JPH10193681A - 書き込み装置 - Google Patents

書き込み装置

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JPH10193681A
JPH10193681A JP530497A JP530497A JPH10193681A JP H10193681 A JPH10193681 A JP H10193681A JP 530497 A JP530497 A JP 530497A JP 530497 A JP530497 A JP 530497A JP H10193681 A JPH10193681 A JP H10193681A
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light
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JP530497A
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Masato Obata
正人 小幡
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、中間調画像を出力する際に出力画
像の所々がうっすらと白抜けしたようになる場合がある
という課題を解決しようとするものである。 【解決手段】 この発明は、複数個の発光素子を配列し
た発光体チップを複数個配列して構成され感光体に光を
照射して該感光体に画像を1ライン分ずつ書き込む発光
体アレイと、この発光体アレイの各発光素子の駆動制御
を画像データにより行う発光体アレイ制御手段と、この
発光体アレイ制御手段に入力される画像データのうち前
記発光体アレイの特定位置に対応する画像データを補正
するデータ補正手段21とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機やプリンタな
どに用いられ発光ダイオードアレイなどの発光体アレイ
を有する書き込み装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、装置の小形化のために発光ダイオ
ード(以下LEDという)アレイからなる発光体アレイ
を使用した書き込み装置を有する電子写真方式のプリン
タやデジタル複写機が登場している。この電子写真方式
のプリンタやデジタル複写機においては、ドラム状感光
体、ベルト状感光体などの感光体がメインモータにより
回転駆動されて帯電手段により均一に帯電された後に書
き込み装置にてLEDアレイによる露光で画像が書き込
まれて静電潜像が形成され、この静電潜像が現像手段に
より現像されてトナー像となり、転写手段により紙など
の転写材に転写される。図5に示すようにLEDアレイ
1は、画素に対応する発光素子としてのLED素子2を
解像度に合わせて複数個、例えば64個一列に配列した
LEDチップからなる発光体チップ3を更に複数個、例
えば78個一列に配列して構成される。
【0003】特開平4ー326654号公報および特開
平4ー326855号公報には、ドット間隔が狭い画像
に対してはドット径を小さくしてつぶれのない画像と
し、ドット間隔が広い画像に対してはドット径を大きく
して太いはっきりとした画像として良好な中間調画像再
現性を得るようにした2値画像形成装置が記載されてい
る。
【0004】具体的には、特開平4ー326654号公
報には、2値化注目画素データと該2値化注目画素デー
タと同一ラインの複数の2値化周辺画素データとを参照
し、これら画素データの状態により前記注目画素データ
に対する実印字ドットサイズを可変調整して中間調画像
を表現する2値画像形成装置において、前記2値化注目
画素データから前記2値化周辺画素データのうちの印字
ピットまでの距離を検出する距離検出手段と、この検出
手段により検出された距離情報に基づいて前記2値化注
目画素データ1ドットの実印字サイズを可変制御するド
ットサイズ可変制御手段とを具備したことを特徴とする
2値画像形成装置が記載されている。
【0005】特開平4ー326855号公報には、2値
化注目画素データと該2値化注目画素データと同一ライ
