JPH10193274A - トルクレンチ - Google Patents

トルクレンチ

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JPH10193274A
JPH10193274A JP9326214A JP32621497A JPH10193274A JP H10193274 A JPH10193274 A JP H10193274A JP 9326214 A JP9326214 A JP 9326214A JP 32621497 A JP32621497 A JP 32621497A JP H10193274 A JPH10193274 A JP H10193274A
Authority
JP
Japan
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torque wrench
plunger
track
torque
outer body
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Pending
Application number
JP9326214A
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English (en)
Inventor
Rene Michel Fravallo
ミシェル フラヴァッロ ルネ
Ludovic Henri Georges Regnier
アンリ ジョルジュ レニエ ルドヴィク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Facom SA
Original Assignee
Facom SA
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B23/00Details of, or accessories for, spanners, wrenches, screwdrivers
    • B25B23/14Arrangement of torque limiters or torque indicators in wrenches or screwdrivers
    • B25B23/142Arrangement of torque limiters or torque indicators in wrenches or screwdrivers specially adapted for hand operated wrenches or screwdrivers
    • B25B23/1422Arrangement of torque limiters or torque indicators in wrenches or screwdrivers specially adapted for hand operated wrenches or screwdrivers torque indicators or adjustable torque limiters
    • B25B23/1427Arrangement of torque limiters or torque indicators in wrenches or screwdrivers specially adapted for hand operated wrenches or screwdrivers torque indicators or adjustable torque limiters by mechanical means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トルクレンチの解放トルクの精度の改善、及
び、解放トルクの再現性の向上を経済的に行う。 【解決手段】 トルクレンチは、枢動軸12の回りで関
節運動するヘッド1を収容する細長い形状の外側ボディ
2と、外側ボディの中で軸方向に運動することができる
と共に予荷重を受けたバネ4によってヘッド1の方に押
圧されるプランジャ3と、該プランジャが動く際の摩擦
を減少させるための少なくとも1つの第1の回転体22
とを備えている。回転体22は、円筒体であり、この円
筒体の周面は、外側ボディに固定された第1の平坦な軌
道16に沿って転動すると共に、トルクが与えられた時
に、軌道16に圧接される。上記周面は、また、プラン
ジャに形成された第2の平坦な軌道20に沿って転動す
る。本発明は、ブレーキアクション型のレンチ、及び、
解放アクション型のレンチに応用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トルクレンチに関
する。より詳細には、本発明は、ある枢動軸の回りで関
節運動するようにトルクレンチのヘッドを収容している
細長い形状の外側ボディと、該外側ボディの中で軸方向
に運動することができると共に予荷重を受けたバネによ
って上記ヘッドに向かって押圧されるプランジャと、該
プランジャが移動する際の摩擦を減少させるための少な
