JPH10191425A - Dect/gsm外部ハンドオーバ - Google Patents

Dect/gsm外部ハンドオーバ

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JPH10191425A
JPH10191425A JP9315758A JP31575897A JPH10191425A JP H10191425 A JPH10191425 A JP H10191425A JP 9315758 A JP9315758 A JP 9315758A JP 31575897 A JP31575897 A JP 31575897A JP H10191425 A JPH10191425 A JP H10191425A
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    • H04L1/18Automatic repetition systems, e.g. Van Duuren systems
    • H04L1/1867Arrangements specially adapted for the transmitter end
    • H04L1/1887Scheduling and prioritising arrangements
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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部ハンドオーバ中のデータの損失を防止す
るようにDECTポータブル部分のハンドオーバを制御
する方法を提供する。 【解決手段】 データサービスを与える間に第1のDE
CT固定部分から第2のDECT固定部分へのDECT
ポータブル部分のハンドオーバを制御する方法が提供さ
れる。両固定部分は、GSM移動交換センターと通信す
る。この方法において、第1の固定部分は、ハンドオー
バが要求されたことを検出し、それ自身と移動交換セン
ターとの間のリンクの制御の変更に応答して、第1の固
定部分からポータブル部分により受け取られないデータ
について移動交換センターへの確認を禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DECT/GSM
インターワーキングにおける外部ハンドオーバに係り、
より詳細には、外部ハンドオーバ中のデータ損失の防止
に係る。
【0002】
【従来の技術】図1は、GSM(移動用のグローバルシ
ステム)通信システムとインターワーキングする2つの
DECT(デジタルヨーロピアンコードレス電話)通信
システムを示す。各DECTシステムは、固定部分1及
び2を備えている。各固定部分は、クラスター制御の固
定部分(CCFP)3、4と、各CCFPに各々接続さ
れた無線固定部分(RFP)5、6、7、8とを備えて
いる。CCFPは、Aインターフェイス9を経てGSM
移動サービスセンター(MSC)10に接続される。D
ECTポータブル部分(PP)のハンドセット11、1
2は、これが範囲内にあるときにRFPとワイヤレス通
信することができる。ポータブル部分があるRFP
(「古い」RFP)の範囲から別のRFP(「新たな」
RFP)の範囲へと移動するときは、ポータブル部分と
のワイヤレス通信のハンドオーバが必要となる。同じC
CFPの制御のもとにある2つのRFP間でハンドオー
バが行われるときには(図1のハンドオーバ13)、デ
ータ損失保護を伴う内部ハンドオーバと称する手順にお
いてDECTシステムによりこれを行うことができる。
MSCにより係留された異なるCCFPの制御のもとに
ある2つのRFP間でハンドオーバが行われるときには
(図1のハンドオーバ14)、その手順は、外部ハンド
オーバとして知られている。
【0003】以下に示す文書〔14〕は、ベアラサービ
スの実施を定義している。これは、DECT/GSMイ
ンターフェイスにおいてGSMエラー修正プロトコルR
LPがDECT固定部分のインターワーキングユニット
(IWU)に終端され、そしてDECTエアインターフ
ェイス(Cデータプロファイルに基づく)が、MAC
(媒体アクセス制御)レイヤプロトコルの再送信により
及びLAPUプロトコルを再送信するDLC(データリ
ンク制御)レイヤによりDECTエアインターフェイス
を経てそれ自身のエラー修正を行うことをベースとして
いる。このプロトコルモデルが図2に示されており、ブ
ロック15は、DECTポータブル部分を示し、ブロッ
ク16は、DECT固定部分を示し、そしてブロック1
7は、GSM移動交換センターインターワーキングユニ
ットを表す。従って、この標準的な実施においては、R
LP及びLAPUプロトコルが独立して機能し、即ちR
LPプロトコルは、GSMとDECTとの間でAインタ
ーフェイス(図2の18)を経て動作し、そしてLAP
Uプロトコルは、DECTエアインターフェイス(図2
の19)を経て動作する。LAPUプロトコルは、CC
FPからPPまで全体にわたって動作し、従って、DE
CT内部ハンドオーバにおいてデータが失われる状態
は、DECT MACレイヤエラー修正又はLAPUの
いずれかによって考慮することができる。しかしなが
ら、外部ハンドオーバーの場合には、エラー修正がクリ
アされない。
【0004】この文書においては、GSM非透過的サー
ビスを提供するのに使用されるプロトコルは、GSM
AインターフェイスLAPプロトコルと称する。このプ
ロトコルの現在の例は、RLPであるが、将来は他のプ
ロトコル(V.120のような)も使用できる。ある状
態において、この文書では、RLPが一例として使用さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】過去において、DEC
T/GSMインターワーキングの仕様は、外部ハンドオ
ーバを考慮していない。しかしながら、データが転送さ
れる間に外部ハンドオーバが行われる場合には、データ
が失われることがある。このため、RLP及びLAUP
システムは、独立して機能する。MSCは、送信データ
フレームがその最終的な行先(ポータブル部分)へ到達
する前に、そのフレームの確認(DECT固定部分によ
り送られた)を受け取る。外部ハンドオーバが生じそし
てフレームが誤ったCCFPへ送られた場合には、それ
がポータブル部分へ送られることはない。
【0006】図3は、DECTポータブル部分のユーザ
によりデジタル形態でシステムに与えられたか又はシス
テムによりデジタル形態でそのユーザに与えられるべき
データを表す信号をシステムが搬送し、データフレーム
(Iフレーム)は、移動着信方向(即ち、MSCからF
Pへの方向)に転送され、次いで、DECT LAPU
を用いて、DECTエアインターフェイスを経て転送さ
れるようなデータサービスの状態を示す。第1のIフレ
ームは、20において、MSC21のインターワーキン
グファンクションから第1の固定部分(FP1)22へ
通される。FP1は、受け取ったフレームを23におい
て確認し、次いで、データを24においてDECT L
APUを用いてポータブル部分25へ送る。PPは、デ
ータを26において確認する。次いで、FP1からFP
2へのPPの外部ハンドオーバが(27において)生じ
ると、FP1は、MSCへの次のフレームを(28にお
いて)確認するが、それをPPに送信することはできな
い。FP2は、フレームを有していないので、PPへデ
ータを再送信することはできない。更に、IWFにおい
て、GSM LAP送信ウインドウは、Iフレームの確
認が首尾良く終わった後に増加され、そしてRLPバッ
ファからデータが失われている。
【0007】図4は、移動発信送信の状態を示す。この
