JPH10190549A - 衛星間接続方法及び装置 - Google Patents

衛星間接続方法及び装置

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JPH10190549A
JPH10190549A JP9335507A JP33550797A JPH10190549A JP H10190549 A JPH10190549 A JP H10190549A JP 9335507 A JP9335507 A JP 9335507A JP 33550797 A JP33550797 A JP 33550797A JP H10190549 A JPH10190549 A JP H10190549A
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JP
Japan
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angle
unit
subtraction circuit
addition
adjustment
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Application number
JP9335507A
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English (en)
Inventor
Andreas Maerki
アンドレアス・メルキ
Edgar Fischer
エドガー・フィッシャー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rheinmetall Air Defence AG
Original Assignee
Oerlikon Contraves AG
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/11Arrangements specific to free-space transmission, i.e. transmission through air or vacuum
    • H04B10/118Arrangements specific to free-space transmission, i.e. transmission through air or vacuum specially adapted for satellite communication

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来例に比較して正確な補足、アライメント
及び追尾を行うことができしかも可動部が少なくかつ軽
量の装置で実施することができる方法及び装置を提供す
る。 【解決手段】本方法及び本装置は、光通信手段によって
衛星間の接続を確立して保持するための衛星接続におけ
る送信及び受信ビームを調整するために使用される。上
記装置は、粗調整ユニット(7)、必要であれば微調整
ユニット(6)及びリード補正ユニット(8)が並列に
接続された制御ユニット(3)を含む。受信ビーム
(4)のパラメータ及び送信ビーム(15,16)の角
度値もまた、受信ビームの正確な追尾が達成されるよう
に種々の加算器(5,12,14)によって補正するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2つの衛星又は相
手端末の間の接続を確立して保持するために衛星の接続
における光送信及び受信ビームをアライメント処理(調
整処理)する衛星間接続方法に関し、上記衛星の各々は
光通信のための少なくとも1つの望遠鏡を有する。本発
明はまた、上記衛星間接続方法を実行する衛星間接続装
置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】マイク
ロ波の固定通信方式の無線中継と比較して、宇宙空間に
おける衛星間のデータ送信のための光通信は非常に有利
であることが示されてきた。光の極めて短い波長のため
に、光ビームは、狭い空間角度で非常に小型の光装置に
よって非常に容易に放射されることが可能である。この
方式によって達成されるアンテナの利得によって、高い
データレートが低い送信出力で送信されることが可能で
ある。マイクロ波の接続のための対応する指向性アンテ
ナは比較的重く、相対的に大きな空間を必要とする。し
かしながら、光送信ビームは容易に平行化されることが
可能であるので、それは受信ビームの追尾及び送信ビー
ムの方向の追尾、並びに非常に正確な決定を必要とす
る。
【0003】宇宙空間において分離されて移動する主要
部である衛星が、固定された接続又は周囲の大気を介し
て機械的振動を生じることはなく、それゆえ、数キロヘ
ルツで生じる機械的自己干渉を生じ、上記自己干渉は、
ロケットエンジンによって誘発される振動、特に軌道の
変更又は操縦の補正に続いて生じる振動のために検出さ
れる。これらの機械的な振動は衛星の中の光データ送信
装置に転送され、送信ビームの正確なアライメント及び
受信方向の保持を損なう。
【0004】両方の光通信装置がそれら自身でそれらの
極めて相互のアライメントを行う必要があるので、狭い
角度範囲だけを介して放射される送信ビームによって生
じる別の問題は、2つの衛星間の光通信の確立である。
現在、取り組まれているこれらの問題を解決するテスト
及び概念において、回路接続の確立は3つのセクション
に分割された。第1に相互の捕捉段階を実行し、その後
にそれぞれの受信方向及びそれぞれの送信ビームが互い
に関連して正確にアライメント処理され、次いでそのア
ライメントが正確に追尾される。それゆえ、個々のステ
ップに対して使用される装置は通常は区分化される。
【0005】第1のステップにおいて、光送信及び受信
装置は、サーボモーターによって比較的にそれほど正確
ではなく大きな角度幅での必要とされる値に設定され
る。微調整は通常、小型で軽量のピエゾ電気的に調整可
能なミラーによって提供され、上記調整可能なミラーに
よって衛星の本体の機械的な振動の効果がまた補償され
る。最後に、送信ビームの方向は、両方の衛星が互いに
関連して移動するときには、受信方向とは少し異なって
方向を向ける必要がある。
【0006】光は、相手の衛星上で衝突するために相手
の衛星への画成されたリード補正角度で送信しなければ
ならない。それゆえ、このリード補正角度は、2つの衛
星間の光の移動時間の2倍の時間と、互いに関連するそ
れらの相対速度とから近似的に決定される。相互の捕捉
を可能にするために、かなり強力な送信機が従来の光送
信装置に与えられ、それは実際の通信に与えられる送信
ビームより大きな空間角度によって放射し、実際の通信
システム(T.T.Nielsen,“自由空間のレーザー通信シス
テムのための指向、捕捉及び追尾システム(Pointing,A
cquisition andTracking System for the Free Space L
aser Communication System SILEX)”,SPIE,Vol.2381,
“Free-Space Laser Communication Technologies VI
I”,pp.194-205,ISBN 0-8194-1728-9)の光装置に関連
して実際に設けられる。
【0007】相手局として意図される衛星の位置と考え
られる既在のデータに基づいて、衛星上の装置は、ビー
コンとして識別される比較的強力な光送信機によって画
成された角度幅を放射し始め、一方、対応する角度幅は
受信方向として他の衛星で走査される。ビーコン信号が
検出されるとすぐに、受信方向が正確に設定され、それ
の角度の変化に基づいて、送信ビームのためのリード補
正角度が決定され、後者が他の衛星に送信される。それ
の受信の後に、他の衛星は正確に受信方向を設定し、マ
ッチしたリード補正角度で送信ビームを返し、ビーコン
の動作を打ち切る。最後に、送信及び受信方向の正確な
追尾が実行され、ここで、リード補正角度がそれぞれの
相手局の角速度に基づいて別個に再調整される。
【0008】送信及び受信方向の粗い設定は、ギアを減
少したステッピングモーターによって2つの軸の周囲に
与えられる望遠鏡を回転させることによって実行する。
微調整は望遠鏡のすぐ後ろのミラーによって実行され
る。前者は2つの軸の周囲を傾けられることが可能であ
り、ここで、傾ける動きは永久磁界に設けられかつミラ
ーに接続されたコイルによって実行する。ミラーの位置
は感応性センサによって検出される。
【0009】このようにアライメント処理された受信光
ビームは、接続の確立及び接続の保持の個々のステージ
のために必要とされる複数のセンサに分割される。現在
の例示的な実施形態において、これらはビデオカメラに
おいて見られるものに類似した2つの離れたCCDセン
サである。捕捉のために用いられる上記CCDセンサは
288×288画素の解像度を有し、それゆえ比較的広
い視野を有する。このセンサの処理は画素を検出するこ
とであり、比較における上記画素は、正確なアライメン
