JPH10187903A - Icメモリカードおよびicメモリカードを使用したシステム - Google Patents

Icメモリカードおよびicメモリカードを使用したシステム

Info

Publication number
JPH10187903A
JPH10187903A JP8348583A JP34858396A JPH10187903A JP H10187903 A JPH10187903 A JP H10187903A JP 8348583 A JP8348583 A JP 8348583A JP 34858396 A JP34858396 A JP 34858396A JP H10187903 A JPH10187903 A JP H10187903A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
password
memory card
character string
data
memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8348583A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiharu Kobayashi
稔治 小林
Satoru Sasa
哲 佐々
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP8348583A priority Critical patent/JPH10187903A/ja
Publication of JPH10187903A publication Critical patent/JPH10187903A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パスワードの設定ができるICメモリカード
であって、設定されたパスワードを忘れたときに、設定
されたパスワードを解除して、記録されたデータの読み
出しができる。 【解決手段】 パスワード忘却時に、ユーザが所定のキ
ー操作を行うと、パスワード設定時の情報、例えば日
付、システムのシリアル番号、ICメモリカードのシリ
アル番号および/またはメモリ残量等から解除データ文
字列が表示される。サポートセンターでは、解除データ
文字列から解除キー文字列が作成され、その解除キー文
字列をICメモリカードに供給すると、パスワード忘却
対策部8から所定の信号が暗号化パスワード記録部4へ
供給され、一致検出部5を介して読み出し許可信号がメ
モリI/F部6へ供給され、メモリ7に記録されたデー
タを読み出すことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ICメモリカードの
等の記録メディアにおいて、画像、音声、文章等のディ
ジタルデータのファイルを読み出すときに、パスワード
合致時のみ読み出し可能とし、各種データの秘匿性を確
保することができるようにしたICメモリカードおよび
ICメモリカードを使用したシステム、特にパスワード
をユーザが忘れた時の対策を考慮したものに関する。
【0002】
【従来の技術】通常は、ICメモリカードの秘匿性を確
保するためのに読み出し時のパスワードが設定される。
このパスワードの設定、解除は、ICメモリカードを使
用するシステムで実現するようになされている。しかし
ながら、例えパスワード機能をシステムで実現しても、
ICメモリカードを別のシステムによって読み出せば、
何らかの手段で読み出しが可能となり、秘匿性の確保は
できない。従って、ICメモリカード内にパスワード機
能を持たせることで、ICメモリカードの秘匿性を確保
することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パスワ
ードを忘れたとき、ICメモリカードおよび記録さたデ
ータの持主でありながらデータを読み出すことができな
いという問題があった。
【0004】この対策の方法として、パスワードの判ら
なくなったICメモリカードをサポートセンターに持っ
ていき、パスワードが記録されている領域を消去する方
法、または1つのICメモリカードに対してパスワード
を解除するための1つの解除キー文字列を用意し、パス
ワードを忘れたときには、その解除キー文字列を使用し
てパスワードを解除するものである。
【0005】しかしながら、前者の方法では、パスワー
ドを忘れたICメモリカードをサポートセンターに持ち
込まなくてはならず、後者の方法では、解除キー文字列
によって、パスワードをいつでも解除できるので、パス
ワードの意味がなくなっていまう問題があった。
【0006】従って、この発明は、パスワードを忘れた
時に、ユーザが容易にパスワードを解除することがで
き、その解除後においても、パスワードの設定および効
力が失われることがないICメモリカードおよびICメ
モリカードを使用したシステムを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、メモリに対してデータの記録および/または再生が
可能なICメモリカードにおいて、予め設定されたパス
ワードを記録するパスワード記録手段と、データを再生
するときに、入力されたパスワードと設定されたパスワ
ードとが一致しているか否かを判断するパスワード検出
手段と、設定されたパスワードを忘れた時に、設定され
たパスワードを消去するパスワード忘却対策手段とから