ンの複数の2値化周辺画素データとを参照し、これら画
素データの状態により前記注目画素データに対する実印
字ドットサイズを可変調整して中間調画像を表現する2
値画像形成装置において、前記2値化注目画素データ及
び2値化周辺画素データの印字ピットから非印字ピット
または非印字ピットから印字ピットへの変化点を検出す
る変換点検出手段と、この検出手段により検出された変
化点の数を計数する変化点計数手段と、この計数手段に
より計数された変化点数に基づいて前記2値化注目画素
データ1ドットの実印字サイズを可変制御するドットサ
イズ可変制御手段とを具備したことを特徴とする2値画
像形成装置が記載されている。
【0006】特開平5ー176131号公報には、注目
画素の黒データのずれを防止し、理論上の1画素のドッ
ト径に近いものにすることを可能にした走査型画像記録
装置が記載されている。この走査型画像記録装置は、具
体的には、アナログ画信号を発生するアナログ画信号発
生部と、アナログ画信号をディジタル画信号に変換する
アナログ・ディジタル変換部と、ディジタル画信号を所
定の基準レベルにて2値化して2値化画信号を得る2値
化処理部と、前記基準レベルを発生する基準レベル発生
部と、前記2値化画信号のデータを保持する画素データ
メモリ部と、レーザをON・OFFするためのレーザO
N・OFF信号発生部と、レーザON・OFF信号を前
記画素データメモリ部の2値化画信号にて変調するレー
ザ信号変調部と、前記画素データメモリ部により目的画
素濃度を調整するために、周囲画素のレーザパワーを切
換える信号を発生させるレーザパワー切換信号発生部
と、前記レーザ信号変調部の変調信号とレーザパワー切
換信号によりレーザを発光させるレーザパワー発生部
と、感光体に対しレーザ光を走査させ、かつ感光体を露
光するレーザ走査部を備えたことを特徴とする走査型画
像記録装置である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したプリンタやデ
ジタル複写機では、写真などの中間調画像を出力する際
に出力画像の所々がうっすらと白抜けしたようになる場
合があった。これは、LEDアレイ1において、各LE
Dチップ3上には複数個のLED素子2が解像度に合わ
せて正確に配列されているのに対して、各LEDチップ
3の間隔が若干の誤差を持つので、図6に示すように各
LEDチップ3の間隔bが通常よりも広くて各LED素
子2の間隔aより広い場合が多くてその場合に出力画像
上で各LEDチップ3の間隔の所が白抜けしているよう
に見えるためである。
【0008】この現象は、特に中間調の画像を出力する
場合に顕著に見られる。つまり、この現象は、高濃度の
画像を出力する場合には図7(a)に示すように各LE
D素子2から感光体への光ビームの径が大きくなるため
に、隣接したドット4が重なり合う傾向となるので目立
たない。しかし、低濃度の画像を出力する場合には図7
(b)に示すように各LED素子2から感光体への光ビ
ームの径が小さくなるために、各LEDチップ3の間隔
bの誤差による白抜けが目立ちやすくなる。本発明は、
発光体チップの間隔の誤差による画像の白抜けを防止し
て違和感のない画像を得ることができる書き込み装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、複数個の発光素子を配列し
た発光体チップを複数個配列して構成され感光体に光を
照射して該感光体に画像を1ライン分ずつ書き込む発光
体アレイと、この発光体アレイの各発光素子の駆動制御
を画像データにより行う発光体アレイ制御手段と、この
発光体アレイ制御手段に入力される画像データのうち前
記発光体アレイの特定位置に対応する画像データを補正
するデータ補正手段とを備えたものであり、発光体チッ
プの間隔の誤差による画像の白抜けを防止して違和感の
ない画像を得ることができる。
【0010】請求項2に係る発明は、請求項1記載の書
き込み装置において、前記発光体アレイの特定位置は前
記複数個の発光体チップの継ぎ目部分であるものであ
り、発光体チップの間隔の誤差による画像の白抜けを防
止して違和感のない画像を得ることができる。
【0011】請求項3に係る発明は、請求項1記載の書
