JPH10190170A - ロット識別符号の印刷方法及びスクリーン版 - Google Patents
ロット識別符号の印刷方法及びスクリーン版Info
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- JPH10190170A JPH10190170A JP34474196A JP34474196A JPH10190170A JP H10190170 A JPH10190170 A JP H10190170A JP 34474196 A JP34474196 A JP 34474196A JP 34474196 A JP34474196 A JP 34474196A JP H10190170 A JPH10190170 A JP H10190170A
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- screen
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- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/0266—Marks, test patterns or identification means
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/10—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern
- H05K3/12—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns
- H05K3/1216—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns by screen printing or stencil printing
Landscapes
- Structure Of Printed Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のロット識別番号では、1996年の8
月に製造されたロットの番号が1番である製品を、例え
ば960801という数字で表示していた。しかし、製
造工程中にスクリーン印刷工程が含まれている製品に対
してロット識別符号をスクリーン印刷を用いて印刷する
場合、ロット識別番号が異なると、前に使用したスクリ
ーン版は使用することができず、そのために新しいスク
リーン版を作製しなければならず、スクリーン版作製の
ための費用がかかるという課題があった。 【解決手段】 スクリーン印刷用のスクリーン版に、ロ
ット識別符号を形成するための孔を最初に複数個形成し
ておき、ロット識別符号の印刷時には、ロット識別符号
の内容に応じてこれら孔の幾つかを塞ぐために樹脂を塗
布し、孔の一部又は全部を塞いだ後、スクリーン印刷を
行う。
月に製造されたロットの番号が1番である製品を、例え
ば960801という数字で表示していた。しかし、製
造工程中にスクリーン印刷工程が含まれている製品に対
してロット識別符号をスクリーン印刷を用いて印刷する
場合、ロット識別番号が異なると、前に使用したスクリ
ーン版は使用することができず、そのために新しいスク
リーン版を作製しなければならず、スクリーン版作製の
ための費用がかかるという課題があった。 【解決手段】 スクリーン印刷用のスクリーン版に、ロ
ット識別符号を形成するための孔を最初に複数個形成し
ておき、ロット識別符号の印刷時には、ロット識別符号
の内容に応じてこれら孔の幾つかを塞ぐために樹脂を塗
布し、孔の一部又は全部を塞いだ後、スクリーン印刷を
行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はロット識別符号の印
刷方法及びスクリーン版に関し、より詳細には電子部品
等の製造履歴を明確にしておくためのロット識別符号の
印刷方法及び前記ロット識別符号の印刷に用いるスクリ
ーン版に関する。
刷方法及びスクリーン版に関し、より詳細には電子部品
等の製造履歴を明確にしておくためのロット識別符号の
印刷方法及び前記ロット識別符号の印刷に用いるスクリ
ーン版に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、電子部品は少しづつ形式の異なる
