JPH10193960A - 自動車用空調装置 - Google Patents

自動車用空調装置

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JPH10193960A
JPH10193960A JP520997A JP520997A JPH10193960A JP H10193960 A JPH10193960 A JP H10193960A JP 520997 A JP520997 A JP 520997A JP 520997 A JP520997 A JP 520997A JP H10193960 A JPH10193960 A JP H10193960A
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electric compressor
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air conditioner
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Naomi Goto
尚美 後藤
誠 ▲よし▼田
Makoto Yoshida
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、コネクタの未接続を検出し、もっ
て電圧の露出を防止し、サービス性を向上させ、コネク
タの劣化をも防止できる自動車用空調装置の提供を目的
とする。 【解決手段】 充電装置9に流れる充電電流を検出して
制御装置10に電流信号を伝達する充電検出装置14を
備え、制御装置10は、開閉装置8を作動させる前に、
電動コンプレッサー駆動装置4を作動させて、充電検出
装置14から電流信号が伝達されない場合、電気接続部
11、19が開いていると判定し、開閉装置8、電動コ
ンプレッサー駆動装置4を作動させない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッテリー等の直
流電源で電動コンプレッサーを駆動する電動コンプレッ
サー駆動装置を備えた自動車用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】直流電力で空調用の電動コンプレッサー
を駆動する電動コンプレッサー駆動装置を備えた自動車
用空調装置においては、空調用の電動コンプレッサーを
駆動する電動コンプレッサー駆動装置は電動コンプレッ
サーに大電流を供給するために、電気ノイズが大きく車
載ラジオなどに妨害を与え、また電流変動が大きいため
電圧サージを発生し関連機器の破損を招いたりしてい
た。
【0003】そのため図6の電流波形図に示すごとく、
バッテリーから供給される電源をコンデンサで平滑して
電気ノイズ、電流変動を抑える必要がある。
【0004】このために図5の従来の自動車用空調装置
図に示すごとく、直流電源であるバッテリー1と電動コ
ンプレッサー駆動装置4との中間に、電流を平滑するた
めに静電容量の大きいコンデンサ3を設けている。
【0005】尚、電動コンプレッサー駆動装置4には電
動コンプレッサー5がコネクタ19で接続され、バッテ
リー1と電動コンプレッサー駆動装置4とはコネクタ1
1で接続され、中間部には、回路保護のためのヒューズ
6が設けられている。
【0006】また、コンデンサ3を充電するための充電
抵抗9(=通電装置)、コンデンサ3の充電電圧を検出
する電圧検出回路15、バッテリー1から電動コンプレ
ッサー駆動装置4へ電力を供給するためのリレー8(=
開閉装置)、リレー8及び電動コンプレッサー駆動装置
4を作動させる制御回路10も設けられている。
【0007】またダイオード12は、直流電源であるバ
ッテリー1が逆極性に接続されても、コンデンサ3は充
電されず、回路が破損しないように設けてある。
【0008】リレー8は、電圧検出回路15にて、コン
デンサ3の充電完了確認後に、制御回路10により閉と
される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の場合、コネ
クタ19が接続されていなくても、それを検知する手段
はない。そのため、電動コンプレッサー5は作動せず、
電動コンプレッサー駆動装置4の故障と誤認されてしま
う。
【0010】また、コネクタが未接続で放置されるとコ
ネクタの劣化を招くことにもなる。一方、電動コンプレ
ッサー駆動装置4は作動して、コネクタ19に電圧を出
力したままになる。コネクタ11が未接続の場合、バッ
テリー1の電圧が露出したままになる。
