JPH1018979A - スクロール圧縮機 - Google Patents

スクロール圧縮機

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JPH1018979A
JPH1018979A JP8176497A JP8176497A JPH1018979A JP H1018979 A JPH1018979 A JP H1018979A JP 8176497 A JP8176497 A JP 8176497A JP 8176497 A JP8176497 A JP 8176497A JP H1018979 A JPH1018979 A JP H1018979A
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pump
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oil supply
pump frame
spiral blade
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JP8176497A
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Sadao Kawahara
定夫 河原
Shuichi Yamamoto
修一 山本
Manabu Sakai
学 阪井
Yoshinobu Kojima
能宣 小嶋
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数が少なく、軸端部へ組み付けが容易
で、かつ広範囲な運転回転数範囲で高信頼性を有する給
油ポンプ支持機構を備えたスクロール圧縮機の提供を目
的とするものである。 【解決手段】 給油管142とポンプ枠体141とを一
体形成し、密閉容器101に一端を固定したポンプ支持
部材143をポンプ枠体外壁面の駆動軸116のほぼ回
転軸中心部位で軸端部方向に弾性力を付与させながら係
合させることにより、回転防止と抜け防止とを行わせる
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、横置式のスクロー
ル圧縮機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の圧縮機として、特開平2
−64280号公報のようなものがある。図4にこのス
クロール圧縮機の断面図を示す。
【0003】このスクロール圧縮機においては、図示し
ないケース内に設けられたステータ25およびロータ2
6からなる電動部27と、図示しない固定スクロールお
よび旋回スクロールからなるスクロール圧縮部とを水平
なクランク軸28で連結した構成となっており、クラン
ク軸28の一方に電動部27のロータ26が、他方に圧
縮部の旋回スクロールが設けられ、クランク軸28のロ
ータ26側の軸端29には給油ポンプ30が取り付けら
れている。
【0004】給油ポンプ30は、クランク軸28の軸端
29に取り付けられたポンプケース31と、これに回転
自在に装着された油導入管32との間に、トロコイドポ
ンプ機構を構成するアウターロータ33およびインナー
ロータ34を設けてなっている。ポンプケース31はロ
ータ26のエンドリング42に固定されている。油導入
管32は、ポンプケース31外で下方に折曲して、圧縮
機のケース内下部に収容された油37中に浸漬されてお
り、その下端を圧縮機のケースに設けられたストッパ3
8に当接して回転を阻止されている。
【0005】給油ポンプ30は、ポンプケース31の自
転とアウターロータ33およびインナーロータ34の相
対回転とにより、油導入管32の下端の開口39より油
37を吸い上げて、圧縮機の必要箇所に供給する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、ポンプケース31がロータ26のエンド
リング42に固定されるので、油導入管32はポンプケ
ース31と別体にする必要があり、部品点数が増えて不
利となる。さらに、油導入管32の下端でストッパ38
に当接させる回転阻止構成を採用しているので、油導入
管32はモーメント作用により傾き現象を起こしやす
く、油導入管32とポンプケース31との摺動面間でか
じりの発生が危惧される。
【0007】本発明は、上記従来例の課題を解決するも
ので、部品点数が少なく、軸端部へ組み付けが容易で、
かつ広範囲な運転回数範囲で高信頼性を有する給油ポン
プ支持構成を備えたスクロール圧縮機の提供を目的とす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、給油管とポンプ枠体とを一体形成し、密閉
容器に一端を固定したポンプ支持部材をポンプ枠体外壁
面の駆動軸のほぼ回転軸中心部位で軸端部方向に弾性力
を付与させながら係合させることにより、回転防止と抜
け防止を行わせるものである。上記構成は、部品点数が
少なく安価であり、駆動軸端部とポンプ枠体との間のか
じりや焼き付きが防止されて、信頼性が高い。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、密閉容器内に、固定渦巻羽根部品と、前記固定渦巻
羽根部品と噛み合って複数個の圧縮作業空間を形成する
旋回渦巻羽根部品とを配置するとともに、電動機の駆動
力を伝達する駆動軸を水平方向に配置し、前記駆動軸の
一端を支承する軸受部品と、前記旋回渦巻羽根部品の自
転を防止して旋回のみをさせる自転拘束部品とで圧縮機
構を構成し、ポンプ枠体を有するポンプを前記駆動軸の
軸受部品側とは反対の端部に回転自在に装着するととも
に、前記密閉容器内の潤滑油溜内に開口する給油管を前
記ポンプ枠体に一体に形成したものである。
【0010】この構成によると、ポンプ枠体と給油管と
が一体形成であるため、部品点数的に有利で安価なもの