多くの種類の製品が存在する場合が多く、これら異なる
種類の製品は同じ製造ラインを用いて製造される場合も
多い。これらの製品は、注文により又は生産計画に基づ
いて順次製造されてゆくが、同種の一群の製品について
は、同じ原料を使用したり、同じ温度や雰囲気で加熱さ
れる等、同じ時期に同じ製造条件で製造されるものが存
在する。通常、同種の製品はなるべく同じ条件で製造を
行うようにするが、使用する原料によって不純物等の含
有量が少し異なったり、加熱炉等の雰囲気も前に処理し
た製品等に起因して微妙に条件が異なったりする場合が
あり、常に全く同じ条件で製造を行うことは難しい。そ
のため、これらの製造条件の相違に起因して異なる特性
を有する製品が製造される場合もある。
多くの種類の製品が存在する場合が多く、これら異なる
種類の製品は同じ製造ラインを用いて製造される場合も
多い。これらの製品は、注文により又は生産計画に基づ
いて順次製造されてゆくが、同種の一群の製品について
は、同じ原料を使用したり、同じ温度や雰囲気で加熱さ
れる等、同じ時期に同じ製造条件で製造されるものが存
在する。通常、同種の製品はなるべく同じ条件で製造を
行うようにするが、使用する原料によって不純物等の含
有量が少し異なったり、加熱炉等の雰囲気も前に処理し
た製品等に起因して微妙に条件が異なったりする場合が
あり、常に全く同じ条件で製造を行うことは難しい。そ
のため、これらの製造条件の相違に起因して異なる特性
を有する製品が製造される場合もある。
【0003】そこで、同じ製造条件で製造されたと考え
られるものについては、同じロット識別番号を付与し、
その一部をサンプルとして抜き出し、前記サンプルにつ
いて種々の特性についての調査を行う。そして、前記サ
ンプルが不良品であることが判明した場合には、同じロ
ット識別番号を有する製品について、再度詳しい特性の
調査を行う等の処置をとり、不良品が出荷されるのを防
止する。
られるものについては、同じロット識別番号を付与し、
その一部をサンプルとして抜き出し、前記サンプルにつ
いて種々の特性についての調査を行う。そして、前記サ
ンプルが不良品であることが判明した場合には、同じロ
ット識別番号を有する製品について、再度詳しい特性の
調査を行う等の処置をとり、不良品が出荷されるのを防
止する。
【0004】また、出荷後に何らかの問題が生じた場合
には、抜き出したサンプルについてもう一度詳しい特性
の調査を行うことにより、問題発生の原因を追求するこ
とができるようにしている。
には、抜き出したサンプルについてもう一度詳しい特性
の調査を行うことにより、問題発生の原因を追求するこ
とができるようにしている。
【0005】上記目的のために、通常、これら個々の製
品毎にロット識別番号を付与するが、一種類の製品を大
量に生産する場合には、自動刻印設備を使用し、印刷等
の手段を用いて自動的に製品にロット識別番号を付与し
ている。
品毎にロット識別番号を付与するが、一種類の製品を大
量に生産する場合には、自動刻印設備を使用し、印刷等
の手段を用いて自動的に製品にロット識別番号を付与し
ている。
【0006】しかし、少量の製品を生産する場合に、イ
ニシャルコストやフレキシブル性を考慮して、スタンプ
方式が採られており、また、製造工程中にスクリーン印
刷工程が含まれている製品に対しては、スクリーン印刷
の際同時に適当な場所にロット識別番号を印刷する方法
が採られていた。
ニシャルコストやフレキシブル性を考慮して、スタンプ
方式が採られており、また、製造工程中にスクリーン印
刷工程が含まれている製品に対しては、スクリーン印刷
の際同時に適当な場所にロット識別番号を印刷する方法
が採られていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】通常、ロット識別番号
の内容として、例えば960801という数字が使用さ
れる。前記番号は1996年の8月に製造されたもの
で、8月におけるロット番号が1番であることを示して
いる。スクリーン印刷により前記ロット識別番号を製品
に印刷する場合、スクリーン印刷に使用するスクリーン
版に、例えば960801という形状の孔を形成してお
き、印刷時に前記孔より印刷用のペーストを吐出させて
製品表面に印刷を行う。
の内容として、例えば960801という数字が使用さ
れる。前記番号は1996年の8月に製造されたもの
で、8月におけるロット番号が1番であることを示して