【0011】従って、本発明は、コネクタの未接続を検
出し、もって電圧の露出を防止し、サービス性を向上さ
せ、コネクタの劣化をも防止できる自動車用空調装置の
提供を目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、充電装置に流れる充電電流を検出して制
御装置に電流信号を伝達する充電検出装置を備え、制御
装置は、開閉装置を作動させる前に、電動コンプレッサ
ー駆動装置を作動させて、充電検出装置から電流信号が
伝達されない場合、電気接続部が開いていると判定し、
開閉装置、電動コンプレッサー駆動装置を作動させな
い。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明によれば、電源コネクタも
しくはコンプレッサコネクタが接続されていない場合、
電動コンプレッサー駆動装置を作動させても、電流経路
が遮断されているので、充電装置に電流は流れない。
【0014】よって、充電検出装置から電流信号が伝達
されないので、電気接続部が開いていると判定し(コネ
クタの未接続を検出でき)、開閉装置、電動コンプレッ
サー駆動装置を作動させない。
【0015】
【実施例】本発明の実施例を図面により説明する。
【0016】図1に本発明の第1の実施例に係る自動車
用空調装置の回路図を示す。図5の従来の自動車用空調
装置の回路図との相違点は、充電電流検出回路14が充
電抵抗9と並列に接続され、充電電流検出回路14の出
力が制御回路10に接続され、電圧検出回路15がない
点である。
【0017】ここで、コネクタ11、コネクタ19とも
に正常に接続されているとする。制御回路10は、リレ
ー8を開いたままで電動コンプレッサー駆動装置4を作
動させる。この時、バッテリー1から、ヒューズ6、コ
ネクタ11、ダイオード12、充電抵抗9、電動コンプ
レッサー駆動装置4、コネクタ19、電動コンプレッサ
ー5へと電流が流れる。
【0018】よって、その電流が充電抵抗9を流れ、電
圧を発生させる。この電圧で充電電流検出回路14のL
EDが点灯し、もってホトトランジスタがONして、制
御回路用電源7の電圧が制御回路10に伝達される。
【0019】そのため、制御回路10は、コネクタ1
1、コネクタ19ともに正常に接続されていると判定
し、次のステップに移る。一旦、電動コンプレッサー駆
動装置4を停止させ、リレー8を閉じて、電動コンプレ
ッサー駆動装置4を作動させる。
【0020】ここで、コネクタ19が未接続とする。制
御回路10は、リレー8を開いたままで電動コンプレッ
サー駆動装置4を作動させる。この時、電動コンプレッ
サー駆動装置4、コネクタ19、電動コンプレッサー5
への電流が流れない。
【0021】よって、充電抵抗9には電流が流れず、電
圧を発生させない。充電電流検出回路14のLEDが点
灯せず、もってホトトランジスタがOFFしたままで、
制御回路用電源7の電圧は制御回路10に伝達されな
い。
【0022】そのため、制御回路10は、コネクタ1
1、コネクタ19のいずれかが接続されていないと判断
し、電動コンプレッサー駆動装置4を停止させ、リレー
8を開いたままにする。
【0023】もって、コネクタ19に電圧が露出するこ
とがない。図2に本発明の第2の実施例に係る自動車用
空調装置の回路図を示す。
【0024】図1の本発明の第1の実施例に係る自動車
用空調装置の回路図との相違点は、エアコンコントロー
ラ16、操作部17が追加されている点である。
【0025】コネクタ未接続判定は、上記第1の実施例
と同様である。コネクタ未接続判定をした時、制御回路
10は、エアコンコントローラ16へコネクタ未接続発
生の信号を送信する。
【0026】そして、エアコンコントローラ16は、操
作部17にコネクタ未接続状態発生の警報を発するよう
に指令する。このことにより、使用者は、コネクタ未接
続状態発生を知ることができる。情報は、画面表示、音
声等色々考えられる。
【0027】もって、サービス性を向上できる。図3に
本発明の第3の実施例に係る自動車用空調装置の回路図
を示す。
【0028】図1の本発明の第1の実施例に係る自動車
用空調装置の回路図との相違点は、エアコンコントロー
ラ16、操作部17、コンタクタ18が追加されている
点である。
【0029】コネクタ未接続判定は、上記第1の実施例
と同様である。コネクタ未接続判定をした時、制御回路
10は、エアコンコントローラ16へコネクタ未接続発
生の信号を送信する。そして、エアコンコントローラ1
6は、コンタクタ18をOFFすべく作動する。もっ
