JPH10191634A - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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JPH10191634A
JPH10191634A JP34702496A JP34702496A JPH10191634A JP H10191634 A JPH10191634 A JP H10191634A JP 34702496 A JP34702496 A JP 34702496A JP 34702496 A JP34702496 A JP 34702496A JP H10191634 A JPH10191634 A JP H10191634A
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JP
Japan
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output
voltage
circuit
control
power supply
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JP34702496A
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English (en)
Inventor
Koji Fukami
康二 深海
Shigeji Yamashita
茂治 山下
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Fujitsu Telecom Networks Ltd
Original Assignee
Fujitsu Telecom Networks Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】常時出力を持つ電源装置において、補助電源回
路を持たずに、メイン電源出力と常時電源出力とを発生
することができるようにする。 【解決手段】制御IC13の制御パルスに応じてメイン
トランス11の一次巻線111 に接続されたスイッチン
グ用素子12のオン幅を制御してパルス電流を流し二次
巻線112 の発生電圧を整流してメイン出力を発生し、
制御ICのOCA端子に所定レベル以上の入力を与えた
とき動作を停止するコンバータ回路において、四次巻線
114 の電圧のピーク整流出力を入力して定電圧化され
た常時出力を発生する三端子レギュレータ53を設け、
三次巻線113 の出力を整流してコンデンサ56と抵抗
57の時定数に従って低下する制御用電圧を出力する回
路と、パワ・オフ時一次側に常時出力を供給されること
によって二次側が導通状態になって、制御用電圧を制御
ICのOCA端子に供給するフォト・カプラ54とを設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、常時出力を持つ電
源装置に関し、特に補助電源回路を持たずに、メイン電
源出力と常時電源出力とを発生することができる電源回
路に関するものである。
【0002】電子機器等においては、回路部分を動作さ
せるためのメイン電源に対して、メイン電源をオン,オ
フするための常時電源出力を持ち、常時電源出力は機器
の不使用時でも発生させておいて、これを利用してメイ
ン電源に対するオン,オフの制御を行なう方式が、一般
に用いられている。
【0003】このような常時電源出力は、これを発生さ
せるための補助電源回路を持たずに、メイン電源と共通
の、一つのコンバータ回路によって発生できるようにす
ることが望ましい。
【0004】
【従来の技術】従来、常時電源出力を持つ電源装置にお
いては、メイン電源回路の他に、補助電源回路を備え
て、常時電源出力を発生するようにしていた。
【0005】図3は、従来回路の構成例(1) を示したも
のであって、ACトランス回路を持つ電源回路形式を例
示している。図中、1はメイン出力を発生するためのメ
イン電源回路、2は常時出力を発生するためのACトラ
ンス回路、3はAC電源入力を整流してメイン電源回路
1とACトランス回路2に供給するための整流回路であ
る。
【0006】メイン電源回路1は、フォワード・コンバ
ータ回路からなり、トランス(メイントランス)11の
一次巻線111 に直列に接続されたFETからなるスイ
ッチング用素子12に対し、制御IC13の出力端子か
ら制御パルスを与えてオン,オフを制御して、整流回路
3の出力をスイッチングすることによって、二次巻線1
2 に矩形波からなる交流出力を発生する。
【0007】制御IC13は、三次巻線113 の出力電
圧を整流ダイオード14と平滑コンデンサ15とからな
る整流回路で整流して得た直流電圧によって動作して、
スイッチング用素子12に対して、オン,オフ制御用の
パルスを供給する。16は起動抵抗であって、電源回路
の起動時に制御IC13に直流電圧を供給する。
【0008】スイッチング用素子12のオン時、トラン
ス11の二次巻線112 の出力電圧を整流ダイオード1
7で整流し、チョーク・コイル19を経て平滑コンデン
サ20を充電するとともに、スイッチング用素子12の
オフ時、チョーク・コイル19の逆起電力によって転流
ダイオード18を経て平滑コンデンサ20を充電するこ
とによって、メイン出力を発生する。
【0009】この際、制御IC13は、制御入力(C)
端子にメイン出力電圧を帰還することによって、メイン
出力電圧の変化に応じて、制御パルスのオン比を変化さ