き込み装置において、前記データ補正手段は前記発光体
アレイ制御手段に入力される画像データのうち前記発光
体アレイの特定位置に対応する画像データを前記発光素
子の光量が増すように補正するものであり、発光体チッ
プの間隔の誤差による画像の白抜けを防止して違和感の
ない画像を得ることができる。
【0012】請求項4に係る発明は、請求項1記載の書
き込み装置において、前記データ補正手段は前記発光体
アレイ制御手段に入力される画像データのうち前記発光
体アレイの特定位置に対応する画像データの値を所定量
増加させることで前記発光素子の光量が増すように補正
するものであり、発光体チップの間隔の誤差による画像
の白抜けを防止して違和感のない画像を得ることができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】図2は本発明を応用した電子写真
方式の画像形成装置の一実施形態を示す。この実施形態
は請求項1〜4に係る発明を応用したデジタル複写機の
一実施形態であり、このデジタル複写機10の上部に原
稿台11、圧板12及び操作部13が設けられている。
原稿は、原稿台11上に載置され、圧板12により抑え
られて原稿台11上に密着する。操作部13は、原稿読
み取りのためのモードや複写倍率の設定、オペレータに
対する表示などを行う。
【0014】また、このデジタル複写機10は、下側に
複数の給紙部14〜18が設けられ、左側に排紙部19
が設けられている。デジタル複写機10の内部には、結
像光学系を含む原稿読み取り手段、給紙搬送系、感光体
としての例えばドラム状感光体、帯電手段、現像手段、
転写手段、定着手段、排紙系、クリーニング装置、除電
装置など電子写真プロセスを行う周知の機構と、制御装
置とが内蔵されている。
【0015】原稿読み取り手段は、原稿台11上の原稿
を光源により照明してその反射光を結像光学系を介して
撮像素子としてのCCDからなるラインセンサに結像す
るとともに、光源及び結像光学系の一部の移動により原
稿台11上の原稿を走査して原稿画像を例えば400d
piで読み取り、ラインセンサからのアナログ画像信号
をA/D変換部でデジタル画像データに変換して出力す
る。
【0016】このデジタル画像データは後述のように様
々な補正が行われて書き込み装置に送られ、この書き込
み装置は前述したLEDアレイからなる発光体アレイ1
を使用したものである。この書き込み装置は、LEDア
レイ1の各LED素子2を後述するように画像データに
より駆動してLEDアレイ1の主走査方向へ一列に配列
されている各LED素子2から光ビームをドラム状感光
体へ照射させる。
【0017】このドラム状感光体は、回転駆動部により
副走査方向へ回転駆動されて帯電手段により均一に帯電
された後にLEDアレイ1の各LED素子2からの光ビ
ームにより露光されて画像が1ライン分ずつ書き込まれ
ることで静電潜像が形成される。このドラム状感光体上
の静電潜像は現像手段により現像されてトナー像とな
り、また、給紙部14〜18のうち操作部13により指
示された給紙部から転写材としての転写紙が給紙搬送系
により給紙搬送される。
【0018】この転写紙は、転写手段によりドラム状感
光体上のトナー像が転写され、定着手段によりトナー像
が定着されて排紙系により排紙部19へ排出される。ま
た、ドラム状感光体は、トナー像転写後にクリーニング
装置により残留トナーが除去されて除電装置により残留
電荷が除去され、次の電子写真プロセスに備える。制御
装置は、操作部13からの指示に従い原稿読み取り手段
やその他の各部を制御する。
【0019】図1はこのデジタル複写機10の画像デー
タ処理部分を示す。読み取り処理部20は、上記ライン
センサで400dpiで読み取ってA/D変換部でA/
D変換した画像データに対してシェーディング補正など
の様々な補正を行い、その補正後の画像データDを1画
素毎に6ビット(64階調:0/63〜63/63)で
データ補正手段としての書き込みデータ補正部21へ出
力する。
【0020】書き込みデータ補正部21は、読み取り処
理部20からの画像データDのうちLEDアレイ1の各
LEDチップからなる発光体チップ3間の継ぎ目の位置
に対応する画像データの値を所定量増加させることでL
