JPH10191152A - 撮像装置及び撮像方法 - Google Patents

撮像装置及び撮像方法

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JPH10191152A
JPH10191152A JP8351254A JP35125496A JPH10191152A JP H10191152 A JPH10191152 A JP H10191152A JP 8351254 A JP8351254 A JP 8351254A JP 35125496 A JP35125496 A JP 35125496A JP H10191152 A JPH10191152 A JP H10191152A
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audio signal
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video signal
color
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JP8351254A
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Inventor
Katahide Hirasawa
方秀 平沢
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Original Assignee
Canon Inc
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/11Scanning of colour motion picture films, e.g. for telecine

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  • Color Television Image Signal Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネガフィルムを撮影している時には、ネガポ
ジ反転機能を動作させるようにすると共に、音声信号が
外部装置に入力されないようにする。 【解決手段】 動画撮影モード及び静止画撮影モードを
備えると共に、周囲の音声を収音して音声信号を生成す
る収音機能及びネガポジ反転機能を備えた撮像装置にお
いて、ネガフィルムを撮影している時には前記静止画撮
影モードに自動的に移行させて前記ネガポジ反転機能を
動作させると共に、前記音声信号が外部装置に入力され
ないように制御する制御手段を設け、静止画撮影時に煩
わしい操作を行わなくても済むようにすると共に、静止
画撮影時には不要な音声が外部装置に記録されないよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は撮像装置及び撮像方
法に係わり、特に、ビデオカメラに代表される撮像装置
の撮像モードの設定機能に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パソコン及びその周辺機器の急速
な技術向上に伴い、例えば操作者が撮影した写真をパソ
コン内のメモリに取り込んで編集し、独自の絵葉書やポ
スターを作成するといったことが簡単に行えるようにな
り、この技術分野に対する市場要求も年々高まりを見せ
ている。
【0003】ところで、写真をパソコンに取り込む場
合、ビデオカメラを用いて写真の映像情報を電気信号に
変換する必要があるが、印画紙に焼き付けられた写真は
大きさもまちまちなので、画角の設定や照明の当て方が
面倒である。また、ビデオカメラを固定する台等、大型
な専用の撮影装置も必要となる問題があった。
【0004】図11は、ビデオ一体型カメラ1604に
フィルムアダプター1603を装着し、フィルムホルダ
ー1602に挟まれたネガフィルム1601を撮影して
いる様子を示している。
【0005】前記フィルムアダプター1603は、ネガ
フィルムを後方から照明、具体的には図示1603内の
バックライトで照明しており、その透過映像がビデオ一
体型カメラ1604によって撮影されるように構成され
ている。
【0006】この際、前記ビデオ一体型カメラ1604
がネガ映像をポジ映像に変換する(ネガポジ変換)機能
を備えていれば、出力電気信号はポジ映像のビデオ信号
となる。この出力電気信号をパソコン1605に入力す
れば、パソコン内のメモリに前記ポジ映像を取り込むこ
とが可能となる。
【0007】また、前記パソコン1605に代わってテ
レビモニタを接続すれば、ネガフィルムをポジに変換し
た映像を、ブラウン管の管面の大きさに拡大して鑑賞す
ることができる。
【0008】この場合、ネガフィルムの各コマの大きさ
は一様であり、光源も前記バックライトに統一すること
ができるので、図11の方式であれば、印画紙に焼き付
けられた写真を撮影するよりも極めて簡単に、写真映像
をパソコンに取り込んだりテレビモニタに映し出したり
することができる。
【0009】更に、テレビモニタは勿論、近年、パソコ
ンにも1606で示すような大型スピーカが搭載されて
いる。したがって、前記大型スピーカ1606とパソコ
ン1605を接続するケーブル1607は、映像信号と
共に音声信号も伝達する、いわゆるAVケーブルである
ことが多い。
【0010】ところで、ネガフィルムの映像情報は、ポ
ジ映像に対して文字通り反転している。図12は、カラ
ーネガフィルムのネガ状態とポジ状態の色差ベクトル表
示の一例を示す図である。図12から明らかなように色
差ベクトルは前記2つの状態間で180°反転してい
る。
【0011】図13は、図11のカメラ一体型ビデオの
概略構成を示すブロック図であって、ネガポジ反転機能
に係わる部分は図14に詳細に示す。図13において、
101は被写体であり、通常は人物や風景が撮影対象と
なるが、図11に示す使い方をする場合にはネガフィル
ムやスライドフィルムが撮影対象となって、レンズシス
テム前面からの距離も極めて近い。
【0012】102は固定の第1群レンズ、103は変
倍レンズ、104は絞り、105は固定の第3群レン
ズ、106は焦点調節と変倍によるピント面の移動を補
正する機能を兼備したフォーカスコンペレンズである。
107はCCD等の撮像素子、108はAGC回路、1
09はカメラ信号処理回路であって、内容の詳細が図1
5と図14に示されている。
【0013】110は変倍レンズモータであり、変倍レ
ンズ103を駆動するためのものである。111はIG
メータであり、絞り104を駆動するためのものであ
る。112はフォーカスコンペレンズモータであり、フ
ォーカスコンペレンズ106を駆動するためのものであ
る。
【0014】113は変倍レンズドライバ、114はI
Gドライバ、115はフォーカスコンペレンズドライバ
であり、変倍レンズモータ110、IGメータ111、
フォーカスコンペレンズモータ112に駆動エネルギー
電流を供給するためのものである。
【0015】116は絞り制御回路、117はオートフ
ォーカス(AF)制御に用いる評価値を処理する回路、
118はレンズとカメラを制御する回路、119はビデ
オ一体型カメラ全体のシステムを制御するシステムコン
トローラ(シスコン)、120はビデオ一体型カメラに
備えられているスイッチ群、121、122、123は
各回路間の通信線である。
【0016】図16に拡大して示すように、前記固定の
第1群レンズ102、変倍レンズ103、絞り104、
固定の第3群レンズ105、フォーカスコンペレンズ1
06で構成されるレンズシステムは、インナーフォーカ
スタイプレンズシステムと呼ばれている。
【0017】図17に、変倍レンズ位置を横軸にとり、
フォーカスコンペレンズ位置を縦軸にとって、各焦点距
離に応じた被写体距離に対するフォーカスコンペレンズ
の撮像面合焦位置を示す。
【0018】すなわち、図16のようなインナーフォー
カスタイプレンズシステムにおいては、撮像素子107
の撮像面上にフォーカスコンペレンズ106を移動して
像を合焦させようとする場合、各焦点距離に応じて被写
体距離に対するフォーカスコンペレンズ106の位置が
変化する。
【0019】特に、焦点距離の短い側では、フォーカス
コンペレンズ106を至近端近傍まで移動させることに
より、合焦可能な最小被写体距離が固定の第1群レンズ
102の直前まで小さくなることが知られている。
【0020】図17において、曲線701は前記固定の
第1群レンズ102の直前数cmの極めて短い被写体距
離に対する合焦曲線であり、この被写体距離に対する変
倍レンズ103の合焦可能領域は、ワイド端から702
の範囲となり、焦点距離の短い側の限られた領域である
ことがわかる。
