JPH10186378A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JPH10186378A JPH10186378A JP34866996A JP34866996A JPH10186378A JP H10186378 A JPH10186378 A JP H10186378A JP 34866996 A JP34866996 A JP 34866996A JP 34866996 A JP34866996 A JP 34866996A JP H10186378 A JPH10186378 A JP H10186378A
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Abstract
良い液晶表示装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 ストライプ状のカラーフィルタ、このカ
ラーフィルタのストライプ方向と直交する方向に配列さ
れた複数の第１電極及び配向膜が形成された主面を有す
る第１の基板と、カラーフィルタに対向して配列された
複数の第２電極及び配向膜が形成された主面を有する第
２の基板と、第１の基板と第２の基板の主面間に所定間
隔のギャップを形成するスペ−サと、ギャップ内に封入
された液晶とを備え、第２の基板の主面に第２の電極の
間隔部分に沿った溝を有する液晶表示装置において、カ
ラーフィルタを互いに隣接させるとともに、隣接部分を
溝の深さに相応して上に突出させて山型形状とし、第１
電極に沿ったギャップ長が溝の存在に係わらず一定とな
るようにした。
Description
ス型の液晶表示装置に係わり、特に、実効ギャップ長の
変動を抑制した液晶表示装置に関する。
装置（例えば特開平７−３１１３７８号公報）につい
て、図２を参照して説明する。図示するように、この種
の液晶表示装置は、Ｒ，Ｇ，Ｂ３色のストライプ状のカ
ラーフィルタ８、該カラーフィルタ８のストライプ方向
と直交する方向に配列された複数の第１電極１０及び配
向膜１１が形成された主面を有する第１の基板２と、前
記カラーフィルタ８に対向して配列された複数の第２電
極１４及び配向膜１５が形成された主面を有する第２の
基板３とを備え、第１の基板２と第２の基板３の主面間
に所定のギャップ長を形成するスペ−サ４を配置すると
ともに、前記ギャップ内に液晶５を封入して構成され
る。第１電極１０と第２電極１４が液晶５を介在して交
差する部分が画素を構成するので、この画素領域におけ
るギャップ長を実効ギャップ長ｄとして一定に維持する
ためスペ−サ４が画素領域に配置される。
の基板２の主面に、隣接する第１電極１０の間に位置す
る溝（図示せず）と隣接するカラ−フィルタ８の間に位
置する溝２０を有し、第２の基板３の主面にも隣接する
第２電極１４の間に位置する溝１６を有している。この
ような溝１６、２０は、スペ−サ４の大きさよりも長い
間隔ｄ２を形成するので、本来ならば画素領域に位置す
べきスペ−サ４が外部から加わる振動などによって前記
溝１６、２０に捕捉され易いとともに、溝に捕捉される
スペ−サ４の数が多くなると、実効ギャップ長ｄを正確
に維持することが困難になる。すなわち、溝１６、２０
に捕捉されたスペ−サ４によってギャップ長が規定され
ると、本来の適正値よりも短いギャップ長に規定される
個所が多くなり、その結果、液晶の厚みにムラが生じ易
くなり、表示品位の低下を招くという問題が生じる。
慮し、実効ギャップ長の均一化を図り、表示品位の良い
液晶表示装置を提供することを主な課題とする。
のカラーフィルタ、該カラーフィルタのストライプ方向
と直交する方向に配列された複数の第１電極が形成され
た主面を有する第１の基板と、前記カラーフィルタに対
向して配列された前記第１電極よりも数が多い複数の第
２電極が形成された主面を有する第２の基板と、前記第
１の基板と第２の基板の主面間に所定間隔のギャップを
形成するスペ−サと、前記ギャップ内に封入された液晶
とを備える液晶表示装置において、前記第１基板の前記
第１電極に沿った主面に、前記第２電極の間隔部分に沿
って前記第２の基板の主面に形成される溝と対向して前
記溝の深さとほぼ同じ高さの凸部を形成したことを特徴
とする。
ィルタ、該カラーフィルタのストライプ方向と直交する
方向に配列された複数の第１電極及び配向膜が形成され
た主面を有する第１の基板と、前記カラーフィルタに対
