JPH10189876A - 半導体集積回路装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置およびその製造方法

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JPH10189876A
JPH10189876A JP34433496A JP34433496A JPH10189876A JP H10189876 A JPH10189876 A JP H10189876A JP 34433496 A JP34433496 A JP 34433496A JP 34433496 A JP34433496 A JP 34433496A JP H10189876 A JPH10189876 A JP H10189876A
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JP
Japan
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integrated circuit
parasitic
protection circuit
semiconductor integrated
input
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JP34433496A
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English (en)
Inventor
Akira Nishida
晶 西田
Hitoshi Namekata
均 行方
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Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大幅な素子集積度の犠牲や大幅なチップサイ
ズの増大を招くことなく、半導体集積回路装置の信頼性
を向上させることのできる。 【解決手段】 1つの入力端子3に正負両方の過電圧に
対応可能な保護回路1aを設けた。この場合に、正の過
電圧に対する保護素子としてダイオードD1 を用い、負
の過電圧に対する保護素子として主として寄生バイポー
ラトランジスタQ2aを用いた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置およびその製造技術に関し、特に、半導体集積回路装
置の静電保護技術に適用して有効な技術に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工程における微細加工技術の
進歩により、半導体集積回路装置を構成する素子や配線
等の微細化が進められており、これに伴って半導体集積
回路装置の性能が益々向上している。
【0003】しかし、一方で微細化された素子や配線等
は、静電気等のような過電圧に極めて弱く、破壊しやす
いという問題があり、半導体集積回路装置の信頼性を確
保するためには、静電気等による劣化および破壊現象に
おけるメカニズムの解明とともに、保護構造の確立が強
く要望されている。
【0004】このような保護対策として、例えば寄生M
OS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタや保護
ダイオードを半導体基板に造り込んだり、拡散抵抗を半
導体基板に形成したりする構造がある。
【0005】例えばアイ・イー・イー・イー 1991
年カスタム インテグレーテッドサーキット コンファ
レンス 第27. 2. 1項(IEEE,1991,CUSTOM INTEGRA
TED CONFERENCE 27.2.1)には、入出力端子と内部回路と
の間に、寄生MOSトランジスタおよび寄生バイポーラ
トランジスタにより構成された保護回路を設け、入出力
端子に過電圧が印加された場合のサージ電流の逃げ道を
積極的に形成することにより、内部回路を保護する構造
が開示されている。
【0006】この技術においては、保護素子として駆動
能力の大きなバイポーラトランジスタを用いているた
め、サージ電流を良好に逃がすことができ、静電耐圧を
向上させることが可能となっている。
【0007】また、この技術においては、1つの入出力
端子に上記構成の保護回路を2つ設けて、一方は正の過
電圧が印加された場合の保護回路とし、他方は負の過電
圧が印加された場合の保護回路としている。すなわち、
1つの入出力端子に正負両方の過電圧に対応可能なよう
に2つの保護回路を設けている。このため、正負両方の
