JPH10186661A - 化学増幅型ネガ型レジスト組成物およびネガ型レジストパターンの形成方法 - Google Patents

化学増幅型ネガ型レジスト組成物およびネガ型レジストパターンの形成方法

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JPH10186661A
JPH10186661A JP9289241A JP28924197A JPH10186661A JP H10186661 A JPH10186661 A JP H10186661A JP 9289241 A JP9289241 A JP 9289241A JP 28924197 A JP28924197 A JP 28924197A JP H10186661 A JPH10186661 A JP H10186661A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、高感度、高解像性で、耐熱性に優れ
ている上にプロファイル形状の優れたレジストパターン
を形成できる化学増幅型ネガ型レジスト組成物、および
ネガ型レジストパターンの形成方法を提供すること。 【構成】(A)アルカリ可溶性樹脂、(B)放射線の照
射により酸を発生する化合物、および(C)酸の存在下
で架橋化反応する化合物を含有する化学増幅型ネガ型レ
ジスト組成物において、前記(A)成分が、(イ)少な
くともヒドロキシスチレン構成単位を有し、重量平均分
子量(MW)が2000〜4000、重量平均分子量と
数平均分子量(MN)との比(MW/MN)が1.0〜
2.0の範囲にある共重合体単独、または前記(イ)成
分と(ロ)ヒドロキシスチレン単独重合体との混合物か
らなり、かつ前記(A)成分の23℃における2.38
重量%のテトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液
に対する溶解速度が50〜300nm/sの範囲にある
ことを特徴とする化学増幅型ネガ型レジスト組成物、お
よびそれを用いたネガ型レジストパターンの形成方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化学増幅型ネガ型
レジスト組成物、さらに詳しくは、高感度、高解像性
で、種々の膜厚でもパターニングが可能で、耐熱性に優
れるとともに、プロファイル形状の優れたレジストパタ
ーンを形成できる化学増幅型ネガ型レジスト組成物、お
よび該化学増幅型ネガ型レジスト組成物を用いたネガ型
レジストパターンの形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体素子や液晶表示素子等の電
子部品の製造においては微細加工化が進み使用されるレ
ジストにも高い解像性や感度、良好なプロファイル形状
のレジストパターンの形成などが要求されるようになっ
てきた。かかるレジストとして放射線の照射により生成
する酸の触媒作用で、現像液に対する溶解性を変化させ
る反応を起こす化学増幅型レジストが注目され多数の化
学増幅型ネガ型レジスト組成物が提案されている。前記
化学増幅型ネガ型レジスト組成物を用いた電子部品の製
造にはホトリソグラフイーが用いられるが、このホトリ
ソグラフイーにあっては化学増幅型ネガ型レジスト組成
物をシリコンウエーハ等の基板上に塗布し、それをマス
クパターンを介して、放射線を照射し、現像してレジス
トパターンを形成したのち、前記レジストパターンを保
護膜としてエッチングを行っている。ところが、前記ホ
トリソグラフイーで使用される放射線が紫外線、dee
pUV、KrFやArF等のエキシマレーザ光等の短波
長化傾向にあり、更には電子線、X線の利用も本格的に
検討されるようになってきている。前記短波長の放射線
に感応し良好なレジストパターンを形成するには化学増
幅型ネガ型レジスト組成物を構成する各成分が前記放射
線の吸収の少ないことが肝要で、従来使用されていたノ
ボラック系樹脂ではその放射線の吸収の大きさから前記
用途の樹脂成分としては使用できず放射線吸収の小さい
ポリビニルフェノール系ポリマーが使用されるようにな
った。かかるポリビニルフェノール系ポリマーを樹脂成
分とする化学増幅型ネガ型レジスト組成物が特開平1−
293339号公報、特開平2−15270号公報、特
開平4−163552号公報、特開平6−67433号
公報、特開平7−311463号公報等で提案されてい
るが、いずれの公報記載の化学増幅型ネガ型レジスト組
成物も解像性に劣る欠点があった。そこで、それを改善
する化学増幅型ネガ型レジスト組成物としてアルカリ可
溶性樹脂を4−ヒドロキシスチレン−スチレン共重合体
としそのスチレン含有量をモル比が5〜20%、その重
量平均分子量を6000〜25000とした化学増幅型
ネガ型レジスト組成物が特開平7−238196号公報
で提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報記載の化学増幅型ネガ型レジスト組成物でレジストパ
ターンを形成するとコントラストが劣るという問題点が
あった。その上、上記公報記載の化学増幅型ネガ型レジ
スト組成物はいずれもレジストの膜厚が2.0μm以
上、特に3.0μm以上となるとレジストパターン同士
に橋架けが起こるいわゆるマイクロブリッジ現象が起こ
ったり、あるいはパターン上部に丸みが発生する等の欠
点があった。
【0004】こうした現状に鑑み、本発明者等は、鋭意
研究を重ねた結果、化学増幅型ネガ型レジスト組成物の
樹脂成分を23℃における2.38重量%のテトラメチ
ルアンモニウムヒドロキシド水溶液に対する溶解速度が
亜特定の範囲る樹脂成分とすると、紫外線、deepU
V、KrFやArF等のエキシマレーザ光、電子線に対
して高感度、高解像性で、種々の膜厚でもパターニング
が可能で、しかも耐熱性に優れるとともに、プロファイ
ル形状が優れたレジストパターンが形成できる化学増幅
型ネガ型レジスト組成物が得られることを見出し、本発
明を完成したものである。すなわち
【0005】本発明は、種々の膜厚においても、放射線
に高感度、高解像性で、耐熱性に優れるとともに、プロ
ファイル形状に優れたレジストパターンを形成できる化
学増幅型ネガ型レジスト組成物を提供することを目的と
する。
【0006】また、本発明は、上記化学増幅型ネガ型レ
ジスト組成物を用いたネガ型レジストパターンの形成方
法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、(A)アルカリ可溶性樹脂、(B)放射線の照射
により酸を発生する化合物、および(C)酸の存在下で
架橋化反応する化合物を含有する化学増幅型ネガ型レジ
スト組成物において、前記(A)成分が、(イ)少なく
ともヒドロキシスチレン構成単位を有し、重量平均分子
量(MW)が2000〜4000、重量平均分子量と数
平均分子量(MN)との比(MW/MN)が1.0〜2.