ト及び追尾を制御するために与えられるCCDセンサの
より狭い視野の範囲へのそれの配置を監視するために最
も強く照らされる。このセンサによって得られるデータ
はまた、衛星の自己共鳴を補償するために使用されるの
で、追尾のために与えられるCCDセンサはそれの素早
い読取りを可能にするために14×14画素だけを有す
る。最後に、角度の解像度が個々の画素のサイズによっ
て生成されるしきい値以下に落ちるので、受信ビームは
センサの多くの中心の画素上に分配されるように仮定さ
れ、上記センサへのそれぞれの入射光が比較される。こ
れらの4つの画素に隣接する幾つかの画素はまた、暗電
流を確立してそれらの結果として誤差を補正するために
読み取られる。それゆえ、上記安定した最後の状態の達
成は幾つかのステップを必要とする。
【0010】第1に、捕捉センサによる検出、次いで受
信ビームを追尾するように意図されたセンサの視野への
転送、さらにそれの検出された範囲内における4つの中
心画素上でのアライメント、及び最後にそれらによって
送信される画像データのフローの量的比較による最も正
確な可能性のあるアライメントである。
【0011】この例によって概説された先行技術の欠点
は、ある1つに対して、送信ビーム及び受信ビームの捕
捉、アライメント及び追尾のために必要とされる全体の
装置がかなり複雑になることである。
【0012】さらに、光通信信号は送信ビーム及び受信
ビームの正確なアライメントの間にはいまだ検出されな
く、そのフロントエンドのダウンストリームを有する高
速のフォトダイオードはこのために必要とされる。CC
Dセンサはそれらの制御のために特に複雑な電子装置を
必要とし、上記電子装置は空間を必要とし、重量を加
え、さらに、宇宙空間の状況下では、電子装置の複雑さ
は、失敗の確率を増大し、ガンマ放射の有害な効果を考
慮に入れて、それゆえ残りのコンポーネントの利用可能
性を要求する。
【0013】本発明の目的は、先行技術の欠点を回避し
て、最も単純な可能なシステムの技術レベル上で光送信
ビーム及び受信ビームの粗野な捕捉及び追尾を達成する
衛星間接続方法及び装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1記
載の方法は、衛星の接続における光送信及び受信ビーム
をアライメント処理し、2つの衛星又は複数のパートナ
ー端末の間の接続を確立して保持する衛星間接続方法で
あって、上記2つ衛星又は複数のパートナー端末の各々
は光通信のための少なくとも1つの望遠鏡を有し、送信
ビーム(16,90,90A)及び受信ビーム(4,2
5,25A)の角度値は、粗いアライメント処理ユニッ
ト(7,B)によって生成された粗調整角度(13,2
8,28A)が第1の加減算回路(5,26,26A)
に入力されるように、上記粗いアライメント処理ユニッ
ト(7,B)に与えられ、上記第1の加減算回路(5,
26,26A)からの誤差角度(18,29,29A)
が得られ、上記誤差角度(18,29,29A)は補正
された受信信号を表し、リード補正ユニット(8,C)
によって生成されたリード補正角度(17,89,89
A)と、上記粗調整角度(13,28,28A)とは第
2の加減算回路(12,14,78,78A)に入力さ
れ、これによってそれらの出力値は上記送信ビーム(1
6,90,90A)の補正を含み、上記誤差角度(1
8,29,29A)は誤差検出装置(10,D)におい
て検出され、上記誤差検出装置(10,D)から検出誤
差信号が得られ、付加的な処理ステップは制御値と上記
検出誤差信号との組み合わせによって実行され、これに
よって、上記組み合わせは付加的な加減算回路(92)
によって実行され、上記加減算回路(92)の出力値
(93)はリード補正装置(C)に入力され、ここで上
記制御値はリード補正値(79A)であり、及び/又は
上記検出誤差信号は微調整角度(11,27)として細
かいアライメント処理装置(6,A)を介して第2の加
減算回路(12,14,78)に入力され、上記リード
補正角度(17,89)及び/又は上記粗調整角度(1
3、28)はまた制御値として上記第2の加減算回路
(12,14,78)に入力され、ここで上記微調整角
度(11,27)はまた上記第1の加減算回路(5,2
6)に同時に入力され、上記接続のアライメント処理及
び保持はこの方法で決定された値によって繰り返し達成
されることを特徴とする。
【0015】また、請求項2記載の衛星間接続方法は、
請求項1記載の衛星間接続方法において、上記粗いアラ
イメント処理(7)はほぼ180°の範囲に対して行わ
れ、上記細かいアライメント処理(6)は5°より小さ
い範囲に対して行われる特徴と、上記粗いアライメント
処理(7)及び上記リード補正検出ユニット(8)は低
速な機構によって実現化され、上記微調整(6)は高速
な機構によって実現化される特徴と、リード補正角度
(17)を除いて、上記送信ビーム(16)は上記受信
ビーム(4)と平行に延在する特徴と、粗調整(7)及
び微調整(6)補正に続いて、上記受信ビーム(4)の
角度値の出力信号(18)は調整誤差検出(10)に与
えられ、ここで、このように検出された調整誤差(2
1)は粗いアライメント処理(7)、細かいアライメン
ト処理(6)及びリード補正検出ユニット(8)に干渉
値として提供される特徴のうちの少なくとも1つを特徴
とする。
【0016】さらに、請求項3記載の衛星間接続方法
は、請求項2記載の衛星間接続方法において、上記アラ
イメント誤差(21)が制御ユニット(3)に与えら
れ、上記制御ユニット(3)は、交互に粗調整ユニット
(7)及び微調整ユニット(6)とリード補正ユニット
(8)と接続され、幾何学的な軸の変換を実行してモニ
ターし、実際のリード補正角度を計算し、干渉値を調整
することを特徴とする。
【0017】また、請求項4記載の衛星間接続方法は、
請求項1、2又は3のうちの1つに記載の衛星間接続方
法において、送信ビーム(16)及び受信ビーム(4)
は、放射出力と考えられる出力情報を光通信接続の付加
的なチャンネルを介して送信し、ビームのアライメント
処理は、放射される受信出力を送信出力に関して最大化
することによって実行されることを特徴とする。
【0018】さらに、請求項5記載の衛星間接続方法
は、請求項1乃至4記載の衛星間接続方法において、上
記ビームのアライメント処理の開始段階において、上記
送信ビーム(16)はビーコンビーム(15)によって
置き換えられ、上記ビーコンビーム(15)は粗調整ユ
ニット(7)及び微調整ユニット(6)によって単に補
正されるだけであることを特徴とする。
【0019】また、請求項6記載の衛星間接続装置は、
微調整ユニット(6,A)と、粗調整ユニット(7,
B)と、リード角度ユニット(8,C)とを有する請求
項1乃至5のうちの1つに記載の衛星間接続方法を実行
する衛星間接続装置であって、上記衛星間接続装置は、
上記微調整ユニット(6,A)の上記調整角度(11,
27)は第1の加減算回路(5,26)と同時に第2の
加減算回路(12,14,78)に伝送され、上記粗調
整ユニット(7,B)の上記調整角度(13,28)は
上記第1の加減算回路(5,26)と上記第2の加減算
回路(12,14,78)に伝送され、上記リード補正
角度ユニット(8,C)の上記調整角度(17,89)
は上記第2の加減算回路(12,14,78)に付加的
に伝送され、かつリード角度検出ユニット(9,86,
87)に伝送され、上記第1の加減算回路(5,26)
の誤差角度(18,29)は補正された受信信号を表
し、上記誤差角度(18,29)は誤差検出ユニット
(10,D)に伝送され、上記誤差検出ユニット(1
0,D)から検出誤差信号が得られ、上記検出誤差信号
は微調整ユニット(6)に入力されることを特徴とす
る。
【0020】さらに、請求項7記載の衛星間接続装置
は、請求項6記載の衛星間接続装置において、上記第2
の加減算回路(12,14)は2つの加算器を有し、こ
こで、1つの加算器(12)の出力値はビーコン信号
(15)の角度値を表しかつ他の加算器(14)に入力
され、上記他の加算器(14)の出力信号は送信信号
(16)の角度値を表すことを特徴とする。
【0021】また、請求項8記載の衛星間接続装置は、
請求項6又は7記載の衛星間接続装置において、上記第
1の加減算回路(26A)の誤差信号(29A)は誤差
検出ユニット(D)を介して付加的な加減算回路(9
2)に到達し、上記第1の加減算回路(26A)の誤差
信号(29A)は補正された受信信号(25A)を表
し、追尾コントローラ(74A)の出力値(79A)は
また上記付加的な加減算回路(92)に入力され、上記
付加的な加減算回路(92)の出力値(93)は上記リ
ード補正ユニット(C)に入力されることを特徴とす
る。
【0022】さらに、請求項9記載の衛星間接続装置
は、粗調整ユニット(B)とリード角度ユニット(C)
とを有する請求項1乃至5のうちの1つに記載の衛星間
接続方法を実行する衛星間接続装置であって、上記衛星
間接続装置は、上記粗調整ユニット(B)の調整角度
(28A)は第1の加減算回路(26A)と第2の加減
算回路(78A)とに伝送され、上記リード補正角度ユ