【0021】したがって、図11に示したようなフィル
ムアダプタを用いて固定の第1群レンズ102から極め
て近い距離にあるフィルムを撮影する場合、撮像素子1
07の撮像面上に合焦像を得るためには、変倍レンズ1
03とフォーカスコンペレンズ106の位置の組み合わ
せが、図17中の符号701と、702と、703とで
示した3つの領域に囲まれた部分704内になければな
らない。
【0022】このため、図11のようにしてフィルムを
撮影する場合には、図18に一例を示すようなスイッチ
列120内に配置されている変倍率調整スイッチ190
4によって、変倍レンズ位置を領域702内に設定する
と共に、オートフォーカス回路を動作させるか、または
前記スイッチ列内に配置されているフォーカスコンペレ
ンズ手動移動スイッチ1905によって、フォーカスコ
ンペレンズ106を領域704内に移動させる必要があ
る。
【0023】図15は、カメラ信号処理回路109内の
構成を示すブロック図であって、破線で囲まれた部分が
カメラ信号処理回路109に相当する。なお、このブロ
ック図に示した構成にはネガポジ反転機能が搭載されて
いない。
【0024】1301はレンズシステムであり、図16
で示した固定の第1群レンズ102、変倍レンズ10
3、絞り104、固定の第3群レンズ105、フォーカ
スコンペレンズ106で構成されるレンズシステムを簡
略化して示している。
【0025】1302はYC信号生成回路であって、A
GC回路108の出力信号から輝度信号YH 、YL と色
信号R、Bをそれぞれ分離して出力するものである。1
303はRの利得制御回路であり、1304はBの利得
制御回路である。
【0026】カメラ制御回路1307は、色差信号R−
YとB−Yのレベルに基づいて、適切なホワイトバラン
スとなるように色信号Rの利得制御回路1303とBの
利得制御回路1304の利得を調節するものであり、前
記色信号Rの利得制御回路1303及び色信号Bの利得
制御回路1304は、調整後の色信号R′、B′をそれ
ぞれ出力する。
【0027】1305は輝度信号YL 、色信号R及びB
から色差信号R−Y及びB−Yを生成する色差信号生成
回路、1306は輝度信号YH 、色差信号R−Y及びB
−Yからテレビジョン信号を生成するためのエンコーダ
である。
【0028】1308はカメラ制御回路1307に同期
信号を供給する同期信号生成回路、1309はRの利得
制御回路1303とBの利得制御回路1304の利得を
調節するための基準信号〔R−Y〕ref 、〔B−Y〕
ref を生成する基準信号発生回路である。
【0029】カメラ制御回路1307と通信線1310
で接続された画像メモリ1311は、静止画を取り込む
ためのものであって、具体的には図18で示したような
スイッチ列120上の動画撮影モード/静止画撮影モー
ド切り換えスイッチ1901によって静止画撮影モード
が設定されている時、同じくスイッチ列120上のトリ
ガスイッチ1902が押されてONされた時点のYC信
号生成回路1302及び色差信号生成回路1305から
の輝度信号と色差信号を取り込んで、カメラ制御回路1
307からの制御信号に従って、エンコーダ1306に
静止画情報を出力する。
【0030】動画撮影モード時、及び静止画撮影モード
でトリガスイッチ1902が押されていない場合には、
YC信号生成回路1302及び色差信号生成回路130
5からの画像情報をそのままスルーさせる。
【0031】静止画撮影モードにおいて、静止画を磁気
テープ等の記録媒体に記録する場合、記録ヘッドと記録
媒体の相対位置を逐次変化させながら画像メモリ131
1に取り込んだ静止画像を数秒間連続して記録するのが
一般的で、同時に付属のマイクロフォンでその時の音声
を静止画像と共に記録媒体に記録することができるよう
に構成されている。これにより、銀塩カメラに相当する
静止画像にその時の音声を記録として残すことが可能と
なる。
【0032】また、前記ビデオ一体型カメラが動画撮影
機能と静止画撮影機能とを兼備している場合、トリガス
イッチを動画用と静止画用に独立して2つ設けることが
考えられる。しかし、装置の小型化、低コスト化、簡易
操作性の観点からは、図18に示すように、一つのトリ
ガスイッチで動画撮影と静止画撮影の両方に使用するよ
うに設計するのが一般的となっている。
【0033】図15の構成に、ネガポジ反転機能を付加
した場合の構成を図14に示す。図14の構成におい
て、図15の構成と異なっているのは、画像メモリ13
11の前にネガポジ反転回路1401が挿入されている
点である。このネガポジ反転回路1401は輝度信号Y
H 、色差信号R−Y及びB−Yをそれぞれ反転する。そ
の構成の詳細を図19に示す。
【0034】図19において、輝度信号YH に関して
は、入力される輝度信号の明部を暗部に、暗部を明部に
反転させる。すなわち、例えば第1の反転器1801の
ように、入力される黒レベル基準の黒レベルから白10
0%輝度レベルの範囲内の輝度信号の絶対値を白100
%の輝度レベルから差し引くことによって、白100%
基準の明暗反転した輝度成分が取り出される。
【0035】また、第2の反転器1803では、R−Y
信号に対してR−Y軸上で逆向きに反転させる。また、
第3の反転器1805では、B−Y信号に対してB−Y
軸上で逆向きに反転させる。以上のようにして、輝度信
号と色差信号をそれぞれ反転させることによって、ネガ
映像をポジ映像に変換することができる。
【0036】スイッチ1802、1804、1806は
それぞれネガポジ反転ON/OFF信号1402によっ
て連動して動作し、ON時は前記反転信号を出力し、O
FF時は入力信号をそのままネガポジ反転回路1401
から出力する。なお、前記ネガポジ反転ON/OFF信
号は、カメラ制御回路1307から出力されている。ま
た、ネガポジ反転を実行するか否かは、操作者がスイッ
チ列120内のスイッチ1903を用いて選択すること
ができる。
【0037】この情報が通信線123、シスコン11
9、通信線122、レンズ/カメラ制御回路118を経
て、符号1403に示されるように通信線121でカメ
ラ制御回路1307に伝送され、この情報に基づいてカ
メラ制御回路がネガポジ反転ON/OFF信号を出力し
ている。
【0038】図13の124はLchマイクロホン、1
25はRchマイクロフォンであり、撮影時に周囲の音
声を装置内に取り込むためのものである。126及び1
27は、Lchマイクロホン124及びRchマイクロ
フォン125の出力を増幅する増幅器である。
【0039】128はAV出力制御回路であって、ビデ
オ一体型カメラに取り込んだ映像信号と音声信号を外部
装置に対して端子群129から出力するために出力イン
ピーダンス等を整えるためのものである。前記AV出力
制御回路128は、例えば図18中に示したスイッチ1
901が「再生」ポジションにあり、スイッチ1907
と1906、または1907と1908によって巻戻し
サーチや早送りサーチを行っている場合等に、音声出力
を遮断する機能も兼備している。
【0040】図20は、AV出力制御回路128の内部
構成の一例であって、1501、1506、1507は
増幅回路であり、映像信号、オーディオLch、オーデ
ィオRchの各信号の出力インピーダンスを整えたり、
適正レベルに増幅するためのものである。
【0041】シスコン119は、スイッチ列120から
の信号により早送りサーチや巻戻しサーチの操作がなさ
れている場合、図示しないレコーダ部をスイッチ操作に
応じて動作させると共に、シスコン出力ライン132か
ら音声信号の外部出力禁止信号をAV出力制御回路12
8の入力端子133に向けて出力する。
【0042】AV制御回路133から入力される信号に
従って、スイッチ片1502及び1503を連動して切
り換え、音声信号の外部出力禁止信号が出力されている
場合には、コンデンサ1504、1505側にスイッチ
を倒して、端子群129内のオーディオ出力端子に音声
信号が出力されないように動作する。音声信号の外部出
力禁止信号が出力されていない場合には、AV制御回路
に入力された音声信号を増幅回路1506及び1507
に伝送する。
【0043】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例において
は、静止画撮影を行っている時に、その場の音声を記録
できる機能が設けられていると、映像と音声の両方を記
録することができるという長所を有する。しかしなが
ら、その反面、同じ静止画撮影であってもフィルムアダ
プタを用いたネガフィルム撮影の場合、撮影中の不要な
音声を装置の記録媒体に記録してしまったり、外部装置
に出力してしまう可能性が高い。前記ネガフィルム撮影
は編集作業の一環として行われる場合が殆どである。
【0044】また、ネガフィルムに写し込まれた映像に
