JPH10185447A - 加熱炉のレンガ目地補修装置 - Google Patents

加熱炉のレンガ目地補修装置

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Publication number
JPH10185447A
JPH10185447A JP34752096A JP34752096A JPH10185447A JP H10185447 A JPH10185447 A JP H10185447A JP 34752096 A JP34752096 A JP 34752096A JP 34752096 A JP34752096 A JP 34752096A JP H10185447 A JPH10185447 A JP H10185447A
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JP
Japan
Prior art keywords
tube
air
container
pipe
brick joint
Prior art date
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Pending
Application number
JP34752096A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Takahira
拓也 高平
Noriomi Tsuchikura
紀臣 土倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 狭い場所であっても効率よく補修作業を行
え、しかも、端フリューバーナー孔の奥部分を容易に補
修できるレンガ目地補修装置を提供する。 【解決手段】 モルタル2が収容された状態で携帯可能
な把手付き容器3と、容器3内に連通して容器3から直
線状に延設され容器3内のモルタル2を先端部から吹き
付け可能になす吹付管5と、吹付管5の先端部に着脱自
在に取り付けられた曲管6と、吹付管5の内部に挿通配
置され吹付管5内でエアを吹き出すことにより曲管6の
先端部からモルタル2を強制的に噴出させるエア吹出管
7と、該吹出管7にホース9を介して所定圧のエアを供
給するエア供給源と、把手4の近傍位置でエア供給源と
吹出管7との間に介在されて該吹出管7へのエアの供給
を開閉操作するバルブ8とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱炉のレンガ目
地に補修材を吹き付けて該レンガ目地を補修する装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の補修装置としては、補修
材を攪拌する攪拌機及び攪拌された補修材を圧送するた
めのエアタンクを備えた台車と、補修材をレンガ目地に
向けて高圧で吹き付ける直線状のランスと、該ランスと
台車の間に介在されたホース・配管類とを備えたものが
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の補修装置においては、加熱炉、特に、コークス炉
のように作業通路の幅が約1m程度しかない場所でのレ
ンガ目地の補修作業については、台車を空間的に余裕の
あるところに設置して該補修作業を行うようにしている
ため、台車とランスとの間に介在されるホース・配管類
が長く且つ重くなり、この結果、ランスをスムースに移
動させることが困難になって作業効率が低下するという
不都合がある。
【0004】また、コークス炉の端燃焼室においては内
外の温度変化が激しいために端フリューバーナー孔の奥
部分に熱歪みによるレンガ目地の損傷が生じやすいが、
ランスが直線状であることと、上述したランスの移動が
スムースに行われないことと相まって端フリューバーナ
ー孔の奥部分を補修することが困難であるという不都合
がある。
【0005】本発明はかかる不都合を解消するためにな
されたものであり、請求項1の発明は、狭い場所であっ
ても効率よく補修作業を行うことができる加熱炉のレン
ガ目地補修装置を提供することを目的とする。
【0006】また、請求項2の発明は、狭い場所であっ
ても効率よく補修作業を行うことができると共に、端フ
リューバーナー孔の奥部分を容易に補修することができ
る加熱炉のレンガ目地補修装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1に係る加熱炉のレンガ目地補修装置は、
加熱炉のレンガ目地に補修材を吹き付けて該レンガ目地
を補修する装置において、前記補修材が収容され該収容
状態で携帯可能な把手付き容器と、該容器内に連通して
前記容器から直線状に延設され該容器内の補修材を先端
部から吹き付け可能になす吹付管と、該吹付管の内部に
挿通配置され前記吹付管内でエアを吹き出すことにより
