JPH10194415A - 広角度反転方法及び装置 - Google Patents

広角度反転方法及び装置

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JPH10194415A
JPH10194415A JP35164396A JP35164396A JPH10194415A JP H10194415 A JPH10194415 A JP H10194415A JP 35164396 A JP35164396 A JP 35164396A JP 35164396 A JP35164396 A JP 35164396A JP H10194415 A JPH10194415 A JP H10194415A
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JP
Japan
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work
auxiliary
arrow
degrees
main table
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JP35164396A
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English (en)
Inventor
Shige Tamura
樹 田村
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Denson Kk
Original Assignee
Denson Kk
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明はワークを180度まで同一場所で
連続的に反転させることを目的としたものである。 【解決手段】 メインテーブル上でワークを90度まで
反転させた後、メインテーブルを同一方向へ90度まで
再反転させて、ワークを90度を越えて反転させること
を特徴とした広角度反転方法。メインテーブルの一側を
回動自在に取付けると共に、メインテーブル上の中央部
へ、第1及び第2補助テーブルの対向端を夫々回動可能
に取付け、前記メインテーブルの取付部に対向して第3
補助テーブルを回動自在に取付け、前記ベーステーブル
及び各補助テーブルの総てに往復回動手段を付与したこ
とを特徴とする広角度反転装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はワークを180度
まで連続反転させることを目的とした広角度反転方法及
び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来金型などの重量物を90度反転させ
る装置が知られている(実公平3−12488号)。
【0003】
【発明により解決すべき課題】前記従来の装置によれ
ば、同一場所におけるワークの反転角度は90度以内に
限られていた為に、ワークを180度反転させる為に
は、前記反転機を2台並列し、その間にワークの移動装
置を介装しなければならない問題点があった。
【0004】従ってワークを180度反転させるライン
は必然的に長くなり、反転機の外にワークの移動などの
別装置を必要とすることになるので、設置場所が広く必
要となり、設置費用の増大は避けられず、かつ制御系も
複雑化するなど、幾多の附随的問題点があった。
【0005】
【課題を解決する為の手段】然るにこの発明によれば、
メインテーブル上に2つの補助テーブルを設置すると共
に、メインテーブルと直列して他の補助テーブルを設置
し、前記各テーブルに往復回転手段を付与することによ
り、同一場所においてワークを180度反転させること
ができるようになり、前記従来の問題点を解決したので
ある。
【0006】即ち方法の発明は、メインテーブル上でワ
ークを90度まで反転させた後、メインテーブルを同一
方向へ90度まで再反転させて、ワークを90度を越え
て反転させることを特徴とした広角度反転方法であり、
再反転に際し、ワークの最終姿勢を制御させることを特
徴としたものである。
【0007】また装置の発明は、メインテーブルの一側
を回動自在に取付けると共に、メインテーブル上の中央
部へ、第1及び第2補助テーブルの対向端を夫々回動可
能に取付け、前記メインテーブルの取付部に対向して第
3補助テーブルを回動自在に取付け、前記ベーステーブ
ル及び各補助テーブルの総てに往復回動手段を付与した
ことを特徴とする広角度反転装置である。更に第3補助
テーブルに、ワークとの当接面の高さの調節手段を設置
したものであり、往復回動手段は、流体圧シリンダ又は
直線運動を、回転運動に変換する装置としたものであ
る。
【0008】前記における往復回動手段としては、流体
圧シリンダ(例えば油圧シリンダ)とそのロッドによっ
て、各テーブルの自由端を持ち上げる装置、流体圧シリ
ンダのロッドの直線運動をカムにより、各テーブルの回
動軸の回転運動に変換する装置、同じくチェインと扇形
ギヤによって回転運動を得る装置、螺軸の回転により螺
管を往復直線運動させ、これをカム板の溝により各テー
ブルの軸の回転運動に変換する装置など、直接、間接の
手段があるが、従来公知の装置を何れも使用し得ると共
に、各テーブル共に同一変換装置を用い又は複数種の装
置を混用することもできる。
【0009】前記各テーブルの反転角度は、90度以内
ならば自由に選定できる。前記における高さ調節装置
