JPH10187341A - 画像認識装置 - Google Patents

画像認識装置

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JPH10187341A
JPH10187341A JP34754296A JP34754296A JPH10187341A JP H10187341 A JPH10187341 A JP H10187341A JP 34754296 A JP34754296 A JP 34754296A JP 34754296 A JP34754296 A JP 34754296A JP H10187341 A JPH10187341 A JP H10187341A
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image
dimensional
character
data
image recognition
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JP34754296A
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English (en)
Inventor
Yoko Oike
陽子 大池
Naohisa Kinoshita
尚久 木下
Motoaki Yamanashi
素明 山梨
Masatoshi Kokubo
雅俊 小久保
Yoshiki Katayama
芳喜 片山
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意の空間においても、手書き画像認識を可
能とする画像認識装置を提供すること。 【解決手段】 任意の空間において、使用者等がケーシ
ング11の先端部11aを移動させた場合、画像認識装
置10は、そのペン先11aの3次元的な移動の軌跡を
検出し(S2〜S5)、その軌跡を2次元の画像データ
に変換する(S6〜S7)、そして、その画像データを
文字辞書14Jに格納されている連続した線分の画像デ
ータと比較照合して候補となる画像を表示手段15に表
示する(S8〜S10)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、任意の空間におけ
る手書き動作によっても、画像を正確に認識し得る画像
認識装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、手書き動作による画像を認識する
装置として、例えば、使用者が備え付けのペン等を感圧
センサーのついたタブレットの平面上に押しつけて、所
望の画像を描くことにより認識させる画像認識装置があ
る。
【0003】この装置は、使用者等が、ペン等をタブレ
ットに押しつけた領域を画像として認識し、装置に備え
付けられた感圧センサーにより、押しつけられる領域と
押しつけられない領域とを容易に判別するものである。
【0004】また、従来、上記装置により画像を認識す
る場合の認識方法として、以下の方法が知られている。
すなわち、使用者が装置のタブレット上でペン等を移動
させ、その移動方向を直接情報として用いることによっ
て、画像を認識する方法である。この認識方法は、画像
パターンを方向の成分で表した移動方向データ(以下、
方向コードという。)の列(以下、ストロークコードと
いう。)で表し、そのストロークコードを、予め記憶部
等に記憶されている画像のストロークコードと比較し
て、描かれた画像を認識するものである。ここで、方向
コードとは、例えば、360度を8分割するとすれば、
図7に示すような0,1,2,3,4,5,6,7の8
方向の識別コードをいい、360度を16分割するとす
れば、16方向の識別コードをいう。すなわち、ストロ
ークコードは、認識する画像が例えば、「安」という文
字であるとすると、図7の方向コードを用いれば、「6
6055750」となり、認識する画像が例えば、
「宇」という文字であるとすると、「6605006
3」となる。これらストロークコードは、これら文字の
筆順を考慮すれば容易に理解することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近、
手書き動作をタブレット上ではなく、任意の場所、延い
ては、任意の空間において行う試みがなされている。こ
の場合、使用者等は、従来の画像認識装置に備え付けら
れたタブレットの平面上をペン等で押しつけることがな
いため、装置は、押しつけられる領域と押しつけなられ
ない領域とを判別することができず、その結果として、
使用者の希望する画像が十分に認識されなかった。
【0006】本発明は、前記問題点を解決するためにな
されたものであり、任意の空間においても、手書き画像