該吹付管の先端部から前記補修材を強制的に噴出させる
エア吹出管と、該エア吹出管に所定圧のエアを供給する
エア供給源と、前記把手の近傍位置で前記エア供給源と
前記エア吹出管との間に介在されて該エア吹出管へのエ
アの供給を開閉操作する開閉操作弁とを備えたことを特
徴とする。
【0008】請求項2に係るレンガ目地補修装置は、前
記吹付管の先端部に着脱自在に取り付けられる曲管を備
えたことを特徴とする。請求項3に係るレンガ目地補修
装置は、前記吹付管の先端部側面に吹付開口部を備えた
ことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態の
一例であるレンガ目地補修装置を説明するための説明図
である。
【0010】このレンガ目地補修装置1は、混練後のモ
ルタル(補修材)2が収容される有底円筒状の容器3を
備えており、容器3の外周部にはモルタル2を収容した
状態で該容器3を携帯可能になす把手4が取り付けられ
ている。容器3の把手4から周方向に180°離間した
外周部下端には、吹付管5の基端部が容器3内に連通し
て取り付けられている。吹付管5は水平方向に直線状に
延びてその長さがコークス炉の端燃焼室(共に図示せ
ず。)の側壁厚より若干長く設定されている。吹付管5
の先端部には、90°エルボ状の曲管6が螺合又は嵌合
等により着脱自在に取り付けられている。
【0011】吹付管5内には、エア吹出管7が遊挿され
ている。エア吹出管7は先端部が吹付管5の先端部より
手前に配置されると共に、基端部が容器3の把手4側の
内周壁近傍まで延びた後、上方に屈曲して該内周壁に沿
ってモルタル液面から突出するまで延び、その後、水平
方向に屈曲して容器3の周壁を貫通し把手4の上方位置
に達している。把手4の上方位置に達したエア吹出管7
にはストップバルブ(開閉操作弁)8を介して工場エア
(エア供給源:4〜5kg/mH2 O)のホース9が接
続されている。
【0012】そして、把手4を手で持ってストップバル
ブ8を開くと、エア吹出管7の先端部から圧縮エアが吹
き出し、これにより、容器3内のモルタル2が吹付管5
内を圧送されて曲管6の先端部から強制的に噴出され、
また、ストップバルブ8を閉じると、該噴出が停止され
る。ここで、この実施の形態では、90°エルボ状の曲
管6が吹付管5の先端部に取り付けられた状態におい
て、該曲管6の先端部からモルタル2が噴出される際の
脈動又は拡散を防止すべく、吹付管5の先端部から10
0mm手前にエア吹出管7の先端部を位置させている。
【0013】このようにこの実施の形態では、モルタル
2が収容された容器3を手で持った状態で曲管6の先端
部からレンガ目地に向けてモルタル2を吹き付けること
ができるので、狭い場所であっても従来のように攪拌機
やエアタンクを備えた台車を空間的に余裕のある場所に
設置して複数のホース・配管類を介在させる必要がなく
1本のエア供給用ホース9を容器3の把手4近傍に位置
するエア吹出管7の基端部に接続するだけで済み、この
結果、吹付管5をスムースに移動させることができるよ
うになって補修作業の効率を大幅に向上させることがで
きる。
【0014】また、コークス炉の端燃焼室の側壁に設け
られた端フリューバーナー孔(図示せず。)の奥部分の
レンガ目地の補修については、吹付管5を端フリューバ
ーナー孔に挿入して曲管6の先端部を端フリューバーナ
ー孔の奥部分のレンガ目地に向けてモルタル2を吹き付
けるだけでよいため、端フリューバーナー孔の奥部分の
補修についても容易に行うことができる。
【0015】更に、端フリューバーナー孔以外の炉表面
のレンガ目地やドアフレーム目地の上部及び下部の補修
については、吹付管5の先端部から曲管6を取り外して
該吹付管5先端部からモルタル2を吹き付けることによ
り容易に対応することができる。
【0016】図2に本発明の他の実施の形態であるレン
ガ目地補修装置を示す。上記実施の形態と相違するとこ
ろは吹付管5に代えて吹付管10を用いた点にある。吹
付管10は先端面が閉塞されたもので先端部側面に吹付
開口部10aが形成されている。吹付管10の先端部と
エア吹出管7の先端部との位置関係は図1と同じでよ
い。この吹付管10を用いても上記実施の形態と同様の
作用効果が得られる。また、吹付管10を容器3に対し
て着脱自在にすることにより、端フリューバーナー孔以
外の補修の際は先端面が開口した直管構造の吹付管に交
換して使用することができる。なお、その他の構成は上
記実施の形態と同一であるのでその説明を省略する。
【0017】
【実施例】容器3の容量を最大1.2l、吹付管5の径
及び容器3からの突出長さL1 をそれぞれφ8mm,L
1 =500mm、エア吹出管7の径及び容器3からの突
出長さL2 をそれぞれφ4mm,L2 =400mm、容
器3及び吹付管5の素材をSS材、エア吹出管7の素材
を銅とした。