いる。スクリーン印刷により前記ロット識別番号を製品
に印刷する場合、スクリーン印刷に使用するスクリーン
版に、例えば960801という形状の孔を形成してお
き、印刷時に前記孔より印刷用のペーストを吐出させて
製品表面に印刷を行う。
【0008】従って、例えば配線基板等に配線用導体ペ
ースト層を印刷する場合、印刷する配線用導体ペースト
層の形状は全く同じであっても、ロット識別番号が異な
ると、前に使用したスクリーン版は使用することができ
ず、そのために新しいスクリーン版を作製しなければな
らず、スクリーン版作製のための費用がかかるという課
題があった。
ースト層を印刷する場合、印刷する配線用導体ペースト
層の形状は全く同じであっても、ロット識別番号が異な
ると、前に使用したスクリーン版は使用することができ
ず、そのために新しいスクリーン版を作製しなければな
らず、スクリーン版作製のための費用がかかるという課
題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段及びその効果】本発明者は
上記課題に鑑み、製造工程中にスクリーン印刷工程が含
まれている製品に対してスクリーン印刷によりロット識
別番号を印刷する際、ロット識別番号が変化しても前記
スクリーン印刷に用いるスクリーン版を新しく作製する
ことなく、同じスクリーン版を用いて経済的にロット識
別番号を印刷することができるロット識別番号の印刷方
法について検討を行った。その結果、直接的に数字でロ
ット識別番号を印刷せず、このロット識別番号として複
数個の記号や文字を印刷し、印刷された記号等の数によ
りロット識別番号を符号として表現するという方法をと
ることにより、同じスクリーン版を用いて異なるロット
識別符号を表示することが可能であること、及び前記ス
クリーン版に形成された記号等の形状よりなる孔のうち
の幾つかを塞ぐことにより記号等の数を変化させること
ができることを見い出し、本発明を完成するに至った。
上記課題に鑑み、製造工程中にスクリーン印刷工程が含
まれている製品に対してスクリーン印刷によりロット識
別番号を印刷する際、ロット識別番号が変化しても前記
スクリーン印刷に用いるスクリーン版を新しく作製する
ことなく、同じスクリーン版を用いて経済的にロット識
別番号を印刷することができるロット識別番号の印刷方
法について検討を行った。その結果、直接的に数字でロ
ット識別番号を印刷せず、このロット識別番号として複
数個の記号や文字を印刷し、印刷された記号等の数によ
りロット識別番号を符号として表現するという方法をと
ることにより、同じスクリーン版を用いて異なるロット
識別符号を表示することが可能であること、及び前記ス
クリーン版に形成された記号等の形状よりなる孔のうち
の幾つかを塞ぐことにより記号等の数を変化させること
ができることを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0010】すなわち本発明に係るロット識別符号の印
刷方法は、製造工程中にスクリーン印刷工程が含まれて
いる製品に対するロット識別符号の印刷方法において、
前記スクリーン印刷に用いるスクリーン版に、ロット識
別符号を形成するための孔を最初に複数個形成してお
き、前記ロット識別符号の印刷時には、該ロット識別符
号の内容に応じてこれら孔の幾つかを塞ぐために樹脂を
塗布し、前記孔の一部又は全部を塞いだ後、スクリーン
印刷を行うことを特徴としている。
刷方法は、製造工程中にスクリーン印刷工程が含まれて
いる製品に対するロット識別符号の印刷方法において、
前記スクリーン印刷に用いるスクリーン版に、ロット識
別符号を形成するための孔を最初に複数個形成してお
き、前記ロット識別符号の印刷時には、該ロット識別符
号の内容に応じてこれら孔の幾つかを塞ぐために樹脂を
塗布し、前記孔の一部又は全部を塞いだ後、スクリーン
印刷を行うことを特徴としている。
【0011】上記ロット識別符号の印刷方法によれば、
最初にスクリーン版にロット識別符号を形成するために
必要とされる最大数の孔(記号や文字等の形状からなる
もの)を形成しておき、前記ロット識別符号の印刷時に
は、該ロット識別符号の内容に応じてこれら孔の幾つか
を塞ぐため、前記スクリーンを用いてスクリーン印刷す
ると、印刷された記号等の数によりロット識別符号とし
て認識することができる。また、異なるロット識別符号
を印刷するときにも同じスクリーン版を使用することが
でき、前記スクリーン版の孔に樹脂を塗布して塞ぐとい