ED素子2の光量が増すように補正し、その補正後の画
像データを書き込み処理部22へ出力する。書き込み処
理部22は、書き込みデータ補正部21から入力された
補正後の画像データに基づきLEDアレイ1の各LED
素子2の駆動制御を行なって400dpiで上記ドラム
状感光体への画像の書き込みを行なう。
【0021】制御部23は、操作部13と接続されてお
り、操作部13にて設定された原稿読み取り時のモード
等に基づき読み取り処理部20、書き込みデータ補正部
21及び書き込み処理部22を制御する。ここに、書き
込みデータ補正部21及び書き込み処理部22は書き込
み装置に含まれる。
【0022】図3は書き込みデータ補正部21の構成を
示し、図4は書き込みデータ補正部21の動作タイミン
グを示す。読み取り処理部20からの画像データDは選
択手段としてのセレクタ24及び加算手段としての加算
器25に入力され、加算器25は制御部23により設定
された所定の補正値、例えば10を読み取り処理部20
からの画像データDに加算することで画像データDを補
正する。
【0023】加算器25からの補正された画像データc
はセレクタ24に入力され、セレクタ24は各LEDチ
ップ3間の継ぎ目の位置に対応して加算器25からの補
正された画像データcを選択して出力するとともに、各
LEDチップ3間の継ぎ目の位置以外の位置に対応して
読み取り処理部20からの画像データDを選択して出力
する。
【0024】各LEDチップ3間の継ぎ目の位置はカウ
ンタ26とデコーダ27からなる発光体チップ間つぎ目
検出手段により検出される。前述したように各LEDチ
ップ3はそれぞれ64個のLED素子2が配置されてい
る。従って、画像データは各LEDチップ3間の継ぎ目
の位置に対応する画像データが64画素分毎に現われ
る。
【0025】そこで、カウンタ26は、制御部23から
の画像データ有効信号LGATEがハイレベルになる
と、基準クロックCLKに同期してカウントを開始し、
画像データ有効信号LGATEがハイレベルとなってい
る期間の間中、基準クロックCLKに同期してカウント
を行う。ここに、画像データは画像データ有効信号LG
ATEがハイレベルの期間に有効となる。
【0026】カウンタ26は6ビットカウンタであるか
ら、カウンタ26の出力信号eは0から63まで変化す
る。このカウンタ26の出力信号eは、制御部23から
の画像データ有効信号LGATE及びデコード切換信号
と共にデコーダ27に入力される。デコーダ27は、画
像データ有効信号LGATEがハイレベルとなっている
期間にデコード切換信号に応じてカウンタ26の出力信
号eが0、63の時にハイレベルとなってその他の時に
ロウレベルとなる出力信号fを出力する。
【0027】なお、デコーダ27は、画像データ有効信
号LGATEがハイレベルとなっている期間にデコード
切換信号に応じてカウンタ26の出力信号eが63の時
のみハイレベルとなってその他の時にロウレベルとなる
出力信号f’を出力するようにしてもよい。いずれにせ
よデコーダ27の出力信号fまたはf’はセレクタ24
に選択切換信号として入力される。
【0028】セレクタ24は、デコーダ27からの選択
切換信号fがロウレベルの時には読み取り処理部20か
らの画像データDを選択して出力し、デコーダ27から
の選択切換信号fがハイレベルの時には加算器25から
の補正された画像データcを選択して出力する。セレク
タ24からの画像データgはフリップフロップ28にて
基準クロックCLKによりラッチされて位相が整えられ
た後、画像データhとして書き込み処理部22に入力さ
れる。なお、図4において画像データの数字は信号レベ
ルを示す。
【0029】次に、書き込み処理部22について説明す
る。書き込み処理部22は図8に示すように発光体アレ
イ制御手段としてのLED制御部29とLEDアレイ1
とから構成される。LED制御部29は書き込みデータ
補正部21からの画像データをLEDアレイ1のデータ
入力形式に合わせて変換したり、LEDアレイ1の光量
を補正したり、制御信号を発生したりする。LEDアレ
イ1は、LED制御部29で変換された画像データに基
づき発光し、上記ドラム状感光体を露光してドラム状感
光体に画像を書き込むことにより静電潜像をドラム状感