0の範囲にある共重合体単独、または前記(イ)成分と
(ロ)ヒドロキシスチレン単独重合体との混合物からな
り、かつ前記(A)成分の23℃における2.38重量
%のテトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液に対
する溶解速度が50〜300nm/sの範囲にあること
を特徴とする化学増幅型ネガ型レジスト組成物、および
それを用いたネガ型レジストパターンの形成方法に係
る。
【0008】上述のとおり(A)成分を構成する(イ)
成分は、少なくともヒドロキシスチレン構成単位を有す
る共重合体であり、該共重合体はヒドロキシスチレン、
α−アルキルヒドロキシスチレン等のヒドロキシスチレ
ン構成単位と前記ヒドロキシスチレン構成単位以外の構
成単位からなる。前記ヒドロキシスチレン構成単位以外
の構成単位を形成するモノマーとして好ましいものは、
ヒドロキシスチレンのヒドロキシル基を他の基で置換し
たモノマー又はα、β−不飽和二重結合を有するモノマ
ーなどを挙げることができる。前記ヒドロキシスチレン
のヒドロキシル基を置換する他の基としては、酸により
解離しないアルカリ溶解抑制基が使用される。前記アル
カリ溶解抑制基としては、置換又は未置換のベンゼンス
ルホニルオキシ基、置換又は未置換のナフタレンスルホ
ニルオキシ基、置換又は未置換のベンゼンカルボニルオ
キシ基および置換又は未置換のナフタレンカルボニルオ
キシ基などが挙げられ、置換又は未置換のベンゼンスル
ホニルオキシ基の具体例としては、ベンゼンスルホニル
オキシ基、クロロベンゼンスルホニルオキシ基、メチル
ベンゼンスルホニルオキシ基、エチルベンゼンスルホニ
ルオキシ基、プロピルベンゼンスルホニルオキシ基、メ
トキシベンゼンスルホニルオキシ基、エトキシベンゼン
スルホニルオキシ基、プロポキシベンゼンスルホニルオ
キシ基、アセトアミノベンゼンスルホニルオキシ基など
が、また置換又は未置換のナフタレンスルホニルオキシ
基の具体例として、ナフタレンスルホニルオキシ基、ク
ロロナフタレンスルホニルオキシ基、メチルナフタレン
スルホニルオキシ基、エチルナフタレンスルホニルオキ
シ基、プロピルナフタレンスルホニルオキシ基、メトキ
シナフタレンスルホニルオキシ基、エトキシナフタレン
スルホニルオキシ基、プロポキシナフタレンスルホニル
オキシ基、アセトアミノナフタレンスルホニルオキシ基
などが好ましい。さらに、置換又は未置換のベンゼンカ
ルボニルオキシ基および置換又は未置換のナフタレンカ
ルボニルオキシ基としては上記置換又は未置換のスルホ
ニルオキシ基をカルボニルオキシ基に置き換えたものが
挙げられる。中でも、アセトアミノベンゼンスルホニル
オキシ基又はアセトアミノナフタレンスルホニルオキシ
基が好ましい。
【0009】また、α、β−不飽和二重結合を有するモ
ノマーとしては、具体的にスチレン、クロロスチレン、
クロロメチルスチレン、ビニルトルエン、α−メチルス
チレン等のスチレン系モノマー、アクリル酸メチル、メ
タクリル酸メチル、メタクリル酸フェニル等のアクリル
酸モノマー、酢酸ビニル、安息香酸ビニル等の酢酸ビニ
ル系モノマーなどが挙げられるが、中でもスチレンが好
ましい。ヒドロキシスチレンとスチレンとから得られた
例えばポリ(4−ヒドロキシスチレン−スチレン)、ポ
リ(4−ヒドロキシスチレン−メチルスチレン)共重合
体などは高解像性を示すとともに耐熱性も高く好適であ
る。
【0010】上記(イ)成分は重量平均分子量が200
0〜4000、好ましくは2300〜3000、重量平
均分子量(MW)に対する数平均分子量の(MN)の比
(以下分子量分布という)が1.0〜2.0、好ましく
は1.1〜1.5の範囲がよい。重量平均分子量が20
00未満では、現像特性、耐熱性等に難点があり、また
重量平均分子量が4000を超えると解像性が著しく低
下する。さらに、分子量分布が2.0を超えるとパター
ニングが不安定になり、架橋化速度、架橋化度にバラツ
キを生じ、また現像ムラが起きやすくなる。
【0011】(イ)成分と混合して(A)成分を構成す
る(ロ)成分としては、p−ヒドロキシスチレンなどの
ヒドロキシスチレン、α−メチルヒドロキシスチレン、
α−エチルヒドロキシスチレンなどのα−アルキルヒド
ロキシスチレンモノマーのラジカル重合体またはイオン
重合体が挙げられ、特にポリ(p−ヒドロキシスチレ
ン)が好ましい。前記(ロ)成分は架橋化速度、架橋化
度のバランスを整えるため、また現像ムラを生じさせな
いため重量平均分子量を2000〜4000、分子量分
布が1.0〜2.0の範囲とするのがよい。
【0012】上記(イ)成分は、その23℃における
2.38重量%のテトラメチルアンモニウムヒドロキシ
ド水溶液に対する溶解速度は50〜200nm/s、好
ましくは60〜150nm/s、さらに好ましくは80
〜100nm/sにあることが必要である。溶解速度が
50nm/s未満ではコントラストの低下が著しく、ま
た溶解速度が200nm/sを超えると光硬化部の膜減
りが生じ好ましくない。前記23℃における2.38重
量%のテトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液に
対する溶解速度(以下「溶解速度」という)とは、アル
カリ可溶性樹脂を溶媒に溶解したのちシリコンウエーハ
上に約1.0μmの膜厚に塗布し、110℃で90秒間
加熱したのち、23℃の2.38重量%のテトラメチル
アンモニウムヒドロキシド水溶液中に浸したときの単位
時間(秒)当たりの膜減り量(nm)をいう。
【0013】(A)成分の溶解速度を50〜200nm
/sに調整するには(イ)成分のヒドロキシスチレン構
成単位とヒドロキシスチレン構成単位以外の構成単位と
をモル比で80:20〜90:10、好ましくは80:
20〜85:15の範囲とするか、または前記(イ)成
分と(ロ)成分とを混合するのがよい。しかし、溶解速
度を200〜300nm/sに調整する場合には前記