サージ電流を良好に逃がすことが可能となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、1つの入出
力端子に正負両方の過電圧に対応可能なように2つの保
護回路を設ける上記技術においては、以下の問題がある
ことを本発明者は見出した。
【0009】すなわち、1つの入出力端子に正負両方の
過電圧に対応可能なように2つの保護回路を設けるた
め、保護回路のレイアウト面積が増大する問題がある。
このため、保護回路素子の形成領域を確保する分、内部
回路を構成する素子の集積度を犠牲にしなければならな
かったり、保護回路素子および内部回路素子の集積度を
確保するためにチップサイズを増大させなければならな
かったりする問題が生じる。
【0010】また、保護回路のレイアウト面積の増大に
伴い、入力容量が増大する結果、半導体集積回路装置の
動作特性が劣化する問題も生じる。
【0011】さらに、保護回路の素子数が多いので、製
造工程が増大するとともに製造プロセスが複雑になり、
歩留りや信頼性が低下する問題も生じる。
【0012】本発明の目的は、大幅な素子集積度の犠牲
や大幅なチップサイズの増大を招くことなく、半導体集
積回路装置の信頼性を向上させることのできる技術を提
供することにある。
【0013】また、本発明の他の目的は、半導体集積回
路装置の大幅な特性劣化を招くことなく、半導体集積回
路装置の信頼性を向上させることのできる技術を提供す
ることにある。
【0014】さらに、本発明の他の目的は、保護回路を
有する半導体集積回路装置の製造工程数を少なくするこ
とのできる技術を提供することにある。
【0015】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0016】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。
【0017】本発明の半導体集積回路装置は、半導体基
板上に形成された所定の半導体集積回路の入出力端子に
保護回路を電気的に接続してなる半導体集積回路装置で
あって、前記保護回路は、ゲート電極が高電位の電源電
位に設定された寄生MISトランジスタと抵抗とが、前
記入出力端子と高電位の電源電位との間に直列に接続さ
れてなる配線経路と、前記抵抗と寄生MISトランジス
タとを接続する配線にベース電極が電気的に接続される
寄生バイポーラトランジスタが、前記入出力端子と高電
位の電源電位との間に直列に接続されてなる配線経路
と、前記入出力端子と高電位の電源電位とをダイオード
を介して電気的に接続する配線経路とを有するものであ
る。
【0018】また、本発明の半導体集積回路装置は、前
記半導体基板に形成された寄生バイポーラトランジスタ
の所定の半導体領域と前記半導体基板との接合領域に前
記ダイオードを形成したものである。
【0019】また、本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、前記寄生バイポーラトランジスタの所定の半導
体領域を前記半導体基板に形成する場合に、その所定の
半導体領域と半導体基板との接合領域に前記ダイオード
を同時に形成する工程を有するものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する(なお、実施の形態を説明す
るための全図において同一機能を有するものは同一の符
号を付し、その繰り返しの説明は省略する)。
【0021】(実施の形態1)図1は本発明の一実施の
形態である保護回路の回路図、図2は図1の保護回路の
断面図、図3は半導体基板上における図1の保護回路素
子の配置を模式的に示す説明図、図4は本発明者が検討
した保護回路の回路図、図5は半導体基板上における図
4の保護回路素子の配置を模式的に示す説明図である。
【0022】まず、本実施の形態1の半導体集積回路装
置を説明する前に、本発明者が検討した半導体集積回路
装置の保護回路を図4および図5によって説明する。
【0023】図4はその保護回路の回路図を示してい
る。入出力パッド30と内部回路31との間には保護回
路32a, 32bが電気的に接続されている。保護回路
32aは、入出力パッドに負の過電圧が印加された際に
過電流を逃がすための回路であり、抵抗33a1 〜33
a3 、バイポーラトランジスタ34a1,34a2 および
nチャネル形のMOS・FET35aを有している。
【0024】また、保護回路32bは、入出力パッドに
正の過電圧が印加された際に過電流を逃がすための回路
であり、抵抗33b1 〜33b3 、バイポーラトランジ
スタ34b1,34b2 およびpチャネル形のMOS・F