向して配列された複数の第２電極及び配向膜が形成され
た主面を有する第２の基板と、前記第１の基板と第２の
基板の主面間に所定間隔のギャップを形成するスペ−サ
と、前記ギャップ内に封入された液晶とを備え、前記第
２の基板の主面に前記第２の電極の間隔部分に沿った溝
を有する液晶表示装置において、前記カラーフィルタを
互いに隣接させるとともに、該隣接部分を前記溝の深さ
に相応して上に突出させて山型形状とし、前記第１電極
に沿ったギャップ長が前記溝の存在に係わらず一定とな
るようにしたことを特徴とする。
して説明する。図１は本発明の一実施例に係る液晶表示
装置１の断面図を示し、図２と同様の部分には同符号を
付している。図に示すように、この実施例の液晶表示装
置１は、第１の基板２と、この第１の基板２に対向配置
した第２の基板３と、第１の基板２と第２の基板３間に
配置した複数個のスペーサ４並びに液晶５とを備えてい
る。図示してはいないが、この構成に加えて、偏光板、
位相差板、光拡散板、光源ユニット、駆動回路基板など
を必要に応じて配置して構成することができる。
の透明な基材６の一面には、金属クロム等の遮光性の高
いブラックマトリックス７と、このブラックマトリック
ス７の開口部を覆うように形成したＲ，Ｇ，Ｂ３原色の
ストライプ状のカラーフィルタ８を形成している。カラ
ーフィルタ８は、３原色のカラーフィルタ８ｒ，８ｇ，
８ｂをブラックマトリックス７によって遮光される領域
において互いに隣接させ、しかも、この隣接部分８ｗが
上に突出した山型形状を成すように形成している。した
がって、山型形状を成す隣接部分８ｗはカラーフィルタ
８のストライプ方向に沿ってストライプ状に配置され
が、ブラックマトリックス７によって遮光される領域に
配置されているので、隣接部分８ｗの厚み増加など起因
するカラーフィルタ８への光学的な影響の発生を防止す
ることができる。
ィルタ８を覆う透明な保護膜９を０．５〜２μｍ程度の
厚みで形成し、この保護膜９の上に前記カラーフィルタ
８のストライプ方向と直交する方向に配列した走査用の
複数の第１電極１０を０．３〜０．４μｍ程度の厚みで
形成している。それらを覆うように、ポリイミド等から
なる配向膜１１を０．１μｍ程度の厚みで形成してい
る。第１の基板２の主面に位置する配向膜１１の表面に
は、カラーフィルタ８の山型形状を成す複数の隣接部分
８ｗの存在によって、他に比べて相対的に上に突出した
複数のストライプ状の凸部１２が形成される。この凸部
１２は、隣接部分８ｗの突出状態がその上の保護膜９や
電極１０等によって平坦化された結果によって形成され
るので、凸部１２の突出高さは、隣接部分８ｗの突出高
さに相応して変動する。それをあらかじめ考慮し、凸部
１２の突出高さが溝１６の深さと同じ程度となるよう
に、隣接部分８ｗの突出高さが設定される。
等の透明な基材１３の一面には、前記複数の第１電極１
０の配列方向と直交する方向、すなわち、前記カラーフ
ィルタ８のストライプ方向と同方向に、各カラ−フィル
タ８ｒ，８ｇ，８ｂに対向させて配列した信号用の複数
の第２電極１４を０．２〜０．３μｍ程度の厚みで形成
している。カラー表示に対応した信号用の第２電極１４
は、走査用の第１電極１０の３倍程度のピッチで配置さ
れるので、走査用の第１電極１０の約３倍の本数を有し
ている。それらを覆うように、ポリイミド等からなる配
向膜１５を０．１μｍ程度の厚みで形成している。第２
の基板３の主面に位置する配向膜１５の表面には、第２
電極１４の厚みに相応する深さを有する複数の溝１６
が、前記複数の第２電極１４間に沿ってストライプ状に
形成される。
スペーサ４を介在した状態で、その対向する主面の周囲
部分においてシール剤（図示せず）によってシールされ
る。対向する前記主面間のギャップ部分には、前記シー
ル剤の注入口（図示せず）から注入された液晶５が封止
される。スペーサ４は、第１の基板２と第２の基板３の
対向する主面間の間隔、特に液晶５を介在して第１電極
１０と第２電極１４の交差部分に形成される画素領域に
おける実効ギャップ長ｄを規定値（４〜１２μｍの範囲
から選択された値）に保持するために、球状を成してお
り、その直径は、規定された実効ギャップ長ｄに相応し
て４〜１２μｍの範囲から選択して決定される。
応して走査用の第１電極１０の約３倍の数を有している
ので、前記溝１６の数も走査用の第１電極１０の場合に
比べて約３倍になり、スペ−サ４がこの溝１６に捕捉さ