光体上に形成する。
【0030】次に、LED制御部29について説明す
る。図10に示すようにLED制御部29は制御信号発
生部30、画像データ変換部31とから構成され、画像
データ変換部31はラインメモリ32〜35及びデータ
選択部36から構成される。図11はLED制御部29
の動作タイミングを示し、以下図11を用いてLED制
御部29の動作を説明する。
【0031】書き込みデータ補正部21から入力された
画像データは、制御信号発生部30からラインメモリ3
2、34へのライトイネーブル信号WEがハイレベルで
ある間に各ライン分の前半部分がラインメモリ32、3
4にそれぞれ書き込まれ、制御信号発生部30からライ
ンメモリ33、35へのライトイネーブル信号WEがハ
イレベルである間に各ライン分の後半部分がラインメモ
リ33、35にそれぞれ書き込まれる。
【0032】ラインメモリ32、33とラインメモリ3
4、35とはトグル動作をし、制御信号発生部30から
ラインメモリ32、33へのライトイネーブル信号WE
がハイレベルになってラインメモリ32、33に画像デ
ータが書き込まれる周期には制御信号発生部30からラ
インメモリ34、35へのリードイネーブル信号REが
ハイレベルである間にラインメモリ34、35から画像
データが読み出され、逆に制御信号発生部30からライ
ンメモリ32、33へのリードイネーブル信号REがハ
イレベルになってラインメモリ32、33から画像デー
タが読み出される周期には制御信号発生部30からライ
ンメモリ34、35へのライトイネーブル信号WEがハ
イレベルである間にラインメモリ34、35に画像デー
タが書き込まれる。
【0033】例えば図11に示すようにnライン目の画
像データの前半部分と後半部分とがラインメモリ32、
33にそれぞれ画像データが書き込まれる周期にはライ
ンメモリ34、35に(n−1)ライン目の画像データ
の前半部分と後半部分とがそれぞれ読み出され、(n+
1)ライン目の画像データの前半部分と後半部分とがラ
インメモリ34、35にそれぞれ画像データが書き込ま
れる周期にはラインメモリ32、33に先程の周期で書
き込まれたnライン目の画像データの前半部分と後半部
分とがラインメモリ32、33からそれぞれ読み出され
る。
【0034】データ選択部36は制御信号発生部30か
らの選択切換信号によりラインメモリ32〜35からの
各画像データを切り換えて出力することにより、各周期
で各ラインの画像データをその前半部分と後半部分とを
揃えて出力する。この時、ラインメモリ32〜35から
読み出される画像データは各ライン分の前半部分と後半
部分とに分かれるので、1周期内にラインメモリから画
像データを読み出すだけならラインメモリから画像デー
タを1画素分ずつ読み出すためのリードクロックの周期
を最大1/2の周期に落とすことができるが、1周期内
にはLEDアレイ1を発光させる期間も必要であるた
め、1周期を60〜70%に落とした期間でラインメモ
リ32〜35から画像データを読み出している。
【0035】制御信号発生部30は、各ラインメモリ3
2〜35に供給するライトイネーブル信号WE、リード
イネーブル信号RE、ライトクロック、リードクロック
を発生すると共に、データ選択部36へ供給する選択切
換信号を発生する。この選択切換信号がハイレベルの時
にはラインメモリ32、33からの画像データが有効と
なり、選択切換信号がロウレベルの時にはラインメモリ
34、35からの画像データが有効となる。また、制御
信号発生部30は、LEDアレイ1に供給する画像転送
クロックTCK、転送終了信号SET、発光有効信号E
Nなどの制御信号も発生する。
【0036】次に、LEDアレイ1について説明する。
図9はLEDアレイ1の回路構成を示す。LEDアレイ
1は、実際に発光する4992(64×78)個のLE
D素子2と、LED制御部29により変換された画像デ
ータやLED制御部29にて発生した制御信号が入力さ
れてこれらを各部へ送る入力インターフェイス(I/
F)部37と、各LED素子2の発光光量を画像データ
値に応じて制御する光量制御部38、39と、入力I/
F部37からの画像データを転送するためのシフトレジ
スタ40、41とによって構成される。光量制御部3