(イ)成分と(ロ)成分とを混合する必要がある。特
に、3.0μm以上の膜厚のレジストパターンを形成す
る場合には(ロ)成分を混合する混合系が、感度、形状
特性に優れた化学増幅型ネガ型レジスト組成物を調製で
き好適である。なお、3.0μm以上の膜厚のレジスト
パターンを形成する場合においては、(イ)成分と
(ロ)成分とを混合した(A)成分の溶解速度が50〜
300nm/s、好ましくは150〜280nm/s、
さらに好ましくは200〜250nm/sになるように
調整することがよく、それには(イ)成分と(ロ)成分
との混合割合を重量比で2:1〜1:2、好ましくは約
1:1の範囲で混合するのがよい。
【0014】本発明の(B)成分としては、特に制限は
ないが、具体的には(a)ビス(p−トルエンスルホニ
ル)ジアゾメタン、ビス(1,1−ジメチルエチルスル
ホニル)ジアゾメタン、ビス(シクロヘキシルスルホニ
ル)ジアゾメタン、ビス(2,4−ジメチルフェニルス
ルホニル)ジアゾメタンなどのビススルホニルジアゾメ
タン類;(b)p−トルエンスルホン酸2−ニトロベン
ジル、p−トルエンスルホン酸2,6−ジニトロベンジ
ル、p−トリフルオロメチルベンゼンスルホン酸2,4
−ジニトロベンジルなどのニトロベンジル誘導体;
(c)ピロガロールのメタンスルホン酸エステル(ピロ
ガロールトリメシレート)、ピロガロールのベンゼンス
ルホン酸エステル、ピロガロールのp−トルエンスルホ
ン酸エステルなどのピロガロールの脂肪族または芳香族
スルホン酸エステル類;(d)化学式化8〜11などの
N−ヒドロキシイミド化合物のスルホン酸エステル類が
挙げられる。
【0015】
【化8】
【0016】
【化9】
【0017】
【化10】
【0018】
【化11】
【0019】また、(e)2−(4−メトキシフェニ
ル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−1,3,5
−トリアジン、2−(4−メトキシナフチル)−4,6
−ビス(トリクロロメチル)−1,3,5−トリアジ
ン、2−[2−(2−フリル)エテニル]−4,6−ビ
ス(トリクロロメチル)−1,3,5−トリアジン、2
−[2−(5−メチル−2−フリル)エテニル]−4,
6−ビス(トリクロロメチル)−1,3,5−トリアジ
ン、2−[2−(3,5−ジメトキシフェニル)エテニ
ル]−4,6−ビス(トリクロロメチル)−1,3,5
−トリアジン、2−[2−(3,4−ジメトキシフェニ
ル)エテニル]−4,6−ビス(トリクロロメチル)−
1,3,5−トリアジン、2−(3,4−メチレンジオ
キシフェニル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−
1,3,5−トリアジン、トリス(1,3−ジブロモプ
ロピル)−1,3,5−トリアジン、トリス(2,3−
ジブロモプロピル)−1,3,5−トリアジンなどのハ
ロゲン含有トリアジン化合物類;(f)一般式化12
【0020】
【化12】 (式中、R14は、一価〜三価の有機基、R15は置換、未
置換の飽和炭化水素基、不飽和炭化水素基または芳香族
性化合物基を示し、nは1〜3の自然数を示す。)で表
わされる化合物、中でも一般式化13
【0021】
【化13】 (式中、R16、R17はそれぞれ置換、未置換の飽和炭化
水素基、不飽和炭化水素基または芳香族性化合物基であ
るが、R16、R17が同時に芳香族性化合物基であること
がない。)で表わされる化合物および一般式化14
【0022】
【化14】 (式中、R18は二価の有機基、R19は置換、未置換の飽
和炭化水素基、不飽和炭化水素基または芳香族性化合物
基である。)で表わされる化合物が好ましい。ここで芳
香族性化合物基とは、芳香族化合物に特有な物理的・化
学的性質を示す化合物の基を指し、例えばフェニル基、
ナフチル基などの芳香族炭化水素基や、フリル基、チエ
ニル基などの複素環基が挙げられる。これらは環上に適
当な置換基、例えばハロゲン原子、アルキル基、アルコ
キシ基、ニトロ基などを1個以上有していてもよい。ま
た、R19は炭素数1〜4のアルキル基が特に好ましく、
メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基が挙げられ
る。さらに、(g)一般式化15
【0023】
【化15】 (式中、R20〜R22は、それぞれ同一であっても異なっ
てもよく、ハロゲン化アルキル基を示す。)で表わされ
る化合物;(h)ビス(p−tert−ブチルフェニ
ル)ヨードニウムトリフルオロメタンスルホネート、ト
リフェニルスルホニウムトリフルオロメタンスルホネー
トなどのオニウム塩系酸発生剤;(i)ベンゾイントレ
シート系酸発生剤も使用できる。前記酸発生剤は1種を
用いてもよいし、2種以上を組み合せて用いてもよい。
前記酸発生剤の中で一般式化12で表わされる酸発生剤
は昇華性が低く、被膜の乾燥工程、加熱工程等において
被膜から昇華して装置内壁を汚染することがない。中で
も一般式化13で表わされる酸発生剤はi線(365n
m)用酸発生剤として好ましく、特にR16が芳香族性化
合物基、R17が低級アルキル基の化合物が好ましい。上
記一般式化13で表わされる酸発生剤としては、R16
フェニル基、メチルフェニル基、メトキシフェニル基の
いずれかであって、R17がメチル基の化合物、具体的に
はα−(メチルスルホニルオキシイミノ)−1−フェニ
ルアセトニトリル、α−(メチルスルホニルオキシイミ
ノ)−1−(p−メチルフェニル)アセトニトリル、α
−(メチルスルホニルオキシイミノ)−1−(p−メト
キシフェニル)アセトニトリルが好適である。特にα−
(メチルスルホニルオキシイミノ)−1−フェニルアセ
トニトリルは透明性に優れ、3.0〜6.0μmの厚膜
用として好ましい。一般式化14で表わされる酸発生剤
としては、具体的には下記化学式化16〜23
【0024】
【化16】
【0025】
【化17】