ET35bを有している。なお、VDDは高電位側の電源
電位を示している。
【0025】図5は半導体基板36上での上記保護回路
素子の配置を模式的に示している。半導体基板36は、
例えばn形のシリコン単結晶からなり、その上層には、
pウエル37a〜37cが形成されている。pウエル3
7a〜37cには、p+ 形半導体領域38a〜38cお
よびn+ 形半導体領域39a〜39cが形成されてい
る。また、半導体基板36の上層部には、n+ 形半導体
領域40a, 40bが形成されている。
【0026】この技術においては、1つの入出力パッド
に正負の過電流を逃がす2つの保護回路32a, 32b
を設けているため、半導体集積回路装置の信頼性を向上
させることが可能となっている。
【0027】また、過電流を駆動能力の大きなバイポー
ラトランジスタを通じて逃がすので、その過電流を良好
に逃がすことができ、高い保護能力を得ることが可能と
なっている。
【0028】しかし、この技術においては、正負の過電
流を逃がす保護回路32a,32bを別々に設け、そのそ
れぞれにバイポーラトランジスタを設けているため、保
護回路のレイアウト面積が増大する問題がある。このた
め、内部回路を構成する素子の集積度を犠牲にしなけれ
ばならなかったり、素子集積度を確保するためにチップ
サイズを増大させなければならなかったりする問題が生
じる。
【0029】また、保護回路のレイアウト面積の増大に
伴い、入力容量が増大する結果、半導体集積回路装置の
動作特性が劣化してしまう問題も生じる。
【0030】さらに、保護回路の素子数が多いので、製
造工程が増大するとともにプロセスが複雑になり、歩留
りや信頼性が低下する問題も生じる。
【0031】そこで、本発明の実施の形態1において
は、以下のような構成とした。すなわち、図1に示すよ
うに、保護回路1aは、内部回路2と、その入力端子3
との間に電気的に接続されており、抵抗R1 と、寄生M
OS・FETQ1aと、寄生バイポーラトランジスタQ2a
と、ダイオードD1 とを有している。
【0032】抵抗R1 および寄生MOS・FETQ1a
は、入力端子3と高電位側の電源電位VCCとの間に直列
に接続されている。寄生MOS・FETQ1aは、後述す
るように入力端子3に過電圧が印加された場合にオンす
ることで保護回路1aを駆動させるトリガ用の素子であ
り、例えばnチャネル形のMOS・FETからなる。こ
の寄生MOS・FETQ1aのゲート電極は高電位側の電
源電位VCCと電気的に接続されている。
【0033】寄生バイポーラトランジスタQ2aは、入力
端子3と高電位側の電源電位VCCとの間に電気的に接続
されている。この寄生バイポーラトランジスタQ2aは、
例えばpnp形のラテナルバイポーラトランジスタから
なり、そのベース電極は、抵抗R1 と寄生MOS・FE
TQ1aとを結ぶ配線と電気的に接続されている。
【0034】これら入力端子3と高電位の電源電位VCC
とを電気的に接続する2つの配線経路、すなわち、抵抗
R1 および寄生MOS・FETQ1aを介する配線経路
と、寄生バイポーラトランジスタQ2aを介する配線経路
とは、入力端子3に負の過電圧が印加された場合に、過
電流を逃がす経路となる。
【0035】ダイオードD1 は、寄生バイポーラトラン
ジスタQ2aのコレクタ側の配線と高電位側の電源電位V
CCとの間に電気的に接続されている。この入力端子3と
電源電位VCCとをダイオードD1 を介して電気的に接続
する配線経路は、入力端子3に正の過電圧が印加された
場合に過電流を逃がす経路となる。
【0036】すなわち、本実施の形態1の保護回路1a
は正負両方の過電流を逃がすことが可能な構造となって
いる。また、正の過電圧に対応する保護回路素子をダイ
オードD1 によって構成したことにより、その保護回路
素子を寄生バイポーラトランジスタで構成した場合より
も保護回路素子全体のレイアウト面積を縮小することが
可能となっている。
【0037】このため、入力配線に付随する寄生容量を
低減することができるので、例えば半導体集積回路装置
における入力回路の動作速度を向上させることができる
等、半導体集積回路装置の特性を向上させることが可能
となる。
【0038】ここで、この保護回路1の動作を説明す
る。まず、入力端子3に正の過電圧が印加された場合
は、ダイオードD1 に順方向のバイアスが印加されるた
めダイオードD1 が電流パスとなる。これにより、過電
流は入力端子3側からダイオードD1 を通じて電源電位
VCCに流れる。
【0039】一方、入力端子3に負の過電圧が印加され
た場合は、寄生MOS・FETQ1aがオンする結果、電
