JPH10188799A - 電子銃の組み立て方法 - Google Patents

電子銃の組み立て方法

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Publication number
JPH10188799A
JPH10188799A JP35001196A JP35001196A JPH10188799A JP H10188799 A JPH10188799 A JP H10188799A JP 35001196 A JP35001196 A JP 35001196A JP 35001196 A JP35001196 A JP 35001196A JP H10188799 A JPH10188799 A JP H10188799A
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JP
Japan
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magazine
electron gun
electrode material
electrode
jig
Prior art date
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Application number
JP35001196A
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English (en)
Inventor
Akinori Iwata
明則 岩田
Kiyoshi Ando
清 安藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電子銃の組み立て工程において、電子銃の組み
立てに要する時間を短縮する。 【構成】電極材11を位置決めするジグ20に、摩擦係
数を低減するコーティングを施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子銃の組み立て
方法に関し、特にカラー陰極線管の組み立て工程に適用
することができる。本発明は、電極材を位置決めするジ
グに、摩擦係数を低減するコーティングを施したことに
より、従来に比して電子銃の組み立てに要する時間を短
縮できるようにする。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー陰極線管の電子銃は、ジグ
を用いて精度良く組み立てられるようになされている。
すなわち図1は、この種のジグでなる電子銃ビーディン
グマガジンを示す側面図である。
【0003】この電子銃ビーディングマガジン1は、下
側マガジン2及び上側マガジン3とで構成される。この
うち下側マガジン2は、略長方形形状のベース材4の上
に、ほぼ並行に立ち上がる1対のブロック材5と、この
ブロック材5の内側に一対の内芯ピン6とを配置して形
成される。
【0004】ここでブロック材5は、上端面に、上側マ
ガジン3を位置決めする基準穴5Aが形成され、また上
側外側面に、上側マガジン3を保持するツメ5Bが形成
される。内芯ピン6は、階段状に順次直径が小さくなる
ように、合金工具鋼(SKD)を円柱形状に切削加工し
た後、ハードクロムメッキして形成される。
【0005】これに対して上側マガジン3は、略Uの字
状のブロック材3Aに、1対の基準ピン7を植立して保
持し、この基準ピン7が、下側マガジン2の基準穴5A
に差し込まれて、下側マガジン2に位置決めされる。
【0006】さらに上側マガジン3は、ブロック材3A
の外側面に、1対のレバー8が配置される。ここでこの
レバー8は、ブロック材3Aに回動自在に軸支され、先
端に、ツメ5Bと噛み合うツメ8Aが形成される。1対
のレバー8は、矢印Aにより示すように、図示しないバ
ネにより1対のツメ8Aが閉じる方向に付勢される。こ
れにより上側マガジン3は、矢印Bにより示すように、
基準ピン7を下側マガジン2の基準穴5Aに差し込んだ
後、上方より押圧すると、ツメ8Aが下側マガジン2の
ツメ5Bと噛み合うようになされ、これにより基準ピン
7及び基準穴5Aにより下側マガジン2に位置決めされ
た状態で、下側マガジン2に保持されるようになされて
いる。
【0007】さらに上側マガジン3は、ブロック材3A
の下側マガジン2側の凹部に、G1パット9が配置され
る。ここでG1パット9は、下側マガジン2側に突出す
るように、ガイドピン9Aが配置される。なおこのガイ
ドピン9Aは、内心ピン6と同様に、合金工具鋼(SK
D)を円柱形状に切削加工した後、ハードクロムメッキ
して形成される。
【0008】これにより電子銃の組み立て工程は、所定
板厚のスペーサー10を順次介挿して、電子銃を構成す
る各電極材11を順次下側マガジン2に積層して配置す
る。このとき組み立て工程は、各電極材11に形成され
た貫通穴、スペーサー10の貫通穴に内心ピン6を挿通