て、コネクタ11の未接続による、バッテリ1の電圧露
出を防止できる。
【0030】図4に本発明の第4の実施例に係る自動車
用空調装置の回路図を示す。図2の本発明の第2の実施
例に係る自動車用空調装置の回路図との相違点は、電圧
検出回路15が追加されている点である。
【0031】コネクタ11、コネクタ19のいずれかが
接続されていなくても、充電抵抗9には電流が流れず、
電圧を発生させない。充電電流検出回路14のLEDは
点灯せず、もってホトトランジスタはOFFしたまま
で、制御回路用電源7の電圧は制御回路10に伝達され
ない。
【0032】そのため、制御回路10は、コネクタ1
1、コネクタ19のいずれかが接続されていないと判定
できるが、どちらのコネクタなのかは区別できない。
【0033】従って、制御回路10は、電圧検出回路1
5からの信号でバッテリ1の電圧を確認することによ
り、この電圧が正常値の場合、コネクタ19が未接続、
この電圧が0の場合、コネクタ11が未接続と区分でき
る。
【0034】そして、この区別した情報を、エアコンコ
ントローラ16を経由して操作部17に示すことによ
り、的確に場所を特定できる。
【0035】もって、サービス性を向上できる。尚、上
記実施例に限らず、本発明の主旨を満たす範囲で様々の
方法が可能である。
【0036】
【発明の効果】充電装置に流れる充電電流を検出して制
御装置に電流信号を伝達する充電検出装置を備える。
【0037】そして、制御装置は、開閉装置を作動させ
る前に、電動コンプレッサー駆動装置を作動させる。
【0038】この時、電源コネクタもしくはコンプレッ
サコネクタが接続されていないと、充電装置に電流は流
れないので、充電検出装置から電流信号が伝達されず、
制御装置は、電気接続部が開いていると判定し、開閉装
置、電動コンプレッサー駆動装置を作動させない。
【0039】また、上流のコンタクタをOFFにするこ
とにより、電源電圧の露出を防止できる。
【0040】そして、制御装置から情報を取り出すこと
により、コネクタの未接続と判定できる。
【0041】もって、コネクタの未接続を検出し、電圧
の露出を防止し、サービス性を向上させ、コネクタの劣
化をも防止することができる。
【0042】また、充電装置からの電流であるので、電
流は小さく、仮にコンプレッサーコネクタに異常があっ
ても、損傷は小さく抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る自動車用空調装置
の回路図
【図2】本発明の第2の実施例に係る自動車用空調装置
の回路図
【図3】本発明の第3の実施例に係る自動車用空調装置
の回路図
【図4】本発明の第4の実施例に係る自動車用空調装置
の回路図
【図5】従来の自動車用空調装置の回路図
【図6】従来の電動コンプレッサー駆動装置の電流波形
【符号の説明】
1 バッテリー 2 リレー用電源 3 コンデンサ 4 電動コンプレッサー駆動装置 5 電動コンプレッサー 6 ヒューズ 7 制御回路用電源 8 リレー 9 充電抵抗 10 制御回路 11 電源接続コネクタ 12 ダイオード 13 リセット回路 14 充電電流検出回路 15 電圧検出装置 16 エアコンコントローラ 17 操作部 18 コンタクタ 19 コンプレッサ接続コネクタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電圧発生手段と、前記直流電圧発生
    手段に直列に接続される充電装置と、前記充電装置と並
    列に接続される開閉装置と、前記直流電圧発生手段から
    前記充電装置を介して充電されるコンデンサと、前記直
    流電圧発生手段から前記開閉装置を介して電力を供給さ
    れ、空調用の電動コンプレッサーを駆動する電動コンプ
    レッサー駆動装置と、前記開閉装置及び前記電動コンプ
    レッサー駆動装置を作動させる制御装置と、前記充電装
    置に流れる充電電流を検出して前記制御装置に電流信号
    を伝達する充電検出装置とを備え、前記制御装置は、前
    記開閉装置を作動させる前に、前記電動コンプレッサー
    駆動装置を作動させて、前記充電検出装置から電流信号
    が伝達されない場合、電気接続部が開いていると判定
    し、前記開閉装置、前記電動コンプレッサー駆動装置を
    作動させないことを特徴とする自動車用空調装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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