認識を可能とする画像認識装置を提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の画像認識装置は、ケーシ
ングの先端部の移動を3次元の軌跡として認識する3次
元移動認識手段と、その3次元移動認識手段により認識
された3次元の軌跡を2次元の画像データに変換する変
換手段と、文字・記号等の画像を予め2次元の画像デー
タとして記憶する記憶手段と、前記変換手段により変換
された2次元の画像データと、前記記憶手段に記憶され
た2次元の画像データとを比較して、前記画像を認識す
る画像認識手段とを備えた画像認識装置において、前記
記憶手段に記憶された画像データは、連続した線分で構
成されていることを特徴としている。
【0008】この画像認識装置によれば、使用者等がケ
ーシングの先端部を3次元的に移動させると、3次元移
動認識手段は、その移動を3次元の軌跡として認識し、
変換手段は、その3次元移動認識手段により認識された
3次元の軌跡を2次元の画像データに変換する。また、
記憶手段は、文字・記号等の画像を予め2次元の画像デ
ータとして記憶しており、画像認識手段は、変換手段に
より変換された2次元の画像データと、記憶手段に記憶
された2次元の画像データとを比較して、画像を認識す
る。そして、この場合の記憶手段に記憶されている画像
データは、連続した線分とされる。
【0009】また、請求項2に記載の画像認識装置は、
前記連続した線分が、前記ケーシングの先端部の移動方
向を示す移動方向データで構成されていることを特徴と
している。
【0010】この画像認識装置によれば、前記記憶手段
に記憶された画像データは、連続した線分であって、そ
の連続した線分が、ケーシングの先端部の移動方向を示
す移動方向データとされる。
【0011】更に、請求項3に記載の画像認識装置は、
前記連続した線分が、前記ケーシングの先端部の移動方
向を示す移動方向データと、前記先端部の移動量を示す
移動量データとから構成されていることを特徴としてい
る。
【0012】この画像認識装置によれば、前記記憶手段
に記憶された画像データは、連続した線分であって、そ
の連続した線分が、ケーシングの先端部の移動方向を示
す移動方向データに加え、その先端部の移動量を示す移
動量データとされる。
【0013】また、請求項4に記載の画像認識装置は、
前記画像認識手段により認識された一若しくは複数の画
像を表示する表示手段を前記ケーシングに設けたことを
特徴としている。
【0014】この画像認識装置は、前記画像認識手段に
より認識された一若しくは複数の画像をケーシングに設
けられた表示手段に表示する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0016】図1は、本発明を具体化した画像認識装置
10の概略構成図である。図1において、本発明の画像
認識装置10の外形は、ケーシング11によりペン形状
をなしており、そのケーシング11の先端には、先端部
11a(以下ペン先11aという。)を有し、ケーシン
グ11の内部には、加速度検出手段12、圧電振動ジャ
イロ13及び制御部14が固定されている。また、ケー
シング11の表面には、表示窓15が設けられている。
【0017】更に、加速度検出手段12、圧電振動ジャ
イロ13及び表示窓15は、制御部14に電気的に接続
されている。
【0018】尚、ケーシング11の形状をペン形状とし
たが、必ずしもぺん形状でなくてもよく、マウスのよう
な流線形状、球形状、棒形状等であってもよい。
【0019】加速度検出手段12は、ペン先11aの移
動方向を示す移動方向データの加速度を検出するもので
あり、X方向の加速度を検出するX方向加速度センサー
12a、Y方向の加速度を検出するY方向加速度センサ
ー12b及びZ方向の加速度を検出するZ方向加速度セ
ンサー12cとから構成されている。ここで用いている
X方向、Y方向及びZ方向は、それぞれ相互に90度の
方向関係にあるとするのが一般的であるが、必ずしもそ
の関係に限られるものではなく、3次元空間を表せるい
かなる関係であってもよい。すなわち、X方向、Y方向
及びZ方向がおのおの異なる方向を向いておればよい。
【0020】また、加速度検出手段12は、ペン先11
aの移動方向の加速度を検出するものであるので、ペン
先11aの近くに固定すればするほど検出の感度は良く
なることは当然である。
【0021】尚、加速度検出手段12から検出された加
速度は、積分することによりペン先11aの移動方向の
速度として検出され、更に積分すればペン先11aの移
動量を示す移動量データとして検出されることもここで
述べるまでもない。
【0022】また、圧電振動ジャイロ13は、ケーシン
グ11のZ軸回りの回転の角加速度、すなわち、ペン先
の回転の角加速度を検出するものであり、加速度検出手
段12より検出されたX方向、Y方向、Z方向の加速度
をペン先の回転を考慮して補正するものである。
