JPH10185391A - 冷蔵庫 - Google Patents
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- JPH10185391A JPH10185391A JP33931196A JP33931196A JPH10185391A JP H10185391 A JPH10185391 A JP H10185391A JP 33931196 A JP33931196 A JP 33931196A JP 33931196 A JP33931196 A JP 33931196A JP H10185391 A JPH10185391 A JP H10185391A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 冷水を供給する冷蔵庫に関し、冷蔵庫内部の
配管内の水圧上昇を抑えることにより、構造が簡単で製
造コストの低く、ユーザでも簡単に浄水器の定期的なメ
ンテナンスを行うことができることを図る。 【解決手段】 冷蔵庫内部のタンク5と水道水を接続す
る給水配管途中に設けられた給水弁11と、冷水を排出
する採水手段9と、タンク5と採水手段9を接続する配
管の途中に配設された浄水処理装置4と、採水弁10と
から構成されて、冷水供給時は、まず採水弁10を開放
し、その後給水弁11を開放するよう制御することによ
り、水道水の水圧がそのまま冷蔵庫内部の配管に加わる
ことがなく、配管内の水圧上昇を抑えることができるた
め、特別な耐圧設計が不要となる。
配管内の水圧上昇を抑えることにより、構造が簡単で製
造コストの低く、ユーザでも簡単に浄水器の定期的なメ
ンテナンスを行うことができることを図る。 【解決手段】 冷蔵庫内部のタンク5と水道水を接続す
る給水配管途中に設けられた給水弁11と、冷水を排出
する採水手段9と、タンク5と採水手段9を接続する配
管の途中に配設された浄水処理装置4と、採水弁10と
から構成されて、冷水供給時は、まず採水弁10を開放
し、その後給水弁11を開放するよう制御することによ
り、水道水の水圧がそのまま冷蔵庫内部の配管に加わる
ことがなく、配管内の水圧上昇を抑えることができるた
め、特別な耐圧設計が不要となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水道水直結により
冷水供給機能を有する家庭用冷蔵庫に関するものであ
る。
冷水供給機能を有する家庭用冷蔵庫に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、環境汚染等による水道水の水源と
なる水の品質低下により水道水の異味・異臭が問題とな
っている。従って「おいしい水」を得るには、水道蛇口
に浄水処理装置を接続する方法や、市販のミネラル水等
を購入し使用するのが一般的である。また、最近では浄
水処理機能を付加して浄水された冷水を供給できる冷蔵
庫が発売されている。
なる水の品質低下により水道水の異味・異臭が問題とな
っている。従って「おいしい水」を得るには、水道蛇口
に浄水処理装置を接続する方法や、市販のミネラル水等
を購入し使用するのが一般的である。また、最近では浄
水処理機能を付加して浄水された冷水を供給できる冷蔵
庫が発売されている。
【0003】従来の給水機能を有する冷蔵庫としては実
開昭64−22980号公報に示されているものがあ
る。
開昭64−22980号公報に示されているものがあ
る。
【0004】以下、図面を参照しながら上記従来の冷蔵
庫を説明する図8は、従来の冷蔵庫の断面図である。図
8において、1は冷蔵庫本体、2は冷凍室、3は冷蔵
室、4は飲料水の浄化処理装置で浄化用の吸着剤もしく
は中空糸フィルタが内蔵されている。5は前記浄化処理
装置4に接続されたタンク、6は前記タンク設けられた
給水管路で水道の蛇口7に接続されている。8は前記浄
化処理装置4に設けられた採水配管で、9は冷蔵庫外部
に設けられた給水手段、10は給水弁で、前記採水配管
8は給水弁10を介して給水手段9に接続されている。
庫を説明する図8は、従来の冷蔵庫の断面図である。図
8において、1は冷蔵庫本体、2は冷凍室、3は冷蔵
室、4は飲料水の浄化処理装置で浄化用の吸着剤もしく
は中空糸フィルタが内蔵されている。5は前記浄化処理
装置4に接続されたタンク、6は前記タンク設けられた
給水管路で水道の蛇口7に接続されている。8は前記浄
化処理装置4に設けられた採水配管で、9は冷蔵庫外部
に設けられた給水手段、10は給水弁で、前記採水配管
8は給水弁10を介して給水手段9に接続されている。
【0005】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下その動作を説明する。まず、水道蛇口7から供給さ
れた水は給水配管6を経由して一旦タンク5に蓄えられ
る。タンク5に蓄えられた水は冷蔵庫の庫内にあるため
冷却される。採水弁10が開放されると、タンク5内の
冷却された水は浄化処理装置4を通過して浄化冷水とな
り、採水配管8を経て採水口9から供給されるものであ
る。
以下その動作を説明する。まず、水道蛇口7から供給さ
れた水は給水配管6を経由して一旦タンク5に蓄えられ
る。タンク5に蓄えられた水は冷蔵庫の庫内にあるため
冷却される。採水弁10が開放されると、タンク5内の
冷却された水は浄化処理装置4を通過して浄化冷水とな
り、採水配管8を経て採水口9から供給されるものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成は、水道蛇口7から採水弁10に到る配管内は
常時水道水と直結されているもので、採水時以外は配管
内には水道水と同じ水圧が加わっている。そのため、タ
ンク5や浄化処理装置4には水道配管と同水準の耐圧性
能が必要であり、機構が複雑になり、製造コストが上昇
してしまうという欠点があった。また、一般に浄化処理
装置4はフィルタ等の定期的なメンテナンスが必要であ
り、メンテナンス後のシール性能確保が難しく専門的な
技術が必要であり、ユーザが簡単にメンテナンスできな
いという欠点があった。
来の構成は、水道蛇口7から採水弁10に到る配管内は