う簡単な方法により異なるロット識別符号を表示するこ
とができるため、経済的にロット識別符号を印刷するこ
とができる。
最初にスクリーン版にロット識別符号を形成するために
必要とされる最大数の孔(記号や文字等の形状からなる
もの)を形成しておき、前記ロット識別符号の印刷時に
は、該ロット識別符号の内容に応じてこれら孔の幾つか
を塞ぐため、前記スクリーンを用いてスクリーン印刷す
ると、印刷された記号等の数によりロット識別符号とし
て認識することができる。また、異なるロット識別符号
を印刷するときにも同じスクリーン版を使用することが
でき、前記スクリーン版の孔に樹脂を塗布して塞ぐとい
う簡単な方法により異なるロット識別符号を表示するこ
とができるため、経済的にロット識別符号を印刷するこ
とができる。
【0012】また、本発明に係るスクリーン版は、ロッ
ト識別符号を形成するために必要とされる最大数の孔が
形成されていることを特徴としている。
ト識別符号を形成するために必要とされる最大数の孔が
形成されていることを特徴としている。
【0013】前記スクリーン版によれば、ロット識別符
号を形成するために必要とされる最大数の孔が形成され
ているので、前記ロット識別符号の内容に応じて前記孔
の一部又は全部を塞いだ後、スクリーン印刷を行えばよ
く、異なるロット識別符号を印刷する際にも同じスクリ
ーン版を用いることができ、ロット識別符号の印刷のた
めに要するスクリーン版のコストを削減することができ
る。
号を形成するために必要とされる最大数の孔が形成され
ているので、前記ロット識別符号の内容に応じて前記孔
の一部又は全部を塞いだ後、スクリーン印刷を行えばよ
く、異なるロット識別符号を印刷する際にも同じスクリ
ーン版を用いることができ、ロット識別符号の印刷のた
めに要するスクリーン版のコストを削減することができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るロット識別符
号の印刷方法及びスクリーン版の実施の形態を図面に基
づいて説明する。
号の印刷方法及びスクリーン版の実施の形態を図面に基
づいて説明する。
【0015】実施の形態に係るロット識別符号の印刷方
法において、対象となる製品は特に限定されるものでは
ないが、少なくとも製造工程中にスクリーン印刷工程が
含まれている製品である必要がある。これら製品として
は、例えばセラミック製又はプラスチック製の配線基
板、プリント配線基板等が挙げられる。
法において、対象となる製品は特に限定されるものでは
ないが、少なくとも製造工程中にスクリーン印刷工程が
含まれている製品である必要がある。これら製品として
は、例えばセラミック製又はプラスチック製の配線基
板、プリント配線基板等が挙げられる。
【0016】図1は実施の形態に係るロット識別符号の
印刷方法を用いて印刷されたロット識別符号を模式的に
示した平面図であり、ハッチが記入されている部分は印
刷された記号を、破線で表示されている部分は印刷され
ていない記号を示している。
印刷方法を用いて印刷されたロット識別符号を模式的に
示した平面図であり、ハッチが記入されている部分は印
刷された記号を、破線で表示されている部分は印刷され
ていない記号を示している。
【0017】図1に示したように、ロット識別符号は6
行6列の記号群により構成されており、境界線を隔てた
右側及び下側には、記号を全て消してしまったときのた
めの行と列とを示す記号が表示されている。第1行目と
第2行目にで表示されている部分はロット番号に関する
部分を示しており、第3行目と第4行目に△で表示され
ている部分は製造された月に関する部分を示しており、
第5行目及び第6行目に□で表示されている部分は製造
された年に関する部分を示している。また、どれがどの
種類の記号かがわかるように、参照用として第1行目の
左端に「No.」、第3行目の左端に「月」、第5行目
の左端に「年」の文字が表示されている。また、このロ
ット識別符号の内容は、印刷されていない(消滅した)
記号の数で表示されており、第1行目及び第2行目に関
しては、破線で示しているようにが2個消えているので
ロット番号が2であり、第3行目及び第4行目に関して
は、△が4個消えているので製造月が4月であり、第5
行目及び第6行目に関しては、□が6個消えているので
製造年が1996年であることを示している。
行6列の記号群により構成されており、境界線を隔てた
