JPH10184697A - ころ軸受用保持器 - Google Patents
ころ軸受用保持器Info
- Publication number
- JPH10184697A JPH10184697A JP8350490A JP35049096A JPH10184697A JP H10184697 A JPH10184697 A JP H10184697A JP 8350490 A JP8350490 A JP 8350490A JP 35049096 A JP35049096 A JP 35049096A JP H10184697 A JPH10184697 A JP H10184697A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- stopper
- rollers
- axial direction
- stoppers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/46—Cages for rollers or needles
- F16C33/467—Details of individual pockets, e.g. shape or roller retaining means
- F16C33/4676—Details of individual pockets, e.g. shape or roller retaining means of the stays separating adjacent cage pockets, e.g. guide means for the bearing-surface of the rollers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ころのかち込みに要する荷重を低減させる。
【解決手段】 軸方向に離間した一対の環状部12,2
2と、円周方向に等間隔に配置され環状部12,22間
を橋絡して軸方向に延びる柱部13,23とからなり、
隣り合った柱部13,23間にころ20を収容するため
のポケット14,24を形成し、各柱部13,23の半
径方向内側または外側の端部にころ落ち止め15,25
を設け、ポケット14,24を挟んで円周方向に隣り合
ったころ落ち止め15,25の離間距離Aをころの直径
より僅かに小さくしたころ軸受用保持器において、ころ
落ち止め15,25に、ころ20が通過するのを許容す
る弾性変形を付与するための軸方向に延びる切欠き1
6,26を設ける。
2と、円周方向に等間隔に配置され環状部12,22間
を橋絡して軸方向に延びる柱部13,23とからなり、
隣り合った柱部13,23間にころ20を収容するため
のポケット14,24を形成し、各柱部13,23の半
径方向内側または外側の端部にころ落ち止め15,25
を設け、ポケット14,24を挟んで円周方向に隣り合
ったころ落ち止め15,25の離間距離Aをころの直径
より僅かに小さくしたころ軸受用保持器において、ころ
落ち止め15,25に、ころ20が通過するのを許容す
る弾性変形を付与するための軸方向に延びる切欠き1
6,26を設ける。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明はころ軸受用保持器
に関し、より詳しくは、もみ抜き保持器へのころの組み
込みを容易にしたものである。
に関し、より詳しくは、もみ抜き保持器へのころの組み
込みを容易にしたものである。
【0002】保持器は軸受の転動体を部分的に取り巻
き、円周方向で一定間隔に保たせるために用いられる軸
受部品であって種々タイプが使用されているが、この発
明は削り加工して造った保持器すなわちもみ抜き保持器
を対象としている。
き、円周方向で一定間隔に保たせるために用いられる軸
受部品であって種々タイプが使用されているが、この発
明は削り加工して造った保持器すなわちもみ抜き保持器
を対象としている。
【0003】
【従来の技術】従来のもみ抜き保持器(1)は、図3
(a)(b)に示すように、軸方向に離間した一対の環
状部(2,2)と、円周方向に等間隔に配置され環状部
(2,2)間を橋絡して軸方向に延びる柱部(3)とを
有し、各柱部(3)の半径方向内側または外側の端部に
ころ落ち止め(5)を形成し、ポケット(4)を挟んで
円周方向に隣り合ったころ落ち止め(5)の離間距離を
ころ(6)の直径より僅かに小さくしてころ(6)の脱
落を防止している。軸受の組立に際しては、図4(c)
に示すように、軸受外輪(図示せず)の内側に保持器
(1)を位置させ、保持器(1)の半径方向内側からこ