せるPWM制御を行なって、メイン出力電圧を常に一定
に保つように、メイン電源回路の動作を制御する。
【0010】また制御IC13はOCA(Over Current
Alarm)端子を有し、これにスイッチング用素子12の
電流値を検出した信号を加えることによって、この電流
値が規定値を超過したとき、制御IC13からの制御パ
ルスの出力を遮断して、メイン電源回路の動作を停止さ
せることができるようになっている。
【0011】ACトランス回路2では、トランス21の
一次巻線211 にAC入力を与えることによって、二次
巻線212 の発生電圧を整流ダイオード22,23を介
して整流し、三端子レギュレータ24を経て定電圧化し
た常時出力を発生する。
【0012】図4は、従来回路の構成例(2) を示したも
のであって、RCC(Ringing Choke Converter )回路
を持つ電源回路形式を例示している。図中、図3の場合
と同じものを同じ番号で示し、4は常時出力を発生する
ためのRCC回路である。
【0013】RCC回路4では、トランス41の一次巻
線411 に直列に接続されたスイッチング用トランジス
タ42に対し、三次巻線413 から与える制御入力がオ
フになったことによって電流がオフになったとき、トラ
ンス41の二次巻線412 に発生するパルスを、整流ダ
イオード43と平滑コンデンサ44とからなるピーク整
流回路で整流して、常時出力を発生する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の常
時電源出力を持つ電源装置では、メイン電源回路の他
に、ACトランス回路やRCC回路等の補助電源回路を
持ち、これから常時電源出力を発生するようにしてい
た。
【0015】そのため、部品点数が増大しコストが上昇
するとともに、電源装置の小型化を阻害する原因となっ
ていた。また、ACトランス回路は、RCC回路に比較
すれば部品点数は少なくてすむが、ACトランスの飽和
を防止するために、AC入力電圧範囲をある範囲に制限
する必要があった。
【0016】本発明は、このような従来技術の課題を解
決しようとするものであって、常時電源出力を持つ電源
装置において、部品点数を少なくすることができ、従っ
て安価であるとともに、電源装置を小型化することが可
能な、電源回路を提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の電源回路におい
ては、制御IC13から出力される制御パルスに応じて
トランス11の一次巻線111 に接続されたスイッチン
グ用素子12のオン幅を制御して電源からパルス電流を
流すことによってトランス11の二次巻線11 2 に発生
する電圧を整流してメイン出力を発生するとともに、制
御IC13のOCA端子に所定レベル以上の入力を与え
られたとき動作を停止するコンバータ回路において、ト
ランス11の四次巻線114 に、四次巻線電圧のピーク
整流出力を入力されて定電圧化された常時出力を発生す
る三端子レギュレータ53を設けるとともに、トランス
11の三次巻線113 の出力を整流してコンデンサ56
と抵抗57とによって定まる時定数に従って低下する制
御用電圧として出力する回路と、パワ・オフ時一次側に
常時出力を供給されることによって二次側が導通状態に
なって、この制御用電圧を制御IC13のOCA端子に
供給するフォト・カプラ54とを設ける。
【0018】本発明の電源回路では、パワ・オフ時、コ
ンバータ回路の制御ICのOCA端子に、時定数に従っ
て低下する制御用電圧を与えて、この電圧がOCA端子
入力の所定レベル以下になったとき、制御ICの最小オ
ン幅の制御パルスを出力して、スイッチング用素子12
にパルス電流を流すように制御することによって、この
ときの四次巻線電圧のピーク整流出力によって、三端子
レギュレータを経て定電圧化された常時出力を発生す
る。
【0019】この状態では、メイン出力として定格電圧
より十分低い電圧が出力されるので、メイン出力を供給
すべき装置部分は、不動作状態に保たれる。一方、パワ
・オン時には、制御ICのOCA端子には、上述の制御
用電圧が供給されないので、通常のメイン出力を発生す
ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を説明
する。図1は、本発明の電源回路の構成例を示したもの
であって、図中、図3および図4の場合と同じものを同
じ番号で示している。51は整流ダイオード、52は平
滑コンデンサ、53は三端子レギュレータ、54はフォ
ト・カプラ、55は整流ダイオード、56はコンデンサ
(容量値C)、57は抵抗(抵抗値R)、58はパワ・
スイッチである。また、図2は、図1に示された電源回
路における各部電圧を示し、(a) はAC入力電圧が低い
状態を示し、(b) はAC入力電圧が高い状態を示してい
る。
【0021】図1に示す回路において、トランス11と
スイッチング用素子12および制御IC13等からな
る、フォワード・コンバータ回路からなるメイン電源回
路の構成は、図3および図4に示されたものと同じであ
る。
【0022】四次巻線114 ,整流ダイオード51,平
滑コンデンサ52,三端子レギュレータ53からなる回
路は、常時電源回路を構成し、四次巻線114 に発生し
た電圧を整流ダイオード51と平滑コンデンサ52によ
ってピーク整流し、三端子レギュレータ53を経て定電
圧化することによって、常時出力を取り出すようになっ
ている。
【0023】メイン出力を発生しない場合(パワ・オフ