対応するその場の音声は存在しない問題があった。つま
り、フィルムアダプタを用いたネガフィルム静止画撮影
においては、前記音声同時記録を行っても編集作業中の
不要な音声が記録されるのみとなってしまう問題があっ
た。
【0045】また、図11に示したように、他の機器と
接続して撮影状況をモニタする場合、他の機器付属のス
ピーカとビデオ一体型カメラのマイクロフォンとの間で
ハウリングを起こす可能性もあった。
【0046】本発明は前述の問題点にかんがみ、ネガフ
ィルムを撮影している時には、ネガポジ反転機能を動作
させることができるようにすると共に、音声信号が外部
装置に入力されないようにすることを目的とする。
【0047】
【課題を解決するための手段】本発明の撮像装置は、動
画撮影モード及び静止画撮影モードを備えると共に、周
囲の音声を収音して音声信号を生成する収音機能及びネ
ガポジ反転機能を備えた撮像装置において、ネガフィル
ムを撮影している時には撮影モードを前記静止画撮影モ
ードに移行させて前記ネガポジ反転機能を動作させると
共に、前記音声信号が外部装置に入力されないように制
御する制御手段を具備することを特徴としている。
【0048】また、本発明の他の特徴とするところは、
前記制御手段は、外部音声の取り込みを禁止して前記音
声信号が前記外部装置に入力されないように制御するこ
とを特徴としている。
【0049】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、前記制御手段は、前記音声信号が外部に送出される
のを禁止して前記外部装置に前記音声信号が入力されな
いように制御することを特徴としている。
【0050】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、前記制御手段は、ネガフィルムの特徴的な色差ベク
トルを検出し、前記静止画モードへ移行する制御、ネガ
ポジ反転機能を動作させる制御及び周囲の音声が外部装
置に出力されないようにする制御を自動的に行うことを
特徴としている。
【0051】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、撮像光学系を介して入射された被写体の光学像を撮
像素子に結像させる撮像手段と、前記撮像手段によって
前記撮像素子に結像された被写体の光学像を電気信号に
変換する光電変換手段と、周囲の音声を収音して音声信
号を生成するマイクロフォンと、前記マイクロフォンか
ら得られる音声信号を前記電気信号と共に取り込む音声
信号処理手段と、前記電気信号から映像信号を生成して
出力する映像信号処理手段と、装置全体の動作を制御す
る制御手段とを備え、前記映像信号処理手段が、前記電
気信号の輝度レベルに応じて前記映像信号の輝度成分を
生成する第1の輝度成分生成手段と、前記電気信号の色
成分に応じて前記映像信号の色成分を生成する第1の色
成分生成手段と、前記電気信号の輝度レベルに応じて明
部と暗部とを各々反転させて前記映像信号の輝度成分を
生成する第2の輝度成分生成手段と、前記電気信号の色
成分に応じて、予め定められた変換方式によって前記映
像信号の色成分を生成する第2の色成分生成手段と、動
画を撮影するための第1の回路及び静止画を撮影するた
めの第2の回路とを備えると共に、前記第2の輝度成分
生成手段の出力信号と前記第2の色成分生成手段の出力
信号とを用いて映像信号を生成する場合には、前記制御
手段が前記第2の回路を動作させると共に、前記音声信
号処理手段による音声信号の取り込みを禁止する制御を
行うことを特徴としている。
【0052】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、前記映像信号処理手段が、前記電気信号の色に関す
る情報から前記被写体の色を識別する色識別手段と、前
記色識別手段の識別結果によって、前記第1の輝度成分
生成手段、第2の輝度成分生成手段、及び第1の色成分
生成手段、第2の色成分生成手段の何方かを用いて映像
信号を生成して出力するのかを選択する選択手段とを備
えると共に、前記選択手段によって前記第2の輝度成分
生成手段、及び前記第2の色成分生成手段を用いて映像
信号を生成して出力する選択がなされた場合には、前記
制御手段が前記第2の回路を動作させると共に、前記音
声信号処理手段による音声信号の取り込みを禁止する制
御を行うことを特徴としている。
【0053】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、被写体距離に応じてレンズの位置が変化するレンズ
を含む撮像光学系と、前記レンズの位置を検出する位置
検出手段と、前記撮像光学系を介して入射される被写体
の光学像を撮像素子に結像させる撮像手段と、前記撮像
素子に結像された被写体の光学像を電気信号に変換する
光電変換手段と、周囲の音声を収音して音声信号を生成
するマイクロフォンと、前記マイクロフォンから得られ
る音声信号を前記電気信号と共に取り込む音声信号処理
手段と、前記電気信号から映像信号を生成して出力する
映像信号処理手段と、装置全体の動作を制御する制御手
段とを備え、前記映像信号処理手段が、前記電気信号の
輝度レベルに応じて前記映像信号の輝度成分を生成する
第1の輝度成分生成手段と、前記電気信号の色成分に応
じて前記映像信号の色成分を生成する第1の色成分生成
手段と、前記電気信号の輝度レベルに応じて明部と暗部
を各々反転させて前記映像信号の輝度成分を生成する第
2の輝度成分生成手段と、前記電気信号の色成分に応じ
て、予め定められた変換方式によって前記映像信号の色
成分を生成する第2の色成分生成手段と、動画を撮影す
るための第1の回路及び静止画を撮影するための第2の
回路とを備えると共に、前記レンズが予め定められた位
置にあって、且つ前記第2の輝度成分生成手段と前記第
2の色成分生成手段の出力信号を用いて映像信号を生成
する場合には、前記制御手段が、前記第2の回路を動作
させると共に、前記音声信号処理手段による音声信号の
取り込みを禁止する制御を行うことを特徴としている。
【0054】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、撮像光学系を介して撮像素子に被写体の光学像を結
像させる撮像手段と、前記光学像を電気信号に変換する
光電変換手段と、周囲の音声を収音して音声信号を生成
するマイクロフォンと、前記マイクロフォンから得られ
る音声信号を前記電気信号と共に取り込む音声信号処理
手段と、前記音声信号処理手段から出力される音声信号
を外部装置に対して出力する音声信号出力端子と、前記
電気信号から映像信号を生成して出力する映像信号処理
手段と、装置全体の動作を制御する制御手段とを備え、
前記映像信号処理手段が、前記電気信号の輝度レベルに
応じて前記映像信号の輝度成分を生成する第1の輝度成
分生成手段と、前記電気信号の色成分に応じて前記映像
信号の色成分を生成する第1の色成分生成手段と、前記
電気信号の輝度レベルに応じて明部と暗部を各々反転さ
せて前記映像信号の輝度成分を生成する第2の輝度成分
生成手段と、前記電気信号の色成分に応じて、予め定め
られた変換方式によって前記映像信号の色成分を生成す
る第2の色成分生成手段と、動画を撮影するための第1
の回路及び静止画を撮影するための第2の回路とを備え
ると共に、前記第2の輝度成分生成手段の出力信号と前
記第2の色成分生成手段の出力信号とを用いて映像信号
を生成する場合には、前記制御手段が前記第2の回路を
動作させると共に、前記音声信号出力端子へ前記音声信
号の出力することを禁止する制御を行うことを特徴とし
ている。
【0055】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、前記映像信号処理手段が、前記電気信号の色に関す
る情報から前記被写体の色を識別する色識別手段と、前
記色識別手段の識別結果によって、前記第1の輝度成分
生成手段、第2の輝度成分生成手段、及び第1の色成分
生成手段、第2の色成分生成手段の何方かを用いて映像
信号を生成して出力するかを選択する選択手段とを備え
ると共に、前記選択手段によって、前記第2の輝度成分
生成手段及び前記第2の色成分生成手段を用いて映像信
号を生成して出力する選択がなされた場合には、前記制
御手段が前記第2の回路を動作させると共に、前記音声
信号出力端子へ前記音声信号を出力することを禁止する
制御を行うことを特徴としている。
【0056】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、被写体距離に応じてレンズの位置が変化するレンズ
を含む撮像光学系と、前記レンズの位置を検出する位置
検出手段と、前記撮像光学系を介して入射される被写体
の光学像を撮像素子に結像させる撮像手段と、前記撮像
