JPH10188066A - 自家用自動車用簡易運行記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自家用自動車に広く標準装着できるような
コンパクトでかつ安価な自動車用運行記録装置 【解決手段】自動車速度検出部から取り出した車速度情
報をデジタル数値化し電気的にエンドレステープまたは
電子メモリー等に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、一般の自家用自動車向けに、自動車速度検
出部から取り出した車速度情報をデジタル数値化し、電
気的に記憶装置に記録する装置に関するものである。既
に、業務用貨物自動車等においては、運行速度を金属円
盤に記録する装置が実装され、運転者は自車にこの装置
が搭載されていることにより、意識的に安全運転を心掛
け、交通事故防止に役立っている。しかしながら、一般
の自家用乗用車においては、現在の装置では、装置が大
きくまたコストがかかるため搭載が困難である。元来、
この種の装置は、運転者が自ら装置を購入し、車両に装
着することは考えられないため、車両に予め標準的に装
着される形で提供されなければならない。さらに、装置
が標準装着されていることについて、全ての運転者に広
く認識され理解されることにより、近年増加の一途を辿
る悲惨な交通事故の抑制につながると考えた。また、万
一の交通事故発生時には、警察・保険会社等事故処理者
にとっても貴重な情報提供源となり、より公正な事故処
理が期待できる。ついては、車両に標準装着できるよ
う、コンパクトでかつ安価な自動車用運行記録装置を考
案した。以下それを説明すると、 （イ） 自動車が走行中、自動車速度検出部から取り出
した車速度情報をデジタル数値化する。

（ロ） デジタル数値化したデータに、装置に内蔵され
た時計の日時データを加え、時系列的にエンドレステー
プまたは電子メモリー等に記録する。

（ハ） 電子メモリーについては、記憶容量が満杯にな
った場合、古いデーターから順次新しいデーターに置き
替わる方式を採る。

【図面の簡単な説明】

【図１】自家用自動車用簡易運行記録装置の構造図

【符号の説明】

１は車速検出⇒デジタル変換部 ２は蓄電池 ３は時計
部 ４は記憶装置

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】自動車が走行中、自動車速度検出部から取
   り出した車速度情報をデジタル数値化し、装置に内蔵さ
   れた時計の日時データとともに、時系列的にエンドレス
   テープまたは電子メモリー等の記憶装置に記録する装
   置。電子メモリー等については、記憶容量が満杯になっ
   た場合、古いデーターから順次新しいデーターに置き替
   わる方式を採る。