右側及び下側には、記号を全て消してしまったときのた
めの行と列とを示す記号が表示されている。第1行目と
第2行目にで表示されている部分はロット番号に関する
部分を示しており、第3行目と第4行目に△で表示され
ている部分は製造された月に関する部分を示しており、
第5行目及び第6行目に□で表示されている部分は製造
された年に関する部分を示している。また、どれがどの
種類の記号かがわかるように、参照用として第1行目の
左端に「No.」、第3行目の左端に「月」、第5行目
の左端に「年」の文字が表示されている。また、このロ
ット識別符号の内容は、印刷されていない(消滅した)
記号の数で表示されており、第1行目及び第2行目に関
しては、破線で示しているようにが2個消えているので
ロット番号が2であり、第3行目及び第4行目に関して
は、△が4個消えているので製造月が4月であり、第5
行目及び第6行目に関しては、□が6個消えているので
製造年が1996年であることを示している。
【0018】ロット識別符号は、製造したメーカー側で
ロット識別符号を見た時にその内容がわかればよく、必
ずしもそれを見た人全てにその意味がわかる必要はな
い。従って、左側の参照用の文字は必ずしも必要なもの
ではなく、また、記号として全て同じものを使用しても
よい。しかし、通常は、それを見た人が何年の何月ごろ
製造されたかについてわかった方が都合がよい場合が多
いので、図1に示したような方法でロット識別符号を表
す方が好ましい。但し、ロット識別符号を印刷するスペ
ースが限られており、小さな面積しかとれない場合に
は、ドット(点)等を用いて表示する方法を採用せざる
を得ないが、その場合でもロット識別符号の表示方法と
しては十分である。
ロット識別符号を見た時にその内容がわかればよく、必
ずしもそれを見た人全てにその意味がわかる必要はな
い。従って、左側の参照用の文字は必ずしも必要なもの
ではなく、また、記号として全て同じものを使用しても
よい。しかし、通常は、それを見た人が何年の何月ごろ
製造されたかについてわかった方が都合がよい場合が多
いので、図1に示したような方法でロット識別符号を表
す方が好ましい。但し、ロット識別符号を印刷するスペ
ースが限られており、小さな面積しかとれない場合に
は、ドット(点)等を用いて表示する方法を採用せざる
を得ないが、その場合でもロット識別符号の表示方法と
しては十分である。
【0019】図1に示したロット識別符号おいては、ロ
ット番号の最大値は12であるので、それよりも多いロ
ット番号が必要な場合には、第1行目及び第2行目の記
号の数を追加すればよい。
ット番号の最大値は12であるので、それよりも多いロ
ット番号が必要な場合には、第1行目及び第2行目の記
号の数を追加すればよい。
【0020】このロット識別符号は、例えば上記したよ
うに導体配線のための導体ペースト層等をスクリーン印
刷により配線基板上に形成する際に、同時に印刷され
る。このスクリーン印刷には、原版としてスクリーン版
が使用される。このスクリーン版においては、ステンレ
ス等の糸で編み目状に織ったスクリーンが枠に張られて
おり、前記スクリーンに付着した状態で所定パターンの
薄い樹脂層が形成されている。スクリーン印刷の際に
は、前記スクリーンを基板等の表面に載置した後、印刷
用のペーストが付着したスキージ等をスクリーンに押し
つけて回転させながら塗布することにより、樹脂で被覆
されておらず、孔が形成されている部分から印刷用のペ
ーストが基板等の表面に吐出され、前記孔の形状のパタ
ーンが印刷されるようになっている。従って、スクリー
ン版のロット識別符号が印刷される部分には、図1にお
いて表示された印刷パターンと同形状の孔が形成されて
おり、これらの孔を通過して印刷用ペーストが基板等の
表面に吐出されることにより図1に示したパターンのロ
ット識別符号が印刷される。
うに導体配線のための導体ペースト層等をスクリーン印
刷により配線基板上に形成する際に、同時に印刷され
る。このスクリーン印刷には、原版としてスクリーン版
が使用される。このスクリーン版においては、ステンレ
ス等の糸で編み目状に織ったスクリーンが枠に張られて
おり、前記スクリーンに付着した状態で所定パターンの
薄い樹脂層が形成されている。スクリーン印刷の際に
は、前記スクリーンを基板等の表面に載置した後、印刷
用のペーストが付着したスキージ等をスクリーンに押し
つけて回転させながら塗布することにより、樹脂で被覆