源電位VCCから入力端子3側に抵抗R1 および寄生MO
S・FETQ1aを通じて電流が流れる。この電流により
抵抗R1 において電圧降下が生じる結果、寄生バイポー
ラトランジスタQ2aのベース電位が降下して寄生バイポ
ーラトランジスタQ2aがオンする。これにより、過電流
は電源電位VCCから駆動能力の大きな寄生バイポーラト
ランジスタQ2aを通じて入力端子3側に流れる。
【0040】次に、本実施の形態1の半導体集積回路装
置における保護回路1の要部断面図および半導体基板上
における保護回路素子の配置を模式的に示す説明図を図
2および図3に示す。
【0041】半導体基板4は、例えばp形のシリコン
(Si)単結晶からなり、その上層部には、nウエル5
n1,5n2 が形成されている。このnウエル5n1,5n
2 には、例えばn形不純物のリンまたはヒ素(As)が
含有されている。
【0042】このnウエル5n1,5n2 は、上記した寄
生MOS・FETQ1aのソース領域およびドレイン領域
を構成している。すなわち、寄生MOS・FETQ1a
は、nウエル5n1,5n2 で形成されるソース・ドレイ
ン領域と、その間のフィールド絶縁膜6で形成されるゲ
ート絶縁膜と、その上に形成されたゲート電極7aとを
有している。なお、寄生MOS・FETQ1aのチャネル
領域は、nウエル5n1,5n2 で挟まれた半導体基板4
部分に形成される。
【0043】フィールド絶縁膜6は、例えば二酸化シリ
コン(SiO2)からなり、半導体基板4の主面上の所定
の領域に選択的に形成されている。ゲート電極7aは、
例えば低抵抗ポリシリコンからなる。
【0044】また、nウエル5n1 の一部は、抵抗R1
を構成している。すなわち、抵抗R1 は、拡散抵抗によ
って構成されている。nウエル5n1,5n2 の上層部に
形成された半導体領域8a, 8bは、配線との接触抵抗
を下げるための引き出し領域であり、例えばn形不純物
のリンまたはAsがnウエル5n1,5n2 よりも高い濃
度で含有されている。
【0045】また、nウエル5n1 の上層部に形成され
た半導体領域9a, 9bは、上記した寄生バイポーラト
ランジスタQ2aのエミッタ領域およびコレクタ領域を構
成しており、例えばp形不純物のホウ素が含有されてい
る。なお、寄生バイポーラトランジスタQ2aのベース領
域は、この半導体領域9a, 9bに挟まれたnウエル5
n1 部分によって構成されている。
【0046】また、本実施の形態1においては、上記し
たダイオードD1 が半導体領域9bとnウエル5n1 と
のpn接合領域に形成されている。すなわち、本実施の
形態1においては、寄生バイポーラトランジスタQ2aの
半導体領域9bの形成領域にダイオードD1 が形成され
ている。このため、保護回路形成領域の占有面積を小さ
くすることが可能となっている。したがって、入力配線
に付随する寄生容量も低減することが可能となってい
る。
【0047】このようなダイオードD1 は、寄生バイポ
ーラトランジスタQ2aの半導体領域9bを形成する際に
同時に形成している。
【0048】すなわち、半導体基板4上に寄生バイポー
ラトランジスタQ2aの半導体領域9bの形成領域が露出
するようなフォトレジストパターンを形成した後、その
フォトレジストパターンをマスクとしてp形不純物のホ
ウ素等をイオン打ち込みし、さらに、熱処理によって半
導体領域9bを形成して寄生バイポーラトランジスタQ
2aのコレクタ領域を形成するとともに、pn接合部にダ
イオードD1 を形成している。
【0049】したがって、本実施の形態1においては、
保護回路を有する半導体集積回路装置の製造工程数を少
なくすることができ、その製造時間を短縮することがで
きるとともに、その製造プロセスを簡略化することが可
能となっている。
【0050】半導体領域10は、半導体基板4にグラン
ド電位の電圧を供給するための引き出し領域であり、例
えばp形不純物のホウ素が含有されている。
【0051】このように、本実施の形態1によれば、以
下の効果を得ることが可能となる。
【0052】(1).正の過電圧に対する保護回路素子を1
個のダイオードD1 で構成したことにより、保護回路全
体のレイアウト面積を縮小することが可能となる。
【0053】(2).正の過電圧に対する保護回路素子とし
て機能するダイオードD1 を負の過電圧に対する保護回
路素子として機能する寄生バイポーラトランジスタQ2a
のコレクタ領域に形成したことにより、保護回路全体の
レイアウト面積をさらに縮小することが可能となる。
【0054】(3).上記(1),(2) により、保護回路全体の