くとも1つの回転体であって、上記外側ボディに固定さ
れた第1の軌道に沿って回転する周面を有していると共
に、トルクが与えられた時に上記軌道に圧接される少な
くとも1つの回転体と、上記プランジャの前方端と上記
ヘッドの後方端との間に挿入された荷重伝達部材とを備
えるタイプのトルクレンチに関する。
【0002】
【従来の技術】本発明は、いわゆる「ブレーキアクショ
ン」型のレンチに応用される。このレンチにおいては、
与えられたトルクが所定値に達した時に、外側ボディ
が、比較的大きく且つ目視可能な角度だけ、上記ヘッド
から角度方向に片寄る。本発明は、また、いわゆる「解
放アクション」型のレンチに応用される。このレンチに
おいては、上述の条件と同じ条件において、外側ボディ
は、ほんの小さな角度だけ片寄り、これにより、ユーザ
は、2つの金属要素の間の衝撃によって、最大トルクに
達したという警告を必然的に受ける。
【0003】較正の間及び時間経過と共に上記解放トル
クを設定することのできる精度を改善するための周知の
方法は、1又はそれ以上の回転体を用いて、上記プラン
ジャの軸方向の運動を容易にすることができる。米国特
許第2,897,704号、米国特許第5,503,0
42号、及び、米国特許第5,244,284号が、そ
のような技術の例である。
【0004】しかしながら、上述の各米国特許において
は、プランジャのハウジング(穴又はスロット)に収容
されたピンによって延長されたローラである。この構造
は、プランジャが動くときに、上記ピンとそれぞれのハ
ウジングとの間に大きな摩擦を生じさせ、これにより、
解放トルクの精度を減少させる。
【0005】他の周知の方法(米国特許第3,633,
445号、及び、米国特許第2,887,919号)に
おいては、上記プランジャと上記外側ボディとの間にボ
ールレースを挿入している。このタイプの構造の欠点
は、ボールとこれらボールが転動する面とが点接触を行
うので、工具の能力が低く、時間経過に関するその機械
的な完全性が平凡であるということである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、解放
トルクの精度の改善、及び、解放トルクの再現性の向上
を経済的に行うことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、回転体を円筒体とし、該円筒体の周面も
プランジャに形成された第2の軌道に沿って回転するよ
うにし、各々の軌道を平坦に形成したことを特徴とす
る、上述のタイプのトルクレンチを提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の幾つかの実施例を図面を
参照して以下に詳細に説明する。図1乃至図5のブレー
キアクション・レンチは、本質的に、ヘッド1と、円形
断面を有する管状の外側ボディ2と、プランジャ3と、
予荷重を受けたコイルバネ4と、調節機構5とを備えて
いる。工具は、全体として、全体軸線X−Xを有してい
る。
【0009】ヘッド1は、前方ブロック6と、中間の関
節領域7と、後方シャンク8とを有する要素である。上
記ブロック6は、その前方端から始まっているメクラ孔
9を有しており、該メクラ孔の中には、作動装置10が
嵌合して固定されている。上記作動装置は、一般的に、
ラチェットヘッドであり、このラチェットヘッドは、回
転させることにより、逆転させることができる。上記ラ
チェットヘッドは、方形の駆動部材11を有しており、
この駆動部材に締め付けソケット(図示せず)を被嵌さ
せることができる。
【0010】ヘッド1の領域7は、枢動軸12の回りで
枢動する。この枢動軸は、ボディ2を直径方向に通過し
ていて、該ボディに固定されている。シャンク8の後方
端は、フォーク状(二股状)になっていて、上記枢動軸
12に平行な枢動軸14の回りで枢動する円筒形のロー
ラ13を有している。
【0011】図示の便宜上、枢動軸12は、図2に示す
ように、水平方向に伸長しており、また、上記全体軸線
X−Xも水平方向に伸長しているものと仮定する。これ
は、水平方向の軸線を有するネジ又はナット(図示せ
ず)に関する作業に相当する。また、上記ネジ要素は、
ボディ2の右側の端部を図2の矢印Fの方向に下げるこ
とによって、締め付けられているものと仮定する。
【0012】全体的に管状の形状を有する案内部材15
が、ボディ2の中間領域に固定されている。上記案内部
材は、平坦で水平な上方軌道16と、平坦で水平な下方
軌道17とを画成している(図3参照)。この実施例に
おいては同じ幅Lを有している上記2つの軌道は、垂直
方向の中央平面Pに関して、対称的であり、該平面Pに
対して平行な側壁116、117によって、その側部の
境界がそれぞれ画定されている。上記案内部材は、互い
に向かい合う2つの側面18も画定しており、これら2
つの側面は、上記平面Pに対して平行である。
【0013】プラスチックの握り部19が、ボディ2の
後方部分に固定されている。プランジャ3は、案内部材
15の中でクリアランスをもって摺動するように設計さ