されておらず、孔が形成されている部分から印刷用のペ
ーストが基板等の表面に吐出され、前記孔の形状のパタ
ーンが印刷されるようになっている。従って、スクリー
ン版のロット識別符号が印刷される部分には、図1にお
いて表示された印刷パターンと同形状の孔が形成されて
おり、これらの孔を通過して印刷用ペーストが基板等の
表面に吐出されることにより図1に示したパターンのロ
ット識別符号が印刷される。
【0021】実施の形態に係るロット識別符号の印刷方
法においては、ロット識別符号を形成するために必要と
される最大数の孔、すなわち図1に示したロット識別符
号においては、ロット番号を表示するための孔として形
状の孔を12個、製造された月を表示するための孔とし
て△形状の孔を12個、製造された年を表示するための
孔として□形状の孔を12個、それぞれ図1に示した配
列状態で最初にスクリーン版に形成しておく。また、そ
の他、直線や、行の数及び列の数を示すための孔として
◇形状の孔を12個それぞれ形成しておく。そして、実
際にロット識別符号を印刷する際には、該ロット識別符
号の内容に応じてこれら孔の幾つかを塞いた後、スクリ
ーン印刷を行う。図1に示したロット識別符号において
は、ロット番号を表示するための形状の孔を2個塞ぎ、
製造された月を表示するための△形状の孔を4個塞ぎ、
製造された年を表示するための□形状の孔を6個塞いだ
後、スクリーン印刷を行えばよい。
法においては、ロット識別符号を形成するために必要と
される最大数の孔、すなわち図1に示したロット識別符
号においては、ロット番号を表示するための孔として形
状の孔を12個、製造された月を表示するための孔とし
て△形状の孔を12個、製造された年を表示するための
孔として□形状の孔を12個、それぞれ図1に示した配
列状態で最初にスクリーン版に形成しておく。また、そ
の他、直線や、行の数及び列の数を示すための孔として
◇形状の孔を12個それぞれ形成しておく。そして、実
際にロット識別符号を印刷する際には、該ロット識別符
号の内容に応じてこれら孔の幾つかを塞いた後、スクリ
ーン印刷を行う。図1に示したロット識別符号において
は、ロット番号を表示するための形状の孔を2個塞ぎ、
製造された月を表示するための△形状の孔を4個塞ぎ、
製造された年を表示するための□形状の孔を6個塞いだ
後、スクリーン印刷を行えばよい。
【0022】スクリーン版に形成された孔を塞ぐには、
その孔が形成されている部分に樹脂を塗布して乾燥、固
化させればよい。樹脂の種類は特に限定されるものでは
ないが、スクリーン版に樹脂層として形成されている樹
脂と同じ樹脂を使用することにより、簡単に前記孔を塞
ぐことができる。
その孔が形成されている部分に樹脂を塗布して乾燥、固
化させればよい。樹脂の種類は特に限定されるものでは
ないが、スクリーン版に樹脂層として形成されている樹
脂と同じ樹脂を使用することにより、簡単に前記孔を塞
ぐことができる。
【0023】図2は別の実施の形態に係るロット識別符
号の印刷方法により印刷されたロット識別符号を模式的
に示した平面図である。
号の印刷方法により印刷されたロット識別符号を模式的
に示した平面図である。
【0024】図2に示したように、ロット識別符号を表
示するための記号として数字を使用してもよい。この場
合には、消えている数字の最大のものがロット番号や製
造された月等を示している。このように数字を使用する
ことにより、より理解が容易なロット識別符号を形成す
ることができる。
示するための記号として数字を使用してもよい。この場
合には、消えている数字の最大のものがロット番号や製
造された月等を示している。このように数字を使用する
ことにより、より理解が容易なロット識別符号を形成す
ることができる。
【0025】ロット識別符号を構成するためにスクリー
ン版に形成する孔の形状は上記実施の形態で使用した記
号や数字に限られるものではなく、他の記号や数字等を
使用してもよく、また文字等を使用してもよい。また、
図1や図2においては、正方形に近い形状の領域にロッ
ト識別符号を印刷しているが、印刷する領域の形状によ
っては、横や縦に細長い形状の領域にロット識別符号を
印刷してもよく、この場合には、ロット番号や製造され
た月等を2段にせず、1段で横や縦に順次並べていって
もよい。
ン版に形成する孔の形状は上記実施の形態で使用した記
号や数字に限られるものではなく、他の記号や数字等を
使用してもよく、また文字等を使用してもよい。また、
