JPH10193464A - 光学的立体造形方法 - Google Patents

光学的立体造形方法

Info

Publication number
JPH10193464A
JPH10193464A JP9006690A JP669097A JPH10193464A JP H10193464 A JPH10193464 A JP H10193464A JP 9006690 A JP9006690 A JP 9006690A JP 669097 A JP669097 A JP 669097A JP H10193464 A JPH10193464 A JP H10193464A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
thin film
dimensional
model
dimensional model
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9006690A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaneyasu Ookawa
金保 大川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP9006690A priority Critical patent/JPH10193464A/ja
Publication of JPH10193464A publication Critical patent/JPH10193464A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間で立体モデルの複写体を造形すること
ができる光学的立体造形方法を提供する。 【解決手段】 透明材からなる立体モデル1の表面1a
に薄膜よりなる微細パターンを形成し、この微細パター
ンを形成した立体モデル1に照明光4を落射照明し、そ
の反射光により得られる立体モデル1の立体表面像2の
像空間に未硬化の光硬化性樹脂6を配設する。前記反射
光により得られる立体表面像2を光硬化性樹脂6内で硬
化し、立体モデル1の複写体からなる立体表面像2を造
形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液状の光硬化性樹
脂に光を照射することにより、露光硬化を行わせ、3次
元立体形状を造形させる光学的立体造形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明に近い従来技術として、特開平4
−7125号公報が開示されている。この従来技術は容
器内の液状光硬化性樹脂に露光硬化可能な光を照射する
にあたり、光源と前記樹脂との間に配置すべく、3次元
立体物の各水平断面形状に応じてスリットの開口長が連
続的に変化することが可能なスリットを露光マスクとし
て用いている。そして、この露光マスクを液状光硬化性
樹脂との間に配置し、このスリットの方向に対し直角方
向に3次元立体物の各断面形状に応じて露光マスク移動
させることにより、所望断面形状の薄膜層樹脂硬化部分
を得る。そして、この薄膜層樹脂硬化部分に連続して積
層する次順の水平断面形状を露光マスクを移動させて得
るとともに、この薄膜層樹脂硬化部分と露光マスクとの
間に、薄い液状光硬化性樹脂を供給できるように、前記
硬化した薄膜層樹脂硬化部分をわずかに下降し、液状光
硬化性樹脂に光を照射する。そして、この露光マスクの
移動と薄膜層硬化部分の下降を順次行い、それに応じて
液状光硬化性樹脂に光照射を繰り返すことによって、薄
膜層樹脂硬化部分を積層していくことにより、所望の立
体形状をなす3次元立体物を得るものである。これによ
れば、スリットの長さとこのスリットの位置が水平方向
で変化するので、水平断面形状毎に光学マスクを製作す
る手間が省けるうえに、光エネルギを走査する方法に比
べ、広範囲な水平面形状を連続的に露光することができ
るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術においては、
薄膜層樹脂硬化部分を順次積層して、立体形状の3次元
立体物を得る方法であるため、造形終了までの時間がき
わめて長くかかるという欠点がある。
【0004】本発明は、前記従来技術の問題点に鑑みて
なされたもので、短時間で立体モデルの複写体を造形す
ることができる光学的立体造形方法を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、請求項1の光学的立体造形方法は、透明材
からなる立体モデルの表面に薄膜よりなる微細パターン
を形成し、この微細パターンを形成した立体モデルに落
射照明をして得られる前記立体モデルの立体表面像の像
空間に未硬化の光硬化性樹脂を配設し、この未硬化の光
硬化性樹脂の前記立体表面像に位置する部分を前記落射
照明による光により硬化し、前記立体モデルの複写体の
シェル構造を造形することを特徴とする。
【0006】また、請求項2の光学的立体造形方法は、
請求項1の光学的立体造形方法にあって、前記立体モデ
ルのシェル構造の複写体のみを、さらに照明してシェル