常時水道水と直結されているもので、採水時以外は配管
内には水道水と同じ水圧が加わっている。そのため、タ
ンク5や浄化処理装置4には水道配管と同水準の耐圧性
能が必要であり、機構が複雑になり、製造コストが上昇
してしまうという欠点があった。また、一般に浄化処理
装置4はフィルタ等の定期的なメンテナンスが必要であ
り、メンテナンス後のシール性能確保が難しく専門的な
技術が必要であり、ユーザが簡単にメンテナンスできな
いという欠点があった。
【0007】本発明は従来の課題を解決するもので、冷
蔵庫内部の配管内の水圧上昇を抑えることにより、構造
が簡単で製造コストの低く、ユーザでも簡単に浄水器の
定期的なメンテナンスを行うことができる給水機能を有
する冷蔵庫を提供することを目的とする。
蔵庫内部の配管内の水圧上昇を抑えることにより、構造
が簡単で製造コストの低く、ユーザでも簡単に浄水器の
定期的なメンテナンスを行うことができる給水機能を有
する冷蔵庫を提供することを目的とする。
【0008】また、従来の構成では採水を停止するため
前記採水弁10を閉鎖した場合に、冷蔵庫内の配管圧力
が瞬時に上昇し、そのエネルギーが配管振動となって伝
わり、配管接続部などに応力が集中する。この応力集中
が何回も繰り返されると、疲労性の破壊を引き起こし、
最終的には水漏れを誘発してしまい、その結果、ユーザ
の台所を水浸しにしてしまう可能性があるという欠点が
あった。また、繰り返し発生する応力集中に対処するた
め、強度の大きな材質や、構造が必要となり、製造コス
トが上昇してしまうという課題があった。
前記採水弁10を閉鎖した場合に、冷蔵庫内の配管圧力
が瞬時に上昇し、そのエネルギーが配管振動となって伝
わり、配管接続部などに応力が集中する。この応力集中
が何回も繰り返されると、疲労性の破壊を引き起こし、
最終的には水漏れを誘発してしまい、その結果、ユーザ
の台所を水浸しにしてしまう可能性があるという欠点が
あった。また、繰り返し発生する応力集中に対処するた
め、強度の大きな材質や、構造が必要となり、製造コス
トが上昇してしまうという課題があった。
【0009】本発明は従来の課題を解決するもので、冷
蔵庫内部の配管内の水圧上昇に起因する水漏れを防止す
ると供に、万が一水漏れが発生した場合でもユーザの台
所を水浸しにしてしまうことを回避できる、低コストの
冷蔵庫を提供することを目的とする。
蔵庫内部の配管内の水圧上昇に起因する水漏れを防止す
ると供に、万が一水漏れが発生した場合でもユーザの台
所を水浸しにしてしまうことを回避できる、低コストの
冷蔵庫を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、冷蔵庫本体と、冷蔵庫内部に配設された冷水
貯留用のタンクと、水道水と前記タンクとを管接続する
給水配管と、前記給水配管の途中に設けられた弁機構を
有する給水弁と、前記タンクの冷水を排出する採水手段
と、前記タンクと前記採水手段を接続する採水配管と、
前記採水配管の途中に設けられた浄水処理装置と、弁機
構を有し前記採水手段と浄水処理装置の途中に設けられ
た採水弁と、前記給水弁の開閉を制御する給水弁駆動装
置と、前記採水弁の開閉を制御する採水弁駆動装置と、
採水をするための採水スィッチと、前記採水スイッチの
信号を入力して前記給水弁駆動装置および前記採水弁駆
動装置に信号を出力する演算処理装置から構成されて、
冷水供給時は、まず前記採水弁を開放し、その後前記給
水弁を開放するよう制御したのである。
本発明は、冷蔵庫本体と、冷蔵庫内部に配設された冷水
貯留用のタンクと、水道水と前記タンクとを管接続する
給水配管と、前記給水配管の途中に設けられた弁機構を
有する給水弁と、前記タンクの冷水を排出する採水手段
と、前記タンクと前記採水手段を接続する採水配管と、
前記採水配管の途中に設けられた浄水処理装置と、弁機
構を有し前記採水手段と浄水処理装置の途中に設けられ
た採水弁と、前記給水弁の開閉を制御する給水弁駆動装
置と、前記採水弁の開閉を制御する採水弁駆動装置と、
採水をするための採水スィッチと、前記採水スイッチの
信号を入力して前記給水弁駆動装置および前記採水弁駆
動装置に信号を出力する演算処理装置から構成されて、
冷水供給時は、まず前記採水弁を開放し、その後前記給
水弁を開放するよう制御したのである。
【0011】さらに、給水弁から採水弁に到る配管系路
の任意の場所に備えられた配管内の水圧を検知して演算
処理装置に信号を出力する水圧検知手段を備え、前記水
圧検知手段が予め設定してある圧力より高い圧力を検知
した場合に、前記演算処理装置が直ちに前記給水弁駆動
装置強制的に信号を出力して、前記給水弁を閉鎖するよ
う制御することことにしたのである。
の任意の場所に備えられた配管内の水圧を検知して演算
処理装置に信号を出力する水圧検知手段を備え、前記水
圧検知手段が予め設定してある圧力より高い圧力を検知
した場合に、前記演算処理装置が直ちに前記給水弁駆動
装置強制的に信号を出力して、前記給水弁を閉鎖するよ
う制御することことにしたのである。
【0012】これにより、冷蔵庫内部の配管内の水圧上
昇を抑えることになり、複雑な耐圧構造が必要でなく、
構造が簡単で製造コストの低く、ユーザでも簡単に浄水
器の定期的なメンテナンスを行うことができる冷蔵庫を
提供することができる。
昇を抑えることになり、複雑な耐圧構造が必要でなく、
構造が簡単で製造コストの低く、ユーザでも簡単に浄水
器の定期的なメンテナンスを行うことができる冷蔵庫を
提供することができる。
【0013】また、冷水供給停止時には、演算処理装置
がまず給水弁駆動装置に信号を出力して給水弁を閉鎖
し、次に採水弁駆動装置に信号を出力し採水弁を閉鎖す
るように制御したのである。
がまず給水弁駆動装置に信号を出力して給水弁を閉鎖
し、次に採水弁駆動装置に信号を出力し採水弁を閉鎖す
るように制御したのである。
【0014】これにより、採水を停止する時の圧力上昇
によるエネルギーは水道蛇口と給水弁の間にしか伝わら
ず、タンクをはじめとする冷蔵庫内の配管に応力が加わ
ることがない。従って、水道蛇口と給水弁とそのあいだ
の接続配管さえ確実に接続すれば、庫内配管から水漏れ