時)には、パワ・スイッチ58をオンにして常時出力か
らフォト・カプラ54の一次側に電流を流すことによっ
て、フォト・カプラ54の二次側をオンの状態にする。
これによって、制御IC13のOCA端子には、三次巻
線113 の電圧をダイオード55を経て整流し、コンデ
ンサ56で平滑化した電圧VOCA が印加される。
【0024】電圧VOCA は、図2に示されるように、三
次巻線113 の最大電圧Vから、時定数RCに従って低
下するが、電圧VOCA が制御IC13のOCA端子の検
出レベル以上のときは、制御IC13は動作しない。従
って、スイッチング用素子12は不導通の状態にあっ
て、ドレイン−接地間の電圧VO は、DC入力電圧に保
たれている。
【0025】電圧VOCA が制御IC13のOCA端子の
検出レベルより低くなると、制御IC13が動作して制
御パルスを出力するので、スイッチング用素子12にパ
ルス電流が流れる。これによって、電圧VOCA が上昇し
て制御IC13が不動作となり、スイッチング用素子1
2は再び不導通の状態になる。
【0026】このように、フォワード・コンバータ回路
は、間欠発振を行なう状態になるが、この場合の制御I
C13の制御パルスは、最小のオン幅となるので、トラ
ンス11の二次巻線112 の出力パルスのオン幅は最小
となり、従ってメイン出力電圧は、例えば定格出力電圧
の場合の10%以下となるので、メイン出力が供給され
る装置各部は、不動作の状態に保たれる。
【0027】一方、常時電源回路では、この状態でも、
四次巻線114 の出力電圧を整流ダイオード51,平滑
コンデンサ52によってピーク整流しているので、三端
子レギュレータ53の入力側には、十分な大きさの直流
電圧を発生し、従って常時出力として、所要の電圧を発
生することができるとともに、前述のように、制御IC
13を動作状態にすることができる。
【0028】AC入力電圧が変動した場合でも、制御I
C13に対する入力電圧が変化して、図2に示すよう
に、フォワード・コンバータ回路の間欠発振の周期が変
動するとともに、オン幅も変化するため、三端子レギュ
レータ53の動作とあいまって、常時出力電圧は一定に
保たれる。
【0029】また、メイン出力を発生する場合(パワ・
オン時)には、パワ・スイッチ58をオフにして、フォ
ト・カプラ54の二次側をオフの状態にする。これによ
って、制御IC13のOCA端子には、三次巻線113
の出力に基づく電圧VOCA が印加されなくなるので、制
御IC13は正常な動作状態となり、スイッチング用素
子12は通常のオン幅で動作して、メイン出力に規定電
圧を発生する。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、常
時出力を持つ電源装置において、メイン電源出力と常時
電源出力とを一つのコンバータ回路から発生させるよう
にしたので、部品点数を少なくすることができ、電源装
置を安価に構成できるとともに、電源装置の小型化を達
成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電源回路の構成例を示す図である。
【図2】図1に示された電源回路における各部電圧を示
す図であって、(a) はAC入力電圧が低い状態を示し、
(b) はAC入力電圧が高い状態を示す。
【図3】従来回路の構成例(1) を示す図である。
【図4】従来回路の構成例(2) を示す図である。
【符号の説明】
11 メイントランス 12 スイッチング用素子 13 制御用IC 51 整流ダイオード 52 平滑コンデンサ 53 三端子レギュレータ 54 フォト・カプラ 58 パワ・スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御ICから出力される制御パルスに応
    じてトランスの一次巻線に接続されたスイッチング用素
    子のオン幅を制御して電源からパルス電流を流すことに
    よって該トランスの二次巻線に発生する電圧を整流して
    メイン出力を発生するとともに、該制御ICのOCA端
    子に所定レベル以上の入力を与えられたとき動作を停止
    するコンバータ回路において、 前記トランスの四次巻線に、該四次巻線電圧のピーク整
    流出力を入力されて定電圧化された常時出力を発生する
    三端子レギュレータを設けるとともに、 前記トランスの三次巻線の出力を整流してコンデンサと
    抵抗とによって定まる時定数に従って低下する制御用電
    圧として出力する回路と、パワ・オフ時一次側に前記常
    時出力を供給されることによって二次側が導通状態にな
    って、該制御用電圧を前記制御ICのOCA端子に供給
    するフォト・カプラとを設けたことを特徴とする電源回
    路。
JP34702496A 1996-12-26 1996-12-26 電源回路 Pending JPH10191634A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001037223A (ja) * 1999-07-21 2001-02-09 Murata Mfg Co Ltd スイッチング電源回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001037223A (ja) * 1999-07-21 2001-02-09 Murata Mfg Co Ltd スイッチング電源回路

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