8、39及びシフトレジスタ40、41は各々1ライン
分が前半部分と後半部分とに分けられた画像データに対
応して2つずつある。
【0037】図12はLEDアレイ1の動作タイミング
を示し、以下図12を用いてLEDアレイ1の動作を説
明する。リードイネーブル信号REがハイレベルである
間にLED制御部29から各ライン分の画像データの前
半部分、後半部分が入力I/F部37を介してシフトレ
ジスタ40、41にそれぞれ入力され、この各ライン分
の画像データの前半部分、後半部分はLED制御部29
から入力I/F部37を介してシフトレジスタ40、4
1に入力される転送クロックTCKに同期してシフトレ
ジスタ40、41をそれぞれ転送される。
【0038】1ライン分の画像データ全てが転送される
と、LED制御部29から入力I/F部37を介して光
量制御部38、39に入力される転送終了信号によりシ
フトレジスタ40、41内の1ライン分の画像データの
前半部分と後半部分とが光量制御部38、39にてそれ
ぞれラッチされる。LED制御部29から入力I/F部
37を介して光量制御部38、39に入力される発光有
効信号ENは発光クロックLCLK(=TCK×10)
の63クロック分に相当する幅を有する信号である。
【0039】光量制御部38、39は、図13に示すよ
うにハイレベルの期間がそれぞれ発光クロックLCLK
の0〜63クロック分に相当する幅となる64個の信号
を発光有効信号ENから作る。そして、光量制御部3
8、39は、その64個の信号のうちハイレベルの期間
が先程ラッチした画像データのデータ値に応じたパルス
幅となる信号を発光信号として選択する。
【0040】つまり、光量制御部38、39は、画像デ
ータのデータ値が1である時には発光クロックLCLK
の1クロック分に相当する期間だけハイレベルとなる信
号を選択し、画像データのデータ値が2である時には発
光クロックLCLKの2クロック分に相当する期間だけ
ハイレベルとなる信号を選択し、画像データのデータ値
が3である時には発光クロックLCLKの3クロック分
に相当する期間だけハイレベルとなる信号を選択し、以
下同様に画像データのデータ値に応じた期間だけハイレ
ベルとなる信号を選択し、また、画像データのデータ値
が0である時には信号を選択しない。
【0041】光量制御部38、39は、このように先程
ラッチした1ライン分の画像データについてその各デー
タ値(画像データの各画素信号毎のデータ値)に応じた
期間だけハイレベルとなる信号を発光信号として選択
し、これらの発光信号により1ライン分の画像データに
対応したLEDアレイ1の各LED素子2をそれぞれ発
光信号のハイレベルの期間だけ点灯させる。このよう
に、光量制御部38、39は、画像データのデータ値に
応じてLED素子2の点灯時間を変えることによりLE
D素子2の光量を変化させ、多値の画像書き込みを実現
する。
【0042】図14(a)は従来の書き込み装置のよう
に画像データの補正(各LEDチップ3の継ぎ目部分の
位置に対応する画像データの補正)を行わずに低濃度の
画像を出力する場合の書き込みドット4を示し、書き込
み画像上で各LEDチップ3の間隔の所が白抜けする。
図14(b)は本実施形態の書き込み装置にて画像デー
タの補正(各LEDチップ3の継ぎ目部分の位置に対応
する画像データの補正)を行って低濃度の画像を出力す
る場合の書き込みドット4を示し、書き込み画像上で各
LEDチップ3の間隔の所の白抜けが無くなる。
【0043】この実施形態では、書き込みデータ補正部
21により各LEDチップ3の隣接する部分の画像デー
タを補正してLED素子2の光量を増やすように画像デ
ータのデータ値を所定量増やすので、中間調画像を再現
する場合に発生する白スジ(白抜け)を回避することが
でき、画像品質を向上させることができる。
【0044】以上のように、この実施形態における書き
込み装置は、請求項1に係る発明の実施形態であって、
複数個の発光素子としてのLED素子2を配列したLE
Dチップからなる発光体チップ3を複数個配列して構成
され感光体に光を照射して該感光体に画像を1ライン分
ずつ書き込むLEDアレイからなる発光体アレイ1と、
この発光体アレイ1の各発光素子2の駆動制御を画像デ