が発生する危険性は低く、ユーザの台所を水浸しにして
しまう可能性を低くすることができ、また、過度の耐圧
が必要ではないので部品が簡素化でき、低い製造コスト
で製品を提供することができる。
によるエネルギーは水道蛇口と給水弁の間にしか伝わら
ず、タンクをはじめとする冷蔵庫内の配管に応力が加わ
ることがない。従って、水道蛇口と給水弁とそのあいだ
の接続配管さえ確実に接続すれば、庫内配管から水漏れ
が発生する危険性は低く、ユーザの台所を水浸しにして
しまう可能性を低くすることができ、また、過度の耐圧
が必要ではないので部品が簡素化でき、低い製造コスト
で製品を提供することができる。
【0015】また、前記給水弁の直前もしくは直後に配
管内の水の流量を検知する流量検知装置と、時間をカウ
ントするタイマ回路とを備え、一定時間以上連続して水
が流れていることを前記流量検知装置が検知した場合、
強制的に前記給水弁を閉鎖するよう制御したのである。
管内の水の流量を検知する流量検知装置と、時間をカウ
ントするタイマ回路とを備え、一定時間以上連続して水
が流れていることを前記流量検知装置が検知した場合、
強制的に前記給水弁を閉鎖するよう制御したのである。
【0016】これにより、給水弁から採水口に到る冷蔵
庫内部の配管に損傷が生じたとしても、水漏れを検知し
て給水弁を閉鎖することとなり、その時点で水漏れを停
止することができ、漏水し続けてユーザの台所を水浸し
にしてしまうという最悪の事態を未然に防止することが
できる。
庫内部の配管に損傷が生じたとしても、水漏れを検知し
て給水弁を閉鎖することとなり、その時点で水漏れを停
止することができ、漏水し続けてユーザの台所を水浸し
にしてしまうという最悪の事態を未然に防止することが
できる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明は、冷蔵庫本体と、冷蔵庫
内部に配設された冷水貯留用のタンクと、水道水と前記
タンクとを管接続する給水配管と、前記給水配管の途中
に設けられた弁機構を有する給水弁と、前記タンクの冷
水を排出する採水手段と、前記タンクと前記採水手段を
接続する採水配管と、前記採水配管の途中に設けられた
浄水処理装置と、弁機構を有し前記採水手段と浄水処理
装置の途中に設けられた採水弁と、前記給水弁の開閉を
制御する給水弁駆動装置と、前記採水弁の開閉を制御す
る採水弁駆動装置と、採水をするための採水スィッチ
と、前記採水スイッチの信号を入力して前記給水弁駆動
装置および前記採水弁駆動装置に信号を出力する演算処
理装置から構成されて、冷水供給時は、まず前記採水弁
を開放し、その後前記給水弁を開放するよう制御したの
である。
内部に配設された冷水貯留用のタンクと、水道水と前記
タンクとを管接続する給水配管と、前記給水配管の途中
に設けられた弁機構を有する給水弁と、前記タンクの冷
水を排出する採水手段と、前記タンクと前記採水手段を
接続する採水配管と、前記採水配管の途中に設けられた
浄水処理装置と、弁機構を有し前記採水手段と浄水処理
装置の途中に設けられた採水弁と、前記給水弁の開閉を
制御する給水弁駆動装置と、前記採水弁の開閉を制御す
る採水弁駆動装置と、採水をするための採水スィッチ
と、前記採水スイッチの信号を入力して前記給水弁駆動
装置および前記採水弁駆動装置に信号を出力する演算処
理装置から構成されて、冷水供給時は、まず前記採水弁
を開放し、その後前記給水弁を開放するよう制御したの
である。
【0018】そして、これにより、冷水を供給する場合
に、給水弁が開放する前に採水弁が開放されているた
め、水道水の水圧がそのまま冷蔵庫内部の配管に加わる
ことがない。従って、冷蔵庫内部の配管内の水圧上昇を
抑えることになり、複雑な耐圧構造が必要でなく、構造
が簡単で製造コストの低く、ユーザでも簡単に浄水器の
定期的なメンテナンスを行うことができる冷蔵庫を提供
することとなる。
に、給水弁が開放する前に採水弁が開放されているた
め、水道水の水圧がそのまま冷蔵庫内部の配管に加わる
ことがない。従って、冷蔵庫内部の配管内の水圧上昇を
抑えることになり、複雑な耐圧構造が必要でなく、構造
が簡単で製造コストの低く、ユーザでも簡単に浄水器の
定期的なメンテナンスを行うことができる冷蔵庫を提供
することとなる。
【0019】また、さらに、給水弁から採水弁に到る配
管系路の任意の場所に備えられた配管内の水圧を検知し
て演算処理装置に信号を出力する水圧検知手段を備え、
前記水圧検知手段が予め設定してある圧力より高い圧力
を検知した場合に、前記演算処理装置が直ちに前記給水
弁駆動装置強制的に信号を出力して、前記給水弁を閉鎖
するよう制御することことにしたのである。
管系路の任意の場所に備えられた配管内の水圧を検知し
て演算処理装置に信号を出力する水圧検知手段を備え、
前記水圧検知手段が予め設定してある圧力より高い圧力
を検知した場合に、前記演算処理装置が直ちに前記給水
弁駆動装置強制的に信号を出力して、前記給水弁を閉鎖
するよう制御することことにしたのである。
【0020】そして、これにより、何らかの原因で冷蔵
庫内部の配管内の水圧が上昇した場合でも設定された圧
力になると給水弁が作動してそれ以上の昇圧を抑えるこ
とになり、複雑な耐圧構造が必要でなく、構造が簡単で
製造コストの低く、ユーザでも簡単に浄水器の定期的な
メンテナンスを行うことができる冷蔵庫を提供すること
となる。
庫内部の配管内の水圧が上昇した場合でも設定された圧
力になると給水弁が作動してそれ以上の昇圧を抑えるこ
とになり、複雑な耐圧構造が必要でなく、構造が簡単で
製造コストの低く、ユーザでも簡単に浄水器の定期的な
メンテナンスを行うことができる冷蔵庫を提供すること
となる。
【0021】また、冷水供給停止時には、演算処理装置
がまず給水弁駆動装置に信号を出力して給水弁を閉鎖
し、次に採水弁駆動装置に信号を出力し採水弁を閉鎖す
るように制御したものである。
がまず給水弁駆動装置に信号を出力して給水弁を閉鎖
し、次に採水弁駆動装置に信号を出力し採水弁を閉鎖す
るように制御したものである。
【0022】そして、これにより、採水を停止する時の
昇圧によるエネルギーは水道蛇口と給水弁の間にしか伝