図1や図2においては、正方形に近い形状の領域にロッ
ト識別符号を印刷しているが、印刷する領域の形状によ
っては、横や縦に細長い形状の領域にロット識別符号を
印刷してもよく、この場合には、ロット番号や製造され
た月等を2段にせず、1段で横や縦に順次並べていって
もよい。
【0026】また、印刷する記号等の大きさも製品の大
きさや印刷が可能な部分の面積等により自由に変化させ
ることができ、点(ドット)等で表示する場合には、ド
ットの直径が0.2mm程度の小さなものでも印刷、表
示することが可能である。
きさや印刷が可能な部分の面積等により自由に変化させ
ることができ、点(ドット)等で表示する場合には、ド
ットの直径が0.2mm程度の小さなものでも印刷、表
示することが可能である。
【図1】本発明の実施の形態に係るロット識別符号の印
刷方法により印刷されたロット識別符号を模式的に示し
た平面図である。
刷方法により印刷されたロット識別符号を模式的に示し
た平面図である。
【図2】別の実施の形態に係るロット識別符号の印刷方
法により印刷されたロット識別符号を模式的に示した平
面図である。
法により印刷されたロット識別符号を模式的に示した平
面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 製造工程中にスクリーン印刷工程が含ま
れている製品に対するロット識別符号の印刷方法におい
て、前記スクリーン印刷に用いるスクリーン版に、ロッ
ト識別符号を形成するための孔を最初に複数個形成して
おき、前記ロット識別符号の印刷時には、該ロット識別
符号の内容に応じてこれら孔の幾つかを塞ぐために樹脂
を塗布し、前記孔の一部又は全部を塞いだ後、スクリー
ン印刷を行うことを特徴とするロット識別符号の印刷方
法。 - 【請求項2】 ロット識別符号を形成するために必要と
される最大数の孔が形成されていることを特徴とするス
クリーン版。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34474196A JPH10190170A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | ロット識別符号の印刷方法及びスクリーン版 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34474196A JPH10190170A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | ロット識別符号の印刷方法及びスクリーン版 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10190170A true JPH10190170A (ja) | 1998-07-21 |
Family
ID=18371625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34474196A Pending JPH10190170A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | ロット識別符号の印刷方法及びスクリーン版 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10190170A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7151321B2 (en) | 2003-06-17 | 2006-12-19 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Laminated electronic component |
-
1996
- 1996-12-25 JP JP34474196A patent/JPH10190170A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7151321B2 (en) | 2003-06-17 | 2006-12-19 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Laminated electronic component |
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