れた全体的に円筒形の断面を有している。プランジャの
前方部分においては、凹部が、平坦で水平な上方軌道2
0を形成しており、この上方軌道は、枢動軸12、14
に対して平行である。プランジャ3は、上記上方軌道2
0の後方で且つ軸線X−Xに関して上記上方軌道とは反
対側に、平坦で水平な第2の軌道21を画成する第2の
凹部を有しており、上記第2の軌道は、上記上方軌道2
0に対して平行である。軌道20は、案内部材の軌道1
6の方を向いており、軌道21は、軌道17の方を向い
ている。
【0014】前方の円筒体22が、軌道16、20の間
に挿入されており、また、後方の円筒体23が、軌道1
7、21の間に挿入されている。この例においては、上
記2つの円筒体は、同じ直径を有している。また、上記
2つの円筒体は、2つの軌道の側壁116、117の間
で案内することができるように、長さLを有している。
【0015】プランジャ3は、軌道21の直ぐ後方のそ
の後方端に、球形のドーム領域24を有しており、この
ドーム領域は、直径方向において対向する2つの点25
を介して、案内部材の側面18に接触している(図3参
照)。
【0016】プランジャは、その前方端にカムを有して
おり、このカムは、連続的な2つの傾斜部26、27に
よって形成される水平方向及び横断方向の母面を有して
いる。下方の傾斜部26は、例えば、35°程度の比較
的緩やかな勾配を有しており、一方、上方の傾斜部27
は、例えば、70°程度の極めて険しい勾配を有してい
る。上記勾配は、軸線X−Xに関して測定される。
【0017】上記2つの傾斜部は、これら傾斜部と接線
方向において交わる丸い部分28によって接続されてお
り、上記丸い部分の中心の位置は、軌道20に沿ってほ
ぼその中央で且つ半径方向において円筒体22の中心に
一致する点にある。
【0018】プランジャ3の後方面は、垂直であり、そ
こに形成された円錐形の中央凹所29を有している。ボ
ール30が、上記凹所29の中、及び、バネ4の前方端
に固定されたアダプタ部片32の前方面に形成されてい
て上記凹所29に対向している円錐形の凹所31の中に
着座している。
【0019】同様なアダプタ部片及びボールから成るア
センブリ33が、バネ4の後方端に設けられており、上
記調節機構5の一部を構成する垂直プレート34が、上
記ボールに圧接している。上記調節機構は、通常のもの
であって、ネジ/ナット装置を備えており、このネジ/
ナット装置のネジ35は、六角形のソケットヘッド35
Aによって作動される。従って、プレート34の位置に
対応するバネ4の圧縮によって決定され上述のように設
定された解放トルクは、ボディ2の上に適宜な目盛で表
示され、図1に概略的に示すように、握り部19の開口
36を通して見ることができる。
【0020】上述のブレーキアクション・レンチが作動
する態様は以下の通りである。休止状態(図4及び図
5)においては、ローラ13は、丸い部分28に近い下
方の傾斜部26の上方領域に着座しており、シャンク8
は、参照符号37においてボディ2の下方領域に当接し
ている。また、各々の円筒体22、23は、関連する軌
道20、21の後方端に接近している。
【0021】図2の矢印Fの方向に握り部19に力が作
用すると、ローラ13は、プランジャ3に半径方向の反
力Rを与える。この反力Rは、後方に向かう軸方向の成
分RAを有している。上記力が増大して、上記軸方向の
成分がバネ4の力と釣り合うと、プランジャは、後方へ
移動し始め、これにより、ローラ13は、丸い部分の上
で転動し始め(図6)、その後、シャンク8が参照符号
38においてボディ2の上方領域に接触するまで、上方
の傾斜部27に沿って転動する(図7)。
【0022】カム26の勾配は、ローラが丸い部分28
に到達すると同時に、参照符号28において増大するの
で、トルクは、工具の設定によって予め決定された最大
トルクに達すると同時に、減少する。しかしながら、上
方の傾斜部27の勾配のために、そのようなトルクは、
急激には消失しない。そのようなトルクの急激な消失
は、危険である。シャンク8とボディ2との間で参照符
号38において生ずる恐れのあるショックすなわち衝撃
は、レンチの最大破断に達したことを表す。軌道20、
21の寸法は、円筒体がその後これら軌道の前方端に接
近するように、決定されている。
【0023】反力Rは、円筒体22の近くを常に通り、
これは、上記円筒体が関連する軌道16に荷重を伝達す
ることを意味する。上記円筒体は、プランジャの軌道1
6及び軌道20の両方の上で転動するために、転動に対
する抵抗に打ち勝つだけで良い。これは、プランジャに
は、動きに関して特に良好な自由度が保証されているこ
とを意味する。しがて、解放トルク設定における高い精
度、時間経過に関する上記解放トルクの良好な安定性、
及び、工具毎の性能の良好な再現性を得ることができ
る。
【0024】上記円筒体は、円筒形であり、それぞれの
端面が軌道16、17の垂直な側壁116、117と相
互作用することにより、良好に案内される。そのため