場合には、PPがデータを(29において)FP2へ再
送信できるので、データが失われることはない。しかし
ながら、PPは、新たなU平面リンクにわたって同じL
APU接続を続けることができねばならず、従って、F
P2のインターワーキングユニットは、古いリンクの状
態変数(送信及び受信カウンタ)の状態を知ることがで
きねばならない。従って、外部ハンドオーバ中にデータ
がポータブル部分(PP)に向かって送られるときに大
きな問題に遭遇する。本発明の1つの目的は、この問題
に対処することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の特徴によ
れば、第1及び第2の両方のDECT固定部分がGSM
移動交換センターと通信するようにしてデータサービス
を提供する間に第1のDECT固定部分から第2のDE
CT固定部分へのDECTポータブル部分のハンドオー
バを制御するための方法において、第1の固定部分は、
ハンドオーバが要求されたことを検出し、そしてそれ自
身と移動交換センターとの間のリンクの制御の変更に応
答して、第1の固定部分からポータブル部分により受け
取られないデータについての移動交換センターへの確認
を禁止するという方法が提供される。
【0009】好ましくは、第1の固定部分は、ポータブ
ル部分からの要求(例えば、{MM−INFO−REQ
UEST})、又は移動交換センターからのコマンド
(例えば、{HANDOVER COMMAND})を
検出することによりハンドオーバが要求されたことを検
出できる。第2の固定部分へのポータブル部分のハンド
オーバの際に、好ましくは、第2の固定部分は、移動交
換センターとのリンクにリセットを与える。このリセッ
トは、好ましくは、リンクを経てRLPエンティティを
リセットする。リンクは、SABMメッセージによって
リセットされるのが適当である。
【0010】ハンドオーバが要求されたことを検出する
のに応答して、第1の固定部分は、好ましくは、それ自
身と移動交換センターとの間のリンクの流れを制御す
る。第1の固定部分は、U平面及び/又はRLP及び/
又はデータ流の流れ制御を行うこともできる。流れ制御
は、ビットXを用いて行われる。第2の固定部分へのポ
ータブル部分のハンドオーバの際に、第2の固定部分
は、好ましくは、移動交換センターとのリンクにおける
流れ制御を解除する。固定部分のインターワーキングユ
ニットが上記制御の変更を実行するのが好ましい。
【0011】以下に詳細に説明するように、1つの好ま
しい方法は、次の段階の1つ以上を使用する。 − 外部ハンドオーバ手順を検出した際に、「古い」固
定部分のインターワーキングユニットは、RLP及び/
又はビットXを用いるデータ流の流れ制御を行い、そし
てそのバッファの残りのデータをLAPUリンクを経て
ポータブル部分へ送信する。 − 次いで、U平面リンクが存在してFP1 IWUバ
ッファを空にする限りMSC方向にデータを送信するこ
とができる。 − DECT U平面のLAPUリンクが開始された後
に「新たな」固定部分IWUとMSCとの間のリンクが
確立されたときにその「新たな」固定部分IWUに新た
なRLPエンティティが形成される。
【0012】− 「新たな」固定部分IWUとMSC
IWFとの間にリンクが確立されると、「新たな」FP
IWUは、SABMコマンドを発生することによりR
LPリンクをリセットし、そして流れ制御がまだ解除さ
れていない場合にはそれを解除する。 − 次いで、「新たな」固定部分IWUを通るデータト
ラフィックが通常通りに行われる。
【0013】本発明の第2の特徴によれば、第1及び第
2の両方のDECT固定部分がGSM移動交換センター
と通信するようにしてデータサービスを提供する間に第
1のDECT固定部分から第2のDECT固定部分への
DECTポータブル部分のハンドオーバを制御するため
の方法において、第1の固定部分は、ポータブル部分と
のリンクと移動交換センターとのリンクとの間で所定の
マッピングに基づいてプロトコルメッセージを中継し、
第1の固定部分からポータブル部分により受け取られな
いデータについての移動交換センターへの確認を禁止す
るという方法が提供される。
【0014】好ましくは、マッピングは、2つの上記リ
ンクのプロトコルメッセージ間の1対1のマッピングで
ある。マッピングは、次のマッピングの少なくとも1つ
を含むのが適当である。RECEIVE READY が RECEIVE REA
DYにマップされる;RECEIVE NOT READY が RECEIVE NOT
READYにマップされる;データフレーム(例えば、DECT
Iフレーム)がデータフレーム(例えば、RLPI+S フレ
ーム)にマップされる。
【0015】第1の固定部分とポータブル部分との間の
リンクの上記プロトコルメッセージは、好ましくは、D
ECT LAPUプロトコルメッセージである。第1の
固定部分と移動交換センターとの間のリンクの上記プロ
トコルメッセージは、好ましくは、例えば、RLPメッ
セージのようなGSM LAPプロトコルメッセージで
ある。本発明の第3の特徴によれば、GSM移動交換セ
ンターと、この移動交換センターと通信するDECT固
定部分と、この固定部分と通信するDECTポータブル
部分とを備え、少なくともポータブル部分へデータサー
ビス通信を与える際に移動交換センターとポータブル部
分との間の全ての経路にプロトコルが適用される通信シ
ステムが提供される。
【0016】好ましくは、上記プロトコルは、GSM
LAPプロトコルであり、この場合に、ポータブル部分
は、好ましくは、そのプロトコルに基づいて信号をエン
コード及びデコードするための手段を備えている。この
プロトコルは、データをフレームに分割するのが適当で
あり、これらフレームの各々は、単一のDECTデータ
リンク制御フレームにおいてポータブル部分と固定部分
との間で通信される。上記プロトコルは、DECT L
APUプロトコルでもよく、この場合に移動交換センタ
ーは、好ましくは、このプロトコルに基づいて信号をエ
ンコード及びデコードするための手段を備えている。
【0017】好ましくは、固定部分は、プロトコルに基
づいて信号をエンコード又はデコードしないインターワ
ーキングユニットを備えている。好ましくは、プロトコ
ルのレベルにおいて、信号は、不変のまま固定部分に通
される。好ましくは、本発明による方法及びシステム
は、DECTポータブル部分へのデータサービスの提供
中に、即ちDECTポータブル部分がデジタル情報を表
す信号を送信又は受信しているときに、外部ハンドオー
バが生じた場合に、データが失われるのを回避、減少又
は少なくとも禁止する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明を詳細に説明する。上記の問題は、3つの部分に分け
ることができる。 1.GSM AインターフェイスのLAP及びRLPイ
ンターワーキングをいかに取り扱うか。 2.外部ハンドオーバ中にLAPUはいかに機能しなけ
ればならないか。新たなDECTエアインターフェイス
リンクを経てその動作を継続しなければならないか、そ
してもしそうであれば、LAPUの状態を新たなFPへ
いかに搬送すべきか。或いは又、新たなLAPUを初期
化すべきか。 3.外部ハンドオーバの後にRLPが新たなFP(PP
を受信するFP)においていかに機能するか。RLPを
リセットすべきか又は古い状態から継続するように試み
るべきか。
【0019】文書〔5〕の仕様は、外部ハンドオーバの
発生を制限するものではない。音声コール中に、外部ハ
ンドオーバは、U平面接続に厳密に関連され、即ちU平
面がまだ接続されていない場合には、外部ハンドオーバ
はおそらく生じない。外部ハンドオーバは、コール又は