ニットの調整角度(89A)は上記第2の加減算回路
(89A)とリード角度検出ユニット(86A)とに伝
送され、補正された受信信号(25A)を表す上記第1
の加減算回路(26A)の誤差信号(29A)は、誤差
検出ユニット(D)を介して付加的な加減算回路(9
2)に到達し、追尾コントローラ(74A)の出力値
(79A)はまた上記付加的な加減算回路(92)に入
力され、上記付加的な加減算回路(92)の出力値(9
3)はリード補正ユニット(C)に入力されることを特
徴とする。
【0023】また、請求項10記載の衛星間接続装置
は、請求項6乃至9記載の衛星間接続装置において、上
記第1の加減算回路(5,26,26A)の出力信号
(18,29,29A)は、ある1つの拡大係数を有す
る望遠鏡(19,30,30A)と誤差検出ユニット
(10,33,33A)と除算器(24,47A,48
A)とを介して制御ユニット(3)に伝送され、ここ
で、上記誤差検出ユニット(10,33,33A)は4
象限検出器を有し、ここで、上記望遠鏡(19,30,
30A)は拡大係数M又は減少係数1/Mのいずれかを
有し、拡大又は減少係数のいずれが提供されるかはビー
ムの方向に依存することを特徴とする。
【0024】さらに、請求項11記載の衛星間接続装置
は、請求項10記載の衛星間接続装置において、上記制
御ユニット(3)は、幾何学的な軸の変換と実際のリー
ド補正角度及び実際の軌跡パラメータの計算とを行うた
めの変換手段を有し、複数の接続ライン(22)を介し
たそれぞれ上記微調整ユニット(6)、上記粗調整ユニ
ット(7)及び/又は上記リード補正角度ユニット
(8)への入力データとして利用できるこれらの値を生
成し、及び/又はそのような変換手段は上記リード補正
角度ユニット(C)と上記第2の加減算回路(78,7
8A)との間に挿入されることを特徴とする。
【0025】また、請求項12記載の衛星間接続装置
は、請求項6乃至11のうちの1つに記載の衛星間接続
装置において、上記誤差検出ユニット(10,33,
D)は微調整サーボユニットを有し、上記微調整サーボ
ユニットはチップチルト装置(115)の形態でピエゾ
電気的に動作する少なくとも1つのドライブ装置を含
み、上記チップチルト装置(115)は、小型のミラー
(118)を非常に素早くかつ正確に動かして受信ビー
ム、即ち他の異なる信号(32)からのいまだに残存す
る偏差を最小化することに適するように構成され、これ
によって、1kHzより大きい周波数の振幅は補償さ
れ、ここで上記他と異なる信号(32)の検出は4象限
センサ(106)によって実行し、ここで、上記小型の
ミラー(118)は重量節約方式で実施されることを特
徴とする。
【0026】さらに、請求項13記載の衛星間接続装置
は、請求項6乃至12のうちの1つに記載の衛星間接続
装置において、上記誤差検出ユニット(10,D)の出
力信号は、切り換えスイッチ(37,37A)を含む制
御ユニット(3)に伝送されることを特徴とする。
【0027】送信ビーム及び受信ビームの粗いアライメ
ントのための本発明に係るシステムは、潜望鏡(ペリス
コープ)の形状で設けられた2つのミラーを備える。上
記潜望鏡は、電気サーボモーターによって方位角及び高
度に関連して2つの軸において回転可能であり、半球で
送信及び受信ビームを向けることを可能にする。上記電
気サーボモーターは電気的に調整され、ギアを減少する
ことなく素子上で互いに関連して回転するように機能
し、さらに、回転可能な接続を伝送されるべきラインは
回転しているモーターに対しては必要ではない。
【0028】2つのミラーのうちの1つはさらに2つの
軸において傾けられることが可能であり、上記2つの軸
は互いに関連して直交するように配置され、それゆえ、
衛星の本体の機械的な振動の補償及び光ビームの微調整
を可能にする。
【0029】このミラーの傾斜軸は機械的な固定ピボッ
トを全く触れずに、代わりに、ミラーのサスペンション
ポイントの平行方向の動きの上に置くことの結果物であ
る。2つの直行する軸の周囲の回転する動きを分離する
ことは、機械的な固定ピボットがないためにかなりの範
囲で確実である。それゆえ、回転軸のまわりの動きは、
回転の直交軸の少しの偏差によってそれ自身を明確にし
ない。
【0030】2つの軸において傾斜することが可能であ
る2つの付加的なミラーは、送信ビームのリード補正角
度の調整と、さらに受信ビームの微調整とを可能にす
る。送信ビームのリード補正角度は独立したセンサによ
って検出されて制御される。受信ビームの微調整のため
に与えられる傾斜可能なミラーと、リード補正角度を制
御するために与えられる傾斜可能なミラーとの両方が、
それらの動的な振る舞いが衛星の本体の衝撃を補償する
には十分であるように設計されれば、潜望鏡のミラーの
いずれも素早く傾ける必要はない。
【0031】上記システムは、送信ビームのリード補正
角度を決定する光センサ(PSDセンサ−位置検出器
(positionally-sensitive detector))と、相手局の
ビーコンによって送信されるビームの捕捉のためのCC
Dセンサとだけを有する。追尾のために、受信側に高速
フォトダイオードの4象限回路があり、上記フォトダイ
オードは同時に電気的な受信信号を伝送し、上記電気的
な受信信号は、用いられているホモダイン送信システム
の局部発振器の光を同時に添えることによって、太陽の
ような非常に強力な光源から優れて識別されることが可
能である。
【0032】捕捉段階における送信ビームは2つの端末
によって影響されないので、上記装置は送信ビームの独
立した受信ビームの微調整を可能にし、ここで、4象限
回路の実際の視野が横断され、非常に正確なアライメン
トが一連の接続された望遠鏡によって可能にされる。
【0033】本発明の別の利点は、光通信信号を受信す
る一連の高速フォトダイオードであって、方向センサと
して上記一連の高速フォトダイオードを同時に使用する
ことと、送信ビームに影響を与えることなく狭い角度に
よって高速フォトダイオードの受信方向を変化すること
が可能であることとである。
【0034】別の利点は、送信ビームに影響を与えるこ
となく受信機の光装置における誤差を補正することが可
能であることである。そこで与えられる空間条件の下で
の出来るだけ少ない個数の可動部分及びできるだけ少な
い依存度のために、電子的に調整される直接駆動式モー
ターによる送信ビーム及び受信ビームの粗いアライメン
トは有利であるように見られている。さらに、それの動
きの中で、機械的なギアの介在なしの駆動は、全く衝撃
を生じず、角度の変化のより素早い設定を可能にする。
【0035】さらに詳細に、本発明の特徴及び利点は、
特許請求の範囲やここで見られる特徴だけではなく、そ
れら自身又は組み合わせて、好ましい例示的な実施形態
の以下の説明からも得られる。
【0036】
【発明の実施の形態】衛星端末の調整及び制御装置1の
概略的な機能構造が図1に表され、ここで、制御ユニッ
ト3は、数ある情報の中から第1の入力ライン2を介し
てパートナー衛星の速度及び位置情報を受信し、第1の
加算器5として機能するミラーは、光受信ビーム4によ
って直接の受信ビームの方位角度及び高度と考えられる
入力値を与えられる。調整及び制御装置1はさらに、微
調整ユニット6、粗調整ユニット7及びリード補正ユニ
ット8を備え、それらはそれぞれ互いに並列に接続さ
れ、リード補正検出ユニット9及び誤差検出ユニット1
0も同様である。
【0037】微調整ユニット6、粗調整ユニット7及び
リード補正ユニット8はデータライン22を介して制御
ユニット3と接続される。微調整ユニット6は、測定さ
れた微調整ユニット角度を出力ライン6Aを介して制御
ユニット3に伝送する。粗調整ユニット7は、測定され
た粗調整ユニット角度を出力ライン7Aを介して制御ユ
ニット3に伝送する。リード補正ユニット8は、測定さ
れたリード補正ユニット角度を出力ライン8Aを介して
制御ユニット3に伝送する。
【0038】さらに、微調整ユニット6は第1の調整角
度11を生成し、粗調整ユニット7は第2の調整角度1
3を生成する。第1の調整角度11及び第2の調整角度
13であるこれらの2つの調整角度はそれぞれ同一の符
号で、一方では第1の加算器5と協働し、上記第1の加
算器5から第1の誤差角度18は結果として生じ、他方
では第2の加算器12と協働し、上記加算器12の出力
角度15は潜望鏡の方向を表し、それゆえビーコンの外
部への放射方向に対応する。簡単化された実施形態にお
いて、第2の調整角度13と同一角度になるようにビー
コンの方向を選択することがまた可能である。
【0039】それの一部分のリード補正ユニット8はリ
ード補正角度17を生成し、上記リード補正角度17
は、一方ではリード補正検出ユニット9に送信されて、
その結果、それは測定されることが可能であり、他方で
は第3の加算器14に送信され、上記第3の加算器1
は、別の入力として出力角度15である展望鏡の方向を
有し、それゆえ送信ビーム16の方向を出力値として生
成する。送信ビーム16の方向は、受信ビーム4の方向
とだけは異なるように、ゆっくりと変化するリード補正
角度17によって制御される。第1の誤差角度18は