に、対応する凹所の深さは、円筒体の半径と似通ってい
る。また、各々の円筒体と関連する軌道との間の直線的
な接触が確保され、従って、接触圧力が比較的小さく、
これにより、時間経過による磨耗を減少させる。
【0025】更に、軌道20、21は、プランジャの断
面の対応する弦の全幅にわたって形成されていて(図
3)、軌道16、17よりも幅が広い。その結果、プラ
ンジャは、球形の領域24の中心を通る垂直軸線Y−Y
の回りで回転することによって、水平方向の運動に関し
てある程度の自由度を有しており、上記2つの側方の接
触点25によって案内される。これにより、ローラ13
に関するプランジャの自己調心が確保され、従って、上
記ローラとカム26−28との間には、小さな接触圧力
の直線的な接触が保証される。
【0026】別の実施例においては、上方の傾斜部27
を凹面(図8)にすることができ、及び/又は、上方の
傾斜部を鋭利な縁部128(図9)で傾斜部26と交わ
るようにすることができる。
【0027】図10の別の実施例においては、案内部材
15の外側面は、数度の角度αで前方に向かって収束し
ており、その後方部には、ボディ2の中で旋回する球形
の領域39を有している。共通の垂直軸線を有していて
直径方向において対向する2つの調節ネジ40が、ボデ
ィ2にネジ切りされた穴を通過して、案内部材の前方端
の外側面に接触している。上記調節ネジの侵入量は、垂
直方向の中央平面Pにある軸線X−Xに関する案内部材
の軸線の角度方向の向きβを規定する。
【0028】これにより、最初に、傾斜部26、27の
勾配を調節することが可能となり、従って、工具の最初
の較正を容易に行うことができる。
【0029】図11及び図12に示すレンチは、図1乃
至図5に示すレンチとは、2つの点において異なる。
【0030】第1に、このレンチは、立方体状の解放型
レンチである。従って、シャンク8の後方面、及び、プ
ランジャの前方面は、互いに向かい合う垂直面であり、
これら垂直面は各々、平坦で垂直な底部42を有する截
頭円錐形の凹所41を有している。
【0031】休止状態においては、立方体43が、2つ
の底部42(図11)に接している。所定の最大トルク
に達すると、上記立方体が傾斜し、その結果、対角線の
軸方向成分が長くなることにより、プランジャは、シャ
ンク8が参照符号38においてボディ2の上方領域に接
触するまで、後方へ移動する(図12)。別の実施例に
おいては、上記立方体43を、ボール30と同じように
2つの円錐形の凹所と協働するボールで置き換えるか、
あるいは、他の周知の解放装置で置き換えることができ
る。
【0032】本発明者等の議論は、以下の前提から出発
している。すなわち、図1乃至図10の例においては、
前方の円筒体22は、大きな圧縮荷重を受けるが、単に
軽い負荷を受けているだけの後方の円筒体は、そのよう
な大きな圧縮荷重を受けない。従って、少なくとも幾つ
かの場合においては、より経済的に製造することのでき
る接触部材で上記後方の円筒体を置き換えることがで
き、そのような接触部材は、ここにおいては、プランジ
ャの下方且つ後方の領域と案内部材15との間で直接的
に擦り接触する接触部材である。この接触部材として、
プランジャを自己調心を行わせるように側方で案内する
ために既に使用されている球形の領域24を用いるのが
効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブレーキアクション・レンチを上方か
ら見た部分断面図である。
【図2】図1の線II−IIに沿って取った側方断面図
である。
【図3】図4の線III−IIIに沿って取った横断面
図である。
【図4】図2の領域IVを拡大して示す側方断面図であ
る。
【図5】図4の線V−Vに沿って一部断面で示す平面図
である。
【図6】本レンチが作動する際の連続的な工程の中の一
つの工程を示す図4と同様の図である。
【図7】本レンチが作動する際の連続的な工程の中の別
の工程を示す図4と同様の図である。
【図8】別の実施例の形態の一部を示す図4と同様の図
である。
【図9】更に別の実施例の形態の一部を示す図4と同様
の図である。
【図10】別の実施例の形態を示す図4と同様の図であ
る。
【図11】解放アクション・レンチを構成する本発明の
別の実施例を示す図4と同様の図である。
【図12】解放された後のレンチを示す図11と同様の
図である。
【符号の説明】
1 ヘッド 2 外側ボディ 3 プランジャ 4 予荷重を受けたバネ 12 枢動軸 15 案内部材 16、20 軌道 22 前方の円筒体 23 後方の円筒体 26、27 傾斜部 28 丸い部分 30 ボール 40 調節ネジ 41 凹所 43 立方体 116 側壁 128 鋭利な縁部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枢動軸(12)の回りで関節運動するヘ
    ッド(1)を収容している細長い外側ボディ(2)と、
    該外側ボディの中で軸方向に運動することができると共
    に、予荷重を受けたバネ(4)によって前記ヘッドに向