は、例えば補助テーブル上にリフトテーブルを設置し、
リフトテーブルを油圧又はねじなどによって昇降調節さ
せる装置であって、公知の装置を使用することもでき
る。
【0010】この発明における各テーブルの移動域の側
方には、例えば蛇腹状態布が付設してあって、各テーブ
ル下の装置等を遮蔽している。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明はメインテーブル上でワ
ークを90度反転させた後、メインテーブルを更に90
度反転させることにより、連続的かつ円滑に180度反
転させる方法及び装置である。この発明は最終反転時に
ワークの高さを調節することができるので、次工程との
連続性を確保する。
【0012】
【実施例1】この発明の実施例を図1、2、3に基づい
て説明する。
【0013】ベースプレート1の突片3へメインテーブ
ル2の基端を軸7により回動自在に取付けると共に、メ
インテーブル2の中央部の突片4へ、補助テーブル5、
6の基端を回動軸8に固定する。前記突片3へ、回動軸
7により補助テーブル9を固定すると共に、補助テーブ
ル9へリフトテーブル10を取付ける。前記メインテー
ブル2、補助テーブル5、6、9を回動させる為に、流
体圧シリンダ11、12、13、14及びロッド15、
16、17、18を夫々設置して、この発明の反転装置
Tを構成した前記メインテーブル2、補助テーブル5、
6、9には、夫々覆布19、20、21、22を蛇腹状
に設置したものである。
【0014】前記実施例の動作について説明すると、先
ず補助テーブル5上へパレット23、24付のワークW
を載せると共に、補助テーブル6を矢示25の方向へ回
動して、ワークWの側面に当接する。次に補助テーブル
5、6を共に矢示26の方向へ回動させると共に、補助
テーブル9を矢示27の方向へ回動し、リフトテーブル
10を矢示28のように上昇させてワークWに当接する
(図3c)。ついでメインテーブル2を矢示29のよう
に回動する(図3d)。このようにして、ワークWを1
80度回動したならば、補助テーブル5を矢示30のよ
うにメインテーブル2側へ復帰させると共に、メインテ
ーブル2を矢示31のように復帰させれば、反転装置T
は動作前の状態にもどる。
【0015】前記実施例の説明は、図1中左側の補助テ
ーブル5上へワークWを載置した時点を出発点とした
が、ワークWを、補助テーブル9上へ載せた場合にも、
前記と逆操作によってワークWを180度反転させるこ
とができる。
【0016】前記実施例においては、図3−(c)で補
助テーブル9を回動させたが、図3−(b)の際同時に
補助テーブル9を回動させることもできる。
【0017】前記操作の説明においては、覆布19、2
0、21、22についての説明を省略したが、各テーブ
ルが回動する毎に夫々の覆布は扇形に拡げられて(図6
a、b)、流体圧シリンダーなどを遮蔽している。
【0018】
【実施例2】図7により、メインテーブル、補助テーブ
ルの回動手段について説明する。
【0019】即ちテーブル32の下方に油圧シリンダ3
3を横設固定し、そのロッド34の先端部に取付けたカ
ム輪35を、前記テーブル32の下面に固定したカム板
36のカム縁36aに当接し、カム板36の要部を回動
軸37に固定して、テーブル回動手段Pを構成した。
【0020】前記実施例において、ロッド34を矢示3
8の方向へ突き出すと、カム輪35がカム縁36aを押
圧するので、押圧力は、カム縁36aによって、方向変
換され矢示39の方向の分力を生じるので、カム板36
は、回動軸37を中心にして矢示40の方向へ回動し、
テーブル32も同方向へ回動する。次にロッド34を矢
示41の方向へ引込めると、カム輪35の後退につれて
カム板36はテーブル32の重量により自動的に下降
し、旧位置に復帰する。
【0021】即ちテーブル32は、油圧シリンダ33の
ロッド34の押圧力により回動し、ロッド34の後退に
伴いテーブルの自重により旧位置に復帰する。尚テーブ
ル32が90度回動した際も、油圧シリンダ33側へ復
帰すべく、回動軸37に対して回動分力を保有させてあ
る(重量偏心)ので、自動回動の初期に回動不能になる
ような不都合を生じるおそれはない。
【0022】
【実施例3】図8の実施例は油圧シリンダによるテーブ
ルの回動である。即ちテーブル42の自由端側下面に設
けたブラケット43に、油圧シリンダ44のロッド45
端を軸46で回動自在に取付け、油圧シリンダ44の基
端部を、前記テーブル42の基端部を固定した回動軸4
7より下方位置へ軸48により回動自在に取付けて、テ
ーブル回動手段Pを構成した。
【0023】前記実施例において、ロッド45を矢示4
9の方向へ突き出すと、テーブル42は、回動軸47を
中心にして、矢示50の方向へ90度まで回動する。
【0024】次にロッド45を矢示51の方向へ引込め
ると、テーブル42は回動軸47を中心として矢示52
の方向へ回動し、旧位置へ復帰する。この実施例の場合
には、テーブル42の往復回転共に油圧シリンダ44の
油圧により制御される。
【0025】
【実施例4】図9によりこの発明の他の実施例を説明す
る。テーブル53の下方へ、油圧シリンダ54を横設
し、前記テーブル53の基部に、扇形ギヤ55の一部を
固定し、扇形ギヤ55の要部を回動軸56に固定する。
前記テーブル53の基部も前記回動軸56に固定する。
前記扇形ギヤ55の弧状歯部55aにチェイン57を装
着し、チェイン57の一端を前記油圧シリンダ54のロ