素子に結像された光学像を電気信号に変換する光電変換
手段と、周囲の音声を収音して音声信号を生成するマイ
クロフォンと、前記マイクロフォンから得られる音声信
号を前記電気信号と共に取り込む音声信号処理手段と、
前記音声信号処理手段からの出力音声信号を外部装置に
対して出力する音声信号出力端子と、前記電気信号から
映像信号を生成して出力する映像信号処理手段と、装置
全体の動作を制御する制御手段とを備え、前記映像信号
処理手段が、前記電気信号の輝度レベルに応じて前記映
像信号の輝度成分を生成する第1の輝度成分生成手段
と、前記電気信号の色成分に応じて前記映像信号の色成
分を生成する第1の色成分生成手段と、前記電気信号の
輝度レベルに応じて、明部と暗部を各々反転させて前記
映像信号の輝度成分を生成する第2の輝度成分生成手段
と、前記電気信号の色成分に応じて、予め定められた変
換方式によって前記映像信号の色成分を生成する第2の
色成分生成手段と、動画を撮影するための第1の回路及
び静止画を撮影するための第2の回路とを備える共に、
前記レンズが予め定められた位置にあって、且つ前記第
2の輝度成分生成手段と前記第2の色成分生成手段の出
力信号を用いて映像信号を生成する場合に、前記制御手
段が前記第2の回路を動作させると共に、前記音声信号
出力端子へ前記音声信号の出力することを禁止する制御
を行うことを特徴としている。
【0057】本発明の撮像方法は、ネガフィルムを撮影
している時には、撮像装置の動作モードを静止画撮影モ
ードに自動的に移行させる処理と、ネガポジ反転機能を
動作させる処理と、音声信号が外部装置に入力されなく
なるようにする処理とを行うことを特徴としている。
【0058】また、本発明の撮像装置の他の特徴とする
ところは、周囲の音声を収音して音声信号を生成する収
音機能及びフィルム撮影機能を備えた撮像装置におい
て、フィルムを撮影している時には前記音声信号の入力
を禁止するように制御する制御手段を具備することを特
徴としている。
【0059】また、本発明の他の特徴とするところは、
前記制御手段は、外部音声の取り込みを禁止して前記音
声信号が外部装置に入力されないように制御することを
特徴としている。
【0060】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、ネガポジ反転機能を備え、前記制御手段は、前記ネ
ガポジ反転機能を動作させるときは、周囲の音声が外部
装置に出力されないように前記音声信号の入力を禁止す
るように制御することを特徴としている。
【0061】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、撮像光学系を介して入射された被写体の光学像を撮
像素子に結像させる撮像手段と、前記撮像手段によって
前記撮像素子に結像された被写体の光学像を電気信号に
変換する光電変換手段と、周囲の音声を収音して音声信
号を生成するマイクロフォンと、前記マイクロフォンか
ら得られる音声信号を前記電気信号と共に取り込む音声
信号処理手段と、前記電気信号から映像信号を生成して
出力する映像信号処理手段と、動画を撮影するための第
1のモード及び静止画を撮影するための第2のモードと
を設定可能なモード制御手段と、ネガポジ反転手段と、
前記ネガポジ反転手段を動作させるときは、前記第2の
モードを設定すると共に、前記音声信号処理手段による
音声信号の取り込みを禁止する制御を行う制御手段とを
備えたことを特徴としている。
【0062】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、前記映像信号処理手段が、前記電気信号の色に関す
る情報から前記被写体の色を識別する色識別手段を備
え、前記制御手段は前記色識別手段の識別結果によっ
て、前記ネガポジ反転手段を制御すると共に、前記ネガ
ポジ反転手段の動作時は前記第2のモードを設定すると
共に、前記音声信号処理手段による音声信号の取り込み
を禁止する制御を行うことを特徴としている。
【0063】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、レンズを備え、前記レンズが予め定められた位置に
あって、且つ前記ネガポジ反転手段が動作中である場合
には、前記制御手段が前記第2のモードを動作させると
共に、前記音声信号処理手段による音声信号の取り込み
を禁止する制御を行うことを特徴としている。
【0064】
【発明の実施の形態】以下、本発明の撮像装置及び撮像
方法の一実施形態を図面を参照しながら説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明の撮像装置の特徴を
表す第1の実施形態の装置の全体概略ブロック図であ
り、図13と異なる部分は後述するカメラ信号処理回路
内109の信号処理手段とAV出力制御回路128の入
力端子133に入力されるAV制御回路内のスイッチ制
御信号の形態である。
【0065】本実施形態においては、従来技術で説明し
たシスコン119からのスイッチ制御信号132に加
え、カメラ信号処理回路109からもスイッチ制御信号
131が出力されており、スイッチ制御信号131とス
イッチ制御信号132のどちらかによってAV出力制御
回路128内のスイッチが動作するように、OR回路1
30が図示の如く設けられている。
【0066】カメラ信号処理回路109内の構成の内、
図15と異なるカメラ制御回路の周辺部のみを図2に抜
き出した。図2の各ブロックの接続先は図15と同様で
あり、その旨を図面にも記している。
【0067】本実施形態においては、カメラ制御回路2
05としてマイクロコンピュータを使用しており、従来
例で示した機能に対して追加された機能もあることか
ら、カメラ制御回路205の番号を図15とは異ならせ
ている。
【0068】図2において、カメラ制御回路205がマ
イクロコンピュータであることから、色差信号生成回路
1305から出力されるR−YとB−Yの各信号をA/
D変換器201、202でデジタル信号に変換してカメ
ラ制御回路205に入力するようにしている。
【0069】A/D変換器201及び202の出力は、
端子206及び207からそれぞれカメラ制御回路20
5に入力され、図15で説明したR信号とB信号の利得
制御回路1303、1304を制御するために用いられ
る。
【0070】一方、A/D変換器201及び202の出
力は、それぞれ積分器203、204にも入力され、そ
れぞれの積分された結果が端子208と209からカメ
ラ制御回路205に入力される。
【0071】所定のバックライトによって照らされたカ
ラーネガフィルムの透過光をビデオカメラで撮影し、そ
の色差信号を図2の積分器203、204で積分した時
のR−Y成分とB−Y成分の関係は、色差ベクトルとし
て、図3の特性図において、301に示される範囲に概
略分布している。
【0072】したがって、ネガフィルムを撮影している
ということを検出するには、端子208及び209から
入力される各色差成分信号をカメラ制御回路205で観
察し、R−Y成分が第1の判定範囲302内にあり、且
つB−Y成分が第2の判定範囲303内にあることを条
件とすれば良い。
【0073】図4は、カメラ制御回路205内にネガフ
ィルム撮影検出、及び静止画モードへの自動移行のため
のフローチャートである。図4において、最初のステッ
プ401で処理の実行が開始されると、次に、ステップ
402で端子209から入力される信号が第1の判定範
囲302内であるか否かが判断される。
【0074】この判断の結果、判定範囲外であれば、ス
テップ406に進んで装置を動画モードとして画像メモ
リ1311をスルー状態とし、次に、ステップ407で
ネガポジ反転を実行しないよう、ネガポジ反転OFF信
号1402を出力する。
【0075】更に、次のステップ409で、図20中の
AV出力制御回路128内のスイッチ片1502及び1
503をそれぞれ音声信号取り込み側(接地されたコン
デンサではない方)に接続するよう、スイッチ制御信号
131を出力し、動画撮影時には有効な、その場の音声
も外部装置に出力する。
【0076】また、ステップ402で判定範囲内である
場合、ステップ403に進み、端子208から入力され
る信号が第2の判定範囲303内であるか否かが判断さ
れる。この判断の結果、判定範囲外であれば同様にステ
ップ406の処理へ移行する。
【0077】一方、ステップ403の判断の結果、判定
範囲内である場合にはステップ404に進んで装置を静
止画モードとして、トリガがONとなったときに画像メ
モリに静止画を取り込むべく待機すると共に、ステップ
405でネガポジ反転を実行するよう、ネガポジ反転O
N/OFF信号1402の出力をONとする。
【0078】次に、ステップ409でAV出力制御回路