コール確立の種々の段階で発生する。古い接続と並列に
新たなFPへの接続を確立しなければならないことが規
定されている。最良の場合に、古い接続は、通常は、F
Pが「外部ハンドオーバ解除」のための指示と共に{C
C−RELEASE}を送信することによって解除され
る。しかしながら、古いFPへの接続は、外部ハンドオ
ーバ手順の中間において遮断され(例えば、不良接続に
より)、データ損失を招くことがある。この状態におい
て、PPは、新たなFPへの外部ハンドオーバを試みる
のに5秒までを要する。接続の確立は、最初のコールの
コール確立段階に既に受け取られたパラメータに基づく
か又はMM手順と共に行うことができる。
【0020】非透過的ベアラサービス転送中のデータ損
失を減少する目的で、DECT/GSMハイブリッドシ
ステムにおける外部ハンドオーバに対する4つの解決策
について以下に説明する。 1.FPを介在せずにDECT/GSMにおいて外部ハ
ンドオーバ機構を透過的に実施し、Aインターフェイス
にわたってLAPプロトコルを使用する(例えば、DE
CT PPへの全ての経路にRLPを搬送する)。従っ
て、外部ハンドオーバが生じた場合に、Aインターフェ
イスLAP(RLP)再送信機構を端から端へ自動的に
使用することができる。 2.FP IWUは、外部ハンドオーバ状態を確認し、
そして外部ハンドオーバの処理中に、Aインターフェイ
スLAPフレームの送信についての確認をMSC IW
Fへ与えないことにより、通常とは異なるように動作す
る。これは、新たなFPへのメッセージ(データフレー
ム)の再送信を生じさせる。
【0021】3.CデータプロファイルLAPUレイヤ
がDECTエアインターフェイスにより使用されて、A
インターフェイスLAPレイヤ確認をマップする。これ
は、DECT PPへの全ての経路に確認送信を生じさ
せる。外部ハンドオーバが生じた場合には、RLP再送
信機構を自動的に使用することができる。 4.LAPUは、MSCへの全ての経路で実行できる。
これは、MSC IWFにおける変更及び開放Aインタ
ーフェイスの表示を必要とする。
【0022】第1の解決策は、GSM Aインターフェ
イスLAP(例えば、RLP再送信機構)がPPとIW
Fとの間で端から端へと実行されるという考え方に基づ
く。これは、PPにおける全GSM LAP(RLP)
プロトコルサポートを必要とする。第2及び第3の解決
策では、データ転送のDECT及びGSM部分がそれら
自身のLAPプロトコルを使用する。第2の解決策にお
いては、これらプロトコル間の厳密なマッピングが必要
とされる。第4の解決策は、DECT特有のLAPプロ
トコルを端から端まで使用し、GSM IWFにおける
LAPUの完全サポートが必要とされる。これら解決策
について、以下に詳細に説明する。
【0023】解決策1:GSM LAPプロトコルがP
Pへの全ての経路で実行される この解決策では、Aインターフェイスにわたって使用さ
れるGSM LAPプロトコルは、DECTエアインタ
ーフェイスを経て搬送され、そしてデータエラーの回復
は、PPとGSM IWFとの間で端から端へと行われ
る。一般的な構成が図5に示されている。DECTエア
インターフェイスを経て(例えば)RLPを与えるため
にエアインターフェイスプロトコルを定義しなければな
らない。このようなプロトコルの一例を以下に説明す
る。DECTエアインターフェイスのプロトコルを最も
効率的に使用するためには、使用されるべきデータフレ
ーム(例えば、RLPデータフレーム)がDLCレイヤ
フレームに厳密に適合するのが好ましい。
【0024】この解決策を実施するには3つの選択肢が
あり、即ちDLC LU1の使用、DECTデータプロ
ファイルの使用、及びDLC UL7の使用である。
【0025】DLC LU1サービス FU1フレームを伴うDLC LU1サービスは、通常
のスピーチ送信に使用される。しかしながら、これは、
データ送信に使用することもできる。1つの選択肢は、
MSCレイヤの非保護即ち保護されないサービスと共に
DLC UL1サービスを使用することである。従っ
て、DECTエアインターフェイスを経て変更なしにG
SMデータが転送される。
【0026】非透過的データが転送されるときには、2
40ビット(30バイト)の長さのRLPフレームをF
U1フレームに適合しなければならない。非透過的な性
質を維持すべき場合には、フレームのいかなる部分も切
断できず、例えば、エラー検出のためにはFCSフィー
ルドが必要とされる。到達し得る正味データレートはG
SMの場合と同様に計算され、即ちレートは、実際には
ユーザデータレートであり、以下のテーブルに示す。R
LPフレームは、FU1フレームに厳密に適合しないの
で、何らかの充填オクテットをフレームの終りにに追加
しなければならない。RLPフレームサイズの一例は、
240ビットRLPである。476又は576ビットフ
レームのような他のフレームサイズを使用してもよい。 DECTエアインタ MACレイヤ フェイスの正味ユー モード FU1サイズ RLPフレーム ザデータ送信レート 全スロット/ 40バイト 1フレーム+ 19.2 kbps 非保護 10バイト充填 二重スロット/ 100 バイト 3フレーム+ 57.6 kbps 非保護 10バイト充填 全スロット/ 32バイト 1フレーム+ 19.2 kbps 保護 2バイト充填 二重スロット/ 80バイト 2フレーム+ 38.4 kbps 保護 20バイト充填
【0027】図6は、240ビットのRLPフレームが
16の充填ビットと共にFU1フレームに適合される全
スロット/保護の場合を示す。上記テーブルに示したよ
うに、単一のスロットを有するDECTシステムは、現
在は9.6kbps(9.6キロビット/s)の所要最
小GSMレートを容易に与えることができる。これは、
例えば14.4kビット/sのような高いレートにも使
用でき、従って、このDECTインターワーキング解決
策は、GSMHSCSD及び改善されたDECT/GS
Mベアラサービスのような将来のGSMサービスにも使
用できる。
【0028】データレートは、フレームのサイズに依存
する。スループットは、より多くのタイムスロットを割
り当てることにより増加できる。付加的なタイムスロッ
トを使用するときには、データレートが、1つのタイム
スロットで与えられるものの倍数となる。この選択肢
は、次の効果を有する。 − 特に、非保護の単一のスロットが使用され、そして
エアインターフェイス解決策が標準的なDECT音声実
施をベースとするもので、僅かな変更しか伴わない場合
には、容易に実施できる。 − このシステムは、基本的にGSMシステムをベース
とし、一方、DECTは、単にGSMデータのベアラで
ある。これは、特に、GSM RLPプロトコルのエン
ティティを使用できるDECT/GSM二重モデルター
ミナルに対して魅力的なものである。
【0029】DECTデータプロファイル この選択肢は、A/Bデータプロファイル(文書〔1
9〕及び〔20〕参照)又はCデータプロファイル(文
書〔20〕参照)をRLPと共に使用する。A/B及び
Cプロファイルは、長さ及びシーケンスフィールドをも
つFU6フレームと、MAC lpエラー修正サービス
とを使用する。このサービスは、16ビットのCRCチ
ェックフィールドをパケットの終りに追加する。Cプロ
ファイルにおいては、付加的な2つのオクテットがヘッ
ダ情報として使用される。FU6フレームのサイズは、
32バイトであり、その2バイトは制御情報、そして残
りの30バイトはデータである。
【0030】A/BプロファイルのLU2チェック和フ
ィールドがRLPパケットの終りに追加されない場合に
は、フレームがFU6フレームに厳密に適合する。RL
Pが既にエラーチェックシーケンスを含んでいるので、