わらず、タンクをはじめとする冷蔵庫内の配管に応力が
加わることがない。従って、水道蛇口と給水弁とそのあ
いだの接続配管を確実に接続すれば、庫内配管から水漏
れが発生する危険性は低く、ユーザの台所を水浸しにし
てしまう可能性を低くすることとなる。
昇圧によるエネルギーは水道蛇口と給水弁の間にしか伝
わらず、タンクをはじめとする冷蔵庫内の配管に応力が
加わることがない。従って、水道蛇口と給水弁とそのあ
いだの接続配管を確実に接続すれば、庫内配管から水漏
れが発生する危険性は低く、ユーザの台所を水浸しにし
てしまう可能性を低くすることとなる。
【0023】また、前記給水弁の直前もしくは直後に配
管内の水の流量を検知する流量検知装置と、時間をカウ
ントするタイマ回路とを備え、一定時間以上連続して水
が流れていることを前記流量検知装置が検知した場合、
強制的に前記給水弁を閉鎖するよう制御したものであ
る。
管内の水の流量を検知する流量検知装置と、時間をカウ
ントするタイマ回路とを備え、一定時間以上連続して水
が流れていることを前記流量検知装置が検知した場合、
強制的に前記給水弁を閉鎖するよう制御したものであ
る。
【0024】そして、これにより、タイマ回路を使うこ
とで流水時間を測定することが可能となり、給水弁から
採水口に到る冷蔵庫内部の配管に損傷が生じたとして
も、水漏れにより、一定時間以上連続して流れると、水
漏れと判断して、検知して給水弁を閉鎖することとな
り、その時点で水漏れを停止することができ、漏水し続
けてユーザの台所を水浸しにしてしまうことを防止する
ことができるものである。
とで流水時間を測定することが可能となり、給水弁から
採水口に到る冷蔵庫内部の配管に損傷が生じたとして
も、水漏れにより、一定時間以上連続して流れると、水
漏れと判断して、検知して給水弁を閉鎖することとな
り、その時点で水漏れを停止することができ、漏水し続
けてユーザの台所を水浸しにしてしまうことを防止する
ことができるものである。
【0025】
【実施例】以下、本発明による冷蔵庫の実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。なお、従来と同一構
成については、同一符号を付して詳細な説明を省略す
る。
て、図面を参照しながら説明する。なお、従来と同一構
成については、同一符号を付して詳細な説明を省略す
る。
【0026】(実施例1)図1は本発明の実施例1によ
る冷蔵庫のブロック図である。図2は同実施例の冷蔵庫
のフローチャートである。
る冷蔵庫のブロック図である。図2は同実施例の冷蔵庫
のフローチャートである。
【0027】図1において、11は前記給水配管6の途
中に設けられた給水弁で、12は前記給水弁11の開閉
を制御する給水弁駆動装置で、13は前記採水弁10の
開閉を制御する採水弁駆動装置で、14は採水をするた
めの採水スィッチで、15は前記採水スイッチ14の信
号を入力して前記給水弁駆動装置12および前記13採
水弁駆動装置に信号を出力する演算処理装置である。
中に設けられた給水弁で、12は前記給水弁11の開閉
を制御する給水弁駆動装置で、13は前記採水弁10の
開閉を制御する採水弁駆動装置で、14は採水をするた
めの採水スィッチで、15は前記採水スイッチ14の信
号を入力して前記給水弁駆動装置12および前記13採
水弁駆動装置に信号を出力する演算処理装置である。
【0028】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下その動作を図2のフローチャートをもとにして説明
する。
以下その動作を図2のフローチャートをもとにして説明
する。
【0029】通常は水道蛇口7は開放された状態となっ
ており、前記給水弁12および採水弁10は閉鎖されて
いる。また、前記タンク5をはじめとする冷蔵庫内部の
配管内は予め水で満たされており、内部の水は冷却され
て冷水となっている。ステップ1で採水スィッチ14が
投入されているかを調べる。採水スィッチ14が投入さ
れるまではステップ1の処理を繰り返し行う。ステップ
1で採水スィッチ14が投入されていると判断した場合
は次のステップ2に進む。ステップ2では演算処理装置
15が前記採水スィッチ14の信号を受け取り、前記採
水弁駆動装置13に信号を出力する。ステップ3で採水
弁駆動装置13が働き、採水弁10は開放される。この
段階で、冷蔵庫の配管内部の水は前記採水手段9を経由
して外部に放出され、配管内の圧力は開放されている。
次にステップ4で所定時間制御を待機させる。次にステ
ップ5で演算処理装置15が前記給水弁駆動装置12に
信号を出力する。ステップ6で前記給水弁駆動装置12
が働き、給水弁11を開放させる。そうすると、水道蛇
口7とタンク5をはじめとする冷蔵庫の配管は直結する
ことになる。したがって、水道蛇口か7から順次水が送
り込まれる。送り込まれた水は給水配管6、タンク5、
浄水処理装置4、採水配管8、採水弁10の順に通過し
て、採水手段9から供給される。このとき、採水手段9
は開放されているので、配管内は配管内部の抵抗による
圧力損失程度の圧力は加わるものの、高圧下にさらされ
ることはない。したがって、冷蔵庫内部の配管内の水圧
上昇を抑えることになり、複雑な耐圧構造が必要でな
く、構造を簡素化できることとなる。つまり、強度の大
きな材料を使用したり、強固なシール構造が不要となる
ことで製造コストを低く抑えることができる。また、浄
水処理装置4に内蔵されたフィルタ等の定期的な交換が
必要な部材でも、専門的な技術が不要となるような設計
が可能となり、ユーザでも簡単に浄水器の定期的なメン
テナンスを行うことができる冷蔵庫を提供することとな
る。
ており、前記給水弁12および採水弁10は閉鎖されて
いる。また、前記タンク5をはじめとする冷蔵庫内部の
配管内は予め水で満たされており、内部の水は冷却され
て冷水となっている。ステップ1で採水スィッチ14が
投入されているかを調べる。採水スィッチ14が投入さ
れるまではステップ1の処理を繰り返し行う。ステップ
1で採水スィッチ14が投入されていると判断した場合
は次のステップ2に進む。ステップ2では演算処理装置
15が前記採水スィッチ14の信号を受け取り、前記採