ータにより行う発光体アレイ制御手段としてのLED制
御部29と、この発光体アレイ制御手段29に入力され
る画像データのうち前記発光体アレイ1の特定位置に対
応する画像データを補正するデータ補正手段としての書
き込みデータ補正部21とを備えたので、発光体チップ
の間隔の誤差による画像の白抜けを防止して違和感のな
い画像を得ることができる。
【0045】また、この実施形態における書き込み装置
は、請求項2に係る発明の実施形態であって、請求項1
記載の書き込み装置において、前記発光体アレイ1の特
定位置は前記複数個の発光体チップ3の継ぎ目部分であ
るので、発光体チップの間隔の誤差による画像の白抜け
を防止して違和感のない画像を得ることができる。
【0046】また、この実施形態における書き込み装置
は、請求項3に係る発明の実施形態であって、請求項1
記載の書き込み装置において、前記データ補正手段21
は前記発光体アレイ制御手段29に入力される画像デー
タのうち前記発光体アレイ1の特定位置に対応する画像
データを前記発光素子2の光量が増すように補正するの
で、発光体チップの間隔の誤差による画像の白抜けを防
止して違和感のない画像を得ることができる。
【0047】また、この実施形態における書き込み装置
は、請求項4に係る発明の実施形態であって、請求項1
記載の書き込み装置において、前記データ補正手段21
は前記発光体アレイ制御手段29に入力される画像デー
タのうち前記発光体アレイ1の特定位置に対応する画像
データの値を所定量増加させることで前記発光素子2の
光量が増すように補正するので、発光体チップの間隔の
誤差による画像の白抜けを防止して違和感のない画像を
得ることができる。
【0048】なお、各請求項に係る発明は、上記実施形
態の書き込み装置に限定されるものではなく、例えば電
子写真方式プリンタなどの電子写真方式画像形成装置の
書き込み装置に適用することができる。
【0049】
【発明の効果】以上のように請求項1に係る発明によれ
ば、複数個の発光素子を配列した発光体チップを複数個
配列して構成され感光体に光を照射して該感光体に画像
を1ライン分ずつ書き込む発光体アレイと、この発光体
アレイの各発光素子の駆動制御を画像データにより行う
発光体アレイ制御手段と、この発光体アレイ制御手段に
入力される画像データのうち前記発光体アレイの特定位
置に対応する画像データを補正するデータ補正手段とを
備えたので、発光体チップの間隔の誤差による画像の白
抜けを防止して違和感のない画像を得ることができる。
【0050】請求項2に係る発明によれば、請求項1記
載の書き込み装置において、前記発光体アレイの特定位
置は前記複数個の発光体チップの継ぎ目部分であるの
で、発光体チップの間隔の誤差による画像の白抜けを防
止して違和感のない画像を得ることができる。
【0051】請求項3に係る発明によれば、請求項1記
載の書き込み装置において、前記データ補正手段は前記
発光体アレイ制御手段に入力される画像データのうち前
記発光体アレイの特定位置に対応する画像データを前記
発光素子の光量が増すように補正するので、発光体チッ
プの間隔の誤差による画像の白抜けを防止して違和感の
ない画像を得ることができる。
【0052】請求項4に係る発明によれば、請求項1記
載の書き込み装置において、前記データ補正手段は前記
発光体アレイ制御手段に入力される画像データのうち前
記発光体アレイの特定位置に対応する画像データの値を
所定量増加させることで前記発光素子の光量が増すよう
に補正するので、発光体チップの間隔の誤差による画像
の白抜けを防止して違和感のない画像を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を応用した電子写真方式の画像形成装置
の一実施形態の画像データ処理部分を示すブロック図で
ある。
【図2】同実施形態を示す斜視図である。
【図3】同実施形態の書き込みデータ補正部を示すブロ
ック図である。
【図4】同書き込みデータ補正部の動作タイミングを示
すタイミングチャートである。
【図5】LEDアレイの一例の概略を示すブロック図で
ある。
【図6】同LEDアレイの一部を拡大して示すブロック
図である。
【図7】従来の書き込み装置の書き込みドットを示す図