構造内部の光硬化可能な光硬化性樹脂を光硬化して立体
モデルの複写体を造形することを特徴とする。
【0007】さらに、請求項3の光学的立体造形方法
は、請求項1または請求項2の光学的立体造形方法にあ
って、未硬化の光硬化性樹脂は、液状または結晶化した
光硬化性樹脂であることを特徴とする。
【0008】次に、図1〜図4を用い、液状の光硬化性
樹脂による複写体の造形について、その作用を説明す
る。図1は、予め作成した立体モデル1の表面1aと複
写体となる立体表面像2との関係(すなわち、レンズ系
3を介在させた状態での結像関係)を示す図である。図
に示すように、照明光4を立体モデル1の表面1aに照
射して得られる反射光を、レンズ系3により光硬化性樹
脂槽5の液状光硬化性樹脂6に照射する。このとき、例
えば立体モデル1の表面1aのA点およびB点は光硬化
性樹脂槽5中の液状光硬化性樹脂6のそれぞれA’点お
よびB’点に結像する。通常の像は2次元として扱われ
るが、ここでは3次元像として扱う。このように、立体
モデル1の表面1aの各点がレンズ系3により光硬化性
樹脂槽5中で結像することにより、光硬化性樹脂6の中
に立体表面像2が形成される。
【0009】図2(a)は立体モデル1の表面1aに形
成した薄膜の微細パターンによる反射光強度を示してい
る。V1 およびV2 はそれぞれ薄膜面および無薄膜面に
よる反射光強度(光強度の変化)を示し、薄膜面で変調
強度が大で、薄膜の無い部分での変調強度が小であるこ
とを示すが、説明の都合上、矩形パターンとしてある。
図2(b)は複写体側で得られる微細パターン像面での
光強度を示している。この光強度は結像関係により、図
2(a)と同様の矩形パターンとなり、薄膜面に対応す
る部分では高く、薄膜の無い部分では小となる。ここ
で、微細パターン像面での最大光強度、最小光強度およ
び平均光強度をそれぞれVmax 、Vmin およびVavと
し、立体モデル1の表面1aにおける光強度のそれぞれ
をV1 ,V2とすれば、Vmax =V1 ,Vmin =V2
Vav=(V1 +V2 )/2となる。図2(c)は複写体
側における完全なデフォーカス空間での光強度、すなわ
ち微細パターン像面からかなり遠い空間での光強度を示
している。この場合には微細パターンの像は完全にボケ
てしまうため、この遠い空間での光強度は均一となって
おり、よってVav=(V1 +V2 )/2であり、このと
きVav=Vmax =Vminとなる。また少しデフォーカス
した空間においては、Vmax およびVmin はこの間の値
(Vmax はV1 より小さく、またVmin はV2 より大き
い光強度)となり、Vavは変化しない。
【0010】また、複写体側の微細パターン像面の位置
を原点Oとし、レンズ系3の光軸方向でのデフォーカス
量に対応した各位置とこの各位置における光強度の関係
は、図3で模式的に示すように、デフォーカス方向での
減衰状態を有するものであり、微細パターン像面上(原
点Oの位置)で空間振幅は最大値(V1 +V2 )/2と
なり、これから遠くなる程(すなわちデフォーカス差の
絶対値が大きくなる程)0に限りなく近づくことにな
る。
【0011】図4は複写体側の微細パターン像面の位置
を原点Oとし、その位置での最大光強度を示す図であ
る。これは図3のローカル的最大値を点線で示すように
結ぶことにより得られるもので、原点Oにおいて最大値
1 となり、離れるに従って限りなく(V1 +V2 )/
2に近づく。さて、樹脂槽5内の液状光硬化性樹脂6
は、最大光強度が大きい場所に位置する光硬化性樹脂6
から硬化を開始し、この硬化した領域が核となって、徐
々に拡散して隣り合う硬化拡散中の領域と連なるので、
最大光強度で照射される各位置の間の光硬化性樹脂も、
この硬化した領域の拡散によって互いに連なり、最終的
には微細パターン像面の位置での全樹脂が硬化してしま
うことになる。ここで硬化に必要な最小の光強度を強度
しきい値とよぶ。
【0012】今、最大光強度V1 が強度しきい値より大
きく、かつ(V1 +V2 )/2が光強度しきい値より小
さくなるように照明光2および/または立体モデル1の
表面1aに形成した薄膜の特性を設定することにより、
光硬化性樹脂6の部分硬化が可能となる。例えば、光強
度V1 を光強度しきい値に近づけた場合には、立体表面
像2の光強度V1 で結像した場所のみが硬化するので、
この光強度V1 の場所を連続的に設定すれば薄いシェル
構造の複写体が得られ、また光強度しきい値よりも光強
度が更に大きいところにV1 を設定した場合には、硬化
する深さ方向が厚くなるので、厚いシェル構造の複写体
が得られる。この際、光強度V1 を光強度しきい値に設
定して、立体モデル1の表面1aの薄膜からの反射によ
り光強度V1 を得るようにすれば、立体モデル1と複写
体とはレンズ系3の倍率が1(等倍)のときは同じ大き
さとなる。また複写体の大きさをレンズ系の倍率を考慮
して決定する場合には、立体モデル1の形状は複写体の
形状と相似形とは限らないものである。
【0013】なお、前述のように、立体モデル1の微細
パターンの薄膜の間は無薄膜であるが、この無薄膜面に