(明解にするために表してはいないが)望遠鏡に伝送さ
れ、ここで、それは望遠鏡の増幅器19によって倍増さ
れ、誤差検出ユニット10に内部角度誤差20として送
信される。
【0040】誤差検出ユニット10の出力信号21は、
望遠鏡の減少係数24によって補正されて、入力トラッ
ク23を介して制御ユニット3に送信される。(より容
易に理解するために、光学的追尾は太くされたラインを
選ぶことによって識別される。)
【0041】制御ユニット3が幾何学的な軸変換を計算
して監視し、リード補正角度を計算し、空間パラメータ
を用いてそれぞれ更新することを実行し、また変動率を
計算し、微調整ユニット6、粗調整ユニット7及びリー
ド補正ユニット8への入力データとしてデータライン2
2を介して利用できるように決定されるデータを生成す
るように、上記制御ユニット3は設計される。
【0042】それゆえ、粗調整ユニット7によって空間
における方向にビームを偏向し、空間における方向から
ビームを受信することが可能である。このように、方向
範囲は典型的に半球をカバーする。
【0043】振動するプラットフォーム上での正確な受
信は別として、粗調整ユニット7の方向決めの変動性は
しばしば、非常に狭い帯域幅を有する。このために、付
加的で素早く反応する本発明に係る本実施形態における
微調整ユニット6が提供される。このユニットは素早い
ので、機械部分は非常に小型でかつ軽量でなければなら
ず、カバーされるべき角度範囲もまた狭くなければなら
ない(典型的には2°より小さい)。
【0044】送信ビーム16の角度値はリード補正ユニ
ット8によって正確に制御され、その結果、それはリー
ド補正角度を除いて到来ビームと平行に拡大する。この
ように、ビームの調整は、2つのパートナー端末が、一
方では送信ビームの出力、他方では通信サブチャンネル
方法(この点については、スイス国特許出願番号第24
14/96号を見ていただきたい)によって受信ビーム
の出力と見なされる情報を交換し、次いでこの関係を最
大化するような方法で実行することができる。
【0045】図2及び図3における概略的な機能構造が
次のサブブロックにおいて簡単化して配置される: −図2における送信ビーム及び受信ビームの相互の微調
整のための機能構造A、 −図2における送信ビーム及び受信ビームの相互の粗調
整のための機能構造B、 −図3における送信ビームのリード補正角度を調整する
機能構造C、 −図3における受信ビームの個別の微調整ユニットのた
めであり、4象限検出器におけるそれの検出のための機
能構造Dであって、これらのサブ構造を接続する別のブ
ロック及び値も同様である。
【0046】全体のシステムの入力値は、方位角度及び
高度によって与えられる受信ビーム25の角度であり、
上記受信ビーム25は、第1の加算/減算器26を介し
て第1の調整角度27及び第2の調整角度28と協働し
て第1の誤差信号29を形成し、上記第1の調整角度2
7及び第2の調整角度28は受信方向の微調整及び粗調
整のための機能構造A及びBの出力値として第1の加算
/減算器26に与えられる。これは、介在する望遠鏡
(簡単化のために表していない)によって導入される値
Mの乗算係数30を介した後に、別の加算/減算器31
に対する入力値として用いられ、上記加算/減算器31
の他の異なる信号32は4象限検出器33において光誤
差信号から電気誤差信号34に変換される。捕捉のため
に、第1の誤差信号29はCCDセンサ35によって電
気誤差信号36に変換され、切り換えスイッチ37に送
信される。電気誤差信号34は、オプションのフィルタ
38、次のディジタル/アナログ変換器39、電気制御
装置40、アクチュエータ41及び機械的微調整装置4
2を介して、別の加算/減算器31に調整角度43とし
て戻される。調整角度43は、センサ44を介して電気
制御装置40に戻され、またアナログ/ディジタル変換
器45の後に電気誤差信号34と同様に別の加算器46
に伝送される。このように得られる全体の誤差信号47
は除算器48において望遠鏡によって導入される係数M
で除算され、切り換えスイッチ37を介した後に、角度
変換器50に誤差信号49として伝送され、上記角度変
換器50の出力では角度誤差信号51が利用でき、それ
は機能構造A及びBの入力値として適切である。この角
度誤差信号51は、機能構造Dにおいて生じ、又は相手
局のビーコンからの光ビームの捕捉の場合では、より広
い視野範囲をカバーするCCDセンサ35において生じ
た。図2において、送信ビーム及び受信ビームの相互の
微調整のための機能構造Aはオプションで別の角度変換
器52を含む。光学フィルタ53、ディジタル/アナロ
グ変換器54、電気制御装置55、電気−機械変換アク
チュエータ56及び機械調整装置57、並びに固有の角
度変換器58に続いて、第1の調整角度27は加算/減
算器26のための入力値として生じる。調整角度に比例
する値59は、ディジタル/アナログ変換器60及び必
要とされれば角度変換器61を介して角度誤差信号51
と共に入力値として加算器62に入力し、上記加算器6
2の出力値は、コントローラ63、ディジタル/アナロ
グ変換器64及び電気制御装置65を介して電気モータ
ー66に入力され、上記電気モーター66の回転加速度
はそこに設置された加速度センサによって加速度値が検
出され、上記加速度値は積分器67及び68によって第
2の調整角度28に変換され、上記第2の調整角度28
はまた加算/減算器26での入力値として現れ、第1の
誤差信号29に入力され、加えて上記第2の調整角度2
8は別の加算/減算器69に入力され、そこで積分器7
1及び72の積分された加速度の外乱に加算される。加
算/減算器69の出力信号69Aは光−機械変換符号器
70によって検出され、インターフェース73における
変換の後にコントローラ63に戻され、また追尾コント
ローラ74に伝送される。上記処理において、干渉波
は、加算/減算器69を介して調整角度28の測定値に
加えられ、上記調整角度28の測定値は衛星の自己発振
の結果としての光学的システムの加速度76として現
れ、また積分器71及び72によって象徴的に動きに変
換される。衛星の位置及び速度と考えられる別の情報7
5のために、追尾コントローラ74は受信ビームに関連
する送信ビームのリード補正角度79を決定し、それを
図3のポイントアヘッドコントローラに伝送する。図3
において、送信ビームの実現は、ポイントアヘッドコン
トローラ80、ディジタル/アナログ変換器81、電気
制御装置82、電気−機械変換アクチュエータ83及び
関連する機械調整装置84を介して起こる。第1の実際
のリード補正角度85は光センサ86によって検出さ
れ、インターフェース87を介してポイントアヘッドコ
ントローラ80に戻る。第1のリード補正角度85は固
有の角度変換器88を介してリード補正角度89に変換
され、上記リード補正角度89は図3における加算器7
8に伝送される。図3において、上記リード補正角度8
9は加算器78において第1及び第2の調整角度27及
び28と共に、送信ビームの反射角度90を結果として
生じる。
【0047】図2及び3において示されたシステム構造
の簡単化された全体構造が図4及び5において表され
る。概略的な機能構造がここでは次のサブブロックに減
少される: −送信ビーム及び受信ビームの相互の粗調整のための機
能構造B、 −送信ビームのリード補正角度を調整する機能構造C、 −4象限検出器における送信ビームの検出と同様に、送
信ビームの独立した微調整のための機能構造Dである。
【0048】機能構造Bの決定的要素の改良された従来
のダイナミクスは、相互の機能ブロックBによる相互の
微調整の管理を可能にし、図2において表される全体構
造において上記機能ブロックBは構造A及びBによる機
能構造によって保証される。
【0049】図4において、再び、全体のシステムの入
力値は、方位角度及び高度によって与えられる受信ビー
ム25Aの角度であり、上記受信ビーム25Aは、加算
/減算器26Aを介して調整角度28Aと協働して誤差
信号29Aを形成し、上記調整角度28Aは受信方向の
粗調整のための機能構造Bの出力値として加算/減算器
26Aに適用される。図2に表される装置と比較する
と、調整角度28Aだけが粗調整のために用いられる機
能構造Bに入力される。誤差信号29Aは、図5におけ
る乗算器30Aに送信される。図5において、誤差信号
29Aは、介在する望遠鏡(簡単化のために表していな
い)によって導入される値Mの乗算係数30Aを介した
後に、別の加算/減算器31Aのための入力値として用
いられ、上記加算/減算器31Aの他と異なる信号32
Aは4象限検出器33Aにおいて光誤差信号から電気誤
差信号34Aに変換される。捕捉のために、誤差信号2
9AはCCDセンサ35Aによってさらに電気誤差信号
36Aに変換され、切り換えスイッチ37Aに送信され
る。電気誤差信号34Aは、オプションのフィルタ38
A、隣接するディジタル/アナログ変換器39A、電気
制御装置40A、アクチュエータ41A及び機械微調整
装置42Aを介してさらに加算/減算器31Aに調整角
度43Aとして戻される。調整角度43Aは、センサ4