なり、パスワード忘却対策手段は、所定の入力操作を行
うことによって、パスワードを設定したときの情報から
設定されたパスワードを解除するための解除データ文字
列を表示するようにシステム本体に対して指示を発生す
るようにしたことを特徴とするICメモリカードであ
る。
【0008】また、請求項5に記載の発明は、ICメモ
リカードに対してデータの記録および/または再生が可
能であって、ICメモリカードにパスワードを設定する
ことができる操作手段および表示手段を有するICメモ
リカードを使用したシステムにおいて、予め設定された
パスワードを記録するパスワード記録手段と、データを
再生するときに、入力されたパスワードと設定されたパ
スワードとが一致しているか否かを判断するパスワード
検出手段と、パスワードを忘れた時に、設定されたパス
ワードを消去するパスワード忘却対策手段とからなり、
パスワード忘却対策手段は、所定の入力操作を行うこと
によって、設定され、記憶されているパスワードおよび
パスワードを設定したときの情報から設定されたパスワ
ードを解除するための解除データ文字列をシステムの表
示部に表示するように指示を発生するように構成され、
表示された解除データ文字列に対応した解除キー文字列
を入力することによって、設定されたパスワードが解除
されることを特徴とするICメモリカードを使用したシ
ステムである。
【0009】ICメモリカード自体にパスワードの設定
を可能とし、パスワードが一致した場合のみ、既に記録
されたデータを読み出すことができる。また、パスワー
ドを忘れた時に、所定のキー操作により解除データ文字
列がシステムの表示部に表示され、サポートセンターに
おいて、表示された解除データ文字列から解除キー文字
列を作成し、その解除キー文字列を用いて設定されたパ
スワードを解除することによって、既に記録されたデー
タを読み出すことができる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は、この発明によるICメモリカ
ードの一実施例のブロック図である。1で示す入出力端
子を介してこのICメモリカードを記録媒体として使用
するシステムに接続され、この入出力端子1からパスワ
ードまたはデータ等が外部のシステムから供給される。
まず、パスワードを設定する場合、入出力端子1からパ
スワードが供給され、システムI/F部2へ供給され
る。システムI/F部2では、供給されたパスワードが
パスワード暗号化部3へ供給される。パスワード暗号化
部3では、供給されたパスワードが暗号化され、パスワ
ード暗号化データとして暗号化パスワード記録部4へ供
給される。暗号化パスワード記録部4は、供給されたパ
スワード暗号化データをメモリ上に記録する。
【0011】データをICメモリカードに記録する場
合、入出力端子1からデータが供給され、システムI/
F部2へ供給される。システムI/F部2へ供給された
データは、メモリI/F部6を介してメモリ7に記録さ
れる。パスワード暗号化データは、メモリ7の領域の一
部に記録される。なお、メモリ7への記録時には、パス
ワードの入力は、不要とされる。
【0012】メモリ7に記録されたデータを読み出す場
合、入出力端子1からパスワードが供給され、システム
I/F部2を介してパスワード暗号化部3へ供給され
る。パスワード暗号化部3では、供給されたパスワード
の暗号化が行われ、パスワード暗号化データとして一致
検出部5へ供給される。
【0013】一致検出部5では、暗号化パスワード記録
部4から読み出されたパスワード暗号化データと、パス
ワード暗号化部3からのパスワード暗号化データとが一
致するか否かが判断され、一致すると判断された場合、
一致検出部5から読み出し許可信号がメモリI/F部6
へ出力され、不一致であると判断された場合、その読み
出し許可信号が出力されない。メモリI/F部6では、
読み出し許可信号が供給された場合のみ、メモリ7から
データが読み出され、読み出されたデータは、システム
I/F部2および入出力端子1を介して、外部のシステ
ムへ供給される。
【0014】このように、ICメモリカードは、一度記
録されたデータを読み出す場合、パスワードが一致しな
い限りデータを出力しないようにされる。しかしなが
ら、パスワードを忘れた場合、ICメモリカードおよび
記録されたデータの持主でありながらデータを読み出す
ことができないという状態が発生する。従って、パスワ
ードを忘れた場合、設定したパスワードの解除ができる
パスワード忘却時の方法を以下に説明する。
【0015】パスワード忘却時の対策方法の一例を説明
する。まず、ユーザが所定のキー操作をすると、ユーザ
が設定し、メモリに記憶されているパスワードに基づい
て、ある解除データ文字列がシステム本体(例えば、電
子スチルカメラ)に設けられた表示部に表示される。表
示された解除データ文字列をサポートセンターにユーザ
が連絡すると、解除キー文字列が作成される。作成され
た解除キー文字列は、ネットワークによって、または入
力操作によって、入出力端子1、システムI/F部2を
介して、パスワード忘却対策部8へ供給される。解除キ
ー文字列が供給されたパスワード忘却対策部8は、暗号
化パスワード記録部4に対して所定の信号を供給する。
暗号化パスワード記録部4では、設定されていたパスワ
ードが解除される。ICメモリカードがパスワードの設
定を必須としない場合では、一致検出部5を介して読み
出し許可信号がメモリI/F部6へ供給され、メモリ7