対応する微細パターン像面の領域がその周囲の薄膜面に
対応する領域の硬化が徐々に拡散して進行し、最終的に
は硬化領域で連なり、前記シェル構造が形成されるもの
である。
【0014】このシェル構造の複写体を光硬化性樹脂槽
5から取り出し、請求項2のように本照射することによ
り、複写体の内部も硬化され、全体が硬化した所望の複
写体が完成する。立体モデル1の表面1aに形成する薄
膜パターンは、(1)立体モデル1の表面に所定の巾と
ピッチおよび厚さにて薄膜の存在する部分と立体モデル
1の素地(表面1a)を露出させる部分との組み合わせ
で形成したり、(2)光の透過特性の異なる2種類の薄
膜のうち、第1層目を立体モデル1の全表面1aに、第
2層目を第1層目の上に所定の巾、ピッチおよび厚さで
形成したり、してもよい
【発明の実施の形態】
【0015】[実施の形態1]図5は本発明の実施の形
態1に用いる光学的造形装置を概略的に示す断面図であ
る。図において、12は立体モデル11を配置する水
槽、13は液状の光硬化性樹脂14を収容する光硬化性
樹脂槽で、基台23上に配置されている。水槽12と樹
脂槽13の間にはレンズ15が配置されている。また、
水槽12とレンズ15との間には半透鏡16が配置され
ており、半透鏡16は水槽12に向けてレンズ15の光
軸に対して45°傾けて配置されている。半透鏡16の
上方には全反射鏡17が半透鏡15と平行に配置される
とともに、全反射鏡17の前方に光源(図示省略)が配
置され、光源からの照明光18を全反射鏡17、半透鏡
16を介して水槽12内に配置した立体モデル11に効
率良く落射照明し得るようになっている。
【0016】水槽12は、少なくともレンズ15側の前
面が透明部材12a、例えば透明ガラス板12aで構成
されている。水槽12内には、水19が収納されるとと
もに、立体モデル11を保持する透明の保持部材20が
水槽12の底面に設けられている。水槽12および水1
9は、水槽12内に配置される立体モデル11との屈折
率差を少なくして輪郭の像のゆがみを少なくするために
用いるものであり、いわゆる樹脂槽13の光硬化性樹脂
14内で結ばせる結像特性を安定的に維持するために配
設されている。水槽12の上開口部には開閉蓋12bが
設けられている。また、透明ガラス板12aには、レン
ズ15側の外面に反射防止膜を施し、水に接する内面に
光吸収膜を施すのが望ましい。さらに、透明ガラス板1
2a以外の水槽12の内面には、半透鏡16および立体
モデル11を透過した光線がが反射しないように、黒色
塗料を施すのが望ましい。
【0017】樹脂槽13は、少なくともレンズ15側の
前面が透明ガラス板13aで構成されており、その上開
口部には開閉蓋13bが設けられている。透明ガラス板
13aは、レンズ15側の外面に反射防止膜を施し、光
硬化性樹脂14と接する内面に光吸収膜を施すのが望ま
しい。さらに、透明ガラス板13aを除く樹脂槽13の
内面には、光の反射を防ぐために黒色塗料を施すのが望
ましい。
【0018】レンズ15は、立体モデル11からの反射
光を所定の倍率で樹脂槽13の光硬化性樹脂14内に立
体造形体(複写体)21の立体表面像を結像させるため
のもので、本実施の形態1では使用倍率が1(等倍)の
ものを用いている。
【0019】立体モデル11は、光が透過可能な透明体
モデルで、所望する立体造形体21と同じ形状および大
きさに形成されている。この立体モデル11の表面11
aには、図6に示すように、全面に薄膜部22aと無薄
膜部22b(立体モデル11の表面11aが露出する部
分)からなる微細パターン22がストライプ状に形成さ
れており、この微細パターン22はエッチング法に形成
される。ここで、薄膜部22aの表面透過率は無薄膜部
22bの表面透過率より10%程度低く、かつ薄膜部2
2aでの光吸収が起きないように設定されている。これ
は立体モデル11に照明光18を落射した際に、直接照
射される薄膜部22aの表面11aで反射される光量お
よび立体モデル11内に入射し背面側の薄膜部22aで
反射される光量を概ね同じ量にするためであり、その原
理を図7を用いて説明する。
【0020】今、立体モデル11を光の吸収も反射もな
い物質で作成し、薄膜部22aの表面反射率を10%
(透過率90%)とする。なお、以下の説明において、
照明光18が直接照射される立体モデル11の表面11
aを第1面11a−1とし、直接照射されない立体モデ
ル11の背面側の表面11aを第2面11a−2とす
る。
【0021】まず、照明光18aが第1面11a−1の
薄膜部22aに照射され、その一部が立体モデル11を
透過して第2面11a−2の薄膜部22aに入射し、そ
の薄膜部22aで反射した光線が第1面11a−1の薄
膜部22aに入射する場合を考える。このとき、照明光
18aが照射され第1面11a−1の薄膜部22aで反
射される光量は、照射した光量の10%となる。また、
第1面11a−1の薄膜部22aを透過した光線18a
の光量90%のうち、第2面11a−2の薄膜部22a
で反射される光量は10%なので、第1面11a−2の
薄膜に照射される光量のうち、0.9×0.1=0.0
9、すなわち9%の光量が反射される。さらに、この光