4Aを介して電気制御装置40Aに戻され、またアナロ
グ/ディジタル変換器45Aの後に電気誤差信号34A
と同様に別の加算器46Aに伝送される。このように得
られるトータルの誤差信号47Aは除算器48Aにおい
て望遠鏡によって導入される係数Mで除算され、切り換
えスイッチ37Aを介した後に、図4における角度変換
器50A及び91に誤差信号49Aとして伝送される。
図4において、上記角度変換器50Aの出力では角度誤
差信号51Aが利用でき、それは機能構造Bの入力値と
して適切である。この角度誤差信号51Aは、図5にお
ける機能構造Dにおいて生じ、又は相手ステーションの
ビーコンからの光ビームの捕捉の場合では、より広い視
野範囲をカバーするCCDセンサ35Aにおいて得られ
る。
【0050】図2において表される装置と比較すると、
誤差信号49Aは角度変換器91を介して加算器92に
付加的に伝送され、上記加算器92はさらに入力信号と
して送信ビームのリード補正角度79Aを含み、上記加
算器92の出力値93は図5におけるポイントアヘッド
のコントローラ80Aに伝送される。また、角度誤差信
号51Aはコントローラ63Aのための入力値として用
いられ、上記コントローラ63Aの出力値は、ディジタ
ル/アナログ変換器64A及び電気制御装置65Aを介
して電気モーター66Aに入力され、上記電気モーター
66Aの回転加速度はそこに設置された加速度センサに
よって加速度値が検出され、上記加速度値は積分器67
A及び68Aによって調整角度28Aに変換され、上記
調整角度28Aはまた加算/減算器26Aでの入力値と
して現れ、誤差信号29Aに入力される。調整角度28
Aは光−機械変換符号器70Aによって検出され、イン
ターフェース73Aにおける変換の後にコントローラ6
3Aに戻され、また追尾コントローラ74Aに伝送され
る。上記処理において、調整角度28Aの測定値は、一
方では加算/減算器69Aを介して干渉波として入力さ
れ、他方では、衛星の自己発振の結果としての光学的シ
ステムの加速度76Aから発生する干渉波として入力さ
れ、また積分器71A及び72Aによって象徴的に動き
に変換される。追尾コントローラ74Aにおいて別の入
力75Aによって入力される衛星の位置及び速度と考え
られる別の情報のために、追尾コントローラ74Aは受
信ビームに関連して送信ビームのリード補正角度79を
決定し、図2において説明される構造と比較すると、上
記送信ビームのリード補正角度79Aに光学的変換器で
ある角度変換器91によって変換される誤差信号49A
が加えられる。送信ビームの調整角度のためのセット値
93はこのようにして生じる。上記セット値93は図5
におけるポイントアヘッドコントローラ80Aに送信さ
れる。図5において、送信ビームの実現は、ポイントア
ヘッドコントローラ80A、ディジタル/アナログ変換
器81A、電気的制御装置82A、電気−機械変換アク
チュエータ83A及び関連する機械調整装置84Aを介
して起こる。実際のリード補正角度85Aは光センサ8
6Aによって検出され、インターフェース87Aを介し
てポイントアヘッドコントローラ80Aに戻る。リード
制御角度であるリード補正角度85Aはオプションで変
換器88Aによってリード補正角度89Aに変換され、
上記リード補正角度89Aは図4における加算器78A
において調整角度28Aと共に送信ビームの反射角度9
0Aを結果として生じる。
【0051】図3及び図5の機能構造Dに係る微調整サ
ーボステーションが、どのように受信ビームの独立した
微調整及び4象限検出器における受信ビームの検出を実
行するかを図6において詳細に表す。この場合における
微調整サーボ機構95は根本的に、チップチルトレギュ
レータ97によって制御されてピエゾ電気的に動作する
チップチルト調整器96を備え、機械チップチルト機構
98において3つの機械的変位99及び2つの機械的角
度値100を生成し、ここでは機械的変位99がチップ
チルトセンサ101の入力値として用いられ、上記チッ
プチルトセンサ101は機械的変位99を測定してかつ
偏差102を検出し、上記偏差102はチップチルトレ
ギュレータ97に戻る。機械的角度値100はさらに、
加算/減算器103に与えられ、そこで、既に粗調整及
び微調整によって補正された受信ビームの角度値104
から減算される。この方法で決定された信号105は、
既に図3及び図5において表された4象限検出器である
4象限センサ106によって解析され、それぞれの別の
偏差108は制御器109を介してチップチルトレギュ
レータ97の別の入力113に戻される。これらの別の
偏差108はさらに、別の加算/減算器110に与えら
れ、機械的変位の測定値であるチップチルトセンサ10
1によって検出された偏差102とそこでリンクされ、
制御回路に測定された信号112として利用できるよう
にされる。上記偏差102を加算/減算器110に伝送
する前に、偏差の補正値は、x及びy方向において機能
しかつ3つの機械的変位を2つの角度に変換する角度変
換器111に伝送される。
【0052】電気制御及び誘導装置116を介してコン
トローラ117によって制御されるチップチルト調整器
115を用いた機械的なチップチルト装置の基本的な構
造が、図5において表される。そのような調整器は2軸
上で小型で軽量なミラー118を傾斜することと、ミラ
ー118の表面の通常のベクトルの方向におけるミラー
118の動きを可能にする。ミラー118の動きは、機
械装置に対して非常に高速な速度で正確に可動されるこ
とが可能であり、その結果、1kHzの周波数の機械的
振動を補償することがまた可能である。ミラー118の
非常に小型なサイズと円筒形に具体化されたチップチル
ト調整器115(30mmのほぼ直径で約30mmの高
さ)、及びそれの減量された重量構造のために、加速力
によってこの非常に正確なシステム上での効果に損害を
与えることは、衛星のスタート時でさえ回避される。
【0053】図1に係る加算器12及び14は実際に
は、加減算回路を構成し、複数の入力を提供される加算
器5はまた加減算回路になるように考慮されることがで
きる。相応じて、これはまた一般的に加算器26、7
8、26A及び78Aに適用され、これらの全ての素子
に対して共通の識別子で到達することができる。この場
合においては、表現“加減算回路”は代数的な意味で使
用され、上述して図面から明らかに見られるように、そ
れは加算及び減算演算の両方を実行することができる。
【0054】角度変換器50、52、61、88、50
A、88A及び91は、誤差信号を各ミラーの軸(高度
及び方位角)に対するそれぞれの単一の制御信号へのソ
フトウェアによる変換のために好ましくは用いられる。
幾つかの回路は図面を簡単化するために一度だけ表され
ている。
【0055】本発明の別の実施形態において、粗調整角
度及び受信ビームは、第1の加減算回路の第1の加算器
上で機能することが可能であり、上記第1の加減算回路
の第1の加算器の出力ビームは、微調整角度が働く第1
の加減算回路の第2の加算器に到達する前に、第1の望
遠鏡によって誘導され、ここで、微調整及び送信ビーム
はまた、第2の加減算回路の第1の加算器上で機能する
ことが可能であり、上記第2の加減算回路の第1の加算
器の出力ビームは、粗調整角度が機能する第2の加減算
回路の第2の加算器に到達する前に第2の望遠鏡によっ
て伝送され、そこで好ましくは、上記望遠鏡は増大係数
M又は減少係数1/Mのいずれかを有し、増大係数又は
減少係数のいずれが与えられるかは上記ビームの方向に
依存する。
【0056】
【発明の効果】本発明に係る請求項1記載の方法は、衛
星の接続における光送信及び受信ビームをアライメント
処理し、2つの衛星又は複数のパートナー端末の間の接
続を確立して保持する衛星間接続方法であって、上記2
つ衛星又は複数のパートナー端末の各々は光通信のため
の少なくとも1つの望遠鏡を有し、送信ビーム(16,
90,90A)及び受信ビーム(4,25,25A)の
角度値は、粗いアライメント処理ユニット(7,B)に
よって生成された粗調整角度(13,28,28A)が
第1の加減算回路(5,26,26A)に入力されるよ
うに、上記粗いアライメント処理ユニット(7,B)に
与えられ、上記第1の加減算回路(5,26,26A)
からの誤差角度(18,29,29A)が得られ、上記
誤差角度(18,29,29A)は補正された受信信号
を表し、リード補正ユニット(8,C)によって生成さ
れたリード補正角度(17,89,89A)と、上記粗
調整角度(13,28,28A)とは第2の加減算回路
(12,14,78,78A)に入力され、これによっ
てそれらの出力値は上記送信ビーム(16,90,90
A)の補正を含み、上記誤差角度(18,29,29
A)は誤差検出装置(10,D)において検出され、上
記誤差検出装置(10,D)から検出誤差信号が得ら
れ、付加的な処理ステップは制御値と上記検出誤差信号
との組み合わせによって実行され、これによって、上記
組み合わせは付加的な加減算回路(92)によって実行
され、上記加減算回路(92)の出力値(93)はリー
ド補正装置(C)に入力され、ここで上記制御値はリー