【0026】
【化18】
【0027】
【化19】
【0028】
【化20】
【0029】
【化21】
【0030】
【化22】
【0031】
【化23】 で表わされる酸発生剤が挙げられる。上記一般式化13
で表わされる酸発生剤は、i線に対する吸収性が強いと
ころから、3.0〜6.0μmの厚膜用のレジスト組成
物に含有する時には一般式化14で表わされる酸発生剤
と併用するのがよい。特にα−(メチルスルホニルオキ
シイミノ)−1−(p−メトキシフェニル)アセトニト
リルと化学式化20で表わされる酸発生剤との組合せが
好適である。
【0032】本発明の化学増幅型ネガ型レジスト組成物
をエキシマレーザ用レジストとして使用するときには
(B)成分として一般式化15で表わされる酸発生剤を
用いるのがよい。特にトリス(2,3−ジブロモプロピ
ル)イソシアヌレートが好適である。
【0033】上記酸発生剤は、(A)成分100重量部
に対し0.5〜30重量部の割合で配合するのがよい。
酸発生剤が0.5重量部未満の配合では効果が不十分で
あり、また30重量部を超えると、溶剤に溶け切れない
上に、樹脂成分との混和性が悪くなる。
【0034】本発明の(C)酸の存在下で架橋化反応す
る化合物(以下架橋剤という)としては、従来公知の架
橋剤が使用でき、特に制限はないが、例えばヒドロキシ
ル基またはアルコキシル基を有するアミノ樹脂、具体的
にはメトキシメチル化メラミン樹脂、エトキシメチル化
メラミン樹脂、プロポキシメチル化メラミン樹脂、ブト
キシメチル化メラミン樹脂、メトキシメチル尿素樹脂、
市販品のニカラックMX−750、ニカラックMX−7
06、ニカラックMX−101、ニカラックMX−03
2、ニカラックMX−708、ニカラックMX−40、
ニカラックMX−31、ニカラックMS−11、ニカラ
ックMW−22及びニカラックMW−30(以上アルコ
キシメチル化メラミン樹脂の商品名、三和ケミカル社
製)、ニカラックMX−290及びニカラックN−20
09(以上アルコキシメチル化尿素樹脂の商品名、三和
ケミカル社製)、アルコキシル基を有するベンゼン化合
物、ヒドロキシル基またはアルコキシル基を有するフェ
ノール化合物、特開平4−215668号公報、特開平
7−306531号公報などに記載の化合物を挙げるこ
とができる。
【0035】上記架橋剤は、(A)成分100重量部に
対し3〜70重量部割合で配合するのがよい。架橋剤が
3重量部未満ではレジストパターンの形成が不良とな
り、また70重量部を超えると現像性が低下する。
【0036】上記に加えて、本発明の化学増幅型ネガ型
レジスト組成物は、経時安定性、露光余裕度の向上のた
め有機カルボン酸類やアミン類を含有するのがよい。前
記有機カルボン酸類としては飽和又は不飽和脂肪族カル
ボン酸、脂環式カルボン酸、オキシカルボン酸、アルコ
キシカルボン酸、ケトカルボン酸、芳香族カルボン酸な
どいずれも使用でき、特に限定されるものではなく、例
えば、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸、シ
ュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸
などの1価或は多価脂肪族カルボン酸、1,1−シクロ
ヘキサンジカルボン酸、1,2−シクロヘキサンジカル
ボン酸、1,3−シクロヘキサンジカルボン酸、1,4
−シクロヘキサンジカルボン酸、1,1−シクロヘキシ
ルジ酢酸などの脂環式カルボン酸、アクリル酸、クロト
ン酸、イソクロトン酸、3−ブテン酸、メタクリル酸、
4−ペンテン酸、プロピオル酸、2−ブチン酸、マレイ
ン酸、フマル酸、アセチレンカルボン酸などの不飽和脂
肪族カルボン酸、オキシ酢酸などのオキシカルボン酸、
メトキシ酢酸、エトキシ酢酸などのアルコキシカルボン
酸、ピルビン酸などのケトカルボン酸などが挙げること
ができるが、特に脂環式カルボン酸、不飽和脂肪族カル
ボン酸、及び芳香族カルボン酸が好ましく使用される。
【0037】上記芳香族カルボン酸類としては、例えば
p−ヒドロキシ安息香酸、o−ヒドロキシ安息香酸、2
−ヒドロキシ−3−ニトロ安息香酸、3,5−ジニトロ
安息香酸、2−ニトロ安息香酸、2,4−ジヒドロキシ
安息香酸、2,5−ジヒドロキシ安息香酸、2,6−ジ
ヒドロキシ安息香酸、3,4−ジヒドロキシ安息香酸、
3,5−ジヒドロキシ安息香酸、2ービニル安息香酸、
4ービニル安息香酸、フタル酸、テレフタル酸、イソフ
タル酸、フェノール化合物として市販されているSAX
(商品名、三井東圧化学社製)などを挙げることがで
き、特にo−位に置換基を有する安息香酸、例えばo−
ヒドロキシ安息香酸、o−ニトロ安息香酸、フタル酸な
どが好適である。
【0038】上記芳香族カルボン酸類は、それぞれ単独
でも2種以上を混合して用いてもよい。これらの芳香族
カルボン酸類の配合により断面形状の良好なレジストパ
ターンを形成することができるとともに、露光後の引置
き経時安定性が優れ、露光後に施される加熱処理までの
時間の長さに関係なく、良好なプロファイル形状が形成
できる。
【0039】上記有機カルボン酸類の配合量としては、
(A)成分100重量部に対して0.01〜3重量部の
範囲で用いられる。有機カルボン酸類の配合量が0.0
1重量部未満では添加することの効果が十分に得られ
ず、また3重量部を超えると現像性が低下するため好ま
しくない。
【0040】また、アミン類としては脂肪族アミン、芳
香族アミン、複素環式アミンなどが挙げられる。前記脂
肪族アミンとしては、具体的にメチルアミン、ジメチル
アミン、トリメチルアミン、エチルアミン、ジエチルア
ミン、トリエチルアミン、n−プロピルアミン、ジ−n
−プロピルアミン、トリ−n−プロピルアミン、イソプ
ロピルアミン、トリペンチルアミンなどが挙げられる。
また、芳香族アミンとしては、具体的にベンジルアミ
ン、アニリン、N−メチルアニリン、N,N−ジメチル