線の反射光は第1面11a−1の薄膜部22aに入射し
て90%が透過するので、0.09×0.9=0.08
1、すなわち8.1%が透過する。また、第2面11a
−2の薄膜部22aで反射した光線が第1面11−1の
無薄膜部22bに入射する場合は、第2面11a−2の
薄膜部22aで反射した光量と同じ9%の光量が透過す
る。これにより、光線18aは薄膜部22aで直接10
%が反射されるとともに、立体モデル11内に入射する
光線18aは9%および8.1%が反射されることにな
る。
【0022】次に、第1面11a−1の無薄膜部22b
に照射された光線18b,18cを考える。まず、光線
18bが第2面11a−2の薄膜部22aで10%反射
し、この反射光が第1面11a−1の無薄膜部22bを
透過する場合は、薄膜部22aで反射された光量がその
まま無薄膜部22bから出射し、光線18bの光量の1
0%が立体モデル11の表面11aから反射されること
になる。また、光線18cが第2面11a−2の薄膜部
22aで10%反射し、第1面11a−1の薄膜部22
aに入射する場合は、第1面11a−1の薄膜部22a
を90%透過するので、0.1×0.9=0.09、す
なわち照射される光量の9%が第1面11a−1の薄膜
部22aから出射する。よって光線18cの光量の9%
が立体モデル11の表面11aが表面11aから反射さ
れることになる。
【0023】上述したように、立体モデル11の表面1
1aに設けた薄膜部22aにより反射される光量は、照
明光18の光量の8.1〜10%の範囲となる。すなわ
ち、立体モデル11によって3次元像の複写体21の立
体表面像を樹脂槽13の光硬化性樹脂14の中に形成す
る際、第1面11a−1側と第2面11a−2側を等し
く形成するためには、立体モデル11の第1面11a−
1側および第2面11a−2側との反射光量の差が少な
いほうが好ましいが、本実施の形態1の場合、反射光量
の差は最大で1.9%となり、第1面11a−1と第2
面11a−2の薄膜部22aで反射される光量が概ね同
じ量となっている。
【0024】次に、本発明の実施の形態1の光学的立体
造形方法を図5、図6および図8に基づいて説明する。
図8は本実施の形態1の光造形工程を示すブロック図で
ある。
【0025】まず、立体モデル11としての等倍用透明
体モデル11を作成する。この透明体モデル11はアク
リル等のプラスチックを機械加工し、所望する造形体
(複写体)21の大きさおよび形状と全く同一にして形
成する。次に、透明体モデル11を回転しながら透明体
モデル11の全表面11aにMgF2 の薄膜を蒸着法に
より、0.5μmの厚さで形成する。次に、エッチング
法により、透明体モデル11の表面11aに薄膜部22
aの巾が0.5mm、無薄膜部22bの巾が0.5mm
となるように条件設定して、ストライプ状の微細パター
ン22を形成する。ここで、薄膜の種類とその実質的厚
さの関係は、「薄膜の屈折率」と「薄膜の実質厚さ」と
の積である光学的膜厚が0.5μmとなるように設定さ
れ、水槽12の水19中に透明体モデル11を収容した
ときに、反射特性が約8%となるように設定されてい
る。このようにして得られた透明体モデル11を水槽1
2内に設けた保持部材20に保持させて水槽12内の水
19中に配置する。
【0026】次に、光源(図示省略)を点灯し、光源か
らの照明光18を全反射鏡17および半透鏡16を介し
て透明体モデル11に落射する。透明体モデル11の表
面11aに落射照明された照明光18は、表面11aに
設けた各薄膜部22aにより前述したように反射され、
この光線はレンズ15により樹脂槽13内の光硬化性樹
脂14内にそれぞれ結像される。そして、この結像部分
で樹脂槽13内の光硬化性樹脂14が硬化し、薄膜部2
2aの微細パターン22に沿って透明体モデル11の表
面11aの像が低温下状態の光硬化性樹脂14内に形成
される。このとき、光硬化性樹脂14を低温としたの
は、低温下の方が光硬化性樹脂14の粘度が高く、硬化
点の流動を防ぐことができるからである。そして、光硬
化性樹脂14の反射光による硬化が、薄膜部22aに対
応した箇所が硬化の核となり、透明体モデル11の全表
面11aに対応して、前記硬化が徐々に広がって透明体
モデル11の前面(図7の第1面11a−1)および背
面(図7の第2面11a−2)でも進行する。
【0027】また、透明体モデル11の全表面11aに
対応した複写体21の立体表面像が硬化進行して複写体
21を樹脂槽13から取り出し得る時間を予め設定して
おき、この時間になったら光源を消灯し、透明モデル1
1に対する照明光18の照射(露光)を停止する。次
に、表面硬化した複写体21を樹脂槽13から取り出
し、別の照明装置(図示省略)を用いて、表面硬化した
シェル構造の内部に存在する光硬化性樹脂14の未硬化
部分を硬化し、透明体モデル11と等倍率の複写体21
を得る。
【0028】なお、本発明の実施の形態1では、薄膜と
してMgF2 を用いた場合で説明したが、これに限られ
ず、SiO、SiO2 、Al2 3 、CeO2 等の光学
素子の表面に蒸着膜として用いられている物質を用いる
ことができる。また、薄膜の厚さは、光学的膜厚が0.