して電極材11を配置し、これにより各電極材11の貫
通穴を基準にしてこれら電極材11を位置決めして保持
する。
【0009】さらに電子銃の組み立て工程は、残りの電
極材11を上側マガジン3に配置する。このとき組み立
て工程は、電極材11の貫通穴にガイドピン9Aを挿通
して電極材11を配置し、これにより下側マガジン2の
場合と同様に、電極材11の貫通穴を基準にして、これ
らの電極材11を上側マガジン3に位置決めして保持す
る。これにより下側マガジン2は、電子銃を構成する複
数の電極材の一部を保持する第1のジグ部材を構成し、
上側マガジン3は、電子銃を構成する複数の電極材の残
りの電極材を保持する第2のジグ部材を構成する。
【0010】続いて電子銃の組み立て工程では、上側マ
ガジン3の基準ピン7を下側マガジン2の基準穴5Aに
差し込んだ後、上方より押圧し、これにより図9に示す
ように、基準ピン7及び基準穴5Aにより上側マガジン
3を下側マガジン2に位置決した状態で、上側マガジン
3を下側マガジン2に保持する。このとき電子銃の組み
立て工程では、各電極材11がスペーサー10と密着す
るように、上側マガジン3及び下側マガジン2により積
層した電極材11を押圧し、これにより各電極材11間
の間隔をスペーサー10により決まる所定の間隔に保持
する。
【0011】このようにして各電極材11を電子銃ビー
ディングマガジン1に保持すると、電子銃の組み立て工
程は、図10に示すように、ビードガラス13で各電極
材12を固定して一体化する。さらに組み立て工程は、
この一体化した電極材12を電子銃ビーディングマガジ
ン1より取り外した後、図11に示すように、スペーサ
ー10を取外す。
【0012】これにより電子銃の組み立て工程は、各電
極材11を精度良く組み立てた後、ステムピン等を取付
けて電子銃の組み立てを完了するようになされている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで陰極線管装置
は、電子銃ビーディングの組み立て精度を向上すれば、
その分、コンバーゼンス特性等のばらつきを低減するこ
とができる。このため、電子銃の組み立て工程では、電
極材11を高い寸法精度により作成するようになされて
いる。
【0014】また、電子銃ビーディングマガジン1にお
いては、電極材11間の相対位置関係がばらつかないよ
うに、貫通穴に対して、内芯ピン6が小さな寸法交差に
より作成される。すなわち貫通穴径6.4〔mm〕の電
極材11は、1/100〔mm〕単位の高い精度により
作成されるのに対し、内芯ピン6は、1/1000〔m
m〕単位の極めて高い精度で貫通穴に対して最小差2
〔μm〕により形成される。
【0015】これにより電子銃の組み立て工程では、内
芯ピン6を貫通穴に差し込み難く、また1度差し込んで
放置すると電子銃ビーディングマガジン1より電極材を
取り外すことが困難になり、これらのことから電子銃の
組み立てに時間を要する問題があった。
【0016】また同様の理由から、従来の組み立て工程
では、上側マガジン3のガイドピン9Aより電極材11
を取り外すことが困難で、これによっても電子銃の組み
立てに時間を要する問題がある。
【0017】さらに下側マガジン2に対して上側マガジ
ン3の位置決め精度についても向上する必要があること
により、この場合は、基準ピン7を下側マガジン2の基
準穴5Aに差し込み難く、また差し込んだ後は取り外し
難く、これによっても電子銃の組み立てに時間を要する
問題がある。
【0018】さらにスペーサー10においては、電極材
11に密接するようにして電極材11間の間隔を精度良
く設定できることにより、電極材を一体化した後、取り
外し難く、これによっても電子銃の組み立てに時間を要
する問題がある。
【0019】因みに、一体化した電子部材を無理に電子
銃ビーディングマガジン1より取外すと、またスペーサ
ー10を無理に取外すと、電極材11が傷付き、又電極
材11が変形するようになり、これによりこの電極材1
1を組み込んだ陰極線管に耐圧不良が発生する。また電
子銃ビーディングマガジン1、スペーサー10について
も傷付くことになり、メンテナンス、部品交換を煩雑に
繰り返さなければならなくなる。
【0020】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、従来に比して、組み立てに要する時間を短縮するこ
とができる電子銃の組み立て方法を提案しようとするも
のである。
【0021】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、ジグにより複数の電極材を位置決
めして、複数の電極材により電子銃を組み立てる際に、
このジグに、摩擦係数を低減するコーティングを施す。
【0022】ジグにより複数の電極材を位置決めして電
子銃を組み立てる際に、このジグに、摩擦係数を低減す
るコーティングを施せば、電極材を容易にジグに配置し