アニリン、o−メチルアニリン、m−メチルアニリン、
p−メチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、ジフ
ェニルアミン、ジ−p−トリルアミンなどが挙げられ
る。さらに複素環式アミンとしては、具体的にピリジ
ン、o−メチルピリジン、o−エチルピリジン、2,3
−ジメチルピリジン、4−エチル−2−メチルピリジ
ン、3−エチル−4−メチルピリジン等が挙げられる
が、特に強塩基性で低沸点のアミン、例えばメチルアミ
ン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、エチルアミ
ン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、トリペンチル
アミンのような脂肪族アミンが好ましく、中でもトリエ
チルアミン、トリペンチルアミンが好適である。これら
は単独で用いてもよいし、2種以上組み合わせて用いて
もよい。
【0041】上記アミン類の配合量としては、(A)成
分100重量部に対して0.01〜5重量部の範囲が用
いられる。
【0042】さらに、本発明の化学増幅型ネガ型レジス
ト組成物には吸光剤を配合するのがよい。前記吸光剤と
しては、例えば1−[1−(4−ヒドロキシフェニル)
イソプロピル]−4−[1,1−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)エチル]ベンゼン、ビス(4−ヒドロキシ−
3,5−ジメチルフェニル)−3,4−ジヒドロキシフ
ェニルメタンなどのポリフェノール類のナフトキノン−
1,2−ジアジド−5−スルホン酸エステル、ベンゾフ
エノン、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾ
フェノン、2,3,3’,4,4’,5’−ヘキサヒド
ロキシベンゾフェノン、4−ジメチルアミノ−2’,
4’−ジヒドロキシベンゾフェノン、5−アミノ−3−
メチル−1−フェニル−4−(4−ヒドロキシフェニル
アゾ)ピラゾール、4−ジメチルアミノ−4’−ヒドロ
キシアゾベンゼン、4−ジエチルアミノ−4’−エトキ
シアゾベンゼン、4−ジエチルアミノアゾベンゼン、ク
ルクミンなどを挙げることができ、これらの吸光剤を配
合することにより感度及び解像性の向上効果が図られる
とともに、断面形状が波状とならず矩形のレジストパタ
ーンを形成することができ好ましく使用できる。この吸
光剤の配合量としては上記した(A)成分100重量部
に対して0.5〜15重量部の範囲で配合できる。前記
配合量が15重量部を超えるとプロファイル形状が悪く
なるため好ましくない。さらに所望により混和性のある
添加物、例えばレジスト膜の性能を改良するための付加
的樹脂、可塑剤、安定剤、着色剤、界面活性剤、ヘキサ
メチルジシラザン等のカップリング剤などを組成物の性
能を損なわない範囲で添加含有させることができる。
【0043】本発明の化学増幅型ネガ型レジスト組成物
は、その使用に当たっては上記各成分を溶剤に溶解した
溶液の形で用いるのが好ましい。このような溶剤の例と
しては、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサ
ノン、メチルイソアミルケトン、2−ヘプタノンなどの
ケトン類;エチレングリコール、エチレングリコールモ
ノアセテート、ジエチレングリコール、ジエチレングリ
コールモノアセテート、プロピレングリコール、プロピ
レングリコールモノアセテート、ジプロピレングリコー
ル又はジプロピレングリコールモノアセテートのモノメ
チルエーテル、モノエチルエーテル、モノプロピルエー
テル、モノブチルエーテル又はモノフエニルエーテルな
どの多価アルコール類及びそれらの誘導体;ジオキサン
のような環式エーテル類;及び乳酸メチル、乳酸エチ
ル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、ピルビン酸
メチル、ピルビン酸エチル、メトキシプロピオン酸メチ
ル、エトキシプロピオン酸エチルなどのエステル類を挙
げることができる。これらは単独で用いてもよいし、2
種以上混合して用いてもよい。
【0044】本発明の化学増幅型ネガ型レジスト組成物
の使用方法としては、上記溶剤に溶解し調製した塗布液
をシリコンウエーハやガラス基板などの基板上に従来か
ら知られているスピンナー塗布法などの塗布方法で0.
5〜6.0μm程度に塗布し、それを乾燥してレジスト
層を形成し、次いで、所望のマスクパターンを介して縮
小投影露光装置などにより、紫外線、deepーUV、
エキシマレーザー光を照射するか、或は電子線により描
画し加熱したのち、現像液、例えば1〜10重量%テト
ラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液のようなアル
カリ性水溶液に浸漬するなどして未露光部を選択的に溶
解除去してレジストパターンを形成する方法が挙げられ
る。特に3.0μmを超えない膜厚のレジスト層を形成
する場合には(A)成分として溶解速度が50〜200
nm/s、好ましくは80〜100nm/sの(イ)成
分を単独で用いることが好ましいが、イオンプランテー
ション(ion plantation)と呼ばれるシ
リコン基板やポリシリコンにリンやホウ素などのイオン
を注入する方法においてマスクとして用いる3.0〜
6.0μmの比較的厚膜のレジスト層を形成するには
(A)成分としては(イ)成分と(ロ)成分とを混合
し、溶解速度が50〜300nm/s、好ましくは15
0〜280nm/s、さらに好ましくは200〜250
nm/sとなるように調整したものを用いるのがよい。
【0045】
【発明の実施の形態】次に実施例により本発明をさらに
詳細に説明するが、本発明はこれらの例によってなんら
限定されるものではない。
【0046】実施例1 重量平均分子量2500、分子量分布(Mw/Mn)1.