5μm程度になるように設定すれば、実質的膜厚を0.
3μm〜1μmの範囲で調整することができる。さら
に、微細パターンのピッチは0.5mmに限られず、立
体モデルに照射する光強度や複写体のシェル構造の厚さ
に応じて、0.3mm〜1mmの間で調整しても良い。
【0029】本発明の実施の形態1によれば、所望する
複写体21と同一の大きさおよび形状からなる立体モデ
ル11を用い、所望する大きさと形状の完全立体からな
る等倍複写体21を効率良く光造形することができる。
【0030】[実施の形態2]本発明の実施の形態2を
図9および図10に基づいて説明する。図9は本発明の
実施の形態2に用いる装置を概略的に示す断面図、図1
0は本発明の実施の形態2の造形工程を示すブロック図
である。
【0031】まず、本発明の実施の形態2に用いる装置
を説明する。本装置は、立体モデル11を空中に配置す
るように構成されている。すなわち、本装置は、図9に
示すように、実施の形態1に用いる装置に備えた水槽1
2(図5参照)を設けず、基台23上に設けた棒状の保
持部材24に立体モデル11を配置し得るようになって
いる。この保持部材24の表面には、光の反射を防ぐた
めの黒色塗料が塗布されている。また、保持部材24に
保持した立体モデル11と半透鏡16の間には、半透鏡
16側に反射面を設けた全反射鏡25が配置可能となる
ように、上下動自在に設けられている。その他の構成
は、実施の形態1に用いる装置と同様に構成されてお
り、同一部分には同一符号を付して、その説明を省略す
る。
【0032】次に、本発明の実施の形態2を説明する。
本実施の形態2では、倍率の絶対値がβ(<1)のレン
ズ15を用い、立体モデル11から縮小した複写体21
を光造形した。さらに、立体モデル11には、図11に
示すように、その全表面11aに微小な円状の薄膜部2
6aからなる微細パターン26を形成したものを用い
た。(図11参照)
【0033】まず、縮小した複写体21を得るための立
体モデル11としての透明体モデル11を実施の形態1
と同様にして作成する。この作成に際し、透明体モデル
11の大きさは、レンズ15を通して複写体21のたて
倍率がβ2 、他の2方向(水平方向および上下方向)は
倍率がβとなるため、透明体モデル11の奥行方向の倍
率を1/β2 、他の2方向の倍率を1/βの大きさに透
明体モデル11を作成した。これにより、所望する倍率
βで縮小された複写体21が造形できる。
【0034】次に、前記透明体モデル11の全表面11
aに図11に示す微小な円形(丸パターン)からなる薄
膜部26aを図12に示すようにして形成した。まず、
図12(a)に示すように、透明体モデル11の全表面
11aにマスキング材27を噴霧器により付着させる。
このときの噴霧条件は、丸パターンの径および丸パター
ン間の距離を0.5mm程度になるようにし、その条件
で丸パターンの部分を残して全表面11aをマスキング
した。次に、図12(b)に示すように、透明体モデル
11の表面11aにMgF2 を0.5μmの厚さで蒸着
した。次に、図12(c)に示すように、マスキング材
を洗浄により除去し、0.5μmの厚さのMgF2 膜か
らなる薄膜部26aを表面11aに残した。これによ
り、円形の薄膜部26aからなる微細パターン(丸パタ
ーン)を全表面11aに形成した透明体モデル11を得
た。
【0035】そして、このように作成した透明体モデル
11を保持部材24に保持させ、透明体モデル11を空
中に位置させる。次に、透明体モデル11と半透鏡16
の間に全反射鏡25を配置し、光源(図示省略)を点灯
し、照明光18を全反射鏡17および半透鏡16を介し
て全反射鏡25により樹脂槽13内の光硬化性樹脂14
に照射して光硬化性樹脂14を予備硬化する。光硬化性
樹脂14を予備硬化するのは、光硬化性樹脂14の流動
性を抑えるとともに、透明体モデル11の表面11aか
らの反射光によるシェル構造の形成を速めるべく光硬化
性樹脂14全体の重合を促進するためである。
【0036】次に、全反射鏡25を上方に移動させて光
源からの照明光18を透明体モデル11の表面11aに
落射する。そして、前記実施の形態1の薄膜部22aの
反射と同様に、この落射照明により、透明体モデル11
の全表面11aに設けた丸パターンの薄膜部26aで反
射された反射光がレンズ15を通して樹脂槽13に収容
した常温下でかつ予備硬化された光硬化性樹脂14内で
結像し、光硬化性樹脂14を露光することで薄膜部26
に応じた形状の像が硬化形成される。そして、実施の形
態1と同様にして、透明体モデル11の全表面が硬化さ
れる時間、すなわち一定の露光量に達し、透明体モデル
11を縮小させた表面像を形成するシェル構造が形成さ
れたら、光源を消灯し、透明体モデル11に対する照明
を停止する。その後、樹脂槽13を加熱してシェル構造
の外側に存在する予備硬化部分の粘度を下げ、シェル構
造のみを樹脂槽13から取り出せるようにする。次に、
表面硬化したシェル構造の複写体21を樹脂槽13から