【0018】吹付管5の径を8mmとしたのは、8mm
未満ではモルタルの目詰まりが生じやすく、一方、8m
mを越えると目地損傷幅に対応しないからである。ま
た、吹付管5の先端部から100mm手前にエア吹出管
7の先端部を位置させているのは、100mmを越える
と曲管6からのモルタル噴出時に脈動が生じやすくな
り、一方、100mm未満ではモルタル噴出時に該モル
タルが拡散してレンガ目地の深部までの吹き付けができ
なくなるからである。
【0019】本実施例のレンガ目地補修装置と従来のレ
ンガ目地補修装置を用いて同一条件で補修作業を行っ
た。結果は、従来の装置の作業処理能力が2.4室/人
・日に対し、本実施例の装置の作業処理能力は5.0室
/人・日となり、従来に比べて2.1倍向上した。
【0020】また、本実施例の装置を用いて端フリュー
バーナー孔の奥部分のレンガ目地の補修を行ったとこ
ろ、作業処理能力が7室/人・日であった。
【0021】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、請求項
1の発明では、補修材が収容された容器を手で持った状
態で吹付管の先端部からレンガ目地に補修材を吹き付け
ることができるので、狭い場所であっても従来のように
攪拌機やエアタンクを備えた台車を空間的に余裕のある
場所に設置して複数のホース・配管類を介在させる必要
がなく1本のエア供給用ホース等を容器の把手近傍に位
置するエア吹出管に接続するだけで済み、この結果、吹
付管をスムースに移動させることが可能になって補修作
業の効率を大幅に向上させることができるという効果が
得られる。
【0022】請求項2の発明では、請求項1の発明に加
えて、吹付管を端フリューバーナー孔に挿入して曲管の
先端部を端フリューバーナー孔の奥部分のレンガ目地に
向けて補修材を吹き付けるだけでよいため、端フリュー
バーナー孔の奥部分の補修を容易に行うことができると
いう効果が得られる。
【0023】請求項3の発明では、請求項1の発明に加
えて、吹付管を端フリューバーナー孔に挿入して該吹付
管の先端部側面に形成された吹付開口部を端フリューバ
ーナー孔の奥部分のレンガ目地に向けて補修材を吹き付
けるだけでよいため、端フリューバーナー孔の奥部分の
補修を容易に行うことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例であるレンガ目地補
修装置を説明するための説明図である。
【図2】本発明の他の実施の形態であるレンガ目地補修
装置を説明するための説明的断面図である。
【符号の説明】
1…レンガ目地補修装置 2…モルタル(補修材) 3…容器 4…把手 5…吹付管 6…曲管 7…エア吹出管 8…ストップバルブ(開閉操作弁) 9…工場エア供給用ホース(エア供給源)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱炉のレンガ目地に補修材を吹き付け
    て該レンガ目地を補修する装置において、前記補修材が
    収容され該収容状態で携帯可能な把手付き容器と、該容
    器内に連通して前記容器から直線状に延設され該容器内
    の補修材を先端部から吹き付け可能になす吹付管と、該
    吹付管の内部に挿通配置され前記吹付管内でエアを吹き
    出すことにより該吹付管の先端部から前記補修材を強制
    的に噴出させるエア吹出管と、該エア吹出管に所定圧の
    エアを供給するエア供給源と、前記把手の近傍位置で前
    記エア供給源と前記エア吹出管との間に介在されて該エ
    ア吹出管へのエアの供給を開閉操作する開閉操作弁とを
    備えたことを特徴とする加熱炉のレンガ目地補修装置。
  2. 【請求項2】 前記吹付管の先端部に着脱自在に取り付
    けられる曲管を備えたことを特徴とする請求項1記載の
    加熱炉のレンガ目地補修装置。
  3. 【請求項3】 前記吹付管の先端部側面に吹付開口部を
    備えたことを特徴とする請求項1記載の加熱炉のレンガ
    目地補修装置。
JP34752096A 1996-12-26 1996-12-26 加熱炉のレンガ目地補修装置 Pending JPH10185447A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105135888A (zh) * 2015-08-20 2015-12-09 四川德胜集团钒钛有限公司 一种加热炉烧嘴喷口在线浇筑成型方法

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105135888A (zh) * 2015-08-20 2015-12-09 四川德胜集团钒钛有限公司 一种加热炉烧嘴喷口在线浇筑成型方法
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