れる割合は、第１電極１０の溝に捕捉される割合に比べ
て３倍程度と大きくなる。
と、図２に示すように、この溝１６と対向位置するカラ
ーフィルタ間の溝２０の深さも加わってスペ−サ４の大
きさを上回るギャップ長ｄ２部分にスペ−サ４が位置す
る結果、スペ−サとしての機能を発揮できなかった。
と対向位置するカラーフィルタ８の隣接部分８ｗを上に
突出した山型形状としたので、従来のカラーフィルタ間
の溝２０による影響を排除することができるとともに、
この溝１６の深さを隣接部分８ｗが位置する凸部１２の
高さによって相殺することによってこの溝１６の深さに
よる影響も打ち消すことができる。そのために、凸部１
２の高さが前記溝１６の深さ（第２電極１４の厚みとほ
ぼ同じ０．２〜０．３μｍ程度）とほぼ同じになるよう
に設定している。このようにすることによって、溝部１
６におけるギャップ長ｄ１をスペ−サ４の大きさとほぼ
同じに設定することができ、このギャップ長ｄ１を実効
ギャップ長ｄとほぼ同じに保つことができる。
る保護膜９や電極１０等によって突出した隣接部分８ｗ
の平坦化が行われるので、溝１６の深さを相殺するに必
要な隣接部分８ｗの高さ寸法は凸部１２の高さよりも比
較的高く設定する必要がある。しかしながら、ブラック
マトリックス７、カラーフィルタ８、保護膜９、電極１
０等の構造や配置に変更を行う場合には、その変更状況
に応じて隣接部分８ｗの高さ寸法も変更される。例え
ば、隣接部分８ｗの高さ寸法は、カラーフィルタ８から
液晶５までの間隔が短くなるに従って低くなるように設
定され、また、ブラックマトリックス７を設けない場合
には高めに設定される。
ャップ長を実効ギャップ長ｄに揃えるために、画素領域
内に配置することを前提としているが、振動などの外力
によって画素領域を外れて前記溝１６などに捕捉される
場合が生じる。しかしながら、画素領域に配置されるべ
きスペーサ４の一部が溝１６に捕捉されたとしても、溝
１６のギャップ長ｄ１を実効ギャップ長ｄとなるように
設定しているので、溝１６内のスペーサ４も画素領域の
実効ギャップ長ｄを保持するスペーサとして機能させる
ことができる。その結果、主に画素領域内のスペーサ４
の働きにより、また、補助的な溝１６内のスペーサ４の
働きによって、第１電極１０に沿ったギャップ長を実効
ギャップ長ｄに保つことができる。
のうち、上記溝１６の占める割合が７〜８割程度と非常
に大きいので、この溝１６部分に起因するギャップ長変
動を上記のように改善することによって、ギャップ長変
動の大幅な改善を図ることができる。特に、画面の大型
化を行う場合は、実効ギャップ長ｄを画面の全範囲で均
一に保つことが要求されるので、上記のようにギャップ
長変動を改善することによって液晶画面における表示ム
ラを低減させ、表示品位を良好に保つことができる。
はなく、発明の主旨を脱しない範囲でブラックマトリッ
クス７、カラーフィルタ８、保護膜９、電極１０等の構
造や配置に変更を行うこともできる。
極の間隔部分に沿って形成される溝に起因するギャップ
長変動をカラーフィルタを有効に利用して解消すること
ができ、実効ギャップ長を画面の全範囲で均一に保って
液晶画面における表示ムラを低減させ、表示品位を良好
に保つことができる。
面図である。
る。
Claims (2)
- 【請求項１】 ストライプ状のカラーフィルタ、該カラ
ーフィルタのストライプ方向と直交する方向に配列され
た複数の第１電極が形成された主面を有する第１の基板
と、前記カラーフィルタに対向して配列された前記第１
電極よりも数が多い複数の第２電極が形成された主面を
有する第２の基板と、前記第１の基板と第２の基板の主
面間に所定間隔のギャップを形成するスペ−サと、前記
ギャップ内に封入された液晶とを備える液晶表示装置に
おいて、前記第１基板の前記第１電極に沿った主面に、
前記第２電極の間隔部分に沿って前記第２の基板の主面
に形成される溝と対向して前記溝の深さとほぼ同じ高さ
の凸部を形成したことを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項２】 ストライプ状のカラーフィルタ、該カラ
ーフィルタのストライプ方向と直交する方向に配列され
た複数の第１電極が形成された主面を有する第１の基板
と、前記カラーフィルタに対向して配列された複数の第
２電極が形成された主面を有する第２の基板と、前記第
１の基板と第２の基板の主面間に所定間隔のギャップを