取り出し、別の照明装置(図示省略)を用いて、表面硬
化したシェル構造の内部に存在する光硬化性樹脂14の
未硬化部分を硬化し、透明体モデル11に対して縮小
(倍率β<1)された複写体21を得る。
【0037】本発明の実施の形態2の造形方法は、微小
形状の造形体を、特に短時間で造形するのに適した方法
である。すなわち、複写体21側の光硬化性樹脂14が
予め適当に重合が行われているので、複写体21の表面
像の部分が完全硬化するまでの硬化時間が短くなること
によって、硬化速度が速くなるためである。
【0038】本発明の実施の形態2によれば、完全立体
の縮小複写体21をより短時間で光造形することができ
る。
【0039】なお、本発明の実施の形態2では、縮小複
写体21を造形する場合を説明したが、所望の拡大倍率
のレンズ15を用い、所定の形状に作成した透明体モデ
ルを用いて拡大複写体を造形することが可能である。
【0040】[実施の形態3]本発明の実施の形態3を
図13および図14に基づいて説明する。図13は本発
明の実施の形態3の造形工程を示すブロック図、図14
は立体モデルの表面に作成する微細パターンとしての薄
膜部を示す図である。
【0041】本発明の実施の形態3は、立体モデルに形
成する微細パターンの形状と、樹脂槽に収容した光硬化
性樹脂を結晶化した点に特徴を有し、実施の形態1に用
いた装置を用いて複写体を造形した。以下、図13およ
び図14とともに、図5を参照しつつ説明する。
【0042】まず、実施の形態1と同様にして、立体モ
デルとしての等倍用透明体モデル11を作成する。次
に、実施の形態1と同様に、エッチング法により、透明
体モデル11の表面11aの全面に、図14に示す薄膜
部28aからなるチェック形状の微細パターン28を形
成する。このようにして得られた透明体モデル11を透
明な保持部材20で保持配置する。
【0043】次に、光源(図示省略)を点灯して照明光
18を全反射鏡17および半透鏡16を介して透明体モ
デル11の表面11aに落射照明する。この落射照明さ
れた照明光18は、透明体モデル11の前面の薄膜部2
8aで反射された反射光、および透明体モデル11を透
過して透明体モデル11の背面の薄膜部28aで反射さ
れた反射光が、実施の形態1と同様に光硬化性樹脂14
内で結像して結晶化した光硬化性樹脂14を露光し、透
明体モデル11の表面11aに施した薄膜部28aと同
じシェル構造の表面像が形成される。ここで、光硬化性
樹脂14を結晶化しておくと、硬化した部分の流動が完
全に無くすことができ、複写体21の形状精度を高める
ことができる。
【0044】そして、実施の形態1と同様に、前記シェ
ル構造の表面像を核として硬化が進行され、透明体モデ
ル11の全表面11aに対応した表面形状を硬化させ
る。そして、光硬化性樹脂14の露光量が一定に達した
ら光源を消灯し、透明体モデル11への照明を停止す
る。次に、樹脂槽13を加熱し、未照明の光硬化性樹脂
14の温度を結晶化温度以上にし、液化する。
【0045】そして、表面硬化したシェル構造からなる
複写体21を樹脂槽13から取り出し、別の照明装置
(図示省略)を用いて、表面硬化したシェル構造の内部
に存在する光硬化性樹脂14の未硬化部分を硬化し、透
明体モデル11と等倍率の複写体21を得る。
【0046】本発明の実施の形態3によれば、結晶化さ
せた光硬化性樹脂14にシェル構造を形成するので、硬
化点の流動が全くないため、形状精度の高い、完全立体
の等倍複写体21を光造形することができる。
【0047】なお、前記実施の形態1,2,3では、樹
脂槽14から取り出した後に、表面硬化した複写体21
の内部に存在する未硬化の光硬化性樹脂14を硬化する
場合を説明したが、複写体21の一部、例えば底面に穴
を明け、この穴から内部に存在する未硬化の光硬化性樹
脂14を外部に流出させることによって、内部を空洞に
したシェル構造の複写体21を造形することもできる。
【0048】また、前記実施の形態1,2,3では、完
全立体の透明体モデル11を用いた場合を説明したが、
半立体の透明体モデル31の場合、例えば、図15に示
すような内部が空洞のお面形状にも応用できる。この場
合には、透明体モデル31の前表面31aの全面を完全
な反射面とし、前記実施の形態1〜3のように背面側を
照射するための透明体モデル31を透過する光線が不必
要であるため、図7に示す第2面11a−2で反射せる
ための微細パターンの変調強度V2 を0にすることがで
きる。そのため、さらに効率よく複写体の硬化を進行さ
せることができる。
【0049】以上説明した明細書中には、以下の発明が
含まれている。 (1)透明材からなる立体モデルの表面に薄膜よりなる
微細パターンを形成し、この微細パターンを形成した立
体モデルを水中に配置して落射照明し、この落射照明し
て得られる前記立体モデルの立体表面像の像空間に未硬
化の光硬化性樹脂を配設し、この未硬化の光硬化性樹脂
の前記立体表面像に位置する部分を前記落射照明による