128内のスイッチ1502及び1503を、それぞれ
接地されたコンデンサ側に接続するように、スイッチ制
御信号131を出力し、端子群129内のオーディオ出
力端子に音声信号が出力されないようにする。
【0079】以上の如く回路を構成して制御すること
で、スイッチ列120内のスイッチを用いて操作者が
「ネガポジ反転機能の動作」や「静止画撮影モード」を
逐一選択しなくても、ネガフィルムを撮影している時だ
け自動的に静止画撮影モードに装置を移行させ、且つネ
ガポジ反転機能が動作するよう、ビデオ一体型カメラを
構成し、この時、出力音声信号を外部装置にしなくなる
ので、不要な音声信号を外部装置に送出することや静止
画撮影時のハウリングの発生を回避できる。
【0080】したがって、例えば通常ビデオ撮影直後の
動画モード設定時に、ネガフィルム映像の取り込み撮影
を行う場合でも、ビデオ一体型カメラの各種スイッチ、
及び外部装置の音声ボリウム等に対する複雑な操作を必
要とせず、円滑に静止画取り込み作業に移行することが
できる。
【0081】(第2の実施形態)図5は、第2の実施形
態の装置の全体概略ブロック図であり、図13と異なる
部分は、マイクロフォン124、及び125の出力線に
カメラ信号処理回路109から出力されるスイッチ制御
信号131によって切り換わるスイッチ2005及び2
006がそれぞれ配されている点である。
【0082】カメラ信号処理回路109内の構成は、図
2の通りであり、カメラ制御回路205内の処理フロー
そのものも前述した第1の実施形態と同じであるが、ス
イッチ制御回路の制御対象が第1の実施形態とは異なっ
ている。
【0083】以下、図6のフローチャートを用いて図5
に示した装置の動作を説明する。図6において、ステッ
プ501で処理の実行が開始されると、ステップ502
で端子209から入力される信号が判定範囲302内で
あるか否かが判断される。
【0084】この判断の結果、判定範囲外であればステ
ップ406に進んで装置を動画モードとして画像メモリ
1311をスルー状態とし、次に、ステップ407でネ
ガポジ反転を実行しないよう、ネガポジ反転ON/OF
F信号1402の出力をOFFとする。
【0085】次に、ステップ502に進んで、図5中に
示したスイッチ2005及び2006を、音声信号取り
込み側(接地されたコンデンサではない方)に接続する
ように、スイッチ制御信号131を出力する。
【0086】また、ステップ402の判断の結果、判定
範囲内である場合、ステップ403に進んで端子208
から入力される信号が第2の判定範囲303内であるか
否かが判断され、判定範囲外であれば同様に406の処
理へ移行する。
【0087】一方、ステップ403の判断の結果、判定
範囲内である場合はステップ404に進んで装置を静止
画モードとして、トリガがONとなったときに画像メモ
リに静止画を取り込むべく待機すると共に、ステップ4
05でネガポジ反転を実行するよう、ネガポジ反転ON
/OFF信号1402の出力をONとする。
【0088】次に、ステップ501に進んでスイッチ2
005及び2006を、それぞれ接地されたコンデンサ
2003及び2004側に接続するようにスイッチ制御
信号131を出力する。
【0089】これにより、マイクロフォン出力が後段回
路に送出されなくなるので、不要な音声の記録や外部装
置への出力がなされないようにすることができる。よっ
て、カメラ制御回路205内の処理そのものは第1の実
施形態と同じである。
【0090】以上の如く回路を構成して制御することに
より、スイッチ列120内のスイッチ1403を用いて
操作者が「ネガポジ反転機能の動作」や「静止画撮影モ
ード」を逐一選択しなくても、ネガフィルムを撮影して
いる時だけ自動的に静止画撮影モードに装置を移行さ
せ、且つネガポジ反転機能が動作するようにビデオ一体
型カメラを構成し、この時、音声信号を取り込まなくな
るので、不要な音声を記録してしまったり、外部装置に
送出してしたり、外部装置との間でハウリングを発生さ
せてしまったりといった不具合を回避することができ
る。
【0091】したがって、例えば通常ビデオ撮影直後の
動画モード設定時に、ネガフィルム映像の取り込み撮影
を行う場合でも、ビデオ一体型カメラの各種スイッチ、
及び外部装置の音声ボリウム等に対する複雑な操作を必
要とせず、円滑に静止画取り込み作業に移行することが
できる。
【0092】(第3の実施形態)図7は、本発明の特徴
を表す第3の実施形態におけるカメラ信号処理回路内の
カメラ制御回路での処理のフローチャートであって、第
1の実施形態の判別条件に加え、図17で説明した極め
て至近距離にある被写体を撮影した時の撮像面合焦状態
でのレンズ位置を判別条件として付加したものである。
【0093】図7に示したように、最初のステップ80
1で処理の実行が開始されると、次に、ステップ802
で変倍レンズがワイド領域702の範囲内であるかどう
かを判別する。
【0094】この判断の結果、範囲外であれば、第1の
実施形態と同様に処理をステップ406、ステップ40
7、ステップ409に移行して動画モードでネガポジ反
転せず、音声も同時に外部に対して出力する状態に装置
設定を行う。
【0095】一方、ステップ802の判断の結果、変倍
レンズ位置がワイド領域702の範囲内である場合に
は、ステップ803でフォーカスコンペレンズ位置が曲
線701より至近側の範囲内であるかどうかを判別する
(フォーカスコンペレンズの位置条件は変倍レンズ位置
により変化する)。ステップ803の判断の結果、範囲
外である場合には前記と同じくステップ406、ステッ
プ407、ステップ409の処理を実行する。
【0096】また、ステップ803の判断の結果、フォ
ーカスコンペレンズ位置が701より至近側の範囲内で
あると判断した場合には、第1の実施形態と同様に、ス
テップ402、ステップ403に進んで、R−Y、B−
Yの色差信号の状態を検出する。
【0097】そして、色差ベクトルが301の範囲内に
ある時には、前述したステップ404、ステップ40
5、ステップ408の処理を行うようにすることによ
り、出力音声信号を外部装置に出力することを禁止しな
がら静止画モードにてネガポジ反転像を取り込むように
装置状態を設定する。
【0098】以上の如くレンズシステムの状態を判別条
件として付加することにより、至近距離で、すなわちフ
ィルムアダプタを用いてネガフィルムを撮影しているこ
とが明確に判定できるようになるので、誤動作すること
なく、静止画モードへの切り換えとネガポジ反転機能の
ON、それに出力音声信号の外部装置への出力禁止を自
動的に実行させることが可能になる。
【0099】(第4の実施形態)図8は、本発明の特徴
を表す第4の実施形態におけるカメラ信号処理回路内の
カメラ制御回路での処理のフローチャートである。第3
の実施形態が図1のように構成されている装置におい
て、ネガフィルムを反転している静止画として撮像装置
内に取り込む時に出力音声信号の外部装置への出力を禁
止したものであったのに対し、本実施形態の場合は図5
のように構成されている装置において、ネガフィルムを
反転して静止画として撮像装置内に取り込む時に、撮像
装置に備わっているマイクロフォンからの静止画取り込
み時の不要な音声の取り込みを禁止するようにしたもの
である。
【0100】図8に示したように、ステップ901で処
理の実行が開始されると、ステップ802で変倍レンズ
がワイド領域702の範囲内であるかどうかを判別し、
範囲外であれば、第2の実施形態と同様に処理をステッ
プ406、ステップ407、ステップ502に移行し
て、動画モードでネガポジ反転せず、マイクロフォンか
ら音声も同時に取り込みながら撮影する状態に装置設定
を行う。
【0101】また、ステップ802の判断の結果、変倍
レンズ位置が702の範囲内である場合には、ステップ
803に進んでフォーカスコンペレンズ位置が曲線70
1より至近側の範囲内であるかどうかを判別する(フォ
ーカスコンペレンズの位置条件は変倍レンズ位置により
変化する)。この判断の結果、範囲外である場合には前
記と同じくステップ406、ステップ407、ステップ
502の処理を実行する。
【0102】ステップ803の判断の結果、フォーカス
コンペレンズ位置が701より至近側の範囲内である場
合、第3の実施形態と同様にステップ402、ステップ
403に進んでR−Y、B−Yの色差信号の状態を検出
し、色差ベクトルが301の範囲内にある時には、ステ
ップ404、ステップ405、ステップ501の処理を
順次行い、マイクロフォンからの音声の取り込みを禁止
しながら静止画モードにてネガポジ反転像を取り込むよ
うに装置状態を設定する。
【0103】以上の如くレンズシステムの状態を判別条
件として付加することにより、至近距離で、すなわちフ
ィルムアダプタを用いてネガフィルムを撮影しているこ