レイアウト面積を縮小することができるので、入力に付
随する寄生容量を低減することができる。このため、例
えば半導体集積回路装置における入力回路の動作速度を
向上させることができる等、半導体集積回路装置の特性
を向上させることが可能となる。
【0055】(4).正の過電圧に対する保護回路素子とし
て機能するダイオードD1 を負の過電圧に対する保護回
路素子として機能する寄生バイポーラトランジスタQ2a
のコレクタ領域と同時に形成することにより、半導体集
積回路装置の製造工程数を少なくすることができ、その
製造時間を短縮することができるとともに、その製造プ
ロセスを簡略化することが可能となる。
【0056】(5).上記(4) により、半導体集積回路装置
の歩留りおよび信頼性を向上させることが可能となる。
【0057】(6).上記(4) により、半導体集積回路装置
の製造コストを低減することが可能となる。
【0058】(実施の形態2)図6は本発明の他の実施
の形態である保護回路の回路図、図7は図6の保護回路
の断面図、図8は半導体基板上における図6の保護回路
素子の配置を模式的に示す説明図である。
【0059】本実施の形態2の半導体集積回路装置にお
ける保護回路を図6に示す。この保護回路1bは、内部
回路2と、その入力端子3との間に電気的に接続されて
おり、抵抗R2 と、寄生MOS・FETQ1bと、寄生バ
イポーラトランジスタQ2bと、ダイオードD2 とを有し
ている。なお、内部回路2内に入力回路を含むとする。
【0060】抵抗R2 および寄生MOS・FETQ1b
は、入力端子3とグランド電位Gとの間に直列に接続さ
れている。寄生MOS・FETQ1bは、後述するように
入力端子3に過電圧が印加された場合にオンすることで
保護回路を駆動させるトリガ用の素子であり、例えばp
チャネル形のMOS・FETからなる。この寄生MOS
・FETQ1bのゲート電極はグランド電位Gと電気的に
接続されている。
【0061】寄生バイポーラトランジスタQ2bは、入力
端子3とグランド電位Gとの間に電気的に接続されてい
る。この寄生バイポーラトランジスタQ2bは、例えばn
pn形のラテラルバイポーラトランジスタからなり、そ
のベース電極は、抵抗R2 と寄生MOS・FETQ1bと
を結ぶ配線と電気的に接続されている。
【0062】これら入力端子3とグランド電位Gとを電
気的に接続する2つの配線経路、すなわち、抵抗R2 お
よび寄生MOS・FETQ1bを介する配線経路と、寄生
バイポーラトランジスタQ2bを介する配線経路とは、入
力端子3に正の過電圧が印加された場合に、過電流を逃
がす経路となる。
【0063】ダイオードD2 は、寄生バイポーラトラン
ジスタQ2bのコレクタ側の配線とグランド電位Gとの間
に電気的に接続されている。この入力端子3とグランド
電位GとをダイオードD2 を介して電気的に接続する配
線経路は、入力端子3に負の過電圧が印加された場合に
過電流を逃がす経路となる。
【0064】すなわち、本実施の形態2の保護回路1b
は正負両方の過電圧に対して保護機能を有する構造とな
っている。ここで、この保護回路1bの動作を説明す
る。
【0065】まず、入力端子3に正の過電圧が印加され
た場合は、寄生MOS・FETQ1bがオンする結果、入
力端子3からグランド電位Gに抵抗R2 および寄生MO
S・FETQ1bを通じて電流が流れる。この電流により
抵抗R2 の抵抗分だけ寄生バイポーラトランジスタQ2b
のベース電位が上昇するため寄生バイポーラトランジス
タQ2bがオンする。これにより、過電流は入力端子3か
ら駆動能力の大きな寄生バイポーラトランジスタQ2bを
通じてグランド電位G側に流れる。
【0066】一方、入力端子3に負の過電圧が印加され
た場合は、ダイオードD2 に順方向のバイアスが印加さ
れるためダイオードD2 が電流パスとなる。これによ
り、過電流はグランド電位GからダイオードD2 を通じ
て入力端子3側に流れる。
【0067】次に、本実施の形態2の半導体集積回路装
置における保護回路1の要部断面図および半導体基板上
における保護回路素子の配置を模式的に示す説明図を図
7および図8に示す。
【0068】半導体基板4は、例えばp形のシリコン
(Si)単結晶からなり、その上層部には、nウエル5
n3 が形成されている。このnウエル5n3 には、例え
ばn形不純物のリンまたはヒ素(As)が含有されてい
る。
【0069】このウエル5n3 の上層には、pウエル5
p1,5p2 および半導体領域11が形成されている。p
ウエル5p1,5p2 には、例えばp形不純物のホウ素が
含有されている。
【0070】このpウエル5p1,5p2 は、上記した寄