【0023】尚、図1においては、圧電振動ジャイロ1
3をケーシング11のZ軸上に固定するように示してい
るが、Z軸上に固定されなくても補正は可能である。
【0024】そして、制御部14は、加速度検出手段1
2及び圧電振動ジャイロ13により検出された加速度、
角加速度から画像認識装置10が描いた画像を認識す
る。
【0025】尚、制御部14の処理については、後述す
る。
【0026】また、表示窓15は、制御部14により認
識された画像の候補として、一若しくは複数の画像を表
示する。
【0027】次に、図2を参照して、制御部14におけ
る処理について説明する。
【0028】以降の実施の形態においては、説明の都合
上、一般的な画像ではなく、単純な文字を実施の形態と
する。ただし、本発明は、文字に限定されるものではな
く、一般的な画像に適用できることは明らかである。
【0029】まず、使用者等がペン先11aを動作させ
ると、加速度検出手段12のX方向加速度センサー12
a、Y方向加速度センサー12b及びZ方向加速度セン
サー12cが、ペン先11aの移動の加速度を検出し、
その検出値が制御部14の加速度検出部14Aに伝達さ
れる。この検出値は、加速度検出部14Aで加速度信号
に変換され、その加速度信号は、積分部14Bに伝達さ
れる。伝達された加速度信号は、積分部14Bにおいて
積分されて速度信号となり、再度積分されて、変位信号
となる。この変位信号は、ペン先11aの移動量データ
に比例するものである。
【0030】一方、前記加速度検出部14Aから出力さ
れた加速度信号は、XYZ各々の移動方向を判別する方
向判別部14Eにも入力され、その加速度信号は、ペン
先11aの移動方向データとして検出される。
【0031】また、使用者等がペン先11aを動作させ
ると、前記加速度検出手段12の検出と同時に、圧電振
動ジャイロ13が、ペン先の回転の角加速度を検出す
る。この検出値は、角加速度検出部14Cに伝達され、
角加速度信号に変換される。この角加速度信号は、積分
部14Bとは別の積分部14Dにおいて積分され、角速
度信号となり、再度積分されて、変位信号となる。この
変位信号は、ペン先11aの移動角度に比例するもので
ある。
【0032】補正部14Fは、積分部14Dにより積分
された移動角度に基づいて、積分部14Bにより積分さ
れた移動量データ及び方向判別部14Eにより検出され
た移動方向データを所定方向の成分に補正し、その補正
された移動量データ及び移動方向データは、3次元移動
認識手段であるペン先移動データ抽出部14Gへ伝達さ
れる。
【0033】そして、ペン先移動データ抽出部14G
は、補正部14Fから伝達された移動量データ及び移動
方向データに基づいて、ペン先11aが移動した位置を
3次元の座標データとして算出し、その算出された3次
元の座標を変換手段であるデータ変換部14Hに伝達す
る。
【0034】データ変換部14Hは、算出された3次元
の座標データを2次元に射影したデータに変換する。す
なわち、ペン先11aは、3次元空間を移動するのであ
るが、その軌跡を、平面に射影した2次元の画像データ
に変換するのである。
【0035】以上説明したように、加速度検出部14A
及び角加速度検出部14Cからデータ変換部14Hに至
るまでの各処理によって、ペン先11aの3次元的動作
が2次元の画像データとして認識される。
【0036】次に、データ変換部14Hにより変換され
た2次元の画像データは、その画像データを認識する画
像認識手段である文字認識部14I(以下、文字を例と
して説明するので、画像認識部とせず、文字認識部とい
う。)に入力され、文字認識部14Iは、データ変換部
14Hにおいて変換された2次元の画像データを、記憶
手段である文字辞書14Jに格納されている文字パター
ンの画像データと比較照合し、近似した文字を候補とし
て認識する。
【0037】そして、文字認識部14Iにより候補とし
て認識された文字は、表示手段である表示部14Kに伝
達され、表示窓15に一若しくは複数表示される。
【0038】文字辞書14Jは、図6に示すように、文
字と文字毎のストロークコードから構成され、そのスト
ロークコードは、例えば、文字が14Jaに示す「安」
であれば、「6462054572530」であり、文
字が14Jcに示す「宇」であれば、「6462054
050363」である。また、ここで用いる方向コード
は、前述の図7に示す方向コード(0〜7)と同様のも
のである。すなわち、空間においては、ペン先11aを
動作させても、画像認識装置10は、タブレットを使用
する場合のように、タブレットの平面を押しつける、押
しつけないの区別ができないため、文字を構成する部分
(以下、構成部分という。)と、文字を構成する部分か
ら別の構成する部分への移動の部分(以下、移動部分と
いう。)との区別ができない。したがって、文字辞書1
4Jは、構成部分に移動部分も加味して、ストロークコ