チェック和フィールドは必要とされない。この場合に、
RLPは、再送信等を考慮する。この状態が図7に示さ
れている。しかしながら、DECTチェック和フィール
ドを使用しないと、DECT規格に違反することに注意
されたい。次のテーブルは、モデム信号転送(L2RB
OP/L2RCOP)及びヘッダ並びにFCSフィール
ドを除くデータレート、即ち実際のユーザデータを示
す。 プロファイル レート Aプロファイル 19.2 kbps 両方向 Bプロファイル ベアラ19.2 kbps から最大230.4 kbpsまで 両方向又は 441.6 kbps 単一方向 Cプロファイル 9.6 kbps 両方向
【0031】FU6チェック和がフレームに使用される
場合には、RLPフレームがLU2により2つのタイム
スロットにセグメント化される。従って、RLPフレー
ムの最初の224ビットは、第1のタイムスロットにお
いて送信され、そして残りの16ビットは、充填データ
が満たされた残りのフレームと共に、次のタイムスロッ
トにおいて搬送される。従って、単一のRLPフレーム
(即ち192ビットのユーザデータ)を送信するのに2
0msを要し、9.6kbpsのデータレートとなる。
これは、GSMデータレートと同じであるが、DECT
エアインターフェイスを非常に効率的に使用するもので
はない。というのは、ユーザには、24kbpsのDE
CTレートから9.6kbpsしか与えられないからで
ある。この問題は、2つ以上のRLPフレームをLU2
サービスへとマップしそしてこのようにDECTエアイ
ンターフェイスを良好に使用することにより対処するこ
とができる。しかしながら、RLPフレームは連続的に
到着しないので、レートが低下し、そしてFP IWU
がRLPフレームの到着を長時間待機するのを防止する
ために、ある形式のアルゴリズムを定義しなければなら
ない。フレーム形式FU3、FU4又はFU5(文書
〔4〕参照)が使用される場合にも、同じ問題に遭遇す
る。
【0032】この選択肢は、次の効果を有する。 − 無線インターフェイスは、他のDECTデータ装置
に適合する。これは、異なる製造者のDECTデータ装
置をインフラストラクチャーと共に使用できるようにす
る。 − 二重モードターミナルを他のDECTデータネット
ワークへのアクセス装置として使用することができる。
【0033】DLC LU7サービス この選択肢においては、LU7サービス(文書〔4〕参
照)が送信に使用される。この場合、3つの240ビッ
トRLPフレームが72kbpsのフレーム構造に厳密
に適合できる。これは、最大57.6kbpsのユーザ
レートを与える。しかしながら、LU7サービスは、実
施が若干複雑であり、二重スロットを使用し、その効率
は明確でない。この選択肢は、ターミナルが少なくとも
U平面DLCレベルにおいてISDN互換性を与えるこ
とができるという効果を有する。
【0034】一般に、上記解決策は、RLPとFPにお
けるLAPUの状態を一致させるのが簡単であるという
利点を有する。新たなDECTエアインターフェイスの
U平面接続を経てLAPUを実行する必要もない。又、
この解決策は、DECTとGSMの接続間で継ぎ目のな
いハンドオーバをサポートすることもできる。その欠点
は、PPがGSM特有のプロトコル(例えば、RLP)
を実行しなければならず、これは、GSMアクセスベア
ラサービスにしか使用できず、他のものに使用できない
ことである。しかしながら、例えば、Aインターフェイ
ス及びDECTエアインターフェイスにおいてV.12
0プロトコルが使用される場合には、この解決策が更に
一般的なものとなる。以下のテーブルは、異なる選択肢
の効果と欠点を簡単に示す。
【0035】 選択肢 効果 欠点 標準 LU1 サービス DECT音声ターミナルに エラー率が高い 準備済 おいて容易に且つ速や かに実施できる DECTデータ データプロファイル エアインターフェ 準備済 プロファイル の互換性 イスプロファイル の利用性が悪い DECT/ISDN LU7 ISDN互換性 複雑な使い方の 準備済 サービス 二重スロット
【0036】解決策2:能動的FP IWU この解決策では、GSM LAPレイヤが、現在仕様
(文書〔14〕参照)に定義されたように、FP IW
Uに終端される。FP IWU機能は、ある特定のルー
ルに基づいて外部ハンドオーバ状態を考慮し、換言すれ
ば、FPは、外部ハンドオーバが発生しようとしている
ことに気付くときには通常とは異なるように振る舞う。
【0037】DECT LAPU及びGSM LAPプ
ロトコルは、できるだけ独立して機能し、例えば、DE
CTエアインターフェイスのLAPUの確認は、GSM
LAPへはマップされず、そしてLAPU及びGSM
LAPのリンクパラメータは、互いに一致してセット
されない。従って、個別のデータリンクの必要性につい
て考えられる最良の方法で独立リンクが構成される。こ
れが図8に示されている。
【0038】GSM LAPからの到来データは、DE
CT LAPUバッファにバッファされ、そしてLAP
Uフレームのサイズのパケットにおいて送信される。逆
方向のトラフィックに対しても、同じバッファ動作及び
再フレーミングが行われる。プロトコル(RLP及びL
APU)に定義されたように、プロトコルバッファにお
いてIフレームが送信を待機していない場合は、受け取
ったIフレームが受信レディ(RR)フレームで確認さ
れる。その結果、プロトコルのタイマーを著しく調整し
なくてもよい。というのは、端−端確認のためにエンテ
ィティを待機させなくてよいからである。
【0039】図9は、データ流及び信号の一例を示す。
ある転送ルールを確立しなければならない。FPは、P
Pから{MM−INFO−REQUEST}を受け取る
(図9の30において)か、或いはMSCから{HAN
DOVER COMMAND}を受け取る(31におい
て)ときに外部ハンドオーバの開始を確認することがで
きる。おそくとも、古いFPは、古い接続が解除された
ときにMSCへのデータ送信を停止しなければならな
い。
【0040】FPは、外部ハンドオーバが発生しようと
していることに気付くと、MSC及びPPへのデータ送
信を停止する。PPは、外部ハンドオーバを開始し、U
平面の流れ制御を行う。その結果、LAPUは、Rec
eive Not Ready(RNR)を他のピアエ
ンティティへ送信し、そしてFP IWUは、RNRを
MSC IWF及び他端のアプリケーションに送信す
る。従って、そのエアインターフェイスを経てPPへは
それ以上のデータが搬送されない。接続の遮断が生じた
場合(例えば、PPがその範囲から消えた場合)には、
FP IWUは、MSCへの送信データについてのGS
M LAP確認を送信してはならない。これにより、L
APのタイマーが経過したときに、GSM IWFのG
SM LAPレイヤエンティティにより、考えられる新
たなFPへのデータフレームの再送信が行われる。
【0041】RLPリンクは、FPとMSCとの間での
み実行されるので、外部ハンドオーバ状態においては、
RLPリンクを新たなFPとMSCとの間に再確立しな
ければならない。新たなFP IWUは、古いリンクに
おけるRLPエンティティの状態を知らないので、外部
ハンドオーバの際には、古いリンクのFPがSABMメ
ッセージを発生することによりRLPエンティティへの
リセットを呼び出す。(これは、両RLPエンティティ
のリセットを招く。)しかしながら、MSCのあるRL
Pフレームは、RLPリンクリセットのために失われ
る。別の方法としては、新たなFPが、新たなFP R
LPエンティティを発生することにより、MSCがチェ
ックポイント回復を呼び出すまで待機し、状態情報を受
け取る(これは、GSM 04.22の第5.3.3.