    かって押圧されているプランジャ(3)と、該プランジ
    ャが運動する際の摩擦を減少させるための少なくとも1
    つの第1の回転体(22)と、前記プランジャの前方端
    と前記ヘッドの後方端との間に挿入された荷重伝達部材
    (13、43)とを備えており、前記回転体は、周面を
    有しており、該周面は、前記外側ボディに固定された第
    1の軌道(16)に沿って転動すると共に、トルクが与
    えられた時に、前記第1の軌道に圧接されるように構成
    されているタイプのトルクレンチにおいて、前記回転体
    (22)は、円筒体であり、該円筒体の周面は、前記プ
    ランジャ(3)に形成された第2の軌道(20)に沿っ
    ても転動し、前記各々の軌道(16、20)は平坦であ
    ることを特徴とするトルクレンチ。
  2. 【請求項2】 請求項1のトルクレンチにおいて、前記
    2つの軌道の一方(16)は、前記円筒体(22)の端
    面と協働する側壁(116)によって画定されており、
    他方の軌道(20)の方が幅が広いことを特徴とするト
    ルクレンチ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2のトルクレンチにおい
    て、前記外側ボディ(2)に固定された要素(15)と
    前記第2の軌道(20)の後方で且つ前記外側ボディの
    全体軸線(X−X)に関して反対側に位置する前記プラ
    ンジャの領域との間を直接的に又は間接的に接触させる
    接触手段(23、24)を備えていることを特徴とする
    トルクレンチ。
  4. 【請求項4】 請求項3のトルクレンチにおいて、前記
    接触手段は、第2の回転体(23)を含んでおり、該第
    2の回転体は、特に、前記第1の回転体(22)と同様
    な回転体であることが好ましいことを特徴とするトルク
    レンチ。
  5. 【請求項5】 請求項3のトルクレンチにおいて、前記
    接触手段は、前記プランジャ(3)に固定されたドーム
    状の面(24)を含むことを特徴とするトルクレンチ。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかのトルクレン
    チにおいて、前記プランジャ(3)は、その前方端に、
    異なる勾配を有する2つの連続的なカム傾斜部(26、
    27)を有しており、これら傾斜部は、丸い部分(2
    8)又は鋭利な縁部(128)によって、接続されてお
    り、前記荷重伝達部材(13)は、前記両方の傾斜部に
    沿って転動するように構成されていることを特徴とする
    トルクレンチ。
  7. 【請求項7】 請求項6のトルクレンチにおいて、前記
    荷重伝達部材(13)及び前記傾斜部(27、28)
    は、一致する母面、特に、直線的な母面を有しており、
    前記プランジャ(3)は、前記荷重伝達部材(13)と
    自己調心することを可能にする運動の自由度をもって、
    取り付けられていることを特徴とするトルクレンチ。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至5のいずれかのトルクレン
    チにおいて、前記荷重伝達部材は、立方体(43)又は
    ボールであり、該立方体又はボールは、前記プランジャ
    (3)及び前記ヘッド(1)にそれぞれ設けられていて
    対向する凹所(41)と協働するように構成されている
    ことを特徴とするトルクレンチ。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかのトルクレン
    チにおいて、前記第1の軌道(16)は、前記外側ボデ
    ィ(2)の内側に取り付けられた案内部材(15)に形
    成されていることを特徴とするトルクレンチ。
  10. 【請求項10】 請求項9のトルクレンチにおいて、前
    記案内部材(15)の前記外側ボディ(2)の全体軸線
    (X−X)に関する向きを調節することができるように
    構成されていることを特徴とするトルクレンチ。
  11. 【請求項11】 請求項10のトルクレンチにおいて、
    前記案内部材(15)は、全体的に管状の形態を有して
    いると共に、収束する外側面を有しており、該外側面
    は、その一端部に、ボールジョイント状の形態(39)
    を有しており、また、前記外側面は、その他端部に、傾
    斜調節手段を有しており、該傾斜調節手段は、特に、前
    記外側ボディ(2)を貫通する半径方向のネジ(40)
    であることが好ましいことを特徴とするトルクレンチ。
JP9326214A 1996-11-27 1997-11-27 トルクレンチ Pending JPH10193274A (ja)

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