に記録されたデータの読み出しが可能となる。
【0016】このパスワード忘却時の対策方法の一例で
は、個々のICメモリカードに対して唯一の解除キー文
字列を準備する方法とは異なり、ユーザが設定したパス
ワードに対応して解除キー文字列が定まるので、解除キ
ー文字列を知っても全てのパスワードを解除するもので
はないので、利点はある。しかしながら、ユーザが設定
したパスワードより、表示される解除データ文字列は、
長くなければならないし、それを元に作成する解除キー
文字列は、もっと長くなければならない。また、パスワ
ードが4桁の数値のみである場合、9999回パスワー
ドを設定し、そのとき表示される解除データ文字列から
解除キー文字列を調べることにより、パスワード対応表
ができるため、6桁以上および数字以外の文字/記号を
含むなどの条件付けないと、解読される。
【0017】この発明は、上述した問題点を解決できる
ものである。この発明によるパスワード忘却時の第1の
方法を説明する。まず、ユーザが所定のキー操作をする
と、ユーザが設定し、メモリに記憶されているパスワー
ド、ICメモリカードを使用したシステムのシリアル番
号およびICメモリカード(すなわち記録媒体)のシリ
アル番号、パスワード設定時の情報(例えば、日付)等
に基づいて、予め作成された解除キー文字列がシステム
本体に設けられた表示部に表示される。表示された解除
キー文字列は、上述したパスワード忘却時の対策方法の
一例と同様に、設定されていたパスワードが解除され、
読み出し許可信号を出力し、メモリ7に記録されたデー
タの読み出しが可能となる。
【0018】このパスワード忘却時の第1の方法では、
解除キー文字列を作成するために、ユーザが設定するパ
スワードと、ICメモリカードを使用したシステムのシ
リアル番号と、ICメモリカードのシリアル番号と、を
使用するので、共通の解読表を作ることはできない。ま
た、解除キー文字列を作成する間もシリアル番号を利用
し、解析されるのを防ぐ。
【0019】パスワード忘却時の第2の方法を説明す
る。パスワードを作成した日付、ICメモリカードのシ
リアル番号、ICメモリカードの残量等の情報を別エリ
アに記録しておく。ユーザが所定のキー操作をすると、
別エリアに記録されている情報からある解除データ文字
列が作り出され、システム本体に設けられた表示部に表
示される。表示された解除データ文字列をサポートセン
ターにユーザが連絡すると、解除キー文字列が作成され
る。作成された解除キー文字列は、上述したパスワード
忘却時の第1の方法と同様に、設定されていたパスワー
ドが解除され、読み出し許可信号を出力し、メモリ7に
記録されたデータの読み出しが可能となる。
【0020】このパスワード忘却時の第2の方法では、
ICメモリカードの内部の状況が同じ状態にならない限
り、同じ解除データ文字列、すなわち解除キー文字列
は、使用できない。
【0021】パスワード忘却時の第3の方法で適用され
るパスワード設定時の一例のフローチャートを図2に示
す。ステップS1では、ユーザによってパスワードが入
力される。ステップS2では、入力されたパスワードが
暗号化され、ステップS3では、暗号化されたパスワー
ド暗号化データがメモリに格納される。ステップS4で
は、パスワードが設定されたときの日付、ICメモリカ
ードを使用したシステムのシリアル番号、ICメモリカ
ードのシリアル番号および/または残量等のようなパス
ワードの設定時の情報をメモリに格納する。
【0022】パスワードを解除する一例のフローチャー
トを図3に示す。ステップS11では、ユーザから所定
のキー操作によりパスワードの解除が要求される。ステ
ップS12では、メモリに記録されたパスワード暗号化
データとパスワード設定時の情報、例えば日付、ICメ
モリカードを使用したシステムのシリアル番号、ICメ
モリカードのシリアル番号および/または残量等から解
除データ文字列が作成される。作成された解除データ文
字列は、システムの表示部へ表示され、ユーザへ知らさ
れる。ステップS13では、電話またはネットワークを
使用し、作成された解除データ文字列がユーザからサポ
ートセンターへ連絡される。ステップS14では、サポ
ートセンターにおいて、連絡された解除データ文字列か
ら解除キー文字列が作成される。ステップS15では、
電話またはネットワークを使用し、作成された解除キー
文字列がサポートセンターからユーザへ連絡される。ス
テップS16では、連絡された解除キー文字列を使用し
てパスワードの解除がユーザによって行われる。
【0023】ステップS16のパスワード解除の制御を
図4のフローチャートを使用して具体的に説明する。ス
テップS21では、サポートセンターから連絡された解
除キー文字列が入力される。ステップS22では、IC
メモリカードに記録されたパスワード暗号化データとパ
スワード設定時の情報からパスワードを解除するため
の、キー文字列が作成される。ステップS23では、作
成されたキー文字列と、入力された解除キー文字列との
一致するか否かが検出され、一致すると判断されると、
ステップS24へ制御が移り、ステップS24におい
て、パスワードが解除される。また、ステップS23に
おいて、一致しないと判断されると、パスワードが解除
されることなく、このフローチャートは、終了する。
【0024】次に、この発明が適用されたディジタルビ
デオカメラの一例を図5に示す。11で示すマイクから
音声が入力される。入力された音声は、マイク11に含
まれる音声/電気信号変換素子によって電気信号に変換