ードを構成しているのである。このようにすれば、タブ
レットを使用するときのように、タブレットを押しつけ
る、押しつけないの区別がなくても、文字を認識するこ
とが可能となる。
【0039】次に、このように構成された画像認識装置
10の動作を図3のフローチャートを参照して説明す
る。
【0040】まず、使用者等が、画像認識装置10を用
いて、ケーシング11の先端部のペン先11aを移動さ
せ、文字を筆記する(ステップ1、以下、ステップをS
と記す)。この場合、S1にて空中で文字を筆記した
が、必ずしも空中である必要はなく、実際には、3次元
空間において3次元的に筆記してもよく、机上等におい
て、2次元的に筆記してもよい。
【0041】次に、ペン先11aの筆記動作による移動
量データ及び移動方向データが、前述のX方向加速度セ
ンサー12a、Y方向加速度センサー12b、Z方向加
速度センサー12cからなる、加速度検出手段12によ
って検出され、制御部14の加速度検出部14Aに伝達
され、さらに、積分部14B及び方向判別部14Eに伝
達されて、算出される(S2)。
【0042】一方、ペン先11aの筆記動作によるペン
先11aの回転角度が、圧電振動ジャイロ13により検
出され、制御部14の角加速度検出部14Cに伝達さ
れ、さらに、積分部14Dに伝達されて、算出される
(S3)。
【0043】そして、補正部14Fは、加速度検出手段
12の検出結果に基づいて算出された移動量データ及び
移動方向データと圧電振動ジャイロ13の検出結果に基
づいて算出された回転角度とを用いて、ペン先11aの
持つ回転誤差を補正する(S4)。この補正により、ペ
ン先11aの正しい移動量データ及び移動方向データが
測定され、ペン先の移動した軌跡が、ペン先移動データ
として、ペン先移動データ抽出部14Gで抽出される
(S5)。例えば「木」という文字に合わせて、ペン先
11aを移動させたとすると、図4(a)のようにな
る。この状態において、画像認識装置10は、図4
(a)に示すような3次元的な軌跡を認識している。
【0044】データ変換部14は、この3次元的なペン
先11aの軌跡を、図4(b)に示すような、平面に射
影した2次元の画像データに変換する(S6)。
【0045】その後、文字認識部14Iは、その2次元
の画像データを、例えば、図7に示す方向コードを使用
するとすれば、図4(c)のように筆順に合わせて展開
し、ペン先11aの軌跡をストロークコードに変換する
(S7)。文字「木」の場合のストロークコードは、図
5に示すように「0362517」となる。
【0046】そして、S7において変換されたストロー
クコードを文字辞書14Jに格納されているストローク
コードと比較照合し(S8)、格納されているストロー
クコードの中から同一若しくは近似の文字を認識し、そ
の候補となる文字を決定する(S9)。
【0047】そして、最後に、その候補となる文字が表
示部14Kに1若しくは複数表示されるのである(S1
0)。
【0048】すなわち、ペン先11aにより描かれた軌
跡が検出され、その検出値が例えば、ストロークコード
「0362517」に変換された場合、画像認識装置1
0は、文字辞書14Jから「0362517」のストロ
ークコード若しくはそのストロークコードに近似したコ
ードを検索し、候補として抽出する。この場合は、候補
の一つとして14Jdの文字「木」が抽出されることに
なり、表示部に「木」が表示され、処理は終了する。
【0049】その他にも、文字辞書14Jには、前述の
とおり、例えば、14Jaのように文字「安」であれ
ば、ストロークコード「6462054572530」
が格納され、14Jbのように文字「伊」であれば、ス
トロークコード「516106305036」、14J
cのように文字「宇」であれば、ストロークコード「6
462054050363」等が格納されている。
【0050】本実施の形態においては、方向コードとし
て、一周360度の方向を等間隔に8分割し、8方向と
したが、必ずしも等間隔である必要はなく、また8分割
である必要もない。したがって、それぞれ異なった間隔
に分割してもよく、4分割、16分割、32分割等分割
数を増減させてもよい。
【0051】また、本実施の形態においては、ストロー
クコードとして、ペン先11aの移動方向を示す方向コ
ードのみを用いたが、このストロークコードは、方向コ
ードと、ペン先11aの移動量データを示す移動量デー
タとから構成してもよい。このように、移動量データを
も有すれば、画像の移動量及び移動量の割合等を比較す
ることが可能となり、例えば、文字「こ」と文字「二」
のように判別し難い文字であっても、確実に認識できる
ようになる。
【0052】また、前記方向コードに代えて、ペン先の
11aの移動の方向の差を示す方向差ベクトルを用いて
もよい。
【0053】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明の請求項1に記載の画像認識装置は、記憶手段に