ろ(6)を強制的に押し込み(かち込み)、ころ落ち止
め(5)を弾性変形させることによりころ(6)をポケ
ット(4)に組み込む。
(a)(b)に示すように、軸方向に離間した一対の環
状部(2,2)と、円周方向に等間隔に配置され環状部
(2,2)間を橋絡して軸方向に延びる柱部(3)とを
有し、各柱部(3)の半径方向内側または外側の端部に
ころ落ち止め(5)を形成し、ポケット(4)を挟んで
円周方向に隣り合ったころ落ち止め(5)の離間距離を
ころ(6)の直径より僅かに小さくしてころ(6)の脱
落を防止している。軸受の組立に際しては、図4(c)
に示すように、軸受外輪(図示せず)の内側に保持器
(1)を位置させ、保持器(1)の半径方向内側からこ
ろ(6)を強制的に押し込み(かち込み)、ころ落ち止
め(5)を弾性変形させることによりころ(6)をポケ
ット(4)に組み込む。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】保持器(1)のポケッ
ト(4)にころ(6)を組み込むためには、ころ落ち止
め(5)をころ(6)の径方向に弾性変形させてころ
(6)を通過させる必要があるが、ころ落ち止め(5)
はその肉厚(b)が大きくなるほど変形しにくく、ころ
かち込み時に大きな荷重が必要となり、軸受組立作業の
能率低下につながる。ころ落ち止め(3)の肉厚(b)
を単に薄くするだけではころ落ち止め(5)間の離間距
離(A)がころ径よりも大きくなってころ落ち止めの役
割が果たせなくなる。また、ころのかち込みのため過大
な荷重を加えると、ころを傷付けたり、保持器の柱部を
変形させたりするおそれがある。
ト(4)にころ(6)を組み込むためには、ころ落ち止
め(5)をころ(6)の径方向に弾性変形させてころ
(6)を通過させる必要があるが、ころ落ち止め(5)
はその肉厚(b)が大きくなるほど変形しにくく、ころ
かち込み時に大きな荷重が必要となり、軸受組立作業の
能率低下につながる。ころ落ち止め(3)の肉厚(b)
を単に薄くするだけではころ落ち止め(5)間の離間距
離(A)がころ径よりも大きくなってころ落ち止めの役
割が果たせなくなる。また、ころのかち込みのため過大
な荷重を加えると、ころを傷付けたり、保持器の柱部を
変形させたりするおそれがある。
【0005】そこで、この発明の目的は、述べたような
不具合を伴うことなくころのかち込みに要する荷重を低
減させることにある。
不具合を伴うことなくころのかち込みに要する荷重を低
減させることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、軸方向に離
間した一対の環状部と、円周方向に等間隔に配置され環
状部間を橋絡して軸方向に延びる柱部とからなり、隣り
合った柱部間にころを収容するためのポケットを形成
し、各柱部の半径方向内側または外側の端部にころ落ち
止めを設け、ポケットを挟んで円周方向に隣り合ったこ
ろ落ち止めの離間距離をころの直径より僅かに小さくし
たころ軸受用保持器において、前記ころ落ち止めに、こ
ろが通過するのを許容する弾性変形を付与するための軸
方向に延びる切欠きを設けることによって課題を解決せ
んとするものである。
間した一対の環状部と、円周方向に等間隔に配置され環
状部間を橋絡して軸方向に延びる柱部とからなり、隣り
合った柱部間にころを収容するためのポケットを形成
し、各柱部の半径方向内側または外側の端部にころ落ち
止めを設け、ポケットを挟んで円周方向に隣り合ったこ
ろ落ち止めの離間距離をころの直径より僅かに小さくし
たころ軸受用保持器において、前記ころ落ち止めに、こ
ろが通過するのを許容する弾性変形を付与するための軸
方向に延びる切欠きを設けることによって課題を解決せ
んとするものである。
【0007】ころ落ち止めに切欠きを設けることによ
り、ころをかち込むとき弾性変形しやすくなり、したが
って、大きな荷重を加えることなくころをポケットに組
み込むことができる。
り、ころをかち込むとき弾性変形しやすくなり、したが
って、大きな荷重を加えることなくころをポケットに組
み込むことができる。
【0008】ころのかち込み時に必要とされる柱部の弾
性変形の向きはころの径方向すなわち保持器の円周方向
であることから、切欠きは柱部の軸方向に延在するスリ
ットの形態とするのが好ましい。また、軸方向の両端に
て開口した切り通し溝の形態の切欠きが加工面からは有
利である。
性変形の向きはころの径方向すなわち保持器の円周方向
であることから、切欠きは柱部の軸方向に延在するスリ
ットの形態とするのが好ましい。また、軸方向の両端に