ド補正値(79A)であり、及び/又は上記検出誤差信
号は微調整角度(11,27)として細かいアライメン
ト処理装置(6,A)を介して第2の加減算回路(1
2,14,78)に入力され、上記リード補正角度(1
7,89)及び/又は上記粗調整角度(13、28)は
また制御値として上記第2の加減算回路(12,14,
78)に入力され、ここで上記微調整角度(11,2
7)はまた上記第1の加減算回路(5,26)に同時に
入力され、上記接続のアライメント処理及び保持はこの
方法で決定された値によって繰り返し達成される。従っ
て、上記衛星間接続方法は、従来例に比較して光送信ビ
ーム及び受信ビームの非常に正確な捕捉、アライメント
処理及び追尾を行うことができ、しかも可動部が少ない
ので故障が発生しにくく、かつ小型軽量の装置で実施す
ることができる。
【0057】また、請求項2記載の衛星間接続方法によ
れば、請求項1記載の衛星間接続方法において、上記粗
いアライメント処理(7)はほぼ180°の範囲に対し
て行われ、上記細かいアライメント処理(6)は5°よ
り小さい範囲に対して行われる特徴と、上記粗いアライ
メント処理(7)及び上記リード補正検出ユニット
(8)は低速な機構によって実現化され、上記微調整
(6)は高速な機構によって実現化される特徴と、リー
ド補正角度(17)を除いて、上記送信ビーム(16)
は上記受信ビーム(4)と平行に延在する特徴と、粗調
整(7)及び微調整(6)補正に続いて、上記受信ビー
ム(4)の角度値の出力信号(18)は調整誤差検出
(10)に与えられ、ここで、このように検出された調
整誤差(21)は粗いアライメント処理(7)、細かい
アライメント処理(6)及びリード補正検出ユニット
(8)に干渉値として提供される特徴のうちの1つを特
徴とする。従って、上記衛星間接続方法は、従来例に比
較して光送信ビーム及び受信ビームの非常に正確な捕
捉、アライメント処理及び追尾を行うことができ、しか
も可動部が少ないので故障が発生しにくく、かつ小型軽
量の装置で実施することができる。
【0058】さらに、請求項3記載の衛星間接続方法に
よれば、請求項2記載の衛星間接続方法において、上記
アライメント誤差(21)が制御ユニット(3)に与え
られ、上記制御ユニット(3)は、交互に粗調整ユニッ
ト(7)及び微調整ユニット(6)とリード補正ユニッ
ト(8)と接続され、幾何学的な軸の変換を実行してモ
ニターし、実際のリード補正角度を計算し、干渉値を調
整する。従って、上記衛星間接続方法は、従来例に比較
して光送信ビーム及び受信ビームの非常に正確な捕捉、
アライメント処理及び追尾を行うことができ、しかも可
動部が少ないので故障が発生しにくく、かつ小型軽量の
装置で実施することができる。
【0059】また、請求項4記載の衛星間接続方法によ
れば、請求項1、2又は3のうちの1つに記載の衛星間
接続方法において、送信ビーム(16)及び受信ビーム
(4)は、放射出力と考えられる出力情報を光通信接続
の付加的なチャンネルを介して送信し、ビームのアライ
メント処理は、放射される受信出力を送信出力に関して
最大化することによって実行される。従って、上記衛星
間接続方法は、従来例に比較して光送信ビーム及び受信
ビームの非常に正確な捕捉、アライメント処理及び追尾
を行うことができ、しかも可動部が少ないので故障が発
生しにくく、かつ小型軽量の装置で実施することができ
る。
【0060】さらに、請求項5記載の衛星間接続方法に
よれば、請求項1乃至4記載の衛星間接続方法におい
て、上記ビームのアライメント処理の開始段階におい
て、上記送信ビーム(16)はビーコンビーム(15)
によって置き換えられ、上記ビーコンビーム(15)は
粗調整ユニット(7)及び微調整ユニット(6)によっ
て単に補正されるだけである。従って、上記衛星間接続
方法は、従来例に比較して光送信ビーム及び受信ビーム
の非常に正確な捕捉、アライメント処理及び追尾を行う
ことができ、しかも可動部が少ないので故障が発生しに
くく、かつ小型軽量の装置で実施することができる。
【0061】また、請求項6記載の衛星間接続装置によ
れば、微調整ユニット(6,A)と、粗調整ユニット
(7,B)と、リード角度ユニット(8,C)とを有す
る請求項1乃至5のうちの1つに記載の衛星間接続方法
を実行する衛星間接続装置であって、上記衛星間接続装
置は、上記微調整ユニット(6,A)の上記調整角度
(11,27)は第1の加減算回路(5,26)と同時
に第2の加減算回路(12,14,78)に伝送され、
上記粗調整ユニット(7,B)の上記調整角度(13,
28)は上記第1の加減算回路(5,26)と上記第2
の加減算回路(12,14,78)に伝送され、上記リ
ード補正角度ユニット(8,C)の上記調整角度(1
7,89)は上記第2の加減算回路(12,14,7
8)に付加的に伝送され、かつリード角度検出ユニット
(9,86,87)に伝送され、上記第1の加減算回路
(5,26)の誤差角度(18,29)は補正された受
信信号を表し、上記誤差角度(18,29)は誤差検出
ユニット(10,D)に伝送され、上記誤差検出ユニッ
ト(10,D)から検出誤差信号が得られ、上記検出誤
差信号は微調整ユニット(6)に入力される。従って、
上記衛星間接続装置は、従来例に比較して光送信ビーム
及び受信ビームの非常に正確な捕捉、アライメント処理
及び追尾を行うことができ、しかも可動部が少ないので
故障が発生しにくく、かつ小型軽量の装置として提供す
ることができる。
【0062】さらに、請求項7記載の衛星間接続装置に
よれば、請求項6記載の衛星間接続装置において、上記
第2の加減算回路(12,14)は2つの加算器を有
し、ここで、1つの加算器(12)の出力値はビーコン
信号(15)の角度値を表しかつ他の加算器(14)に
入力され、上記他の加算器(14)の出力信号は送信信
号(16)の角度値を表す。従って、上記衛星間接続装
置は、従来例に比較して光送信ビーム及び受信ビームの
非常に正確な捕捉、アライメント処理及び追尾を行うこ
とができ、しかも可動部が少ないので故障が発生しにく
く、かつ小型軽量の装置として提供することができる。
【0063】また、請求項8記載の衛星間接続装置によ
れば、請求項6又は7記載の衛星間接続装置において、
上記第1の加減算回路(26A)の誤差信号(29A)
は誤差検出ユニット(D)を介して付加的な加減算回路
(92)に到達し、上記第1の加減算回路(26A)の
誤差信号(29A)は補正された受信信号(25A)を
表し、追尾コントローラ(74A)の出力値(79A)
はまた上記付加的な加減算回路(92)に入力され、上
記付加的な加減算回路(92)の出力値(93)は上記
リード補正ユニット(C)に入力される。従って、上記
衛星間接続装置は、従来例に比較して光送信ビーム及び
受信ビームの非常に正確な捕捉、アライメント処理及び
追尾を行うことができ、しかも可動部が少ないので故障
が発生しにくく、かつ小型軽量の装置として提供するこ
とができる。
【0064】さらに、請求項9記載の衛星間接続装置に
よれば、粗調整ユニット(B)とリード角度ユニット
(C)とを有する請求項1乃至5のうちの1つに記載の
衛星間接続方法を実行する衛星間接続装置であって、上
記衛星間接続装置は、上記粗調整ユニット(B)の調整
角度(28A)は第1の加減算回路(26A)と第2の
加減算回路(78A)とに伝送され、上記リード補正角
度ユニットの調整角度(89A)は上記第2の加減算回
路(89A)とリード角度検出ユニット(86A)とに
伝送され、補正された受信信号(25A)を表す上記第
1の加減算回路(26A)の誤差信号(29A)は、誤
差検出ユニット(D)を介して付加的な加減算回路(9
2)に到達し、追尾コントローラ(74A)の出力値
(79A)はまた上記付加的な加減算回路(92)に入
力され、上記付加的な加減算回路(92)の出力値(9
3)はリード補正ユニット(C)に入力される。従っ
て、上記衛星間接続装置は、従来例に比較して光送信ビ
ーム及び受信ビームの非常に正確な捕捉、アライメント
処理及び追尾を行うことができ、しかも可動部が少ない
ので故障が発生しにくく、かつ小型軽量の装置として提
供することができる。
【0065】また、請求項10記載の衛星間接続装置に
よれば、請求項6乃至9記載の衛星間接続装置におい
て、上記第1の加減算回路(5,26,26A)の出力
信号(18,29,29A)は、ある1つの拡大係数を
有する望遠鏡(19,30,30A)と誤差検出ユニッ
ト(10,33,33A)と除算器(24,47A,4
8A)とを介して制御ユニット(3)に伝送され、ここ
で、上記誤差検出ユニット(10,33,33A)は4
象限検出器を有し、ここで、上記望遠鏡(19,30,
30A)は拡大係数M又は減少係数1/Mのいずれかを
有し、拡大又は減少係数のいずれが提供されるかはビー
ムの方向に依存する。従って、上記衛星間接続装置は、
従来例に比較して光送信ビーム及び受信ビームの非常に
正確な捕捉、アライメント処理及び追尾を行うことがで
き、しかも可動部が少ないので故障が発生しにくく、か
つ小型軽量の装置として提供することができる。
【0066】さらに、請求項11記載の衛星間接続装置