2項、文書〔21〕に説明されている)。次いで、新た
なRLPは、任意のN(R)番号を伴うRRを発生する
ことによりRR情報を返送することができる。これは流
れ制御を解除し、データ送信が継続する。しかしなが
ら、あるデータフレームが失われるか、又はあるフレー
ムが2回送信されることがある。
【0042】この解決策は、確立される解決策に対して
若干の変更を必要とする。しかしながら、このルール
は、厳しいものではなく、特に、RLPがRLPエンテ
ィティにおいてリセットされる場合には、データが若干
失われることがある。従って、ハンドオーバの前のリン
クの流れ制御が重要となる。
【0043】解決策3:DECT LAPUとGSM
AインターフェイスLAPプロトコルとの間のインター
ワーキング この解決策によれば、DECT LAPUレイヤはの確
認は、GSM LAP確認へとマップされる。従って、
確認は、端から端へと実行される。その結果、考えられ
るデータエラーは、複合GSM LAP/DECT L
APUレイヤエラー修正機構により修正される。このイ
ンターワーキングに対しては、以下に述べるように、全
LAPインターワーキングと半LAPインターワーキン
グの2つの選択肢がある。プロトコルスタックが図10
に示されている。
【0044】全LAPU/GSM LAPインターワー
キング この選択肢においては、GSM LAPレイヤメッセー
ジがDECT LAPUレイヤと完全にインターワーキ
ングされる。ほとんどの部分に対し、LAPUエンティ
ティファンクションは、文書〔21〕に規定されたGS
M LAPレイヤの手順及び状態に従う。即ち、PPの
LAPUレイヤは、できる限りGSMLAPレイヤのよ
うに振る舞う。この効果は、PPのLAPUエンティテ
ィが、GSM IWFのRLPエンジンに対してピアエ
ンティティのように機能し、従って、端から端の完全な
機能を与えることである。しかしながら、この形式のシ
ステムを構成することは困難である。というのは、LA
PU及びGSM LAP(RLP)プロトコルの性質及
び特徴が異なるからである。
【0045】図11は、データ流及び信号の一例を示
す。
【0046】このシステムにおいては、LAUP及びR
LPは、FP IWUにおいて完全にインターワーキン
グされる。コール設定段階では、{CC−SETUP}
メッセージにおいて(図11の32)、LAPUウイン
ドウサイズ、PDU長さ及びLAPU再送信タイマーの
パラメータがネゴシエーションされる。これらのパラメ
ータは、RLPインターワーキングと整列され、従っ
て、PDU長さは、LAPUが単一のLAPUフレーム
においてRLPユーザデータとして保持できる値を有す
る。ウインドウサイズは、1から7の間のいずれでもよ
い。というのは、RLPがこれらの長さをサポートでき
るからである。LAPUの再送信タイマーは、少なくと
もLAPUデフォールト値をRLPリンクのラウンドト
リップ遅延に加えた値を有していなければならない。R
LP XIDは、DECTの要件に一致させるようにR
LPパラメータをネゴシエーションするのに使用され
る。両方向におけるRLPウインドウサイズ(kパラメ
ータ)は、LAPUと同じであるが、LAPUの限界で
ある7以下である。タイマーT1(確認タイマー)及び
T2(再生遅延)の値は、二重リンク長さ(LAPU及
びRLP)を考慮するように適用にネゴシエーションさ
れる。
【0047】FP IWUは、以下のテーブルに示すよ
うに、LAPU及びRLPメッセージ及びパラメータを
1対1でマップする。従って、各DECT LAPU
Iフレームは、1つのGSM RLP Iフレーム(I
+Sフレーム)の内容を保持する。S及びUフレーム
は、LAPUとRLPとの間にマップされる。 LAPUメッセージ RLP パラメータマッピング SABM SABM P/FLAPU=P/FRLP UA UA P/FLAPU=P/FRLP DECT CC XID LAPU/RLPパラメータ メッセージ情報 ネゴシエーション (テキスト参照) Iフレーム I+Sフレーム N(S)LAPU=N(S)RLP N(R)LAPU=N(R)RLP P/FLAPU=P/FRLP RR RR N(R)LAPU=N(R)RLP P/FLAPU=P/FRLP RNR RNR N(R)LAPU=N(R)RLP P/FLAPU=P/FRLP REJ REJ N(R)LAPU=N(R)RLP P/FLAPU=P/FRLP − SREJ マッピングなし − DISC マッピングなし DECTは LLME LAPUリンクを 解除しなければならない − DM マッピングなし − NULL マッピングなし − TEST マッピングなし
【0048】この機能の結果として、RLP及びLAP
Uのファンクションは、互いに同期され且つ互いにほと
んど一致し、最適な端−端エラー回復を与える。外部ハ
ンドオーバが生じたときには、DECT LLMEが新
たな無線接続にわたり古いLAPU接続を継続する。L
APUは、リンク初期化プロセスにおいて、古いリンク
の値を使用し、そしてデータ送信を直ちにスタートさせ
る。送信リンクが新たなFPに確立されたときには、L
APUパラメータの現在値が{CC−SETUP}メッ
セージの<<ウインドウサイズ>>パラメータにおいて
新たなFPへ搬送される(図11の33において)。新
たなFPにおける新たなRLPエンティティは、これら
の値を用いて初期化される。又、新たなRLPは、MS
C RLPエンティティへXIDを発生することにより
パラメータを再ネゴシエーションすることができる。新
たなRLPリンクが確立されると、データ送信が継続さ
れそして新たなFPのRLPエンティティは、受信/送
信フレームに基づいてRLP状態パラメータを更新す
る。
【0049】半LAPU/GSM LAPインターワー
キング この選択肢においては、確認に必要とされるGSM L
APレイヤメッセージのみがマップされ、LAPレイヤ
の大部分の機能は、FPに存在する。この効果は、PP
LAPUの実施が比較的簡単で、ターミナルに著しい
複雑さを付加しないことである。この状態において、F
Pは、両方向に転送され及び受信されたフレーム、及び
どのRLP情報フレームがどのLAPUフレームにおい
て搬送されたかに関する情報を含むテーブルを維持す
る。図12は、データ流及び信号の一例を示す。潜在的
に次の2つの動作モードがある。
【0050】モード1 この場合に、FP IWUは、RLPフレームがあるL
APUフレーム情報をGSM側に搬送したところの情報
を含むテーブルを維持しそしてその確認をMSC IW
Fから待機しなければならない。フレームの確認を受け
取ると、FPIWUは、PPへ送信されるべき確認をテ
ーブルから導出できる。それ故、テーブルは、LAPU
N(R)及びGSM LAP N(R)変数と、LA
PUN(S)及びGSM LAP N(S)変数との間
のマッピングを含む。このマッピングは、1対1でなく
てもよく、LAPUが2つ以上のRLPフレームのデー
タ内容を同時に搬送できる場合には、1つのLAPU応
答で2つ以上のRLPフレームを確認することができ
る。
【0051】PPが外部ハンドオーバを開始すると、古
いLAPUリンクは、流れ制御される。その後、PPの
LLMEは、古いリンク変数(N(R)及びN(S))
に基づいて新たなLAPUリンクをセットするか、又は
リンクがリセットされる。DECTメッセージの1つを
用いて、RLP状態情報をDECTエアインターフェイ
スを経て新たなFPへ搬送することができる。又、状態
は、古いリンクが流れ制御される直前に、古いFP及び
MSCを経てターゲット(新たな)FPへ転送すること
もできる。例えば、DECTコール制御メッセージ又は
DECT LAPU SAPI 3リンクを使用し、情
報を搬送することができる。LAPUSAPI 3リン
クは、RLP/LAPU状態情報を指示するようにコー
ド化することができる。別の選択肢は、例えば、SAB
Mメッセージを発生する(両RLPエンティティのリセ
ットを生じる)か、或いはFP1の古いRLPがADM
モード(リセット)に切り替わるか又は新たなFPが新
たなFP RLPエンティティのチェックポイント回復
を呼び出すことにより、RLPエンティティをリセット