水弁駆動装置13に信号を出力する。ステップ3で採水
弁駆動装置13が働き、採水弁10は開放される。この
段階で、冷蔵庫の配管内部の水は前記採水手段9を経由
して外部に放出され、配管内の圧力は開放されている。
次にステップ4で所定時間制御を待機させる。次にステ
ップ5で演算処理装置15が前記給水弁駆動装置12に
信号を出力する。ステップ6で前記給水弁駆動装置12
が働き、給水弁11を開放させる。そうすると、水道蛇
口7とタンク5をはじめとする冷蔵庫の配管は直結する
ことになる。したがって、水道蛇口か7から順次水が送
り込まれる。送り込まれた水は給水配管6、タンク5、
浄水処理装置4、採水配管8、採水弁10の順に通過し
て、採水手段9から供給される。このとき、採水手段9
は開放されているので、配管内は配管内部の抵抗による
圧力損失程度の圧力は加わるものの、高圧下にさらされ
ることはない。したがって、冷蔵庫内部の配管内の水圧
上昇を抑えることになり、複雑な耐圧構造が必要でな
く、構造を簡素化できることとなる。つまり、強度の大
きな材料を使用したり、強固なシール構造が不要となる
ことで製造コストを低く抑えることができる。また、浄
水処理装置4に内蔵されたフィルタ等の定期的な交換が
必要な部材でも、専門的な技術が不要となるような設計
が可能となり、ユーザでも簡単に浄水器の定期的なメン
テナンスを行うことができる冷蔵庫を提供することとな
る。
【0030】なお、上記構成のうち前記採水手段9を製
氷装置への給水手段に置き換えることで、本発明と同様
の効果を得ることができる。
氷装置への給水手段に置き換えることで、本発明と同様
の効果を得ることができる。
【0031】(実施例2)図3は本発明の実施例2によ
る冷蔵庫のブロック図である。図4は同実施例の冷蔵庫
のフローチャートである。
る冷蔵庫のブロック図である。図4は同実施例の冷蔵庫
のフローチャートである。
【0032】図3において、16は例えばタンク5と給
水弁11の間に配設された水圧検知手段である。
水弁11の間に配設された水圧検知手段である。
【0033】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下その動作を図4のフローチャートをもとにして説明
する。
以下その動作を図4のフローチャートをもとにして説明
する。
【0034】通常は、実施例1に示したように冷蔵庫内
部の配管の圧力は高くなることはないが、例えば、前記
採水弁10が故障して開放状態にならない場合に前記給
水弁11が駆動して開放状態になった場合などは、冷蔵
庫の配管内の圧力が水道水と同様な圧力にまで昇圧して
しまうことが予測される。このような状態が長く続く
と、タンク5が破裂したり配管の接続部からの水漏れ発
生が起きてしまう。そこで、ステップ1で前記演算処理
装置15が前記水圧検知手段16の信号からの配管内水
圧と予め設定してある設定値と常時前記水圧検知手段1
4で配管内の水圧とを比較演算する。配管内水圧が予め
設定してある圧力以下の場合には、再びステップ1に戻
る。一方、配管内水圧が予め設定してある圧力を越えた
場合にはステップ2に進む。ステップ2では、前記演算
処理装置15が前記給水弁駆動装置12に信号を出力す
る。ステップ3では、前記給水弁駆動装置12が働き、
給水弁11を強制的に閉鎖する。この段階で、それ以上
の圧力の上昇を防止する。その後、採水弁10の機能が
回復した場合は、採水弁10を開放することで配管内の
圧力が低下するので、再び、給水弁11を駆動させ正常
な給水を行うことができるものである。これにより、採
水弁10の故障時でも異常な昇圧を抑えることができ、
複雑な耐圧構造が必要でなく、構造が簡単で製造コスト
の低く、ユーザでも簡単に浄水器の定期的なメンテナン
スを行うことができる冷蔵庫を提供することとなる。
部の配管の圧力は高くなることはないが、例えば、前記
採水弁10が故障して開放状態にならない場合に前記給
水弁11が駆動して開放状態になった場合などは、冷蔵
庫の配管内の圧力が水道水と同様な圧力にまで昇圧して
しまうことが予測される。このような状態が長く続く
と、タンク5が破裂したり配管の接続部からの水漏れ発
生が起きてしまう。そこで、ステップ1で前記演算処理
装置15が前記水圧検知手段16の信号からの配管内水
圧と予め設定してある設定値と常時前記水圧検知手段1
4で配管内の水圧とを比較演算する。配管内水圧が予め
設定してある圧力以下の場合には、再びステップ1に戻
る。一方、配管内水圧が予め設定してある圧力を越えた
場合にはステップ2に進む。ステップ2では、前記演算
処理装置15が前記給水弁駆動装置12に信号を出力す
る。ステップ3では、前記給水弁駆動装置12が働き、
給水弁11を強制的に閉鎖する。この段階で、それ以上
の圧力の上昇を防止する。その後、採水弁10の機能が
回復した場合は、採水弁10を開放することで配管内の
圧力が低下するので、再び、給水弁11を駆動させ正常
な給水を行うことができるものである。これにより、採
水弁10の故障時でも異常な昇圧を抑えることができ、
複雑な耐圧構造が必要でなく、構造が簡単で製造コスト
の低く、ユーザでも簡単に浄水器の定期的なメンテナン
スを行うことができる冷蔵庫を提供することとなる。
【0035】(実施例3)図5は本発明の実施例3によ
る冷蔵庫のフローチャートである。
る冷蔵庫のフローチャートである。
【0036】以下その動作を図5のフローチャートをも
とにして説明する。まず、採水状態では給水弁11、採
水弁10の両方ともが開放状態である。従って、水道蛇
口7とタンク5をはじめとする冷蔵庫の配管は直結して
いる。したがって、水道蛇口か7から順次水が送り込ま
れる。送り込まれた水は給水配管6、タンク5、浄水処
理装置4、採水配管8、採水弁10の順に通過して、採
水手段9から供給されている。ステップ1で採水スィッ
チ14が投入されているかを調べる。採水スィッチ14
が投入されてるあいだはステップ1の処理を繰り返し行
う。ステップ1で採水スィッチ14が投入されていない
と判断した場合は次のステップ2に進む。ステップ2で
は演算処理装置15が前記採水スィッチ14の信号を受
け取り、前記給水弁駆動装置12に信号を出力する。ス