とが明確に判定できるようになるので、誤動作すること
なく、静止画モードへの切り換えとネガポジ反転機能の
ON、それにこの時のマイクロフォンからの外部音声の
取り込み禁止を自動的に実行させることが可能になる。
【0104】(第5の実施形態)図9は、本発明の特徴
を表す第5の実施形態におけるカメラ信号処理回路内の
カメラ制御回路での処理を示すフローチャートであっ
て、装置全体の概略構成は図1に示されるものであり、
また、カメラ信号処理回路内の概略構成は図2に示され
るものである。
【0105】本実施形態ではこれまで説明した実施形態
におけるような、ネガポジフィルム撮影の自動識別手段
等を講じず、従来の技術で述べたように、単に操作者が
スイッチ列120内のネガポジ反転機能切り換えスイッ
チ1903を操作して、ネガポジ反転機能がONの時に
は自動的に静止画モードに装置を移行し、この際、外部
装置への出力音声信号の出力を禁止しようとするもので
ある。
【0106】図9に示したように、ステップ1001で
処理の実行が開始されると、次に、ステップ1002で
操作者によってネガポジ反転機能がONされたかどうか
を確認する。ネガポジ反転機能のON情報は既述の通
り、通信線122及び123によってもたらされてい
る。
【0107】ステップ1002でネガポジ反転機能がO
Nであると認知すると、ステップ404、ステップ40
5に順次進んで装置を静止画モードに設定後、ネガポジ
反転機能をONすべく、ネガポジ反転ON信号1402
を出力する。そして、ステップ408で、スイッチ制御
信号131を出力する。
【0108】一方、ステップ1002でネガポジ反転機
能がOFFであると認知すると、ステップ406、ステ
ップ407に順次進んで装置を動画モードに設定後、ネ
ガポジ反転をOFFすべく、ネガポジ反転OFF信号1
402を出力し、ステップ409で外部装置に出力音声
信号を出力すべく、スイッチ制御信号131を出力す
る。
【0109】以上の構成により、ネガフィルム撮影を自
動判別しない装置においても、ネガポジ反転機能がON
状態の時には自動的に静止画モードへ装置が移行され、
その際、外部装置へ出力音声信号を出力することが禁止
されるので、操作の煩わしさが軽減される。また、操作
者が操作を忘れて動画モードのままネガフィルムを不要
な音声と共に、パソコンに取り込んだりすることを避け
ることができるようになる。
【0110】(第6の実施形態)図10は、本発明の特
徴を表す第6の実施形態におけるカメラ信号処理回路内
のカメラ制御回路での処理のフローチャートであって、
装置全体の概略構成は図5に示されるものであり、ま
た、カメラ信号処理回路内の概略構成は図2に示される
ものである。
【0111】本実施形態では、第5の実施形態でネガポ
ジ反転モード時に出力音声信号を外部装置に送出するの
を禁止していたのに対し、ネガポジ反転モード時にマイ
クロフォンから不要な音声を取り込むことを禁止するよ
うにしたものである。
【0112】図10に示したように、ステップ1101
で処理の実行が開始されると、ステップ1002で操作
者によってネガポジ反転機能がONされたかどうかを確
認する。ネガポジ反転機能のON情報は、既述の通り通
信線122及び123によってもたらされている。
【0113】ステップ1002でネガポジ反転機能がO
Nであると認知すると、ステップ404、ステップ40
5で装置を静止画モードに設定後、ネガポジ反転機能を
ONすべく、ネガポジ反転ON信号1402を出力す
る。そして、ステップ501で、スイッチ制御信号13
1を出力してマイクロフォンをオフにし、マイクロフォ
ンからの音声信号を取り込まないようにする。
【0114】一方、ステップ1002でネガポジ反転機
能がOFFであると認知すると、ステップ406、ステ
ップ407で装置を動画モードに設定後、ネガポジ反転
をOFFすべく、ネガポジ反転OFF信号1402を出
力し、ステップ502でマイクロフォンからの音声信号
を取り込むべく、スイッチ制御信号131を出力する。
【0115】以上の構成により、ネガフィルム撮影を自
動判別しない装置においても、ネガポジ反転機能がON
状態の時には自動的に静止画モードへ装置が移行され、
その際、外部音声の取り込みが禁止される。これによ
り、操作の煩わしさが軽減されるばかりでなく、操作者
が操作を忘れて動画モードのままネガフィルムを不要な
音声と共に、記録媒体やパソコンに取り込んだりするこ
とを避けられるようになる。
【0116】〔本発明の他の実施形態〕本発明は複数の
機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェース機
器、リーダ、プリンタ等)から構成されるシステムに適
用しても1つの機器からなる装置に適用しても良い。
【0117】また、前述した実施形態の機能を実現する
ように各種のデバイスを動作させるように、前記各種デ
バイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュ
ータに対し、前記実施形態の機能を実現するためのソフ
トウェアのプログラムコードを供給し、そのシステムあ
るいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に
格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作
させることによって実施したものも、本発明の範疇に含
まれる。
【0118】また、この場合、前記ソフトウェアのプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコード自体、およびそのプ
ログラムコードをコンピュータに供給するための手段、
例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本
発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記
憶媒体としては、例えばフロッピーディスク、ハードデ
ィスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、
磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用い
ることができる。
【0119】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、前述の実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコン
ピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティング
システム)あるいは他のアプリケーションソフト等の共
同して前述の実施形態の機能が実現される場合にもかか
るプログラムコードは本発明の実施形態に含まれること
は言うまでもない。
【0120】さらに、供給されたプログラムコードがコ
ンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そ
のプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の
一部または全部を行い、その処理によって前述した実施
形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれること
は言うまでもない。
【0121】
【発明の効果】本発明は前述したように、本出願に係わ
る発明によれば、ネガフィルムを静止画として撮影する
場合には、撮像モードを静止画撮影モードに自動的に設
定してネガポジ反転機能を動作させると共に、音声信号
が外部装置に入力されないようにすることができる。こ
れにより、煩わしい操作を行わなくても済むようにする
ことができると共に、前記静止画撮影には不要な撮影時
の編集操作中の音声が外部装置に記憶されないようにす
ることができる。
【0122】また、本発明の他の特徴によれば、ネガフ
ィルムの特徴的な色差ベクトルを検出し、静止画モード
への移行制御、ネガポジ反転機能を動作させる制御及び
周囲の音声が外部装置に出力されないようにする制御を
自動的に行うようにしたので、操作者がネガポジ反転モ
ード設定を行った上に静止画撮影モードに装置を移行さ
せるという煩わしい操作を行うことを軽減できると共
に、誤操作の可能性を軽減することができる。
【0123】また、本発明のその他の特徴によれば、ネ
ガフィルムの特徴的な色差ベクトル検出に加え、撮像レ
ンズの至近距離合焦条件から得られる特定のレンズ位置
を検出することにより、フィルムアダプタを用いたネガ
フィルム撮影の状態を正確に検出して装置の誤動作を防
ぐことができると共に、従来の技術の短所を改善するこ
とができる。