となる。以下、本発明の実施の形態について図面を参照
して説明する。
【0011】図1,図2に示すように、このスクロール
圧縮機においては、密閉容器101の内部に、圧縮機構
102とこれを駆動する電動機103とが設けられ、密
閉容器101の円筒部の底部に潤滑油溜105が設けら
れている。圧縮機構102は、固定渦巻羽根部品108
と、固定渦巻羽根部品108と噛み合って複数個の圧縮
作業空間109を形成する旋回渦巻羽根部品112と、
旋回渦巻羽根部品112に設けた旋回駆動軸114を旋
回駆動する旋回駆動軸受け115を有する駆動軸116
と、この駆動軸116の主軸117を支承する軸受11
9を有する軸受部品120と、旋回渦巻羽根部品112
の自転を防止して旋回のみをさせる自転拘束部品113
とで構成されている。
【0012】圧縮機の吸入管126から固定渦巻羽根部
品108と旋回渦巻羽根部品112とより形成された圧
縮作業空間109に吸入された冷媒気体は、圧縮された
後、固定渦巻羽根部品108に設けた吐出穴128から
吐出ガイド129を通って吐出され、固定渦巻羽根部品
108および軸受部品120を貫通した連通孔121を
通り、電動機103の隙間を通って吐出管136から密
閉容器101外に吐出される。
【0013】駆動軸116の圧縮機構102と反対側の
軸端部には、駆動ロータ(図示せず)と従動ロータ(図
示せず)とからなる容積型回転式ポンプであるトロコイ
ド型のポンプ本体140を配設したポンプ枠体141が
回転自在に嵌入されている。図3に拡大して示すよう
に、ポンプ枠体141には、潤滑油105とポンプ本体
140の吸込み口(図示せず)とを連通させる給油管1
42が一体形成されている。またポンプ枠体141は、
密閉容器101に一端を固定した平板状のポンプ支持部
材143により外壁面の駆動軸116のほぼ回転軸中心
部位で、軸端方向に押接されて係合支持されている。こ
れにより、ポンプ枠体141の回転阻止と抜け止めを実
現している。
【0014】給油作用は、駆動軸116の回転によりポ
ンプ本体140を駆動させ、これにより給油管142に
より潤滑油溜105から油を吸上げ、ポンプ本体140
の吐出口(図示せず)より駆動軸116の軸内部の全長
にわたって設けた給油孔144を通して、各軸受、摺動
部に潤滑油を供給することにより行われる。
【0015】上記の構成においては、ポンプ枠体141
と給油管142とが一体形成としており、ポンプ支持部
材143がポンプ枠体141の回転防止と抜け防止とを
行うので、部品点数が少なくなって製造コストが安価と
なる。
【0016】さらに、ポンプ枠体141は駆動軸116
のほぼ回転軸中心部位で回転抑制されるので、ポンプ枠
体141自体の傾転を極力抑えることができる上、ポン
プ支持部材143の弾性により駆動軸116の端部とポ
ンプ枠体141との摺動面間のこじれが吸収される。こ
れにより、駆動軸116の端部とポンプ枠体141との
間のかじりや焼付きの防止効果が得られ、スクロール圧
縮機としての信頼性が高まる。
【0017】
【発明の効果】上記実施の形態から明らかのように、こ
の発明は、給油管と一体形成したポンプ枠体を駆動軸端
部に回転自在に嵌入させ、さらに密閉容器内壁に固定し
たポンプ支持部材をポンプ枠体外壁面の駆動軸のほぼ回
転軸中心部位で軸端部方向に弾性力を付与させながら係
合させているので部品点数を少なくすることができて安
価なものとなる。また、ポンプ枠体は駆動軸のほぼ回転
軸中心部位で回転抑制されるので、ポンプ枠体自体の傾
転が極力抑えられる上、平板状のポンプ支持部材の弾性
が駆動軸端部とポンプ枠体の摺動面間のこじれを吸収す
るので、駆動軸端部とポンプ枠体との間のかじりや焼き
付きの防止効果が得られて、信頼性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すスクロール圧縮機の
断面図
【図2】本発明の他の実施の形態(ポンプ支持部材が横
方向に取り付けられているもの)を示すスクロール圧縮
機の部分拡大断面図
【図3】同スクロール圧縮機の部分拡大断面図
【図4】従来例を示す給油ポンプ部の拡大断面図
【符号の説明】
101 密閉容器 102 圧縮機構 103 電動機 105 潤滑油溜 108 固定渦巻羽根部品 109 圧縮作業空間 112 旋回渦巻羽根部品 113 自転拘束部品 114 旋回駆動軸 116 駆動軸 117 主軸 140 回転式ポンプ本体 141 ポンプ枠体 141a 突起部 142 給油管 143 ポンプ支持部材 143a 開口部 144 給油孔
フロントページの続き (72)発明者 小嶋 能宣 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器内に、固定渦巻羽根部品と、前
    記固定渦巻羽根部品と噛み合って複数個の圧縮作業空間
    を形成する旋回渦巻羽根部品とを配置するとともに、電
    動機の駆動力を伝達する駆動軸を水平方向に配置し、前
    記駆動軸の一端を支承する軸受部品と、前記旋回渦巻羽
    根部品の自転を防止して旋回のみをさせる自転拘束部品
    とで圧縮機構を構成し、ポンプ枠体を有するポンプを前
    記駆動軸の軸受部品側とは反対の端部に回転自在に装着
    するとともに、前記密閉容器内の潤滑油溜内に開口する
    給油管を前記ポンプ枠体に一体に形成したスクロール圧
    縮機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102200126A (zh) * 2011-06-24 2011-09-28 大连三洋压缩机有限公司 一种卧式涡旋压缩机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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