JPH10193386A - 電子部品などの製造方法およびこの方法によって製造された電子部品 - Google Patents

電子部品などの製造方法およびこの方法によって製造された電子部品

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JPH10193386A
JPH10193386A JP35662096A JP35662096A JPH10193386A JP H10193386 A JPH10193386 A JP H10193386A JP 35662096 A JP35662096 A JP 35662096A JP 35662096 A JP35662096 A JP 35662096A JP H10193386 A JPH10193386 A JP H10193386A
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JP
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core
molding
injection molding
cavity
molded product
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JP35662096A
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English (en)
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Tetsuo Yumoto
哲男 湯本
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Sankyo Kasei Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Kasei Co Ltd
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Circuit Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部に移動体を回転かつ移動自在に収納して
いる成形品を複数の部分に分割することなく一体として
成形し、製造コストを大巾に低減する。 【解決手段】 筒状の移動体を形成し、中空軸部を有し
この中空軸部の外周を囲むように移動体を埋設してある
構造の射出成形用中子をオキシアルキレン基含有ポリビ
ニルアルコール系樹脂により成形し、中子の一部が露出
する用にキャビティにインサートし、キャビティ内に非
めっき性の液晶ポリマーを射出して中子がインサートさ
れ中空軸部内を中心軸が貫通する二次成形品を成形し、
二次成形品表面の凹溝内に触媒入りのめっきグレードの
液晶ポリマー射出して、凹溝内に回路パターンとなる部
分を有する三次成形品を成形し、これを湯中にて加熱し
て中子を湯中に溶出させ、これをエッチングしてめっき
して導電性回路を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばコネクタ、
スイッチ、携帯電話、ビデオ撮影機等の外装ケースの底
板のように、緻密で複雑な内面形状を有する合成樹脂性
の電子部品などの製造方法およびその方法によって製造
された電子部品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、緻密で複雑な内面形状を有す
る合成樹脂性の電子部品などは、複数の部分に分けた形
状で射出成形した後で、これらの複数の部分を集めて熱
や高周波によって接合して1つの電子部品としている。
【0003】しかしこの様な製造方法によると、各部分
毎の金型が必要であるので金型のコストが増大すると共
に、製造工程数が多くなり、部分を成形した後でそれら
を接合しなければならない工程数が増加して煩雑である
ばかりでなく、接合部の強度が劣って電子部品全体の強
度を均一に作ることが困難である等の多くの問題点があ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上記
のような問題点を解決して、内部に移動体を回転かつ移
動自在に収納している電子部品であっても、複数の部分
に分割することなく一体として射出成形によって成形で
きるようにしている。したがって、少ない金型でかつ少
ない工程数で製造することにより製造コストを大巾に低
減し、接合部を無くすることにより高品質の電子部品を
提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1記載の発明は、筒状の移動体
を形成する部品形成工程と、中空軸部を有しこの中空軸
部の外周を囲むように上記移動体を埋設してある構造の
射出成形用中子をオキシアルキレン基含有ポリビニルア
ルコール系樹脂により成形する第一次成形工程と、電子
部品の表面に形成される回路パターンの部分が凹溝とな
り、上記射出成形用中子の一部が露出する外形形状に合
致する形状のキャビティの中に、上記射出成形用中子を
インサートし、上記キャビティ内に非めっき性の高耐熱