光により硬化し、前記立体モデルの複写体のシェル構造
を造形することを特徴とする光学的立体造形方法。
【0050】構成(1)によれば、未硬化の光硬化性樹
脂内で結ばせる結像特性を安定的に維持し、精度の良い
立体モデルの複写体を光造形することができる。
【0051】(2)前記未硬化の光硬化性樹脂は、低温
にした光硬化性樹脂であることを特徴とする前記構成
(1)の光学的立体造形方法。
【0052】構成(2)によれば、未硬化の光硬化性樹
脂の粘度が高くなり、光硬化性樹脂内で硬化したシェル
構造が移動せず、精度の良い立体モデルの複写体を光造
形することができる。
【0053】(3)前記複写体は立体モデルと等倍であ
ることを特徴とする前記構成(1)または(2)の光学
的立体造形方法。
【0054】(4)透明材からなる立体モデルの表面に
薄膜よりなる微細パターンを形成し、この微細パターン
を形成した立体モデルを空中に配置して落射照明し、こ
の落射照明して得られる前記立体モデルの立体表面像の
像空間に未硬化の光硬化性樹脂を配設し、この未硬化の
光硬化性樹脂の前記立体表面像に位置する部分を前記落
射照明による光により硬化し、前記立体モデルの複写体
のシェル構造を造形することを特徴とする光学的立体造
形方法。
【0055】(5)前記立体モデルに落射照明する前
に、未硬化の光硬化性樹脂に光を照射して予備硬化する
ことを特徴とする前記構成(4)の光学的立体造形方
法。
【0056】構成(5)によれば、未硬化の光硬化性樹
脂の粘度が高くなり、光硬化性樹脂内で硬化したシェル
構造が移動せず、精度の良い立体モデルの複写体を光造
形することができる。
【0057】(6)前記複写体は立体モデルを縮小した
形状であることを特徴とする前記構成(4)または
(5)の光学的立体造形方法。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、立体モデルの外形を積
層することなく造形できるので、短時間で立体モデルの
複写体を光造形することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の立体モデル1の表面と複写体となる立
体表面像との関係を示す概念図である。
【図2】図2(a)は立体モデル表面の微細パターンに
よる反射光強度と微細パターンの薄膜による反射光強度
の関係を示す図、図2(b)は複写体側で得られる微細
パターン像面での光強度と微細パターンの薄膜での光強
度の関係を示す図、図2(c)は複写体側におけるデフ
ォーカス空間での光強度を示す図である。
【図3】被複写体側の微細パターン像面の位置を原点O
とし、デフォーカス量に対応した各位置における光強度
を示す図である。
【図4】複写体側の微細パターン像面の位置を原点Oと
し、その位置での最大光強度を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態1に使用する光学的立体造
形装置を概略的に示す断面である。
【図6】本発明の実施の形態1に用いる立体モデルの表
面に設けた微細パターンを示す図である。
【図7】本発明の実施の形態1における微細パターンの
薄膜部における反射率を説明するための図である。
【図8】本発明の実施の形態1の造形工程を示すブロッ
ク図である。
【図9】本発明の実施の形態2に使用する光学的立体造
形装置を概略的に示す断面である。
【図10】本発明の実施の形態2の造形工程を示すブロ
ック図である。
【図11】本発明の実施の形態2に用いる立体モデルの
表面に設けた微細パターンを示す図である。
【図12】本発明の実施の形態2の微細パターンの形成
工程を示す図である。
【図13】本発明の実施の形態3の造形工程を示すブロ
ック図である。
【図14】本発明の実施の形態3に用いる立体モデルの
表面に設けた微細パターンを示す図である。
【図15】立体モデルの変形例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 立体モデル 1a 表面 2 立体表面像 3 レンズ系 4 照明光 5 光硬化性樹脂槽 6 光硬化性樹脂 11 立体モデル 11a 表面 12 水槽 13 光硬化性樹脂槽 14 光硬化性樹脂 15 レンズ 19 水 22,26,28 微細パターン 22a,26a,28a 薄膜部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明材からなる立体モデルの表面に薄膜
    よりなる微細パターンを形成し、 この微細パターンを形成した立体モデルに落射照明をし
    て得られる前記立体モデルの立体表面像の像空間に未硬
    化の光硬化性樹脂を配設し、 この未硬化の光硬化性樹脂の前記立体表面像に位置する
    部分を前記落射照明による光により硬化し、 前記立体モデルの複写体のシェル構造を造形することを
    特徴とする光学的立体造形方法。
  2. 【請求項2】 前記立体モデルのシェル構造の複写体の