され、音声信号として増幅器12へ供給される。増幅器
12では、音声信号が増幅され、必要な帯域に制限され
る。その後、音声信号は、A/D変換回路13で必要な
帯域の2倍以上のサンプリング周波数でディジタル化さ
れる。この音声データは、音声データ圧縮/伸長回路1
4の音声圧縮部で符号化され、DRAM等からなるメモ
リ24に記録される。
【0025】メモリ24に記録された圧縮音声データ
は、カードI/F回路25を介して読み出され、ICメ
モリカード26に記録される。このICメモリカード2
6は、一般的なメモリカードの機能を備え、且つパーソ
ナル・コンピュータで読み書き可能な記録媒体の1つで
あり、上述した一実施例のICメモリカードである。ま
た、一例として、ICメモリカード26は、DOS形式
のフォーマットで記録/再生がなされる。実際には、カ
ードI/F回路25とICメモリカード26の間にIC
メモリカード26を装着するコネクタが配され、コネク
タによってICメモリカードが着脱自在とされる。
【0026】ICメモリカード26に記録された圧縮音
声データは、カードI/F回路25を介して読み出され
る。読み出された圧縮音声データは、メモリ24の音声
用の記録領域に書き込まれる。書き込まれた圧縮音声デ
ータは、音声データ圧縮/伸長回路14の音声伸長部に
おいて、リアルタイムに伸長される。伸長された音声デ
ータは、D/A変換器15へ供給され、アナログ化され
る。アナログ化された音声信号は、増幅器16で増幅さ
れ、オーディオ信号としてスピーカ17から出力され
る。
【0027】また、動画像となる被写体は、レンズ、絞
り部18から入力される。被写体は、レンズ、絞り部1
8からCCD撮像素子19へ入力される。CCD撮像素
子19では、被写体が電荷として蓄積され、電気信号に
変換される。電気信号は、動画像信号としてCDS回路
20へ供給される。CDS回路20は、相関二重サンプ
リング回路であり、ノイズの低減を図るものである。ま
た、CPU32は、レンズ、絞り部18の機械系のドラ
イバ28、CCD撮像素子19、CDS回路20および
A/D変換器21の電気系のタイミング信号発生部(T
G)29を制御する。
【0028】CDS回路20の出力信号は、A/D変換
器21に供給され、A/D変換器21では、最適なサン
プリング周波数、例えばNTSC信号のサブキャリア周
波数の整数倍となるようなサンプリング周波数にてディ
ジタル化される。ディジタル化されたCDS回路20の
出力信号は、ディジタル信号処理回路22へ供給され
る。ディジタル信号処理回路22では、供給された信号
に対してガンマ補正、色分離等の通常のカメラ信号処理
がなされ、輝度信号Y、色差信号Cb、Crが作成され
る。これらの信号は、画像データ圧縮/伸長回路23の
画像圧縮部で符号化され、記録媒体であるメモリ24に
記録される。メモリ24に記録された圧縮画像データ
は、カードI/F回路25を介して読み出され、ICメ
モリカード26へ出力され、記録される。
【0029】ICメモリカード26に記録された圧縮画
像データは、カードI/F回路25を介して読み出され
る。読み出された圧縮画像データは、メモリ24の画像
用の記録領域に書き込まれる。書き込まれた圧縮画像デ
ータは、画像データ圧縮/伸長回路23の画像伸長部に
おいて、リアルタイムに伸長される。伸長された動画像
データは、ディジタル信号処理回路22へ供給される。
ディジタル信号処理回路22へ供給された輝度信号Y、
色差信号Cb、Crは、NTSC信号にディジタル・デ
コードされ、D/A変換されたビデオ信号としてLCD
27へ出力される。
【0030】操作部31からの指示、またはリモコン
(図示せず)等の外部動作指示に従い、CPU32のカ
メラ内部の動作を制御する。また、上述したように、I
Cメモリカード26には、操作部31からパスワードが
設定される。カメラ内部状態等の表示は、例えばLC
D、LED、EL等から構成される表示部30に表示さ
れる。この表示部30には、パスワード忘却時に操作部
31で所定のキー操作が行われ、設定されたパスワー
ド、パスワード設定時の情報、例えば日付、ICメモリ
カードを使用したシステムのシリアル番号、ICメモリ
カードのシリアル番号および/または残量等から作成さ
れる解除データ文字列が表示される。
【0031】
【発明の効果】この発明に依れば、ICメモリカードに
パスワードを設定することができるので、データの秘匿
性を確保でき、特定者のみにデータの読み出すことが可
能となる。さらに、パスワードを忘れたときには、所定
のキー操作により、解除データ文字列がシステムの表示
部に表示され、その解除データ文字列から解除キー文字
列がサポートセンターで作成され、作成された解除キー
文字列を使用して設定されたパスワードが解除され、I
Cメモリカードに記録されたデータを読み出すことがで
きる。この発明は、個々のICメモリカードに対して唯
一の解除キー文字列を設定するものではないので、ユー
ザが解除キー文字列を知っても全てのパスワードが解除
されるものではなく、一度パスワードの解除を行った後
にもパスワードの効力を失うものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のICメモリカードの一実施例のブロ
ック図である。
【図2】この発明のICメモリカードのパスワードの設
定の一例を示すフローチャートである。
【図3】この発明のICメモリカードのパスワードの解