て位置決めすることができ、また電極材をジグより容易
に取り外すことができ、これにより、従来に比して電子
銃の組み立てに要する時間を短縮することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
【0024】(1)第1の実施の形態 本発明の実施の形態に係る電子銃の組み立て工程では、
図1において括弧書きにより示すように、内芯ピン6に
替えて内芯ピン23を配置した電子銃ビーディングマガ
ジン20により電子銃ビーディングを組み立てる。
【0025】すなわちビーディングマガジン20は、従
来工程で使用される電子銃ビーディングマガジン1と同
一形状により構成される。このうち下側マガジン21の
内芯ピン23は、従来の内芯ピン6と同一形状に合金工
具鋼(SKD)を切削加工して作成され、ハードクロム
メッキに代えてダイヤモンドライクカーボンコーティン
グにより摩擦係数の小さいコーティング膜が作成される
ようになされている。
【0026】ここでダイヤモンドライクカーボンコーテ
ィングは、高真空中のアーク放電プラズマにより炭化水
素ガスを分解し、その結果得られるプラズマ中のイオ
ン、励起分子を内芯ピン23の表面に加速、衝突させる
ことにより、この内芯ピン23の表面にダイヤモンドラ
イクカーボンコーティング膜を形成する。
【0027】ダイヤモンドライクカーボンコーティング
膜は、長距離秩序を持たない炭素のアモルファス構造
に、一重結合でなるダイヤモンド、二層結合でなるグラ
ファイトを含む結晶構造により構成される。
【0028】これによりダイヤモンドライクカーボンコ
ーティング膜は、硬度3000〜5000HV程度、摩
擦係数0.1〜0.2程度を確保できるようになされて
いる。因みに、従来の内芯ピン6に適用されているハー
ドクロムメッキ膜は、硬度1000〜1300HV程
度、摩擦係数0.4〜0.5程度である。
【0029】さらに下側マガジン21は、基準穴23A
の内面にも同様にダイヤモンドライクカーボンコーティ
ング膜が形成される。さらにこれに対応して上側マガジ
ン22は、基準ピン24、ガイドピン25にダイヤモン
ドライクカーボンコーティング膜が形成される。
【0030】さらにスペーサー26にも同様に、ダイヤ
モンドライクカーボンコーティング膜が形成される。
【0031】以上の構成において、電子銃の組み立ては
(図1)、スペーサー26を間に挟んで、順次各電極材
11の貫通穴に、下側マガジン21の内芯ピン23を差
し込み、この内芯ピン23により複数の電極材11を位
置決めして、これら複数の電極材11を下側マガジン2
1に保持する。さらに残りの電極材11の貫通穴に、上
側マガジン22のガイドピン25を差し込み、この残り
の電極材11をガイドピン25に位置決めして上側マガ
ジン22に保持する。
【0032】この内芯ピン23及びガイドピン25を差
し込む際に、内芯ピン23及びガイドピン25に摩擦係
数を低減するダイヤモンドライクカーボンコーティング
膜が形成されていることにより、電子銃の組み立てにお
いては、内芯ピン23及びガイドピン25を貫通穴に容
易に差し込むことができ、その分、従来に比して電極の
位置決めに要する時間が短縮される。
【0033】このようにしてそれぞれ電極材11を下側
マガジン21及び上側マガジン22に保持すると、電子
銃の組み立て工程は、下側マガジン21の基準穴23A
に上側マガジン22の基準ピン24を差し込んだ後、下
側マガジン21に上側マガジン22を押圧して、下側マ
ガジン21に上側マガジン22を保持する。これにより
電子銃の組み立て工程は、スペーサー26を間に挟んで
積層した複数の電極材11を上下より押圧する。
【0034】このときこの組み立て工程は、摩擦係数を
低減するダイヤモンドライクカーボンコーティング膜が
基準穴23A及び基準ピン24に形成されていることに
より、基準穴23Aを基準ピン24に容易に差し込むこ
とができ、また小さな押圧力により上側マガジン22を
下側マガジン21に保持することができる。
【0035】続いて組み立て工程は、ビードガラス13
で各電極材11を固定して一体化した後、上側マガジン
22のレバー8を押圧して爪8Aと5Bとの噛み合わせ
を解除し、上側マガジン22を下側マガジン21より取
り外す。
【0036】このときこの組み立て工程は、摩擦係数を
低減するダイヤモンドライクカーボンコーティング膜が
基準穴23A及び基準ピン24に形成されていることに
より、またガイドピン25に摩擦係数を低減するダイヤ
モンドライクカーボンコーティング膜が形成されている
ことにより、容易に上側マガジン22を下側マガジン2
1より取り外すことができる。
【0037】続いて組み立て工程は、下側マガジン21
より、一体化した電極材11を取り外す。このときこの
実施の形態では、内芯ピン23に摩擦係数を低減するダ
イヤモンドライクカーボンコーティング膜が形成されて
いることにより、長時間放置したような場合でも、下側
マガジン21より容易に各電極材を取り外すことがで