し、MSCから状態情報を受け取ることである。これ
は、GSM04.22の第5.3.3.2項(文書〔2
1〕)に記載されている。
【0052】その後、流れ制御が解除され、データ送信
が継続し、そしてRLP/LAPU参照テーブルが再び
形成される。
【0053】モード2 この場合には、RLP及びLAPUリンクモードが選択
され、RLP変数とLAPU変数との間で送信及び受信
フレームカウントを容易に計算することができる。RL
Pのウインドウサイズは、LAPUの場合と同じであ
り、LAPUは、単一のLAPUフレームにおいて1ロ
ットのRLPデータ内容を送信しなければならない。こ
のルールにより、FP IWUは、各LAPUからRL
Pフレームの受信及び送信数を導出することができる。
従って、MSCに向かってどのフレームを確認すべきか
新たなFPが分からないときに、これらの計算ルールを
外部ハンドオーバに使用することができる。従って、外
部ハンドオーバの後に、DECT LAPUプロトコル
状態を計算の基礎として使用し、どのRLPフレームが
確認を必要とするか導出することができる。この状態に
おいては、流れ制御が必要とされない。というのは、新
たなFPが既に受け取ったフレームを計算し、そしてそ
れらを確認するか又は再送信を要求できるからである。
【0054】全ての場合に、RLPのXIDメッセージ
は、LAPU要求に対して最適化するようにRLPパラ
メータ(ウインドウサイズ、確認タイマー、再送信試み
及び応答遅延)をネゴシエーションするのに使用され
る。上記の2つの選択肢の中で、データの損失を回避す
るには全インターワーキング解決策がベストであるが、
そのLAPU実施は、DECT標準と常に一致しない特
殊な努力を必要とする。プロトコルフレームカウンタの
マッピングは、洗練された解決策ではない。というの
は、LAPプロトコルは、通常、独立して機能し、フレ
ームのカウントは、プロトコルの内部の問題だからであ
る。「半インターワーキング」の解決策は、これを完全
に行わないが、FP IWUは、テーブルを維持する必
要がなく、従って、同じリンクにわたり対応する確認が
維持される。
【0055】解決策4:MSCとDECTターミナルと
の間にLAPUが使用される この解決策では、DECT LAPUプロトコルがGS
M MSC IWFへの全ての経路で実行される。これ
は、GSM標準において大幅な変更を必要とする。LA
PUプロトコルは、DECT特有であるから、一般的な
DECT/GSMプロトコルの良好な候補は、V.12
0又はHDLCである。この解決策のプロトコルスタッ
クが図13に示されている。
【0056】参考文献 上記した文書及び関連文書の詳細を以下にリストする。
文書ETS300 175 1−8〔1〕−〔8〕及び
ETR
〔9〕−〔11〕は、DECTシステムの詳細な
情報を与える。文書〔12〕−〔18〕は、DECT/
GSMインターワーキングの詳細な情報を与える。文書
〔19〕ないし〔22〕は、DECTデータプロファイ
ルの詳細な情報を与える。 〔1〕ETS300 175−1、第2版「無線装置及
びシステム(RES);デジタルヨーロピアンコードレ
ステレコミュニケーションズ(DECT)共通インター
フェイスパート1:概要(Radio Equipment and Systems
(RES); Digital European Cordless Telecommunicatio
ns (DECT) Common Interface Part 1: Overview)」 〔2〕ETS300 175−2、第2版「無線装置及
びシステム(RES);デジタルヨーロピアンコードレ
ステレコミュニケーションズ(DECT)共通インター
フェイスパート2:物理的レイヤ(Radio Equipment and
Systems (RES); Digital European Cordless Telecomm
unications (DECT) Common Interface Part 2: Physica
l layer)」 〔3〕ETS300 175−3、第2版「無線装置及
びシステム(RES);デジタルヨーロピアンコードレ
ステレコミュニケーションズ(DECT)共通インター
フェイスパート3:媒体アクセスコントロールレイヤ(R
adio Equipmentand Systems (RES); Digital European
Cordless Telecommunications (DECT)Common Interface
Part 3: Medium access control layer) 」
【0057】〔4〕ETS300 175−4、第2版
「無線装置及びシステム(RES);デジタルヨーロピ
アンコードレステレコミュニケーションズ(DECT)
共通インターフェイスパート4:データリンクコントロ
ールレイヤ(Radio Equipmentand Systems (RES); Digit
al European Cordless Telecommunications (DECT)Comm
on Interface Part 4: Data link control layer) 」 〔5〕ETS300 175−5、第2版「無線装置及
びシステム(RES);デジタルヨーロピアンコードレ
ステレコミュニケーションズ(DECT)共通インター
フェイスパート5:ネットワークレイヤ(Radio Equipme
nt and Systems(RES); Digital European Cordless Tel
ecommunications (DECT) Common Interface Part 5: Ne
twork layer) 」 〔6〕ETS300 175−6、第2版「無線装置及
びシステム(RES);デジタルヨーロピアンコードレ
ステレコミュニケーションズ(DECT)共通インター
フェイスパート6:識別及びアドレッシング(Radio Equ
ipment and Systems (RES); Digital European Cordles
s Telecommunications (DECT) Common Interface Part
6: Identities and addressing) 」 〔7〕ETS300 175−7、第2版「無線装置及
びシステム(RES);デジタルヨーロピアンコードレ
ステレコミュニケーションズ(DECT)共通インター
フェイスパート7:保安特徴(Radio Equipment and Sys
tems (RES); Digital European Cordless Telecommunic
ations (DECT) Common Interface Part7: Security fea
tures) 」
【0058】〔8〕ETS300 175−8、第2版
「無線装置及びシステム(RES);デジタルヨーロピ
アンコードレステレコミュニケーションズ(DECT)
共通インターフェイスパート8:スピーチコード化及び
送信(Radio Equipment and Systems (RES); Digital Eu
ropean Cordless Telecommunications (DECT) CommonIn
terface Part 8: Speach coding and transmission)」
〔9〕ETR015:「デジタルヨーロピアンコードレ
ステレコミュニケーションズレファレンスドキュメント
(Digital European Cordless Telecommunications Refe
rence document) 」 〔10〕ETR043:「無線装置及びシステム(RE
S);デジタルヨーロピアンコードレステレコミュニケ
ーションズ(DECT)共通インターフェイスサービス
及びファシリティ要求仕様(Radio Equipment and Syste
ms (RES); Digital European Cordless Telecommunicat
ions (DECT) Common Interface Services and Faciliti
es rewuirements specification)」 〔11〕ETR056:「デジタルヨーロピアンコード
レステレコミュニケーションズシステム記述文書(Digit