生MOS・FETQ1bのソース領域およびドレイン領域
を構成している。すなわち、寄生MOS・FETQ1b
は、nウエル5p1,5p2 で形成されるソース・ドレイ
ン領域と、その間のフィールド絶縁膜6で形成されるゲ
ート絶縁膜と、その上に形成されたゲート電極7bとを
有している。
【0071】フィールド絶縁膜6は、例えば二酸化シリ
コン(SiO2)からなり、半導体基板4の主面上の所定
の領域に選択的に形成されている。ゲート電極7bは、
例えば低抵抗ポリシリコンからなる。
【0072】また、pウエル5p1 の一部は抵抗R2 を
構成している。すなわち、抵抗R2は、拡散抵抗によっ
て構成されている。pウエル5p1,5p2 の上層部に形
成された半導体領域12a, 12bは、配線との接触抵
抗を下げるための引き出し領域であり、例えばp形不純
物のホウ素がpウエル5p1,5p2 よりも高い濃度で含
有されている。
【0073】また、pウエル5p1 の上層部に形成され
た半導体領域13a, 13bは、上記した寄生バイポー
ラトランジスタQ2bのエミッタ領域およびコレクタ領域
を構成しており、例えばn形不純物のリンまたはAsが
含有されている。なお、寄生バイポーラトランジスタQ
2bのベース領域は、この半導体領域13a, 13bに挟
まれたpウエル5p1 部分によって構成されている。
【0074】また、本実施の形態1においては、上記し
たダイオードD2 が、半導体領域13bとpウエル5p
1 とのpn接合領域に形成されている。すなわち、本実
施の形態2においては、ダイオードD2 が寄生バイポー
ラトランジスタQ2bの半導体領域13bの形成領域に形
成されている。このため、保護回路形成領域の占有面積
を小さくすることが可能となっている。したがって、入
力配線に付随する寄生容量も低減することが可能となっ
ている。
【0075】このようなダイオードD2 は、寄生バイポ
ーラトランジスタQ2bの半導体領域13bを形成する際
に同時に形成している。
【0076】すなわち、半導体基板4上に寄生バイポー
ラトランジスタQ2bの半導体領域13bの形成領域が露
出するようなフォトレジストパターンを形成した後、そ
のフォトレジストパターンをマスクとしてn形不純物の
リンまたはAs等をイオン打ち込みし、さらに、熱処理
によって半導体領域13bを形成して寄生バイポーラト
ランジスタQ2bのコレクタ領域を形成するとともに、p
n接合部にダイオードD2 を形成している。
【0077】したがって、本実施の形態2においては、
保護回路を有する半導体集積回路装置の製造工程数を少
なくすることができ、また、その製造時間を短縮するこ
とが可能となっている。
【0078】半導体領域11は、nウエル5n3 に所定
の電位を供給するための引き出し領域であり、例えばn
形不純物のリンまたはAsがnウエル5n3 よりも高い
濃度で含有されている。
【0079】半導体領域14は、半導体基板4に所定の
電位を供給するための引き出し領域であり、例えばp形
不純物のホウ素が半導体基板4の不純物濃度よりも高い
濃度で含有されている。
【0080】このように、本実施の形態2によれば、前
記実施の形態1と同じ効果を得ることが可能となる。
【0081】(実施の形態3)図9は本発明の他の実施
の形態である保護回路の断面図、図10は半導体基板上
における保護回路素子の配置を模式的に示す説明図であ
る。
【0082】本実施の形態3においては、保護回路は前
記実施の形態1の図1と同じである。異なるのは、図9
に示す半導体基板4の材料として、例えばn形のSi単
結晶を用いたことである。
【0083】半導体基板4の上層部には、pウエル5p
3 が形成されている。このpウエル5p3 には、例えば
p形不純物のホウ素が含有されている。このpウエル5
p3内に半導体領域15および上記したnウエル5n1,
5n2 等が形成されている。
【0084】半導体領域15は、pウエル5p3 に所定
電位の電圧を供給するための引き出し領域であり、例え
ばp形不純物のホウ素がpウエル5p3 の不純物濃度よ
りも高い濃度で含有されている。それ以外は、前記実施
の形態1と同じなので説明を省略する。
【0085】本実施の形態3によれば、前記実施の形態
1と同じ効果を得ることが可能となる。
【0086】(実施の形態4)図11は本発明の他の実
施の形態である保護回路の断面図、図12は半導体基板
上における保護回路素子の配置を模式的に示す説明図で
ある。
【0087】本実施の形態4においては、保護回路は前
記実施の形態2の図6と同じである。異なるのは、図1
1に示す半導体基板4の材料として、例えばn形のSi
