JPH10192477A

JPH10192477A - 点字付トランプ

Info

Publication number: JPH10192477A
Application number: JP3683097A
Authority: JP
Inventors: Seiji Fukui; 征司福井
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1997-01-16
Filing date: 1997-01-16
Publication date: 1998-07-28

Abstract

(57)【要約】【課題】トランプにカードを特定させる為の点字（２）
を付けて触覚による認識を可能とする点字付トランプを
提供する。【解決手段】トランプ（１）にカードを特定させる為の
点字（２）を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、トランプにカー
ドを特定させる為の点字（２）を付けて認識を可能とす
る点字付トランプに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来より、トランプは片面に共通の絵柄
があり、もう一方の面にカードを特定させる数字等が描
かれていた。従って目の不自由な人がこれを使用するこ
とは、できなかった。また、仮に共通の絵柄の側に点字
を付加すると目の不自由でない人がこれを使用すると、
使い馴れてくるうちに触感によってでも、カードを特定
させる数字及び絵柄が解ってしまい、共通の絵柄の機能
を果たさなくなってしまっていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】

イ．点字付でないトランプは、目の不自由な人が使用す
るには、非常に困難であった。ロ．トランプの共通の絵柄の側に点字を付加すると目の
不自由でない人がこれを使用すると、使い馴れてくるう
ちに触感によってでも、カードを特定させる数字及び絵
柄が解ってしまい、共通の絵柄の機能を果たさなくなっ
てしまっていた。本発明は、以上の欠点を解決するため
になされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】トランプ（１）の一部
に、カードを特定させる為の点字（２）を設ける。本発
明は、以上の構成よりなる点字付トランプ。

【０００５】

【発明の実施の形態】本発明を使用するときは、トラン
プ（１）のカード一枚一枚を特定させる機能をもつ表ま
たは、裏側に点字（２）設けることで、目の不自由な人
でも、トランプを使ってゲームを楽しむことが可能とな
る。また、目の不自由でない人でも、使い馴れていくう
ちに点字を習得することが可能となる。

【０００６】

【実施例】以下、本発の実施例をのべる。（イ）トランプ（１）の表または、裏の数箇所にカード
一枚一枚を特定させる為の、点字（２）を設ける。（ロ）トランプ（１）の共通の絵柄のある方からは、反
対側のカード一枚一枚を特定させる為の点字（２）が解
らないように表面を平滑又は共通の凹凸加工（３）を施
す。本発明は、以上の構成よりなっている。本発明を使用す
るときは、トランプでゲームをする場合に次のようにし
て、目の不自由な人ともゲームができる。目の不自由な
人は、通常点字を情報伝達の手段として、用いている。
これらの人々がトランプを用いてゲームする場合、カー
ドの表又は裏の一方にそのカードを特定するための点字
（２）を必要とする。一方目の不自由でない人は、視覚
により、カードを特定する。しかしながら、目の不自由
な人とそうでない人がトランプを用いてゲームする場合
トランプ（１）の表または、裏の数箇所にカード一枚一
枚を特定させる為の視覚に訴える表現の他に、点字
（２）を設ける。この結果、目の不自由な人は、触覚に
より。そうでない人は、視覚により、特定されるカード
一枚一枚を認識出来るので、トランプでゲームをするこ
とができる。第３図に示すように、第２実施例としてト
ランプ（１）の表または、裏の数箇所にカード一枚一枚
を特定させる為の、点字（２）と視覚による点の集合体
を合わせもつものを提供する。

【０００７】

【発明の効果】本発明を使用することによって視覚の自
由・不自由に係わらず触覚によるトランプでのゲームが
可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図

【図２】本発明の断面図

【図３】第２実施例

【符号の説明】

１トランプ２点字３凹凸加工

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】トランプ（１）に、カードを特定させる為
の点字（２）を設けた点字付トランプ。