て開口した切り通し溝の形態の切欠きが加工面からは有
利である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図2に従ってこの発
明の実施の形態を説明する。図1は保持器の柱部の半径
方向内側にころ落ち止めを設けた場合を示し、図2は保
持器の柱部の半径方向外側にころ落ち止めを設けた場合
を示している。
明の実施の形態を説明する。図1は保持器の柱部の半径
方向内側にころ落ち止めを設けた場合を示し、図2は保
持器の柱部の半径方向外側にころ落ち止めを設けた場合
を示している。
【0010】図1(a)(b)に示すように、保持器
(11)は軸方向に離間した一対の環状部(12,1
2)と、円周方向に等間隔に配置され環状部(12,1
2)間を橋絡して軸方向に延びる柱部(13)とを有
し、隣り合った柱部(13)間に、ころ(20)を収容
するためのポケット(14)が形成されている。各柱部
(13)の半径方向内側の端部にころ落ち止め(15)
を形成し、ポケット(16)を挟んで円周方向に隣り合
ったころ落ち止め(15)の離間距離(A)をころ(2
0)の直径より僅かに小さくしてころ(20)の脱落を
防止するようになっている。ころ落ち止め(15)は柱
部(13)の軸方向に2つずつ配置され、各ころ落ち止
め(15)は柱部(13)の半径方向内側に突出してお
り、ころ落ち止め(15)のころ(20)と接する部分
は軸方向に延びた平面となっている。
(11)は軸方向に離間した一対の環状部(12,1
2)と、円周方向に等間隔に配置され環状部(12,1
2)間を橋絡して軸方向に延びる柱部(13)とを有
し、隣り合った柱部(13)間に、ころ(20)を収容
するためのポケット(14)が形成されている。各柱部
(13)の半径方向内側の端部にころ落ち止め(15)
を形成し、ポケット(16)を挟んで円周方向に隣り合
ったころ落ち止め(15)の離間距離(A)をころ(2
0)の直径より僅かに小さくしてころ(20)の脱落を
防止するようになっている。ころ落ち止め(15)は柱
部(13)の軸方向に2つずつ配置され、各ころ落ち止
め(15)は柱部(13)の半径方向内側に突出してお
り、ころ落ち止め(15)のころ(20)と接する部分
は軸方向に延びた平面となっている。
【0011】図1(b)から分かるように、ころ落ち止
め(15)の内径面から半径方向に一定深さで軸方向に
延びるスリット状の切欠き(16)を設けてある。切欠
き(16)の深さは図示例ではころ落ち止め(15)の
半径方向肉厚に相当し、柱部(13)までは至っていな
い。柱部(13)は、保持器(11)全体の剛性を保
ち、かつ、ころ(20)と案内接触する上で所定の強度
を要求されるからである。図示するように両端にて開口
した切り通し溝の形態の切欠きとすれば、簡単な加工で
ころ落ち止め(15)に所望の弾性を付与できるので有
利である。切欠き(16)の深さや幅寸法は、保持器
(11)を構成する材料を勘案したうえで、柱部(1
3)に所望の弾性を付与するに足る値に設定する。
め(15)の内径面から半径方向に一定深さで軸方向に
延びるスリット状の切欠き(16)を設けてある。切欠
き(16)の深さは図示例ではころ落ち止め(15)の
半径方向肉厚に相当し、柱部(13)までは至っていな
い。柱部(13)は、保持器(11)全体の剛性を保
ち、かつ、ころ(20)と案内接触する上で所定の強度
を要求されるからである。図示するように両端にて開口
した切り通し溝の形態の切欠きとすれば、簡単な加工で
ころ落ち止め(15)に所望の弾性を付与できるので有
利である。切欠き(16)の深さや幅寸法は、保持器
(11)を構成する材料を勘案したうえで、柱部(1
3)に所望の弾性を付与するに足る値に設定する。
【0012】軸受の組立に際しては、図1(c)に示す
ように、図示しない外輪の内側に保持器(11)を位置
させ、保持器(11)の半径方向内側からころ(20)
を強制的に押し込み(かち込み)、ころ落ち止め(1
5)の弾性変形を利用してころ(20)をポケット(1
4)に組み込む。このとき、切欠き(16)の存在によ
ってころ落ち止め(15)が弾性変形しやすくなってお
り、したがって過大な荷重を要することなく、ころ(2
0)をころ落ち止め(15)間を通過させてポケット
(14)内に組み込むことができる。
ように、図示しない外輪の内側に保持器(11)を位置
させ、保持器(11)の半径方向内側からころ(20)
を強制的に押し込み(かち込み)、ころ落ち止め(1
5)の弾性変形を利用してころ(20)をポケット(1
4)に組み込む。このとき、切欠き(16)の存在によ