形成するスペ−サと、前記ギャップ内に封入された液晶
とを備え、前記第２の基板の主面に前記第２の電極の間
隔部分に沿った溝を有する液晶表示装置において、前記
カラーフィルタを互いに隣接させるとともに、該隣接部
分を前記溝の深さに相応して上に突出させて山型形状と
し、前記第１電極に沿ったギャップが前記溝の存在に係
わらず一定となるようにしたことを特徴とする液晶表示
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34866996A JP3469732B2 (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34866996A JP3469732B2 (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 液晶表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10186378A true JPH10186378A (ja) | 1998-07-14 |
| JP3469732B2 JP3469732B2 (ja) | 2003-11-25 |
Family
ID=18398564
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34866996A Expired - Fee Related JP3469732B2 (ja) | 1996-12-26 | 1996-12-26 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3469732B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106324895A (zh) * | 2016-10-24 | 2017-01-11 | 京东方科技集团股份有限公司 | 显示面板及其制备方法 |
| CN107861298A (zh) * | 2017-11-28 | 2018-03-30 | 黑龙江天有为电子有限责任公司 | 一种宽视角段码液晶屏及其制造方法和显示方法 |
| CN109541859A (zh) * | 2019-01-16 | 2019-03-29 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 液晶显示面板及其制造方法 |
| WO2020037741A1 (zh) * | 2018-08-20 | 2020-02-27 | 武汉华星光电半导体显示技术有限公司 | Tft阵列基板及其制作方法 |
-
1996
- 1996-12-26 JP JP34866996A patent/JP3469732B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106324895A (zh) * | 2016-10-24 | 2017-01-11 | 京东方科技集团股份有限公司 | 显示面板及其制备方法 |
| WO2018076996A1 (zh) * | 2016-10-24 | 2018-05-03 | 京东方科技集团股份有限公司 | 显示面板及其制备方法 |
| CN107861298A (zh) * | 2017-11-28 | 2018-03-30 | 黑龙江天有为电子有限责任公司 | 一种宽视角段码液晶屏及其制造方法和显示方法 |
| WO2020037741A1 (zh) * | 2018-08-20 | 2020-02-27 | 武汉华星光电半导体显示技术有限公司 | Tft阵列基板及其制作方法 |
| CN109541859A (zh) * | 2019-01-16 | 2019-03-29 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 液晶显示面板及其制造方法 |
| CN109541859B (zh) * | 2019-01-16 | 2021-11-02 | Tcl华星光电技术有限公司 | 液晶显示面板及其制造方法 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3469732B2 (ja) | 2003-11-25 |
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