性熱可塑性材料を射出して、上記射出成形用中子がイン
サートされかつ上記中空軸部内を貫通する中心軸を有す
る二次成形品を成形する第二次成形工程と、電子部品の
外形形状に合致する形状のキャビティ内に、上記二次成
形品をインサートし、上記キャビティ内に触媒入りの易
めっき性の高耐熱性熱可塑性材料を射出して、上記二次
成形品の表面の凹溝内に回路パターンとなる部分を有す
る三次成形品を成形する第三次成形工程と、上記三次成
形品を湯中にて加熱して上記射出成形用中子を湯中に溶
出させる溶出工程と、上記溶出工程後の三次成形品の表
面に露出する上記回路パターンの面を表面粗化してから
めっきして導電性回路を形成する工程とを含んでいる。
【0006】第一次成形工程によって成形される射出成
形用中子は、第三次成形工程後の溶出工程で溶出させる
ものであるから、電子部品を成形すべきプラスチック材
料よりも低い融点を持ち、しかも水溶性で容易に溶出で
きる材料のものが望ましい。本発明で用いているオキシ
アルキレン基含有ポリビニルアルコール系樹脂は、例え
ば、日本合成化学工業株式会社製の商品名「エコマティ
AX」であって、溶融成形性に優れているので射出成形
に適しており、融点が190〜200℃で水溶性である
ので溶出工程に適しており、その上に生分解性があるの
で環境を汚染することなく自然に還元する点で極めて望
ましいものである。
【0007】第二次成形工程によって成形される射出成
形用中子がインサートされた二次成形品は、中子を溶融
させることなく成形できることが必要である。更に、電
子部品の用途は一般に半田リフローに耐え得る半田耐熱
性が要求される。一般に、その炉内温度240〜280
℃の雰囲気に10〜30秒間曝されることから、それに
耐え得る高耐熱性熱可塑性材料であり、非めっき性の材
料を用いる。その一例として芳香族系ポリエステル液晶
ポリマー(以下「液晶ポリマー」という)のうちのポリ
プラスチックス株式会社製の商品名「ベクトラ」のLC
X364や、ポリフェニレンサルファイド(PPS)な
どが用いられる。
【0008】液晶ポリマーを用いると、中子になるポリ
ビニルアルコール系樹脂の融点190〜200℃を遥か
に上回る樹脂温度290〜350℃で射出成形しても、
中子の表面が溶融、変形、融着等が見られず、二次成形
品として精密な形状が得られる点で優れている。このこ
とは、推論ではあるが、液晶ポリマーは溶融状態であり
ながら結晶の性質を示し、更に、成形時の流動方向に伸
長分子構造を示し、その表面はスキン層と呼ばれる特異
な構造を示すことに加え、冷却固化速度が一般の樹脂に
比べ非常に早く、また、流動性も非常に高いことから射
出充填速度が高速で行われる。そうした組み合わせの結
果から発生した特異な相互作用と思われる。
【0009】第三次成形工程によって成形される二次成
形品の凹溝内に回路パターンとなる部分を有する三次成
形品は、二次成形品と同様に半田耐熱性が要求されると
共に回路を形成できるものであり、触媒入りの易めっき
性の高耐熱性熱可塑性材料を用いる。その一例として芳
香族系ポリエステル液晶ポリマー(以下「液晶ポリマ
ー」という)のうちのポリプラスチックス株式会社製の
商品名「ベクトラ」のC810や、上記の高耐熱性熱可
塑性材料にパラジウム、金、銀などの貴金属等の無電解
めっき触媒を混入させたものであり、例えば、PPSに
パラジウム0.1wt%を混入させたものなどが用いら
れる。
【0010】更に、溶出工程は湯中で行って射出成形用
中子を溶出させるので、溶出が容易であるばかりでな
く、「エコマティAX」が生分解性がある点で環境を汚
染することなく自然に還元できるので極めて望ましいも
のである。
【0011】更に、溶出工程後の三次成形品に表面粗化
してからめっきする際には、回路パターンとなる部分は
触媒が入っており易めっき性であるが、その他の部分は
非めっき性であるので、所望の個所にのみ容易にエッチ
ングおよびめっきを付けることができる。
【0012】本発明のうち請求項2記載の発明は、上記
の第一次成形工程は、電子部品の複雑な内面形状に合致
する形状であって中心部を貫通する軸部を有するキャビ
ティの中に、上記移動体を上記軸部に嵌合するようにイ
ンサートし、上記キャビティ内に上記材料を射出して上
記射出成形用中子を成形するものであり、射出成形用中
子の製造を容易にする。
【0013】本発明のうち請求項3記載の発明の電子部
品は、複雑な内面形状を精密に成形された高品質の部品
の表面に回路を形成することとしているので、信頼性に
優れた電子部品を低コストで提供するのに好適である。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明を図6に示した電子部品1
を製造する製造方法について、図1から図6の工程毎に
詳細に説明する。
【0015】実施例1 (a)先ず第1の工程として、部品形成工程であり、筒
状の移動体2を形成する。これは図4に示すように円筒
状でも良く、角筒状でも良い。材料としては、金属、フ
ェライト、熱硬化性合成樹脂など種々の材料が使用で
き、次の第2の工程で射出成形用中子を成形するのに耐
え得る材料であれば良い。
【0016】(b)次に第2の工程として、図1に射出