13のポリp−ヒドロキシスチレン(溶解速度=400
nm/s)50重量部と重量平均分子量2500、分子
量分布(Mw/Mn)1.23のp−ヒドロキシスチレン
−スチレン共重合体[p−ヒドロキシスチレン:スチレ
ン=85:15(モル比)、溶解速度=98nm/s]
50重量部とからなるアルカリ可溶性樹脂成分(溶解速
度=230nm/s)、メラミン樹脂のニカラックMW
−100LM(三和ケミカル社製)15重量部をプロピ
レングリコールモノメチルエーテルアセテート180重
量部に溶解し、これに酸発生剤であるα−(メチルスル
ホニルオキシイミノ)−1−フェニルアセトニトリル1
5重量部を溶解してネガ型レジスト溶液を調製した。
【0047】次に上記調製したレジスト溶液をスピンナ
ーを用いてシリコンウエ−ハ上に塗布し、ホットプレー
ト上で110℃にて90秒間乾燥して膜厚3.0μmの
レジスト層を形成した。このレジスト層に縮小投影露光
装置NSR−2005i10D(ニコン社製)を用い、
i線を選択的に照射したのち、110℃で90秒間加熱
し、その後2.38重量%テトラメチルアンモニウムヒ
ドロキシド水溶液で23℃にて65秒間現像処理し、3
0秒間水洗後乾燥した。感度は150ms、解像性は
0.6μmであった。なお、感度は、現像後に1.0μ
mのラインアンドスペースのレジストパターンが1:1
で形成される露光時間とし、ミリ秒(ms)単位で表わ
した値、また解像性は、1.0μmのマスクパターンを
再現する露光量における限界解像度で表わした値であ
る。
【0048】得られた1.0μmのレジストパターンの
断面形状をSEM(走査型電子顕微鏡)写真で観察した
ところ、基板に対して垂直な矩形なレジストパターンで
あった。また、側面の波打ち現象もみられず、パターン
上部がやや丸みを帯びるにとどまる良好なレジストパタ
ーンであった。
【0049】実施例2 実施例1の成分にさらに2,3,3’,4,4’,5’
−ヘキサヒドロキシベンゾフェノン3.0重量部を加
え、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテー
ト180重量部を247重量部とした以外実施例1と同
様にして膜厚3.0μmのレジスト層を基板上に形成し
た。
【0050】上記レジスト層について実施例1と同様に
してレジストパターンを形成したところ、感度は280
ms、解像性は0.6μmであった。得られた1.0μ
mのレジストパターンの断面形状を観察したところ、基
板に対して垂直な矩形のレジストパターンが得られた。
該レジストパターンには側面の波打ち現象もみられず、
パターン上部の丸みもみれない形状の良好なものであっ
た。
【0051】実施例3 重量平均分子量2500、分子量分布(Mw/Mn)1.
13のポリp−ヒドロキシスチレン(溶解速度=400
nm/s)60重量部と重量平均分子量2500、分子
量分布(Mw/Mn)1.23のp−ヒドロキシスチレン
−スチレン共重合体[p−ヒドロキシスチレン:スチレ
ン=85:15(モル比)、溶解速度=98nm/s]
40重量部とからなるアルカリ可溶性樹脂成分(溶解速
度=250nm/s)、メラミン樹脂のニカラックMW
−100LM(三和ケミカル社製)10重量部をプロピ
レングリコールモノメチルエーテルアセテート226重
量部に溶解し、これに酸発生剤であるα−(メチルスル
ホニルオキシイミノ)−1−(p−メトキシフェニル)
アセトニトリル0.5重量部および化学式化24
【0052】
【化24】 で表わされる化合物3.0重量部を溶解してネガ型レジ
スト溶液を調製した。
【0053】上記調製したネガ型レジスト溶液を用いて
膜厚を4.0μmに代えた以外は実施例1と同様にして
レジスト層を基板上に形成した。このレジスト層につい
て実施例1と同様にしてレジストパターンを形成したと
ころ、感度は280ms、解像性は0.6μmであっ
た。得られた1.0μmのレジストパターンの断面形状
をSEM写真で観察したところ、基板に対して垂直な矩
形のレジスパターンであった。また、側面の波打ち現象
もみられず、パターン上部がやや丸みを帯びるにとどま
る良好なレジストパターンであった。
【0054】実施例4 実施例1において、酸発生剤のα−(メチルスルホニル
オキシイミノ)−1−フェニルアセトニトリル15重量
部を、α−(メチルスルホニルオキシイミノ)−1−
(p−メチルフェニル)アセトニトリル15重量部、α
−(メチルスルホニルオキシイミノ)−1−(p−メト
キシフェニル)アセトニトリル5重量部に、またプロピ
レングリコールモノメチルエーテルアセテート247重
量部を414重量部とした以外実施例1と同様にして膜
厚1.2μmのレジスト層を基板上に形成した。
【0055】上記レジスト層について実施例1と同様に
してレジストパターンを形成したところ、感度は90m
s、解像性は0.4μmであった。得られた1.0μm
のレジストパターンの断面形状を観察したところ、基板
に対して垂直な矩形なレジストパターンであった。ま
た、側面の波打ち現象もみられず、パターン上部の丸み
もみれない形状の良好なレジストパターンであった。
【0056】比較例1 実施例1において、重量平均分子量2500、分子量分
布(Mw/Mn)1.23のp−ヒドロキシスチレン−ス
チレン共重合体[p−ヒドロキシスチレン:スチレン=
85:15(モル比)、溶解速度=98nm/s]50
重量部を重量平均分子量2500、分子量分布(Mw
n)1.13のポリp−ヒドロキシスチレン(溶解速
度=400nm/s)50重量部に代えた以外実施例1
と同様にしてレジストパターンを形成した。感度は30
0ms、解像性は0.6μmであった。
【0057】得られた1.0μmのレジストパターンの
断面形状をSEM写真で観察したところ、パターンとパ
ターンとの間にマイクロブリッジが多数発生し、パター
ンの上部が大きく膜減った形状のパターンであった。
【0058】比較例2 実施例1における両重合体100重量部を重量平均分子
量5000、分子量分布(Mw/Mn)1.23のp−ヒ
ドロキシスチレン−スチレン共重合体[p−ヒドロキシ
スチレン:スチレン=85:15(モル比)、溶解速度
=17nm/s]100重量部に代えた以外実施例1と
同様にしてレジストパターンを形成した。感度は200
ms、解像性は0.75μmであった。
【0059】得られた1.0μmのレジストパターンの
断面形状をSEM写真で観察したところ、テーパー形状
で、コントラストが著しく悪いものであった。
【0060】実施例5 重量平均分子量2500、分子量分布(Mw/Mn)1.