テップ3で前記給水弁駆動装置12が働き、給水弁11
は閉鎖される。この段階で、水道蛇口7からの給水は停
止している。一方、採水手段9からはまだ水が供給され
ている。従って、配管内の圧力は低下し続けている。一
方、給水弁11の水道側の配管内は急激に水道水圧力ま
で上昇する。したがって、圧力の急上昇による衝撃によ
る応力は水道蛇口7から給水弁11に到るまでの配管に
加わり、そこで吸収される。次にステップ4で所定時間
制御を待機させる。次にステップ5で演算処理装置15
が前記採水弁駆動装置13に信号を出力する。ステップ
6で前記採水弁駆動装置13が働き、採水弁10を閉鎖
させる。このとき、すでに冷蔵庫内の配管の圧力は低下
しており、給水が停止しても冷蔵庫内の配管圧力が急激
に上昇することはない。つまり、タンクをはじめとする
冷蔵庫内の配管に応力が加わることがない。
とにして説明する。まず、採水状態では給水弁11、採
水弁10の両方ともが開放状態である。従って、水道蛇
口7とタンク5をはじめとする冷蔵庫の配管は直結して
いる。したがって、水道蛇口か7から順次水が送り込ま
れる。送り込まれた水は給水配管6、タンク5、浄水処
理装置4、採水配管8、採水弁10の順に通過して、採
水手段9から供給されている。ステップ1で採水スィッ
チ14が投入されているかを調べる。採水スィッチ14
が投入されてるあいだはステップ1の処理を繰り返し行
う。ステップ1で採水スィッチ14が投入されていない
と判断した場合は次のステップ2に進む。ステップ2で
は演算処理装置15が前記採水スィッチ14の信号を受
け取り、前記給水弁駆動装置12に信号を出力する。ス
テップ3で前記給水弁駆動装置12が働き、給水弁11
は閉鎖される。この段階で、水道蛇口7からの給水は停
止している。一方、採水手段9からはまだ水が供給され
ている。従って、配管内の圧力は低下し続けている。一
方、給水弁11の水道側の配管内は急激に水道水圧力ま
で上昇する。したがって、圧力の急上昇による衝撃によ
る応力は水道蛇口7から給水弁11に到るまでの配管に
加わり、そこで吸収される。次にステップ4で所定時間
制御を待機させる。次にステップ5で演算処理装置15
が前記採水弁駆動装置13に信号を出力する。ステップ
6で前記採水弁駆動装置13が働き、採水弁10を閉鎖
させる。このとき、すでに冷蔵庫内の配管の圧力は低下
しており、給水が停止しても冷蔵庫内の配管圧力が急激
に上昇することはない。つまり、タンクをはじめとする
冷蔵庫内の配管に応力が加わることがない。
【0037】以上のように本実施例の冷蔵庫は、水道蛇
口7と給水弁11とそのあいだの接続配管を確実に接続
すれば、庫内配管から水漏れが発生する危険性は低く、
ユーザの台所を水浸しにしてしまう可能性を低くするこ
ととなる。
口7と給水弁11とそのあいだの接続配管を確実に接続
すれば、庫内配管から水漏れが発生する危険性は低く、
ユーザの台所を水浸しにしてしまう可能性を低くするこ
ととなる。
【0038】(実施例4)図6は本発明の実施例4によ
る冷蔵庫のブロック図である。図7は同実施例の冷蔵庫
のフローチャートである。
る冷蔵庫のブロック図である。図7は同実施例の冷蔵庫
のフローチャートである。
【0039】図6において、17は、前記給水弁11前
後の差圧を測定することで流量を検知する流量検知装
置、18は連続して前記給水弁11を水が流れた時間を
カウントするタイマ回路である。
後の差圧を測定することで流量を検知する流量検知装
置、18は連続して前記給水弁11を水が流れた時間を
カウントするタイマ回路である。
【0040】以上のように構成された冷蔵庫について、
以下その動作を図7のフローチャートをもとにして説明
する。
以下その動作を図7のフローチャートをもとにして説明
する。
【0041】まず、STEP1でタイマ回路18のカウ
ンタ値をリセットする。次にSTEP2で前記流量検知
装置17が流量を検知していない場合はSTEP1に戻
り、流量を検知している場合はSTEP3に進む。ST
EP3ではタイマ回路18のカウント値を1つ進める。
次にSTEP4で、タイマ回路18のカウンタ値が予め
設定された値を越えていないか調べる。タイマ回路18
のカウンタ値が設定値より低い場合はSTEP2に戻
り、一方、タイマ回路18のカウンタ値が設定値時間を
越えている場合はSTEP5に進む。STEP5では前
記給水弁駆動装置12を働かせ、前記給水弁11を閉鎖
させる。
ンタ値をリセットする。次にSTEP2で前記流量検知
装置17が流量を検知していない場合はSTEP1に戻
り、流量を検知している場合はSTEP3に進む。ST
EP3ではタイマ回路18のカウント値を1つ進める。
次にSTEP4で、タイマ回路18のカウンタ値が予め
設定された値を越えていないか調べる。タイマ回路18
のカウンタ値が設定値より低い場合はSTEP2に戻
り、一方、タイマ回路18のカウンタ値が設定値時間を
越えている場合はSTEP5に進む。STEP5では前
記給水弁駆動装置12を働かせ、前記給水弁11を閉鎖
させる。
【0042】以上のように本実施例の冷蔵庫は一定時間
以上連続して水が流れていることを前記流量検知装置1
7が検知した場合、強制的に前記給水弁11を閉鎖する
よう制御したものである。そして、これにより、給水弁
11から採水手段9に到る冷蔵庫内部の配管に損傷が生
じたとしても、水漏れにより、一定時間以上連続して流
れると、水漏れと判断して、検知して給水弁11を閉鎖
することとなり、その時点で水漏れを停止することがで
き、漏水し続けてユーザの台所を水浸しにしてしまうこ
とを防止することができるものである。
以上連続して水が流れていることを前記流量検知装置1
7が検知した場合、強制的に前記給水弁11を閉鎖する
よう制御したものである。そして、これにより、給水弁
11から採水手段9に到る冷蔵庫内部の配管に損傷が生
じたとしても、水漏れにより、一定時間以上連続して流
れると、水漏れと判断して、検知して給水弁11を閉鎖
することとなり、その時点で水漏れを停止することがで
き、漏水し続けてユーザの台所を水浸しにしてしまうこ