成形用中子3を示しており、これは第一次成形工程によ
り成形されたものである。この中子3は最終製品である
電子部品1の内面形状に合致する形状のもので、中空軸
部3aを有しこの中空軸部の外周を囲むように先に形成
した移動体2を埋設した構造のものである。成形に際し
て、図示しないが通常の上下の金型の対向面に、電子部
品の複雑な内面形状に合致する形状であって中心部を貫
通する軸部を有するキャビティを形成し、このキャビテ
ィの中の軸部に移動体2を嵌合するようにインサート
し、その後でキャビティ内に、オキシアルキレン基含有
ポリビニルアルコール系樹脂(日本合成化学工業株式会
社製の商品名「エコマティAX」)を、所定の射出圧力
で射出して成形したものである。この工程の射出成形条
件の一例を以下に示す。
【0017】 シリンダー温度 210℃、 金型温度 25℃、 射出圧力 900Kg/cm2 として「エコマティAX」を射出し、 冷却時間 20秒間 である。
【0018】(c)次に第3の工程として、図2に射出
成形用中子3がインサートされた二次成形品4を示して
おり、これは第二次成形工程により成形されたものであ
る。この二次成形品4は、図示しないが通常の上下の金
型の対向面に、電子部品1の表面に形成される回路パタ
ーンの部分が凹溝4a、4aとなり、射出成形用中子3
の一部が露出する窓孔4b…を有する外形形状に合致す
る形状のキャビティを形成し、このキャビティの中に、
射出成形用中子3をインサートし、射出成形用中子3の
周囲のキャビティ内に、非めっき性の液晶ポリマー
(「ベクトラ」LCX364)を所定の射出圧力で射出
して成形したものである。この成形によって移動体2が
埋設された射出成形用中子3がインサートされ、かつ中
空軸部3a内を中心軸4cが貫通する二次成形品4が成
形できる。この工程の射出成形条件の一例を以下に示
す。
【0019】 シリンダー温度 300℃、 金型温度を 100℃、 射出圧力 600Kg/cm2 として「ベクトラ」LCX 364を射出し、 冷却時間 15秒間 である。
【0020】(d)次に第4の工程として、図3に三次
成形品5を示しており、これは第三次成形工程により成
形されたものである。この三次成形品5は、図示しない
が通常の上下の金型の対向面に、電子部品の外形形状に
合致する形状のキャビティを形成し、このキャビティ内
に二次成形品4をインサートし、二次成形品4の周囲の
キャビティ内に、触媒入りのめっきグレードの液晶ポリ
マー(「ベクトラ」C810)を所定の射出圧力で射出
して成形したものである。この成形によって、移動体2
が埋設された射出成形用中子3がインサートされ、中空
軸部3a内を中心軸4cが貫通する二次成形品4の表面
の凹溝4a、4a内に回路パターン5a、5aとなる部
分を有する三次成形品5が成形できる。この工程の射出
成形条件の一例を以下に示す。
【0021】 シリンダー温度 320℃、 金型温度を 110℃、 射出圧力 1200Kg/cm2 として「ベクトラ」C810を射出し、 冷却時間 15秒間 である。
【0022】(e)次に第5の工程は溶出工程であっ
て、図4に射出成形用中子3を溶出させた後の成形品を
示している。第三次成形工程により成形された三次成形
品5を湯中に入れて、80〜100℃まで加熱する。液
晶ポリマーの商品名「ベクトラ」LCX364、C81
0は、いずれも熱変形温度は200℃以上であるので、
上記の80〜100℃まで加熱することによって、「エ
コマティAX」で成形された中子3を窓孔4b…を通過
して湯中に溶出させることができるが、両液晶ポリマー
には何の変化も与えることはなく、図4のように、中心
軸4cに移動体2が回転および軸方向に移動可能に嵌合
し、表面に回路パターン5a、5aが露出する成形品と
なる。
【0023】(f)最後に第6の工程として、図5に示
す溶出工程後の成形品を表面粗化(エッチング)処理
し、図6に示すめっき処理により導電性回路を形成して
電子部品1を製造する工程について説明する。エッチン
グ処理の一例として、苛性ソーダまたは苛性カリを所定
濃度に溶解したアルカリ性水溶液を所定温度、例えば5
0〜90℃に加熱し、図4の溶出工程後の成形品を所定
時間浸漬して行う。この処理によって、回路パターンの
面5a、5aはエッチングされて図5に誇張して示され
るように粗化されるが、二次成形品4の面はエッチング
されず滑らかなままである。次いでめっき処理の一例と
して、回路パターン5aの材料は触媒入りであり、露出
しているので、図5に誇張して示されるように化学銅め
っきまたは化学ニッケルめっきによって表面をめっきし
て導電性回路1a、1aを形成する。最後に熱処理を施
して内部の水分を除去して導電性回路を形成する工程を
終了する。
【0024】実施例2 図7に射出成形中子を成形する第一次成形工程の他の例
を示している。この工程においては、実施例1で説明し
たと同じ材料を用いて射出成形用中子を上下に2分割し
て成形する。上部の中子31には中空軸部31aが形成
してある。下部の中子32には中空軸部32aと、この
中空軸部の外周を囲むように、移動体2が嵌合する凹溝
32bが形成してある。そして、中子32の凹溝32b
