器具を使用する方法。
JP2017026760A (ja) * 2015-07-21 2017-02-02 中川 伸一 コンタクトレンズ着脱器具

Cited By (4)

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WO2015190339A1 (ja) * 2014-06-11 2015-12-17 株式会社モナコ社 ソフトコンタクトレンズ取外器具及びソフトコンタクトレンズ取外器具を使用する方法。
JP2017026760A (ja) * 2015-07-21 2017-02-02 中川 伸一 コンタクトレンズ着脱器具

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