とを防止することができるものである。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、冷蔵庫本
体と、冷蔵庫内部に配設された冷水貯留用のタンクと、
水道水と前記タンクとを管接続する給水配管と、前記給
水配管の途中に設けられた弁機構を有する給水弁と、前
記タンクの冷水を排出する採水手段と、前記タンクと前
記採水手段を接続する採水配管と、前記採水配管の途中
に設けられた浄水処理装置と、弁機構を有し前記採水手
段と浄水処理装置の途中に設けられた採水弁と、前記給
水弁の開閉を制御する給水弁駆動装置と、前記採水弁の
開閉を制御する採水弁駆動装置と、採水をするための採
水スィッチと、前記採水スイッチの信号を入力して前記
給水弁駆動装置および前記採水弁駆動装置に信号を出力
する演算処理装置から構成されて、冷水供給時は、まず
前記採水弁を開放し、その後前記給水弁を開放するよう
制御したので、これにより、冷水を供給する場合に、給
水弁が開放する前に採水弁が開放されているため、水道
水の水圧がそのまま冷蔵庫内部の配管に加わることがな
い。従って、冷蔵庫内部の配管内の水圧上昇を抑えるこ
とになり、複雑な耐圧構造が必要でなく、構造が簡単で
製造コストの低く、ユーザでも簡単に浄水器の定期的な
メンテナンスを行うことができる冷蔵庫を提供すること
となる。
体と、冷蔵庫内部に配設された冷水貯留用のタンクと、
水道水と前記タンクとを管接続する給水配管と、前記給
水配管の途中に設けられた弁機構を有する給水弁と、前
記タンクの冷水を排出する採水手段と、前記タンクと前
記採水手段を接続する採水配管と、前記採水配管の途中
に設けられた浄水処理装置と、弁機構を有し前記採水手
段と浄水処理装置の途中に設けられた採水弁と、前記給
水弁の開閉を制御する給水弁駆動装置と、前記採水弁の
開閉を制御する採水弁駆動装置と、採水をするための採
水スィッチと、前記採水スイッチの信号を入力して前記
給水弁駆動装置および前記採水弁駆動装置に信号を出力
する演算処理装置から構成されて、冷水供給時は、まず
前記採水弁を開放し、その後前記給水弁を開放するよう
制御したので、これにより、冷水を供給する場合に、給
水弁が開放する前に採水弁が開放されているため、水道
水の水圧がそのまま冷蔵庫内部の配管に加わることがな
い。従って、冷蔵庫内部の配管内の水圧上昇を抑えるこ
とになり、複雑な耐圧構造が必要でなく、構造が簡単で
製造コストの低く、ユーザでも簡単に浄水器の定期的な
メンテナンスを行うことができる冷蔵庫を提供すること
となる。
【0044】また、さらに、給水弁から採水弁に到る配
管系路の任意の場所に備えられた配管内の水圧を検知し
て演算処理装置に信号を出力する水圧検知手段を備え、
前記水圧検知手段が予め設定してある圧力より高い圧力
を検知した場合に、前記演算処理装置が直ちに前記給水
弁駆動装置強制的に信号を出力して、前記給水弁を閉鎖
するよう制御することことにしたので、何らかの原因で
冷蔵庫内部の配管内の水圧が上昇した場合でも設定され
た圧力になると給水弁が作動してそれ以上の昇圧を抑え
ることになり、複雑な耐圧構造が必要でなく、構造が簡
単で製造コストの低く、ユーザでも簡単に浄水器の定期
的なメンテナンスを行うことができる冷蔵庫を提供する
こととなる。
管系路の任意の場所に備えられた配管内の水圧を検知し
て演算処理装置に信号を出力する水圧検知手段を備え、
前記水圧検知手段が予め設定してある圧力より高い圧力
を検知した場合に、前記演算処理装置が直ちに前記給水
弁駆動装置強制的に信号を出力して、前記給水弁を閉鎖
するよう制御することことにしたので、何らかの原因で
冷蔵庫内部の配管内の水圧が上昇した場合でも設定され
た圧力になると給水弁が作動してそれ以上の昇圧を抑え
ることになり、複雑な耐圧構造が必要でなく、構造が簡
単で製造コストの低く、ユーザでも簡単に浄水器の定期
的なメンテナンスを行うことができる冷蔵庫を提供する
こととなる。
【0045】また、冷水供給停止時には、演算処理装置
がまず給水弁駆動装置に信号を出力して給水弁を閉鎖
し、次に採水弁駆動装置に信号を出力し採水弁を閉鎖す
るように制御したもので、採水を停止する時の昇圧によ
るエネルギーは水道蛇口と給水弁の間にしか伝わらず、
タンクをはじめとする冷蔵庫内の配管に応力が加わるこ
とがない。従って、水道蛇口と給水弁とそのあいだの接
続配管を確実に接続すれば、庫内配管から水漏れが発生
する危険性は低く、ユーザの台所を水浸しにしてしまう
可能性を低くすることとなる。
がまず給水弁駆動装置に信号を出力して給水弁を閉鎖
し、次に採水弁駆動装置に信号を出力し採水弁を閉鎖す
るように制御したもので、採水を停止する時の昇圧によ
るエネルギーは水道蛇口と給水弁の間にしか伝わらず、
タンクをはじめとする冷蔵庫内の配管に応力が加わるこ
とがない。従って、水道蛇口と給水弁とそのあいだの接
続配管を確実に接続すれば、庫内配管から水漏れが発生
する危険性は低く、ユーザの台所を水浸しにしてしまう
可能性を低くすることとなる。
【0046】また、前記給水弁の直前もしくは直後に配
管内の水の流量を検知する流量検知装置と、時間をカウ
ントするタイマ回路とを備え、一定時間以上連続して水
が流れていることを前記流量検知装置が検知した場合、
強制的に前記給水弁を閉鎖するよう制御したもので、タ
イマ回路を使うことで流水時間を測定することが可能と
なり、給水弁から採水口に到る冷蔵庫内部の配管に損傷
が生じたとしても、水漏れにより、一定時間以上連続し
て流れると、水漏れと判断して、検知して給水弁を閉鎖
することとなり、その時点で水漏れを停止することがで
き、漏水し続けてユーザの台所を水浸しにしてしまうこ
とを防止することができる。
管内の水の流量を検知する流量検知装置と、時間をカウ
ントするタイマ回路とを備え、一定時間以上連続して水
が流れていることを前記流量検知装置が検知した場合、
強制的に前記給水弁を閉鎖するよう制御したもので、タ
イマ回路を使うことで流水時間を測定することが可能と
なり、給水弁から採水口に到る冷蔵庫内部の配管に損傷
が生じたとしても、水漏れにより、一定時間以上連続し
て流れると、水漏れと判断して、検知して給水弁を閉鎖
することとなり、その時点で水漏れを停止することがで