23のp−ヒドロキシスチレン−スチレン共重合体[p
−ヒドロキシスチレン:スチレン=85:15(モル
比)、溶解速度=98nm/s]100重量部、メラミ
ン樹脂のニカラックMW−30(三和ケミカル社製)1
5重量部をプロピレングリコールモノメチルエーテルア
セテート617重量部に溶解し、これに酸発生剤である
α−(メチルスルホニルオキシイミノ)−1−フェニル
アセトニトリル3.5重量部を、さらに2,2’,4,
4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン2.0重量部、
トリペンチルアミン0.5重量部、o−オキシ安息香酸
0.5重量部を溶解してネガ型レジスト溶液を調製し
た。
【0061】調製されたレジスト溶液をスピンナーを用
いてシリコンウエ−ハ上に塗布し、ホットプレート上で
100℃にて90秒間乾燥して膜厚0.8μmのレジス
ト層を形成した。このレジスト層に縮小投影露光装置N
SR−2005i10D(ニコン社製)を用い、i線を
選択的に照射したのち、120℃で90秒間加熱し、そ
の後2.38重量%テトラメチルアンモニウムヒドロキ
シド水溶液で23℃にて65秒間現像処理し、30秒間
水洗後乾燥した。感度は200ms、解像性は0.32
μmであった。なお、感度は、現像後に0.5μmのラ
インアンドスペースのレジストパターンが1:1で形成
される露光時間とし、ミリ秒(ms)単位で表わした
値、また解像性は、0.5μmのマスクパターンを再現
する露光量における限界解像度で表わした値である。
【0062】得られた0.5μmのレジストパターンの
断面形状をSEM写真で観察したところ、基板に対して
垂直な矩形のレジストパターンであった。また、パター
ン上部の先細り現象、側面の波打ち現象はいずれも発生
せず、形状の優れたレジストパターンであった。
【0063】比較例3 実施例5において重量平均分子量2500、分子量分布
(Mw/Mn)1.23のp−ヒドロキシスチレン−スチ
レン共重合体[p−ヒドロキシスチレン:スチレン=8
5:15(モル比)、溶解速度=98nm/s]を重量
平均分子量3500、分子量分布(Mw/Mn)2.10
のポリp−ヒドロキシスチレン(溶解速度=400nm
/s)に代えた以外実施例5と同様にしてレジストパタ
ーンを形成した。感度は420ms、解像性は0.40
μmであった。
【0064】得られた0.5μmのレジストパターンの
断面形状をSEM写真で観察したところ、パターンの上
部が大きく膜減って丸みを帯び、パターンの下部は裾を
引いた形状のパターンであった。
【0065】比較例4 実施例5において重量平均分子量2500、分子量分布
(Mw/Mn)1.23のp−ヒドロキシスチレン−スチ
レン共重合体[p−ヒドロキシスチレン:スチレン=8
5:15(モル比)、溶解速度=98nm/s]を重量
平均分子量1500、分子量分布(Mw/Mn)1.26
のp−ヒドロキシスチレン−スチレン共重合体(p−ヒ
ドロキシスチレン:スチレン=70:30(モル比)、
溶解速度=40nm/s)に代えた以外実施例5と同様
にしてレジストパターンを形成した。感度は240m
s、解像性は0.50μmであった。
【0066】得られた0.5μmのレジストパターンの
断面形状をSEM写真で観察したところ、パターンとパ
ターンの間に現像残りを生じ、コントラストが著しく悪
いものであった。
【0067】比較例5 実施例5において重量平均分子量2500、分子量分布
(Mw/Mn)1.23のp−ヒドロキシスチレン−スチ
レン共重合体[p−ヒドロキシスチレン:スチレン=8
5:15(モル比)、溶解速度=98nm/s])を重
量平均分子量5000、分子量分布(Mw/Mn)1.2
3のp−ヒドロキシスチレン−スチレン共重合体[p−
ヒドロキシスチレン:スチレン=85:15(モル
比)、溶解速度=17nm/sec]に代えた以外実施
例5と同様にしてレジストパターンを形成した。感度は
180ms、解像性は0.45μmであった。
【0068】得られた0.5μmのレジストパターンの
断面形状をSEM写真で観察したところ、パターンとパ
ターンの間に現像残りを生じ、コトラストが著しく悪い
ものであった。
【0069】実施例6 重量平均分子量2500、分子量分布(Mw/Mn)1.
21のp−ヒドロキシスチレン−スチレン共重合体[p
−ヒドロキシスチレン:スチレン=85:15(モル
比)、溶解速度=87nm/s]100重量部、尿素樹
脂のニカラックMX−290(三和ケミカル社製)9重
量部を乳酸エチル622重量部に溶解し、これに酸発生
剤としてトリス(2,3−ジブロモプロピル)イソシア
ヌレート9重量部を加え、よくかき混ぜてネガ型レジス
ト溶液を調製した。
【0070】次に、上記レジスト溶液をスピンナーを用
いてシリコンウエ−ハ上に塗布し、ホットプレート上で
100℃にて90秒間乾燥して膜厚0.7μmのレジス
ト層を形成した。このレジスト層に縮小投影露光装置N
SR−2005EX8A(ニコン社製)を用い、エキシ
マレーザを選択的に照射したのち、120℃で90秒間
加熱し、その後2.38重量%テトラメチルアンモニウ
ムヒドロキシド水溶液で23℃にて65秒間現像処理
し、30秒間水洗後乾燥した。感度は80mJ/c
2、解像性は0.26μmであった。なお、感度は、
現像後に0.3μmのラインアンドスペースのレジスト
パターンが1:1で形成される露光量とし、mJ/cm
2単位で表わし、また解像性は、0.3μmのマスクパ
ターンを再現する露光量における限界解像度で表わした
値である。
【0071】得られた0.30μmのレジストパターン
の断面形状をSEM写真で観察したところ、パターント
ップに丸味はなく、基板に対して垂直な矩形の良好なレ
ジストパターンであった。
【0072】
【発明の効果】本発明の化学増幅型ネガ型レジスト組成
物は、高感度、高解像性で、耐熱性に優れている上に、
プロファイル形状の優れたレジストパターンを形成でき
るネガ型レジスト組成物である。本発明の化学増幅型ネ
ガ型レジスト組成物を用いることで厚膜のレジストパタ
ーンを容易に形成でき、膜厚3.0〜6.0μmのレジ
ストパターンも(イ)成分と(ロ)成分との混合物から
なる(A)成分を用いて300〜500nmの活性光線
を選択的に照射することでプロファイル形状よく形成で
きる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03F 7/004 503 G03F 7/004 503Z 7/033 7/033 7/30 7/30 H01L 21/027 H01L 21/30 502R 569F (72)発明者 菅田 祥樹 神奈川県川崎市中原区中丸子150番地 東 京応化工業株式会社内 (72)発明者 中山 寿昌 神奈川県川崎市中原区中丸子150番地 東 京応化工業株式会社内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)アルカリ可溶性樹脂、(B)放射線