によれば、請求項10記載の衛星間接続装置において、
上記制御ユニット(3)は、幾何学的な軸の変換と実際
のリード補正角度及び実際の軌跡パラメータの計算とを
行うための変換手段を有し、複数の接続ライン(22)
を介したそれぞれ上記微調整ユニット(6)、上記粗調
整ユニット(7)及び/又は上記リード補正角度ユニッ
ト(8)への入力データとして利用できるこれらの値を
生成し、及び/又はそのような変換手段は上記リード補
正角度ユニット(C)と上記第2の加減算回路(78,
78A)との間に挿入される。従って、上記衛星間接続
装置は、従来例に比較して光送信ビーム及び受信ビーム
の非常に正確な捕捉、アライメント処理及び追尾を行う
ことができ、しかも可動部が少ないので故障が発生しに
くく、かつ小型軽量の装置として提供することができ
る。
【0067】また、請求項12記載の衛星間接続装置に
よれば、請求項6乃至11のうちの1つに記載の衛星間
接続装置において、上記誤差検出ユニット(10,3
3,D)は微調整サーボユニットを有し、上記微調整サ
ーボユニットはチップチルト装置(115)の形態でピ
エゾ電気的に動作する少なくとも1つのドライブ装置を
含み、上記チップチルト装置(115)は、小型のミラ
ー(118)を非常に素早くかつ正確に動かして受信ビ
ーム、即ち他の異なる信号(32)からのいまだに残存
する偏差を最小化することに適するように構成され、こ
れによって、1kHzより大きい周波数の振幅は補償さ
れ、ここで上記他と異なる信号(32)の検出は4象限
センサ(106)によって実行し、ここで、上記小型の
ミラー(118)は重量抑制方式で実施される。従っ
て、上記衛星間接続装置は、従来例に比較して光送信ビ
ーム及び受信ビームの非常に正確な捕捉、アライメント
処理及び追尾を行うことができ、しかも可動部が少ない
ので故障が発生しにくく、かつ小型軽量の装置として提
供することができる。
【0068】さらに、請求項13記載の衛星間接続装置
によれば、請求項6乃至12のうちの1つに記載の衛星
間接続装置において、上記誤差検出ユニット(10,
D)の出力信号は、切り換えスイッチ(37,37A)
を含む制御ユニット(3)に伝送される。従って、上記
衛星間接続装置は、従来例に比較して光送信ビーム及び
受信ビームの非常に正確な捕捉、アライメント処理及び
追尾を行うことができ、しかも可動部が少ないので故障
が発生しにくく、かつ小型軽量の装置として提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る好ましい実施形態のパートナー
衛星ターミナルの調整及び制御装置の概略的な機能構造
を表すブロック図である。
【図2】 本発明に係る好ましい実施形態の微調整及び
粗調整を用いた送信ビーム及び受信ビームの捕捉、アラ
イメント処理及び追尾のための装置の第1の部分の概略
的な機能構造を表すブロック図である。
【図3】 本発明に係る好ましい実施形態の微調整及び
粗調整を用いた送信ビーム及び受信ビームの捕捉、相互
調整及び追尾のための装置の第2の部分の概略的な機能
構造を表すブロック図である。
【図4】 本発明に係る好ましい実施形態の変形例の微
調整及び粗調整を用いない送信ビーム及び受信ビームの
捕捉、相互アライメント処理及び追尾のための装置の第
1の部分の概略的な機能構造を表すブロック図である。
【図5】 本発明に係る好ましい実施形態の変形例の微
調整及び粗調整を用いない送信ビーム及び受信ビームの
捕捉、相互アライメント処理及び追尾のための装置の第
2の部分の概略的な機能構造を表すブロック図である。
【図6】 本発明に係る好ましい実施形態における微調
整受信ユニット機能構造Dを詳細に表したブロック図で
ある。
【図7】 本発明に係る好ましい実施形態における受信
ビームの微調整のための装置を表したブロック図であ
る。
【符号の説明】
1…調整及び制御装置、 2…第1の入力ライン、 3…制御ユニット、 4…光受信ビーム、 5,12,14,46,62,64,78,92…加算
器、 6…微調整ユニット、 7…粗調整ユニット、 8…リード補正ユニット、 9…リード補正検出ユニット、 10…誤差検出ユニット、 11…第1の調整角度、 13…第2の調整角度、 15…出力角度、 16…送信ビーム、 17…補正角度、 18…第1の誤差角度、 19…望遠鏡増幅器、 20…内部角度誤差、 21…出力信号、 22…データライン、 23…入力トラック、 24…減少係数、 25,25A…受信ビーム、 26,31,69,103,110,26A,31A,
69A…加算/減算器、 27…第1の調整角度、 28…第2の調整角度、 28A…調整角度、 29…第1の誤差信号、 29A…誤差信号、 30,31A…乗算係数、 32,32A…他と異なる信号 33,34A…4象限検出器、 34,36,34A,36A…電気誤差信号、 35,35A…CCDセンサ、 37,37A…切り換えスイッチ、 38,38A…オプションのフィルタ、 39,45,54,60,81,39A,54A…ディ
ジタル/アナログ変換器、 40,40A…電気制御装置、 41,41A…アクチュエータ、 42,42A…機械微調整装置、 43,43A…調整角度、 44,44A…センサ、 47,47A…全体の誤差信号、 48,48A…除算器、 49,49A…誤差信号、 50,52,61,91,50A…角度変換器、 51,51A…角度誤差信号、 53…オプションのフィルタ、 55…電気制御装置、 56…電気−機械変換調整装置、 57…機械調整装置、 58…固有の角度変換器、 59…調整角度に比例する値、 63,63A…コントローラ、 65,65A…電気制御装置、 66,66A…電気モーター、 67,68,71,72,67A,68A,71A,7
2A…積分器、 70,70A…光−機械変換符号器、 73,73A…インターフェース、 74,74A…追尾コントローラ、 75,75A…衛星の位置及び速度と考えられる別の情
報、 76,76A…加速度、 79,79A…リード補正角度、 80,80A…ポイントアヘッドコントローラ、 82,82A…電気制御装置、 83,83A…電気−機械変換アクチュエータ、 84,84A…機械調整装置、 85,85A…第1の実際のリード補正角度、 86,86A…光センサ、 87,87A…インターフェース、 88,88A…固有の角度変換器、 89,89A…リード補正角度、 90,90A…反射角度、 91…角度変換器、 93…加算器92の出力値、 95…微調整サーボ機構、 96…チップチルト調整器、 97…チップチルトレギュレータ、 98…機械チップチルト機構、 99…機械的変位、 100…機械的角度値、 101…チップチルトセンサ、 102…偏差、 104…補正された受信ビーム、 105…信号、 106…4象限検出器、 108…偏差、 109…制御器、 111…変換器、 112…測定された信号、 113…チップチルトレギュレータ97の別の入力、 115…チップチルト調整器、 116…電気制御及び誘導装置、 117…コントローラ、 118…ミラー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エドガー・フィッシャー スイス、ツェーハー−8555ミュールハイ ム・ドルフ、クロイツリンガーシュトラー セ43アー番

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛星の接続における光送信及び受信ビー
    ムをアライメント処理し、2つの衛星又は複数のパート
    ナー端末の間の接続を確立して保持する衛星間接続方法
    であって、上記2つ衛星又は複数のパートナー端末の各
    々は光通信のための少なくとも1つの望遠鏡を有し、 送信ビーム(16,90,90A)及び受信ビーム
    (4,25,25A)の角度値は、粗いアライメント処
    理ユニット(7,B)によって生成された粗調整角度
    (13,28,28A)が第1の加減算回路(5,2
    6,26A)に入力されるように、上記粗いアライメン
    ト処理ユニット(7,B)に与えられ、上記第1の加減
    算回路(5,26,26A)からの誤差角度(18,2
    9,29A)が得られ、上記誤差角度(18,29,2
    9A)は補正された受信信号を表し、 リード補正ユニット(8,C)によって生成されたリー
    ド補正角度(17,89,89A)と、上記粗調整角度
    (13,28,28A)とは第2の加減算回路(12,
    14,78,78A)に入力され、これによってそれら
    の出力値は上記送信ビーム(16,90,90A)の補
    正を含み、 上記誤差角度(18,29,29A)は誤差検出装置
    (10,D)において検出され、上記誤差検出装置(1
    0,D)から検出誤差信号が得られ、 付加的な処理ステップは制御値と上記検出誤差信号との
    組み合わせによって実行され、 これによって、上記組み合わせは付加的な加減算回路
    (92)によって実行され、上記加減算回路(92)の
    出力値(93)はリード補正装置(C)に入力され、こ