き、これによっても電子銃の組み立てに要する時間が短
縮される。
【0038】続いて組み立て工程は、一体化した電極材
11よりスペーサー26を取り除く。このときこの実施
の形態では、スペーサー26に摩擦係数を低減するダイ
ヤモンドライクカーボンコーティング膜が形成されてい
ることにより、簡易にスペーサー26を引き抜くことが
でき、その分電極材11の損傷を有効に回避して、組み
立てに要する時間を短縮することができる。
【0039】以上の構成によれば、電極材の貫通穴を基
準にして、ジグを用いて電子銃を組み立てる際に、この
貫通穴に差し込む内芯ピン及びガイドピンに摩擦係数を
低減するコーティングを施すことにより、各電極材11
を内芯ピン及びガイドピンに容易に挿入することがで
き、また容易に取外すことができ、これにより従来に比
して電子銃の組み立てに要する時間を短縮することがで
きる。
【0040】また同様に、上側マガジンを下側マガジン
に位置決めする基準穴23A及び基準ピン24に摩擦係
数を低減するコーティングを施すことにより、上側マガ
ジンを下側マガジンに容易に位置決めすることができ、
また上側マガジンを下側マガジンより容易に取外すこと
ができ、これによっても電子銃の組み立てに要する時間
を短縮することができる。
【0041】さらに電極材11間に介挿するスペーサー
26に摩擦係数を低減するコーティングを施したことに
より、簡易にスペーサー26を引き抜くことができ、そ
の分電極材11の損傷を有効に回避して、組み立てに要
する時間を短縮することができる。
【0042】さらにスペーサー26等の損傷も有効に回
避できることにより、その分メンテナンスの作業を低減
することができ、さらに部品交換の頻度も低減すること
ができる。
【0043】(2)第2の実施の形態 図2は、本発明の第2の実施の形態に係る電子銃ビーデ
ィングマガジンを示す斜視図である。この電子銃ビーデ
ィングマガジン30は、マガジンベース31に電極材1
1、スペーサー等を配置した後、上方よりセットアーム
32を配置してロッカーアーム33及び34により固定
することにより、電極材11の外形を基準にして電極材
11を位置決めする。電子銃の組み立て工程では、この
ようにして位置決めした状態で、各電極材をビードガラ
スにより一体化した後、電子銃ビーディングマガジン3
0より取外す。
【0044】図3に示すように、マガジンベース31
は、略長方形形状のベース材36の両端に、それぞれ1
対のサポートアーム35を配置し、各1対のサポートア
ーム35によりそれぞれロッカーアーム33及び34を
挟み込むように、ロッカーアーム33及び34を回動自
在に軸支する。マガジンベース31は、このロッカーア
ーム33及び34を回動させてセットアーム32を固定
する。なおこの図3(A)においては、セットアーム3
2の記載を省略して示す。
【0045】さらにベース材36は、C−C線により断
面を取って図4に示すように、サポートアーム35と対
向する面に、長手方向に延長する溝36Aが形成され、
この溝36Aに順次下側ピロー37A〜37Dが配置さ
れる。これにより各下側ピロー37A〜37Dは、矢印
Dにより示すように(図3)、この溝36Aに沿って移
動可能に、マガジンベース31に保持されるようになさ
れている。
【0046】このように各下側ピロー37A〜37Dが
移動するにつき、この下側ピロー37A〜37Dと溝3
6Aとが摺接する摺接面36Cは、それぞれ下側ピロー
37A〜37D及びベース材36にダイヤモンドライク
カーボンコーティング膜が形成され、これにより各下側
ピロー37A〜37Dが滑らかに移動し、かつ移動に伴
って削れかす等が発生しないようになされている。
【0047】さらに各下側ピロー37A〜37Dは、上
端面の形状が略円弧形状に形成され、この上端面によ
り、各下側ピロー37A〜37Dに割り当てられた対応
する電極材12の外周を保持するようになされている。
【0048】また下側ピロー37A〜37Dは、溝36
Aの延長する方向の端部に、必要に応じて、スペーサー
38が配置され、これらスペーサー38にもダイヤモン
ドライクカーボンコーティング膜が形成されるようにな
されている。これによりこの実施の形態においては、電
極材12を一体化して電子銃ビーディングマガジン30
より取り外す際に、電極材12及びスペーサー38の損
傷を有効に回避して、簡易に取り外し得るようになされ
ている。
【0049】なおこの電子銃ビーディングマガジン30
では、このようにベース材36に配置されたスペーサー
38の他にも、電極材12を電子銃ビーディングマガジ
ン30に配置する際に、必要に応じてスペーサーを介挿
するようになされており、この実施の形態では、これら
のスペーサーについてもダイヤモンドライクカーボンコ
ーティング膜が形成されるようになされている。
【0050】セットアーム32は、ベース材36と同様
に略長方形形状に形成され、下側ピロー37A〜37D