    の照射により酸を発生する化合物、および(C)酸の存
    在下で架橋化反応する化合物を含有する化学増幅型ネガ
    型レジスト組成物において、前記(A)成分が、(イ)
    少なくともヒドロキシスチレン構成単位を有し、重量平
    均分子量(MW)が2000〜4000、重量平均分子
    量と数平均分子量(MN)との比(MW/MN)が1.0
    〜2.0の範囲にある共重合体単独、または前記(イ)
    成分と(ロ)ヒドロキシスチレン単独重合体との混合物
    からなり、かつ前記(A)成分の23℃における2.3
    8重量%のテトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶
    液に対する溶解速度が50〜300nm/sの範囲にあ
    ることを特徴とする化学増幅型ネガ型レジスト組成物。
  2. 【請求項2】(イ)成分のヒドロキシスチレン構成単位
    以外の構成単位を形成するモノマーがヒドロキシスチレ
    ンのヒドロキシル基を他の基で置換したモノマーである
    ことを特徴とする請求項1記載の化学増幅型ネガ型レジ
    スト組成物。
  3. 【請求項3】(イ)成分のヒドロキシスチレン構成単位
    以外の構成単位を形成するモノマーがα、β−不飽和二
    重結合を有するモノマーであることを特徴とする請求項
    1記載の化学増幅型ネガ型レジスト組成物。
  4. 【請求項4】α、β−不飽和二重結合を有するモノマー
    がスチレンであることを特徴とする請求項3記載の化学
    増幅型ネガ型レジスト組成物。
  5. 【請求項5】(イ)成分のヒドロキシスチレン構成単位
    と該構成単位以外の構成単位とがモル比で80:20〜
    90:10であることを特徴とする請求項1〜4のいず
    れか1項記載の化学増幅型ネガ型レジスト組成物。
  6. 【請求項6】(イ)成分の23℃における2.38重量
    %のテトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液に対
    する溶解速度が50〜200nm/sであることを特徴
    とする請求項1〜5のいずれか1項記載の化学増幅型ネ
    ガ型レジスト組成物。
  7. 【請求項7】(ロ)成分のMWが2000〜4000、
    W/MNが1.0〜2.0であることを特徴とする請求
    項1記載の化学増幅型ネガ型レジスト組成物。
  8. 【請求項8】(A)成分が(イ)成分と(ロ)成分との
    重量比で1:2〜2:1の混合物であることを特徴とす
    る請求項1記載の化学増幅型ネガ型レジスト組成物。
  9. 【請求項9】(イ)成分と(ロ)成分の混合物の23℃
    における2.38重量%のテトラメチルアンモニウムヒ
    ドロキシド水溶液に対する溶解速度が150〜280n
    m/sであることを特徴とする請求項8記載の化学増幅
    型ネガ型レジスト組成物。
  10. 【請求項10】(B)成分として一般式化1 【化1】 (式中、R1は、一価〜三価の有機基、R2は置換、未置
    換の飽和炭化水素基、不飽和炭化水素基または芳香族性
    化合物基を示し、nは1〜3の自然数を示す。)で表わ
    される化合物単独またはそれらの混合物を含有すること
    を特徴とする請求項1記載の化学増幅型ネガ型レジスト
    組成物。
  11. 【請求項11】(B)成分が一般式化2 【化2】 (式中、R3、R4は、それぞれ置換、未置換の飽和炭化
    水素基、不飽和炭化水素基または芳香族性化合物基を表
    わすが、R3、R4が同時に芳香族性化合物基であること
    がない。)で表わされる化合物であることを特徴とする
    請求項10記載の化学増幅型ネガ型レジスト組成物。
  12. 【請求項12】(B)成分が一般式化3 【化3】 (式中、R5は二価の有機基、R6は置換、未置換の飽和
    炭化水素基、不飽和炭化水素基または芳香族性化合物基
    を表わす。)で表わされる化合物であることを特徴とす
    る請求項10記載の化学増幅型ネガ型レジスト組成物。
  13. 【請求項13】(B)成分が一般式化4 【化4】 (式中、R7、R8は、それぞれ置換、未置換の飽和炭化
    水素基、不飽和炭化水素基または芳香族性化合物基を表
    わすが、R7、R8が同時に芳香族性化合物基であること
    がない。)で表わされる化合物と一般式化5 【化5】 (式中、R9は二価の有機基、R10は置換、未置換の飽
    和炭化水素基、不飽和炭化水素基または芳香族性化合物
    基を表わす。)で表わされる化合物との混合物であるこ
    とを特徴とする請求項10記載の化学増幅型ネガ型レジ
    スト組成物。
  14. 【請求項14】(B)成分がα−(メチルスルホニルオ
    キシイミノ)−1−(p−メトキシフェニル)アセトニ
    トリルと化学式化6 【化6】 で表わされる化合物との混合物からなることを特徴とす
    る請求項13記載の化学増幅型ネガ型レジスト組成物。
  15. 【請求項15】(B)成分が一般式化7 【化7】 (式中、R11〜R13は、それぞれ同一であっても異なっ
    てもよく、ハロゲン化アルキル基を表わす)で表わされ
    る化合物を含有することを特徴とする請求項1記載の化
    学増幅型ネガ型レジスト組成物。
  16. 【請求項16】請求項1記載の化学増幅型ネガ型レジス
    ト組成物の塗布液を基板上に塗布したのち、200〜5
    00nmの活性光線を選択的に照射し、次いでアルカリ
    水溶液で現像処理することを特徴とするネガ型レジスト
    パターンの形成方法。
  17. 【請求項17】(A)成分が(イ)成分である請求項1
    記載の化学増幅型ネガ型レジスト組成物の塗布液を基板
    上に塗布、乾燥した後、3.0μmを超えない膜厚のレ
    ジスト層を形成し、次いで200〜500nmの活性光
    線を選択的に照射し、アルカリ水溶液で現像処理するこ
    とを特徴とするネガ型レジストパターンの形成方法。
  18. 【請求項18】(A)成分が(イ)成分と(ロ)成分と
    の混合物である請求項1記載の化学増幅型ネガ型レジス
    ト組成物の塗布液を基板上に塗布、乾燥した後、3.0
    〜6.0μmの膜厚のレジスト層を形成し、次いで30
    0〜500nmの活性光線を選択的に照射し、アルカリ
    水溶液で現像処理することを特徴とするネガ型レジスト
    パターンの形成方法。
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