き、漏水し続けてユーザの台所を水浸しにしてしまうこ
とを防止することができる。
【0047】また、前記採水弁の故障により、水が止ま
らない場合などでも、一定時間以上連続して流れると、
給水弁を閉鎖することとなり、その時点で水は停止す
る。
らない場合などでも、一定時間以上連続して流れると、
給水弁を閉鎖することとなり、その時点で水は停止す
る。
【図1】本発明による冷蔵庫の実施例1のブロック図
【図2】同実施例の冷蔵庫の動作を示すフローチャート
【図3】本発明による冷蔵庫の実施例2のブロック図
【図4】同実施例の冷蔵庫の動作を示すフローチャート
【図5】本発明による冷蔵庫の実施例3の動作を示すフ
ローチャート
ローチャート
【図6】本発明による冷蔵庫の実施例4のブロック図
【図7】同実施例の冷蔵庫の動作を示すフローチャート
【図8】従来の冷蔵庫の断面図
1 冷蔵庫本体 4 浄水処理装置 5 タンク 6 給水配管 8 採水配管 9 採水手段 10 採水弁 11 給水弁 12 給水弁駆動装置 13 採水弁駆動装置 14 採水スィッチ 15 演算処理装置 16 水圧検知手段 17 流量検知装置 18 タイマ回路
Claims (4)
- 【請求項1】 冷蔵庫本体と、冷蔵庫内部に配設された
冷水貯留用のタンクと、水道水と前記タンクとを管接続
する給水配管と、前記給水配管の途中に設けられた弁機
構を有する給水弁と、前記タンクの冷水を排出する採水
手段と、前記タンクと前記採水手段を接続する採水配管
と、前記採水配管の途中に設けられた浄水処理装置と、
弁機構を有し前記採水手段と浄水処理装置の途中に設け
られた採水弁と、前記給水弁の開閉を制御する給水弁駆
動装置と、前記採水弁の開閉を制御する採水弁駆動装置
と、採水をするための採水スィッチと、前記採水スイッ
チの信号を入力して前記給水弁駆動装置および前記採水
弁駆動装置に信号を出力する演算処理装置から構成され
て、冷水供給時は、まず前記採水弁を開放し、その後前
記給水弁を開放するよう制御することを特徴とする冷蔵
庫。 - 【請求項2】 給水弁から採水弁に到る配管系路の任意
の場所に備えられた配管内の水圧を検知して演算処理装
置に信号を出力する水圧検知手段を備え、前記水圧検知
手段が予め設定してある圧力より高い圧力を検知した場
合に、前記演算処理装置が直ちに前記給水弁駆動装置に
信号を出力して、前記給水弁を強制的に閉鎖するよう制
御することを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。 - 【請求項3】 冷水供給停止時には、演算処理装置がま
ず給水弁駆動装置に信号を出力して給水弁を閉鎖し、次
に採水弁駆動装置に信号を出力し採水弁を閉鎖するよう
に制御することを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。 - 【請求項4】 給水弁の直前もしくは直後に配管内の水
の流量を検知する流量検知装置と、時間をカウントする
タイマ回路とを備え、一定時間以上連続して水が流れて
いることを前記流量検知装置が検知した場合、強制的に
前記給水弁を閉鎖するよう制御することを特徴とする請
求項1記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33931196A JPH10185391A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33931196A JPH10185391A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10185391A true JPH10185391A (ja) | 1998-07-14 |
Family
ID=18326262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33931196A Pending JPH10185391A (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10185391A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016052857A1 (en) * | 2014-10-01 | 2016-04-07 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Refrigerator and control method thereof |
US20170152132A1 (en) * | 2014-07-25 | 2017-06-01 | Bsh Hausgeraete Gmbh | Refrigeration appliance having an ice and/or water dispenser |
-
1996
- 1996-12-19 JP JP33931196A patent/JPH10185391A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20170152132A1 (en) * | 2014-07-25 | 2017-06-01 | Bsh Hausgeraete Gmbh | Refrigeration appliance having an ice and/or water dispenser |
WO2016052857A1 (en) * | 2014-10-01 | 2016-04-07 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Refrigerator and control method thereof |
US10280061B2 (en) | 2014-10-01 | 2019-05-07 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Refrigerator and control method thereof |
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