【0124】また、本発明のその他の特徴によれば、レ
ンズシステムの状態を判別条件として付加するようにし
たので、フィルムアダプタを用いて至近距離でネガフィ
ルムを撮影していることを明確に判定することができ、
静止画モードへの切り換えとネガポジ反転機能を動作さ
せる制御、マイクロフォンからの外部音声の取り込み禁
止制御を誤動作することなく自動的に実行させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の装置の概略構成を示
すブロック図である。
【図2】カメラ制御回路の周辺部の詳細な構成を示す図
である。
【図3】色差ベクトルを示す特性図である。
【図4】カメラ制御回路内にネガフィルム撮影検出、及
び静止画モードへの自動移行のための動作を示すフロー
チャートである。
【図5】第2の実施形態の撮像装置の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図6】第2の実施形態の撮像装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図7】第3の実施形態におけるカメラ信号処理回路内
のカメラ制御回路での処理の内容を示すフローチャート
である。
【図8】第4の実施形態におけるカメラ信号処理回路内
のカメラ制御回路での処理の内容を示すフローチャート
である。
【図9】第5の実施形態におけるカメラ信号処理回路内
のカメラ制御回路での処理の内容を示すフローチャート
である。
【図10】第6の実施形態におけるカメラ信号処理回路
内のカメラ制御回路での処理の内容を示すフローチャー
トである。
【図11】ビデオ一体型カメラ1604にフィルムアダ
プターを装着し、フィルムホルダーに挟まれたネガフィ
ルムを撮影している様子を示す図である。
【図12】カラーネガフィルムのネガ状態とポジ状態の
色差ベクトル表示の一例を示す図である。
【図13】図11のカメラ一体型ビデオの概略構成を示
すブロック図である。
【図14】ネガポジ反転機能を付加した撮像装置の構成
を示すブロック図である。
【図15】カメラ信号処理回路内の構成を示すブロック
図である。
【図16】インナーフォーカスタイプレンズシステムを
示す図である。
【図17】フォーカスコンペレンズの撮像面合焦位置を
示す図である。
【図18】スイッチ列の一例を示す図である。
【図19】ネガポジ反転回路の一例示す図である。
【図20】AV出力制御回路の内部構成の一例を示す図
である。
【符号の説明】
101 被写体 102 固定の第1群レンズ 103 変倍レンズ 10 は絞り 105 固定の第3群レンズ 106 ーカスコンペレンズ 107 撮像素子 108 AGC回路 109 カメラ信号処理回路 110 変倍レンズモータ 111 IGメータ 112 フォーカスコンペレンズモータ 113 変倍レンズドライバ 114 IGドライバ 115 フォーカスコンペレンズドライバ 116 絞り制御回路 117 AF評価値処理回路 118 レンズ/カメラ制御回路 119 システムコントローラ 120 スイッチ群 121〜123 通信線 124 Lchマイクロホン 125 Rchマイクロフォン 126 Lch増幅器 127 Rch増幅器 128 AV出力制御回路 129 端子群 130 OR回路

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画撮影モード及び静止画撮影モードを
    備えると共に、周囲の音声を収音して音声信号を生成す
    る収音機能及びネガポジ反転機能を備えた撮像装置にお
    いて、 ネガフィルムを撮影している時には撮影モードを前記静
    止画撮影モードに移行させて前記ネガポジ反転機能を動
    作させると共に、前記音声信号が外部装置に入力されな
    いように制御する制御手段を具備することを特徴とする
    撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、外部音声の取り込みを
    禁止して前記音声信号が前記外部装置に入力されないよ
    うに制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装
    置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記音声信号が外部に
    送出されるのを禁止して前記外部装置に前記音声信号が
    入力されないように制御することを特徴とする請求項1
    に記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、ネガフィルムの特徴的
    な色差ベクトルを検出し、前記静止画モードへ移行する
    制御、ネガポジ反転機能を動作させる制御及び周囲の音
    声が外部装置に出力されないようにする制御を自動的に
    行うことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載
    の撮像装置。
  5. 【請求項5】 撮像光学系を介して入射された被写体の
    光学像を撮像素子に結像させる撮像手段と、前記撮像手
    段によって前記撮像素子に結像された被写体の光学像を
    電気信号に変換する光電変換手段と、周囲の音声を収音
    して音声信号を生成するマイクロフォンと、前記マイク
    ロフォンから得られる音声信号を前記電気信号と共に取
    り込む音声信号処理手段と、前記電気信号から映像信号
    を生成して出力する映像信号処理手段と、装置全体の動
    作を制御する制御手段とを備え、 前記映像信号処理手段が、前記電気信号の輝度レベルに
    応じて前記映像信号の輝度成分を生成する第1の輝度成
    分生成手段と、 前記電気信号の色成分に応じて前記映像信号の色成分を
    生成する第1の色成分生成手段と、 前記電気信号の輝度レベルに応じて明部と暗部とを各々
    反転させて前記映像信号の輝度成分を生成する第2の輝
    度成分生成手段と、 前記電気信号の色成分に応じて、予め定められた変換方
    式によって前記映像信号の色成分を生成する第2の色成
    分生成手段と、 動画を撮影するための第1の回路及び静止画を撮影する
    ための第2の回路とを備えると共に、 前記第2の輝度成分生成手段の出力信号と前記第2の色
    成分生成手段の出力信号とを用いて映像信号を生成する
    場合には、前記制御手段が前記第2の回路を動作させる
    と共に、前記音声信号処理手段による音声信号の取り込
    みを禁止する制御を行うことを特徴とする撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記映像信号処理手段が、前記電気信号
    の色に関する情報から前記被写体の色を識別する色識別
    手段と、 前記色識別手段の識別結果によって、前記第1の輝度成
    分生成手段、第2の輝度成分生成手段、及び第1の色成
    分生成手段、第2の色成分生成手段の何方かを用いて映
    像信号を生成して出力するのかを選択する選択手段とを
    備えると共に、 前記選択手段によって前記第2の輝度成分生成手段、及
    び前記第2の色成分生成手段を用いて映像信号を生成し
    て出力する選択がなされた場合には、前記制御手段が前
    記第2の回路を動作させると共に、前記音声信号処理手
    段による音声信号の取り込みを禁止する制御を行うこと
    を特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 被写体距離に応じてレンズの位置が変化
    するレンズを含む撮像光学系と、前記レンズの位置を検
    出する位置検出手段と、前記撮像光学系を介して入射さ
    れる被写体の光学像を撮像素子に結像させる撮像手段
    と、前記撮像素子に結像された被写体の光学像を電気信
    号に変換する光電変換手段と、周囲の音声を収音して音
    声信号を生成するマイクロフォンと、前記マイクロフォ
    ンから得られる音声信号を前記電気信号と共に取り込む
    音声信号処理手段と、前記電気信号から映像信号を生成
    して出力する映像信号処理手段と、装置全体の動作を制
    御する制御手段とを備え、 前記映像信号処理手段が、前記電気信号の輝度レベルに
    応じて前記映像信号の輝度成分を生成する第1の輝度成
    分生成手段と、 前記電気信号の色成分に応じて前記映像信号の色成分を
    生成する第1の色成分生成手段と、 前記電気信号の輝度レベルに応じて明部と暗部を各々反
    転させて前記映像信号の輝度成分を生成する第2の輝度
    成分生成手段と、 前記電気信号の色成分に応じて、予め定められた変換方