単結晶を用いたことである。ただし、前記実施の形態2
の説明で用いた図7のnウエル5n3 が形成されていな
い。それ以外は、前記実施の形態2と同じなので説明を
省略する。
【0088】本実施の形態4によれば、前記実施の形態
1と同じ効果を得ることが可能となる。
【0089】以上、本発明者によってなされた発明を実
施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実
施の形態1〜4に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでも
ない。
【0090】例えば前記実施の形態1〜4においては、
保護回路素子である抵抗を拡散抵抗で構成した場合につ
いて説明したが、これに限定されるものではなく、例え
ばポリシリコンからなる抵抗を用いても良い。
【0091】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野である半導体
集積回路装置の入力回路に電気的に接続される保護回路
技術に適用した場合について説明したが、それに限定さ
れるものではなく、例えば半導体集積回路装置の出力回
路または入出力双方向の回路に電気的に接続される保護
回路技術等に適用できる。
【0092】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
【0093】(1).本発明の半導体集積回路装置によれ
ば、入出力端子に正の過電圧が印加された場合は、ダイ
オードを介する配線経路を通じて過電流を逃がすことが
でき、入出力端子に負の過電圧が印加された場合は、寄
生MISトランジスタおよび抵抗が直列接続された配線
経路と、寄生バイポーラトランジスタを介する配線経路
とを通じて過電流を逃がすことができる。すなわち、正
の過電流を逃がす保護素子としてダイオードを用いるこ
とにより、その保護素子として寄生バイポーラトランジ
スタを用いる場合よりも保護回路の全体的なレイアウト
面積を縮小することが可能となる。
【0094】(2).本発明の半導体集積回路装置によれ
ば、寄生バイポーラトランジスタの所定の半導体領域と
半導体基板との接合領域にダイオードを設けたことによ
り、保護回路形成領域の占有面積をさらに縮小すること
が可能となる。
【0095】(3).上記(1),(2) により、大幅な素子集積
度の犠牲や大幅なチップサイズの増大を招くことなく、
半導体集積回路装置の信頼性を向上させることが可能と
なる。
【0096】(4).上記(1),(2) により、入出力配線に付
随する寄生容量を低減することができるので、半導体集
積回路装置の特性を向上させることが可能となる。
【0097】(5).本発明の半導体集積回路装置の製造方
法によれば、寄生バイポーラトランジスタの所定の半導
体領域の形成と同時にダイオードを形成することによ
り、半導体集積回路装置の製造工程数を低減することが
でき、その製造時間を短縮することができるとともに、
その製造プロセスを簡略化することが可能となる。
【0098】(6).上記(5) により、半導体集積回路装置
の歩留りおよび信頼性を向上させることが可能となる。
【0099】(7).上記(5) により、半導体集積回路装置
の製造コストを低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である保護回路の回路図
である。
【図2】図1の保護回路の断面図である。
【図3】半導体基板上における図1の保護回路素子の配
置を模式的に示す説明図である。
【図4】本発明者が検討した保護回路の回路図である。
【図5】半導体基板上における図4の保護回路素子の配
置を模式的に示す説明図である。
【図6】本発明の他の実施の形態である保護回路の回路
図である。
【図7】図6の保護回路の断面図である。
【図8】半導体基板上における図6の保護回路素子の配
置を模式的に示す説明図である。
【図9】本発明の他の実施の形態である保護回路の断面
図である。
【図10】半導体基板上における保護回路素子の配置を
模式的に示す説明図である。
【図11】本発明の他の実施の形態である保護回路の断
面図である。
【図12】半導体基板上における保護回路素子の配置を
模式的に示す説明図である。
【符号の説明】