ってころ落ち止め(15)が弾性変形しやすくなってお
り、したがって過大な荷重を要することなく、ころ(2
0)をころ落ち止め(15)間を通過させてポケット
(14)内に組み込むことができる。
【0013】図2に示す保持器(21)は、ころ落ち止
め(25)を半径方向外側に設けた点を除けば基本的に
は図1のものと異なるところはない。すなわち、軸方向
に離間した一対の環状部(22,22)と、円周方向に
等間隔に配置され環状部(22,22)間を橋絡して軸
方向に延びる柱部(23)を有し、各柱部(23)の半
径方向外側の端部にころ落ち止め(25)を形成し、ポ
ケット(24)を挟んで円周方向に隣り合ったころ落ち
止め(25)の離間距離Aをころ(20)の直径より僅
かに小さくしてころ(20)の脱落を防止するようにし
たものである。この場合、図2(b)に示すように、こ
ろ落ち止め(25)の外径面から半径方向に一定深さの
切欠き(26)を設ける。
め(25)を半径方向外側に設けた点を除けば基本的に
は図1のものと異なるところはない。すなわち、軸方向
に離間した一対の環状部(22,22)と、円周方向に
等間隔に配置され環状部(22,22)間を橋絡して軸
方向に延びる柱部(23)を有し、各柱部(23)の半
径方向外側の端部にころ落ち止め(25)を形成し、ポ
ケット(24)を挟んで円周方向に隣り合ったころ落ち
止め(25)の離間距離Aをころ(20)の直径より僅
かに小さくしてころ(20)の脱落を防止するようにし
たものである。この場合、図2(b)に示すように、こ
ろ落ち止め(25)の外径面から半径方向に一定深さの
切欠き(26)を設ける。
【0014】組立に際しては、軸受内輪(図示せず)の
外側に保持器(21)を位置させ、保持器(21)の半
径方向外側からころ(20)をかち込み、ころ落ち止め
(25)の弾性変形によりころ(20)をポケット(2
4)に組み込む。このときの切欠き(26)およびころ
落ち止め(25)の作用は図1(c)に関連して上に述
べたところと同じである。
外側に保持器(21)を位置させ、保持器(21)の半
径方向外側からころ(20)をかち込み、ころ落ち止め
(25)の弾性変形によりころ(20)をポケット(2
4)に組み込む。このときの切欠き(26)およびころ
落ち止め(25)の作用は図1(c)に関連して上に述
べたところと同じである。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、軸方
向に離間した一対の環状部と、円周方向に等間隔に配置
され環状部間を橋絡して軸方向に延びる柱部とからな
り、隣り合った柱部間にころを収容するためのポケット
を形成し、各柱部の半径方向内側または外側の端部にこ
ろ落ち止めを設け、ポケットを挟んで円周方向に隣り合
ったころ落ち止めの離間距離をころの直径より僅かに小
さくしたころ軸受用保持器において、前記柱部に、ころ
落ち止め間をころが通過するのを許容する弾性変形を付
与するための、軸方向に延びる切欠きを設けたので、こ
ろかち込み時に柱部がころの径方向に弾性変形しやす
く、したがって、小さい荷重でころの組み込みが行え
る。ころを組み込む際にころや保持器、軌道輪に傷を付
ける心配がない。総じて、軸受組立作業の能率が向上す
る。
向に離間した一対の環状部と、円周方向に等間隔に配置
され環状部間を橋絡して軸方向に延びる柱部とからな
り、隣り合った柱部間にころを収容するためのポケット
を形成し、各柱部の半径方向内側または外側の端部にこ
ろ落ち止めを設け、ポケットを挟んで円周方向に隣り合
ったころ落ち止めの離間距離をころの直径より僅かに小
さくしたころ軸受用保持器において、前記柱部に、ころ
落ち止め間をころが通過するのを許容する弾性変形を付
与するための、軸方向に延びる切欠きを設けたので、こ
ろかち込み時に柱部がころの径方向に弾性変形しやす
く、したがって、小さい荷重でころの組み込みが行え
る。ころを組み込む際にころや保持器、軌道輪に傷を付
ける心配がない。総じて、軸受組立作業の能率が向上す
る。
【図1】図1(a)はこの発明の実施の形態を例示する
保持器の軸方向断面図、図1(b)は図1(a)のb−
b断面図、図1(c)はころのかち込みを説明するため
の図1(a)と同様の断面図である。
保持器の軸方向断面図、図1(b)は図1(a)のb−
b断面図、図1(c)はころのかち込みを説明するため
の図1(a)と同様の断面図である。
【図2】図2(a)は別の実施の形態を示す保持器の軸
方向断面図、図2(b)は図2(a)のb−b断面図で
ある。
方向断面図、図2(b)は図2(a)のb−b断面図で
ある。