画像データを記憶しており、その画像データを連続した
線分で構成しているので、装置の使用者等は、ケーシン
グの先端部を所望の画像に合わせて連続して描くことが
でき、従来のように、タブレット等を使用する必要がな
い。
【0054】また、請求項2に記載の画像認識装置は、
画像データを構成する連続した線分が、ケーシングの先
端部の移動方向を示す移動方向データのみで構成されて
いるので、画像データの構造が簡単であるとともに、画
像データの容量を少なくすることができる。
【0055】更に、請求項3に記載の画像認識装置は、
画像データを構成する連続した線分が、ケーシングの先
端部の移動方向を示す移動方向データと、前記先端部の
移動量を示す移動量データとから構成されているので、
装置の使用者等が描いた画像の移動量及び移動量の割合
等を比較することができ、画像の認識をより確実にする
ことができる。
【0056】また、請求項4に記載の画像認識装置は、
画像認識手段により認識された一若しくは複数の画像を
表示する表示手段をケーシングに設けているので、装置
の使用者等は、認識された画像を容易に確認することが
できる。
【0057】以上のように構成した画像認識装置では、
描こうとする画像の領域と描こうとしない領域とを区別
しなくてもよいので、使用者等はペン先11aを、通常
の紙面に筆記するように動作させることにより、机上に
書くか空間内に書くかに拘らず、使用者等の意図する画
像が認識されて、その候補となる画像が表示部に表示さ
れる。
【0058】また、従来のようなタブレット等は、不要
であり、非常に便利であることは必至である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の画像認識装置の概略構成図であ
る。
【図2】画像認識装置の制御部の信号処理を示すブロッ
ク図である。
【図3】画像認識装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】筆記された画像を認識する過程を説明する説明
図である。
【図5】筆記された画像のストロークコードを方向コー
ドで構成した例を説明する説明図である。
【図6】文字辞書の内容を説明する説明図である。
【図7】画像の方向コードを説明する説明図である。
【符号の説明】
10 画像認識装置 11 ケーシング 11a 先端部 12 加速度検出手段 14 制御部 14G ペン先移動データ抽出部 14H データ変換部 14J 文字辞書 14I 文字認識部 15 表示窓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小久保 雅俊 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号ブラザー工 業株式会社内 (72)発明者 片山 芳喜 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号ブラザー工 業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングの先端部の移動を3次元の軌
    跡として認識する3次元移動認識手段と、 その3次元移動認識手段により認識された3次元の軌跡
    を2次元の画像データに変換する変換手段と、 文字・記号等の画像を予め2次元の画像データとして記
    憶する記憶手段と、 前記変換手段により変換された2次元の画像データと、
    前記記憶手段に記憶された2次元の画像データとを比較
    して、前記画像を認識する画像認識手段とを備えた画像
    認識装置において、 前記記憶手段に記憶された画像データは、連続した線分
    で構成されていることを特徴とする画像認識装置。
  2. 【請求項2】 前記連続した線分は、前記ケーシングの
    先端部の移動方向を示す移動方向データで構成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の画像認識装置。
  3. 【請求項3】 前記連続した線分は、前記ケーシングの
    先端部の移動方向を示す移動方向データと、前記先端部
    の移動量を示す移動量データとから構成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の画像認識装置。
  4. 【請求項4】 前記画像認識手段により認識された一若
    しくは複数の画像を表示する表示手段を前記ケーシング
    に設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいず
    れかに記載の画像認識装置。
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