である。
【図8】上記実施形態の書き込み処理部ブロック図であ
る。
【図9】上記実施形態のLEDアレイの回路構成を示す
ブロック図である。
【図10】上記実施形態のLED制御部を示すブロック
図である。
【図11】同LED制御部の動作タイミングを示すタイ
ミングチャートである。
【図12】上記実施形態におけるLEDアレイの動作タ
イミングを示すタイミングチャートである。
【図13】上記実施形態におけるLEDアレイの動作タ
イミングを示すタイミングチャートである。
【図14】従来の書き込み装置による書き込みドットと
上記実施形態の書き込み装置による書き込みドットを示
す図である。
【符号の説明】
1 LEDアレイ 2 LED素子 3 LEDチップ 21 書き込みデータ補正部 22 書き込み処理部 23 制御部 24 セレクタ 25 加算器 26 カウンタ 27 デコーダ 28 フリップフロップ 29 LED制御部 30 制御信号発生部 31 画像データ変換部 32〜35 ラインメモリ 36 データ選択部 37 入力I/F部 38、39 光量制御部 40、41 シフトレジスタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個の発光素子を配列した発光体チップ
    を複数個配列して構成され感光体に光を照射して該感光
    体に画像を1ライン分ずつ書き込む発光体アレイと、こ
    の発光体アレイの各発光素子の駆動制御を画像データに
    より行う発光体アレイ制御手段と、この発光体アレイ制
    御手段に入力される画像データのうち前記発光体アレイ
    の特定位置に対応する画像データを補正するデータ補正
    手段とを備えたことを特徴とする書き込み装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の書き込み装置において、前
    記発光体アレイの特定位置は前記複数個の発光体チップ
    の継ぎ目部分であることを特徴とする書き込み装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の書き込み装置において、前
    記データ補正手段は前記発光体アレイ制御手段に入力さ
    れる画像データのうち前記発光体アレイの特定位置に対
    応する画像データを前記発光素子の光量が増すように補
    正することを特徴とする書き込み装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の書き込み装置において、前
    記データ補正手段は前記発光体アレイ制御手段に入力さ
    れる画像データのうち前記発光体アレイの特定位置に対
    応する画像データの値を所定量増加させることで前記発
    光素子の光量が増すように補正することを特徴とする書
    き込み装置。
JP530497A 1997-01-16 1997-01-16 書き込み装置 Pending JPH10193681A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009267448A (ja) * 2008-04-21 2009-11-12 Sharp Corp 画素入出力方法、画像圧縮方法、画素入出力装置、画像圧縮装置、画像処理装置、画像形成装置、コンピュータプログラム及び記録媒体

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US8131092B2 (en) 2008-04-21 2012-03-06 Sharp Kabushiki Kaisha Pixel input-output method, image compressing method, pixel input-output apparatus, image compressing apparatus, image processing apparatus, image forming apparatus, computer program and recording medium

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