【図3】図3(a)は従来の技術を示す保持器の軸方向
断面図、図3(b)は図3(a)のb−b断面図、図3
(c)はころのかち込みを説明するための図3(a)と
同様の断面図である。
断面図、図3(b)は図3(a)のb−b断面図、図3
(c)はころのかち込みを説明するための図3(a)と
同様の断面図である。
11,21 保持器 12,22 環状部 13,23 柱部 14,24 ポケット 15,25 ころ落ち止め 16,26 切欠き 20 ころ
Claims (2)
- 【請求項1】 軸方向に離間した一対の環状部と、円周
方向に等間隔に配置され環状部間を橋絡して軸方向に延
びる柱部とからなり、隣り合った柱部間にころを収容す
るためのポケットを形成し、各柱部の半径方向内側また
は外側の端部にころ落ち止めを設け、ポケットを挟んで
円周方向に隣り合ったころ落ち止めの離間距離をころの
直径より僅かに小さくしたころ軸受用保持器において、
前記ころ落ち止めに、ころが通過するのを許容する弾性
変形を付与するための軸方向に延びる切欠きを設けたこ
とを特徴とするころ軸受用保持器。 - 【請求項2】 前記切欠きが前記ころ落ち止めの軸方向
全長にわたって延在する請求項1のころ軸受用保持器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8350490A JPH10184697A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | ころ軸受用保持器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8350490A JPH10184697A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | ころ軸受用保持器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10184697A true JPH10184697A (ja) | 1998-07-14 |
Family
ID=18410849
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8350490A Pending JPH10184697A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | ころ軸受用保持器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10184697A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103542000A (zh) * | 2013-09-29 | 2014-01-29 | 洛阳森诺精密轴承有限公司 | 一种带双锁口的圆柱滚子轴承保持器及装配方法 |
WO2017159467A1 (ja) * | 2016-03-18 | 2017-09-21 | Ntn株式会社 | 円すいころ軸受 |
JP2017172592A (ja) * | 2016-03-18 | 2017-09-28 | Ntn株式会社 | 円すいころ軸受 |
-
1996
- 1996-12-27 JP JP8350490A patent/JPH10184697A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103542000A (zh) * | 2013-09-29 | 2014-01-29 | 洛阳森诺精密轴承有限公司 | 一种带双锁口的圆柱滚子轴承保持器及装配方法 |
WO2017159467A1 (ja) * | 2016-03-18 | 2017-09-21 | Ntn株式会社 | 円すいころ軸受 |
JP2017172592A (ja) * | 2016-03-18 | 2017-09-28 | Ntn株式会社 | 円すいころ軸受 |
CN108700117A (zh) * | 2016-03-18 | 2018-10-23 | Ntn株式会社 | 圆锥滚子轴承 |
CN108700117B (zh) * | 2016-03-18 | 2020-09-29 | Ntn株式会社 | 圆锥滚子轴承 |
US11143235B2 (en) | 2016-03-18 | 2021-10-12 | Ntn Corporation | Tapered roller bearing |
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