    みを、さらに照明してシェル構造内部の光硬化可能な光
    硬化性樹脂を光硬化して立体モデルの複写体を造形する
    ことを特徴とする請求項1記載の光学的立体造形方法。
  3. 【請求項3】 未硬化の光硬化性樹脂は、液状または結
    晶化した光硬化性樹脂であることを特徴とする請求項1
    または請求項2の光学的立体造形方法。
JP9006690A 1997-01-17 1997-01-17 光学的立体造形方法 Withdrawn JPH10193464A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9006690A JPH10193464A (ja) 1997-01-17 1997-01-17 光学的立体造形方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9006690A JPH10193464A (ja) 1997-01-17 1997-01-17 光学的立体造形方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10193464A true JPH10193464A (ja) 1998-07-28

Family

ID=11645360

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9006690A Withdrawn JPH10193464A (ja) 1997-01-17 1997-01-17 光学的立体造形方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10193464A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017001220A (ja) * 2015-06-06 2017-01-05 株式会社シントー 積層造形成形型およびその成形型を用いた射出成形方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017001220A (ja) * 2015-06-06 2017-01-05 株式会社シントー 積層造形成形型およびその成形型を用いた射出成形方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6620576B2 (en) Methods of making structures from photosensitive coatings having profile heights exceeding fifteen microns
US4988274A (en) Method and apparatus for producing an optical element
JP5270720B2 (ja) 1ピースの中空の円筒形の反転可能なエラストマー系マスタを作製する方法、およびエラストマー系マスタ
US5269867A (en) Method for producing optical device
JPS61114818A (ja) 立体形状形成装置
JPH0811224A (ja) マイクロレンズの製造方法及び製造装置
JP2001255660A (ja) 特殊表面形状の創成方法及び光学素子
JPS61114817A (ja) 立体形状形成装置
JPH0618739A (ja) 導波路の製造方法
JPS61116322A (ja) 立体形状形成装置
JPH10193464A (ja) 光学的立体造形方法
JP3556358B2 (ja) 均一化された面露光式光硬化造形装置
JPS61217219A (ja) 立体形状形成装置
JPS63141725A (ja) 立体形状形成装置
KR100233321B1 (ko) 감광성 물질을 이용한 렌티큘라 판 제작 방법 및 장치
CN108838515A (zh) 一种准分子激光加工锥形微孔的方法及装置
JP2006264253A (ja) レンズ形成方法およびレンズ形成装置
JP2003043698A (ja) 微細構造体の製造方法、レーザ描画装置、電気光学装置の製造方法及び電気光学装置の製造装置
JPH05224396A (ja) フォトマスク
KR100236565B1 (ko) 액면규제방식의 광조형 장치 및 방법
JPH04165311A (ja) 光導波路の製造方法
JPH06331822A (ja) フィルター式レンズ、レンズアレイ板及びその製造方法並びにその利用装置
JP2000167939A (ja) 光造形方法
JPH06324498A (ja) スクリーン印刷版及びスクリーン印刷版製造方法
KR19980029977A (ko) 칼라 필터의 블랙 매트릭스층 형성 방법 및 그 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040406