除の一例を示すフローチャートである。
【図4】この発明のICメモリカードのパスワードの解
除の一例を示すフローチャートである。
【図5】この発明が適用できるシステムの一例の概略図
である。
【符号の説明】 2・・・システムI/F部、3・・・パスワード暗号化
部、4・・・暗号化パスワード記録部、5・・・一致検
出部、6・・・メモリI/F部、7・・・メモリ、8・
・・パスワード忘却対策部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリに対してデータの記録および/ま
    たは再生が可能なICメモリカードにおいて、 予め設定されたパスワードを記録するパスワード記録手
    段と、 データを再生するときに、入力されたパスワードと上記
    設定されたパスワードとが一致しているか否かを判断す
    るパスワード検出手段と、 上記設定されたパスワードを忘れた時に、上記設定され
    たパスワードを消去するパスワード忘却対策手段とから
    なり、 上記パスワード忘却対策手段は、 所定の入力操作を行うことによって、上記パスワードを
    設定したときの情報から上記設定されたパスワードを解
    除するための解除データ文字列を表示するようにシステ
    ム本体に対して指示を発生するようにしたことを特徴と
    するICメモリカード。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のICメモリカードにお
    いて、 上記パスワード忘却対策手段は、 所定の入力操作を行うことによって、上記設定され、記
    憶されているパスワードおよび上記パスワードを設定し
    たときの情報から上記設定されたパスワードを解除する
    ための解除データ文字列を表示するようにシステム本体
    に対して指示を発生するようにしたことを特徴とするI
    Cメモリカード。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 上記パスワードを設定した時の情報は、 ICメモリカードの未記録領域のデータ量を少なくとも
    含むことを特徴とするICメモリカード。
  4. 【請求項4】 ICメモリカードに対してデータの記録
    および/または再生が可能であって、ICメモリカード
    にパスワードを設定することができる操作手段および表
    示手段を有するICメモリカードを使用したシステムに
    おいて、 予め設定されたパスワードを記録するパスワード記録手
    段と、 データを再生するときに、入力されたパスワードと上記
    設定されたパスワードとが一致しているか否かを判断す
    るパスワード検出手段と、 上記パスワードを忘れた時に、上記設定されたパスワー
    ドを消去するパスワード忘却対策手段とからなり、 上記パスワード忘却対策手段は、所定の入力操作を行う
    ことによって、上記設定され、記憶されているパスワー
    ドおよび上記パスワードを設定したときの情報から上記
    設定されたパスワードを解除するための解除データ文字
    列をシステムの表示部に表示するように指示を発生する
    ように構成され、 表示された上記解除データ文字列に対応した解除キー文
    字列を入力することによって、上記設定されたパスワー
    ドが解除されることを特徴とするICメモリカードを使
    用したシステム。
JP8348583A 1996-12-26 1996-12-26 Icメモリカードおよびicメモリカードを使用したシステム Pending JPH10187903A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8348583A JPH10187903A (ja) 1996-12-26 1996-12-26 Icメモリカードおよびicメモリカードを使用したシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8348583A JPH10187903A (ja) 1996-12-26 1996-12-26 Icメモリカードおよびicメモリカードを使用したシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10187903A true JPH10187903A (ja) 1998-07-21

Family

ID=18397996

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8348583A Pending JPH10187903A (ja) 1996-12-26 1996-12-26 Icメモリカードおよびicメモリカードを使用したシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10187903A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100644555B1 (ko) * 1999-01-25 2006-11-13 삼성전자주식회사 암호 확인 및 해제방법
JP2007058340A (ja) * 2005-08-22 2007-03-08 Sony Corp 認証システム及び認証方法並びにプログラム