1a, 1b 保護回路 2 内部回路 3 入力端子 4 半導体基板 5n1 〜5n3 nウエル 5p1 〜5p3 pウエル 6 フィールド絶縁膜 7a, 7b ゲート電極 8a, 8b 半導体領域 9a, 9b 半導体領域 10 半導体領域 11 半導体領域 12a, 12b 半導体領域 13a, 13b 半導体領域 14 半導体領域 15 半導体領域 R1,R2 抵抗 Q1a, Q1b 寄生MOS・FET Q2a, Q2b 寄生バイポーラトランジスタ D1,D2 ダイオード VCC 電源電位 G グランド電位 30 入出力パッド 31 内部回路 32a, 32b 保護回路 33a1 〜33a3 抵抗 33b1 〜33b3 抵抗 34a1,34a2 バイポーラトランジスタ 34b1,34b2 バイポーラトランジスタ 35a nチャネル形のMOS・FET 35b pチャネル形のMOS・FET 36 半導体基板 37a〜37c pウエル 38a〜38c p+ 形半導体領域 39a〜39c n+ 形半導体領域 40a, 40b n+ 形半導体領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 行方 均 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に形成された所定の半導体
    集積回路の入出力端子に保護回路を電気的に接続してな
    る半導体集積回路装置であって、 前記保護回路は、ゲート電極が高電位の電源電位に設定
    された寄生MISトランジスタと抵抗とが、前記入出力
    端子と高電位の電源電位との間に直列に接続されてなる
    配線経路と、 前記抵抗と寄生MISトランジスタとを接続する配線に
    ベース電極が電気的に接続される寄生バイポーラトラン
    ジスタが、前記入出力端子と高電位の電源電位との間に
    直列に接続されてなる配線経路と、 前記入出力端子と高電位の電源電位とをダイオードを介
    して電気的に接続する配線経路とを有することを特徴と
    する半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板上に形成された所定の半導体
    集積回路の入出力端子に保護回路を電気的に接続してな
    る半導体集積回路装置であって、 前記保護回路は、ゲート電極が接地電位の電源電位に設
    定された寄生MISトランジスタと抵抗とが、前記入出
    力端子と接地電位の電源電位との間に直列に接続されて
    なる配線経路と、 前記抵抗と寄生MISトランジスタとを接続する配線に
    ベース電極が電気的に接続される寄生バイポーラトラン
    ジスタが、前記入出力端子と接地電位の電源電位との間
    に直列に接続されてなる配線経路と、 前記入出力端子と接地電位の電源電位とをダイオードを
    介して電気的に接続する配線経路とを有することを特徴
    とする半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の半導体集積回路
    装置において、前記半導体基板に形成された寄生バイポ
    ーラトランジスタの所定の半導体領域と前記半導体基板
    との接合領域に前記ダイオードを形成したことを特徴と
    する半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3記載の半導体集積
    回路装置の製造方法において、前記寄生バイポーラトラ
    ンジスタの所定の半導体領域を前記半導体基板に形成す
    る場合に、その所定の半導体領域と半導体基板との接合
    領域に前記ダイオードを同時に形成する工程を有するこ
    とを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
JP34433496A 1996-12-25 1996-12-25 半導体集積回路装置およびその製造方法 Withdrawn JPH10189876A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6512663B1 (en) 1999-05-24 2003-01-28 Nec Corporation Electrostatic protection device and electrostatic protection circuit

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6512663B1 (en) 1999-05-24 2003-01-28 Nec Corporation Electrostatic protection device and electrostatic protection circuit

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