に対応する位置に、凹部40が形成される。各凹部40
は、それぞれ上側ピロー39A〜39Dを上下方向に可
動自在に保持し、各上側ピロー39A〜39Dをバネ4
1により下側ピロー37A〜37D側に押圧する。
【0051】各上側ピロー39A〜39Dは、下端面の
形状が略円弧形状に形成され、この下端面により、各上
側ピロー39A〜39Dに割り当てられた電極材12の
外周を、対応する下側ピロー37A〜37Dと共に挟持
するするようになされている。このとき各上側ピロー3
9A〜39Dは、バネ41により下側ピロー37A〜3
7D側に押圧された状態で、矢印Eにより示すように上
下方向に可動して、電極材12の外周を所定の押圧力で
押圧して挟持する。
【0052】このように上側ピロー39A〜39Dが上
下方向に移動するにつき、この上側ピロー39A〜39
Dと凹部40とが摺接する摺接面40Aは、それぞれ上
側ピロー39A〜39D及びセットアーム32にダイヤ
モンドライクカーボンコーティング膜が形成され、これ
により各上側ピロー39A〜39Dが滑らかに移動し、
かつ移動に伴って削れかす等が発生しないようになされ
ている。
【0053】図5に示すように、ロッカーアーム33
は、両側側面に配置された1対のサポートアーム35を
貫通する回動軸35Aにより軸支され、この1対のサポ
ートアーム35がベース材36の端部に固定されること
により、ベース材36に回動自在に保持される。
【0054】マガジンベース31は、ベース材36の端
部に、このロッカーアーム33に対応するように、アー
ムサポーター45が配置され、このアームサポーター4
5からロッカーアーム33に貫通穴45Aが形成される
ようになされている。マガジンベース31は、この貫通
穴にピストン状のプッシュロッド46が配置され、矢印
Fにより示すように、ロッカーアーム33をアームサポ
ーター45側に回動させた後、このプッシュロッド46
の後端面を押圧することにより、矢印Gにより示すよう
に、マガジンベース31に配置した電極材を押圧できる
ようになされている。
【0055】またプッシュロッド46は、後端面に、そ
れぞれサポートアーム35側に突出するプッシャーピン
47が配置され、ロッカーアーム33は、このプッシャ
ーピン47が引っ掛かるように、アームサポーター45
側面に摺接部33Aが形成される。
【0056】これにより図6に示すように、マガジンベ
ース31は、マガジンベース31に配置した電極材をプ
ッシュロッド46により押圧した状態で一体化した後、
アームサポーター45より離間するようにロッカーアー
ム33を回動させると、摺接部33Aのプッシャーピン
側面33Bがプッシャーピン47に当接して、このプッ
シュロッド46を引き出すことができるようになされて
いる。
【0057】かくするにつきこのプッシュロッド46と
アームサポーター45とが摺接する摺接面48は、それ
ぞれプッシュロッド46及びアームサポーター45にダ
イヤモンドライクカーボンコーティング膜が形成され、
これによりプッシュロッド46が滑らかに移動し、かつ
移動に伴って削れかす等が発生しないようになされてい
る。
【0058】また摺接部33Aのプッシャーピン側面3
3Bは、同様に、ダイヤモンドライクカーボンコーティ
ング膜が形成され、これによりこのプッシャーピン側面
33B上をプッシャーピン47が滑らかに移動してプッ
シュロッド46を簡易に引き出すことができるようにな
され、またこれに伴って削れかす等が発生しないように
なされている。
【0059】これに対して他端のロッカーアーム34
は、図7に示すように、同様に両側側面に配置された1
対のサポートアーム35を貫通する回動軸35Aによ
り、ベース材36に回動自在に保持される。
【0060】さらにマガジンベース31は、ベース材3
6の端部に配置されたアームサポーター50より貫通穴
50Aが形成され、この貫通穴50Aにピストン状のプ
ッシュロッド51が配置される。このプッシュロッド5
1は、外周にパットプッシャー52が固定され、これに
よりロッカーアーム34は、アームサポーター45側に
回動させた後、このプッシュロッド51の後端面を押圧
することにより、マガジンベース31に配置した電極材
を押圧できるようになされている。
【0061】またプッシュロッド51は、後端面に、そ
れぞれサポートアーム35側に突出するプッシャーピン
54が配置され、ロッカーアーム34は、このプッシャ
ーピン54が引っ掛かるように、アームサポーター50
側面に摺接部55Aが形成される。
【0062】これによりマガジンベース31に配置した
電極材をプッシュロッド51、パットプッシャー52に
より押圧した状態で一体化した後、アームサポーター5
0より離間するようにロッカーアーム34を回動させる
と、摺接部55Aのプッシャーピン側面55Bがプッシ
ャーピン54に当接して、プッシュロッド51、パット
プッシャー52を引き出すことができるようになされて
いる。
【0063】かくするにつきこのパットプッシャー52