内に移動体2を挿入し、中子31を中空軸部31a、3
2aが同心的に連続するように位置合わせしてその対接
面で接合する。これによって図1と同じ形状の射出成形
用中子が形成できる。第1の工程および第3の工程以下
については、実施例1で説明したのと同様である。
【0025】このような製造方法によって、表面に導電
性回路を有する複雑な内面形状の電子部品1が一体的に
製造できたので、高品質のものとなり、回路上に電子デ
バイスを半田により実装することが容易である。
【0026】
【発明の効果】本発明は、射出成形用中子の材料にオキ
シアルキレン基含有ポリビニルアルコール系樹脂を用
い、電子部品の材料に非めっき性の高耐熱性熱可塑性材
料と触媒入りの易めっき性の高耐熱性熱可塑性材料を用
いているので、中子を溶融させることなく電子部品を一
体として成形でき、かつ射出成形用中子を安全に溶出で
き、複雑な内面形状の射出成形品を精密に製造するのに
極めて優れている。
【0027】射出成形用中子に移動体を埋設し、移動体
を貫通する中心軸部を設けているので、中子の溶出後に
移動体のみが電子部品の内部に残って回転移動が可能で
あるという複雑な電子部品を、一体的に成形でき、極め
て顕著な効果がある。
【0028】射出成形用中子を湯中に溶出させるので、
溶出が容易であるばかりでなく、この材料は生分解性が
あるので環境を汚染することなく自然に還元できる点か
ら極めて優れたものである。
【0029】表面に露出する触媒入りの面に表面粗化お
よび導電性回路を形成するので、所望の部分のみに回路
を容易に形成でき、高耐熱性の材料であるので、回路を
形成する場合の熱処理を安全に行うことができる。
【0030】この製造方法によって製造された電子部品
は、精密で複雑な内面形状を有しながら高品質で信頼性
の高い部品であり、回路上に電子デバイスを半田により
実装することが容易であり、低コストで提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法の第1の工程によって成形さ
れた射出成形用中子を示す斜視図である。
【図2】第2の工程によって成形された射出成形用中子
がインサートされている二次成形品を示す斜視図であ
る。
【図3】二次成形品の表面に回路パターンとなる部分が
成形されている三次成形品を示す斜視図である。
【図4】溶出工程後の成形品を示す斜視図である。
【図5】回路パターンがエッチンクされた状態を示す断
面図である。
【図6】電子部品の表面に導電性回路が形成された状態
を示す断面図である。
【図7】射出成形用中子の成形の他の実施例を示すもの
で、(a)は上部の中子、(b)は下部の中子を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 電子部品 1a 導電性回路 2 移動体 3 射出成形用中子 3a 中空軸部 4 二次成形品 4c 中心軸 5 三次成形品 5a 回路パターン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の移動体を形成する部品形成工程
    と、 中空軸部を有しこの中空軸部の外周を囲むように上記移
    動体を埋設してある構造の射出成形用中子をオキシアル
    キレン基含有ポリビニルアルコール系樹脂により成形す
    る第一次成形工程と、 電子部品の表面に形成される回路パターンの部分が凹溝
    となり、上記射出成形用中子の一部が露出する外形形状
    に合致する形状のキャビティの中に、上記射出成形用中
    子をインサートし、上記キャビティ内に非めっき性の高
    耐熱性熱可塑性材料を射出して、上記射出成形用中子が
    インサートされかつ上記中空軸部内を貫通する中心軸を
    有する二次成形品を成形する第二次成形工程と、 電子部品の外形形状に合致する形状のキャビティ内に、
    上記二次成形品をインサートし、上記キャビティ内に触
    媒入りの易めっき性の高耐熱性熱可塑性材料を射出し
    て、上記二次成形品の表面の凹溝内に回路パターンとな
    る部分を有する三次成形品を成形する第三次成形工程
    と、 上記三次成形品を湯中にて加熱して上記射出成形用中子
    を湯中に溶出させる溶出工程と、 上記溶出工程後の三次成形品の表面に露出する上記回路
    パターンの面を表面粗化してからめっきして導電性回路
    を形成する工程とを含む電子部品などの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記第一次成形工程
    は、電子部品の複雑な内面形状に合致する形状であって
    中心部を貫通する軸部を有するキャビティの中に、上記
    移動体を上記軸部に嵌合するようにインサートし、上記
    キャビティ内に上記材料を射出して上記射出成形用中子
    を成形するものであることを特徴とする電子部品などの
    製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2の製造方法によって製
    造された電子部品。
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