    式によって前記映像信号の色成分を生成する第2の色成
    分生成手段と、 動画を撮影するための第1の回路及び静止画を撮影する
    ための第2の回路とを備えると共に、 前記レンズが予め定められた位置にあって、且つ前記第
    2の輝度成分生成手段と前記第2の色成分生成手段の出
    力信号を用いて映像信号を生成する場合には、前記制御
    手段が、前記第2の回路を動作させると共に、前記音声
    信号処理手段による音声信号の取り込みを禁止する制御
    を行うことを特徴とする撮像装置。
  8. 【請求項8】 撮像光学系を介して撮像素子に被写体の
    光学像を結像させる撮像手段と、前記光学像を電気信号
    に変換する光電変換手段と、周囲の音声を収音して音声
    信号を生成するマイクロフォンと、前記マイクロフォン
    から得られる音声信号を前記電気信号と共に取り込む音
    声信号処理手段と、前記音声信号処理手段から出力され
    る音声信号を外部装置に対して出力する音声信号出力端
    子と、前記電気信号から映像信号を生成して出力する映
    像信号処理手段と、装置全体の動作を制御する制御手段
    とを備え、 前記映像信号処理手段が、前記電気信号の輝度レベルに
    応じて前記映像信号の輝度成分を生成する第1の輝度成
    分生成手段と、 前記電気信号の色成分に応じて前記映像信号の色成分を
    生成する第1の色成分生成手段と、 前記電気信号の輝度レベルに応じて明部と暗部を各々反
    転させて前記映像信号の輝度成分を生成する第2の輝度
    成分生成手段と、 前記電気信号の色成分に応じて、予め定められた変換方
    式によって前記映像信号の色成分を生成する第2の色成
    分生成手段と、 動画を撮影するための第1の回路及び静止画を撮影する
    ための第2の回路とを備えると共に、 前記第2の輝度成分生成手段の出力信号と前記第2の色
    成分生成手段の出力信号とを用いて映像信号を生成する
    場合には、前記制御手段が前記第2の回路を動作させる
    と共に、前記音声信号出力端子へ前記音声信号の出力す
    ることを禁止する制御を行うことを特徴とする撮像装
    置。
  9. 【請求項9】 前記映像信号処理手段が、前記電気信号
    の色に関する情報から前記被写体の色を識別する色識別
    手段と、 前記色識別手段の識別結果によって、前記第1の輝度成
    分生成手段、第2の輝度成分生成手段、及び第1の色成
    分生成手段、第2の色成分生成手段の何方かを用いて映
    像信号を生成して出力するかを選択する選択手段とを備
    えると共に、 前記選択手段によって、前記第2の輝度成分生成手段及
    び前記第2の色成分生成手段を用いて映像信号を生成し
    て出力する選択がなされた場合には、前記制御手段が前
    記第2の回路を動作させると共に、前記音声信号出力端
    子へ前記音声信号を出力することを禁止する制御を行う
    ことを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. 【請求項10】 被写体距離に応じてレンズの位置が変
    化するレンズを含む撮像光学系と、前記レンズの位置を
    検出する位置検出手段と、前記撮像光学系を介して入射
    される被写体の光学像を撮像素子に結像させる撮像手段
    と、前記撮像素子に結像された光学像を電気信号に変換
    する光電変換手段と、周囲の音声を収音して音声信号を
    生成するマイクロフォンと、前記マイクロフォンから得
    られる音声信号を前記電気信号と共に取り込む音声信号
    処理手段と、前記音声信号処理手段からの出力音声信号
    を外部装置に対して出力する音声信号出力端子と、前記
    電気信号から映像信号を生成して出力する映像信号処理
    手段と、装置全体の動作を制御する制御手段とを備え、 前記映像信号処理手段が、前記電気信号の輝度レベルに
    応じて前記映像信号の輝度成分を生成する第1の輝度成
    分生成手段と、 前記電気信号の色成分に応じて前記映像信号の色成分を
    生成する第1の色成分生成手段と、 前記電気信号の輝度レベルに応じて、明部と暗部を各々
    反転させて前記映像信号の輝度成分を生成する第2の輝
    度成分生成手段と、 前記電気信号の色成分に応じて、予め定められた変換方
    式によって前記映像信号の色成分を生成する第2の色成
    分生成手段と、 動画を撮影するための第1の回路及び静止画を撮影する
    ための第2の回路とを備える共に、 前記レンズが予め定められた位置にあって、且つ前記第
    2の輝度成分生成手段と前記第2の色成分生成手段の出
    力信号を用いて映像信号を生成する場合に、前記制御手
    段が前記第2の回路を動作させると共に、前記音声信号
    出力端子へ前記音声信号の出力することを禁止する制御
    を行うことを特徴とする撮像装置。
  11. 【請求項11】 ネガフィルムを撮影している時には、
    撮像装置の動作モードを静止画撮影モードに自動的に移
    行させる処理と、ネガポジ反転機能を動作させる処理
    と、音声信号が外部装置に入力されなくなるようにする
    処理とを行うことを特徴とする撮像方法。
  12. 【請求項12】 周囲の音声を収音して音声信号を生成
    する収音機能及びフィルム撮影機能を備えた撮像装置に
    おいて、 フィルムを撮影している時には前記音声信号の入力を禁
    止するように制御する制御手段を具備することを特徴と
    する撮像装置。
  13. 【請求項13】 前記制御手段は、外部音声の取り込み
    を禁止して前記音声信号が外部装置に入力されないよう
    に制御することを特徴とする請求項12に記載の撮像装
    置。
  14. 【請求項14】 ネガポジ反転機能を備え、前記制御手
    段は、前記ネガポジ反転機能を動作させるときは、周囲
    の音声が外部装置に出力されないように前記音声信号の
    入力を禁止するように制御することを特徴とする請求項
    12に記載の撮像装置。
  15. 【請求項15】 撮像光学系を介して入射された被写体
    の光学像を撮像素子に結像させる撮像手段と、 前記撮像手段によって前記撮像素子に結像された被写体
    の光学像を電気信号に変換する光電変換手段と、 周囲の音声を収音して音声信号を生成するマイクロフォ
    ンと、 前記マイクロフォンから得られる音声信号を前記電気信
    号と共に取り込む音声信号処理手段と、 前記電気信号から映像信号を生成して出力する映像信号
    処理手段と、 動画を撮影するための第1のモード及び静止画を撮影す
    るための第2のモードとを設定可能なモード制御手段
    と、 ネガポジ反転手段と、 前記ネガポジ反転手段を動作させるときは、前記第2の
    モードを設定すると共に、前記音声信号処理手段による
    音声信号の取り込みを禁止する制御を行う制御手段とを
    備えたことを特徴とする撮像装置。
  16. 【請求項16】 前記映像信号処理手段が、前記電気信
    号の色に関する情報から前記被写体の色を識別する色識
    別手段を備え、 前記制御手段は前記色識別手段の識別結果によって、前
    記ネガポジ反転手段を制御すると共に、前記ネガポジ反
    転手段の動作時は前記第2のモードを設定すると共に、
    前記音声信号処理手段による音声信号の取り込みを禁止
    する制御を行うことを特徴とする請求項15に記載の撮
    像装置。
  17. 【請求項17】 レンズを備え、前記レンズが予め定め
    られた位置にあって、且つ前記ネガポジ反転手段が動作
    中である場合には、前記制御手段が前記第2のモードを
    動作させると共に、前記音声信号処理手段による音声信
    号の取り込みを禁止する制御を行うことを特徴とする請
    求項15に記載の撮像装置。
JP8351254A 1996-12-27 1996-12-27 撮像装置及び撮像方法 Pending JPH10191152A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7479988B2 (en) 1998-07-22 2009-01-20 Sony Corporation Video camera apparatus using an image sensor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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