とアームサポーター50とが摺接する摺接面56は、そ
れぞれパットプッシャー52及びアームサポーター50
にダイヤモンドライクカーボンコーティング膜が形成さ
れ、これによりプッシュロッド51、パットプッシャー
52が滑らかに移動し、かつ移動に伴って削れかす等が
発生しないようになされている。
【0064】また摺接部55Aのプッシャーピン側面5
5Bは、同様に、ダイヤモンドライクカーボンコーティ
ング膜が形成され、これによりこのプッシャーピン側面
55B上をプッシャーピン54が滑らかに移動してプッ
シュロッド51、パットプッシャー52を簡易に引き出
すことができるようになされ、またこれに伴って削れか
す等が発生しないようになされている。
【0065】ここでパットプッシャー52は、図8に示
すG1パット60を介して電極材を押圧する。すなわち
G1パット60は、先端に、1対のパットピン62が配
置され、このパットピン62を電極材の貫通穴に挿入し
て所定の電極材を保持した後、この電極材と共に、パッ
トプッシャー52の端部に配置される。
【0066】上述した下側ピロー及び上側ピローのう
ち、パットプッシャー52に最も近接した第1の下側ピ
ロー37A及び上側ピロー39Bは、このG1パット6
0の外側面を押圧して、このG1パット60に保持され
た電極材を位置決めする。
【0067】このようにして電極材を位置決めするにつ
き、G1パット60は、パットピン62にダイヤモンド
ライクカーボンコーティング膜が形成され、これにより
パットピン62を電極材に容易に挿入できるようになさ
れ、また容易に電極材を取り外すことができるようにな
されている。
【0068】以上の構成において、この実施の形態に係
る電子銃の組み立て工程は、G1パット60のパットピ
ン62を所定の電極材の貫通穴に差し込み、これらの電
極材をG1パット60に保持する(図8)。
【0069】この電極材の貫通穴にパットピン62を差
し込む際に、摩擦係数を低減するダイヤモンドライクカ
ーボンコーティング膜がパットピン62に形成されてい
ることにより、電子銃の組み立てにおいては、パットピ
ン62を容易に差し込むことができ、その分、従来に比
して作業に要する時間が短縮される。
【0070】続いて組み立て工程は、このG1パット6
0及び電極材を一体に、パットプッシャー52側の、第
1の下側ピロー37Aに配置する(図7)。これと前後
して組み立て工程は、他の電極材をそれぞれ下側ピロー
37B〜37Dに配置する。このとき組み立て工程は、
下側ピロー37A〜37Dに配置したスペーサー38に
各電極材が密着するように、下側ピロー37A〜37D
をベース材36上でスライドさせて電極材を配置する。
また必要に応じて、電極材間に別途スペーサーを介挿す
る。
【0071】この下側ピロー37A〜37Dをスライド
させる際に(図4)、下側ピロー37A〜37Dと溝3
6Aとが摺接する摺接面にそれぞれ摩擦係数を低減する
ダイヤモンドライクカーボンコーティング膜が形成され
ていることにより、各下側ピロー37A〜37Dを滑ら
かに移動させることができ、その分、従来に比して電極
の位置決めに要する時間が短縮される。また移動に伴っ
て削れかす等が発生しないようになり、その分メンテナ
ンスの頻度、メンテナンスに要する時間も短縮される。
【0072】このようにして電極材を配置すると、組み
立て工程は、電極材の上方に、セットアーム32を配置
し、上側ピロー39A〜39Dにより各電極材を下側ピ
ロー37A〜37Dに押圧する。
【0073】このとき上側ピロー39A〜39Dは、バ
ネ41により押圧されてセットアーム32の凹部40で
上下方向に移動し、この上側ピロー39A〜39Dと凹
部40とが摺接する摺接面40Aにそれぞれ摩擦係数を
低減するダイヤモンドライクカーボンコーティング膜が
形成されていることにより、各上側ピロー39A〜39
Dを滑らかに上下させることができる。
【0074】これにより無理なく電極材を押圧して、電
極材の損傷等を有効に回避することができ、また組み立
てに要する時間を短縮することができる。さらに上下に
伴って削れかす等が発生しないことにより、その分メン
テナンスの頻度、メンテナンスに要する時間も短縮され
る。
【0075】続いて組み立て工程は、それぞれ両端のロ
ッカーアーム33及び34をセットアーム32側に回動
させる(図5〜図7)。その後、組み立て工程は、各ロ
ッカーアーム33及び34の背面よりプッシュロッド4
6及び51を押圧し、これによりマガジンベース31内
に積層して配置した電極材を両端より押圧して、各電極
間の間隔をスペーサーにより決まる間隔に設定する。
【0076】このときプッシュロッド46とアームサポ
ーター45とが摺接する摺接面48、パットプッシャー
52とアームサポーター50とが摺接する摺接面56
に、それぞれ摩擦係数を低減するダイヤモンドライクカ
ーボンコーティング膜が形成されていることにより、さ
らには下側ピロー37A〜37Dの摺動面にもダイヤモ