al European Cordless Telecommunications System des
cription document)」 〔12〕ETS300 370、第2版「無線装置及び
システム(RES);デジタルヨーロピアンコードレス
テレコミュニケーションズ/移動通信用のグローバルシ
ステム(DECT/GSM)インターワーキングプロフ
ァイル、アクセス及びマッピング(3.1KHzスピー
チサービス用のプロトコル/手順記述)(Radio Equipme
nt and Systems (RES); Digital European Cordless Te
lecommunications/Global System for Mobile Communic
ations (DECT/GSM) Interworkingprofile, Access and
mappinng (Protocol/procedure description for 3.1 K
Hz speech service) 」 〔13〕prETS300 499「無線装置及びシス
テム(RES);デジタルヨーロピアンコードレステレ
コミュニケーションズ/移動通信用グローバルシステム
(DECT/GSM)インターワーキングプロファイル
GSM MSC−DECT FP固定相互接続(Radio E
quipment and Systems (RES); DigitalEuropean Cordle
ss Telecommunications/Global System for Mobile Com
munications (DECT/GSM) Interworking profile GSM MS
C-DECT FP Fixed interconnection) 」
【0059】〔14〕DE/RES−03071(19
95年9月):「無線装置及びシステム;デジタルヨー
ロピアンコードレステレコミュニケーションズ(DEC
T)/移動通信用グローバルシステム(DECT/GS
M)インターワーキングプロファイル、ベアラサービス
の実施(Radio Equipment and Systems; Digital Europe
an Cordless Telecommunications(DECT)/Global System
for Mobile Communications (DECT/GSM) Interworking
profile, Implementation of bearer services)」 〔15〕(DE/RES−03049)prETS30
0 499(1995年8月):「無線装置及びシステ
ム(RES);デジタルヨーロピアンコードレステレコ
ミュニケーションズ/移動通信用のグローバルシステム
(DECT/GSM)インターワーキングプロファイル
GSM MSC−DECT FP固定相互接続(Radio E
quipment and Systems (RES); Digital European Cordl
ess Telecommunications/Global System for Mobile Co
mmunications (DECT/GSM) Interworking profile GSM M
SC-DECT FP Fixed interconnection) 」 〔16〕(DE/RES−03050)1995年6
月):「無線装置及びシステム(RES);デジタルヨ
ーロピアンコードレステレコミュニケーションズ/移動
通信用のグローバルシステム(DECT/GSM)イン
ターワーキングプロファイル、GSMフェーズ2、補足
サービスの実施(Radio Equipment and Systems (RES);
Digital European Cordless Telecommunications/Globa
l System for Mobile Communications (DECT/GSM) Inte
rworking profile, GSM Phase 2 supplementary servic
es implementation)」 〔17〕(DE/RES−03057):「無線装置及
びシステム(RES);デジタルヨーロピアンコードレ
ステレコミュニケーションズ/移動通信用のグローバル
システム(DECT/GSM)インターワーキングプロ
ファイル、短いメッセージサービスの実施、ポイント−
ポイント及びセルブロードキャスト(Radio Equipment a
nd Systems (RES); Digital European Cordless Teleco
mmunications/Global System for Mobile Communicatio
ns (DECT/GSM) Interworking profile, Implementation
of Short message services, point to point and Cel
lbroadcast)」
【0060】〔18〕(DE/RES−03058):
「無線装置及びシステム(RES);デジタルヨーロピ
アンコードレステレコミュニケーションズ/移動通信用
のグローバルシステム(DECT/GSM)インターワ
ーキングプロファイル、ファクシミリG3の実施(Radio
Equipment and Systems (RES); Digital European Cor
dless Telecommunications/Global System for Mobile
Communications (DECT/GSM) Interworking profile, Im
plementation of facsimile group 3)」 〔19〕prETS300 651:「無線装置及びシ
ステム(RES);デジタルヨーロピアンコードレステ
レコミュニケーションズ(DECT)データサービスプ
ロファイル、一般的データリンクサービス、サービス形
式C、クラス2(Radio Equipment and Systems (RES);
Digital European Cordless Telecommunications (DEC
T) Data services profile, Generic data link servic
e, Service Type C, Class 2)」 〔20〕prETS300 435:「無線装置及びシ
ステム(RES);デジタルヨーロピアンコードレステ
レコミュニケーションズ(DECT)データサービスプ
ロファイル基本的標準、無接続ネットワークへのインタ
ーワーキングを含む(サービス形式A及びB、クラス
1)(Radio Equipment and Systems (RES); Digital Eu
ropean Cordless Telecommunications (DECT) Data ser
vices Profile Base Standard including inter-workin
g to connectionless networks (service type A and
B, Class 1)」 〔21〕GSM 04.22:「移動ステーション−ベ
ースステーションシステム(MS−BSS)インターフ
ェイス及びベースステーションシステム−移動サービス
交換センター(BSS−MSC)インターフェイスにお
けるデータ及びテレマチックサービスのための無線リン
クプロトコル(RLP)(Radio Link Protocol (RLP) f
or data and telematic services on the Mobile Stati
on - Base Station System (MS-BSS) interface and th
e Base Station System - MobileService Switching Ce
ntre (BSS-MSC) interface)」 〔22〕prETS300 701:「無線装置及びシ
ステム(RES);デジタルヨーロピアンコードレステ
レコミュニケーションズ(DECT)データサービスプ
ロファイル、移動を伴う一般的フレーム中継サービス
(サービス形式A及びB、クラス2)(Radio Equipment