WO2009031215A1 (ja) * 2007-09-05 2009-03-12 Panasonic Corporation 電子機器、パスワード制御方法およびプログラム
US8024577B2 (en) 2002-10-16 2011-09-20 Panasonic Corporation Password recovery system
WO2018020830A1 (ja) * 2016-07-29 2018-02-01 株式会社デンソー セキュリティシステム、車両用装置、セキュリティプログラム

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100644555B1 (ko) * 1999-01-25 2006-11-13 삼성전자주식회사 암호 확인 및 해제방법
US8024577B2 (en) 2002-10-16 2011-09-20 Panasonic Corporation Password recovery system
JP2007058340A (ja) * 2005-08-22 2007-03-08 Sony Corp 認証システム及び認証方法並びにプログラム
WO2009031215A1 (ja) * 2007-09-05 2009-03-12 Panasonic Corporation 電子機器、パスワード制御方法およびプログラム
JP5172847B2 (ja) * 2007-09-05 2013-03-27 パナソニック株式会社 電子機器
US8887268B2 (en) 2007-09-05 2014-11-11 Panasonic Intellectual Property Corporation Of America Electronic device, password control method, and program
WO2018020830A1 (ja) * 2016-07-29 2018-02-01 株式会社デンソー セキュリティシステム、車両用装置、セキュリティプログラム
US20190152434A1 (en) * 2016-07-29 2019-05-23 Denso Corporation Security system, vehicle device, and computer-readable non-transitory storage medium
US10647293B2 (en) 2016-07-29 2020-05-12 Denso Corporation Security system, vehicle device, and computer-readable non-transitory storage medium

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4097773B2 (ja) デジタル画像編集システム
US7002625B2 (en) Image pickup apparatus for recording a photographed image in a directory
US7774023B2 (en) System and method for associating device information with digital images
US7681223B2 (en) Audio/video reproducing system, audio/video device therein, and audio/video reproducing method therewith
US7181129B2 (en) Image data recording apparatus and method, and image data reproducing apparatus and method
JPH10187903A (ja) Icメモリカードおよびicメモリカードを使用したシステム
JP2006287514A (ja) カメラ装置およびその制御プログラム
JPH1198461A (ja) デジタル画像記録装置
KR100603451B1 (ko) 카메라의 기능제어방법
JP4065184B2 (ja) ディジタル・カメラおよびその制御方法
JPH06314176A (ja) ディジタルデータ記録装置及び再生装置
JP4474091B2 (ja) デジタルカメラ及びデータ表示装置並びにデータの表示制限解除方法
JP4332076B2 (ja) 画像記録装置及び画像再生装置
JP2003333519A (ja) 撮像装置及び画像データ受渡方法
WO2023238493A1 (ja) 映像管理システム
JP5585278B2 (ja) 撮像装置及び撮像方法
JP2002259222A (ja) 情報蓄積システムならびにその情報蓄積方法
JPH04984A (ja) 画像データの記録保護方式
JP2000231400A (ja) 画像処理装置
WO2002063482A1 (fr) Contenu et systeme de gestion/d'utilisation de contenu
JP2010267039A (ja) ポータブル録画再生装置と該ポータブル録画再生装置に用いるメモリーカードのパソコンにおける画像再生手段
JP2006314045A (ja) 監視用画像記録再生装置
JPH11341146A (ja) 電話機
JPH11317922A (ja) 電子的撮像装置及び画像記録媒体
KR20050107935A (ko) 기록매체 기록 장치의 정보 보호방법