ンドライクカーボンコーティング膜が形成されているこ
とにより、プッシュロッド51、パットプッシャー52
を滑らかに移動させて電極材を押圧することができる。
【0077】これにより無理なく電極材を押圧して、精
度良く電極材を位置決めすることができ、また位置決め
に伴う電極材の損傷等を有効に回避することができ、さ
らには組み立てに要する時間を短縮することができる。
さらに押圧に伴って削れかす等が発生しないことによ
り、その分メンテナンスの頻度、メンテナンスに要する
時間も短縮される。
【0078】このようにして電極材を位置決めすると、
組み立て工程では、ビードガラスにより各電極材を一体
化した後、この一体化した電極材が電子銃ビーディング
マガジン30より取り出される。
【0079】このときセットアーム32より離間するよ
うにロッカーアーム33、34を回動させると、各ロッ
カーアーム33、34に形成された摺接部33A、55
Aがプッシュロッド46、51のプッシャーピン47、
54に引っ掛かり、これによりプッシャーピン47、5
4が引き出される。
【0080】このロッカーアーム33、34を解除する
際に、プッシャーピン47、54の摺動面33B及び5
5Bにダイヤモンドライクカーボンコーティング膜が形
成されていることにより、この摺動面33B及び55B
上において、プッシャーピン54を滑らかに移動させる
ことができる。またこれに加えてプッシュロッド46と
アームサポーター45とが摺接する摺接面48、パット
プッシャー52とアームサポーター50とが摺接する摺
接面56に、それぞれ摩擦係数を低減するダイヤモンド
ライクカーボンコーティング膜が形成されていることに
より、プッシュロッド51、パットプッシャー52を滑
らかに移動させることができる。
【0081】これらのことからプッシュロッド51、パ
ットプッシャー52を簡易に引き出すことができ、その
分組み立てに要する時間を短縮することができる。また
解除の動作に伴って削れかす等が発生しないことによ
り、その分メンテナンスの頻度、メンテナンスに要する
時間も短縮される。
【0082】組み立て工程は、ロッカーアーム33、3
4を解除すると、セットアーム32を取り外した後、一
体化した電極材をマガジンベース31より取り外す。さ
らにこの一体化した電極材よりスペーサー、G1パット
60を取り外す。
【0083】このときG1パット60のパットピン、ス
ペーサーにダイヤモンドライクカーボンコーティング膜
が形成されていることにより、電極材の損傷等を有効に
回避して、簡易にG1パット60、スペーサーを取り外
すことができ、その分組み立てに要する時間が短縮され
る。
【0084】以上の構成によれば、電極材の外形を基準
にして電極材を位置決めする電子銃ビーディングマガジ
ンにおいて、各電極材を保持する下側ピロー37A〜3
7Dの摺動部分に摩擦係数を低減するコーティングを施
すことにより、下側ピロー37A〜37Dを滑らかに移
動させて、削れかすの発生を有効に回避することができ
る。これにより電子銃の組み立てに要する時間を短縮
し、またメンテナンス作業を簡略化することができる。
【0085】また同様に、バネにより各電極材を押圧す
る上側ピロー39A〜39Dについても、摩擦係数を低
減するコーティングを施すことにより、上側ピロー39
A〜39Dを滑らかに上下させて、削れかすの発生を有
効に回避することができる。これにより電子銃の組み立
てに要する時間を短縮し、またメンテナンス作業を簡略
化することができる。
【0086】さらにマガジンベースに積層して保持した
電極材を押圧するプッシュロッド51、パットプッシャ
ー52に関して、これらプッシュロッド51、パットプ
ッシャー52、関連部品に摩擦係数を低減するコーティ
ングを施すことにより、これらプッシュロッド51、パ
ットプッシャー52を滑らかに可動させて、削れかすの
発生を有効に回避することができる。これにより電子銃
の組み立てに要する時間を短縮し、またメンテナンス作
業を簡略化することができる。
【0087】さらにパットピン及びスペーサーについて
も摩擦係数を低減するコーティングを施すことにより、
電子銃の組み立てに要する時間を短縮し、またメンテナ
ンス作業を簡略化することができる。
【0088】(3)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、電子銃ビーディング
マガジンの構成部分に、必要に応じてダイヤモンドライ
クカーボンコーティング膜を形成する場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、例えば炭窒化チタン処理
等、摩擦係数を低減する種々のコーティングを施す場合
に広く適用することができる。
【0089】さらに上述の実施の形態においては、電子
銃ビーディングマガジンの構成部分に、選択的に、摩擦
係数を低減するコーティング膜を形成する場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、例えば電子銃ビーデ