    こで上記制御値はリード補正値(79A)であり、 及び/又は上記検出誤差信号は微調整角度(11,2
    7)として細かいアライメント処理装置(6,A)を介
    して第2の加減算回路(12,14,78)に入力さ
    れ、上記リード補正角度(17,89)及び/又は上記
    粗調整角度(13、28)はまた制御値として上記第2
    の加減算回路(12,14,78)に入力され、ここで
    上記微調整角度(11,27)はまた上記第1の加減算
    回路(5,26)に同時に入力され、 上記接続のアライメント処理及び保持はこの方法で決定
    された値によって繰り返し達成されることを特徴とする
    衛星間接続方法。
  2. 【請求項2】 上記粗いアライメント処理(7)はほぼ
    180°の範囲に対して行われ、上記細かいアライメン
    ト処理(6)は5°より小さい範囲に対して行われる特
    徴と、 上記粗いアライメント処理(7)及び上記リード補正検
    出ユニット(8)は低速な機構によって実現化され、上
    記微調整(6)は高速な機構によって実現化される特徴
    と、 リード補正角度(17)を除いて、上記送信ビーム(1
    6)は上記受信ビーム(4)と平行に延在する特徴と、 粗調整(7)及び微調整(6)補正に続いて、上記受信
    ビーム(4)の角度値の出力信号(18)は調整誤差検
    出(10)に与えられ、ここで、このように検出された
    調整誤差(21)は粗いアライメント処理(7)、細か
    いアライメント処理(6)及びリード補正検出ユニット
    (8)に干渉値として提供される特徴のうちの少なくと
    も1つを特徴とする請求項1記載の衛星間接続方法。
  3. 【請求項3】 上記アライメント誤差(21)が制御ユ
    ニット(3)に与えられ、上記制御ユニット(3)は、
    交互に粗調整ユニット(7)及び微調整ユニット(6)
    とリード補正ユニット(8)と接続され、幾何学的な軸
    の変換を実行してモニターし、実際のリード補正角度を
    計算し、干渉値を調整することを特徴とする請求項2記
    載の衛星間接続方法。
  4. 【請求項4】 送信ビーム(16)及び受信ビーム
    (4)は、放射出力と考えられる出力情報を光通信接続
    の付加的なチャンネルを介して送信し、ビームのアライ
    メント処理は、放射される受信出力を送信出力に関して
    最大化することによって実行されることを特徴とする請
    求項1、2又は3のうちの1つに記載の衛星間接続方
    法。
  5. 【請求項5】 上記ビームのアライメント処理の開始段
    階において、上記送信ビーム(16)はビーコンビーム
    (15)によって置き換えられ、上記ビーコンビーム
    (15)は粗調整ユニット(7)及び微調整ユニット
    (6)によって単に補正されるだけであることを特徴と
    する請求項1乃至4のうちの1つに記載の衛星間接続方
    法。
  6. 【請求項6】 微調整ユニット(6,A)と、粗調整ユ
    ニット(7,B)と、リード角度ユニット(8,C)と
    を有する請求項1乃至5のうちの1つに記載の衛星間接
    続方法を実行する衛星間接続装置であって、上記衛星間
    接続装置は、上記微調整ユニット(6,A)の上記調整
    角度(11,27)は第1の加減算回路(5,26)と
    同時に第2の加減算回路(12,14,78)に伝送さ
    れ、 上記粗調整ユニット(7,B)の上記調整角度(13,
    28)は上記第1の加減算回路(5,26)と上記第2
    の加減算回路(12,14,78)に伝送され、 上記リード補正角度ユニット(8,C)の上記調整角度
    (17,89)は上記第2の加減算回路(12,14,
    78)に付加的に伝送され、かつリード角度検出ユニッ
    ト(9,86,87)に伝送され、 上記第1の加減算回路(5,26)の誤差角度(18,
    29)は補正された受信信号を表し、 上記誤差角度(18,29)は誤差検出ユニット(1
    0,D)に伝送され、上記誤差検出ユニット(10,
    D)から検出誤差信号が得られ、上記検出誤差信号は微
    調整ユニット(6)に入力されることを特徴とする衛星
    間接続装置。
  7. 【請求項7】 上記第2の加減算回路(12,14)は
    2つの加算器を有し、ここで、1つの加算器(12)の
    出力値はビーコン信号(15)の角度値を表しかつ他の
    加算器(14)に入力され、上記他の加算器(14)の
    出力信号は送信信号(16)の角度値を表すことを特徴
    とする請求項6記載の衛星間接続装置。
  8. 【請求項8】 上記第1の加減算回路(26A)の誤差
    信号(29A)は誤差検出ユニット(D)を介して付加
    的な加減算回路(92)に到達し、上記第1の加減算回
    路(26A)の誤差信号(29A)は補正された受信信
    号(25A)を表し、追尾コントローラ(74A)の出
    力値(79A)はまた上記付加的な加減算回路(92)
    に入力され、上記付加的な加減算回路(92)の出力値
    (93)は上記リード補正ユニット(C)に入力される
    ことを特徴とする請求項6又は7記載の衛星間接続装
    置。
  9. 【請求項9】 粗調整ユニット(B)とリード角度ユニ
    ット(C)とを有する請求項1乃至5のうちの1つに記
    載の衛星間接続方法を実行する衛星間接続装置であっ
    て、上記衛星間接続装置は、 上記粗調整ユニット(B)の調整角度(28A)は第1
    の加減算回路(26A)と第2の加減算回路(78A)
    とに伝送され、 上記リード補正角度ユニットの調整角度(89A)は上
    記第2の加減算回路(89A)とリード角度検出ユニッ
    ト(86A)とに伝送され、 補正された受信信号(25A)を表す上記第1の加減算
    回路(26A)の誤差信号(29A)は、誤差検出ユニ
    ット(D)を介して付加的な加減算回路(92)に到達
    し、追尾コントローラ(74A)の出力値(79A)は
    また上記付加的な加減算回路(92)に入力され、上記
    付加的な加減算回路(92)の出力値(93)はリード
    補正ユニット(C)に入力されることを特徴とする衛星
    間接続装置。
  10. 【請求項10】 上記第1の加減算回路(5,26,2
    6A)の出力信号(18,29,29A)は、ある1つ
    の拡大係数を有する望遠鏡(19,30,30A)と誤
    差検出ユニット(10,33,33A)と除算器(2
    4,48,48A)とを介して制御ユニット(3)に伝
    送され、ここで、上記誤差検出ユニット(10,33,
    33A)は4象限検出器を有し、ここで、上記望遠鏡
    (19,30,30A)は拡大係数M又は減少係数1/
    Mのいずれかを有し、拡大又は減少係数のいずれが提供
    されるかはビームの方向に依存することを特徴とする請
    求項6乃至9記載の衛星間接続装置。
  11. 【請求項11】 上記制御ユニット(3)は、幾何学的
    な軸の変換と実際のリード補正角度及び実際の軌跡パラ
    メータの計算とを行うための変換手段を有し、複数の接
    続ライン(22)を介したそれぞれ上記微調整ユニット
    (6)、上記粗調整ユニット(7)及び/又は上記リー
    ド補正角度ユニット(8)への入力データとして利用で
    きるこれらの値を生成し、及び/又はそのような変換手
    段は上記リード補正角度ユニット(C)と上記第2の加
    減算回路(78,78A)との間に挿入されることを特
    徴とする請求項10記載の衛星間接続装置。
  12. 【請求項12】 上記誤差検出ユニット(10,33,
    D)は微調整サーボユニットを有し、上記微調整サーボ
    ユニットはチップチルト装置(115)の形態でピエゾ
    電気的に動作する少なくとも1つのドライブ装置を含
    み、上記チップチルト装置(115)は、小型のミラー
    (118)を非常に素早くかつ正確に動かして受信ビー
    ム、即ち他の異なる信号(32)からのいまだに残存す
    る偏差を最小化することに適するように構成され、これ
    によって、1kHzより大きい周波数の振幅は補償さ
    れ、ここで上記他と異なる信号(32)の検出は4象限
    センサ(106)によって実行し、ここで、上記小型の
    ミラー(118)は重量節約方式で実施されることを特
    徴とする請求項6乃至11のうちの1つに記載の衛星間
    接続装置。
  13. 【請求項13】 上記誤差検出ユニット(10,D)の
    出力信号は、切り換えスイッチ(37,37A)を含む
    制御ユニット(3)に伝送されることを特徴とする請求
    項6乃至12のうちの1つに記載の衛星間接続装置。
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