ッド58端に連結し、チェイン57の他端は扇形ギヤ5
5に装着して回動手段Pを構成した。
【0026】前記実施例においてロッド58を矢示59
の方向へ引込めると、チェイン57により扇形ギヤ55
が矢示60の方向へ回動するので、回動軸56を介しテ
ーブル53は矢示76の同方向へ回動する。次にロッド
58を矢示61の方向へ押し出すと、チェイン57の引
張力がなくなるにつれて、扇形ギヤ55はその自重によ
り矢示62の方向へ回動し、テーブル53も旧位置へ復
帰する。この実施例の場合においては、テーブル53の
起立回動は油圧力により、復帰回動は、テーブル53等
各部の自重によることになる。前記テーブル53は常時
矢示62の方向へ回動力が付与されているので、チェイ
ン57が弛むおそれはない。
【0027】
【実施例5】図10によりこの発明の他の実施例を説明
する。テーブル63の下方へ螺軸64を横架し、螺軸6
4の一端はモータ65にカプリング66を介して連結す
ると共に、螺軸64の他部には螺管67が螺合してあ
り、螺管67の外側にカム輪68を取付け、カム輪68
を、前記テーブル63の起伏用のカム板69のカム溝7
0に嵌挿する。前記テーブル63の基端は、前記カム板
69を固定した回動軸71に固定してある。前記モータ
には電動モータ、油圧モータ又はエアモータなどがあ
る。
【0028】前記実施例において、モータ65を始動
し、螺軸64を回転して、螺管67を矢示72の方向へ
移動し、これに伴ってカム輪68を同方向へ移動させる
と、カム輪68がカム溝70に沿って移動するにつれ
て、カム板69は、回動軸71を中心にして矢示73の
方向へ回動し、テーブル63も同方向へ回動する。次に
モータ65の回転方向を変えて、螺軸64を逆回転させ
ると、螺管67が矢示74の方向へ後退するので、カム
輪68も前記とは逆方向へ移動することになり、カム板
69とテーブル63とは、矢示75の方向へ回動し、旧
位置へ復帰する。
【0029】この実施例においても、テーブル63の回
動は往復共にカム輪の強制力が作用することになる。
【0030】
【発明の効果】この発明によれば、メインテーブルに補
助テーブルを設置し、夫々90度回動可能にしたので、
ワークを同一場所で180度回動させることができる効
果がある。また補助テーブルにリフトテーブルを設置し
たので、回動による高さの相違を制御し、円滑に次工程
へ移行し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の一部を省略した正面図。
【図2】同じく回動手段を露出した説明図。
【図3】(a)同じく補助テーブル上へワークを載置し
た説明図。 (b)同じくワークを90度回動した説明図。 (c)同じく90度回動したワークを他の補助テーブル
で支えた説明図。 (d)同じくメインテーブルを90度回動した説明図。
【図4】同じくワークが180度反転した説明図。
【図5】同じく一部を省略した平面図。
【図6】(a)同じく一部の覆布を扇形に拡げた説明
図。 (b)同じくメインテーブルの覆布を扇形に拡げた構造
の説明図。
【図7】同じく油圧シリンダのロッドと、カム板を回動
手段とした構造の説明図。
【図8】同じく油圧シリンダのロッドを回動手段とした
構造の説明図。
【図9】同じく油圧シリンダのロッドと、チェインと、
扇形ギヤを回動手段とした構造の説明図。
【図10】同じく螺軸と、螺管と、溝付カム板とを回動
手段とした構造の説明図。
【符号の説明】
1 ベースプレート 2 メインテーブル 3、4 突片 5、6、9 補助テーブル 7、8 回動軸 10 リフトテーブル 11、12、13、14 流体圧シリンダ 15、16、17、18 ロッド 19、20、21、22 覆布 23、24 パレット 32、42、53、63 テーブル 33、44、54 油圧シリンダ 34、45、58 ロッド 35 カム輪 36、69 カム板 37、47、56、71 回動軸 43 ブラケット 46、48 軸 55 扇形ギヤ 57 チェイン 64 螺軸 65 モータ 66 カプリング 67 螺管 68 カム輪 70 カム溝

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインテーブル上でワークを90度まで
    反転させた後、メインテーブルを同一方向へ90度まで
    再反転させて、ワークを90度を越えて反転させること
    を特徴とした広角度反転方法。
  2. 【請求項2】 再反転に際し、ワークの最終姿勢を制御
    させることを特徴とした請求項1記載の広角度反転方
    法。
  3. 【請求項3】 メインテーブルの一側を回動自在に取付
    けると共に、メインテーブル上の中央部へ、第1及び第
    2補助テーブルの対向端を夫々回動可能に取付け、前記
    メインテーブルの取付部に対向して第3補助テーブルを
    回動自在に取付け、前記ベーステーブル及び各補助テー
    ブルの総てに往復回動手段を付与したことを特徴とする
    広角度反転装置。
  4. 【請求項4】 第3補助テーブルに、ワークとの当接面
    の高さの調節手段を設置したことを特徴とした請求項3
    記載の広角度反転装置。
  5. 【請求項5】 往復回動手段は、流体圧シリンダ又は直
    線運動を、回転運動に変換する装置としたことを特徴と
    する請求項3記載の広角度反転装置。
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