ィングマガジン全体に摩擦係数を低減するコーティング
膜を形成しても良く、さらには上述の実施の形態におい
てコーティング膜を形成して一部部品についてだけ摩擦
係数を低減するコーティング膜を形成してもよい。
【0090】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、ジグによ
り複数の電極材を位置決めして電子銃を組み立てる際
に、このジグに、摩擦係数を低減するコーティングを施
すことにより、従来に比して電子銃の組み立てに要する
時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る電子銃ビーデ
ィングマガジンを示す正面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る電子銃ビーデ
ィングマガジンを示す斜視図である。
【図3】図2の電子銃ビーディングマガジンを示す正面
図及び側面図である。
【図4】図3の電子銃ビーディングマガジンをC−C線
により切り取って示す断面図である。
【図5】図3の電子銃ビーディングマガジンの一端のロ
ッカーアームの詳細構成を示す断面図である。
【図6】図4のロッカーアームを可動した状態を示す断
面図である。
【図7】図4のロッカーアームとの対比により、他端の
ロッカーアームの詳細構成を示す断面図である。
【図8】図2の電子銃ビーディングマガジンに適用され
るG1パットを示す正面図である。
【図9】従来の電子銃ビーディングマガジンに、電極材
をセットした状態を示す正面図である。
【図10】図9に続く工程の説明に供する正面図であ
る。
【図11】一体化した電極よりスペーサーを取り外す説
明に供する正面図である。
【符号の説明】
1、20、30……電子銃ビーディングマガジン、2、
21……下側マガジン、3、22……上側マガジン、
3、6……内芯ピン、5A、23A……基準穴、7、2
4……基準ピン、9、25……ガイドピン、10、2
6、38……スペーサー、11……電極材、31……マ
ガジンベース、32……セットアーム、33、34……
ロッカーアーム、33A、55A……摺接部、37A〜
37D……下側ピロー、40A〜40D……上側ピロ
ー、46、51……プッシュロッド、52……パットプ
ッシャー、62……パットピン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジグにより複数の電極材を位置決めし
    て、前記複数の電極材により電子銃を組み立てる電子銃
    の組み立て方法において、 前記ジグに、摩擦係数を低減するコーティングを施した
    ことを特徴とする電子銃の組み立て方法。
  2. 【請求項2】 前記ジグは、 前記電極材に形成された貫通穴に、ピンを差し込むこと
    により、前記貫通孔を基準にして前記複数の電極材を位
    置決めすることを特徴とする請求項1に記載の電子銃の
    組み立て方法。
  3. 【請求項3】 前記ジグは、 前記複数の電極材間に介挿されて、前記複数の電極材間
    の間隔が所定値になるように、前記複数の電極材を位置
    決めするスペーサーでなることを特徴とする請求項1に
    記載の電子銃の組み立て方法。
  4. 【請求項4】 前記ジグは、 前記複数の電極材の一部を保持した第1のジグ部材に対
    して、前記複数の電極材の残りの電極材を保持した第2
    のジグ部材を位置決めして、前記複数の電極材を位置決
    めすることを特徴とする請求項1に記載の電子銃の組み
    立て方法。
  5. 【請求項5】 前記ジグは、 前記電極材の外形を押圧して前記電極材を所定位置に保
    持して、前記複数の電極材を位置決めすることを特徴と
    する請求項1に記載の電子銃の組み立て方法。
  6. 【請求項6】 前記ジグは、 前記電極材が所定の部材に当接するように、前記電極材
    の外形を押圧する押圧部材をスライドさせて、前記複数
    の電極材を位置決めすることを特徴とする請求項1に記
    載の電子銃の組み立て方法。
  7. 【請求項7】 前記ジグは、 前記複数の電極材を積層した状態で、所定の押圧機構に
    より、前記複数の電極材を押圧して、前記複数の電極材
    を位置決めすることを特徴とする請求項1に記載の電子
    銃の組み立て方法。
JP35001196A 1996-12-27 1996-12-27 電子銃の組み立て方法 Pending JPH10188799A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100310684B1 (ko) * 1999-09-08 2001-10-18 김순택 전자총의 금속음극/캡 지지장치

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