and Systems (RES); Digital European Cordless Tele
communications (DECT) Data services Profile Generi
c Frame relay sevice with mobility (service types
A and B, Class 2) 」
【0061】上記文書は、全て、参考としてここに取り
上げた者である。以上、添付図面を参照して、本発明を
詳細に説明したが、請求の範囲に規定された本発明の範
囲から逸脱せずに種々の変更や修正がなされ得ることが
当業者に明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】GSMシステムとインターワーキングする2つ
のDECT固定部分を示す図である。
【図2】標準的なDECT/GSM非透過的ベアラサー
ビスインターワーキングのためのプロトコルスタックを
示す図である。
【図3】フレームがDECTポータブル部分へ搬送され
るときのデータ損失の可能性を示す図である。
【図4】フレームがDECTポータブル部分から搬送さ
れるときのデータ損失の可能性を示す図である。
【図5】GSM LAPプロトコルがDECTポータブ
ル部分に対して実行される状態に対するプロトコルスタ
ックを示す図である。
【図6】RLPフレームをLU1サービスのFU1フレ
ームへ適合するところを示す図である。
【図7】LU2 CRCフィールドを除去することによ
りRLPフレームをBサービスのFU6フレームに適合
するところを示す図である。
【図8】能動的な固定部分インターワーキングユニット
の状態に対するプロトコルスタックを示す図である。
【図9】能動的な固定部分インターワーキングユニット
の状態に対するデータ流及び信号を示す図である。
【図10】DECT−GSM LAPプロトコルマッピ
ングの状態に対するプロトコルスタックを示す図であ
る。
【図11】半DECT LAPU/GSM LAPイン
ターワーキングの状態に対するデータ流及び信号を示す
図である。
【図12】全DECT LAPU/GSM LAPイン
ターワーキングの状態に対するデータ流及び信号を示す
図である。
【図13】GSM移動交換センターとDECTポータブ
ル部分との間にLAPUプロトコルデータを使用する場
合のプロトコルスタックを示す図である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年1月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【図1】
【図2】
【図3】
【図6】
【図4】
【図7】
【図8】
【図10】
【図9】
【図13】
【図11】
【図12】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マルクス タパニ ハカステ フィンランド エフイーエン−00200 ヘ ルシンキ クイッカリンネ 7ベー23

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2の両方のDECT固定部分
    がGSM移動交換センターと通信するようにしてデータ
    サービスを提供する間に第1のDECT固定部分から第
    2のDECT固定部分へのDECTポータブル部分のハ
    ンドオーバを制御するための方法において、第1の固定
    部分は、ハンドオーバが要求されたことを検出し、そし
    てそれ自身と移動交換センターとの間のリンクの制御の
    変更に応答して、第1の固定部分からポータブル部分に
    より受け取られないデータについての移動交換センター
    への確認を禁止することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 第2の固定部分へのポータブル部分のハ
    ンドオーバの際に、第2の固定部分は、移動交換センタ
    ーとのリンクにリセットを与える請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 ハンドオーバが要求されたことを検出す
    るのに応答して、第1の固定部分は、それ自身と移動交
    換センターとの間のリンクを経て流れ制御を遂行する請
    求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 第2の固定部分へのポータブル部分のハ
    ンドオーバの際に、第2の固定部分は、移動交換センタ
    ーとのリンクにおける流れ制御を解除する請求項3に記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 上記データは、少なくとも1つのフレー
    ムより成る請求項1ないし4のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 第1及び第2の両方のDECT固定部分
    がGSM移動交換センターと通信するようにしてデータ
    サービスを提供する間に第1のDECT固定部分から第
    2のDECT固定部分へのDECTポータブル部分のハ
    ンドオーバを制御するための方法において、第1の固定
    部分は、ポータブル部分とのリンクと移動交換センター
    とのリンクとの間で所定のマッピングに基づいてプロト
    コルメッセージを中継し、第1の固定部分からポータブ
    ル部分により受け取られないデータについての移動交換
    センターへの確認を禁止することを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 上記マッピングは、2つの上記リンクの
    プロトコルメッセージ間の1対1のマッピングである請
    求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 第1の固定部分とポータブル部分との間
    のリンクの上記プロトコルメッセージは、DECT L
    APUプロトコルメッセージである請求項6又は7に記
    載の方法。
  9. 【請求項9】 第1の固定部分と移動交換センターとの
    間のリンクの上記プロトコルメッセージは、GSM L
    APプロトコルメッセージである請求項6ないし8のい
    ずれかに記載の方法。
  10. 【請求項10】 GSM移動交換センターと、 上記移動交換センターと通信するDECT固定部分と、 上記固定部分と通信するDECTポータブル部分とを備
    え、 少なくともポータブル部分へデータサービス通信を与え
    る際に、移動交換センターとポータブル部分との間の全
    ての経路にプロトコルが適用されることを特徴とする通
    信システム。
  11. 【請求項11】 上記プロトコルは、GSM LAPプ
    ロトコルである請求項10に記載の通信システム。
  12. 【請求項12】 上記ポータブル部分は、上記プロトコ
    ルに基づいて信号をエンコード及びデコードするための
    手段を備えた請求項10又は11に記載の通信システ
    ム。
  13. 【請求項13】 上記プロトコルは、データをフレーム
    に分割し、そしてこれらフレームの各々は、単一のDE
    CTデータリンク制御フレームにおいてポータブル部分
    と固定部分と間に通信される請求項10ないし12のい
    ずれかに記載の通信システム。
  14. 【請求項14】 上記プロトコルは、GSM LAPU
    プロトコルである請求項10に記載の通信システム。
  15. 【請求項15】 上記移動交換センターは、上記プロト
    コルに基づいて信号をエンコード及びデコードするため
    の手段を備えた請求項14に記載の通信システム。
  16. 【請求項16】 実質的に添付図面を参照して各実施形
    態について説明したDECTポータブル部分のハンドオ
    ーバを制御する方法。
  17. 【請求項17】 実質的に添付図面を参照して各実施形
    態について説明した通信システム。
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